JPH04318334A - 光ピックアップ - Google Patents
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- JPH04318334A JPH04318334A JP8388891A JP8388891A JPH04318334A JP H04318334 A JPH04318334 A JP H04318334A JP 8388891 A JP8388891 A JP 8388891A JP 8388891 A JP8388891 A JP 8388891A JP H04318334 A JPH04318334 A JP H04318334A
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- metal piece
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に用い
られる光ピックアップに関するものである。
られる光ピックアップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの外部記憶装置や映
像音響再生装置にされる光ディスク装置の光ピックアッ
プは、駆動装置の簡略化や小型化という点においてリニ
アモーション駆動方式に代わりスイングアームタイプ駆
動方式のものが用いられてきている。
像音響再生装置にされる光ディスク装置の光ピックアッ
プは、駆動装置の簡略化や小型化という点においてリニ
アモーション駆動方式に代わりスイングアームタイプ駆
動方式のものが用いられてきている。
【0003】以下、従来の光ピックアップについて説明
する。図6は従来のスイングアーム式光ディスク装置の
要部斜視図である。31は光ディスク盤で、32は光デ
ィスク盤31を回転させるためのスピンドルモータ、3
3は光ディスク盤31の記録膜に光を集光させるための
集光レンズ、34は集光レンズ33を保持し前記光ディ
スク盤31のトラッキング方向へ大まかな位置決めを行
うためのスイングアクチュエータで、光ディスク盤31
の外側に配置された回動軸35回りに回動する。36は
スイングアーム部に搭載しない半導体レーザーや、各種
プリズム、トラッキングエラーおよびフォーカスエラー
を検出するための光学素子やセンサーなどが収納され、
装置ベース37に固定された光ヘッド光学部である。3
8は光ヘッド光学部36から集光レンズ33へレーザー
光をガイドするために設けられた平行四辺形プリズムで
ある。39は集光レンズ33のフォーカス方向の可動を
行うためのフォーカス支持バネであり、4枚構成からな
る。40はフォーカス方向に集光レンズ33を駆動する
ために、コイルを巻回したフォーカスアクチュエータで
ある。
する。図6は従来のスイングアーム式光ディスク装置の
要部斜視図である。31は光ディスク盤で、32は光デ
ィスク盤31を回転させるためのスピンドルモータ、3
3は光ディスク盤31の記録膜に光を集光させるための
集光レンズ、34は集光レンズ33を保持し前記光ディ
スク盤31のトラッキング方向へ大まかな位置決めを行
うためのスイングアクチュエータで、光ディスク盤31
の外側に配置された回動軸35回りに回動する。36は
スイングアーム部に搭載しない半導体レーザーや、各種
プリズム、トラッキングエラーおよびフォーカスエラー
を検出するための光学素子やセンサーなどが収納され、
装置ベース37に固定された光ヘッド光学部である。3
8は光ヘッド光学部36から集光レンズ33へレーザー
光をガイドするために設けられた平行四辺形プリズムで
ある。39は集光レンズ33のフォーカス方向の可動を
行うためのフォーカス支持バネであり、4枚構成からな
る。40はフォーカス方向に集光レンズ33を駆動する
ために、コイルを巻回したフォーカスアクチュエータで
ある。
【0004】図7に前記スイングアクチュエータ34の
詳細分解図を示す。41a、41bは磁気ヨーク、42
、43はそれぞれ上面がN極、S極に着磁された永久磁
石である。図示していないが回動軸35を対称軸として
、もう一対の永久磁石が配設してある。44はアルミニ
ュウムなどの非磁性軽金属で作られたスイングアームで
、コイル45を保持している。また、46はスイングア
ーム44に取り付けられた緩衝ゴムで、装置ベース37
との接触によりスイングアーム44の回動範囲を規制す
ると共に、スイングアーム44と装置ベース37の直接
の衝突を防ぐ。永久磁石42、43で作られる磁気回路
