JPH04317872A - トラクタのボンネット構造 - Google Patents

トラクタのボンネット構造

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JPH04317872A
JPH04317872A JP8420491A JP8420491A JPH04317872A JP H04317872 A JPH04317872 A JP H04317872A JP 8420491 A JP8420491 A JP 8420491A JP 8420491 A JP8420491 A JP 8420491A JP H04317872 A JPH04317872 A JP H04317872A
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JP
Japan
Prior art keywords
bonnet
tractor
axle frame
fixed
front axle
Prior art date
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Pending
Application number
JP8420491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshige Maezawa
清繁 前沢
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボンネット前部の強度
及び取り付け強度を向上可能にしたトラクタのボンネッ
ト構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトラクタにおいては、トラクタ車
体に前車軸フレームを前方突出状に設け、この前車軸フ
レーム上に車両補機を搭載し、この車両補機及びトラク
タ車体の前部を覆うボンネットを前ボンネットと後ボン
ネットとに2分割しており、前記ボンネットは薄板板金
で、後ボンネットが前車軸フレームに固定のステーに取
り付けられ、前ボンネットが後ボンネット及び前車軸フ
レームに対して着脱自在になっている。また、前ボンネ
ットと後ボンネットとは上面が連続した前下向き傾斜面
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術のボンネ
ットは、前車軸フレームに対する取り付けが困難であり
、取り付け強度も低く、前ボンネットは一体物であるた
め形状が複雑で、厚板で加工することが困難であり、そ
のためそれ自体の強度を向上させることが困難になって
おり、また前ボンネットの上面は後ボンネットの延長上
にあるため、トラクタにフロントローダを取り付けて対
地作業などをする場合、作業位置が見え難いなどの問題
点を有している。
【0004】本発明は、前ボンネットを上下2分割し、
前車軸フレームとそれに固定のサポート構造体とに前ボ
ンネット下部を固定し、この前ボンネット下部の上に前
ボンネット上部を取り付けて、前ボンネットの取り付け
強度を高くし、形状簡単にしてそれ自体の強度を高くす
るための厚板使用を可能にしたトラクタのボンネット構
造を提供することを目的とする。
【0005】また、本発明は、後ボンネット後部を持ち
上げ可能にすべく、その前部を前ボンネットの上部に枢
支し、後ボンネットの開閉を容易にしたトラクタのボン
ネット構造を提供することを目的とする。更に、本発明
は、前ボンネットの上面を、後ボンネットの上面よりも
急角度で前下向きに傾斜し、対地作業時の前下方視界を
良好にしたトラクタのボンネット構造を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、トラクタ車体1に前車軸
フレーム2を前方突出状に設け、この前車軸フレーム2
上に車両補機を搭載し、この車両補機及びトラクタ車体
1の前部を覆うボンネット11を前ボンネット11Fと
後ボンネット11Rとに2分割し、それらの上面を前下
向きに傾斜させたトラクタのボンネット構造において、
前記前ボンネット11Fを上下2分割し、前車軸フレー
ム2の前部に左右突出状のサポート構造体12を固定し
、前記前車軸フレーム2とサポート構造体12とに前ボ
ンネット下部11Dを固定し、この前ボンネット下部1
1Dの上に前ボンネット上部11Uを取り付けているこ
とである。
【0007】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、第1の具体的手段に加えて、前記後ボンネ
ット11Rは後部を持ち上げ可能にすべく、その前部を
前ボンネット11Fの上部に枢支していることである。 本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、
第1の具体的手段に加えて、前記前ボンネット11Fの
上面は、後ボンネット11Rの上面よりも急角度で前下
向きに傾斜していることである。
【0008】
【作用】上下2分割された前ボンネット11Fの前ボン
ネット下部11Dは、前車軸フレーム2とこの前車軸フ
レーム2に左右突出状に固定のサポート構造体12とに
固定されていて、その取り付け強度は極めて高くなって
おり、従って、前ボンネット下部11Dの上に取り付け
られた前ボンネット上部11Uも強固に取り付けられ、
前ボンネット11Fは上下2分割されて形状が簡単にな
っており、厚板で制作することが可能になっている。
【0009】後ボンネット11Rは前部が前ボンネット
