JPH04319905A - 光合分岐器 - Google Patents

光合分岐器

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JPH04319905A
JPH04319905A JP8828691A JP8828691A JPH04319905A JP H04319905 A JPH04319905 A JP H04319905A JP 8828691 A JP8828691 A JP 8828691A JP 8828691 A JP8828691 A JP 8828691A JP H04319905 A JPH04319905 A JP H04319905A
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JP
Japan
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waveguide
signal light
total reflection
reflection mirror
mode conversion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8828691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Shibata
泰夫 柴田
Masahiro Ikeda
正宏 池田
Satoru Oku
哲 奥
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型で、集積化が可能
な光合分岐器に関する。
【0002】
【従来の技術】光回路の小型化、高集積化を行うために
はコンパクトな光合分岐器が必要である。
【0003】ここで、従来の小型の光合分岐器の一例を
図5を参照しながら説明する。同図中、1は分岐される
信号光又は合波された信号光が伝搬する第一の信号光導
波路、2はこの第一の信号光導波路と直線状に結合した
第二の信号光導波路、3はこの第二の信号光導波路との
なす角が45度であり且つ第一の信号光導波路と結合し
た第三の信号光導波路である。これら信号光導波路1,
2の境界部の信号光導波路3の結合側の反対側には、溝
4の形成により製作された全反対ミラー5が設けられて
いる。この全反射ミラー5は第一の信号光導波路3の一
部(図では左半分)と交差するように形成されており、
該全反射ミラー5の法線と第一の信号光導波路3を伝搬
する信号光の光軸とのなす角は22.5度に設定されて
いる。そして、この全反射ミラー5の反射光が第二の信
号光導波路3へ結合するようになっている。
【0004】図5に示す光合分岐器では、信号光導波路
1から入射した信号光は、全反射ミラー5まで導波され
ると、図中右半分が直進する。ここで、半導体と空気と
の界面における全反射臨界角は18度であり、信号光は
入射角22.5度で全反射ミラー5へ入射するので、該
信号光は全反射される。したがって、信号光導波路1に
入射した信号光の図中右側半分のパワーは直進して信号
光導波路2に、また、図中左半分のパワーは全反射ミラ
ー5により全反射されて第三の信号光導波路3にそれぞ
れ結合する。なお、光合波の場合は、光が逆行するだけ
で同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の光合分
岐器は、小型化は可能であるが次のような欠点を有する
。 (1)  全反射ミラー5近傍の導波路幅が狭くなるの
で、製作が難しい。 (2)  分岐部を通過した信号光が導波路の固有モー
ドと結合する際にモード変換が生じてしまい、損失が大
きい。
【0006】本発明はこのような事情に鑑み、製作が容
易で低損失な光合分岐器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る光合分岐器は、光の全反射を利用して入射信号
光の伝搬方向を変えることにより信号光を合分岐する導
波路型の光合分岐器において、分岐される信号光若しく
は合波された信号光が伝搬する第一の導波路と、この第
一の導波路に連通してその導波路幅を徐々に広げること
により形成されたモード変換領域と、このモード変換領
域の一部に交差するように設けられると共に該モード変
換領域からの信号光の入射角が全反射臨界角以上となる
全反射鏡と、この全反射鏡が交差しないモード変換領域
の残部から直進した信号光が結合する第二の導波路と、
この第二の導波路とは伝搬方向が異なり上記全反射鏡に
より反射された信号光が結合する第三の導波路とを有す
ることを特徴とし、また、上記構成において、さらに、
第二の導波路の少なくとも一部に交差するように設けら
れると共に第一の導波路から第二の導波路へ結合した信
号光の入射角が全反射臨界角以上となる他の全反射鏡と
、この他の全反射鏡で反射された信号光が結合する第四
の導波路とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】前記第一の構成において、第一の導波路から入
射した信号光は、モード変換領域で徐々にモード変換さ
れた後、その一部は全反射鏡で全反射されると共に残部
は直進する。そして、直進した信号光は第二の導波路へ
結合され、また、全反射鏡で全反射された信号光は第三
の導波路へ結合される。また、第二の構成においては、