について説明する。N極から出た磁力線42aは磁気ヨ
ーク41b内を通りS極側に至り(矢印43a)、その
後磁気ヨーク41aを通り、再び永久磁石42のN極に
到る。前記コイル45に矢印47の方向に電流を流すと
スイングアーム44は矢印48方向に回転力を受け、集
光レンズ33をトラッキング方向tに駆動する。しかし
、スイングアーム44の慣性モーメントが大きいため、
光ディスク盤31の高速回転に十分に追従するだけの感
度を得ることは困難である。そこで、レーザー光の光路
49中に十分小さな慣性モーメントで構成されたガルバ
ノミラー50を矢印51方向に回動させ、集光レンズ3
3から発射される光を矢印52のように振ることにより
、より精密で高感度なトラッキング制御を行う構成にな
っている。すなわち、集光レンズ33のトラッキング方
向tの大まかな位置決めにはスイングアーム44を用い
、精密で高感度なトラッキング制御にはガルバノミラー
50を用いる2段構成になっている。
詳細分解図を示す。41a、41bは磁気ヨーク、42
、43はそれぞれ上面がN極、S極に着磁された永久磁
石である。図示していないが回動軸35を対称軸として
、もう一対の永久磁石が配設してある。44はアルミニ
ュウムなどの非磁性軽金属で作られたスイングアームで
、コイル45を保持している。また、46はスイングア
ーム44に取り付けられた緩衝ゴムで、装置ベース37
との接触によりスイングアーム44の回動範囲を規制す
ると共に、スイングアーム44と装置ベース37の直接
の衝突を防ぐ。永久磁石42、43で作られる磁気回路
について説明する。N極から出た磁力線42aは磁気ヨ
ーク41b内を通りS極側に至り(矢印43a)、その
後磁気ヨーク41aを通り、再び永久磁石42のN極に
到る。前記コイル45に矢印47の方向に電流を流すと
スイングアーム44は矢印48方向に回転力を受け、集
光レンズ33をトラッキング方向tに駆動する。しかし
、スイングアーム44の慣性モーメントが大きいため、
光ディスク盤31の高速回転に十分に追従するだけの感
度を得ることは困難である。そこで、レーザー光の光路
49中に十分小さな慣性モーメントで構成されたガルバ
ノミラー50を矢印51方向に回動させ、集光レンズ3
3から発射される光を矢印52のように振ることにより
、より精密で高感度なトラッキング制御を行う構成にな
っている。すなわち、集光レンズ33のトラッキング方
向tの大まかな位置決めにはスイングアーム44を用い
、精密で高感度なトラッキング制御にはガルバノミラー
50を用いる2段構成になっている。
【0005】次に、フォーカス方向fの駆動方法につい
て説明する。スイングアーム44には4枚の板バネ39
を介してレンズ保持部材53、集光レンズ33、および
フォーカスコイル54が配置してある。フォーカスコイ
ル54の形状は鞍形であり、磁気ヨーク55を跨ぐ格好
になっている。磁気ヨーク55は対向する磁気ヨーク5
6と一体になっており、磁気ヨーク56には永久磁石5
7が固着されている。永久磁石57の着磁方向は磁気ヨ
ーク55側がN極、磁気ヨーク56側がS極である。図
8はフォーカス方向fの駆動力発生機構の詳細図である
。フォーカスコイル54に矢印58方向に電流を流すと
磁力線の方向は矢印59であるから、フレミング左手の
法則により、フォーカスコイル54には矢印60の方向
に力が作用する。このように、フォーカスコイル54に
流す電流の方向を制御することによって、図7のトラッ
キング方向fに集光レンズ33を駆動することができる
。
て説明する。スイングアーム44には4枚の板バネ39
を介してレンズ保持部材53、集光レンズ33、および
フォーカスコイル54が配置してある。フォーカスコイ
ル54の形状は鞍形であり、磁気ヨーク55を跨ぐ格好
になっている。磁気ヨーク55は対向する磁気ヨーク5
6と一体になっており、磁気ヨーク56には永久磁石5
7が固着されている。永久磁石57の着磁方向は磁気ヨ
ーク55側がN極、磁気ヨーク56側がS極である。図
8はフォーカス方向fの駆動力発生機構の詳細図である
。フォーカスコイル54に矢印58方向に電流を流すと
磁力線の方向は矢印59であるから、フレミング左手の
法則により、フォーカスコイル54には矢印60の方向
に力が作用する。このように、フォーカスコイル54に
流す電流の方向を制御することによって、図7のトラッ
キング方向fに集光レンズ33を駆動することができる
。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の光ピックアップの構成では、以下のような問題点を有
