JPH0882631A - 試液自動滴下装置 - Google Patents

試液自動滴下装置

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Publication number
JPH0882631A
JPH0882631A JP24327094A JP24327094A JPH0882631A JP H0882631 A JPH0882631 A JP H0882631A JP 24327094 A JP24327094 A JP 24327094A JP 24327094 A JP24327094 A JP 24327094A JP H0882631 A JPH0882631 A JP H0882631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
reagent liquid
body tube
sample solution
sampling device
Prior art date
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Pending
Application number
JP24327094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Yamaguchi
秀樹 山口
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Individual
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Publication date
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Publication of JPH0882631A publication Critical patent/JPH0882631A/ja
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開口の小さい試料セルなどの容器にも、高精
度の滴下量で試液を滴下する。 【構成】 試液採取器10を保持部材11に挿入し針保
持部13に当接させると、マイクロスイッチ14がオン
し、駆動モータ15が駆動する。これによって、第1ア
ーム17と第2アーム18が回動し、第2アーム18は
試液採取器10を固定し、第1アーム17は試液採取器
10の本体チューブ1を押圧して、注射針2の先端から
高精度の滴下量で試液を1滴ずつ下方の試料セルに滴下
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試液採取器を使用し
て、血液などの試液を試料セルなどに高精度で滴下する
ための試液自動滴下装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来から使用されている既製の試
液採取器の側面図を示し、タイゴンやシリコンなどから
成る柔軟性を有する素材により、直径5mm程度に形成
された本体チューブ1に、針先の長さが2.5cm程度
の注射針2を保持する基部3の一部が挿入されて接合さ
れ、全体が約20cmの長さに形成されており、本体チ
ューブ1の注射針2と反対側の後端部には封止用の綿4
が取り付けられている。
【0003】試液採取器による試液採取に際しては、本
体チューブ1の後方部5を所定長さで2つに折曲し、本
体チューブ1を偏平状に押し潰して内部の空気を排出し
た状態で、注射針2の先端を試液等に浸漬する。ここ
で、偏平状の本体チューブ1を徐々に弛緩させることに
より、試液を注射針2を介して本体チューブ1内に誘導
吸引する。
【0004】採取した試液を試料セルなどの容器に注入
する際には、本体チューブ1の後方部5を折曲した状態
で、本体チューブ1の所定位置を徐々に押圧して注射針
2から試液の滴下を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような試液の滴下作業は手操作で行われているために、
開口の小さい試料セルなどに滴下する場合は、本体チュ
ーブ1を押潰するときに注射針2の先端が動いてしま
い、試料セルの開口へ正確に滴下できないことがあり、
また手作業により本体チューブ1を押潰するために、加
減が定まらずに精度良く滴下量を調節することができ
ず、滴下毎の滴下量の再現性が悪化するという問題が生
ずる。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
開口の小さい試料セルにも高精度の滴下量で滴下できる
試液自動滴下装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る試液自動滴下装置は、本体チューブの先
端に注射針を備えた試液採取器を所定位置に位置決めす
る位置決め手段と、前記試液採取器が配置されたことを
検知する検出手段と、前記試液採取器の本体チューブを
押圧するアームと、前記試液採取器を固定するアーム
と、これらのアームを駆動する駆動手段とを有すること
を特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有する試液自動滴下装置は、試液
採取器を所定位置に位置決めし、所定位置に配置したこ
とを検出手段により検知する。駆動手段を駆動すると第
1のアームと共に第2のアームが回動し、第2のアーム
が試液採取器の先端部を保持し、第1のアームが試液採
取器の本体チューブを押圧し、試液の滴下を行う。
【0009】
【実施例】本発明を図1、図2に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は本実施例の構成を示す断面図
である。図示しない架台上に、既製の試液採取器10を
