JPH04319420A - ホースの製造方法 - Google Patents

ホースの製造方法

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JPH04319420A
JPH04319420A JP8661991A JP8661991A JPH04319420A JP H04319420 A JPH04319420 A JP H04319420A JP 8661991 A JP8661991 A JP 8661991A JP 8661991 A JP8661991 A JP 8661991A JP H04319420 A JPH04319420 A JP H04319420A
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JP
Japan
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hose
parison
preform
mandrel
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP8661991A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Sugizaki
智弘 杉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP8661991A priority Critical patent/JPH04319420A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などのエアクリ
ーナホースで一端部が別部材で形成されたホースの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のエアクリーナホースなど
で硬質ホースを金属などの硬質管と結合する場合は、そ
の結合部のシール性、耐圧性を保持するため端部に軟質
部材を結合したりすることが必要である。そのため硬質
ホースを結合するにはたとえば、ゴムシール材を介在さ
せて接合したり、両者の外側よりゴムホースで結合して
クリップで締めたり、高加硫型ポリオレフィンエラスト
マーと硬質樹脂の2層構造のホースなどを用いることが
知られている。たとえば、図9に示すように金属管30
にゴムシール材31を介してゴム変成ポリオレフィンホ
ース32を挿入してクリップ35で締めている。そして
他の端部は内部に硬質の管33を配置し外側に軟質ホー
ス34と結合してクリップ35で係止している。この場
合は結合作業が煩雑となり好ましくない。また接合する
硬質ホースを軟質と硬質の2層構造とするものがあるが
高価であるという問題がある。さらに図10に示すよう
にゴムホース31内で結合する金属管30と硬質ホース
32の両者を挿入して外周面からクリップ35で締めて
シールする方法があるがシール性を高めるために硬質ホ
ース32の端面の仕上げ加工が必要となり組付け作業が
煩雑となり好ましくない。他の端部は軟質ホース34を
結合しクリップ35で係止して接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように別部材を介
して接続する場合は、工数や部品点数が増大してコスト
アップとなる。しかし、異種部材を接合することは容易
ではない。本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので
、ブロー成形により端部に異質部材を一体的に接合した
ホースを容易に製造することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のホースの製造方
法は、少なくとも一端部が第1材料から形成され残部が
該第1材料と異なる第2材料から形成されたホースの製
造方法であって、該第1材料から予め形成された予備成
形体をエアマンドレルに装着しインサートとしてブロー
金型内に配置する第1工程と、該第2材料のパリソンを
該ブロー金型内に導入すると共に該予備成形体を該パリ
ソン内に挿入して型締めし、該エアマンドレルよりパリ
ソン中に空気を吹き込みブロー成形して該予備成形体と
一体的に接合したブロー成形体を形成する第2工程と、
該ブロー成形型を開き該予備成形体よりなる端部をもつ
ホースを得る第3工程と、からなることを特徴とする。
【0005】この製造方法は、一端部が第1材料で形成
された予備成形体をインサートして第2材料のパリソン
をブロー成形して金型内で予備成形体を一体的に結合し
たホースを形成することにある。第1工程では、ホース