していた。 (1)スイングアクチュエータ非動作時においてスイン
グアームのトラッキング方向の回動動作に対するロック
機構が存在せず、光ディスク装置に外乱力が作用すると
スイングアームは容易に衝撃を受ける。 (2)スイングアクチュエータ非動作時において集光レ
ンズのフォーカス方向の動作に対するロック機構が存在
せず、光ディスク装置に外乱力が作用すると板バネの変
形範囲内で集光レンズが動き、光ディスク盤と集光レン
ズ部が衝突することにより少なくとも一方に損傷をきた
す。
の光ピックアップの構成では、以下のような問題点を有
していた。 (1)スイングアクチュエータ非動作時においてスイン
グアームのトラッキング方向の回動動作に対するロック
機構が存在せず、光ディスク装置に外乱力が作用すると
スイングアームは容易に衝撃を受ける。 (2)スイングアクチュエータ非動作時において集光レ
ンズのフォーカス方向の動作に対するロック機構が存在
せず、光ディスク装置に外乱力が作用すると板バネの変
形範囲内で集光レンズが動き、光ディスク盤と集光レン
ズ部が衝突することにより少なくとも一方に損傷をきた
す。
【0007】本発明が解決しようとする課題は、従来の
これらの問題点を解消し、外乱力に対し衝撃・損傷を受
けにくい光ピックアップ装置を提供することにある。
これらの問題点を解消し、外乱力に対し衝撃・損傷を受
けにくい光ピックアップ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するため、ボビンに強磁性体よりなる金属片を設け
、前記ボビンの回動動作による前記金属片の回動範囲に
対向して係合可能に前記シャーシ上に設けられ且つ永久
磁石とヨークとコイルからなりコイルに通電することに
より永久磁石とヨークで構成される磁界を打ち消すラッ
チングソレノイドを備えたものとした。
解決するため、ボビンに強磁性体よりなる金属片を設け
、前記ボビンの回動動作による前記金属片の回動範囲に
対向して係合可能に前記シャーシ上に設けられ且つ永久
磁石とヨークとコイルからなりコイルに通電することに
より永久磁石とヨークで構成される磁界を打ち消すラッ
チングソレノイドを備えたものとした。
【0009】
【作用】本発明は上記構成により、ボビンすなわち集光
レンズの回動範囲全般にわたり金属片とラッチングソレ
ノイドが係合する位置関係にあるため、動作中に電源を
切られたり等のボビンの位置が不確定な場合およびボビ
ンの姿勢差が異なっても、ボビンの自重により金属片と
ラッチングソレノイドが係合しボビンがトラッキング方
向およびフォーカス方向同時にロックされる。
レンズの回動範囲全般にわたり金属片とラッチングソレ
ノイドが係合する位置関係にあるため、動作中に電源を
切られたり等のボビンの位置が不確定な場合およびボビ
ンの姿勢差が異なっても、ボビンの自重により金属片と
ラッチングソレノイドが係合しボビンがトラッキング方
向およびフォーカス方向同時にロックされる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す光ディスク装
置の半透視分解図である。1は光ディスク盤で、2は前
記光ディスク盤1に軸線が略垂直になるように光ディス
ク装置本体に立設された中空の軸で強磁性体により構成
されている。前記軸2は内部に光路用の透過孔2aを有
し、外周2bはテフロン樹脂等がコーティング研磨され
ている。3は前記軸2に摺動および回動可能に支持され
、軸線zに沿ってフォーカス方向fの摺動および軸線z
回りにトラッキング方向tの回動を行い、さらに前記軸
線zから偏心した位置に光軸が軸線zと略平行になるよ
うに集光レンズ4を保持した非磁性軽量体よりなるボビ
ンである。このボビン3には中立位置を保持するような
弾性部材による支持系がないため、フォーカス方向fの
摺動はボビン3の自重による摺動が可能である。またボ
ビン3には、前記軸2を軸心として円柱形状のフォーカ
ス駆動コイル5が、磁気回路的にはセンターヨークの役
目をする前記軸2に対向するように取り付けてある。 6は光ディスク装置本体に前記軸2と対向するように配
置された強磁性体からなるサイドヨークであり、軸2と
サイドヨーク6とで磁気回路が構成されるように永久磁
石7が前記サイドヨーク6に取り付けてある。また前記
ボビン3には、前記サイドヨーク6を巻回するような形
で長方形渦巻状のトラッキング駆動コイル8が取り付け
てある。さらに、ボビン3には強磁性体よりなる金属片
9がボビン3のフォーカス・トラッキング両動作に対し
