JPH0431997B2 - - Google Patents

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JPH0431997B2
JPH0431997B2 JP61233875A JP23387586A JPH0431997B2 JP H0431997 B2 JPH0431997 B2 JP H0431997B2 JP 61233875 A JP61233875 A JP 61233875A JP 23387586 A JP23387586 A JP 23387586A JP H0431997 B2 JPH0431997 B2 JP H0431997B2
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JP
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cylinder
bucket
accumulator
gate
pressure
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JP61233875A
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として堰提構築などのコンクリート
を打設するときなどに用いるコンクリート又は工
事用バケツトのゲート開閉装置に関する。
(従来の技術) 従来工事現場において、混練コンクリートをコ
ンクリートバケツトによつて搬入し打設する場合
に、コンクリートバケツト近辺にエアさし込み口
を設け工事用エアホースをコンクリートバケツト
に接続してエアを直接、供給または遮断、してバ
ケツトゲートを開閉するか、又は、バケツト周辺
に圧搾空気タンクを配設して作業前にエアを蓄え
ておき、バケツト開放時に該タンク内のエアを使
用してバケツトゲートを操作する方式の何れかが
一般的である。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の方式においては、バケツトゲートの
開閉の都度圧搾空気の補給をしなければならない
という問題がある上に、エア供給のために作業員
を必要としていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明はバケツトの吊り金具を摺動式に構成
し、バケツトの接地時に吊り金具の下端が下方に
移動してバケツト枠体に設けた第1シリンダのピ
ストンロツドを収縮しつつシリンダの圧力室にア
キユムレータの圧油を導入し、バケツト吊り上げ
時には吊り金具が上方に移動して接続する前記ピ
ストンロツドを伸張し圧力室の圧油をアキユムレ
ータに移動するように構成すると共に、該アキユ
ムレータの油圧をバケツトゲート開閉用油圧シリ
ンダに導き、途中に設けた方向切換弁の操作によ
つてバケツトゲートを開閉するようにした装置で
あつて、前記第1のシリンダに並列させて第2の
シリンダを同じくバケツト枠体と前記吊り金具の
下端との間に結合し、該第2のシリンダのピスト
ンには圧力室側に連通する逆止弁を設け、該圧力
室と前記アキユムレータとをアキユムレータ側に
開放する逆止弁を介して接続し、また該第2シリ
ンダの反対側を前記方向切換弁の排油側に接続し
たことを特徴とするバケツトゲート開閉装置であ
る。
(作用) 本発明は上記の如く構成されているので、バケ
ツトの接地状態において吊り金具の下端が下方に
移動しており、第1,第2シリンダのピストンロ
ツドは収縮しており、第1シリンダの圧力室には
アキユムレータから圧油が導入されている。一方
第2シリンダの圧力室にはピストンの反対側から
逆止弁を経由したゲート開閉用シリンダの排出油
が導入されている。バケツト内にコンクリートを
供給すると、バケツトの重量が増加しバケツトの
吊り上げ時にはコンクリートの重量が加わつてい
るので、第1シリンダの圧力室はそれだけ加圧さ
れ圧力室の圧油はアキユムレータに排出され、吊
り金具はそのストロークだけ上昇する。一方第2
シリンダにおいては圧力室の油はアキユムレータ
との間に設けた逆止弁を経由してアキユムレータ
に還元される。バケツトゲートを開閉するときに
は方向切換弁の操作によりゲート開閉用シリンダ
にアキユムレータの圧油を送給することによりゲ
ートを開閉し、開・閉の何れの操作においても排
出油は方向切換弁を通つて第2シリンダのピスト
ンの圧力室の反対側に導入され、上記の作動によ
つてアキユムレータに循環する。
以上のように、シリンダ内の油は一定の閉回路
内を移動するのみである。
(実施例) 本発明の実施例を第1図によつて説明すると、
コンクリート又は工事用バケツト1の両側に把手