第二の導波路へ結合した信号光のうち少なくとも一部は
他の全反射鏡に入射し、全反射されて第四の導波路へ結
合する。このとき、他の全反射鏡に入射しない残部があ
ればそのまま直進し、この場合には3分岐となる。なお
、以上は光分岐器としての作用を説明したが、光を逆行
させれば当然、光合波器として作用する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
【0010】図1には一実施例に係る光合分岐器を示し
、図2(a),(b)にはそのA−A線断面及びB−B
線断面を示す。図1において、11は第一の入出力導波
路、12は第一の入出力導波路11に連通するモード変
換領域、13,14はモード変換領域から分岐する第二
及び第三の入出力導波路である。ここで、第一,第二及
び第三の入出力導波路11,13,14は、同一断面形
状を有するシングルモード信号光導波路であり、図2に
示すように、厚さ約0.3 μmのIn0.72Ga0
.2 As0.59P0.41からなるコア15及びこ
れを囲むInPからなるクラッド16,17により構成
されている。なお、これら導波路幅は約2μmである。 一方、モード変換領域12は、第一の入出力導波路11
側から第二及び第三の入出力導波路13,14側へかけ
て導波路幅が2μmから4μmへ、広がり角約1度で変
化する以外は、入出力導波路11,13,14と同様な
構成を有する。
【0011】第二の入出力導波路13は、モード変換領
域12の幅広の先端側の図1中右半分に直線状に連通す
るように設けられており、その光軸の中心は入出力導波
路11の光軸の中心から図中右側へ1μmずれている。 また、第三の入出力導波路14はモード変換領域12及
び第二の入出力導波路13の境界部から分岐して第二の
入出力導波路13に対して図中右側へ45度傾斜するよ
うに設けられている。一方、モード変換領域12の幅広
の先端側の第3の入出力導波路14の分岐方向とは反対
側(図1中左側)には、モード変換領域12の図1中左
半分と交差する全反射ミラー18が設けられている。こ
の全反射ミラー18は図2に示すように、ドライエッチ
ングにより導波路側壁にコア15より深い溝19を形成
することにより製作されたものである。この全反射ミラ
ー18は、モード変換領域12の先端に向って外側から
内側へ反射するように設けられており、その傾斜角は、
モード変換領域12の図1中左半分を伝搬する信号光を
反射して第三の入出力導波路14へ結合するように設定
されている。すなわち、この場合、全反射ミラー18の
法線とモード変換領域12からの信号光の光軸とのなす
角は22.5度に設定されている。なお、この角度は全
反射臨界角より大きく、全反射の条件を満たしている。 さらに、第三の入出力導波路14から全反射ミラー18
を介して光路を変換された光軸の中心は、第一の入出力
導波路11の光軸の中心に対して図中左側へ1μmずれ
ており、全反射ミラー18の中心に一致するように設定
されている。
【0012】以上説明した構成の光合分岐器では、第一
の入出力導波路11から入射した信号光はモード変換領
域12で徐々にモード変換され、導波路の図1中右半分
のパワーは直進して第二の入出力導波路13に、また、
図1中左半分のパワーは全反射ミラー18で全反射され
て第三の入出力導波路14に、それぞれ結合する。すな
わち、第一の入出力導波路11からの信号光は第二及び
第三の入出力導波路13,14に分岐される。そして、
この際急激なモード変換が生じないので、原理的にはモ
ード変換ロスが発生しない。また、光を合波する場合も
同様であり、第二及び第三の入出力導波路13,14か
ら入力された信号光は、モードロスが生じない状態で第
一の入出力導波路へ合波される。
【0013】上述した実施例の光合分岐器は、最小導波
路幅が2μmであり、通常のリソグラフィーにより容易
に製作できる。また、分岐の方向、分岐比なども自由に
設定できるのは勿論である。
【0014】上記実施例の光合分岐器に、波長1.55
μmの信号光を第一の入出力導波路11から入力したと
ころ、第二及び第三の入出力導波路13,14から信号
光を取り出すことができた。また、逆に、第二及び第三
の入出力導波路13,14から信号光を入射したところ
、第一の導波路11から合波した信号光を取り出すこと
ができた。なお、これらの分岐及び合波において、モー
ド変換による過剰損失は1dB以下となり、低損失な光
合分岐器であることが確認できた。
【0015】図3及び図4には他の実施例に係る光合分
岐器を示す。この光合分岐は、分岐の方向が上記実施例
と異なるだけで基本的には同様であるので、同一作用を
示す部分には同一符号を付して重複する説明は省略する
【0016】図3に示すように、本実施例の光合分岐器
は、上記実施例で第二の入出力導波路13に分岐された
信号光を第三の入出力導波路14とは逆方向に傾斜する
第四の入出力導波路20へ導くものであり、第二の入出
力導波路13に交差する全反射ミラー21が設けられて
いる。この全反射ミラー21は全反射ミラー18と同様
に、図4に示すようなコア15より深い溝22を形成す
ることにより製作されたものである。そして、第二及び
第四の入主力導波路13,20の光軸の中心は、全反射
ミラー21の中心に一致するようになっており、一方か
らの光を他方へ結合されるように構成されている。なお
