JPH04316944A - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置

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Publication number
JPH04316944A
JPH04316944A JP3082293A JP8229391A JPH04316944A JP H04316944 A JPH04316944 A JP H04316944A JP 3082293 A JP3082293 A JP 3082293A JP 8229391 A JP8229391 A JP 8229391A JP H04316944 A JPH04316944 A JP H04316944A
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JP
Japan
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air conditioning
hour
air
conditioning mode
mode
Prior art date
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Application number
JP3082293A
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English (en)
Inventor
Naoki Shimokawa
下河 直樹
Masatoshi Nagano
長野 昌利
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被空調空間の空気調和
を24時間連続的に行うことにより被空調空間の快適性
を向上させることを目的とする空気調和機の運転制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の運転を制御する運転
制御手段の中の一つに、空気調和機の空気調和能力を最
低限に抑え、運転を連続的に持続させる空調モードが設
けられることがよく行われていた。
【0003】しかし、この種の空調モードは、あくまで
運転制御手段の中の一つの空調モードとして位置付けら
れており、この種の空調モードを備えた空気調和機の運
転制御装置によれば、「運転」、「停止」制御をおこな
う運転制御手段により、空気調和機を運転状態にしてお
いて上記空調モードを行う必要がある。(特開昭59−
0487号公報)。
【0004】図13は、従来の空気調和機の運転を制御
する運転制御手段の中の一つに、空気調和機の空気調和
能力を最低限に抑え、運転を連続的に持続させる空調モ
ードを設けた、空気調和機の運転制御装置の一実施例を
示す流れ図である。
【0005】図13によれば、STARTから開始して
、まず、運転制御装置による「運転」の選択(ステップ
101)が、Nであれば、空気調和機の全運転を停止す
る(ステップ102)。Yであれば、つぎのSTEPに
移行し、選択手段による連続運転空調モードの選択(ス
テップ103)が、Yであれば連続運転空調運転を行い
(ステップ104)、Nであれば、通常の負荷対応運転
モードのいずれかを運転する(ステップ105)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の運転
制御装置では、停止が選択されると、空気調和機は、全
運転を停止するものであり、この運転制御装置により、
連続的に被空調空間の空気調和機を維持しながら被空調
空間の快適性を向上させるためには、常時、運転制御手
段による選択を「運転」としたまま、空調モードを選択
する必要が発生し、使用者においては、常に、空気調和
機は「運転」という意識に立つ。
【0007】また、このような運転制御装置により、空
気調和機の運転制御が支配される制御では、使用者が連
続的な運転を希望していながら、日常、使いなれた断続
的な空気調和機の操作(運転、停止操作)により、運転
制御手段の選択を「停止」としてしまい、希望した連続
的な空気調和を中断してしまうことにもなる。
【0008】さらに、上記のように一端運転を中断して
しまうと、再度運転するまでに、冷房時であれば室温が
上昇し、暖房時であれば室温が低下してしまうため、再
運転時には例えば暖房時であれば室温が立ち上がるまで
に非常に時間がかかり、快適性が著しく損なわれるとと
もに電気代もかかるという問題があった。
【0009】本発明は、このような点に関して発明され
