JPH0746238Y2 - 椅 子 - Google Patents
椅 子Info
- Publication number
- JPH0746238Y2 JPH0746238Y2 JP9087289U JP9087289U JPH0746238Y2 JP H0746238 Y2 JPH0746238 Y2 JP H0746238Y2 JP 9087289 U JP9087289 U JP 9087289U JP 9087289 U JP9087289 U JP 9087289U JP H0746238 Y2 JPH0746238 Y2 JP H0746238Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- chair
- opening
- apron
- frame member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本案は身体障害者等の体の動きに不自由を感ずる者の為
に特に開発した椅子に関するものである。
に特に開発した椅子に関するものである。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 従来周知の椅子は機能面において充分に満足し得る椅子
は多数存在するが歩行困難な重度の身体障害者にとつて
は単なる椅子の機能面の充実ばかりでなく排尿便等につ
いても充分に留意されている特殊な椅子の開発が熱望さ
れている。
は多数存在するが歩行困難な重度の身体障害者にとつて
は単なる椅子の機能面の充実ばかりでなく排尿便等につ
いても充分に留意されている特殊な椅子の開発が熱望さ
れている。
本案はこのような点に鑑み、椅子の隠れた部分に便器を
着脱自在に装着することによつて前記の要望を充分に解
決し得る新規の椅子を提供しようとするものである。
着脱自在に装着することによつて前記の要望を充分に解
決し得る新規の椅子を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本案は身体障害者等の便益に供し得る特殊な椅子に関す
るもので、各脚柱を連結固定する連結杆上に座枠部材を
取付け、該座枠部材は開閉蓋付の開口部を有し、該開口
部に前記開閉蓋によつて隠蔽される便器を着脱自在に懸
架してなり、又前記後部の脚柱上に連設した背枠に背当
部材を装着すると共に該背当部材の下部に折曲部を介し
て座部と該座部の前縁に折曲部を介してエプロンを一体
的に連設してなり、前記座部を前記エプロンが椅子の前
方に垂下せしめる如くして前記座枠部材上に載置せしめ
るようになる構成としたものである。
るもので、各脚柱を連結固定する連結杆上に座枠部材を
取付け、該座枠部材は開閉蓋付の開口部を有し、該開口
部に前記開閉蓋によつて隠蔽される便器を着脱自在に懸
架してなり、又前記後部の脚柱上に連設した背枠に背当
部材を装着すると共に該背当部材の下部に折曲部を介し
て座部と該座部の前縁に折曲部を介してエプロンを一体
的に連設してなり、前記座部を前記エプロンが椅子の前
方に垂下せしめる如くして前記座枠部材上に載置せしめ
るようになる構成としたものである。
作用 而して本案は、エプロン及び座部を上方に持ち上げると
背当部材に重合する如く折畳可能となり、エプロンを背
枠に掛合することによとりこの折畳状態が確保され、そ
して座部を折畳んだ状態では座枠部材が露出し、開閉蓋
を開けることにより便器を使用できるようになるもので
ある。
背当部材に重合する如く折畳可能となり、エプロンを背
枠に掛合することによとりこの折畳状態が確保され、そ
して座部を折畳んだ状態では座枠部材が露出し、開閉蓋
を開けることにより便器を使用できるようになるもので
ある。
実施例 以下本案の詳細を図面に示す実施例について説明する
と、1及び2は脚柱であつてこの脚柱1,2は連結杆3に
よつて固定されており、前脚柱1の上部には肘掛部材4
が連設されており、又後脚柱2の上部には背枠5が一体
的に形成されており、この背枠5に前記肘掛部材4が連
結されている。6は前記連結杆3上に固定した座枠部材
であつて、この座枠部材6は開閉蓋7によつて開閉され
る開口部8を有し、この開口部8に蓋10を備えた便器9
を着脱自在に懸架せしめる。11は背枠5に装着した背当
部材であつて、この背当部材11は下部に折曲部12を介し
て座部13が、又この座部13の前縁には折曲部14を介した
エプロン15が夫々連設されており、前記座部13はエプロ
ン15が椅子の前方に垂下せしめる如くして座枠部材6上
に載置される。又脚柱1,2の接地部材16は螺杆17を有
し、この螺杆17を脚柱1,2下端の螺孔18に螺入し、しか
も前記接地部材16には螺孔19が穿設されており、この螺
孔19につぎの接地部材16を順次連結することによつて椅
子の高さを調整することができ、且つ螺杆17の螺子込み
具合によつて高さの微調整が可能となるものである。
尚、図中20は椅子の側部を隠すエプロンを示す。
と、1及び2は脚柱であつてこの脚柱1,2は連結杆3に
よつて固定されており、前脚柱1の上部には肘掛部材4
が連設されており、又後脚柱2の上部には背枠5が一体
的に形成されており、この背枠5に前記肘掛部材4が連
結されている。6は前記連結杆3上に固定した座枠部材
であつて、この座枠部材6は開閉蓋7によつて開閉され
る開口部8を有し、この開口部8に蓋10を備えた便器9
を着脱自在に懸架せしめる。11は背枠5に装着した背当
