JPH04320400A - クリンチ装置 - Google Patents

クリンチ装置

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JPH04320400A
JPH04320400A JP3088049A JP8804991A JPH04320400A JP H04320400 A JPH04320400 A JP H04320400A JP 3088049 A JP3088049 A JP 3088049A JP 8804991 A JP8804991 A JP 8804991A JP H04320400 A JPH04320400 A JP H04320400A
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JP
Japan
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clinch
drive
rotation
connector
head
Prior art date
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Pending
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JP3088049A
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English (en)
Inventor
Yasushi Aoki
康 青木
Takeshi Yakou
猛 谷古宇
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路基板に挿入され
た電子部品のリード線をクリンチ爪により折り曲げるク
リンチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、回路基板に挿入された電子部
品のリード線をクリンチ爪により折り曲げるクリンチ装
置は種々提案されており、例えば、本願出願人と同一出
願人による先願として、特願平1−296210号があ
る。この先願によれば、前リード線の挿入を検出する検
出ユニツトと、この検出ユニツトを下方に押し下げるた
めの補助爪と、この検出ユニツトを押し下げた後、リー
ド線をクリンチするクリンチ爪とにより、クリンチ装置
が概略構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この先
願に係わるクリンチ装置においては、検出ユニツトを押
し下げる機構が必要となるため、メカニズムが複雑とな
り、コストの上昇をもたらす問題点が指摘されている。 この発明は上述した課題に鑑みなされたもので、この発
明の目的は、検出ユニツトを押し下げる機構を不要とし
て、メカニズムを簡略化させ、コストの低廉化を図る事
の出来るクリンチ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わるクリンチ装置は
、回路基板に挿入された電子部品のリード線を折曲する
ためのクリンチ爪を有し、回転自在に支持されたクリン
チ手段と、このクリンチ手段に一体的に取り付けられ、
前記リード線の回路基板への挿入動作完了を検出するた
めの検出手段とを具備し、前記クリンチ手段の回動に伴
い、前記検出手段はこのクリンチ手段と一体的に回動す
る事を特徴としている。
【0005】
【作用】以上のように、このクリンチ装置においては、
検出手段をクリンチ手段に一体的に取り付けているので
、クリンチ手段の回動に伴い、検出手段も一体的に回動
し、検出手段を押し下げる機構が不要となり、メカニズ
ムをシンプルに構成することが出来、コストの低廉化を
図ることが出来る事になる。
【0006】
【実施例】以下に、この発明に係わるクリンチ装置の一
実施例の構成が適用される実装装置を、添付図面を参照
して、詳細に説明する。図1に示すように、この一実施
例において、実装装置10は、電子部品11を図示しな
い部品供給装置から取り出し位置においてピツクアツプ
して、インサート位置において、回路基板12に挿入す
るヘツド装置13と、回路基板12に挿入された電子部
品11をクリンチするための、この発明の特徴を成すク
リンチ装置14とから、大別して構成されている。
【0007】ここで、この発明の対象となる電子部品1
1は、この一実施例においてはコネクタであり、このコ
ネクタ11は、パツケージ本体11aと、このパツケー
ジ本体11aの下方に多数取り付けられたリード線11
bとから構成されている。尚、これらリード線11bの
中で、2本のリード線11b1 ,11b2 が、上述
したクリンチ装置14により折曲されて、回路基板12
にクリンチされる対象となるリード線として規定されて
いる。
【0008】以下に、ヘツド装置13の構成を概略説明
し、次に、この発明の特徴となるクリンチ装置14につ
いて詳細に説明する。このヘツド装置13は、図1に示
すように、コネクタ11が実装される回路基板12の上
方に位置する図示しない基台に第1の取付ステイ15を
介して取り付けられた第1の回転支持部材16と、この
第1の回転支持部材16に、垂直軸線に対して角度αだ
け傾斜した回転軸線C0 回りに回転自在に軸支された
第1の回転テーブル17と、この第1の回転テーブル1
7の外周に等間隔に取り付けられた複数台、この一実施
例においては10台のヘツド機構181 〜1810(
反時計方向に沿つて第1、第2、…、第10と番号が振
られている。)と、この第1の回転テーブル17を一方
の回転方向、例えば反時計方向に沿つて36度づつ間欠
回転駆動させるための第1の駆動モータ19とを備えた
状態で構成されている。
【0009】ここで、各ヘツド機構181 〜1810
は、基本的に各々同様に構成されており、以下の説明に
おいて、共通の構成に関する場合には、添字を付さずに
参照符合(18)で説明し、各々のヘツド機構に関する
場合にのみ、添字を付した参照符合(181 〜181
0)で説明することとする。尚、この第1の駆動モータ
19は、第1のモータドライバ20aを介して制御ユニ
ツト21により駆動制御されるように設定されており、
この制御ユニツト21は、ピツクアツプ位置またはイン
サート位置の夫々の次(回転方向上流側、換言すれば、
時計方向側)に位置するヘツド機構18において、ピツ
クアツプ動作またはインサート動作が実行されない場合
には、次の回転停止をスキツプして、ピツクアツプ位置
またはインサート位置にピツクアツプ動作またはインサ
ート動作が実行されるヘツド機構18が位置するまで、
回転動作を継続するように設定されている。
【0010】尚、各ヘツド機構18のコネクタ把持部は
、第1の回転テーブル17に対して、任意に着脱自在に
固定されている。ここで、各ヘツド機構18の中心軸線
C1 は、図示するように、ヘツド装置13の回転軸線