たものであり、使用者の希望により、連続的な空気調和
の空調モードを一度選択しておけば、この選択以降は、
被空調空間内の騒音に応じて自動的に連続的な空気調和
を得ることが可能な運転制御装置を提供することを目的
としている。
【0010】また、本発明は、24時間空調モードが選
択され、被空調空間内の騒音が一定の条件を下回ってい
る場合には、自動的に圧縮機の運転周波数を所定の設定
回転数で運転することにより、快適性の向上および省エ
ネを行なうことを目的としている。
【0011】さらに、本発明は、24時間空調モードが
選択され、被空調空間内の騒音が一定の条件を下回って
いる場合には、自動的に室内送風機の回転数を所定の回
転数とし、前記回転数にて連続運転あるいは、断続運転
を行ない快適性の向上および省エネを行なうことと、室
内送風機を断続運転することにより、室内送風機の連続
運転に対する寿命性能、および信頼性を向上させること
を目的としている。
【0012】さらに、本発明は、24時間空調モードが
選択され、被空調空間内の騒音が一定の条件を下回って
いる場合には、自動的に上下偏向羽根を所定の位置へ偏
向し、快適性の向上および省エネを行なうことを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、空気調和機の運転を制御する制御装置を、
連続的に最低限の空気調和機を維持するだけの機能をも
つ24時間空調モードの運転と解除とを選択する選択手
段と、被空調空間の負荷に応じた負荷対応空調モードの
運転、停止制御をおこなう運転制御手段と、さらに、選
択手段に対し優先して運転制御手段による信号を出力す
る制御手段と、24時間空調モードの運転と解除を選択
する選択手段による「運転」の選択と、前記、運転制御
手段による「運転」の選択を受けた以降、自動的に、2
4時間空調モードの運転と解除を被空調空間の騒音に応
じて制御するための条件検出手段と判断手段との3つの
手段より成る優先出力手段により構成したものである。
【0014】また、本発明は、前記優先出力手段の信号
により、24時間空調モードが選択されたことを検出す
る24時間検出手段と、前記24時間モード検出手段の
電気信号により圧縮機の運転周波数を所定の設定回転数
で運転させる出力手段とにより構成したものである。
【0015】また、本発明は、前記優先出力手段の信号
により、24時間空調モードが選択されたことを検出す
る24時間検出手段と、前記24時間モード検出手段の
電気信号により所定の設定回転数で前記送風機を連続運
転させる出力手段とにより構成したものである。
【0016】また、本発明は、前記優先出力手段の信号
により、24時間空調モードが選択されたことを検出す
る24時間検出手段と、前記24時間モード検出手段の
電気信号により所定の設定回転数で前記送風機を断続運
転させる出力手段とにより構成したものである。
【0017】また、本発明は、前記優先出力手段の信号
により、24時間空調モードが選択されたことを検出す
る24時間検出手段と、前記24時間モード検出手段の
電気信号により所定の位置に前記上下偏向羽根を偏向さ
せる出力手段とにより構成したものである。
【0018】
【作用】本発明は、上記した構成により、使用者の希望
による24時間空調モードの運転を、一度選択しておき
、負荷対応空調モードの運転を選択した以降は、被空調
空間の騒音に応じて、負荷対応空調モードでの運転と2
4時間空調モードでの運転とを自動的に選択しながらの
、連続的な空気調和運転を得ることが可能な空気調和機
の運転制御装置を実現することが出来る。
【0019】さらに、本発明は、24時間空調モードが
優先されて選択された場合には、圧縮機の運転周波数を
所定の回転数で運転するとともに、室内送風機の回転数
を所定の回転数とし、前記回転数にて室内送風機の連続
運転を行ない、快適性の向上および省エネを行なうこと
が出来る。
【0020】さらに、本発明は、24時間空調モードが
優先されて選択された場合には、室内送風機の回転数を
所定の回転数とし、前記回転数にて室内送風機の断続運
転を行ない、快適性の向上および省エネを行なうことが
出来る。
【0021】さらに、本発明は、24時間空調モードが
優先されて選択された場合には、上下偏向羽根を所定の
位置へ偏向するため、快適性の向上および省エネを行な
うことが出来る。
【0022】
【実施例】図1は本発明の空気調和機の運転制御装置の
一実施例を示すブロック図である。
【0023】図1において、1は空気調和機の運転を制
御する制御装置の中の24時間空調モードの、運転と解
除を選択する選択手段であり、2は被空調空間の負荷に