11Fの上部に枢支されていて、後部を持ち上げるとエ
ンジン室を開放する。前ボンネット11Fの上面は、後
ボンネット11Rの上面よりも急角度で前下向きに傾斜
していて、トラクタ前下方の視界を広くしている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基ずいて説明
する。図1〜7において、1はトラクタ車体で、エンジ
ン7、フライホィールハウジング8、クラッチハウジン
グ9及びミッションケース10を前後方向に直結して構
成され、エンジン7から前方へ前車軸フレーム2が突設
されている。
【0011】前車軸フレーム2は平面視コ字形で、その
上にはラジエータ39及びバッテリなどの車両補機が搭
載され、エンジン7と共にボンネット11によって包囲
されている。前記ボンネット11は前ボンネット11F
と後ボンネット11Rとに別れており、前ボンネット1
1Fは更に前ボンネット上部11Uと前ボンネット下部
11Dとに分割され、前ボンネット下部11Dは前車軸
フレーム2とそれから左右に突出したサポート構造体1
2に固定されている。
【0012】前記サポート構造体12は厚板を折曲して
前車軸フレーム2の側面から外側上方に突設したもので
あり、前ボンネット下部11Dは左右板材40を有し、
各板材40が前車軸フレーム2の側面に固着されると同
時に、サポート構造体12の内面にも固着されており、
前車軸フレーム2上に取り付けられる補強部材41が左
右板材40を連結している。各板材40の内面上部には
アングル材で形成した受け部42が設けられている。
【0013】前ボンネット上部11Uは正面視コ字形で
、その両側下部には前記受け部42に載る載置部43が
形成され、前ボンネット下部11Dに載置されて、受け
部42と載置部43とをボルト連結することにより、前
ボンネット下部11Dに対して着脱自在に取り付けられ
ている。前記前ボンネット11Fは前ボンネット上部1
1Uと前ボンネット下部11Dとに分割されているので
、それぞれは形状が極めて簡単になり、厚肉板金を使用
してプレスで加工できる。
【0014】44は前面グリルで、厚板枠体に格子状の
孔の開いた厚板を取り付け、この厚板にネットを溶着し
て一体構造にしたものであり、その下端に補強部材41
に形成したピン孔45に係合可能なピン46を有し、そ
の上部に係合部47を有している。48は前ボンネット
上部11Uに枢支された横軸で、この横軸48には係合
部47と係合可能なクランプレバー49が設けられ、軸
端にはハンドル50が取り付けられている。
【0015】前面グリル44はピン46をピン孔45に
係合し、係合部47にクランプレバー49を係合するこ
とにより上下ボンネット11の当て面51にクッション
52を介して取り付けられる。この前面グリル44は着
脱が容易になっているため、清掃がし易く、厚板を使用
しているので、ヘッドライト55の保護もできる。前記
前ボンネット上部11Uの後上部には枢支軸53が取り
付けられ、この枢支軸53に後ボンネット11Rの前部
に固定のアーム54が枢支されている。これにより、後
ボンネット11Rは前ボンネット上部11Uに対して枢
支され、後部を持ち上げることにより、エンジン室を開
放できるようになっている。
【0016】56はステーを介してトラクタ車体1に固
定された固定後部ボンネットで、燃料タンク57を包囲
している。この固定後部ボンネット56と前記前ボンネ
ット上部11Uの側部内面には係合棒58、59が固定
され、後ボンネット11Rの側部内面に設けた係合具6
0、61が係合し、後ボンネット11Rの閉鎖状態を維
持可能になっている。
【0017】前記係合具60は図8、9に示すように、
後ボンネット11Rに固定のブラケット62に板バネ6
3を取り付け、この板バネ63を係合棒58に係合させ
るようになっており、係合具61と係合棒59とも同様
に構成されている。前記後ボンネット11Rは、係合具
60、61が係合棒58、59に係合することにより閉
鎖状態に保持されるので、複雑な機構のクランプ手段が
不要であり、開閉が簡単で、左右方向の振れも防止でき
る。
【0018】図6、7において、15はフロントローダ
で、マスト16の上部にブーム17を枢支し、このブー
ム17の先端にバケット66を枢支し、ブーム17を昇
降する油圧シリンダ18とバケット66をダンプする油
圧シリンダ67とを有しており、マスト16はサイドフ
レーム3に取り付けられている。サイドフレーム3はト
ラクタ車体1の左右に一対あり、各サイドフレーム3は
取り付け板19から外側方へ筒体20が突設され、この
筒体20から2枚のブラケット21が後方突出状に設け
られている。前記取り付け板19は前車軸フレーム2に
固定されてると共に、フライホィールハウジング8の側
面にもボルト固定されている。
【0019】前記マスト16は筒体20に嵌合溶接(又
は着脱自在に連結しても良い。)され、その上部にはブ
ラケット25が固着され、このブラケット25とサポー
ト構造体12とはブレイス26でボルト連結されている
。即ち、サポート構造体12はブレイス26先端の取り
付け部材も兼ねている。前記2枚のブラケット21には
それぞれに帯板状の後補強フレーム4の前端ガボルト連
結されている。第1後補強フレーム4Aは直線状で、そ
の後部はミッションケース10に固定のブレーキケース
28にボルト連結されている。この第1後補強フレーム
4Aの後端にはバックホーの取り付け台の下部を係合支
持する凹部29が形成されると共に、その直前にロプス
6の下端が固定されている。
【0020】第2後補強フレーム4Bは途中まで第1後