C0 に対して角度αだけ傾斜するように設定されてい
る。そして、インサート位置に位置するヘツド機構(符
合18Aで示す。)の中心軸線C1 が、丁度、垂直軸
に沿うように設定されており、インサート位置にあるヘ
ツド機構18Aの180度反対側に位置するヘツド機構
(符合18Bで示す。)は、垂直軸に対して角度2αだ
け傾斜した状態で、図示しない部品供給装置におけるピ
ツクアツプ位置にもたらされるように設定されている。
【0011】そして、各ヘツド機構18は、図2に示す
ように、第1の回転テーブル17の対応する側面に固着
された第1の取付本体22を備えている。この第1の取
付本体22は、中心軸線に沿つて貫通孔22aが形成さ
れており、この貫通孔22aを介して、中空筒状の第1
の太軸23が軸方向に沿つて移動可能に挿通されている
。また、この第1の太軸23内には、中実の第1の細軸
24が軸方向に沿つて移動可能に挿通されている。
【0012】この第1の太軸23の下端には、下面が開
放された中空の筒状のヘツド本体25が着脱自在に取り
付けられている。また、第1の細軸24の下端は、ヘツ
ド本体25の上面を貫通した状態で、これの下方に突出
しており、この第1の細軸24は、第1の太軸23内を
挿通される大径部24aと、この大径部24aの下端に
連接され、下方に向かうにつれて、その直径を減じるよ
うに設定されたテーパ面を有するテーパ部24bと、こ
のテーパ部24bの下端に連接され、大径部24aより
も小径になされた小径部24cとから一体に形成されて
いる。
【0013】ここで、このヘツド本体25の下部の両側
には、夫々から下方に延出した状態で、前後に離間した
一対の取付片26a,26bが夫々固定されており、各
対の取付片26a,26bの下端には、水平に延出した
支軸27a,27bが掛け渡された状態で設けられてい
る。そして、これら支軸27a,27bには、把持片2
8a,28bが、夫々の中間を同一垂直面内で回動自在
に軸支されている。
【0014】そして、両把持片28a,28bの下端は
、コネクタ11を両側から把持するための把持爪28a
1 ,28b1 として規定されており、上端には、互
いに対向するように折曲され、第1の細軸24の下部の
側方を通過して、相手側の把持片28b,28aの上部
まで延出した折曲部28a2 ,28b2 が一体的に
形成されている。また、両把持片28a,28bには、
互いの上端が離間する方向に付勢するコイルスプリング
29が張設されている。また、各折曲部28a2 ,2
8b2 の先端には、上述した第1の細軸24の外周面
に反対側から転接するローラ30a,30bが各々自身
の中心軸回りに回動自在に取り付けられている。
【0015】ここで、後述するピツクアツプ動作または
インサート動作において、コネクタ11を把持する状態
においては、第1の細軸24は、これの小径部24cが
両ローラ30a,30bに挾持される状態にヘツド本体
25から下方に突出するよう設定されており、コネクタ
11の把持を解除する状態においては、第1の細軸24
は、これの大径部24aが両ローラ30a,30bに挾
持される状態にヘツド本体25から下方に更に突出する
ように設定されている。
【0016】このようにして、コイルスプリング29の
付勢力により、両ローラ30a,30bが第1の細軸2
4の小径部24cを互いに反対側から挾持する状態にお
いて、両把持爪28a1 ,28b1 は、対応するコ
ネクタ11を両側から挾持するに適切な距離だけ離間す
るように近接し、また、第1の細軸24が下方に更に突
出して、両ローラ30a,30bが大径部24aを互い
に反対側から挾持する状態において、コイルスプリング
29の付勢力に抗して、両把持片28a,28bは両把
持爪28a1 ,28b1が対応するコネクタ11の両
側から離間し、把持状態を解除するように設定されてい
る。
【0017】即ち、この一実施例においては、各ヘツド
機構18においては、ヘツド本体25より下方の部分が
、対応するコネクタ11に夫々応じた形状、サイズとな
るように構成された把持部として設定されており、この
ヘツド本体25を第1の太軸23の下端から取り外すこ
とにより、他の形状のコネクタ11に専用に対応させる
べく、把持部を第1の太軸23に対して交換することが
出来るものである。
【0018】一方、再び図1に示すように、上述した第
1の太軸23の上端には、これを下方に押し下げるため
に、後述する太軸用駆動ローラ31aが係合する従動部
23aが設けられている。また、第1の細軸24の上端
は、第1の太軸23の上端よりも更に上方に延出した状
態で終端しており、この上端には、これを下方に押し下
げるために、後述する細軸用駆動ローラ31bが係合す
る従動部24dが設けられている。
【0019】また、インサート位置に回動されて来たヘ
ツド機構18Aにおいてのみ、インサート動作を実行さ
せるためのインサート駆動機構32が、このヘツド機構
18Aに隣接して設けられている。このインサート駆動
機構32は、インサート位置にあるヘツド機構18Aの
太軸23及び細軸24に夫々形成された従動部23a,
24dに夫々係合する太軸用駆動ローラ31a及び細軸
用駆動ローラ31bと、太軸用駆動ローラ31a及び細
軸用駆動ローラ31bが夫々下端に取り付けられ、支持
部材33a,33bを介して上下動自在に支持された連
接ロツド34a,34bとを備えている。
【0020】ここで、これら2本の連接ロツド34a,
34bには、駆動カム機構35a,35bが夫々接続さ
れており、これら駆動カム機構35a,35bは、図示
しないカム部材を1回転(360度)回転させることに
より、連接ロツド34a,34bを介して、コネクタ1
1を把持しつつヘツド機構18Aの把持部を全体的に(
即ち、両連接ロツド34a,34bの相対距離を変化さ
せずに)下降し、回路基板12にコネクタ11をインサ
ートした後に、第1の細軸24のみを下方に突出させる
ように駆動することにより把持状態を解除し、その後、
ヘツド機構18Aを全体的に少し上昇させてから、再び
、第1の細軸24のみを上方に引き上げて把持状態に復
帰させつつ、全体的に上方待機位置まで上昇させるよう
に構成されている。
【0021】尚、これら駆動カム機構35a,35bは
、両者に共通のインサート用の第2の駆動モータ36に
より、互いに同期した状態で駆動されるように設定され
ている。そして、この第2の駆動モータ36は可逆転可
能に構成されており、反時計方向に正転することにより
、上述したインサート動作を実行すると共に、時計方向
に逆転することにより、逆方向に動作することになる。 この第2の駆動モータ36は、第2のモータドライバ2
0bを介して制御ユニツト21により駆動制御されるよ
うに設定されている。また、この制御ユニツト21は、
詳細は後述するが、両駆動カム機構35a,35bを同
時に1回転駆動することにより、1回のインサート動作
を終了するように構成されている。
【0022】以上のようにヘツド装置13は構成されて