応じた運転を行う負荷対応空調モードの運転、停止制御
を行う運転制御手段であり、3は優先出力手段であり、
優先出力手段は、被空調空間内の騒音を検知し、騒音を
計測する騒音センサー等で構成される条件検出手段3a
と、前記騒音センサーで測定した騒音が、規定の値以上
か、以下かを判断する判断手段3bと、1の24時間空
調モードの運転と解除を選択する選択手段の出力に優先
して、2の被空調空間の負荷に応じた運転を行う負荷対
応空調モードの運転、停止制御を行う運転制御手段によ
る出力を優先して出力する制御手段3cとにより構成さ
れる。
【0024】さらに4は、優先出力手段3の信号により
24時間空調モードが選択されたことを検出する検出手
段であり、5aは24時間空調モード検出手段4の電気
信号により、圧縮機の運転周波数を所定の設定回転数で
連続運転するとともに、室内機の送風機を所定の回転数
で連続運転させる出力手段である。
【0025】図2は本発明の、空気調和機の運転制御装
置の一実施例を示す流れ図である。図2において、ST
ARTから開始して、まず運転制御装置による負荷対応
空調モードの運転制御手段の選択がY(ON)であり(
ステップ201)、次に24時間空調モードの運転と解
除を選択する選択手段がN(OFF)であれば(ステッ
プ202)負荷対応空調運転を行い(ステップ203)
、選択手段による24時間空調モード選択がY(ON)
であれば(ステップ202)条件検出手段と判断手段に
より被空調空間内の騒音が規定値以上か、以下か、を判
断し(ステップ204)、N(以上)であれば負荷対応
空調運転を行い(ステップ203)、Y(以下)であれ
ば24時間空調モードによる運転を行ない(ステップ2
05)、かつ圧縮機の運転周波数を所定の設定回転数で
運転するとともに、室内送風機連続運転となる(ステッ
プ205a)。
【0026】運転制御装置による負荷対応空調モードの
運転制御手段の選択がN(OFF)であり、(ステップ
201)、24時間空調モードの運転と解除を選択する
選択手段がY(ON)であれば(ステップ206)、2
4時間空調モードによる運転を行ない(ステップ205
)、N(OFF)であれば、空気調和機の全運転を停止
する(ステップ207)。
【0027】この流れ図に示す、空気調和機の運転制御
装置によれば、運転制御装置による負荷対応空調モード
の運転制御手段の選択を運転と、選択手段による24時
間空調モードの運転を予め選択しておけば、以降は自動
的に、条件検出手段と判断手段により被空調空間内の騒
音が規定値以上か、以下か、を判断し、負荷対応空調モ
ードの運転と、24時間空調モードによる運転とを選択
して、連続的な空気調和機の運転を行なう運転制御装置
を実現することが出来る。
【0028】さらに、選択手段による24時間空調モー
ドの運転を、一度選択しておけば、この選択以降は、運
転制御手段による選択で「運転」で負荷対応空調モード
による空調運転を行ない、「停止」を選択すれば、24
時間モードによる空調運転(圧縮機の運転周波数を所定
の回転数で運転するとともに、所定の回転数で室内送風
機を連続運転)に移行する空気調和機の運転制御を併せ
持った運転制御装置を実現することが出来る。
【0029】また、24時間空調モードで運転した場合
は、圧縮機の運転周波数を所定の設定回転数で運転する
とともに(例えば最小運転周波数)、圧縮機の運転、停
止に関わらず、室内送風機が所定の回転数で連続運転す
るため、サーキュレーション効果により上下の温度差を
減少させ快適性を向上させるとともに、省エネを図るこ
とが出来る。
【0030】さらに、再度負荷対応空調モードが選択さ
れた場合、立ち上がり時間が著しく早くなり快適性向上
および省エネを図ることが出来る。
【0031】図3は本発明の空気調和機の運転制御を実
現するための、電気回路の一実施例を示すものである。
【0032】6は、例えば、ワイヤレスリモコン上に配
置された、図1に示した選択手段を行う選択スイッチあ
るいは、運転制御手段を行う選択スイッチによる選択結
果を、空気調和機本体に内蔵された処理部8へ送るため
の、本体側受信部、3は制御部7内にあり、本体側受信
部6の受信結果を受けて、被空調空間内の騒音を検知し
、騒音を計測する騒音センサー等で構成される条件検出
手段と、前記騒音センサーで測定した騒音が、規定の値
以上か、以下かを判断する判断手段と、24時間空調モ
ードの運転と解除を選択する選択手段の出力に優先して
、被空調空間の負荷に応じた運転を行う負荷対応空調モ
ードの運転、停止制御を行う運転制御手段による出力を
優先して出力する制御手段の3つの手段により構成され
