JPH04319038A - リベットかしめ機 - Google Patents
リベットかしめ機Info
- Publication number
- JPH04319038A JPH04319038A JP17785691A JP17785691A JPH04319038A JP H04319038 A JPH04319038 A JP H04319038A JP 17785691 A JP17785691 A JP 17785691A JP 17785691 A JP17785691 A JP 17785691A JP H04319038 A JPH04319038 A JP H04319038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- rivet
- chuck
- cylinder
- turning shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 3
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常の押圧面を有する
ステムによりリベットをかしめて後このリベットを広い
押圧面を持つステムによりかしめてリベットの頭部と被
締結物とが同一面上に位置するように2段階のリベット
のかしめ作業を行うように構成したリベットかしめ機に
関する。
ステムによりリベットをかしめて後このリベットを広い
押圧面を持つステムによりかしめてリベットの頭部と被
締結物とが同一面上に位置するように2段階のリベット
のかしめ作業を行うように構成したリベットかしめ機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄板部品等の被締結物の締結に際
しては、確実な締結を得るためリベットが用いられてい
るが、このリベットをかしめるリベットかしめ機は昇降
駆動源の往復移動にともなって昇降するステムを有し、
このステムの下降によりリベツトの脚部の先端が被締結
物を貫通し、その下方に位置するアンビルによりかしめ
られるように構成したものが一般的である。
しては、確実な締結を得るためリベットが用いられてい
るが、このリベットをかしめるリベットかしめ機は昇降
駆動源の往復移動にともなって昇降するステムを有し、
このステムの下降によりリベツトの脚部の先端が被締結
物を貫通し、その下方に位置するアンビルによりかしめ
られるように構成したものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種リベットかしめ
機では、リベットをエア給送してステムの下方に供給す
る関係で、リベットを押圧するステムはリベットの頭部
径にほぼ等しい押圧面を持つに過ぎない。そのため、被
締結物が軟質材でなっているような場合には、1個のス
テムでリベットをかしめると、リベットの頭部が被締結
物の上面から飛び出したり、あるいは沈んだりすること
があり、美観上支障をきたす等の欠点が生じている。こ
の欠点を除去するため、通常のステムでリベットを頭部
が僅かに浮き上がる程度までかしめて後、ステムを広い
押圧面を持つ別のステムに取り換えて再度リベットをか
しめる必要が生じている。この2段階のかしめ作業を行
うリベットかしめ機は各種あるが、いずれもステムを交
換する機構が複雑で機械が大型化してしまい、ロボット
等の先端ユニットとしては不向きとなっており、小型で
先端ユニットとしても使用できるコンパクトなリベット
かしめ機が要望されている。
機では、リベットをエア給送してステムの下方に供給す
る関係で、リベットを押圧するステムはリベットの頭部
径にほぼ等しい押圧面を持つに過ぎない。そのため、被
締結物が軟質材でなっているような場合には、1個のス
テムでリベットをかしめると、リベットの頭部が被締結
物の上面から飛び出したり、あるいは沈んだりすること
があり、美観上支障をきたす等の欠点が生じている。こ
の欠点を除去するため、通常のステムでリベットを頭部
が僅かに浮き上がる程度までかしめて後、ステムを広い
押圧面を持つ別のステムに取り換えて再度リベットをか
しめる必要が生じている。この2段階のかしめ作業を行
うリベットかしめ機は各種あるが、いずれもステムを交
換する機構が複雑で機械が大型化してしまい、ロボット
等の先端ユニットとしては不向きとなっており、小型で
先端ユニットとしても使用できるコンパクトなリベット
かしめ機が要望されている。
【0004】本発明は、上記要望に鑑み発明されたもの
で、ステムの交換を簡単な機構でなすようにしたコンパ
クトなリベットかしめ機を提供しようとするものである
。
で、ステムの交換を簡単な機構でなすようにしたコンパ