マスバランスをとるように端部に取り付けてあり、ボビ
ン3の回動範囲において軸2の軸線z方向に対し両方向
に金属片9と対向するように光ディスク装置本体に永久
磁石とヨークとコイルで構成されるラッチングソレノイ
ド10を配設している。
置の半透視分解図である。1は光ディスク盤で、2は前
記光ディスク盤1に軸線が略垂直になるように光ディス
ク装置本体に立設された中空の軸で強磁性体により構成
されている。前記軸2は内部に光路用の透過孔2aを有
し、外周2bはテフロン樹脂等がコーティング研磨され
ている。3は前記軸2に摺動および回動可能に支持され
、軸線zに沿ってフォーカス方向fの摺動および軸線z
回りにトラッキング方向tの回動を行い、さらに前記軸
線zから偏心した位置に光軸が軸線zと略平行になるよ
うに集光レンズ4を保持した非磁性軽量体よりなるボビ
ンである。このボビン3には中立位置を保持するような
弾性部材による支持系がないため、フォーカス方向fの
摺動はボビン3の自重による摺動が可能である。またボ
ビン3には、前記軸2を軸心として円柱形状のフォーカ
ス駆動コイル5が、磁気回路的にはセンターヨークの役
目をする前記軸2に対向するように取り付けてある。 6は光ディスク装置本体に前記軸2と対向するように配
置された強磁性体からなるサイドヨークであり、軸2と
サイドヨーク6とで磁気回路が構成されるように永久磁
石7が前記サイドヨーク6に取り付けてある。また前記
ボビン3には、前記サイドヨーク6を巻回するような形
で長方形渦巻状のトラッキング駆動コイル8が取り付け
てある。さらに、ボビン3には強磁性体よりなる金属片
9がボビン3のフォーカス・トラッキング両動作に対し
マスバランスをとるように端部に取り付けてあり、ボビ
ン3の回動範囲において軸2の軸線z方向に対し両方向
に金属片9と対向するように光ディスク装置本体に永久
磁石とヨークとコイルで構成されるラッチングソレノイ
ド10を配設している。
【0011】次に光学系Aについて説明する。本実施例
では光磁気ディスク装置の場合で説明する。11は半導
体レーザー、12はコリメータレンズ、13は光ディス
ク装置側に固定された一対の光路変更用反射ミラーであ
る。14はビームスプリッタ(以下、BSという)、1
5は1/2波長板、16は偏光ビームスプリッタ(以下
、PBSという)である。また、一対の光路変更用反射
ミラー17はボビン3の内部に取り付けてあり、ボビン
3と共に動く。半導体レーザー11から発射されたレー
ザー光18は、BS14、反射ミラー13、反射ミラー
17、集光レンズ4を経て、光ディスク盤1の記録面に
集光される。さらにこの光ディスク盤1からの反射光は
、逆に集光レンズ4、反射ミラー17、反射ミラー13
、BS14、1/2波長板15を通過した後、PBS1
6により、2方向に分光される。その一つであるP波成
分は集光レンズ19でセンサー20上に集光され、もう
一方のS波成分は非点収差レンズ21によりセンサー2
2に集光される。この非点収差レンズ21によるセンサ
ー22の出力信号はフォーカス方向fのエラー検出用と
して用いられ、またセンサー20から得られる信号はプ
ッシュプル方式のトラッキング方向tのエラー検出用と
して用いられる。さらに光磁気信号は、前記センサー2
0、22の差動出力として得られる。
では光磁気ディスク装置の場合で説明する。11は半導
体レーザー、12はコリメータレンズ、13は光ディス
ク装置側に固定された一対の光路変更用反射ミラーであ
る。14はビームスプリッタ(以下、BSという)、1
5は1/2波長板、16は偏光ビームスプリッタ(以下
、PBSという)である。また、一対の光路変更用反射
ミラー17はボビン3の内部に取り付けてあり、ボビン
3と共に動く。半導体レーザー11から発射されたレー
ザー光18は、BS14、反射ミラー13、反射ミラー
17、集光レンズ4を経て、光ディスク盤1の記録面に
集光される。さらにこの光ディスク盤1からの反射光は
、逆に集光レンズ4、反射ミラー17、反射ミラー13
、BS14、1/2波長板15を通過した後、PBS1
6により、2方向に分光される。その一つであるP波成
分は集光レンズ19でセンサー20上に集光され、もう
一方のS波成分は非点収差レンズ21によりセンサー2
2に集光される。この非点収差レンズ21によるセンサ
ー22の出力信号はフォーカス方向fのエラー検出用と
して用いられ、またセンサー20から得られる信号はプ
ッシュプル方式のトラッキング方向tのエラー検出用と
して用いられる。さらに光磁気信号は、前記センサー2