2があり吊り金具3を摺動可能に把手2に保持す
る。バケツト1は枠体4と一体になつており、前
記吊り金具3の下端と枠体4との間に夫々第1シ
リンダ5および第2シリンダ6を介在させる。吊
り金具3は上部にはクレーンとの接続部(図示せ
ず)を有し、把手2の下方には鍔31、シユー3
2を有する。第1および第2シリンダ5,6の上
端はこのシユー32に接続している。バケツト1
の下端にはゲート7が下方に二つ割に開放可能に
取り付けられ、ゲート開閉用シリンダ8によつて
操作される。9は方向切換弁でゲート開閉の作動
をこの方向切換弁9によつて行い遠隔操作によつ
て作動させることができる。10は油圧源となる
アキユムレータである。
コンクリートをバケツトに供給する時は、バケ
ツトを接地させて行う。バケツト1の接地時には
ゲート7は閉鎖しており、吊り金具3は下に下が
り把手2の下側と鍔31とは離れている。第1シ
リンダ5の圧力室51にはアキユムレータ10か
らの圧油が満たされており、ピストンの反対側の
室にはエアブリーザが取付けられる。第2シリン
ダ6の上下には油はあるが低圧である。ピストン
の上側の圧力室を61、下側の室を62とする。
ピストンには逆止弁63があり、圧力室61は管
路により逆止弁64を経油してアキユムレータ1
0に接続され、下室62は方向切換弁9の排出油
側に接続されている。
コンクリートをバケツト1に充填すると5ton前
後の重量の増加になり、クレーンによつて吊り上
げると吊り金具3の鍔31が把手2の下端に当た
るまで第1シリンダ5および第2シリンダ6のピ
ストンロツトが引つ張られ伸長する。このとき圧
油室51および圧力室61の圧油はアキユムレー
タ10に戻される。圧力室61の油圧はアキユム
レータの圧力より高く逆止弁64を経油してアキ
ユムレータ10に送るられるのである。なお、こ
の時、第2シリンダ6の下室62への油の移動は
無く、下室62は真空状態となる。バケツト1が
コンクリートの投下現場に移動したら、地上から
の指令に基づいて方向切換弁9をA位置からB位
置に切換えるとゲート開閉用シリンダ8のピスト
ン81が下降し、ゲート7を開放す。このときゲ
ート開閉用シリンダ8の排出油は第2シリンダ6
の下室62に移動する。下室62は真空側である
から油を容易にいれることができる。このよう
に、第2シリンダ6の圧力室61は圧油を発生す
る機能を、下室62は油タンクの機能を備えてい
る。
コンクリートの投下後はバケツト1は軽くなり
ゲート7は自重と方向切換弁9の切換えによつて
閉鎖する。ゲート開閉用シリンダ8の排出油は前
記と同様に第2シリンダ6の下室62に入る。バ
ケツト1を再度コンクリートを供給するために接
地すると、吊り金具3のシユー32が下がり、同
時に第1シリンダ5の圧力室51にアキユムレー
タ10から圧油が導入されピストンを押し下げ
る。第2のシリンダ6においてはピストンの下降
と共に逆止弁63を経由して下室62の油は圧力
室61に導入される。
第2図は他の実施例を示す系統図である。第1
シリンダおよび第2シリンダを上下に重ねて一体
とし、下側を第1シリンダ5、上側を第2シリン
ダ6としたものである。作動は第1図と同じで、
バケツトの吊り上げ時にはシユー32が上昇しピ
ストンロツドを引き上げると第1および第2シリ
ンダ内のピストンが上昇し、圧力室51および6
1の圧油はアキユムレータ10に移動し第1シリ
ンダ5の下室にはエアブリーザ(図示せず)によ
り空気が入り、第2シリンダの下室62は負圧と
なる。従つて下室62にゲート開閉用シリンダ8
からの排出油の導入がし易い。
第3図は第1図の変形で、第1シリンダおよび
第2シリンダのピストンロツド位置を上下逆にし
て画いた実施例の系統図で、作動についての説明
は上記第1図の説明と殆ど同じであり、上記説明
の下室62を上室と読み換えるだけであるので、
説明を省略する。但し、第1および第2シリンダ
は可動側になるので、配管はフレキシブルチユー
ブを使用するなどの配慮が必要である。
(発明の効果) 従来コンクリートバケツトのバケツトゲートを
開閉するには、バケツト近辺にエアさし込み口を
設け工事用エアホースを接続して、エアを直接供
給または遮断して、バケツトゲートを開閉する
か、又は、バケツト近辺に圧搾空気タンクを配設
して作業前にエアを蓄えておき、バケツト開放時
に該タンク内のエアを使用してバケツトゲートを
操作する方式の何れかであつたが、エアの供給に
作業員を必要としていた。本発明はコンクリート
を充填したバケツトを吊り上げる重量を利用して
圧油を発生させ、該圧油の圧力を蓄圧し、該蓄圧
した油圧によつてバケツトゲートを開閉するよう
にしたので、バケツトによるコンクリートの供給
