JPH04319134A - 仮設トイレ用便器 - Google Patents

仮設トイレ用便器

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Publication number
JPH04319134A
JPH04319134A JP11238391A JP11238391A JPH04319134A JP H04319134 A JPH04319134 A JP H04319134A JP 11238391 A JP11238391 A JP 11238391A JP 11238391 A JP11238391 A JP 11238391A JP H04319134 A JPH04319134 A JP H04319134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
main body
section
toilet bowl
rim
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11238391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Aoyama
青山 憲一郎
Kenji Ito
健二 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP11238391A priority Critical patent/JPH04319134A/ja
Publication of JPH04319134A publication Critical patent/JPH04319134A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外等に設置される仮
設トイレに用いるに好適する便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋外等の工事現場や催事場等では、トイ
レが無かったり、トイレまで遠かったり、トイレの数が
不足したりするので、仮設トイレが設けられる。従来で
は、仮設トイレであっても、小便器と大便器とを並設し
たものがあるが、一個の便器で大小を共用のものもある
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の仮設トイレにお
いて、大小を別個としたものは、仮設トイレのブースの
外形が必然的に大きくなり、運搬等に不便である。又プ
レハブ式とはいえ、組立工数が多くなり、出来得れば組
立たトイレをそのまま使用場所までトラック等で運搬で
きれば便利であり、そのためには、トイレブースが小型
、即ち密閉型のトイレブース、これの内部に設置される
便器が一個のものが好ましく、現場でプレハブ式に組立
る場合にも、工事が簡単である。
【0004】一方、便器を一個備える従来の仮設トイレ
においては、ここで用いられる便器は、和風、或いは洋
風式の腰掛け便器の何れの場合でも、小便用には設計さ
れておらず、従って、大小を共用する際、小便での利用
がし難く、便器やこれの周囲を汚してしまうことが多い
【0005】本発明は、かかる課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、仮設トイレに大小共用
として設置し、小用を専用の小便器と同様に行ない得る
便器を提供し、又これにより、大小夫々の便器を別個に
設置する必要が無く、一つのトイレの部屋構造体、一つ
の便器で大小を区別して夫々を快適、且つ確実に行なわ
せ、機能的な仮設トイレをコンパクト化、簡素化し、組
立体として運搬を可能とし、更に組み立も一個のトイレ
を組立れば良く、組立を簡単化し得る等の利点がある仮
設トイレ用の便器を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段は、床上の所定高さに位置する本体部と、これ
の後端部から上方に連続して起設された横断面略凹状の
背面壁部を備える便器主体と、該便器主体の本体部の上
端を囲むリム部、及び該リム部と連続し、背面部を囲む
リム部の表面に重なるように設けられ、側面視が弯曲し
た略L型で、上端部を上記背面部の上端部に枢着され、
リム部に対し起倒させて開閉自在である便座とからなる
ことを特徴とする仮設トイレ用便器である。
【0007】又上記便座は、便器本体部に対応する部分
が円形の開口部を備え、該便座の便器背面壁部と対向す
る起立部は板状をなし、背もたれ部を形成したことであ
る。
【0008】
【作用】上記手段によれば、便器が後端部に上方に起立
した横断面が凹状の背面壁部を備え、これの上端部、及
び起立した背面部の端部のリム部を覆い、これに倣う形
状の側面視略弯曲L型の便座を備えるので、便座を倒し
た状態ではこれに座して用足しが行なえ、便座を起立さ
せて小用を行なうことができ、小用を行なう際、正面を
向く背面壁部が上方に起立して小便器と同様の構造とな
り、小用専用の便器と同様の利用が行なえる。又便座は
、起立部に便器の背面壁部を覆う背もたれ部が形成され
ているので、便座に座した状態で、背中には便座背もた
れ部が臨み、背中が汚れることがない。
【0009】
【実施例】次に本発明の一実施例を添付した図面に従っ
て詳述する。図1は便座を倒して閉じた状態の本発明に
係る便器の斜視図、図2は便座を起立させ、開放状態の
斜視図、図3は便器の要部を破断した拡大側面図、図4
は本発明に係る便器を設置した仮設トイレの斜視図であ
る。
【0010】図4は仮設トイレ1を示し、仮設トイレ1
は基台2、これの上面に形成された床3、四周を囲む壁
板4,5,6,7、天井を構成する屋根8等からなる。 正面の壁板4には開閉自在なドア9が設けられ、ドア9
は室内から施、開錠することができ、密閉構造の部屋構
造体をなす。
【0011】かかる仮設トイレ1の床3には便器10が
設置される。便器10は図1乃至図3に示す如くで、上
部が拡径した楕円筒状体をなす本体部11を備え、本体
部11の後部の壁部12は上方に連続して起立し、背面
壁部13を形成する。
【0012】背面壁部13は、本体部11と一体に形成
され、図で示すように横断面が凹状をなし、上方へ長円
の半円状に、或いは縦長方形に起立、突設されている。 以上の本体部11、背面壁部13の上端部、及びこれと
連続する前端部には幅のあるリム部14,15が開口部
を囲むように設けられ、リム部14,15は一体に連続
し、本体11、背面壁部13と一体に形成されている。
【0013】以上の便器10に便座16を設ける。便座
16は断面が逆凹状をなし、便器10の本体部11のリ
ム部14上に重なり、これを覆う便座本体部17を備え
、本体部17には円形の開口部18が設けられている。 本体部17の後端部には、上方に後上傾して起立する全
面が盲板状の延出部19が一体に連続して形成され、こ
の延出部19の端縁部の裏面が、上記した背面壁部13
のリム部15に当接、支持される。
【0014】この延出部19で背もたれ部20を構成し
、使用者が便座16の本体部17上に座した状態で、背
中が背もたれ部20に臨んで覆われ、便器10の背面壁
部13と利用者の背中とを区画する。従って、背面壁部
13が小用で汚れていても、背もたれ部20で区画され
ているので、背面壁部の13汚れが、座した使用者の背
中に付くことが無い。
【0015】以上の便座17の延出部19の上端部の両
側には、取付部21,21を下方に垂下、折曲して形成