クトなリベットかしめ機を提供しようとするものである
。
【0005】
【課題を解決するための手段】リベットを保持する一対
のチャック爪を有するチャックユニットが取付けられた
チャック台と小シリンダが取付けられたシリンダ台とが
サブシリンダの作動により所定位置まで下降可能に構成
されている。また、前記チャックユニット内を挿通自在
なステムがメインシリンダの作動により昇降自在に配置
されている。
のチャック爪を有するチャックユニットが取付けられた
チャック台と小シリンダが取付けられたシリンダ台とが
サブシリンダの作動により所定位置まで下降可能に構成
されている。また、前記チャックユニット内を挿通自在
なステムがメインシリンダの作動により昇降自在に配置
されている。
【0006】前記チャック台には旋回軸が回動自在でか
つチャック台から上方に突出する方向に付勢されて設け
られており、しかもこの旋回軸の下端には仕上げステム
を有する旋回アームがその仕上げステムをチャック爪の
側方に位置させて固定されている。さらに、前記旋回軸
の上端は前記小シリンダのロッドの下方が位置しており
、小シリンダの作動により旋回軸が下降可能に構成され
ている。また、前記旋回軸とチャック台とのいずれかに
ガイドピンが、他方に前記ガイドピンが係合して旋回軸
を任意の方向に回動させるカム溝が設けられており、旋
回軸の下降にともなって旋回軸が回動するように構成さ
れている。
つチャック台から上方に突出する方向に付勢されて設け
られており、しかもこの旋回軸の下端には仕上げステム
を有する旋回アームがその仕上げステムをチャック爪の
側方に位置させて固定されている。さらに、前記旋回軸
の上端は前記小シリンダのロッドの下方が位置しており
、小シリンダの作動により旋回軸が下降可能に構成され
ている。また、前記旋回軸とチャック台とのいずれかに
ガイドピンが、他方に前記ガイドピンが係合して旋回軸
を任意の方向に回動させるカム溝が設けられており、旋
回軸の下降にともなって旋回軸が回動するように構成さ
れている。
【0007】前記メインシリンダ、サブシリンダおよび
小シリンダはエア制御部により駆動されるように構成さ
れており、このエア制御部はサブシリンダおよびメイン
シリンダを1回往復作動させて後、小シリンダを作動さ
せ、さらに再度サブシリンダおよびメインシリンダを作
動させるように構成されている。
小シリンダはエア制御部により駆動されるように構成さ
れており、このエア制御部はサブシリンダおよびメイン
シリンダを1回往復作動させて後、小シリンダを作動さ
せ、さらに再度サブシリンダおよびメインシリンダを作
動させるように構成されている。
【0008】
【作用】このリベットかしめ機によれば、チャックユニ
ットの一対のチャック爪に保持されたリベットが被締結
物上の所定の位置に供給されると、チャック台とシリン
ダ台とがサブシリンダの作動により、所定位置まで一体
に下降する。続いて、メインシリンダが作動してステム
がリベットを被締結物の下穴に挿入し、リベットの脚部
先端はその下方に位置するアンビルに当接して押し広げ
られ、被締結物の裏面にかしめ部が形成される。その後
、一旦サブシリンダおよびメインシリンダが復帰し、チ
ャック台およびシリンダ台も上昇復帰する。その後、小
シリンダが作動して旋回軸がチャック台に対して前進し
、旋回軸はカム溝とこれに係合するガイドピンの作用に
より下降しながら旋回する。そのため、旋回軸の下端の
旋回アームおよびこれと一体の仕上げステムが旋回して
仕上げステムを被締結物に締結されたリベットの頭部の
上方に位置させる。この状態で、サブシリンダおよびメ
インシリンダが再作動し、仕上げステムがリベットの頭
部に当接して後、ステムが仕上げステムに当接してこれ
を押圧する。そのため、仕上げステムが被締結物にかし
められたリベットの頭部をリベットの周囲の被締結物と
ともに押圧し、リベットのかしめを完了し、リベットの
頭部と被締結物の上面とを同一平面上に位置させること
ができる。
ットの一対のチャック爪に保持されたリベットが被締結
物上の所定の位置に供給されると、チャック台とシリン
ダ台とがサブシリンダの作動により、所定位置まで一体
に下降する。続いて、メインシリンダが作動してステム
がリベットを被締結物の下穴に挿入し、リベットの脚部
先端はその下方に位置するアンビルに当接して押し広げ
られ、被締結物の裏面にかしめ部が形成される。その後
、一旦サブシリンダおよびメインシリンダが復帰し、チ
ャック台およびシリンダ台も上昇復帰する。その後、小
シリンダが作動して旋回軸がチャック台に対して前進し
、旋回軸はカム溝とこれに係合するガイドピンの作用に
より下降しながら旋回する。そのため、旋回軸の下端の