排出を自力で行い、単に方向切換弁の切換操作の
みで作業ができるので、例えば、弁切換えに電波
などの電気信号を送るだけで、弁の切換え作業を
何回でも繰り返し行うことが出来る上に、バケツ
トゲート開閉のための作業員を必要としないとい
う効果がある。
また、第2シリンダが、ゲート開閉用の圧油を
発生させる機能と共に油タンクの機能を兼ね備え
ているので、装置全体が簡略化する。
なお、本発明の説明は主としてコンクリート用
バケツトについて説明したが、グラブバケツトの
開閉用に適用されることは勿論、本発明の技術的
思想は他の荷役用装置にも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するための実施例を示す
作動系統図、第2図および第3図は夫々他の実施
例を示す同じく作動系統図である。 1…コンクリートバケツト、2…把手、3…吊
り金具、4…枠体、5…第1シリンダ、6…第2
シリンダ、7…ゲート、8…ゲート開閉用シリン
ダ、9…方向切換弁、10…アキユムレータ、5
1,61…圧力室、63,64…逆止弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バケツトの吊り金具を摺動式にし、該吊り金
    具下端とバケツト枠体との間に第1シリンダおよ
    び第2シリンダを介在させ、バケツトの吊り上げ
    時に第1および第2シリンダのピストンロツドを
    伸長させるように構成し、該伸長時のシリンダ圧
    力側圧力室の夫々をアキユムレータに接続すると
    共に、該アキユムレータとバケツトゲート開閉用
    シリンダとの間に方向切換弁を介在させてバケツ
    トゲートを開閉するように構成したものであつ
    て、前記バケツトゲート開閉用シリンダの排出油
    管を第2シリンダの圧力室と反対側の室に接続
    し、該第2シリンダのピストンには圧力室方向に
    連通する逆止弁を設けると共に圧力室と前記アキ
    ユムレータとの間の管路にアキユムレータ側に開
    放する逆止弁を介在させたことを特徴とするバケ
    ツトゲート開閉装置。
JP23387586A 1986-09-30 1986-09-30 バケツトゲ−ト開閉装置 Granted JPS6387493A (ja)

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JP23387586A JPS6387493A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 バケツトゲ−ト開閉装置

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JP23387586A JPS6387493A (ja) 1986-09-30 1986-09-30 バケツトゲ−ト開閉装置

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JPS6387493A JPS6387493A (ja) 1988-04-18
JPH0431997B2 true JPH0431997B2 (ja) 1992-05-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2933110B2 (ja) * 1992-08-18 1999-08-09 鹿島建設 株式会社 吊り荷の玉掛け・玉外し装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571091A (en) * 1980-05-23 1982-01-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Hydraulic pressure switchgear
JPS581686A (ja) * 1981-06-19 1983-01-07 株式会社日立製作所 バケットのゲ−ト開閉装置

Patent Citations (2)

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JPS571091A (en) * 1980-05-23 1982-01-06 Ishikawajima Harima Heavy Ind Hydraulic pressure switchgear
JPS581686A (ja) * 1981-06-19 1983-01-07 株式会社日立製作所 バケットのゲ−ト開閉装置

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