0、22の差動出力として得られる。
【0012】また、光ディスク盤1を挟んで前記ボビン
3と反対側には、データ記録時に光ディスク記録膜の磁
化方向を決定する外部磁場発生用電磁石23が配置して
ある。
3と反対側には、データ記録時に光ディスク記録膜の磁
化方向を決定する外部磁場発生用電磁石23が配置して
ある。
【0013】図2に図1の構成の平面概略図を示す。図
中には光学系を省略してある。図2において、1aは光
ディスク盤1の最内周トラック、1bは最外周トラック
、1cは1aと1bの略中間トラックを示す。前記ボビ
ン3の軸線zすなわち軸2はこの略中間トラック1c近
傍に設けてある。破線で示す3a、3bは、それぞれボ
ビン3が最内周トラック1a、最外周トラック1bをア
クセスした時の集光レンズ4の位置を表したものであり
、3c、3dはボビン3の回動可能範囲を示すため金属
片9の位置を表したものである。ボビン3の回動可能範
囲において、金属片9がラッチングソレノイド10と対
向するような位置関係にある。
中には光学系を省略してある。図2において、1aは光
ディスク盤1の最内周トラック、1bは最外周トラック
、1cは1aと1bの略中間トラックを示す。前記ボビ
ン3の軸線zすなわち軸2はこの略中間トラック1c近
傍に設けてある。破線で示す3a、3bは、それぞれボ
ビン3が最内周トラック1a、最外周トラック1bをア
クセスした時の集光レンズ4の位置を表したものであり
、3c、3dはボビン3の回動可能範囲を示すため金属
片9の位置を表したものである。ボビン3の回動可能範
囲において、金属片9がラッチングソレノイド10と対
向するような位置関係にある。
【0014】図3は図2におけるB−B断面図であり、
磁気駆動回路について説明する。永久磁石7は、その外
周をS極、内周をN極に磁化された円弧形であり、外周
側をサイドヨーク6に接着剤等で固着しており、この永
久磁石7a、7bと、サイドヨーク6a、6bおよび軸
2により磁気回路24、25が形成される。電流方向2
6にフォーカス駆動コイル5に通電すると、フレミング
左手の法則により、ボビン3は矢印27のフォーカス方
向に駆動力を受ける。また、磁気回路24、25中に置
かれたトラッキング駆動コイル8bに電流方向28で通
電すると、フレミング左手の法則により、トラッキング
駆動コイル8bは紙面垂直裏面方向29にトラッキング
方向tの駆動力を受ける。また、図中には示していない
が、トラッキング駆動コイル8aは紙面垂直面方向にト
ラッキング方向tの駆動力を受ける構成となっている。
磁気駆動回路について説明する。永久磁石7は、その外
周をS極、内周をN極に磁化された円弧形であり、外周
側をサイドヨーク6に接着剤等で固着しており、この永
久磁石7a、7bと、サイドヨーク6a、6bおよび軸
2により磁気回路24、25が形成される。電流方向2
6にフォーカス駆動コイル5に通電すると、フレミング
左手の法則により、ボビン3は矢印27のフォーカス方
向に駆動力を受ける。また、磁気回路24、25中に置
かれたトラッキング駆動コイル8bに電流方向28で通
電すると、フレミング左手の法則により、トラッキング
駆動コイル8bは紙面垂直裏面方向29にトラッキング
方向tの駆動力を受ける。また、図中には示していない
が、トラッキング駆動コイル8aは紙面垂直面方向にト
ラッキング方向tの駆動力を受ける構成となっている。
【0015】図4,5は光ピックアップ部の要部断面図
であり、光ピックアップ部のロック機構を示す。図4は
ボビン3が動作している状態であり、ボビン3はフォー
カス方向fとトラッキング方向tのサーボ作動により、
光ディスク盤1と集光レンズ4が一定の間隔で任意のト
ラックをアクセス可能である。図5は、ボビン3が非動
作時の状態であり、ボビン3が軸2の軸線zを自重によ
り移動し、金属片9とラッチングソレノイド10が緩衝
材であるシート30を介して系合することによりボビン
3がロックされている。このとき、光ディスク装置の姿
勢差により軸2の軸線z方向と重力方向が変化し、ボビ
ン3の移動方向が異なるため、金属片9はラッチングソ
レノイド10のサイドヨーク10aもしくは10bのど
ちらかに係合し、ボビン3がロックされることになる。 この状態からボビン3を動作させるには、ラッチングソ
レノイド10のコイル(図示せず)に通電することによ
り、ラッチングソレノイド10の永久磁石(図示せず)
による磁界を打ち消した状態で、フォーカス駆動コイル
5にサイン波等の電流方向が変化するように通電してや