し、一方、便器10の背面壁部13の上端部に支持部2
2を形成し、夫々21,22に横方向の孔を貫設し、孔
をラップさせて支持ピン23を貫通させ、便座16の上
端部と便器10の上端部を枢着する。
【0016】かくして便座16は、便器11に対して上
端部をヒンジとして起倒して開閉自在となり、図1は便
座16を倒して閉じた状態を、又図2は便座16を起こ
して開放した状態を示し、図3では倒した状態を実線で
、起こした状態を想像線で示した。
【0017】以上において、図1の如く便座16を倒し
、便器10の本体11の上、及び背面壁部13の部分を
覆った状態で便座16の上に座し、用足しを行なう。 この場合、使用者の背中には便座16の背もたれ部20
が位置し、便器10の背面壁部13がこれで覆われてい
るので、この部分は隠され、汚れが背中に付くことは無
い。従って、便器10の後部に背面壁部13が起立し、
又リム部15が設けられていても、使用者の背中がこれ
等に直接触れることがなく、汚れが付着することがない
【0018】次に小用の場合には、上記した便座16を
、上端部の支持ピン24の部分から開動させて起立、開
放させる。これを図2及び図3の想像線で示し、これに
より便器10は全面的に開放される。この状態では、図
2に示すように手前の便器本体11の後方(奥)に上方
への背面壁部13が起設され、従って小便器の如き構造
、機能を有することとなり、用足しを行なった際、背面
壁部13があるので位パンの大便器の如き周囲を汚すこ
とがなく、小用を足すことができる。従って、便座16
を開放、起立させることにより、小便器としての構造、
機能を果し、一方、便座16を閉じ、倒すことにより洋
風大便器としての構造、機能を果すことができる。
【0019】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
一つの便器を、便座を開閉、起倒することにより、大小
両用に用いることができ、特に便器に起立した背面壁部
を設けたので、便座開放時には小便器と同様の構造が得
られ、従って、共用しつつ完全な小便器が構成すること
ができ、快適に利用することができる。そして、便座を
閉じ、倒すことにより、通常の洋風便器として利用する
ことができ、仮設トイレに大小夫々を別個に設けること
なく双方の機能を完全に果すことができる。
【0020】従って、仮設トイレを設置する際、従来の
如く一つの便器を無理に大小夫々に共用するのと異なり
、一つの便器で大小双方の機能を完全に果す結果、小用
の便器を付設する必要がなく、密閉ブース内に一つの便
器を付設すれば足りるので、仮設トイレの外形もコンパ
クト化し、運搬上も有利で、又組立る際も簡単である等
仮設トイレを設置する上で極めて有利である。
【0021】又便器を上記構造としつつ、便座後部に起
立した背もたれ部を設けたので、便座を閉じ、座して用
を足す場合、便器の主に小用に使用する背面壁部が背も
たれ部で覆われて隠れ、従って、背面壁部やリム部の汚
れが、使用者の背中に付着するのを防止し、衛生的に、
快適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】便座を倒して閉じた状態の本発明に係る便器の
斜視図
【図2】上記便器の便座を起立させ、開放状態の斜視図
【図3】上記便器の要部を破断した拡大側面図
【図4】
本発明に係る便器を設置した仮設トイレの透視的斜視図
【符号の説明】
1…仮設トイレ、  10…便器、  11…便器本体
、  13…背面壁部、  14,15…リム部、  
16…便座、  20…背もたれ部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  床上の所定高さに位置する本体部と、
    これの後端部から上方に連続して起設された横断面略凹
    状の背面壁部を備える便器主体と、該便器主体の本体部
    の上端を囲むリム部、及び該リム部と連続し、背面部を
    囲むリム部の表面に重なるように設けられ、側面視が弯
    曲した略L型で、上端部を上記背面部の上端部に枢着さ
    れ、リム部に対し起倒させて開閉自在である便座とから
    なることを特徴とする仮設トイレ用便器。
  2. 【請求項2】  上記便座は、便器本体部に対応する部
    分が円形の開口部を備え、該便座の便器背面壁部と対向
    する起立部は板状をなし、背もたれ部を形成した請求項
    1の仮設トイレ用便器。
JP11238391A 1991-04-17 1991-04-17 仮設トイレ用便器 Withdrawn JPH04319134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11238391A JPH04319134A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 仮設トイレ用便器

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JP11238391A JPH04319134A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 仮設トイレ用便器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04319134A true JPH04319134A (ja) 1992-11-10

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ID=14585308

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11238391A Withdrawn JPH04319134A (ja) 1991-04-17 1991-04-17 仮設トイレ用便器

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JP (1) JPH04319134A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10305335B4 (de) * 2002-03-22 2005-12-15 Udo Hanschmann Verstellbare Toilettenvorrichtung
GB2475913A (en) * 2009-12-05 2011-06-08 Dennis Taylor Toilet bowl with an upwardly extended rear urinal portion and seat
CN105986614A (zh) * 2015-03-18 2016-10-05 Toto株式会社 冲水大便器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10305335B4 (de) * 2002-03-22 2005-12-15 Udo Hanschmann Verstellbare Toilettenvorrichtung
GB2475913A (en) * 2009-12-05 2011-06-08 Dennis Taylor Toilet bowl with an upwardly extended rear urinal portion and seat
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