る優先出力手段、8は同じく制御部7内にあり、優先出
力手段3の出力結果を受けて空気調和機の運転を24時
間空調モードあるいは、負荷対応空調モードのいずれか
に決定する処理部である。12は処理部8の判断結果に
よる出力を受けて制御される駆動装置11により運転さ
れる圧縮機である。
【0033】本実施例では24時間空調モードあるいは
、負荷対応空調モードにより制御される対象は、周波数
変換装置により駆動される圧縮機の運転周波数であるが
、他の実施例として、能力制御ポートを有する一定速の
圧縮機の能力制御ポートを制御する、二方弁コイルのO
N、OFF制御としても同様の効果を得られる。
【0034】図4は本発明の空気調和機の運転制御装置
の第2の実施例のブロック図である。
【0035】図4において、図1と異なるところは、2
4時間空調モード検出手段4の電気信号により室内機の
送風機を所定の回転数で連続運転させる出力手段5bを
設けたところである。
【0036】図5は本発明の空気調和機の第2の実施例
の流れ図である。図5において図2と異なるのは、24
時間空調モードで運転した場合(ステップ205)、圧
縮機の運転停止にかかわらず、室内送風機が所定の回転
数で連続運転となるステップ205bを設け、サーキュ
レーション効果により上下の温度差を減少させ快適性を
向上させるとともに、省エネを図ることが出来ることで
ある。
【0037】図6は本発明の空気調和機の運転制御装置
の第3の実施例のブロック図である。
【0038】図6において、図1と異なるところは、2
4時間空調モード検出手段4の電気信号により所定の回
転数で室内送風機を断続運転させる出力手段5cを設け
たところである。
【0039】図7は本発明の空気調和機の運転制御装置
の第3の実施例の流れ図である。図7において、図5と
異なるのは、24時間空調モードで運転した場合(ステ
ップ205)、室内送風機が所定の回転数で断続運転と
なるステップ205cを設け、サーキュレーション効果
により上下の温度差を減少させ快適性を向上させるとと
もに、省エネを図ることが出来ることである。
【0040】上記室内送風機の断続運転については、図
8の(a)に示すように、圧縮機の運転、停止に連動し
て、運転停止を行なってもよいし、あるいは、図8(b
)に示すように圧縮機が停止してから△t1時間後に室
内送風機を△t2時間だけ運転してもよい。(この場合
についても圧縮機が運転すれば当然室内送風機も運転す
る。)この制御により、第2の実施例と同様の効果を得
ることが出来るとともに、第2の実施例よりも室内送風
機の寿命性能、および信頼性を高めることが出来る。
【0041】図9は、本発明の空気調和機の運転制御を
実現するための、電気回路の一実施例を示すものである
【0042】6は、例えば、ワイヤレスリモコン上に配
置された、図1に示した選択手段を行う選択スイッチあ
るいは、運転制御手段を行う選択スイッチによる選択結
果を、空気調和機本体に内蔵された処理部8へ送るため
の、本体側受信部、3は制御部7内にあり、本体側受信
部6の受信結果を受けて、被空調空間内の騒音を検知し
、騒音を計測する騒音センサー等で構成される条件検出
手段と、前記騒音センサーで測定した騒音が、規定の値
以上か、以下かを判断する判断手段と、24時間空調モ
ードの運転と解除を選択する選択手段の出力に優先して
、被空調空間の負荷に応じた運転を行う負荷対応空調モ
ードの運転、停止制御を行う運転制御手段による出力を
優先して出力する制御手段の3つの手段により構成され
る優先出力手段、8は同じく制御部7内にあり、優先出
力手段3の出力結果を受けて空気調和機の運転を24時
間空調モードあるいは、負荷対応空調モードのいずれか
に決定する処理部である。10は処理部8の判断結果に
よる出力を受けて制御される駆動装置9により運転され
る室内送風機である。
【0043】図10は本発明の空気調和機の運転制御装
置の第4の実施例のブロック図である。
【0044】図10において、図1と異なるところは、
24時間空調モード検出手段4の電気信号により、圧縮
機の運転周波数を所定の設定回転数で連続運転するとと
もに、室内機の送風機を所定の回転数で連続運転させ、
かつ上下偏向羽根を所定の位置へ偏向する出力手段5d
を設けたところである。
【0045】図11は本発明の空気調和機の運転制御装
置の第4の実施例の流れ図である。図11において、図
2と異なるところは、24時間空調モードで運転した場
合(ステップ205)に上下偏向羽根を所定の位置へ偏
向するため(ステップ205d)、(例えば、冷房時で
あれば上下偏向羽根を水平に、暖房時であれば下向きへ