いるので、インサート位置に回転されて来たヘツド機構
18Aは、インサート駆動機構32により、これに把持
したコネクタ11を回路基板12上に挿入することが出
来ることになる。
【0023】次に、この発明の特徴を成すクリンチ装置
14の構成を図1、図3乃至図16を参照して、詳細に
説明する。
【0024】このクリンチ装置14は、図1に示すよう
に、コネクタ11が実装される回路基板12の下方に配
置された図示しない第2の基台に第2の取付ステイ40
を介して取り付けられた第2の回転支持部材41と、こ
の第2の回転支持部材41に、垂直軸線に沿つて延出し
た回転軸線C2 回りに回転自在に軸支された第2の回
転テーブル42と、この第2の回転テーブル42の外周
に等間隔に取り付けられた複数台、この一実施例におい
ては10台のクリンチ機構431 〜4310(上述し
たヘツド機構18の場合とは逆に、時計方向に沿つて第
1、第2、…、第10と番号が振られている。)と、こ
の第2の回転テーブル42を上述した一方向、即ち、反
時計方向に沿つて、上述した第1の駆動モータ19と同
期した状態で、36度づつ間欠回転駆動させるための第
3の駆動モータ44とを備えた状態で構成されている。
【0025】ここで、各クリンチ機構431 〜431
0は、基本的に各々同様に構成されており、以下の説明
において、共通の構成に関する場合には、添字を付さな
い参照符合で説明し、各々のクリンチ機構に関する場合
にのみ、添字を付した参照符合で説明することとする。 そして、第1乃至第10のクリンチ機構431 〜43
10は、上述した第1乃至第10のヘツド機構181 
〜1810に夫々対応する様に構成されている。また、
クリンチ位置にあるクリンチ機構には、符合43Aを付
すものとする。
【0026】尚、この第3の駆動モータ44は、第3の
モータドライバ45aを介して上述した制御ユニツト2
1により駆動制御されるように設定されており、この制
御ユニツト21は、上述したインサート位置と上下方向
に関して整合した位置に規定されたクリンチ位置に、常
に、対応するクリンチ機構43が位置するように、第3
のモータドライバ45aを介して、第3の駆動モータ4
4を駆動制御するように構成されている。
【0027】次に、図3乃至図16を参照して、各クリ
ンチ機構43の構成を詳細に説明する。第2の回転テー
ブル42の対応する側面に固着された第2の取付本体4
6を備えている。この第2の取付本体46には、図3に
示すように、垂直軸に沿うように設定された移動軸線C
3 に沿つて貫通孔46aが形成されており、この貫通
孔22aを介して、中空筒状の第2の太軸47が軸線C
3 に沿つて移動可能に挿通されている。また、この第
2の太軸47内には、中実の第2の細軸48が同様に軸
線C3 に沿つて移動可能に挿通されている。
【0028】この第2の太軸47の上部には、図3に示
すように、上下両端が夫々開口された中空円筒状のクリ
ンチ本体49が固着されており、このクリンチ本体49
の上端面において全面的に開放された開口の内周面には
、雌ねじ49aが螺刻されている。一方、このクリンチ
本体49の上端開口には、円板状の着脱ベース50が着
脱自在に取り付けられている。即ち、この着脱ベース5
0は、その外周面に、クリンチ本体49の雌ねじ49a
に螺着する雄ねじ50aを備え、中央部には、上述した
第2の細軸48の上端及び後述する一対の回動ベース5
1a,51bの下端が夫々遊挿される透孔50bが形成
されている。
【0029】尚、第2の細軸48の上端は、透孔50b
を貫通した状態で、着脱ベース50の上方に突出してお
り、この第2の細軸48は、第2の太軸47内を挿通さ
れる大径部48aと、この大径部48aの上端に連接さ
れ、上方に向かうにつれて、その直径を減じるように設
定されたテーパ面を有するテーパ部48bと、このテー
パ部48bの上端に連接され、大径部48aよりも小径
になされた小径部48cとから一体に形成されている。
【0030】上述した着脱ベース50の上面には、図5
に示すように、これに形成された透孔50bを挟んだ状
態で、一対の支持ブロツク52a,52bが起立した状
態で一体的に取り付けられている。そして、両支持ブロ
ツク52a,52bには、一対の回転支軸53a,53
bが同一高さで互いに平行に架け渡されている。これら
回転支軸53a,53bには、上述した回動ベース51
a,51bの中間部分が回動自在に夫々軸支されている
【0031】また、図4に示す様に、上述した一対の支
持ブロツク52a,52bには、垂直軸線に沿って、即
ち、上述した移動軸線S3 に沿つて、一対の基板受け
56a,56bが一体的に取り付けられており、これら
は、コネクタ11が上方から挿入された回路基板12の
部分の下面を下方から支持する様になされている。一方
、上述したクリンチ部材69a,69bは、図3に示す
ように、夫々、クリンチ部材用取付部材54a,54b
に取り付けられ、上端が支持部材58の対応する側部の
直下方まで延出している本体部分69a1 ,69b1
 を備えている。また、このように構成されるクリンチ
部材69a,69bが夫々取り付けられた回動ベース5
1a,51bの下部には、コイルスプリング72が張設
されており、これら下部が互いに近接する方向に付勢力
を受けている。そして、これらクリンチ部材用取付部材
54a,54bの下端には、第2の細軸48の上端に両
側から転接する転接ローラ73a,73bが回動自在に
取り付けられている。
【0032】この結果、後述するクリンチ駆動機構71
が起動して、第2の細軸48が第2の太軸47から突出
することにより、上述した2本のクリンチ部材69a,
69bは、対応する回転支軸53a,53b回りにコイ
ルスプリング72の付勢力に抗して、内方に倒れ込むよ
うに回動し、対応するクリンチ部材69a,69bを介
して、2本のリード線11b1 ,11b2 は、夫々
内方に折り曲げられること、即ち、クリンチされること
になる。
【0033】ここで、各クリンチ部材69a,69bに
おいては、クリンチ部材用取付部材54a,54bの下
部には、上述した上下一対のボルト68a,68bが共
に挿通される長穴69a5 ,69b5 が、長手方向
に沿つて延出した状態で形成されている。このような構
成を採用しているので、上下一対のボルト68a,68
bを緩めることにより、各クリンチ部材69a,69b
は、対応するクリンチ部材用取付部材54a,54bか
ら上下方向に沿つて移動可能となり、本体部分69a1
 ,69b1 の上下位置を正確に調整・規定すること
が出来ることになる。
【0034】次に、検出本体57bは、図6に示すよう
に、全部で上下3層構造に、具体的には、一対のクリン
チ部材69a,69bで構成された上層の第1の導電ブ
ロツクと、中層の絶縁ブロツク57a1 ,57b1 
と、プリント基板の下面に形成された下層の第2の導電
ブロツク57a2,57b2 とから構成されている。 この結果、直接には、第1の導電ブロツク69a,69
