JPH04320942A - 開栓装置 - Google Patents

開栓装置

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JPH04320942A
JPH04320942A JP11378691A JP11378691A JPH04320942A JP H04320942 A JPH04320942 A JP H04320942A JP 11378691 A JP11378691 A JP 11378691A JP 11378691 A JP11378691 A JP 11378691A JP H04320942 A JPH04320942 A JP H04320942A
Authority
JP
Japan
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blood collection
cap
collection tube
stopper
rubber stopper
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11378691A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Anami
穴見 貴幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Priority to US07/868,878 priority patent/US5380486A/en
Priority to DE4212821A priority patent/DE4212821C2/de
Publication of JPH04320942A publication Critical patent/JPH04320942A/ja
Priority to US08/337,189 priority patent/US5525298A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開栓装置に関するもの
であり、特に、臨床検査の前処理において、血液等の検
液をゴム栓等にて密閉収容している試験管を開栓する開
栓装置に関するものである。
【0002】図7は従来の開栓装置を示す図である。こ
の開栓装置は、内部に検液を密閉収容した真空採血管5
1の下部を保持手段52によって保持しておき、真空採
血管51を密閉しているゴム栓53の両側方に、アーム
54、54を上下左右に移動可能に配置したものである
。それぞれのアーム54、54の先端には針55、55
が、張り先を内側に向けて取り付けられており、アーム
54、54を内側に移動させて、針55、55をゴム栓
53に突き刺した後、アーム54、54を上方向に移動
させて、ゴム栓を引き抜くように構成している。しかし
、真空採血管51内は通常陰圧になっているため、その
まま引っ張っても開栓できないため、アーム54、54
をシーソー状にコネて移動させてゴム栓53を少しずつ
抜いていくように構成している。アーム54、54をコ
ネることによって、ゴム栓53は変形し、真空採血管5
1の内側管壁とゴム栓53との間から真空採血管51内
に少しずつ空気が入り込んでいき、真空採血管51の内
部の陰圧が大気圧に近くなってくると、ゴム栓53を引
き上げるための力が小さくてすむようになって、ゴム栓
53が抜け易くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の開栓装置においては、ゴム栓53を引き抜く際
にゴム栓53をコネる動作を必要とするため、開栓装置
の機構が複雑となると共に、採血管51がガラス等でで
きている場合は、ゴム栓53をコネるときにこれが割れ
易くなるという欠点があった。
【0004】また、ゴム栓53を引き抜くときに、ゴム
栓53に両側から針55を突き刺してゴム栓53を引き
抜くように構成している。このため、従来の開栓装置は
、栓の材質が異なったり、栓の形状が異なる等の種類が
異なる採血管には適用できないという欠点があった。
【0005】本発明は、このような欠点を解決して、よ
り簡単な機構で採血管を壊す事なく容易に栓を抜くこと
が可能で、更に種類が異なる採血管にも適用することが
できる開栓装置を提供することを目的とするものである
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の第1発明の開栓装置は、検液を密閉収容した
試験管の栓を開栓する開栓装置において、前記試験管を
保持する手段と、前記試験管の栓にパイプを通す手段と
、前記栓を引き抜く手段とを具える事を特徴とするもの
である
【0007】また、本願第2発明の開栓装置は、検液を
密閉収容した試験管の栓を開栓する開栓装置において、
前記試験管を保持する手段と、前記試験管の栓にパイプ
を通す手段と、前記パイプを通じて前記試験管内にエア
を注入する手段と、前記栓を引き抜く手段とを具える事
を特徴とするものである。
【0008】更に、本願第3発明の開栓装置は、検液を
密閉収容した試験管の栓を開栓する開栓装置において、
前記試験管を保持する手段と、前記試験管の栓にパイプ
を通す手段と、前記パイプを通じて前記試験管内にエア
を注入する手段と、前記試験管から前記栓が抜ける状態
をモニタするモニタ手段と、前記モニタ手段の出力に応
じて前記試験管内に注入するエアの量を制御する制御手
段と、前記栓を引き抜く手段とを具える事を特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】図1は、本発明の概念を示す図である。真空採
血管1内には血液等の検液がゴム栓2によって密閉収容
されている。管内の圧力は陰圧となっているため、この
圧力に逆らってゴム栓2を引き抜くのは困難である。図
1に示すとおり、採血管1を密閉しているゴム栓2にパ
イプ3を刺し込んで、採血管1の内部にまで貫通させ、
このパイプを介して採血管1内の圧力をまず大気圧まで
戻した後、アーム4、4を内側に移動させてゴム栓2を
支え、ゴム栓2を採血管1から抜いていくようにする。 このように、本発明の開栓装置は、パイプ3を介して外
部と採血管1内とを連通させるように構成しているため
、ゴム栓2を引き上げるときに採血管1の内部の圧力が
大気圧に戻っており、従って少ない力で容易にゴム栓2