)さらにサーキュレーション効果を向上させることによ
り上下の温度差を減少させ快適性を向上させるとともに
、省エネを図ることが出来ることである。
【0046】図12は、本発明の空気調和機の運転制御
を実現するための、電気回路の一実施例を示すものであ
る。
【0047】6は、例えば、ワイヤレスリモコン上に配
置された、図1に示した選択手段を行う選択スイッチあ
るいは、運転制御手段を行う選択スイッチによる選択結
果を、空気調和機本体に内蔵された処理部8へおくるた
めの、本体側受信部、3は制御部7内にあり、本体側受
信部6の受信結果を受けて、被空調空間内の騒音を検知
し、騒音を計測する騒音センサー等で構成される条件検
出手段と、前記騒音センサーで測定した騒音が、規定の
値以上か、以下かを判断する判断手段と、24時間空調
モードの運転と解除を選択する選択手段の出力に優先し
て、被空調空間の負荷に応じた運転を行う負荷対応空調
モードの運転、停止制御を行う運転制御手段による出力
を優先して出力する制御手段の3つの手段により構成さ
れる優先出力手段、8は同じく制御部7内にあり、優先
出力手段3の出力結果を受けて空気調和機の運転を24
時間空調モードあるいは、負荷対応空調モードのいずれ
かに決定する処理部である。10は処理部8の判断結果
による出力を受けて制御される駆動装置9により運転さ
れる室内送風機である。同様に14は、処理部8の判断
結果による出力を受けて制御され、駆動装置13により
運転される上下偏向羽根モータである。
【0048】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれば
、空気調和機の運転を制御する制御装置を、連続的に最
低限の空気調和機を維持するだけの機能を持つ24時間
空調モードの運転と解除とを選択する選択手段と、被空
調空間の負荷に応じた負荷対応空調モードの運転、停止
制御をおこなう運転制御手段と、さらに、選択手段に対
し優先して運転制御手段による信号を出力する制御手段
と、24時間空調モードの運転と解除を選択する選択手
段による「運転」の選択と、前記、運転制御手段による
「運転」の選択を受けた以降、自動的に、24時間空調
モードの運転と解除を被空調空間の騒音に応じて制御す
るための条件検出手段と判断手段との3つの手段より成
る優先出力手段により構成することにより、使用者の希
望による、連続的に最低限の空気調和をするだけの機能
を持つ24時間空調モードの運転を、一度選択しておけ
ば、この選択以降は、被空調空間内の騒音に応じて自動
的に連続的な空気調和を得ることが可能な運転制御装置
を実現することが出来るようになり、被空調空間の空気
調和を24時間連続的に行うことにより被空調空間の快
適性を向上させることを目的とする空気調和機を、使用
者に対して、使用感を発生させることなく提供すること
が可能となる。
【0049】また、本発明は、24時間空調モードが優
先されて選択されている際には、被空調空間内の騒音が
一定の条件を下回っている場合には、自動的に圧縮機の
運転周波数を所定の設定回転数で運転することにより、
快適性の向上および省エネを行なうことを目的としてい
る。
【0050】さらに、本発明は、24時間空調モードが
選択され、被空調空間内の騒音が一定の条件を下回って
いる場合には、自動的に室内送風機の回転数を所定の回
転数とし、前記回転数にて連続運転あるいは、断続運転
を行ない快適性の向上および省エネを行なうことが出来
る。また室内送風機を断続運転することにより、室内送
風機の連続運転に対する寿命性能、および信頼性を向上
させることが出来る。
【0051】さらに、本発明は、24時間空調モードが
選択され、被空調空間内の騒音が一定の条件を下回って
いる場合には、自動的に上下偏向羽根を所定の位置へ偏
向し、快適性の向上および省エネを行なうことを目的と
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の運転制御装置の一実施例
を示すブロック図
【図2】本発明の空気調和機の運転制御装置の一実施例
を示す流れ図
【図3】本発明の空気調和機の運転制御を実現するため
の電気回路図
【図4】本発明の運転モードを示す第1の実施例の説明
【図5】本発明の運転モードを示す第1の実施例の流れ
【図6】本発明の運転モードを示す第3の実施例の説明
【図7】同流れ図
【図8】(a)は、同室内送風機の断続運転の運転パタ
ーンを示す波形図 (b)は、同波形図
【図9】同電気回路の一実施例を示す構成図
【図10】
本発明の空気調和機の運転制御装置の第4の実施例を示
すブロック図
【図11】同流れ図