bと第2の導電ブロツク57a2 ,57b2 とは、
絶縁ブロツク57a1 ,57b1 を介して、互いに
電気的に絶縁された状態に設定されている。
【0035】一方、検出ユニツト57は、対応するコネ
クタ11の全てのリード線11bに夫々対応した状態で
、1列に並んだ状態で複数の検出ピン57gが設けられ
ている。即ち、これら検出ピン57gは、回路基板12
に挿入された対応するコネクタ11のリード線11bの
直下方に夫々位置するように配設されている。そして、
これら検出ピン57gは、図6に示すように、検出本体
57bに上下に貫通した状態で形成された貫通孔57h
を、上下に夫々突出した状態で挿通されており、この貫
通孔57hを介して、上下動自在に夫々支持されている
【0036】ここで、各検出ピン57gは、図6に示す
ように、貫通孔57hに挿通されるピン本体57g1 
と、このピン本体57g1 の上端は、ピン本体57g
1 より径大に一体的に形成された頭部57g2 があ
る。ピン本体57g1 より径大な底部57g3 が、
ピン本体57g1 の下端に打ち込まれている。そして
、ピン本体57g1 の頭部57g2 の下面と検出本
体57bの上面との間の部分には検出ピン57gを上方
に付勢するコイルスプリング57g4 が環装されてい
る。
【0037】また、上述した下層としての第2の導電ブ
ロツク57a2 における貫通孔57h1 は、図示す
るように、ピン本体57g1 の直径よりも径大に設定
されている。即ち、検出ピン57gのピン本体57g1
 の外周面は、第2の導電ブロツク57a2 に接触し
ない状態、換言すれば、電気的に接続されない状態に設
定されている。
【0038】このようにして、図6に示すように、検出
ピン57gが上方から対応するリード線11bにより押
し込められない状態においては、検出ピン57gのピン
本体57g1 の外周面は、第2の導電ブロツク57a
2に接触しないものの、底部57g3 の上面と第2の
導電ブロツク57a2 の下面とが接触することにより
、この検出ピン57gを介して、第1及び第2の導電ブ
ロツク69a,57a2 は、互いに電気的に接続され
た状態(導通状態)に設定されることになる。
【0039】一方、図7に示すように、検出ピン57g
が上方から対応するリード線11bにより押し込めた状
態においては、底部57g3 の上面と第2の導電ブロ
ツク57a2 の下面とが離間することにより、この検
出ピン57gを介して、第1及び第2の導電ブロツク6
9a,57a2 は、互いに電気的に接続されない状態
(非導通状態)に設定されることになる。
【0040】このようにして、コネクタ11の回路基板
12への挿入状態において、このコネクタ11のリード
線11bが回路基板12を貫通してこれの下方に突出し
たか否かが、検出ユニツト57における第1及び第2の
導電ブロツク69a,57a2 の導通・非導通状態に
基づき、電気的に検出されることになる。詳細には、少
なくとも1本のリード線11bが回路基板12を貫通し
ておらず、対応する検出ピン57gを下方に押し込んで
いなければ、図6の状態が達成され、第1及び第2の導
電ブロツク69a,57a2 は導通状態に維持される
ことになる。
【0041】一方、全てのリード線11bが回路基板1
2を良好に貫通して、全ての検出ピン57gを下方に押
し込む状態で、図7に示す状態が達成され、第1及び第
2の導電ブロツク69a,57a2 は非導通状態にも
たらされることになる。このようにして、この検出ユニ
ツト57の検出ピン57gは、リード線11bにより開
閉駆動される一種の検出スイツチDSとして機能するこ
とになる。ここで、この検出スイツチDSは、上述した
説明から明かなように、少なくとも1本のリード線11
bの挿入不良により閉成され、全てのリード線11bの
挿入完了により開成されるように設定されている。
【0042】ここで、再び、図1に示すように、各第2
の取付本体46の外周面には、外方に露出した状態で発
光素子、例えば、LED61が取り付けられており、ク
リンチ位置にあるクリンチ機構43のLED61のみに
対向する状態で、1個の受光素子、例えば、フオトトラ
ンジスタ62が配設されている。このLED61は、第
6図に示すように、一方の端子が上述した検出スイツチ
DSを介して接地されると共に、所定の抵抗R1 を介
して電源VCCに接続されており、これの他端は、接地
されている。このようにして、検出スイツチDSが全て
のリード線11bの挿入完了により開成されることによ
り、LED61は点灯し、少なくとも1本のリード線1
1bの挿入不良により閉成されることにより消灯するよ
うに設定されている。
【0043】一方、フオトトランジスタ62側において
は、図8に示すように、これのベースは、LED61に
対向するように配設され、これのエミツタは電源VCC
に接続され、コレクタはラツチ回路63に接続されると
共に、所定の抵抗R2 を介して、接地されている。こ
のようにして、LED61で発光られると、これからの
光を受けてフオトトランジスタ62は導通状態となり、
ラツチ回路63への入力電位は高められ、ラツチ回路6
3においては、入力電位が所定の閾値を越えた時点で、
その値をラツチするように構成されている。このラツチ
信号は、制御ユニツト21に送られ、後述する検出ユニ
ツト57の下方への押し込み動作開始及び、この押し込
み動作後に引き続き実行されるクリンチ動作の許可信号
(起動信号)となるように設定されている。
【0044】尚、このラツチ状態は、クリンチ動作後に
実行されるクリンチ機構43Aのクリンチ本体49の下
降動作に伴ない解除されるように設定されている。
【0045】このように、この一実施例においては、検
出ユニツト57における検出結果は、LED61とこれ
に離間した状態で対向するように配設されたフオトトラ
ンジスタ62とを介して、制御ユニツト21に伝達され
ることになる。この結果、第2の回転テーブル42が回
転して、クリンチ位置に順次クリンチ機構431 〜4
310が位置することになるとしても、制御ユニツト2
1と検出ユニツト57とは直接に接続ケーブルで接続さ
れていないので、この接続ケーブルを引き回すこともな
く、第2の回転テーブル42は自由に回転することが出
来ることになり、配線状態が非常に簡素化されることに
なる。
【0046】また、この一実施例においては、上述した
フオトトランジスタ62はクリンチ位置にあるクリンチ
機構43AにおけるLED61のみに対向するように配
設されているので、LED61は、1台のクリンチ装置
14につき、夫々のクリンチ機構43に取り付ける必要
はあるものの、フオトトランジスタ62は、1台のクリ
ンチ装置14につき、1個で済み、また、フオトトラン
ジスタ62から制御ユニツト21への伝達経路は1本で
済むことになるので、コストの低廉化を達成することが
出来ることになる。
【0047】次に、図1及び図9乃至図11を参照して