旋回アームおよびこれと一体の仕上げステムが旋回して
仕上げステムを被締結物に締結されたリベットの頭部の
上方に位置させる。この状態で、サブシリンダおよびメ
インシリンダが再作動し、仕上げステムがリベットの頭
部に当接して後、ステムが仕上げステムに当接してこれ
を押圧する。そのため、仕上げステムが被締結物にかし
められたリベットの頭部をリベットの周囲の被締結物と
ともに押圧し、リベットのかしめを完了し、リベットの
頭部と被締結物の上面とを同一平面上に位置させること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、実施例を図面に基づいて説明する。図
1ないし図4において、1はリベットかしめ機であり、
基台(図示せず)にスペーサ2を介して固定された水平
方向に延びる固定台3を有している。この固定台3には
後記する2個のガイド4が取付けられたガイド取付け板
5が垂下して固定されている。また、前記固定台3の上
面には油圧シリンダでなるメインシリンダ6がそのロッ
ド6aを直立させて取付けられており、そのストローク
は後記するステム9により所望リベット7を頭部が僅か
に浮き上がる程度までかしめることができるように設定
されている。このメインシリンダ6のロッド6aには連
結具8を介してステム9が一体に連結されており、その
先端が後記するチャックユニット10を貫通するように
構成されている。前記ステム9はチャックユニット10
を貫通する関係で、その押圧面は限定されており、所望
リベット7の頭部径にほぼ等しく形成されている。さら
に、前記固定台3にはエアシリンダでなるサブシリンダ
11が前記メインシリンダ6と並列にかつそのロッド1
1aを下方にして固定されており、そのロッド11aに
は逆コ字状のブラケット12が連結されている。前記ブ
ラケット12には直立する方向に一対のスライドシャフ
ト13が固定されており、このスライドシャフト13そ
れぞれはガイド取付け板5に固定されたガイド4に案内
され、スライドシャフト13がブラケット12とともに
上下に摺動自在に構成されている。
1ないし図4において、1はリベットかしめ機であり、
基台(図示せず)にスペーサ2を介して固定された水平
方向に延びる固定台3を有している。この固定台3には
後記する2個のガイド4が取付けられたガイド取付け板
5が垂下して固定されている。また、前記固定台3の上
面には油圧シリンダでなるメインシリンダ6がそのロッ
ド6aを直立させて取付けられており、そのストローク
は後記するステム9により所望リベット7を頭部が僅か
に浮き上がる程度までかしめることができるように設定
されている。このメインシリンダ6のロッド6aには連
結具8を介してステム9が一体に連結されており、その
先端が後記するチャックユニット10を貫通するように
構成されている。前記ステム9はチャックユニット10
を貫通する関係で、その押圧面は限定されており、所望
リベット7の頭部径にほぼ等しく形成されている。さら
に、前記固定台3にはエアシリンダでなるサブシリンダ
11が前記メインシリンダ6と並列にかつそのロッド1
1aを下方にして固定されており、そのロッド11aに
は逆コ字状のブラケット12が連結されている。前記ブ
ラケット12には直立する方向に一対のスライドシャフ
ト13が固定されており、このスライドシャフト13そ
れぞれはガイド取付け板5に固定されたガイド4に案内
され、スライドシャフト13がブラケット12とともに
上下に摺動自在に構成されている。
【0010】前記ブラケット12には前記ステム9が貫
通するシリンダ台14およびチャック台15が所定間隔
をおいて固定されており、一体に昇降するように構成さ
れている。前記シリンダ台15にはエアシリンダでなる
小シリンダ17が固定されており、後記する旋回軸16
を下降させるように構成されている。また、前記チャッ
ク台15にはチャックユニット10が取付けられており
、このチャックユニット10はステム9が貫通する貫通
穴(図示せず)を有するチャック本体10aとステム9
の移動路を塞ぐように先端を閉じるように付勢された一
対のチャック爪10bとチャック爪10b上にリベット
7を供給する供給管10cとからなっており、チャック
爪10bに保持されるリベット7をステム9の下降によ
り、チャック爪10bから離脱させるように構成されて
いる。さらに、前記チャック台15にはチャックユニッ
ト10よりも僅かに前進側に突出するストッパ10dが
取付けられており、被締結物に当接してチャックユニッ
ト10を保護するように構成されている。
通するシリンダ台14およびチャック台15が所定間隔
をおいて固定されており、一体に昇降するように構成さ