ると、ボビン3はフォーカス方向の両方向に動作しよう
とするため、金属片9のラッチングソレノイド10への
係合位置に関係なくフォーカス方向fのサーボ作動状態
とすることができる。この状態ではラッチングソレノイ
ド10のコイルの通電を停止しても、ラッチングソレノ
イド10の永久磁石による磁界が金属片9に与える影響
は少ない。もちろん、ボビン3の動作時にラッチングソ
レノイド10のコイルを通電状態にしておけば、ラッチ
ングソレノイド10の永久磁石の磁界に対する影響は皆
無になる。
であり、光ピックアップ部のロック機構を示す。図4は
ボビン3が動作している状態であり、ボビン3はフォー
カス方向fとトラッキング方向tのサーボ作動により、
光ディスク盤1と集光レンズ4が一定の間隔で任意のト
ラックをアクセス可能である。図5は、ボビン3が非動
作時の状態であり、ボビン3が軸2の軸線zを自重によ
り移動し、金属片9とラッチングソレノイド10が緩衝
材であるシート30を介して系合することによりボビン
3がロックされている。このとき、光ディスク装置の姿
勢差により軸2の軸線z方向と重力方向が変化し、ボビ
ン3の移動方向が異なるため、金属片9はラッチングソ
レノイド10のサイドヨーク10aもしくは10bのど
ちらかに係合し、ボビン3がロックされることになる。 この状態からボビン3を動作させるには、ラッチングソ
レノイド10のコイル(図示せず)に通電することによ
り、ラッチングソレノイド10の永久磁石(図示せず)
による磁界を打ち消した状態で、フォーカス駆動コイル
5にサイン波等の電流方向が変化するように通電してや
ると、ボビン3はフォーカス方向の両方向に動作しよう
とするため、金属片9のラッチングソレノイド10への
係合位置に関係なくフォーカス方向fのサーボ作動状態
とすることができる。この状態ではラッチングソレノイ
ド10のコイルの通電を停止しても、ラッチングソレノ
イド10の永久磁石による磁界が金属片9に与える影響
は少ない。もちろん、ボビン3の動作時にラッチングソ
レノイド10のコイルを通電状態にしておけば、ラッチ
ングソレノイド10の永久磁石の磁界に対する影響は皆
無になる。
【0016】なお、本実施例では光磁気ディスク装置に
関して説明したが、光磁気ディスク装置に限らずコンパ
クトディスクプレーヤー等の光ディスク装置においても
同様な構成が可能である。
関して説明したが、光磁気ディスク装置に限らずコンパ
クトディスクプレーヤー等の光ディスク装置においても
同様な構成が可能である。
【0017】また、本実施例で示したボビンと光ディス
ク装置本体側に分離された光学系に限ることなく、他の
種々の光学構成を用いても何ら差し支えなく、磁気回路
とコイルによるフォーカス駆動装置およびトラッキング
駆動装置も本実施例のみならず他の種々の構成を用いて
も光ピックアップのロック機構に関しては何ら差し支え
ない。
ク装置本体側に分離された光学系に限ることなく、他の
種々の光学構成を用いても何ら差し支えなく、磁気回路
とコイルによるフォーカス駆動装置およびトラッキング
駆動装置も本実施例のみならず他の種々の構成を用いて
も光ピックアップのロック機構に関しては何ら差し支え
ない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上の実施例から明らかなよ
うに、ボビンの非動作時において金属片とラッチングソ
レノイドの作用により、ボビンがトラッキング方向およ
びフォーカス方向同時にロックされるため、光ディスク
装置に外乱力が作用してもボビンの可動による光ディス
ク盤や集光レンズ部等の損傷を防げる。また、光ディス
ク装置の姿勢差によらずボビンすなわち集光レンズの回
動範囲全般にわたり金属片とラッチングソレノイドが係
合する位置関係にあるため、動作中に電源を切られたり
等のボビンの位置が不確定な場合でもボビンを確実にロ
ックすることができる。しかも、ボビンの自重を利用し
て金属片とラッチングソレノイドの係合を行うため、動
作中に電源を切られた場合のボビン駆動装置が不要なた
め光ディスク装置の構成がシンプルになる。
うに、ボビンの非動作時において金属片とラッチングソ
レノイドの作用により、ボビンがトラッキング方向およ
びフォーカス方向同時にロックされるため、光ディスク
装置に外乱力が作用してもボビンの可動による光ディス
ク盤や集光レンズ部等の損傷を防げる。また、光ディス
ク装置の姿勢差によらずボビンすなわち集光レンズの回
動範囲全般にわたり金属片とラッチングソレノイドが係
合する位置関係にあるため、動作中に電源を切られたり