、クリンチ駆動機構71の構成を詳細に説明する。図1
に示すように、上述した第2の太軸47の下端には、こ
れを上方に押し上げるために、後述する太軸用駆動ロー
ラ74aが係合する従動部47aが設けられている。 また、第2の細軸48の下端は、第2の太軸47の下端
よりも更に下方に延出した状態で終端しており、この下
端には、これを上方に押し上げるために、後述する細軸
用駆動ローラ74bが係合する従動部48fが設けられ
ている。
【0048】そして、クリンチ位置に回動されて来たク
リンチ機構43Aにおいてのみ、クリンチ動作を実行さ
せるためのクリンチ駆動機構71が、このクリンチ位置
で停止したクリンチ機構43Aに隣接して設けられてい
る。このクリンチ駆動機構71は、クリンチ位置にある
クリンチ機構43Aの第2の太軸47及び第2の細軸4
8に夫々形成された従動部47a,47fに夫々係合す
る太軸用駆動ローラ74a及び細軸用駆動ローラ74b
と、太軸用駆動ローラ74a及び細軸用駆動ローラ74
bが夫々上端に取り付けられ、支持部材75a,75b
を介して上下動自在に支持された連接ロツド76a,7
6bとを備えている。
【0049】ここで、これら2本の連接ロツド76a,
76bの下端には、中間部分を回動自在に軸支された揺
動レバー77a,77bの一端が夫々回転可能に接続さ
れており、この揺動レバー77a,77bの他端は、夫
々、駆動カム機構78a,78bに接続されている。そ
して、これら駆動カム機構78a,78bは、両者協動
した状態で、クリンチ機構43を全体的に上下動させる
と共に、クリンチ動作を実行するように構成されている
【0050】また、上述した揺動レバー77a,77b
の他端には、カムフオロア79a,79bが取り付けら
れており、両駆動カム機構78a,78は、対応するカ
ムフオロア79a,79bが嵌合するカム溝80a,8
0bが夫々連続した1本の環状溝として形成されたカム
部材81a,12bを備えている。そして、両カム部材
81a,81bは、両者に共通のクリンチ用の第4の駆
動モータ82により、互いに同期した状態で図12にお
いて反時計方向(正転方向)に沿つて一体的に回動駆動
されるように互いに接続されている。
【0051】尚、この第4の駆動モータ82は可逆転可
能に構成されている。この第4の駆動モータ82は、第
4のモータドライバ45bを介して上述した制御ユニツ
ト21により駆動制御されるように設定されている。ま
た、この制御ユニツト21は、詳細は後述するが、両カ
ム部材81a,81bを同時に1回転することにより、
1回のクリンチ動作を終了するように構成されている。
【0052】ここで、両カム部材81a,81bは、図
9に示すように、同一軸上で互いに対向するように平行
に配設されており、揺動レバー77a,77b及び連接
ロツド76a,76bも、夫々互いに隣接した状態で配
設されている。一方、上述したように、第2の太軸47
と第2の細軸48とは同軸状に配設されている。このた
め、揺動レバー77aと第2の太軸47とを互いに連接
する連接ロツド76aは、図10に示すように、その上
端に、図中左方(即ち、第2の太軸47の接線に沿つて
これの中心に向かうように)折曲する折曲部を備え、こ
の折曲部の先端に、上述した太軸駆動用ローラ74aが
設けられている。
【0053】一方、揺動レバー77bと第2の細軸48
とを互いに連接する連接ロツド76bは、図11に示す
ように、その上端に、図中右方(即ち、第2の細軸48
の接線に沿つてこれの中心に向かうように)折曲する折
曲部を備え、この折曲部の先端に、上述した細軸駆動用
ローラ74bが設けられている。
【0054】ここで、これらカム溝80a,80bは、
図12の(A)乃至(D)に示すように順次動作するよ
うに構成されている。詳細には、図12(A)はクリン
チ機構43の最下待機位置を、図12の(B)は図12
の(A)から反時計方向に90度正転した最上待機位置
を、図12の(C)は図12の(B)から反時計方向に
90度正転したクリンチ位置を、そして、図12の(D
)は図12の(C)から反時計方向に90度正転した最
下位置を夫々示している。
【0055】尚、図13乃至図16は、図12の(A)
乃至(D)に夫々対応した状態での、ヘツド機構18A
とクリンチ機構43Aにおける動作状態を示している。 そして、両カム溝80a,80bは、図12の(A)か
ら図12の(B)に至る上昇工程I(0度〜90度)に
おいて、クリンチ位置にあるクリンチ機構43Aのクリ
ンチ本体49を図13に示す最下位置から全体的に、即
ち、第2の太軸47と第2の細軸48との相対距離を変
化させずに上昇させるように、回転中心からの距離を徐
々に長くなるように、互いに同一カム形状を有して形成
されており、図14に示す最上位置において、支持部材
58がコネクタ11がインサートされる回路基板12の
部分の下面に下方から当接するように設定されている。
【0056】尚、このように支持部材58が回路基板1
2の下面を支持した後において、図14に示すように、
ヘツド機構18Aにおける把持部が最下位置まで下降し
て、把持部に把持されたコネクタ11が回路基板12に
挿入されるように、詳細には、回路基板12に形成され
た複数の透孔12a内に、リード線11bが夫々上方か
ら挿通されるように設定されている。
【0057】また、図12の(B)から図12の(C)
に至る工程II(90度〜180度)においては、第2
の太軸47の動作を規定するカム溝80aは、その回転
中心からの距離を変化させないように設定され、一方、
第2の細軸48の動作を規定するカム溝80bは、95
度の回動角度までは、その回転中心からの距離を変化さ
せずに、95度以上の回動角度の範囲で、その回転中心
からの距離を徐々に長くなるように規定されている。
【0058】即ち、回動角度で90度から95度までの
範囲は、検出工程と規定されるように設定されており、
この検出工程において、上述したようにヘツド機構18
Aによりコネクタ11が回路基板12に挿入され、この
挿入されたコネクタ11のリード線11bにより、検出
ユニツト57の検出ピン57gが押し下げられるように
設定されている。
【0059】この結果、第2の細軸48は図15に示す
ように、第2の太軸47の上端から第2の突出量だけ上
方に更に突出されることになる。このようにして、カム
部材81a,81bが図12の(C)に示す状態に回動
することにより、クリンチ動作が完了することになる。 従つて、この一実施例においては、クリンチ動作が実行
され、2本の接続ピン11b1 ,11b2 は、2本
のクリンチ爪69a,69bにより夫々内方に折れ曲げ
られることになる。
【0060】また、図12の(C)から図12の(D)
に至る下降工程IV(180度〜270度)においては
、両カム溝80a,80bは、上昇位置にあるクリンチ
機構43を全体的に、即ち、第2の太軸47と第2の細
軸48との相対距離を変化させずに下降させるように、
