JPH0431682A - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
- Publication number
- JPH0431682A JPH0431682A JP13750790A JP13750790A JPH0431682A JP H0431682 A JPH0431682 A JP H0431682A JP 13750790 A JP13750790 A JP 13750790A JP 13750790 A JP13750790 A JP 13750790A JP H0431682 A JPH0431682 A JP H0431682A
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- JP
- Japan
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- groove
- discharge port
- rotor
- pump
- pump chamber
- Prior art date
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Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 22
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 abstract description 9
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C15/00—Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
- F04C15/0042—Systems for the equilibration of forces acting on the machines or pump
- F04C15/0049—Equalization of pressure pulses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明はベーンポンプに関し、特にポンプ吐出脈動を低
減して騒音防止を図ったベーンポンプの構造に関する。
減して騒音防止を図ったベーンポンプの構造に関する。
[従来の技術]
ベーンポンプは第4図に示す如く、回転するロータ1の
外周に複数突設したベーン2により、ロータ1外方に設
けたカムリング3の内方を周方向へ区画して複数のポン
プ室21を形成し、これらポンプ室21に、上記カムリ
ング3の両側に密接せしめたサイドプレート4(ハウジ
ング壁)に設けた吸入ポート41より流体を順次吸入し
、吐出ポート42へ圧縮吐出するもので、小形軽量で、
効率が高いという特徴を有して広い分野で使用されてい
る。
外周に複数突設したベーン2により、ロータ1外方に設
けたカムリング3の内方を周方向へ区画して複数のポン
プ室21を形成し、これらポンプ室21に、上記カムリ
ング3の両側に密接せしめたサイドプレート4(ハウジ
ング壁)に設けた吸入ポート41より流体を順次吸入し
、吐出ポート42へ圧縮吐出するもので、小形軽量で、
効率が高いという特徴を有して広い分野で使用されてい
る。
なお、上記各ベーン2は基端が接する各背圧室11の圧
力により突出付勢されており、各背圧室11は上記サイ
ドプレート4に環状に形成した圧力溝43に連通し、こ
の圧力溝43には吐出ポート42の吐出圧が供給されて
いる。
力により突出付勢されており、各背圧室11は上記サイ
ドプレート4に環状に形成した圧力溝43に連通し、こ
の圧力溝43には吐出ポート42の吐出圧が供給されて
いる。
この種のベーンポンプの吐出流量はベーンの通過周期に
同期して脈動する。この脈動を生じる原因の一つとして
、ベーンの回転移動に伴い吸入ポートに連通ずるポンプ
室の数が周期的に変化するため、吐出圧が印加された上
記各背圧室および圧力溝より、吸入ポートに連通ずる低
圧ポンプ室への流体洩れ量が変動することが挙げられる
。
同期して脈動する。この脈動を生じる原因の一つとして
、ベーンの回転移動に伴い吸入ポートに連通ずるポンプ
室の数が周期的に変化するため、吐出圧が印加された上
記各背圧室および圧力溝より、吸入ポートに連通ずる低
圧ポンプ室への流体洩れ量が変動することが挙げられる
。
これを第3図(1)で説明する。図は上記第4図に示す
10枚のベーン2と各一対の吸入ポート41および吐出
