JPH0431839Y2 - - Google Patents

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JPH0431839Y2
JPH0431839Y2 JP1984066005U JP6600584U JPH0431839Y2 JP H0431839 Y2 JPH0431839 Y2 JP H0431839Y2 JP 1984066005 U JP1984066005 U JP 1984066005U JP 6600584 U JP6600584 U JP 6600584U JP H0431839 Y2 JPH0431839 Y2 JP H0431839Y2
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JP
Japan
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transistor
circuit
terminal
coil
collector
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JP1984066005U
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JPS60177697U (ja
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 本考案は、種々の任意な被回転体を回転させる
ステツピングモータの駆動コイルの途中より中間
タツプを出し、前記中間タツプからの電圧を利用
してステツピングモータの駆動回路の効率を上げ
るためのものである。 「従来の技術」 第3図および第4図は従来のステツピングモー
タの駆動回路の一相分の回路を示す。第3図図示
の回路においては、トランジスタ2およびトラン
ジスタ3はダーリントン接続されている。第4図
に示される回路は、電源正極側より抵抗4を通つ
てトランジスタ2のコレクタに接続され、トラン
ジスタ2のエミツタはトランジスタ3のベースに
接続されている。トランジスタ3のコレクタはス
テツピングモータの駆動コイル1に接続されてい
る。 第3図図示の回路では、ダーリントン接続であ
るためトランジスタ3のコレクタ・エミツタ間電
圧VCE3が高いから、このトランジスタ3と直列に
接続された駆動コイル1を通電した時の損失が大
きいという問題がある。また、電源正極の電圧が
一定の時、コイル1の電圧VLは第二のトランジ
スタ3のコレクタ・エミツタ間電圧VCE3分低くな
り出力が下がるため、ステツピングモータの定格
トルクを出すには、電源正極の電圧を上げるか、
ステツピングモータのコイル1の巻数を変更しな
ければならず不便であつた。 また、並列的接続による第4図図示の回路で
は、第二のトランジスタ3のコレクタ・エミツタ
電圧VCE3は小さいので前述した様な不便はない
が、抵抗4の損失が大きく回路効率が悪くなる欠
点があつた。 「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、上記の不便さおよび欠点を解消する
ためになされたものであり、回路効率を上げると
同時に電源電圧を上げなくともステツピングモー
タの定格トルクを出すことができる駆動回路を提
供することを目的とする。 「問題点を解決するための手段」 しかして、本考案によれは、第1図に示す様
に、ステツピングモータの駆動コイル1の途中よ
りタツプ1を出しタツプTは第一のトランジスタ
2のコレクタに接続されていて、コイル1の両端
は電源正極と駆動用の第二のトランジスタ3のコ
レクタの間に接続された構成によるところの、ス
テツピングモータの駆動回路が提供される。ここ
でタツプTの位置は、第一のトランジスタ2のコ
レクタ・エミツタ間電圧と第二のトランジスタ3
のベース・エミツタ間電圧との和以上の電圧が生
じる位置ならば、トランジスタ2およびトランジ
スタ3を作動することができ、上記の目的が達成
される。 つまり、本考案の上記構成によれば、ダーリン
トン接続された第一、第二のトランジスタ2,3
のうち第一のトランジスタ2のコレクタをステツ
ピングモータの駆動コイル1の中間タツプTに接
続することにより、第一のトランジスタ2および
第二のトランジスタ3のコレクタ損失の一部を駆
動コイル1で消費し、さらにその消費がステツピ
ングモータの回転力として寄与するため、回路全
体としての効率が良くなる。 「実施例」 第2図は本考案を使用した四相ステツピングモ
ータの駆動回路を示した図である。電源正極Vcc
より四相A,B,C,Dが並列に接続されてい
る。各相の構成は同様であり、A相を例にとる
と、駆動コイル1aの途中より中間タツプTaを
出し、第一のトランジスタ2aのコレクタ端子に
接続されている。また、コイル1aは電源Vccと
第二のトランジスタ3aのコレクタ端子の間に接
続されている。トランジスタ3aのエミツタ端子
はアースに接続され、ベース端子は、第一のトラ
ンジスタ2aのエミツタ端子と接続されている。
トランジスタ2aのベース端子は、分配回路5の
端子aに接続されている。以上が一相分のドライ
ブ回路の構成であり、それぞれ第一のトランジス
タ2a,2b,2c,2dのベース端子が、前記
分配回路5の各端子a,b,c,dに接続されて
いる。分配回路5は発振回路6に接続されてい
る。タツプTa,Tb,Tc,Tdはそれぞれ駆動コ
イル1a,1b,1c,1dの内で電圧が0.7V
生じる位置に設定したので、全体のターン数をN
(回)、電源電圧をE(V)とすると、N×0.7/E
(回)の位置より取り出した。 次に作動の説明である。これは通常のステツピ
