JPH04317598A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH04317598A
JPH04317598A JP3084318A JP8431891A JPH04317598A JP H04317598 A JPH04317598 A JP H04317598A JP 3084318 A JP3084318 A JP 3084318A JP 8431891 A JP8431891 A JP 8431891A JP H04317598 A JPH04317598 A JP H04317598A
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Japan
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fan
motor
drive
coil
circuit
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JP3084318A
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Hisahiro Shimizu
久弘 清水
Katsuaki Sakai
克秋 坂井
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動装置に関し、詳しく
はコイルを有し該コイルに通電されて駆動力を発生する
駆動機と、前記通電を行なって前記駆動機を駆動する駆
動回路からなる駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の駆動装置、例えばステッピング
モータを駆動機とする駆動装置では、特に駆動回路のパ
ワートランジスタなどの駆動素子(以下、パワー素子と
いう)など装置の発熱部を冷却する方式として従来2つ
の方式が採用されている。
【0003】第1の方式は、上記のパワー素子などに対
して発熱量に相応した大型の放熱部材、いわゆるヒート
シンクを取り付け、空気の対流を利用して冷却する自然
冷却方式である。
【0004】また第2の方式は、上記のパワー素子のヒ
ートシンクを小型とし、別に冷却用のファン、即ちモー
タによる扇風機を設け、このファンによりヒートシンク
を介し発熱素子を強制的に空冷し、ヒートシンクの冷却
効率を向上させる強制空冷方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記の2つの
冷却方式では次のような欠点があった。まず、自然冷却
方式の場合、冷却効果は一般にヒートシンクの放熱面積
とその取り付け方向(空気の対流から決定される向き)
によりほぼ決まり、モータの駆動回路においてはパワー
素子による発熱が著しいため大型のヒートシンクが必要
となる。しかし、ヒートシンク(一般にアルミ材からな
る)の大型化はコストアップ、装置の大型化、及び取り
付け方法(方向等)の制限等の問題が生じる。
【0006】一方、強制空冷方式の場合、空気の流れを
強制的に形成するため、装置の取り付け方向等には自由
度が得られる。しかしながら、冷却ファンを駆動するた
めの電源回路を必要とするため、以下のような欠点が有
る。
【0007】・ヒートシンクの小型化によりせっかく得
たスペースをファンの電源回路が使用することになり、
装置の小型化ができない。
【0008】・ファンの電源回路そのものが新たな発熱
源となってしまう。
【0009】・モータが駆動されておらず、モータ駆動
回路の発熱がない、もしくは少ない場合でもファンの駆
動による強制冷却を続けるので、消費電力の無駄が発生
するとともに、ファンの寿命も短くなってしまう。
【0010】・冷却ファンによるコストアップがヒート
シンクの小型化によるコストダウンにより相殺できたと
しても、電源回路によるコストアップが発生してしまう
【0011】そこで本発明の課題は、この種の駆動装置
において、上記のような従来の欠点を解消し、装置の冷
却を効率良く行なえ、省電力を図れ、更に装置の小型化
およびコストダウンが図れる構成を提供することにある
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、上述した種類の駆動装置で、発熱
部を冷却するためのファンなど電動の冷却手段を有する
駆動装置において、駆動機の駆動時でコイルの通電を遮
断ないし切り換えた時に該コイルに発生する逆起電力に
より前記冷却手段を駆動する回路を設けた構成を採用し
た。
【0013】
【作用】このような構成によれば、駆動機の駆動時に駆
動機のコイルの通電を遮断ないし切り換えた時に駆動機
のコイルに発生する逆起電力により冷却手段を駆動でき
、装置の発熱部の冷却を行なうことができる。
【0014】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。ここではステッピングモータを駆動機とするモータ
駆動装置を例示する。
【0015】図1は実施例のモータ駆動装置の全体の回
路構成を示している。図1において符号1は駆動機のス
テッピングモータであり、いわゆるペンタゴン接続され
た5つのコイルL1〜L5を有する5相のモータとする
。符号2はモータ1を駆動するための電力を供給する電
源回路である。
【0016】また符号T1〜T10はモータ1を駆動す
るためのパワートランジスタであり、それぞれに不図示
の小型のヒートシンクが取り付けられているものとする