の端部に結合させる第1材料の予備成形体をエアマンド
レルの一端部に装着してブロー成形金型内に配置する。 エアマンドレルは円柱状でブロー成形のための空気を吹
き込む開口と通路を有する。この予備成形体は接合部で
パリソンと溶着させるリング状の溝を設けるか、接合部
位に接着剤を充填する溝を設けてそこに接着剤を充填し
て接合するか、あるいはパリソンの肉厚に埋設して結合
させる形状の端部をもつリング状の金属板を配置するな
どにより結合部の密着性を高めシール性、耐圧性を付与
する。接着剤を充填する溝を設ける場合には、通常リン
グ状に2〜3本程度設ける。
【0006】ここで使用される第1材料の予備成形体と
して軟質材料を選ぶ場合は、CR、アクリル系、EPD
Mなどのゴムで成形されたもの、または高加硫型ポリオ
レフィンエラストマーで射出成形かブロー成形で形成さ
れた円筒状のものなどが使用できる。第2工程では、ホ
ース本体を構成する第2材料のパリソンをブロー金型内
に導入すると共に予備成形体をパリソン内に挿入する。 この際リング状の溝内にブチルゴムなどの接着剤を配置
しておこなってもよい。次いで型締めしてエアマンドレ
ルの開口より空気をパリソン中に吹き込みブロー成形に
より予備成形体を接合したホースのブロー成形体が形成
できる。
【0007】第2材料のパリソンとして硬質材料を選ぶ
場合は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、
ポリエーテルイミド(PEI)などの樹脂が用いられ、
樹脂中には添加剤を含んでいるものであってもよい。こ
の工程中で第1材料と第2材料との接合面では、溶着す
るか、予備成形体に塗布されている接着剤で接着される
か、配置された金属板の係止部の埋設などで強固に接合
されて密着させることができる。
【0008】第3工程では、ブロー成形の金型を開き成
形体を脱型しパリソンの不要部位とエアマンドレルを除
去してホースの成形体が得られる。得られたホースは予
備成形体がホース本体に強固に結合し且つ密着している
ので他の金属管などとの接合に際して外側からクリップ
で締める必要がない。
【0009】
【作用】この製造方法によれば、ホース本体の端部に予
備成形体がブロー成形型内でブロー成形時に直接の溶着
、接着剤を介し、あるいは金属リングを用いて接合する
ことができる。このため接合面を強固に密着できるので
、シール性が優れ耐圧性にも優れる。その結果端部の接
合部を外側からクリップで係止する必要がなくなる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。この
製造方法で形成されるホース1は、たとえば、図1に示
すように結合されて使用される。すなわち、第1材料で
成形された成形体2の端部に金属管3が挿入されて外側
をクリップ4で締め、ホース1の他の端部5は軟質管6
の内側に挿入されてクリップ4で締めて結合されている
。 (実施例1)このホースの製造方法は、図2に要部を示
すブロー金型7内でエアマンドレル8に装着された第1
材料で形成された予備成形体20を、第2材料で形成さ
れたパリソン11の端部に挿入してブロー成形をおこな
い、金型7内で端部に予備成形体20を接合したホース
1を成形することにある。 (第1工程)図3に予備成形体20半断面正面図を示す
。パリソン11に挿入される部位にパリソン11と溶着
して抜け防止をするリング状の溝21を2個設けたゴム
変性PP製の円筒状の予備成形体20をブロー成形法で
形成する。この予備成形体20を空気の吹き込み通路9
をもつエアマンドレル8に前記の溝21のない側の開口
から挿入する。この予備成形体20を装着したエアマン
ドレル8をブロー成形金型7の所定の位置に配置して第
2材料としての硬質樹脂PP製のパリソン11を導入し
て予備成形体20を挿入する。 (第2工程)次いでエアマンドレル8の通路9から空気
を吹き込みブロー成形して両者を一体化さて接合させる
。パリソン11はPPであり予備成形体20のゴム変性
PPとは相溶性があるのでブロー成形時に溝21を埋め
て溶着して強固に密着する。 (第3工程)脱型後、図2に示す点線の部位を捨て袋1
2として除去して、マンドレル8を外すと端部を軟質と
する硬質ホースが形成できる。
【0011】このようにして端部で予備成形体20とホ
ース1とがブロー成形中に密着して、シール性が良く耐
圧性に優れているので、この結合部はクランプなどで外
側から締めることを要しない。 (実施例2)実施例1に於いて両者の材質の関係で溝2
1およびその周辺での溶着が不十分となる場合には、図
3の予備成形体20の溝21およびその周囲にブチルゴ
ムなどの接着剤23を充填して同様にインサート、ブロ
ー成形して予備成形体20を端部に結合したホース1を