ングモータの駆動回路の作動と同様であり、発振
回路6よりパルスが入力されると、一相励磁の場
合、分配回路5によりパルスが端子aに出力さ
れ、次に端子b、次に端子cという具合に順次に
分配されていく。今、分配回路5の端子aにパル
スが出された時、第一のトランジスタ2aはオン
し、次の瞬間第二のトランジスタ3aはオンす
る。従つて、駆動コイル1aに電流が流れ励磁さ
れる。この動作が繰り返され、ステツピングモー
タは回転する。 「効果」 ここで、本考案になる駆動回路の回路効率と損
失発熱量を前記従来技術の場合と比較してみると
下記の表になり、
【表】 本考案は、回路効率が向上し、しかも損失発熱
量が減少するという効果があつた。この効果が得
られた理由は、本考案による場合、第3図図示の
第一従来技術のごとくダーリントン接続ではない
ため第二のトランジスタ3のコレクタ・エミツタ
電圧VCE3を低くしてこのトランジスタ3による損
失発熱量を減少させることができるとともに、第
4図図示の第二従来技術に比較して抵抗4による
損失発熱量を低減でき、しかも第一のトランジス
タ2のコレクタ電流が駆動コイル1に流れること
によつて出力の向上に寄与するためであると考え
られる。 以上述べたごとく、本考案は上記の構成を有す
るものであり、ステツピングモータの駆動コイル
にタツプを出し、このコイルの途中に第一のトラ
ンジスタのコレクタ端子を接続することによつて
回路効率が上がるため、電池駆動のステツピング
モータでは電池が長持ちする。また、駆動用の第
二のトランジスタおよび抵抗の発熱が少なくなる
ため装置の小型化、信頼性の向上が計れる。な
お、実施例では、四相のステツピングモータで説
明したが、何相のステツピングモータでも本考案
の方式を採用すれば、効果は前述のとおり向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を示す回路図、第2図は
本考案の実施例を表す四相ステツピングモータの
駆動回路の回路図、第3図および第4図は第一お
よび第二の従来技術を示す回路図である。 1,1a,1b,1c,1d……駆動コイル、
2,2a,2b,2c,2d……第一のトランジ
スタ、3,3a,3b,3c,3d……第二のト
ランジスタ、4,7……抵抗、5……分配回路、
6……発振回路、T,Ta〜Td……中間タツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第一のトランジスタ2のエミツタ端子に第二
    のトランジスタ3のベース端子を接続し、第二
    のトランジスタ3のコレクタ端子は電源より直
    列に接続された駆動コイル1のもう一端に接続
    され、第二のトランジスタ3のエミツタ端子は
    接地するとともに、第一のトランジスタ2のコ
    レクタ端子を前記コイル1の途中に直接に接続
    したことを特徴とするステツピングモータの駆
    動回路。 (2) 前記第一のトランジスタ2のコレクタ端子
    は、駆動コイル1中で第一のトランジスタ2の
    コレクタ・エミツタ間電圧と第二のトランジス
    タ3のベース・エミツタ間電圧との和以上の電
    圧が生じる位置において、前記コイル1の途中
    に接続したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のステツピングモータの駆動
    回路。
JP6600584U 1984-05-04 1984-05-04 ステツピングモ−タの駆動回路 Granted JPS60177697U (ja)

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JP6600584U JPS60177697U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ステツピングモ−タの駆動回路

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JP6600584U JPS60177697U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ステツピングモ−タの駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60177697U JPS60177697U (ja) 1985-11-26
JPH0431839Y2 true JPH0431839Y2 (ja) 1992-07-30

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ID=30598504

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JP6600584U Granted JPS60177697U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 ステツピングモ−タの駆動回路

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JP (1) JPS60177697U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826836U (ja) * 1971-08-03 1973-03-31

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JPS60177697U (ja) 1985-11-26

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