れている。前記シリンダ台15にはエアシリンダでなる
小シリンダ17が固定されており、後記する旋回軸16
を下降させるように構成されている。また、前記チャッ
ク台15にはチャックユニット10が取付けられており
、このチャックユニット10はステム9が貫通する貫通
穴(図示せず)を有するチャック本体10aとステム9
の移動路を塞ぐように先端を閉じるように付勢された一
対のチャック爪10bとチャック爪10b上にリベット
7を供給する供給管10cとからなっており、チャック
爪10bに保持されるリベット7をステム9の下降によ
り、チャック爪10bから離脱させるように構成されて
いる。さらに、前記チャック台15にはチャックユニッ
ト10よりも僅かに前進側に突出するストッパ10dが
取付けられており、被締結物に当接してチャックユニッ
ト10を保護するように構成されている。
【0011】前記チャック台15には前記ステム9と平
行に延びる旋回軸16が摺動可能にかつ回動可能で、し
かもばね18により上方に付勢されて配置されている。 この旋回軸16はその下端側に中空部を有しており、こ
の中空部に連通して軸線に沿って延びる縦溝部19aと
下降する方向に向かうに従って反時計方向に折れ曲がる
旋回溝部19bとからなるカム溝19が削設されている
。このカム溝19にはチャック台15に固定されたガイ
ドピン20の一端が位置しており、ガイドピン20が旋
回軸16をチャック台15に係止するように構成されて
いる。また、前記旋回軸16の中空部には摺動シャフト
21がその先端を突出させて配置されており、この摺動
シャフト21には係止ピン22が水平方向に植設され、
しかもこの係止ピン22が旋回軸16に削設された長溝
16aに係合する一方で、摺動シャフト21が旋回軸1
6の中空部に収納されたばね23により突出するように
付勢されて配置されている。前記摺動シャフト21の下
部には仕上げステム24aを持つ旋回アーム24が水平
方向に延びるように固定されており、この仕上げステム
24aは前記チャックユニット10の側部に位置してチ
ャック爪10bの開放に支障がないように構成されてい
る。また、前記仕上げステム24aはステム9よりも十
分広い押圧面を有しており、リベット7とともにその頭
部の周囲の被締結物25をも押圧できるように構成され
ている。
行に延びる旋回軸16が摺動可能にかつ回動可能で、し
かもばね18により上方に付勢されて配置されている。 この旋回軸16はその下端側に中空部を有しており、こ
の中空部に連通して軸線に沿って延びる縦溝部19aと
下降する方向に向かうに従って反時計方向に折れ曲がる
旋回溝部19bとからなるカム溝19が削設されている
。このカム溝19にはチャック台15に固定されたガイ
ドピン20の一端が位置しており、ガイドピン20が旋
回軸16をチャック台15に係止するように構成されて
いる。また、前記旋回軸16の中空部には摺動シャフト
21がその先端を突出させて配置されており、この摺動
シャフト21には係止ピン22が水平方向に植設され、
しかもこの係止ピン22が旋回軸16に削設された長溝
16aに係合する一方で、摺動シャフト21が旋回軸1
6の中空部に収納されたばね23により突出するように
付勢されて配置されている。前記摺動シャフト21の下
部には仕上げステム24aを持つ旋回アーム24が水平
方向に延びるように固定されており、この仕上げステム
24aは前記チャックユニット10の側部に位置してチ
ャック爪10bの開放に支障がないように構成されてい
る。また、前記仕上げステム24aはステム9よりも十
分広い押圧面を有しており、リベット7とともにその頭
部の周囲の被締結物25をも押圧できるように構成され
ている。
【0012】さらに、前記メインシリンダ6、サブシリ
ンダ11および小シリンダ17はエア制御部(図示せず
)に接続されており、このエア制御部はまずサブシリン
ダ11およびメインシリンダ6を1回往復作動させて後
、小シリンダ17を作動させ、さらにサブシリンダ11
およびメインシリンダ6を再作動させて、1サイクルの
かしめ作業を完了するように構成されている。
ンダ11および小シリンダ17はエア制御部(図示せず
)に接続されており、このエア制御部はまずサブシリン
ダ11およびメインシリンダ6を1回往復作動させて後
、小シリンダ17を作動させ、さらにサブシリンダ11
およびメインシリンダ6を再作動させて、1サイクルの
かしめ作業を完了するように構成されている。
【0013】上記リベットかしめ機では、チャック爪1
0bにリベット7が供給された状態で、サブシリンダ1
1が作動すると、ブラケット12が下降して、チャック
台15に固定されたチャックユニット10を被締結物2