ポート42を備えたポンプおいて、一方の吸入ポート4
1と吐出ポート42間に形成されるポンプ部を示すもの
で、ロータ1は図中白矢印で示す方向へ回転移動する。
10枚のベーン2と各一対の吸入ポート41および吐出
ポート42を備えたポンプおいて、一方の吸入ポート4
1と吐出ポート42間に形成されるポンプ部を示すもの
で、ロータ1は図中白矢印で示す方向へ回転移動する。
ロータ1の外周に対向するカムリング3のカム面は、サ
イドプレート4に設けた吸入ポート41に対応する部分
が漸次ロータ1外周面より離れる吸入曲線部31Aとな
り、これに続いて吐出ポート42に至る間はややロータ
1外周面に近づく予圧勾配をつけた大径部31Bとなり
、吐出ポート42に対応する部分では漸次ロータ1外周
面に近づく吐出曲線部31Cとなっている。
イドプレート4に設けた吸入ポート41に対応する部分
が漸次ロータ1外周面より離れる吸入曲線部31Aとな
り、これに続いて吐出ポート42に至る間はややロータ
1外周面に近づく予圧勾配をつけた大径部31Bとなり
、吐出ポート42に対応する部分では漸次ロータ1外周
面に近づく吐出曲線部31Cとなっている。
しかして、吸入曲線部31A通過時の、容積が漸次拡大
するポンプ室21A、21Bへ吸入ポート41より流体
が吸入され、大径部31B通過時のポンプ室21Cにて
予圧縮され、吐出曲線部31C通過時の容積が漸次縮小
するポンプ室21D、21Eより吐出ポート42へ流体
が吐出される。
するポンプ室21A、21Bへ吸入ポート41より流体
が吸入され、大径部31B通過時のポンプ室21Cにて
予圧縮され、吐出曲線部31C通過時の容積が漸次縮小
するポンプ室21D、21Eより吐出ポート42へ流体
が吐出される。
しかして、図の符号Tを付したポンプ室21A、21B
は吸入ポート41に連通して低圧となっており、符号P
を付したポンプ室21C521D、21Eは吐出ポート
42へ連通して高圧となっている。なお、ポンプ室21
Cはひげ溝421により吐出ポート42に連通している
。
は吸入ポート41に連通して低圧となっており、符号P
を付したポンプ室21C521D、21Eは吐出ポート
42へ連通して高圧となっている。なお、ポンプ室21
Cはひげ溝421により吐出ポート42に連通している
。
この場合、圧力溝43よりロータ1端面とサイドプレー
ト4の小間隙を経て低圧のポンプ室21A、21Bへ流
体が洩れるが(図の黒矢印)、5つのポンプ室21A〜
21Eのうち、2つが低圧になっているだけであるから
、洩れ量は少ない。
ト4の小間隙を経て低圧のポンプ室21A、21Bへ流
体が洩れるが(図の黒矢印)、5つのポンプ室21A〜
21Eのうち、2つが低圧になっているだけであるから
、洩れ量は少ない。
ロータ1が回転して第3図(2)の状態になってもこれ
は変わらない。さらにロータ1が回転すると(第3図(
3))、ポンプ室21Eが次の吸入ポート41へ連通し
て低圧になり、5つの流体室21A〜21Eのうち、3
つが低圧になって流体洩れ量が増大する。
は変わらない。さらにロータ1が回転すると(第3図(
3))、ポンプ室21Eが次の吸入ポート41へ連通し
て低圧になり、5つの流体室21A〜21Eのうち、3
つが低圧になって流体洩れ量が増大する。
この流体洩れ量の増減はロータの回転に伴って周期的に
なされ、第2図の実線で示す如きものとなる。図中、ロ
ータ回転角θa、θb、θCはそれぞれ上記第3図(1
)、(2)、(3)の各位置に対応している。かかる洩
れ量の周期的増減が吐出脈動を生じるのである。
なされ、第2図の実線で示す如きものとなる。図中、ロ
ータ回転角θa、θb、θCはそれぞれ上記第3図(1
)、(2)、(3)の各位置に対応している。かかる洩
れ量の周期的増減が吐出脈動を生じるのである。
そこで、これを解決する目゛的の下、例えば特開昭57
−191487号公報(第1従来例)においては、吐出
ポートに通じる圧力溝と吸入ポートとをロータの所定回
転位置で連通せしめる漏れ制御流路を設けて、漏れ量の
周期的な低下を防止したものが提案されている。また、
特開昭59−46386号公報(第2従来例)には吐出
ポートおよびカムリング内周カム面の吸入曲線部の形成
範囲を限定してロータの回転角度に拘らず常に上記低圧
ポンプ室の数を一定にして流体漏れ量の変動を防止した
ものが提案されている。
−191487号公報(第1従来例)においては、吐出
ポートに通じる圧力溝と吸入ポートとをロータの所定回
転位置で連通せしめる漏れ制御流路を設けて、漏れ量の
周期的な低下を防止したものが提案されている。また、
