JPH04319004A - 熱間圧延板の走間板幅変更装置および方法 - Google Patents

熱間圧延板の走間板幅変更装置および方法

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JPH04319004A
JPH04319004A JP8649491A JP8649491A JPH04319004A JP H04319004 A JPH04319004 A JP H04319004A JP 8649491 A JP8649491 A JP 8649491A JP 8649491 A JP8649491 A JP 8649491A JP H04319004 A JPH04319004 A JP H04319004A
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JP
Japan
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arm
plate
changing
rolled
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Pending
Application number
JP8649491A
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Inventor
Takashi Shibahara
芝原 隆
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯板の熱間圧延に
おける走間板幅変更装置および方法に関するものである
【0002】
【従来の技術】近年、熱延鋼帯は小ロット・多品種化が
進み、小コイルの製造が要求されている。しかし、熱延
ラインでは、設備上小コイルを製造するのが不可能であ
り、中コイルを製造した後、後工程で小コイルを切り出
している。そのため、残ったコイルは余剰品となり、極
端な場合、スクラップダウンになることもなる。そこで
、小コイルの注文に合せて1コイル内で作り分ける技術
があれば、上記余剰品をほとんどなくすことができ、大
幅なコスト削減が見込める。コイル内で作り分ける技術
としては、走間板厚変更、走間板幅変更、走間冷却変更
等が考えられる。走間板幅変更は必要な板幅変更量が数
十mm以上と大きく、その間の一定幅を有していない幅
遷移部(以降幅変更部という)の長さが長くなると歩留
損失も大きくなると予想されるため、急速に走間板幅変
更できる技術が望まれている。  熱間圧延ミルライン
は、粗圧延機列と仕上圧延機列とからなり、最近は、ス
ラブごとに幅変更できるように粗圧延機列の上流に板幅
を300〜350mm圧下する幅サイジングプレスが設
置されているラインがある。また、スラブごとの幅変更
のためと、粗圧延中にスキッドマーク等の原因で生ずる
板幅変動を修正するために粗圧延機中にはエッジャ(幅
圧延機)が設けられている。走間で板幅を変更するには
、上記幅サイジングプレスや粗圧延機列のエッジャ(幅
圧延機)を用いれば可能であると考えられる。すなわち
プレス中あるいは圧延中にプレス金型やエッジャロール
の開度を変えれば圧延材の長手方向途中より板幅を変更
することが可能である。
【0003】しかし、幅サイジングプレスは、スラブご
とに幅変更するための装置であり、その幅変更のための
速度(応答性)は遅く、このような装置を用いて走間で
板幅変更した場合には、前述の幅変更部の長さが長くな
り、歩留りが著しく悪化する。
【0004】また、エッジャーも圧延材の幅変動を修正
するための装置であり、連続的な幅修正を行うのが本来
の機能であり、走間板幅変更のような望ましくは不連続
的な幅変更に対してはやはり、その幅変更の応答性は充
分なものとは言えず、幅変更部の長さを小さくすること
は不可能であった。
【0005】以上のように、従来スラブごとの幅変更に
用いられている幅サイジングプレスや、圧延中の幅修正
に用いられるエッジャーでは、走間板幅変更を行うには
応答性が悪く、圧延速度が速いため幅変更部a(図6)
が長くなり、歩留りが悪化してしまうという問題があっ
た。また歩留りを落とさずに行なおうとすると、幅変更
時だけ通板速度を落とすことで、一応対応は可能である
が、圧延材の温度低下、生産性の点で望ましいものとは
言えなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は安価な
設備で通板速度を落とさずに金属帯板の幅変更部をでき
るだけ少なくする熱間圧延板の走間板幅変更装置および
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の熱間圧延板の走
間板幅変更装置は、金属帯板の熱間圧延ラインにおいて
圧延材の板幅を走間で変更する装置であって、軸と軸を
支点として回転可能なアームと該アームの先端に設けら
れたアイドルロールからなるスイングアーム式ロールを
圧延板の水平方向両側に1対以上設けられていることを
特徴とする、熱間圧延板の走間板幅変更装置であり、幅
圧下時には、前記アイドルロール間のクリアランスが板
幅設定値となるように前記アームは固定されて圧延板は
該アイドルロール間を走行し、板幅拡張変更時には、該
アームは回転自在となり、前記クリアランスが新たな板
幅設定値となるまで該アームは圧延板の走行に従い回転
移動し、該設定値で再度該アームは固定されて圧延板は
該アイドルロール間を走行して、板幅を変更することに
より、上記課題を解決できる。
【0008】
【作用】軸を支点として回転可能なアームとアームの先
端にアイドルロールを設けた1対のスイングアーム式ロ
ールにおいて、軸を支点としてアームを回転させること
により、ロール開度を変え板幅を変更できる。また、狭
幅圧下から広幅圧下に板幅を変更する場合には、固定し
ていたアームを単に、その固定状態を解放することで、
アイドルロールは圧延材の通板速度に従って回転移動し
、次に設定された板幅となるまでスイングアーム式ロー
ルが移動したところで固定すれば、幅変更部を最小にで
きる。また、幅サイジングプレスやエッジャの開度制御
による幅変更技術と組み合わせることにより、大きな幅
変更を幅サイジングプレスやエッジャで行っても、その
後に本発明のスイングアーム式ロールでその長い幅変更
部の幅圧下を行うことで幅変更部の長さを短くすること
が可能となる。なお本発明の装置は粗圧延機後に設ける
ことが、装置の強度の点から望ましい。
【0009】
【実施例】図を参照して、本発明の熱間圧延板帯の走間
板幅変更装置および方法の実施例について説明する。
【0010】本発明の走間板幅変更装置を図1に示す。 スイングアーム式ロール100は軸1とその軸を支点と
して回転可能なアーム2とアームの先端に設けたアイド
ルロール3から構成されている。圧延材4は左右に設け
られた1対のスイングアーム式ロール100で幅圧下さ
れ、アーム2の支点を中心とした回転により幅圧下量を
変えることができる。
【0011】図2は圧延材4を狭幅から広幅へ幅変更す
る場合の模式図を示す。図(A)は狭幅部を圧下してい
る状態であり、圧延速度と同速で矢印方向44にアーム
2を回転すれば急速に板幅を変更できる。回転角度をあ
らかじめ設定した所定の値にすることで、図(B)に示
すように、広幅部の圧下を調整できる。aが幅変更部の
長さであり、aはロール半径Rと幅変更量ΔWを用いて
次式(1)で表される。
【0012】
【0013】Rを300mm,ΔWを20mmとすれば
、aは77mmとなり、幅変更部aの長さは非常に短く
なる。
【0014】スイングアームの回転駆動機構40の例を
図4,5に示す。図4に示す駆動機構40は、支持ブロ
ック41と、その上に設置された油圧シリンダ42,ア
イドルロール3,アーム2と、圧下シリンダ43とから
できている。この機構40は、油圧シリンダ42の油圧
位置制御によりアーム2を回転させるものである。狭幅
から広幅への板幅急速変更の場合は、油を抜いて新たな
設定値の板幅まで通板速度に従い、図2(A)から(B
)のようにアーム2を瞬時に回転させる。一方、広幅か
ら狭幅への変更の場合には、前述の油圧シリンダの位置
制御により広幅の設定値から狭幅への設定値へ、アーム
を回転し図3(A)から(B)のようにアイドルロール
を移動させる。なお、圧延材4の板幅に応じて、初期の
ロール開度設定は圧下シリンダ43(圧下スクリューで
もよい)で支持ブロック41を移動させる。
【0015】図5に示す回転駆動機構40は、油圧シリ
ンダ42、アーム2、アイドルロール3とからできてい
る。この機構40では、アーム2の支点である軸1と作
用点21との間隔lを長くすれば、油圧力が小となる(
ただし、ストロークは長くする必要がある)。圧延材4