を引き抜くことができる。また、ゴム栓2を引き抜く力
が少なくてすむため、アーム4、4をゴム栓2に針等を
用いて固定する必要がなく、したがって、栓の形状や材
質の異なる採血管の開栓にも本装置を適応することがで
きる。
【0010】この作用をより一層効果的なものにするた
めに、本願第2発明は、ゴム栓2に刺し込んだパイプ3
を介して、採血管1内にエアを注入し、このエアの圧力
でゴム栓を抜くように構成している。このような構成に
おいては、採血管1内の加圧により栓2が抜けるため、
ゴム栓2を引き抜く力は前述の第1発明にも増して少な
くてすむこととなる。
【0011】栓2を開栓するスピードを上げるためには
、エアの注入の勢いを強くする必要があるが、この勢い
を余り強くすると、パイプを介して注入されるエアの勢
いで採血管1内部の検液が飛散して周囲を汚染する可能
性がある。このため、本願第3発明は、パイプ3へエア
を注入する経路に採血管1の内部の圧力をモニタする手
段を設けて、栓2が採血管1から抜ける直前の状態を検
知して、栓2が抜ける直前にエアの注入圧を下げ、栓2
が完全に抜けた時点でエアの注入を止めるようにエアの
注入量を制御する手段を設けるように構成している。 このような制御手段を設けることによって、採血管1内
に収納されている検液の飛沫によるコンタミネーション
を防ぐことができると共に、エアの注入を適切に制御す
ることによって、よりスピーディに開栓動作を進めるこ
とが可能となる。
【0012】
【実施例】図2は本発明の第1実施例を示す線図である
。真空採血管1には血液等の検液が収容され、ゴム栓2
によって密閉されている。このゴム栓2を抜くために、
まず、ホルダ7にて採血管1を保持して採血管1を固定
しておき、ソレノイド5を駆動してアーム4、4を内側
に移動させる。アーム4、4の先端は内側に屈曲させて
屈曲部を設けており、採血管1の開口部から突出したゴ
ム栓2の突出部にアーム4、4の先端屈曲部が掛かるよ
うにする。アーム4、4の上方内側にはバネ6が架設さ
れており、アーム4、4を常に内側に付勢しておく。ア
ーム4、4のこのような構成により、アーム4、4間の
ピッチを自在に変えることができ、ゴム栓2のサイズが
異なる場合も、本装置を適用することが可能である。
【0013】アーム4、4でゴム栓2を支えた後、モー
タ9を駆動させてラック8a及びピニオン8bを介して
パイプ3を下降させ、その先端をゴム栓2に突き刺す。 パイプ3の先端はコンタミネーションを防止するために
、ゴム栓2の下側端部から若干採血管1内に突出させる
が、採血管1内の検液に触れないように採血管1内の空
隙部分に止めるようにする。このようにしてパイプ2を
採血管1内に差し込んで採血管1内の圧力を大気圧に戻
し、これを維持しながら、モータ11を駆動してラック
10a及びピニオン10bを介してアーム4、4を上方
へ移動させてゴム栓2を引き抜く。なお、この実施例で
は、アーム4、4でゴム栓2を引っかけるように構成し
たが、ゴム栓2の側部をアーム4、4で挟んで押さえて
、栓2を抜くように構成しても良い。
【0014】図3は、本発明の第2実施例を示す線図で
ある。第1実施例で説明したように採血管1内の圧力を
大気圧と同じに維持した状態で開栓すると、容易に開栓
することができるが、第2実施例では、更にパイプ3に
エアコンプレッサ21を接続して、採血管1内に強制的
にエアを注入して、採血管1内の内圧を高くすることに
よって、より容易に開栓を行うように構成したものであ
る。エアコンプレッサ21に変えて、ベローズポンプあ
るいはエアシリンジを使うようにしても良い。
【0015】図4は、本発明の第3実施例の構成を示す
図である。開栓のスピードを上げるためには、エアの注
入のスピードを上げればよいが、栓が抜けかけた後にも
エアを注入すると、採血管1内の検液がエアを注入する
勢いにより吹き上げられて、採血管1の外に飛散する可
能性がある。このため、第3実施例ではエアを注入する
経路に圧力センサ31を設けて、開栓の様子をモニタす
るようにしている。
【0016】図5は圧力センサ31の出力を示す図であ
る。圧力センサ31の出力をモニタして、その信号をコ
ントローラ32に送る。コントローラ32は栓2が採血
管1から抜けかかった状態(A点)を検知して、その時
点でエアコンプレッサ21の圧力を下げ、更に、栓2が
完全に抜けた状態(B点)を検知して、その時点でエア
の注入を止めるようにエアの注入量を制御する。このよ
うにエアの注入を制御することにより、検液が採血管1
の外に飛散することを防止することが可能となり、コン
タミネーションを防ぐことができる。
【0017】なお、開栓の状態をモニタするに際して、
図6に示すように圧力センサ31に代えて位置検出セン
サ41を設置して、栓2が抜けかかる時を検知するよう
にしても良い。すなわち、マイクロスイッチあるいはホ
トインタラプタなどの位置検出センサ41を、栓2が抜
けかかる位置にあらかじめ設定しておき、この位置検出
センサ41がオンしたときに、エアの注入圧力を下げ、
更に所定の時間経過後にエアの注入を停止するように構
成するものである。
【0018】上述した実施例では、ゴム栓を例にとって
説明したが、例えばプラスチック製の押さえ蓋によって
密封されている採血管の開栓にも本発明を適用できるこ
とは言うまでもない。なお、図4及び図6では、栓3の
刺し込み、引き上げに使用するモータ、ラックピニオン
、ソレノイド等の部材は省略されている。
【0019】
【発明の効果】上述した通り、本発明の開栓装置におい
ては、採血管1の内部を大気圧に戻すか、あるいは大気
圧以上に加圧した状態で開栓するようにしているため、
容易に開栓することができ、開栓時に採血管に無理な力
が加わらない。従って、採血管が割れるなどの事故の発
生を押さえることができる。また、栓を堅くつかんだり
、栓をコネて開栓する必要がないため、開栓装置の機構
をシンプルなものとすることができ、安価な開栓装置を
提供することができる。
【0020】また、採血管内に,エアを注入して加圧す
る本願第2発明及び第3発明の構成においては、開栓動
作をよりスピ−ディに行うことができ、短時間のうちに
大量に開栓処理をすることが可能である。また、第2発
明及び第3発明においては、エアを注入して採血管内部
を加圧して開栓するように構成されているため、アーム