特開昭59−46386号公報(第2従来例)には吐出
ポートおよびカムリング内周カム面の吸入曲線部の形成
範囲を限定してロータの回転角度に拘らず常に上記低圧
ポンプ室の数を一定にして流体漏れ量の変動を防止した
ものが提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記第1従来例においては、圧力溝と低
圧ポンプ室を直接連通せしめているため、上記ポンプ室
の圧力が上昇して吸入効率が低下するおそれがある。ま
た、上記第2従来例においては、吐出ポートの形成範囲
が限定されるためカムリングのカム面の吐出曲線の傾き
が大きくなってベーンの追従性が悪化し、脈動や騒音を
生じることがある。
圧ポンプ室を直接連通せしめているため、上記ポンプ室
の圧力が上昇して吸入効率が低下するおそれがある。ま
た、上記第2従来例においては、吐出ポートの形成範囲
が限定されるためカムリングのカム面の吐出曲線の傾き
が大きくなってベーンの追従性が悪化し、脈動や騒音を
生じることがある。
本発明はかかる課題を解決するもので、吸入効率の低下
やベーンの追従性悪化を生じることなく、洩れ量変動に
よる吐出脈動を効果的に防止できるベーンポンプを提供
することを目的とする。
やベーンの追従性悪化を生じることなく、洩れ量変動に
よる吐出脈動を効果的に防止できるベーンポンプを提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の詳細な説明すると、ロータ1(第4図)の外周
に背圧室11圧力により径方向外方へ突出付勢されたベ
ーン2を等間隔で複数設け、上記口−タ1の外方に設け
たカムリング3の内周カム面31に上記各ベーン2の先
端を当接せしめるとともに、各ベーン2の両側端面にそ
れぞれハウジング壁4を当接せしめて各ベーン2間に閉
鎖されたポンプ室21を形成し、上記ハウジング壁4に
設けた吸入ポート41より各ポンプ室21へ順次流体を
吸入するとともに各ポンプ室21より上記ハウジング壁
4に設けた吐出ポート42へ流体を順次圧縮吐出するベ
ーンポンプにおいて、上記ハウジング壁4(第1図(1
))には、上記吸入ボート41よりロータ1の回転方向
へ、上記各背圧室11を連通する圧力溝43に略平行に
延びて上記吐出ポート42との間へ至る長溝状の洩れ調
整溝44を設けて、該洩れ調整溝44の先端部が上記吐
出ポート42に連通ずる先行ポンプ室21Cに対応して
位置するようになしたものである。
に背圧室11圧力により径方向外方へ突出付勢されたベ
ーン2を等間隔で複数設け、上記口−タ1の外方に設け
たカムリング3の内周カム面31に上記各ベーン2の先
端を当接せしめるとともに、各ベーン2の両側端面にそ
れぞれハウジング壁4を当接せしめて各ベーン2間に閉
鎖されたポンプ室21を形成し、上記ハウジング壁4に
設けた吸入ポート41より各ポンプ室21へ順次流体を
吸入するとともに各ポンプ室21より上記ハウジング壁
4に設けた吐出ポート42へ流体を順次圧縮吐出するベ
ーンポンプにおいて、上記ハウジング壁4(第1図(1
))には、上記吸入ボート41よりロータ1の回転方向
へ、上記各背圧室11を連通する圧力溝43に略平行に
延びて上記吐出ポート42との間へ至る長溝状の洩れ調
整溝44を設けて、該洩れ調整溝44の先端部が上記吐
出ポート42に連通ずる先行ポンプ室21Cに対応して
位置するようになしたものである。
[作用]
吐出ポート42に連通ずるポンプ室21Cは内圧が高い
故に圧力溝43からの流体洩れは殆ど生じない。ここに
おいて、上記構成においては、吸入ボート41より延び
る洩れ調整溝44の先端部が上記ポンプ室21Cに対応
する位置に至っているから、この部分では圧力溝43よ
り上記洩れ調整溝44へ流体の漏れが生じ、この結果、
洩れ量の低下が防止されて、大きな吐出脈動は解消され
る。
故に圧力溝43からの流体洩れは殆ど生じない。ここに
おいて、上記構成においては、吸入ボート41より延び
る洩れ調整溝44の先端部が上記ポンプ室21Cに対応
する位置に至っているから、この部分では圧力溝43よ
り上記洩れ調整溝44へ流体の漏れが生じ、この結果、
洩れ量の低下が防止されて、大きな吐出脈動は解消され
る。
本発明によれば、吸入ボートに連通ずるポンプ室が直接
圧力溝に連通ずることはないから、吸入効率の低下は生
じず、また、吐出ポートの形成範囲が制限されることは
ないから、ベーンの追従性悪化という問題も生じない。
圧力溝に連通ずることはないから、吸入効率の低下は生
じず、また、吐出ポートの形成範囲が制限されることは