5に接近して位置させる。続いて、図5(a)に示すよ
うにメインシリンダ6が作動し、ステム9が所定押圧力
で下降し、その移動路上に位置するリベット7の脚部を
被締結物25上の下穴に挿通させる。リベット7の脚部
が下穴に貫挿されるにともなって、その先端がステム9
の下方に位置するアンビル7aに当接し、リベット7は
頭部が僅かに被締結物25から浮き上がる程度まで所定
押圧力によりかしめられ、被締結物25の裏面に不完全
かしめ部が形成される。
0bにリベット7が供給された状態で、サブシリンダ1
1が作動すると、ブラケット12が下降して、チャック
台15に固定されたチャックユニット10を被締結物2
5に接近して位置させる。続いて、図5(a)に示すよ
うにメインシリンダ6が作動し、ステム9が所定押圧力
で下降し、その移動路上に位置するリベット7の脚部を
被締結物25上の下穴に挿通させる。リベット7の脚部
が下穴に貫挿されるにともなって、その先端がステム9
の下方に位置するアンビル7aに当接し、リベット7は
頭部が僅かに被締結物25から浮き上がる程度まで所定
押圧力によりかしめられ、被締結物25の裏面に不完全
かしめ部が形成される。
【0014】その後、図5(b)に示すようにサブシリ
ンダ11およびメインシリンダ6がそのストロークの途
中まで復動すると、ただちに小シリンダ17が作動し、
旋回軸16がチャック台15に対して前進する。そのた
め、旋回軸16は下降しながら、ガイドピン20とカム
溝19との作用により旋回し、旋回軸16と一体の旋回
アーム24が旋回してその一端の仕上げステム24aが
被締結物25にかしめられたリベット7の頭部の上方に
位置する。この状態で、図5(c)に示すようにサブシ
リンダ11およびメインシリンダ6が再作動してステム
9が下降すると、ステム9が仕上げステム24aに当接
し、仕上げステム24aにより被締結物25から僅かに
浮き上がったリベット7をさらにかしめて、被締結物2
5の裏面に完全かしめ部を形成する。この時、リベット
7の頭部径よりも十分広い押圧面を持つ仕上げステム2
4aがリベット7とともにその頭部の周囲の被締結物2
5を押圧することができるので、リベット7の頭部上面
と被締結物25の上面とが同一平面上に位置することが
できる。その後、メインシリンダ6、サブシリンダ11
および小シリンダ17がすべて復動して1サイクルのか
しめ作業が完了する。
ンダ11およびメインシリンダ6がそのストロークの途
中まで復動すると、ただちに小シリンダ17が作動し、
旋回軸16がチャック台15に対して前進する。そのた
め、旋回軸16は下降しながら、ガイドピン20とカム
溝19との作用により旋回し、旋回軸16と一体の旋回
アーム24が旋回してその一端の仕上げステム24aが
被締結物25にかしめられたリベット7の頭部の上方に
位置する。この状態で、図5(c)に示すようにサブシ
リンダ11およびメインシリンダ6が再作動してステム
9が下降すると、ステム9が仕上げステム24aに当接
し、仕上げステム24aにより被締結物25から僅かに
浮き上がったリベット7をさらにかしめて、被締結物2
5の裏面に完全かしめ部を形成する。この時、リベット
7の頭部径よりも十分広い押圧面を持つ仕上げステム2
4aがリベット7とともにその頭部の周囲の被締結物2
5を押圧することができるので、リベット7の頭部上面
と被締結物25の上面とが同一平面上に位置することが
できる。その後、メインシリンダ6、サブシリンダ11
および小シリンダ17がすべて復動して1サイクルのか
しめ作業が完了する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はリベット
をかしめるステムの交換をガイドピンとこれが係合する
カム溝とでなる簡単な機構で可能に構成しているため、
2段階のかしめ作業を行える装置がコンパクトとなり、
ロボットの先端ユニットとしても利用可能な装置を提供
することができるばかりか、押圧面の異なるステムを交
換することにより被締結物の上面とリベットの頭部の上
面とを同一面上に位置させるようなことができ、仕上が
りの良好なかしめ作業を行う装置を提供することができ
る等の利点がある。
をかしめるステムの交換をガイドピンとこれが係合する
カム溝とでなる簡単な機構で可能に構成しているため、
2段階のかしめ作業を行える装置がコンパクトとなり、
ロボットの先端ユニットとしても利用可能な装置を提供
することができるばかりか、押圧面の異なるステムを交
換することにより被締結物の上面とリベットの頭部の上
面とを同一面上に位置させるようなことができ、仕上が
りの良好なかしめ作業を行う装置を提供することができ
る等の利点がある。