部材であつて、この背当部材11は下部に折曲部12を介し
て座部13が、又この座部13の前縁には折曲部14を介した
エプロン15が夫々連設されており、前記座部13はエプロ
ン15が椅子の前方に垂下せしめる如くして座枠部材6上
に載置される。又脚柱1,2の接地部材16は螺杆17を有
し、この螺杆17を脚柱1,2下端の螺孔18に螺入し、しか
も前記接地部材16には螺孔19が穿設されており、この螺
孔19につぎの接地部材16を順次連結することによつて椅
子の高さを調整することができ、且つ螺杆17の螺子込み
具合によつて高さの微調整が可能となるものである。
尚、図中20は椅子の側部を隠すエプロンを示す。
考案の効果 本案は叙上の如く、椅子に便器を装着し、しかもこの便
器はエプロンによつて完全に隠蔽されて外部に露出する
ことがなく普通の椅子として充分に機能し得るばかりで
なく、前縁のエプロン及び座部を後方に転回すると便宜
が露出して用便に供し得るようになるもので体の動き特
に歩行の困難な身体障害者用の椅子として最適であり、
障害者の便益に大きく貢献し得る利点を有するものであ
る。
器はエプロンによつて完全に隠蔽されて外部に露出する
ことがなく普通の椅子として充分に機能し得るばかりで
なく、前縁のエプロン及び座部を後方に転回すると便宜
が露出して用便に供し得るようになるもので体の動き特
に歩行の困難な身体障害者用の椅子として最適であり、
障害者の便益に大きく貢献し得る利点を有するものであ
る。
図面は本案の実施例を示すもので、第1図は斜視図、第
2図は要部を示す縦断面図、第3図は座部を転回した状
態の斜視図、第4図は便器の斜視図、第5図及び第6図
は椅子の接地部の構造を示す断面図である。 1,2……脚柱、3……連結杆、5……背枠、6……座枠
部材、7……開閉蓋、8……開口部、9……便器、11…
…背当部材、12……折曲部、13……座部、14……折曲
部、15……エプロン。
2図は要部を示す縦断面図、第3図は座部を転回した状
態の斜視図、第4図は便器の斜視図、第5図及び第6図
は椅子の接地部の構造を示す断面図である。 1,2……脚柱、3……連結杆、5……背枠、6……座枠
部材、7……開閉蓋、8……開口部、9……便器、11…
…背当部材、12……折曲部、13……座部、14……折曲
部、15……エプロン。
Claims (1)
- 【請求項1】各脚柱を連結固定する連結杆上に座枠部材
を取付け、該座枠部材は開閉蓋付の開口部を有し、該開
口部に前記開閉蓋によつて隠蔽される便器を着脱自在に
懸架してなり、又前記後部の脚柱上に連設した背枠に背
当部材を装着すると共に該背当部材の下部に折曲部を介
して座部と該座部の前縁に折曲部を介してエプロンを一
体的に連設してなり、前記座部を前記エプロンが椅子の
前方に垂下せしめる如くして前記座枠部材上に載置せし
めるようになることを特徴とする椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9087289U JPH0746238Y2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 椅 子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9087289U JPH0746238Y2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 椅 子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0329091U JPH0329091U (ja) | 1991-03-22 |
JPH0746238Y2 true JPH0746238Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=31640384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9087289U Expired - Lifetime JPH0746238Y2 (ja) | 1989-08-01 | 1989-08-01 | 椅 子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746238Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005066038A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Sekisui Life-Tec Co Ltd | ポータブルトイレの肘掛け取付構造 |
-
1989
- 1989-08-01 JP JP9087289U patent/JPH0746238Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005066038A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Sekisui Life-Tec Co Ltd | ポータブルトイレの肘掛け取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0329091U (ja) | 1991-03-22 |
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