ないから、ベーンの追従性悪化という問題も生じない。
[実施例]
第1図(1)は、上記第4図に示したものと基本構造同
一の10枚ベーンを有するポンプの一方のポンプ部を示
す。従来構造との相違点を中心に説明すると、ロータ1
端面に近接対向する吸入ボート41の下辺コーナ部より
、サイドプレート4上に一定深さの長溝を形成して洩れ
調整溝44としてあり、該渭44は一旦、径方向内方(
図の下方)の圧力溝43方向へ向かった後、略直角に吐
出ポート42方向へ屈曲して、圧力溝43と一定間隔を
保って吐出ポート42との中間部付近まで延びている。
一の10枚ベーンを有するポンプの一方のポンプ部を示
す。従来構造との相違点を中心に説明すると、ロータ1
端面に近接対向する吸入ボート41の下辺コーナ部より
、サイドプレート4上に一定深さの長溝を形成して洩れ
調整溝44としてあり、該渭44は一旦、径方向内方(
図の下方)の圧力溝43方向へ向かった後、略直角に吐
出ポート42方向へ屈曲して、圧力溝43と一定間隔を
保って吐出ポート42との中間部付近まで延びている。
しかして、その先端部は、カムリング3の内周カム面の
大径部31Bを通過しひげ溝421により吐出ポート4
2に連通ずるポンプ室21Cに対応する位置に至ってい
る。
大径部31Bを通過しひげ溝421により吐出ポート4
2に連通ずるポンプ室21Cに対応する位置に至ってい
る。
このポンプ室21Cは吐出ポート42に連通しているこ
とにより内圧が増大しているため(高圧のポンプ室を符
号Pで、低圧のポンプ室を符号Tで示す)、ロータ1端
面とサイドプレート4の間隙を経て上記ポンプ室21C
内へ洩れる流体量は少ないが、その途中に低圧の吸入ボ
ート41へ連通する上記洩れ調整溝44が位置している
ことにより、これへ向けて図中の黒矢印の如く、流体が
浪人する。この洩れ調整溝44にはポンプ室21C内の
流体も浪人するから、このロータ回転位置での流体洩れ
量はむしろ従来よりもやや多くなる(第2図の破線、ロ
ータ回転角はθa)。
とにより内圧が増大しているため(高圧のポンプ室を符
号Pで、低圧のポンプ室を符号Tで示す)、ロータ1端
面とサイドプレート4の間隙を経て上記ポンプ室21C
内へ洩れる流体量は少ないが、その途中に低圧の吸入ボ
ート41へ連通する上記洩れ調整溝44が位置している
ことにより、これへ向けて図中の黒矢印の如く、流体が
浪人する。この洩れ調整溝44にはポンプ室21C内の
流体も浪人するから、このロータ回転位置での流体洩れ
量はむしろ従来よりもやや多くなる(第2図の破線、ロ
ータ回転角はθa)。
ロータ1が回転するに伴ってポンプ室21Cに対応する
領域に突出する洩れ調整溝44の先端部長さは短くなる
から、流体洩れ量は漸次少なくなる。そして、洩れ調整
溝44の先端部がポンプ室21Cに対応する領域より外
れるとく第1図(2〉)、洩れ量は一時的に減少するが
(第2図のロタ回転角θb)、さらにロータ1が回転す
ると先行するポンプ室21Eが次の吸入ボート41に連
通して低圧となるため、該ポンプ室21Eに対する流体
洩れが開始されて洩れ量は再び回復する(第2図のロー
タ回転角θC)。
領域に突出する洩れ調整溝44の先端部長さは短くなる
から、流体洩れ量は漸次少なくなる。そして、洩れ調整
溝44の先端部がポンプ室21Cに対応する領域より外
れるとく第1図(2〉)、洩れ量は一時的に減少するが
(第2図のロタ回転角θb)、さらにロータ1が回転す
ると先行するポンプ室21Eが次の吸入ボート41に連
通して低圧となるため、該ポンプ室21Eに対する流体
洩れが開始されて洩れ量は再び回復する(第2図のロー
タ回転角θC)。
このようにして、流体洩れ量の大幅な落込みは解消され
、これにより吐出脈動の発生が抑えられて、ポンプ騒音
や振動が低減される。
、これにより吐出脈動の発生が抑えられて、ポンプ騒音
や振動が低減される。
「発明の効果]
以上の如く、本発明のベーンポンプによれば、吸入効率
の低下やベーンの追従性悪化を生じることなく、洩れ量
変動による吐出脈動を効果的に防止でき、ポンプの振動
や騒音の発生を効果的に低減することができる。
の低下やベーンの追従性悪化を生じることなく、洩れ量
変動による吐出脈動を効果的に防止でき、ポンプの振動
や騒音の発生を効果的に低減することができる。
第1図は本発明になるポンプの作動を示すカムリングの
カム曲線展開図、第2図は本発明の効果を従来例と比較
した図、第3図は従来ポンプの作動を示すカムリングの
カム曲線展開図、第4図はベーンポンプのポンプ部横断