補強フレーム4Aと平行で、途中から後上向きに折曲さ
れたへの字状であり、途中で第1後補強フレーム4Aと
固着することが好ましい。第2後補強フレーム4Bの後
端はロプス6の下部の下端より若干上側に固定されてい
る。ロプス6の上部は取り付け体30を介して後輪フェ
ンダ31に連結され、このロプス6の上に上ロプス体が
連結される。第2後補強フレーム4Bとロプス6との連
結部分にバックホーの取り付け台の上部が連結される。
【0021】図中、符号33は前輪、34は後輪、35
はステップ、36はハンドル、37はクラッチペダルを
それぞれ示している。前記後ボンネット11Rの上面は
固定後部ボンネット56側から前下向きに緩やかに傾斜
しており、それに対して、前ボンネット11Fの上面は
前下向きに急角度で傾斜している。前ボンネット11F
の上面の前下向き傾斜は、操縦席5に座ったオペレータ
が後ボンネット11Rの上面前端を見る目線と平行、又
はそれ以上の急角度であり、トラクタに可及的に近い地
面が視界に入るようになっている。
【0022】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、前ボン
ネット下部11Dを正面視U字形の1枚板で形成したり
、後ボンネット11Rを燃料タンク57を覆う位置まで
延長したりしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、前ボンネ
ット11Fを上下2分割し、前車軸フレーム2の前部に
左右突出状のサポート構造体12を固定し、前車軸フレ
ーム2とサポート構造体12とに前ボンネット下部11
Dを固定し、この前ボンネット下部11Dの上に前ボン
ネット上部11Uを取り付けているので、前ボンネット
の取り付け強度を高くすることができ、且つ形状が簡単
になるので厚板で形成して、それ自体の強度を高くする
ことが可能になる。
【0024】また、本発明によれば、後ボンネット11
Rはその前部を前ボンネット11Fの上部に枢支してい
るので、後部を持ち上げて容易に開閉することができる
。更に、本発明によれば、前ボンネット11Fの上面は
、後ボンネット11Rの上面よりも急角度で前下向きに
傾斜しているので、対地作業時の前下方視界を良好にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部断面側面図である。
【図2】一部断面正面図である。
【図3】要部の拡大側面図である。
【図4】要部の拡大正面図である。
【図5】要部の拡大平面図である。
【図6】全体側面図である。
【図7】全体平面図である。
【図8】図1のXーX線断面図である。
【図9】図8のY矢視図である。
【符号の説明】
1  トラクタ車体 2  前車軸フレーム 3  サイドフレーム 11  ボンネット 11F  前ボンネット 11U  前ボンネット上部 11D  前ボンネット下部 11R  後ボンネット 12  サポート構造体 39  ラジエータ 44  前面グリル 53  枢支軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トラクタ車体(1)に前車軸フレーム
    (2)を前方突出状に設け、この前車軸フレーム(2)
    上に車両補機を搭載し、この車両補機及びトラクタ車体
    (1)の前部を覆うボンネット(11)を前ボンネット
    (11F)と後ボンネット(11R)とに2分割し、そ
    れらの上面を前下向きに傾斜させたトラクタのボンネッ
    ト構造において、前記前ボンネット(11F)を上下2
    分割し、前車軸フレーム(2)の前部に左右突出状のサ
    ポート構造体(12)を固定し、前記前車軸フレーム(
    2)とサポート構造体(12)とに前ボンネット下部(
    11D)を固定し、この前ボンネット下部(11D)の
    上に前ボンネット上部(11U)を取り付けていること
    を特徴とするトラクタのボンネット構造。
  2. 【請求項2】  前記後ボンネット(11R)は後部を
    持ち上げ可能にすべく、その前部を前ボンネット(11
    F)の上部に枢支していることを特徴とする請求項1に
    記載のトラクタのボンネット構造。
  3. 【請求項3】  前記前ボンネット(11F)の上面は
    、後ボンネット(11R)の上面よりも急角度で前下向
    きに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のト
    ラクタのボンネット構造。
JP8420491A 1991-04-16 1991-04-16 トラクタのボンネット構造 Pending JPH04317872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104029738A (zh) * 2013-03-07 2014-09-10 株式会社久保田 作业车辆的罩安装构造和作业车辆的排气装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104029738A (zh) * 2013-03-07 2014-09-10 株式会社久保田 作业车辆的罩安装构造和作业车辆的排气装置
CN104029738B (zh) * 2013-03-07 2016-07-06 株式会社久保田 作业车辆的罩安装构造和作业车辆的排气装置

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