【図12】同電気回路図の一実施例を示す回路図
【図1
3】従来例の流れ図
【符号の説明】
1  選択手段 2  運転制御手段 3  優先出力手段 3a  条件検出手段 3b  判断手段 3c  制御手段 6  本体側受信部 7  制御部 8  処理部 9  駆動装置 10  送風機 11  駆動装置 12  圧縮機 13  駆動装置 14  上下偏向羽根モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】24時間空調モードと、この空調モードの
    運転と解除を選択する選択手段と、被空調空間の負荷に
    応じた運転を行う負荷対応空調モードと、この空調モー
    ドの運転、停止制御を行う運転制御手段と、前記選択手
    段に対し優先して運転制御手段による信号を出力する制
    御手段と、24時間空調モードの運転と解除を選択する
    選択手段による「運転」の選択と、前記、運転制御手段
    による「運転」の選択を受けた以降、自動的に、24時
    間空調モードの運転と解除を被空調空間の騒音に応じて
    制御するための条件検出手段と判断手段との3つの手段
    より成る優先出力手段とにより構成した空気調和機の運
    転制御装置。
  2. 【請求項2】24時間空調モードと、この空調モードの
    運転と解除を選択する選択手段と、被空調空間の負荷に
    応じた運転を行う負荷対応空調モードと、この空調モー
    ドの運転、停止制御を行う運転制御手段と、前記、選択
    手段に対し優先して運転制御手段による信号を出力する
    制御手段と、24時間空調モードの運転と解除を選択す
    る選択手段による「運転」の選択と、前記、運転制御手
    段による「運転」の選択を受けた以降、自動的に、24
    時間空調モードの運転と解除を被空調空間の騒音に応じ
    て制御するための条件検出手段と判断手段との3つの手
    段より成る優先出力手段とにより構成した空気調和機の
    運転制御装置を有し、冷媒を圧縮し、室内熱交換器、室
    外熱交換器とともに冷凍サイクルを構成する圧縮機と、
    前記室内熱交換器と送風機を内部に有する室内ユニット
    と、前記優先出力手段の信号により24時間モードが選
    択されたことを検出する24時間モード検出手段と、前
    記24時間モード検出手段の電気信号により前記圧縮機
    の運転周波数を所定の設定回転数で運転させる出力手段
    とにより構成した空気調和機。
  3. 【請求項3】冷媒を圧縮し、室内熱交換器、室外熱交換
    器とともに冷凍サイクルを構成する圧縮機と、前記室内
    熱交換器と送風機を内部に有する室内ユニットと、前記
    優先出力手段の信号により24時間モードが選択された
    ことを検出する24時間モード検出手段と、前記24時
    間モード検出手段の電気信号により所定の設定回転数で
    前記送風機を連続して運転させる出力手段とにより構成
    した請求項2記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】冷媒を圧縮し、室内熱交換器、室外熱交換
    器とともに冷凍サイクルを構成する圧縮機と、前記室内
    熱交換器と送風機を内部に有する室内ユニットと、前記
    優先出力手段の信号により24時間モードが選択された
    ことを検出する24時間モード検出手段と、前記24時
    間モード検出手段の電気信号により所定の設定回転数で
    前記送風機を断続運転させる出力手段とにより構成した
    請求項2記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】冷媒を圧縮し、室内熱交換器、室外熱交換
    器とともに冷凍サイクルを構成する圧縮機と、前記室内
    熱交換器と送風機を内部に有する室内ユニットと、この
    室内ユニットに設けられた前記室内熱交換器を通過した
    空気を吹き出す吹き出し口と、前記吹き出し口の上下に
    設けられかつ前記吹き出し口から吹き出される空気を上
    下に偏向する上下偏向羽根と、前記優先出力手段の信号
    により24時間モードが選択されたことを検出する24
    時間モード検出手段と、前記24時間モード検出手段の
    電気信号により所定の位置に前記上下偏向羽根を偏向さ
    せる出力手段により構成した請求項2記載の空気調和機
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