はゴム栓2を支える程度の役割を果たせば良いこととな
り、栓の形状を問わず本装置を適応することができる。
【0021】更に、本願第3発明の構成においては、エ
アの注入量を適度に調整することにより、開栓時に採血
管内の検液が外部に飛散するのを防ぐことができ、コン
タミネーションを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例に用いた圧力センサの出力
波形を示す図である。
【図6】本発明の変形例を示す図である。
【図7】従来の開栓装置を示す図である。
【符号の説明】
1  真空採血管 2  ゴム栓 3  パイプ 4、4  アーム 7  ホルダ 8、10  ラックピニオン 9、11  モータ 21  エアコンプレッサ 31  圧力センサ 32  コントローラ 41  位置検出センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  検液を密閉収容した試験管の栓を開栓
    する開栓装置において、前記真空採血管を保持する手段
    と、前記真空採血管の栓にパイプを通す手段と、前記栓
    を引き抜く手段とを具える事を特徴とする開栓装置。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の開栓装置において、
    前記パイプを通じて前記試験管内にエアを注入する手段
    を具える事を特徴とする開栓装置。
  3. 【請求項3】  請求項2に記載の開栓装置において、
    前記試験管から前記栓が抜ける状態をモニタするモニタ
    手段と、前記モニタ手段の出力に応じて、前記試験管内
    に注入するエアの量を制御する制御手段とを具える事を
    特徴とする開栓装置。
JP11378691A 1991-04-19 1991-04-19 開栓装置 Withdrawn JPH04320942A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11378691A JPH04320942A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 開栓装置
US07/868,878 US5380486A (en) 1991-04-19 1992-04-16 Apparatus for taking liquid content for use in analysis out of container
DE4212821A DE4212821C2 (de) 1991-04-19 1992-04-16 Vorrichtung zum Entfernen eines Verschlusses von der Öffnung eines Behälters und zur Entnahme von flüssigen Inhalten
US08/337,189 US5525298A (en) 1991-04-19 1994-11-07 Apparatus for taking liquid content for use in analysis out of container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11378691A JPH04320942A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 開栓装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04320942A true JPH04320942A (ja) 1992-11-11

Family

ID=14621062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11378691A Withdrawn JPH04320942A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 開栓装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04320942A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001504229A (ja) * 1996-11-13 2001-03-27 ベックマン コールター インコーポレイテッド 試料カップの栓の穿孔アセンブリを備える自動化学分析器
JP2007516421A (ja) * 2003-07-18 2007-06-21 セドゥー ディアグノスチックス 自動分析機用のサンプリング装置および方法
JP2008051531A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Hitachi High-Technologies Corp 検体処理システム
JP2014112040A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Hitachi High-Technologies Corp 開栓装置および試料処理装置並びに容器の開栓方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001504229A (ja) * 1996-11-13 2001-03-27 ベックマン コールター インコーポレイテッド 試料カップの栓の穿孔アセンブリを備える自動化学分析器
JP2007516421A (ja) * 2003-07-18 2007-06-21 セドゥー ディアグノスチックス 自動分析機用のサンプリング装置および方法
JP2008051531A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Hitachi High-Technologies Corp 検体処理システム
JP2014112040A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Hitachi High-Technologies Corp 開栓装置および試料処理装置並びに容器の開栓方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711