、全反射ミラー21の傾斜は、全反射臨界角以上となる
ように設定されているのは言うまでもない。
【0017】このような光合分岐器では、第一の入出力
導波路11から入力された信号光はモード変換領域12
で徐々にモード変換され、導波路の図3中右半分のパワ
ーは第二の入出力導波路13を介して全反射ミラー20
で全反射されて第四の入出力導波路に結合し、また、左
半分のパワーは全反射ミラー18で全反射されて第三の
入出力導波路14に結合する。この際にモード変換ロス
が生じないのは、上記実施例と同様である。また、光合
波の光が逆行する以外は同様であり、モード変換ロスが
生じない状態で合波される。
【0018】図3に示す構造では、全反射ミラー21を
第二の入出力導波路13の全体に交差するように設けた
が、その一部、例えば半分のみに交差するように設ける
と共に交差しない半分には直線状に延びる他の導波路を
結合されるようにすれば、3分岐が可能となる。また、
図3に示す全反射ミラー21の傾斜方向を反対にしても
、ロスのない光合分岐器が構成できる。
【0019】以上説明した実施例ではシングルモード導
波路を用いた例を示したが、同様な構造をマルチモード
導波路に導入されても同様な効果が得られることは言う
までもない。また、導波路構造は特に限定されず、例え
ば埋め込み型等種々の導波路構造に本発明を適用できる
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光合分岐
器は、モード変換領域と光導波路の側壁に形成した全反
射ミラーとにより構成したため、全反射ミラー近傍の導
波路幅が狭くならずに製作が容易であり、また、モード
変換が徐々におこり、モード変換ロスが低減できるとい
う効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る光合分岐器の説明図である。
【図2】図1のA−A線及びB−B線断面図である。
【図3】他の実施例に係る光合分岐器の説明図である。
【図4】図3のC−C線断面図である。
【図5】従来の光合分岐器の構成図である。
【符号の説明】
11  第一の入出力導波路 12  モード変換領域 13  第二の入出力導波路 14  第三の入出力導波路 15  コア 16,17  クラッド 18,21  全反射ミラー 19,22  溝 20  第四の入出力導波路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光の全反射を利用して入射信号光の伝
    搬方向を変えることにより信号光を合分岐する導波路型
    の光合分岐器において、分岐される信号光若しくは合波
    された信号光が伝搬する第一の導波路と、この第一の導
    波路に連通してその導波路幅を徐々に広げることにより
    形成されたモード変換領域と、このモード変換領域の一
    部に交差するように設けられると共に該モード変換領域
    からの信号光の入射角が全反射臨界角以上となる全反射
    鏡と、この全反射鏡が交差しないモード変換領域の残部
    から直進した信号光が結合する第二の導波路と、この第
    二の導波路とは伝搬方向が異なり上記全反射鏡により反
    射された信号光が結合する第三の導波路とを有すること
    を特徴とする光合分岐器。
  2. 【請求項2】  請求項1において、第一の導波路、第
    二の導波路及び第三の導波路が、基本モードのみが導波
    可能な導波路で構成されていることを特徴とする光合分
    岐器。
  3. 【請求項3】  請求項1において、さらに、第二の導
    波路の少なくとも一部に交差するように設けられると共
    に第一の導波路から第二の導波路へ結合した信号光の入
    射角が全反射臨界角以上となる他の全反射鏡と、この他
    の全反射鏡で反射された信号光が結合する第四の導波路
    とを有することを特徴とする光合分岐器。
  4. 【請求項4】  請求項3において、各導波路が基本モ
    ードのみが導波可能な導波路で構成されていることを特
    徴とする光合分岐器。
JP8828691A 1991-04-19 1991-04-19 光合分岐器 Pending JPH04319905A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015096886A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 住友大阪セメント株式会社 光導波路素子
JPWO2019082347A1 (ja) * 2017-10-26 2020-05-28 フォトンリサーチ株式会社 導光装置、光導波装置、及びマルチ波長光源モジュール
WO2020175236A1 (ja) * 2019-02-25 2020-09-03 京セラ株式会社 光導波路、平面型光回路および光源モジュール

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JPWO2020175236A1 (ja) * 2019-02-25 2021-10-07 京セラ株式会社 光導波路、平面型光回路および光源モジュール

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Effective date: 20000509