形成することができる。
【0012】また予備成形体20は図4に示すように、
エアマンドレル8の挿入時の位置決め用の段差22を設
けて挿入作業を容易にして図5のようにブロー成形体を
形成することもできる。実施例1の場合はインサートは
下方からおこなったが、このインサートを金型7の上方
向からおこなってもよい。この際は図6に示すようにエ
アマンドレル8から予備成形体20が抜け落ちることの
ないように、エアマンドレル8の先端部にリング状の突
起18を全周または2ヵ所以上に分割して設けておこな
うことができる。予備成形体20は、軟質であるので容
易に突起81を乗り越えて所定の状態にエアマンドレル
8が挿入される。さらにエアマンドレル8のインサート
をパリソン11の両側から同時に行うこともできる。 (実施例3)この場合は予備成形体20を図7に示すよ
うに端部が断面J字形状に折り曲げられた金属板リング
24を配置したものを使用した場合である。 (第1工程)この予備成形体20は、円筒状のホースで
図7に示す。金属板リング24は端部側が断面J字形状
でリング状に折り曲げられ他の部分は予備成形体20中
に埋設されている。この予備成形体20に実施例1と同
様にエアマンドレル8が挿入される。エアマンドレル8
は結合する予備成形体20の内径と略同一の外径をもつ
。この予備成形体20を装着したエアマンドレル8を金
型7の所定の位置に配置する。 (第2工程)パリソン11を金型7内に導き、予備成形
体20をエアマンドレル8と共に所定の位置にインサー
トさせる。金型7を閉じエアマンドレル8より空気を吹
き込みブロー成形する。図8に示すように予備成形体2
0の金属板リング24の断面J字形状折り曲げ部がフッ
クとなりパリソン11の肉厚中に埋設されて接合される
。 (第3工程)次いでブロー成形体が金型7より取り出さ
れ実施例1と同様に端部に成形体2をもつホース1が得
られる。この予備成形体20は金属のフックが埋設され
て結合されているのでブロー成形体に強固に結合してい
る。したがって、一体化し抜けにくい接合ホースを形成
することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、端部と他の
部分が異材質であっても一体感のあるものが成形できる
。また予備成形体とブロー成形体との接合が強固である
のでこの結合部分ではクランプ締めが廃止できるのでコ
スト低下が図れる。このブロー成形は総バリでも可能で
、フランジ部があれば一体にすることもできる。このブ
ロー成形体のホースは、2層構造のホースの場合よりも
コストダウンができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この硬質ホースの接合例の部分断面側面図
である。
【図2】  ブロー成形金型の要部断面図である。
【図3】  実施例1で使用した予備成形体の半断面側
面図である。
【図4】  実施例2で使用した予備成形体の半断面側
面図である。
【図5】  図4のエアマンドレルが挿入された状態で
のブロー成形体の要部断面図である。
【図6】  実施例2のインサートを上方からおこなっ
た場合のブロー成形体の要部断面図である。
【図7】  実施例3で使用した予備成形体の半断面側
面図である。
【図8】  図6のエアマンドレルが挿入された状態で
のブロー成形体の要部断面図である。
【図9】  従来のゴムシールを介して接合したホース
の部分断面側面図である。
【図10】  従来のゴムホースで接合したホースの部
分断面側面図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも一端部が第1材料から形成
    され残部が該第1材料と異なる第2材料から形成された
    ホースの製造方法であって、該第1材料から予め形成さ
    れた予備成形体をエアマンドレルに装着しインサートと
    してブロー金型内に配置する第1工程と、該第2材料の
    パリソンを該ブロー金型内に導入すると共に該予備成形
    体を該パリソン内に挿入して型締めし、該エアマンドレ
    ルよりパリソン中に空気を吹き込みブロー成形して該予
    備成形体と一体的に接合したブロー成形体を形成する第
    2工程と、該ブロー成形型を開き該予備成形体よりなる
    端部をもつホースを得る第3工程と、からなることを特
    徴とするホースの製造方法。
JP8661991A 1991-04-18 1991-04-18 ホースの製造方法 Pending JPH04319420A (ja)

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