回転中心からの距離を徐々に短くしつつ、互いに同一カ
ム形状を有するように形成されており、図16に示す最
下位置において、クリンチ機構43は、クリンチ姿勢を
保持しつつ図13に示す状態と同じ高さ位置に下降され
るように設定されている。
【0061】そして、図12の(D)から図12の(A
)に至る復帰工程V(270度〜360度即ち0度)に
おいては、第2の太軸47の動作を規定するカム溝80
aは、その回転中心からの距離を変化させないように設
定され、一方、第2の細軸48の動作を規定するカム溝
80bは、その回転中心からの距離を徐々に短くなるよ
うに規定され、そのカムのデセンド量(即ち、図12の
(D)から図12の(A)に至るまでのカムフオロア7
9bの下降距離)は、上述した突出量となるように設定
されている。この結果、第2の細軸48は図13に示す
様に、第2の太軸47の上端から所定量だけ突出する事
となる。このようにして、両カム部材82a,82bは
、図12の(A)に示す状態に復帰する事となる。
【0062】次に、図17、図18及び図19を参照し
て、上述した制御ユニツト21におけるコネクタ11の
インサート動作及びクリンチ動作の制御手順を説明する
。先ず、この制御ユニツト21は、第1乃至第4のモー
タドライバ20a,20b,45a,45bを夫々介し
て第1乃至第4の駆動モータ15,36,44,82を
駆動するものであり、夫々の駆動量(回動量)は、図示
しないロータリエンコーダを介して、制御ユニツト21
において常時検出し、これらの検出回動量に基づき第1
乃至第4の駆動モータ15,36,44,82を制御す
るように構成されている。
【0063】ここで、この制御ユニツト21はヘツド装
置13におけるピツクアツプ・インサート動作専用の第
1の制御手順と、クリンチ装置14におけるクリンチ動
作専用の第2の制御手順とを備えており、第1の制御手
順は、図17及び図18に、第2の制御手順は図19に
、夫々示されている。先ず、図17及び図18を参照し
て、制御ユニツト21における第1の制御手順(ピツク
アツプ・インサート制御手順)を説明する。
【0064】即ち、ステツプS10において、動作開始
信号が検出されると、ステツプS12において、次に挿
入されるコネクタ11を把持して待機しているヘツド機
構18の種類番号が読み込まれ、ステツプS14におい
て、このステツプS12で読み込まれたヘツド機構18
がインサート位置まで回動するに要する第1の回動量R
1 が測定される。一方、ステツプS16において、次
にピツクアツプされるコネクタ11を把持するヘツド機
構18の種類番号が読み込まれ、ステツプS18におい
て、このステツプS16において読み込まれたヘツド機
構18がピツクアツプ位置まで回動するに要する第2の
回動量R2 か測定される。
【0065】そして、ステツプS20において、ステツ
プS14及びステツプS18で夫々読み込まれた第1及
び第2の回動量R1 ,R2 を比較して、第1の回動
量R1 が第2の回動量R2 以下であるか否かが判別
される。 このステツプS20において、NOと判断された場合、
即ち、第2の回動量R2 の方が、第1の回動量R1 
よりも小さいと判断された場合には、ステツプS22に
おいて、第1のモータドライバ20aに、第1の回転テ
ーブル17が反時計方向に沿つて回動されるように第1
の駆動モータ19を駆動するよう駆動信号を出力する。
【0066】このステツプS22は、ステツプS24に
おいて第1の駆動モータ19による回動量が第2の回動
量R2 となるまで継続され、ステツプS24において
、第1の回転テーブル17が第2の回動量R2 だけ回
転したことが判別されると、ステツプS26において、
第1のモータドライバ20aに、第1の駆動モータ19
の駆動停止信号を出力する。そして、引き続くステツプ
S28において、ピツクアツプ位置まで回動されたヘツ
ド機構18Bにより、図示しないインサート駆動機構を
介して、コネクタ11のピツクアツプ動作を実行させる
ことになる。
【0067】ここで、上述したステツプS20において
、次にピツクアツプされるコネクタ11を把持するため
のヘツド機構18がピツクアツプ位置まで回動するため
の第2の回動量R2 が、次にインサートされるコネク
タ11を把持しているヘツド機構がインサート位置まで
回動するための第1の回動量R1 よりも小さいと判断
されたため、第2の回動量R2 だけ第1の回転テーブ
ル17は回転されているので、次にインサートされるべ
きコネクタ11を把持したヘツド機構18は、インサー
ト位置まで達示ていないことになる。
【0068】この為、上述したステツプS28において
、ピツクアツプ動作が完了した後において、上述したス
テツプS12に戻り、改めて、次にインサートされるコ
ネクタ11を把持しているヘツド機構がインサート位置
まで回動するための第1の回動量R1 と、次にピツク
アツプされるコネクタ11を把持するためのヘツド機構
18がピツクアツプ位置まで回動するための第2の回動
量R2 との大小を判別することとする。
【0069】一方、上述したステツプS20においてY
ESと判断された場合、即ち、第1の回動量R1 の方
が、第2の回動量R2 よりも小さいが等しいと判断さ
れた場合には、ステツプS30において、第1のモータ
ドライバ20aに、第1の回転テーブル17が反時計方
向に沿つて回動されるように、第1の駆動モータ19を
駆動するよう駆動信号を出力する。このステツプS30
は、ステツプS32において第1の駆動モータ19によ
る回動量が第1の回動量R1 となるまで継続され、ス
テツプS32において、第1の回転テーブル17が第1
の回動量R1 だけ回転したことが判別されると、ステ
ツプS34において、第1のモータドライバ20aに、
第1の駆動モータ19の駆動停止信号を出力する。
【0070】そして、引き続くステツプS36において
、第1の回動量R1 と第2の回動量R2 とが等しい
か否かが判別され、このステツプS36においてYES
と判断された場合、即ち、第1の回動量R1 と第2の
回動量R2 とが等しいと判断された場合には、ピツク
アツプすべきヘツド機構18はピツクアツプ位置に回転
してきているので、ステツプS38において、ピツクア
ツプ位置まで回動されたヘツド機構18Bにより、コネ
クタ11のピツクアツプ動作を実行させる、引き続くス
テツプS40を実行することになる。一方、ステツプS
36においてNOと判断された場合、即ち、第1の回動
量R1 と第2の回動量R2 とが等しくないと判断さ
れた場合には、ピツクアツプすべきヘツド機構18はピ
ツクアツプ位置に至つていないので、ステツプS38を
実行せずに、直接にステツプS40を実行することにな
る。
【0071】ここで、このステツプS40においては、
第2のモータドライバ20bに、インサート駆動機構3
2における第2の駆動モータ36が正転(反時計方向に
沿い回転)するように第1の駆動信号が出力される。こ