。電源回路2からトランジスタT1〜T10を介してモ
ータ1の各コイルL1〜L5に駆動電圧が印加され、ト
ランジスタT1〜T10がICからなるトランジスタ駆
動回路3の制御によって選択的にオン、オフされること
により、コイルL1〜L5の通電が切り換えられ、いわ
ゆる励磁相が切り換えられて、モータ1が駆動される。
【0017】トランジスタT1〜T10のそれぞれのコ
レクタ、エミッタ間にはダイオードD1〜D10が接続
されている。また電源回路2とトランジスタT1、T3
、T5、T7、T9のそれぞれとの間の電源ラインにも
ダイオードD11〜D15が挿入されている。
【0018】一方、符号4は冷却用のファンであり、特
にトランジスタT1〜T10および電源回路2などの装
置の発熱部を冷却するものである。このファン4のモー
タを駆動するためにトランジスタT11、ツェナーダイ
オードZD、及びダイオードD21〜D25からなるフ
ァン駆動回路5が設けられている。この回路5は、この
種の駆動装置の回路においてモータのコイルの励磁相切
り換え時にコイルに発生する逆起電力からパワートラン
ジスタなどの素子を保護し、電気的ダンパーとしての役
割をなすFBC(フライバックコントロール)回路を転
用したものである。
【0019】ダイオードD21〜D25のそれぞれのア
ノード側はダイオードD11〜D15のそれぞれのカソ
ード側に接続され、ダイオードD21〜D25のカソー
ドはトランジスタT11のコレクタに接続されている。 トランジスタT11のコレクタ、ベース間にツェナーダ
イオードZDが接続されている。そしてトランジスタT
11のコレクタ、エミッタがファン4の電源ラインの両
端の接続端子に接続されている。
【0020】なお本実施例の装置の物的な構成は図2の
ようになる。モータ1と別体にコントロールボックス6
が設けられ、同ボックス6内に設けられた回路基板7上
に図1に示したトランジスタT1〜T10以下からなる
モータ駆動回路8が設けられ、その中にファン駆動回路
5が設けられる。電源回路2は回路基板7と別にボック
ス6内に設けられる。冷却用のファン4はボックス6の
側壁に設けられる。
【0021】次に上記構成による動作を説明する。図1
の構成において、トランジスタ駆動回路3によってトラ
ンジスタT1〜T10が選択的にオン、オフされ、電源
回路2の出力電流がコイルL1〜L5に順次切り換えて
印加され、通電されることによりモータ1が回転駆動さ
れる。トランジスタT1〜T10はそれぞれコイルL1
〜L5に対応して符号1φ〜5φで示すように5組のペ
アになっており、ペアのトランジスタどうしは対応した
コイルの通電時と通電遮断時で逆にオン、オフされる。
【0022】ここでコイルL1について考えると、通電
時にはトランジスタT1がオフ、トランジスタT2がオ
ンされ、コイルL1に電源回路2からの電流が矢印方向
に印加される。励磁相の切り換え時には逆にトランジス
タT1がオン、トランジスタT2がオフされ、電源電流
の通電が遮断される。この時、コイルL1のインダクタ
ンスによる逆起電力により通電時と同じ向きの電流I1
が発生し、ダイオードD1、D21を介し電流Izとな
ってファン駆動回路5に流れ込む。
【0023】この時、ファン4のモータに印加される電
圧V1、即ちトランジスタT11のコレクタ、エミッタ
間の電圧が、ツェナーダイオードZDのツェナー電圧V
zにトランジスタT11のベース、エミッタ間の電圧V
BEを加えた高さより高くなろうとすると、トランジス
タT11がオンして電流I3が流れるので、V1≦VB
E+Vz となり、ほぼ定電圧に制御され、ファン4に対し電圧V
1に応じた電流I2が流れる。
【0024】ここでモータ1は5相のモータで4相励磁
で駆動するため、電気角360゜に対しコイルL1〜L
5より上記逆起電力がそれぞれ1回、計5回発生し、こ
の逆起電力によりファン4に印加される電圧V1及び電
流I2は、例えばモータ1が1kppsでの連続駆動時
において図3に示すように73〜80%のデューティー
比のパルス電圧、電流として印加されることになる。電
圧V1は例えば約18Vに設定される。モータ1の回転
速度に応じたステップレートが高くなるほど上記デュー
ティー比も高くなる。すなわちファン4はモータ1の回
転速度に応じてPWM(パルス幅変調)方式で給電され
て回転駆動され、送風により装置の発熱部の冷却を行な
うことができる。
【0025】以上のような本実施例によれば、従来の強
制空冷方式に比べてファンを用いる点では同じだが、上
述のようにモータ1の駆動時で励磁相の切り換えにより
コイルL1〜L5に発生する逆起電力によりファン4を
駆動するので、ファン4専用の電源回路が不要である。 しかもファン駆動回路5は先述のようにFBC回路を転
用したものであり、ファン駆動回路5のために特にコス
トがかかる訳ではなく、全体としてコストダウンが図れ
る。
【0026】また、先述のようにファン駆動回路5に流
れ込んだ電流IzはPWM方式で制御されて一部(I2
)はファン4により消費され、残り(I3)は(FBC
回路の本来の役割通り)トランジスタT11で消費され
る。PWM制御によれば、逆起電力の電圧のデューティ
ー比が高い時、つまりモータ1が高速で駆動されトラン
ジスタT1〜T10などの発熱が著しい時にファン4の
駆動電圧、電流のパルス幅が大きくパルス間隔が狭くな
り、ファン4は高速回転し高い冷却能力を発揮する。反
対に逆起電力の電圧のデューティー比が低い時、つまり
モータ4が低速で駆動され発熱が少ない時はファン4は