面図である。 1・・・ロータ 11・・・背圧室 2・・・ベーン 21.21A、21B、21C121D、21E・・・
ポンプ室 3・・・カムリング 31・・・内周カム面 4・・・サイドプレート(ハウジング壁)41・・・吸
入ポート 42・・・吐出ボート 43・・・圧力溝 44・・・洩れ調整溝 第1図 L 第1図 第1図 第3図 第3図 第3図 第4図
カム曲線展開図、第2図は本発明の効果を従来例と比較
した図、第3図は従来ポンプの作動を示すカムリングの
カム曲線展開図、第4図はベーンポンプのポンプ部横断
面図である。 1・・・ロータ 11・・・背圧室 2・・・ベーン 21.21A、21B、21C121D、21E・・・
ポンプ室 3・・・カムリング 31・・・内周カム面 4・・・サイドプレート(ハウジング壁)41・・・吸
入ポート 42・・・吐出ボート 43・・・圧力溝 44・・・洩れ調整溝 第1図 L 第1図 第1図 第3図 第3図 第3図 第4図
Claims (1)
- ロータの外周に背圧室圧力により径方向外方へ突出付勢
されたベーンを等間隔で複数設け、上記ロータの外方に
設けたカムリングの内周カム面に上記各ベーンの先端を
当接せしめるとともに、各ベーンの両側端面にそれぞれ
ハウジング壁を当接せしめて各ベーン間に閉鎖されたポ
ンプ室を形成し、上記ハウジング壁に設けた吸入ポート
より各ポンプ室へ順次流体を吸入するとともに各ポンプ
室より上記ハウジング壁に設けた吐出ポートへ流体を順
次圧縮吐出するベーンポンプにおいて、上記ハウジング
壁には、上記吸入ポートよりロータ回転方向へ、上記各
背圧室を連通する圧力溝に略平行に延びて上記吐出ポー
トとの間へ至る長溝状の洩れ調整溝を設けて、該洩れ調
整溝の先端部が上記吐出ポートに連通する先行ポンプ室
に対応して位置するようになしたことを特徴とするベー
ンポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13750790A JPH0431682A (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13750790A JPH0431682A (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | ベーンポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431682A true JPH0431682A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15200286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13750790A Pending JPH0431682A (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | ベーンポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0431682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0816680A2 (de) * | 1996-06-29 | 1998-01-07 | LuK Fahrzeug-Hydraulik GmbH & Co. KG | Flügelzellenpumpe |
-
1990
- 1990-05-28 JP JP13750790A patent/JPH0431682A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0816680A2 (de) * | 1996-06-29 | 1998-01-07 | LuK Fahrzeug-Hydraulik GmbH & Co. KG | Flügelzellenpumpe |
EP0816680A3 (de) * | 1996-06-29 | 1998-08-26 | LuK Fahrzeug-Hydraulik GmbH & Co. KG | Flügelzellenpumpe |
US5975868A (en) * | 1996-06-29 | 1999-11-02 | Luk Fahrzeug-Hydraulik Gmbh & Co. Kg | Vane pump precompression chamber |
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