の後、ステツプS42において、後述するクリンチ制御
動作における所の、クリンチ駆動機構71での両カム部
材81a,81bの回動量が95度に至ることが判別さ
れる。このステツプS42において両カム部材81a,
81bの回動量が、95度(即ち、押し下げ工程が開始
されてから5度だけ進んだ回動量)であると判断される
と、ステツプS44において、その時点において、ラツ
チ回路63からラツチ信号が出力されているか否かが判
別される。
【0072】このステツプS44においてYESと判断
された場合、即ち、LED61が点灯して、ラツチ回路
63においてラツチ信号が出力されていると判断される
場合には、このヘツド機構18Aにより回路基板12に
コネクタ11が正しくインサートされ、全てのリード線
11bが回路基板12の下方に取り出されていると判断
される場合であるので、上述したステツプS40におけ
る第2のモータドライバ20bへの第1の駆動信号の出
力は継続され、この結果、上述したようにして、コネク
タ11のインサート動作が継続されて、把持部はコネク
タ11を回路基板12に挿入した後、把持状態を解除し
て、コネクタ11を回路基板12に残したままの状態で
、上昇することとなる。
【0073】そして、ステツプS46において、インサ
ート駆動機構32における両駆動カム機構35a,35
bの回動量が360度に達した事が検出されると、ステ
ツプS48において、第2のモータドライバ20bに対
して、第2の駆動モータ19の駆動停止信号が出力され
て、ヘツド機構18Aにおいて空の把持部が最上位置に
復帰した状態で、インサート駆動機構32の駆動が停止
され、一連のヘツド装置13における第1の制御手順が
終了する。
【0074】一方、上述したステツプS44でNOと判
断された場合、即ち、押し下げ工程が開始されてから5
度だけ進んだ時点においてもLED61が消灯しており
、ラツチ回路63においてラツチ信号が出力されていな
いと判断される場合には、このヘツド機構18Aにより
回路基板12にコネクタ11が正しくインサートされて
おらず、少なくとも1本のリード線11bが回路基板1
2の下方に取り出されていないと判断される場合である
ので、ステツプS50において、第2のモータドライバ
20bに、第2の駆動モータ19を逆転させる第2の駆
動信号を出力することになる。この結果、ヘツド機構1
8Aにおける把持部は、挿入失敗のコネクタ11を把持
したままの状態で、今までの動作を逆方向に実行して、
この逆転駆動は、ステツプS52においてインサート駆
動機構32における両駆動カム機構35a,35bの回
動量が0度に戻ることが検出されるまで継続される。
【0075】そして、ステツプS52において、両駆動
カム機構35a,35bの回動量が0度に復帰した事が
検出されると、ステツプS54において、第2のモータ
ドライバ20bに、第2の駆動モータ19の停止信号を
出力して、ヘツド機構18Aにおいて挿入失敗のコネク
タ11を把持した把持部が最上位置に復帰した状態で、
インサート駆動機構32の駆動が停止され、引き続くス
テツプS56において、コネクタ11の回路基板12へ
の挿入失敗を報知する警報を発して、第1の制御手順を
終了する。
【0076】このように、この第1の制御手順において
は、制御ユニツト21は、両駆動カム機構35a,35
bを同時に1回転だけ駆動(正転)することにより、1
回のインサート動作及び/又はピツクアツプ動作を実行
することを基本とし、クリンチ工程の前に実行される検
出工程によりインサートしたコネクタ11の挿入不良が
検出された場合には、その検出時点で両駆動カム機構3
5a,35bを逆転させて、挿入不良と判定されたコネ
クタ11を把持したままの状態で、把持部を上昇させ、
元の位置、即ち、両駆動カム機構35a,35bにおけ
る0度の回動位置に復帰させるように構成されている。
【0077】この結果、この一実施例によれば、仮に挿
入不良のコネクタ11が発生したとしても、このコネク
タ11はクリンチ動作前であるので、単に、挿入不良検
出時点までの動作を逆に実行することにより、これを簡
単に除去、即ち、上昇させて回路基板12から取り外す
ことが出来ることとなり、挿入不良に対するリセツト動
作が簡単に実行されることになる。
【0078】次に、図19を参照して、制御ユニツト2
1における第2の制御手順(クリンチ制御手順)を説明
する。即ち、ステツプS58において、上述した動作開
始信号が検出されると、ステツプS60において、上述
したヘツド装置13における制御手順において、第1の
駆動モータ19の回動量と同じ回動量で、第3の駆動モ
ータ44が第2の回転テーブル42の回動するように、
第3のモータドライバ45aに駆動信号を出力する。
【0079】このステツプS60が実行されることによ
り、クリンチ装置14においては、ヘツド装置14のヘ
ツド機構18の回転駆動と同期した状態で、クリンチク
リンチ機構43が回転駆動されることとなり、インサー
トされるコネクタ11を把持したヘツド機構18がイン
サート位置に回動された時点で、このクリンチ装置14
においても、インサートされようとするコネクタ11に
対応したクリンチ機構43がクリンチ位置まで回動され
ることになる。そして、このクリンチ機構43がクリン
チ位置に回動された時点で、ステツプS62において、
第3のモータドライバ45aに、第3の駆動モータ44
の駆動停止信号を出力する。
【0080】この後、ステツプS64において、第4の
モータドライバ45bに、第4の駆動モータ82を正転
(反時計方向に沿い回転)するように、第3の駆動信号
を出力する。この第3の駆動信号に基づき、図13から
図14にかけて説明したように、上昇工程が実行され、
引き続き、検出工程が実行されることになる。
【0081】そして、ステツプS66において、クリン
チ駆動機構71での両カム部材81a,81bの回動量
が95度に至ることが判別される。このステツプS66
において両カム部材81a,81bの回動量が、95度
であると判断されると、即ち、検出工程が終了したと判
断されると、ステツプS68において、その時点におい
て、上述したステツプS44と同様に、ラツチ回路63
からラツチ信号が出力されているか否かが判別される。
【0082】このステツプS68においてYESと判断
された場合、即ち、LED61が点灯して、ラツチ回路
63においてラツチ信号が出力されていると判断される
場合には、上述したステツプS64における第4のモー
タドライバ45bへの第3の駆動信号の出力は継続され
、この結果、上述したようにして、検出ユニツト57の
押し下げ工程に続いて、コネクタ11のリード線11b
のクリンチ工程が実行されて、最後に、クリンチ本体4
9は所期位置まで下降することとなる。
【0083】そして、ステツプS70において、クリン
チ駆動機構71における両カム部材81a,81bの回
動量が360度に達した事が検出されると、ステツプS
72において、第4のモータドライバ45bに対して、