保持する保持部材11が配設され、保持部材11の左端
部には試液採取器10を挿入する挿入口12が設けら
れ、保持部材11の右端部は試液採取器10を位置決め
するための針保持部13となっている。
【0010】試液採取器10は前述したように、本体チ
ューブ1、注射針2、基部3から構成されており、試液
採取器10の装着時に注射針2の基部3が針保持部13
に当接するようになっており、このとき注射針2は針保
持部13の中心付近の孔から前方に突出するようにされ
ている。更に、保持部材11の下部には試液採取器10
の位置決め完了を検知するマイクロスイッチ14が設け
られている。
【0011】一方、保持部材11の上方には装置の駆動
部が配設されている。即ち、駆動部の動力である駆動モ
ータ15が架台に取り付けられており、駆動モータ15
の回転軸16に第1アーム17の一端が固定されてい
る。更に、回転軸16には第2アーム18及びスプリン
グ19が固定されることなく回動自在に支持されてお
り、スプリング19により第1アーム17と第2アーム
18が連結されている。
【0012】第1アーム17には、試液採取器10の本
体チューブ1を押圧するための押圧部20が設けられて
おり、第2アーム18には試液採取器10を固定するた
めの固定部21が設けられ、固定部21は本体チューブ
1内に挿入された注射針2の基部3を保持するようにな
っている。
【0013】図1は試液の滴下を行う前の準備段階を示
しており、試液採取器10は注射針2を先にして保持部
材11の挿入口12から挿入され、試液採取器10の基
部3が針保持部13に当接した時点で位置決めが終了
し、マイクロスイッチ14がオンする。この信号により
駆動モータ15が作動して、第1アーム17が回動を開
始し、同時にスプリング19を介して第2アーム18が
回動する。
【0014】図2に示すように第2アーム18の固定部
21が本体チューブ1に挿入された基部3に当接する
と、第2アーム18はスプリング19を介した第1アー
ム17の付勢力によって基部3を固定し、試液採取器1
0は完全に保持された状態となる。第1アーム17は駆
動モータ15の駆動により更に回転し、第1アーム17
の押圧部20は本体チューブ1を1滴だけ滴下するのに
最適の速度で徐々に押圧し、注射針2の先端から高精度
の滴下量で試液が1滴滴下される。このようにして、例
えば直径1mm以下の滴下口に対しても±1%以下の高
精度の滴下量で試液を滴下することが可能である。
【0015】試液が滴下されると、注射針2の先端の直
下に設けられた図示しないセンサによりこれが検知さ
れ、この信号により第1アーム17は元の位置まで戻
り、同時に第2アーム18もスプリング19を介して試
液採取器10から離れ、ここで1回の滴下動作が終了し
再び図1の準備段階となる。このようにして、順次に試
液の滴下が繰り返されて自動的に測定が進行する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る試液自
動滴下装置は、駆動手段を駆動して第2のアームにより
試液採取器を固定し、第1のアームにより本体チューブ
を押圧して試液を滴下することにより、滴下中における
試液採取器の注射針の先端位置を安定させて、小さな開
口を有する試料セルなどにも正確に試液を滴下するよう
にでき、滴下する試液量を高精度に制御することができ
るので、再現性の優れた自動測定を効率良く実施するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図である。
【図2】滴下動作時の断面図である。
【図3】試液採取器の側面図である。
【符号の説明】
1 本体チューブ 2 注射針 3 基部 10 試液採取器 11 保持部材 12 挿入口 13 針保持部 14 マイクロスイッチ 15 駆動モータ 17、18 アーム 19 スプリング 20 押圧部 21 固定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体チューブの先端に注射針を備えた試
    液採取器を所定位置に位置決めする位置決め手段と、前
    記試液採取器が配置されたことを検知する検出手段と、
    前記試液採取器の本体チューブを押圧するアームと、前
    記試液採取器を固定するアームと、これらのアームを駆
    動する駆動手段とを有することを特徴とする試液自動滴
    下装置。
JP24327094A 1994-09-12 1994-09-12 試液自動滴下装置 Pending JPH0882631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24327094A JPH0882631A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 試液自動滴下装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24327094A JPH0882631A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 試液自動滴下装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0882631A true JPH0882631A (ja) 1996-03-26

Family

ID=17101376

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24327094A Pending JPH0882631A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 試液自動滴下装置

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