【図1】図2のA−A線拡大断面図である。
【図2】本発明の要部正面図である。
【図3】本発明の一部切欠側面図である。
【図4】図2のB−B線拡大断面図である。
【図5】本発明の動作図である。
1 リベットかしめ機
2 スペーサ
3 固定台
4 ガイド
5 ガイド取付け板
6 メインシリンダ
6a ロッド
7 リベット
7a アンビル
8 連結具
9 ステム
10 チャックユニット
10a チャック本体
10b チャック爪
10c 供給管
10d ストッパ
11 サブシリンダ
11a ロッド
12 ブラケット
13 スライドシャフト
14 シリンダ台
15 チャック台
16 旋回軸
16a 長溝
17 小シリンダ
17a ロッド
18 ばね
19 カム溝
19a 縦溝部
19b 旋回溝部
20 ガイドピン
21 摺動シャフト
22 係止ピン
23 ばね
24 旋回アーム
24a 仕上げステム
25 被締結物
Claims (2)
- 【請求項1】 リベットを保持する一対のチャック爪
を有するチャックユニットが取付けられたチャック台と
小シリンダが取付けられたシリンダ台とをサブシリンダ
の作動により所定位置まで下降可能に構成するとともに
、チャックユニット内を挿通自在なステムをメインシリ
ンダの作動により昇降自在に配置する一方、チャック台
に旋回軸を回動自在でかつこれをチャック台から上方に
突出する方向に付勢して設け、その上端を前記小シリン
ダのロッドの下方に位置させるとともに、その下端に仕
上げステムを有する旋回アームをその仕上げステムがチ
ャックユニットの側方に位置するように固定し、さらに
前記旋回軸とチャック台とのいずれかにガイドピンを、
他方に前記ガイドピンが係合して旋回軸を任意の方向に
回動させるカム溝を設けたことを特徴とするリベットか
しめ機。 - 【請求項2】サブシリンダおよびメインシリンダが1回
往復作動して後、小シリンダを作動させて、再度サブシ
リンダおよびメインシリンダを作動させるエア制御部を
有することを特徴とする請求項1に記載のリベットかし
め機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17785691A JPH07115110B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | リベットかしめ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17785691A JPH07115110B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | リベットかしめ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04319038A true JPH04319038A (ja) | 1992-11-10 |
JPH07115110B2 JPH07115110B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=16038287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17785691A Expired - Lifetime JPH07115110B2 (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | リベットかしめ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115110B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102063042B1 (ko) * | 2018-07-20 | 2020-01-07 | 주식회사 성우하이텍 | 셀프 피어싱 리벳 장치용 펀치유닛 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP17785691A patent/JPH07115110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102063042B1 (ko) * | 2018-07-20 | 2020-01-07 | 주식회사 성우하이텍 | 셀프 피어싱 리벳 장치용 펀치유닛 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07115110B2 (ja) | 1995-12-13 |
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