第4の駆動モータ82の駆動停止信号が出力されて、ク
リンチ機構43Aにおいてクリンチ動作を終了して最下
位置に復帰した状態で、クリンチ駆動機構71の駆動が
停止され、一連のクリンチ装置14における正常状態で
の第2の制御手順が終了する。
【0084】一方、上述したステツプS68でNOと判
断された場合、即ち、検出工程が終了した時点において
もLED61が消灯しており、ラツチ回路63において
ラツチ信号が出力されていないと判断される場合には、
少なくとも1本のリード線11bが回路基板12の下方
に取り出されていないと判断される場合であるので、ス
テツプS74において、第4のモータドライバ45bに
、第4の駆動モータ82を逆転させる第4の駆動信号を
出力することになる。この結果、クリンチ機構43Aに
おけるクリンチ本体49は、今までの動作とは逆方向に
移動させられ、この逆転駆動は、ステツプS76におい
てクリンチ駆動機構71における両カム部材81a,8
1bの回動量が0度に戻ることが検出されるまで継続さ
れる。
【0085】そして、ステツプS76において、両カム
部材81a,81bの回動量が0度に復帰した事が検出
されると、ステツプS78において、第4のモータドラ
イバ45bに、第4の駆動モータ82の停止信号を出力
して、クリンチ機構43Aはクリンチ動作を実行する前
の段階で、最下位置に復帰した状態で、クリンチ駆動機
構71の駆動が停止されることとなる。このようにして
、挿入不良時における対処を施して第2の制御手順を終
了する。
【0086】このように、この第2の制御手順において
は、制御ユニツト21は、両カム部材81a,81bを
同時に1回転だけ駆動(正転)することにより、1回の
クリンチ動作を実行することを基本とし、クリンチ工程
の前に実行される検出工程によりインサートしたコネク
タ11の挿入不良が検出された場合には、その検出時点
で両カム部材81a,81bを逆転させて、挿入不良と
判定されたコネクタ11をクリンチせずに、クリンチ本
体49を下降させ、元の位置、即ち、両カム部材81a
,81bにおける0度の回動位置に復帰させるように構
成されている。
【0087】この結果、この一実施例によれば、仮に挿
入不良のコネクタ11が発生したとしても、このコネク
タ11はクリンチ動作前であるので、上述したように、
挿入不良検出時までの動作を逆に実行させることにより
、リード線11bをクリンチすることなく、これをヘツ
ド機構43Aにより簡単に且つ自動的に除去させること
ができることになる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係わる
クリンチ装置は、回路基板に挿入された電子部品のリー
ド線を折曲するためのクリンチ爪を有し、回転自在に支
持されたクリンチ手段と、このクリンチ手段に一体的に
取り付けられ、前記リード線の回路基板への挿入動作完
了を検出するための検出手段とを具備し、前記クリンチ
手段の回動に伴い、前記検出手段はこのクリンチ手段と
一体的に回動する事を特徴としている。
【0089】従つて、この発明によれば、検出ユニツト
を押し下げる機構を不要として、メカニズムを簡略化さ
せ、コストの低廉化を図る事の出来るクリンチ装置が提
供されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるクリンチ装置の一実施例が適
用される実装装置の構成を示す正面図である。
【図2】図1に示す実装装置に備えられたヘツド装置の
ヘツド機構の構成を取り出して、部分的に破断した状態
で示す正面図である。
【図3】クリンチ機構の外観構成を示す正面図である。
【図4】クリンチ機構の外観構成を示す上面図である。
【図5】クリンチ機構の外観構成を示す側面図である。
【図6】検出ユニツトにおける検出ピンの取り付け状態
を、コネクタの接続ピンの挿入が不良の状態で示す縦断
面図である。
【図7】検出ユニツトにおける検出ピンの取り付け状態
を、コネクタの接続ピンの挿入が良好の状態で示す縦断
面図である。
【図8】検出スイツチにおける電気接続状態を示す回路
図である。
【図9】クリンチ駆動機構の構成を取り出して示す平面
図である。
【図10】クリンチ駆動機構を図1におけるXII−X
II 線に沿つて切断した状態で示す平面断面図である
【図11】クリンチ駆動機構を図1におけるXIII−
XIII 線に沿つて切断した状態で示す平面断面図で
ある。
【図12】駆動カム機構における駆動状態を順次示す動
作図である。
【図13】図12の(A)に対応した状態で、ヘツド機
構及びクリンチ機構によりコネクタを挿入してクリンチ
する動作手順を示す正面図である。
【図14】図12の(B)に対応した状態で、ヘツド機
構及びクリンチ機構によりコネクタを挿入してクリンチ
する動作手順を示す正面図である。
【図15】図12の(C)に対応した状態で、ヘツド機
構及びクリンチ機構によりコネクタを挿入してクリンチ
する動作手順を示す正面図である。
【図16】図12の(D)に対応した状態で、ヘツド機
構及びクリンチ機構によりコネクタを挿入してクリンチ
する動作手順を示す正面図である。
【図17】及び
【図18】共に制御ユニツトにおけるヘツド機構の制御
手順を示すフローチヤート;そして、
【図19】制御ユニツトにおけるクリンチ機構の制御手
順を示すフローチヤートである。
【符号の説明】
10…実装装置、 11…電子部品(コネクタ)、 11a…パツケージ本体、 11b…リード線、 11b1 ;11b2 …クリンチされるリード線、1
2…回路基板、 14…クリンチ装置、 43(431 〜4310)…クリンチ機構、49…ク
リンチ本体、 50…着脱ベース、 51a;51b…回動ベース、 52a;52b…支持ブロツク、 57…検出ユニツト、そして 69a;69b…クリンチ部材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回路基板に挿入された電子部品のリー
    ド線を折曲するためのクリンチ爪を有し、回転自在に支
    持されたクリンチ手段と、このクリンチ手段に一体的に
    取り付けられ、前記リード線の回路基板への挿入動作完
    了を検出するための検出手段とを具備し、前記クリンチ
    手段の回動に伴い、前記検出手段はこのクリンチ手段と
    一体的に回動する事を特徴とするクリンチ装置。
JP3088049A 1991-04-19 1991-04-19 クリンチ装置 Pending JPH04320400A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10820460B2 (en) 2015-10-06 2020-10-27 Fuji Corporation Cutting and bending device

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