低速回転し、少ない発熱に見合った冷却能力となる。更
にモータ1が停止すると上記逆起電力が発生せず上記デ
ューティー比が0となってファン4も停止する。即ち発
熱が止まるとファン4も停止する。
【0027】このようにファン4がセンサなどを用いず
に自動的にPWM制御方式でモータ1の駆動に対応して
駆動され、無駄なく効率良く効果的に冷却を行なえ、消
費電力の無駄がない。ファン4の寿命も長くなる。
【0028】また従来ではFBC回路においてモータの
逆起電力を抵抗、トランジスタなどでいたずらに消費し
ていたのに対し、本実施例ではその逆起電力を冷却に使
用するので、この点でも消費電力の無駄を省ける。
【0029】更に本実施例では強制空冷方式なのでパワ
ートランジスタなどのヒートシンクを小型にできるとと
もに、ファン4の専用の電源がなく、その電源のための
スペースも不要なので装置全体の小型化が図れる。
【0030】なお以上のように、コイルの逆起電力によ
り冷却用ファンを駆動する構成は、モータの駆動装置に
限らず、例えばプリンタの活字を打撃する印字ハンマな
どとして用いられ、高速で間欠的に駆動されるソレノイ
ドの駆動装置などにも適用できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、コイルを有し該コイルに通電されて駆動力を
発生する駆動機と、前記通電を行なって前記駆動機を駆
動する駆動回路からなる駆動装置であって、更に該装置
の発熱部を冷却するための電動の冷却手段を有する駆動
装置において、前記駆動機の駆動時でコイルの通電を遮
断ないし切り換えた時に該コイルに発生する逆起電力に
より前記冷却手段を駆動する回路を設けた構成を採用し
たので、前記冷却手段専用の電源が不要であり、冷却手
段による冷却を無駄なく、効率良く、効果的に行なえ、
省電力化および冷却手段の長寿命化が図れ、さらに装置
の小型化およびコストダウンなどが図れるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるモータ駆動装置の回路の
構成を示す回路図である。
【図2】同装置の物的な構成を示す透視斜視図である。
【図3】同装置のファン駆動回路5によるファン4の駆
動電圧、電流の波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1  ステッピングモータ 2  電源回路 3  トランジスタ駆動回路 4  冷却用のファン 5  ファン駆動回路 6  コントロールボックス 7  回路基板 8  モータ駆動回路 D1〜D15、D21〜D25  ダイオードL1〜L
5  コイル T1〜T11  トランジスタ ZD  ツェナーダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コイルを有し該コイルに通電されて駆
    動力を発生する駆動機と、前記通電を行なって前記駆動
    機を駆動する駆動回路からなる駆動装置であって、更に
    該装置の発熱部を冷却するための電動の冷却手段を有す
    る駆動装置において、前記駆動機の駆動時でコイルの通
    電を遮断ないし切り換えた時に該コイルに発生する逆起
    電力により前記冷却手段を駆動する回路を設けたことを
    特徴とする駆動装置。
JP3084318A 1991-04-17 1991-04-17 駆動装置 Expired - Lifetime JPH0828997B2 (ja)

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JP3084318A JPH0828997B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 駆動装置

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JPH0828997B2 JPH0828997B2 (ja) 1996-03-21

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2936563A1 (de) * 1978-03-01 1981-01-08 Thagard G Foamed polymeric material based on bitumen and castor oil
US6747425B2 (en) 2002-01-24 2004-06-08 Asahi Kasei Microsystems Co. Ltd System for sharing power and signal pins on a motor controller
US7231139B2 (en) 2005-08-29 2007-06-12 Asahi Kasei Microsystems Co., Ltd. Digital noise reduction for motors
CN110611998A (zh) * 2019-09-09 2019-12-24 国网山东省电力公司金乡县供电公司 一种新能源电动汽车大功率电机控制器及新能源电动汽车

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CN110611998A (zh) * 2019-09-09 2019-12-24 国网山东省电力公司金乡县供电公司 一种新能源电动汽车大功率电机控制器及新能源电动汽车

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