(アイドルロール3)と油圧シリンダ42とが離れてい
るため、シリンダ42の破損が少なく保守がしやすい。
【0016】図7に示す鋼帯の熱間圧延ライン200に
おいて、本発明の方法を実施した。板厚270mm,板
幅1550mm,長さ8mのスラブを全長にわたって幅
プレス5で250mm幅圧下し、板幅を1300mmに
した。その後、粗圧延機列6で板厚35mmまで圧下し
、仕上圧延機列8で板厚2.3mmまで圧下した。本発
明のスイングアーム式ロール100を仕上圧延機列8の
入側に設置し、圧延材がちょうど半分通過したところで
30mmの幅変更を実施した。この場合、幅変更部の長
さは仕上圧延機列8の入側で95mm、仕上圧延機列8
の出側での成品長では1.4mであった。
【0017】一方、粗圧延機列6の最終エッジャE6で
ロール開度を制御して幅変更を行った。エッジャE6の
ロール開度変更速度は60mm/secであり、圧延速
度が4m/secであるので幅変更量30mmを得るに
は0.5秒かかり、幅変更長は2mになる。エッジャE
6圧下時点の板厚は50mmであるので、仕上入側での
幅変更部aの長さは2m×(50mm/35mm)=2
.86mとなり、仕上出側では44mにもなる。すなわ
ち、本発明の方法と比較すれば、幅変更部aの歩留損失
差は明らかである。
【0018】さらに、上記エッジャのロール開度制御後
、本発明を適用したところ、幅変更量はさらに大きくで
きることが判明した。また、幅サイジングプレスでの幅
変更と組み合せると、幅サイジングプレスで100mm
まで走間幅変更した後に、本発明の走間板幅変更装置を
用いることで、100mmという大きな幅変更に対して
も幅変更部を短くすることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、安価な設備で幅変更部
を短かくでき、通板速度を落とさずに幅変更が可能とな
り、歩留の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する装置の斜視図である。
【図2】本発明の方法の幅変更例の説明図である。
【図3】本発明の方法の別の幅変更例の説明図である。
【図4】本発明の装置に用いる駆動機構の平面図である
【図5】本発明の装置に用いる別の駆動機構の平面図で
ある。
【図6】従来方法による圧延材の幅変更部を示す平面図
である。
【図7】本発明の方法を適用した鋼帯の熱間圧延ライン
の説明図である。
【符号の説明】
1  軸 2  アーム 3  アイドルロール 4  圧延材(金属帯板) 100  スイングアーム式ロール 200  熱間圧延ライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属帯板の熱間圧延ラインにおいて圧
    延材の板幅を走間で変更する装置であって、軸と軸を支
    点として回転可能なアームと該アームの先端に設けられ
    たアイドルロールからなるスイングアーム式ロールを圧
    延板の水平方向両側に1対以上設けられていることを特
    徴とする、熱間圧延板の走間板幅変更装置。
  2. 【請求項2】  幅圧下時には、前記アイドルロール間
    のクリアランスが板幅設定値となるように前記アームは
    固定されて圧延板は該アイドルロール間を走行し、板幅
    変更時には、該アームは回転自在となり、前記クリアラ
    ンスが新たな板幅設定値となるまで該アームは圧延板の
    走行に従い回転移動し、該設定値で再度該アームは固定
    されて圧延板は該アイドルロール間を走行して、板幅が
    変更されることを特徴とする請求項(1)に記載の熱間
    圧延板の走間板幅変更装置を用いた走間板幅変更方法。
JP8649491A 1991-04-18 1991-04-18 熱間圧延板の走間板幅変更装置および方法 Pending JPH04319004A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004508943A (ja) * 2000-09-29 2004-03-25 ニューコア・コーポレーション 注文に合わせ鋼ストリップを提供する方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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