等のボビンの位置が不確定な場合でもボビンを確実にロ
ックすることができる。しかも、ボビンの自重を利用し
て金属片とラッチングソレノイドの係合を行うため、動
作中に電源を切られた場合のボビン駆動装置が不要なた
め光ディスク装置の構成がシンプルになる。
【図1】本発明の実施例の光ディスク装置の半透視分解
図
図
【図2】図1の平面概略図
【図3】図2のB−B断面図
【図4】同光ピックアップ部の要部の縦断面図
【図5】
同光ピックアップ部のロック状態の要部の縦断面図
同光ピックアップ部のロック状態の要部の縦断面図
【図6】従来のスイングアーム式光ディスク装置の要部
の斜視図
の斜視図
【図7】同スイングアクチュエータの詳細分解図
【図8
】同フォーカス方向の駆動力発生機構の詳細図
】同フォーカス方向の駆動力発生機構の詳細図
1 光ディスク盤
2 軸
3 ボビン
4 集光レンズ
5 フォーカス駆動コイル
6 サイドヨーク
7 永久磁石
8 トラッキング駆動コイル
8a,8b トラッキング駆動コイル9 金属片
10 ラッチングソレノイド
z 軸線
f フォーカス方向
t トラッキング方向
Claims (3)
- 【請求項1】光ディスク盤と、前記光ディスク盤と軸線
が略平行となるようにシャーシ上に立設された軸と、前
記軸の軸線方向に摺動し且つ軸線まわりに回動可能なボ
ビンと、前記ボビンの回転軸から偏心した位置に前記軸
線と光軸が略平行になるように搭載された集光レンズと
、前記ボビンを摺動動作させるフォーカス駆動装置と、
前記ボビンを回動動作させるトラッキング駆動装置と、
前記ボビンに設けられた強磁性体よりなる金属片と、前
記ボビンの回動動作による前記金属片の回動範囲の上下
に対向して係合可能に前記シャーシ上に設けられ且つ永
久磁石とヨークとコイルからなりしかもコイルに通電す
ることにより永久磁石とヨークで構成される磁界を打ち
消すラッチングソレノイドとを備えた光ピックアップ。 - 【請求項2】前記軸線方向に対し両方向において前記金
属片が前記ラッチングソレノイドと係合可能である請求
項第1項記載の光ピックアップ。 - 【請求項3】前記金属片は前記ボビンのマスバランスを
とるためのカウンターウエイトである請求項第1項記載
の光ピックアップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8388891A JPH04318334A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 光ピックアップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8388891A JPH04318334A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 光ピックアップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04318334A true JPH04318334A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=13815195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8388891A Pending JPH04318334A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 光ピックアップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04318334A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100772359B1 (ko) * | 2001-04-18 | 2007-11-01 | 삼성전자주식회사 | 광디스크 드라이브용 래치시스템 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP8388891A patent/JPH04318334A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100772359B1 (ko) * | 2001-04-18 | 2007-11-01 | 삼성전자주식회사 | 광디스크 드라이브용 래치시스템 |
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