JPH04316370A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH04316370A JPH04316370A JP8278591A JP8278591A JPH04316370A JP H04316370 A JPH04316370 A JP H04316370A JP 8278591 A JP8278591 A JP 8278591A JP 8278591 A JP8278591 A JP 8278591A JP H04316370 A JPH04316370 A JP H04316370A
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- film
- gate
- oxide film
- integrated circuit
- pressure cvd
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- Pending
Links
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Landscapes
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置に関
し、高耐圧トランジスタを有するデバイスにおいて、安
定した耐圧特性を得ることが可能な半導体集積回路装置
の構造に関する。
し、高耐圧トランジスタを有するデバイスにおいて、安
定した耐圧特性を得ることが可能な半導体集積回路装置
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高耐圧トランジスタにおいては、
図2に示す様に、ゲート形成を行ったのちに、高耐圧特
性を得るため不純物濃度の薄いソース,ドレインを形成
したのち、ゲートの保護膜として薄い酸化膜および層間
絶縁膜としてリン,ホウ素を含む常圧CVD絶縁膜を形
成しているため、常圧CVD絶縁膜を成長後のリフロー
性を良くする熱処理(例えば900℃,N2 +1%O
2 雰囲気15分+O2 雰囲気15分+H2 ,O2
雰囲気15分)工程において、常圧CVD絶縁膜より
、リンまたはホウ素がゲートの保護膜としての薄い酸化
膜を介して、ソース,ドレインにしみ込んで、結果的に
、ソース,ドレインの不純物濃度が高くなり、耐圧が低
下し(通常耐圧20V〜25Vに対して10V〜15V
に低下)不具合が発生していた。
図2に示す様に、ゲート形成を行ったのちに、高耐圧特
性を得るため不純物濃度の薄いソース,ドレインを形成
したのち、ゲートの保護膜として薄い酸化膜および層間
絶縁膜としてリン,ホウ素を含む常圧CVD絶縁膜を形
成しているため、常圧CVD絶縁膜を成長後のリフロー
性を良くする熱処理(例えば900℃,N2 +1%O
2 雰囲気15分+O2 雰囲気15分+H2 ,O2
雰囲気15分)工程において、常圧CVD絶縁膜より
、リンまたはホウ素がゲートの保護膜としての薄い酸化
膜を介して、ソース,ドレインにしみ込んで、結果的に
、ソース,ドレインの不純物濃度が高くなり、耐圧が低
下し(通常耐圧20V〜25Vに対して10V〜15V
に低下)不具合が発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の高耐圧
トランジスタを有する半導体集積回路装置では、ゲート
の保護膜として薄い酸化膜(100〜500オングスト
ローム)しかないため、その上に層間絶縁膜として常圧
CVD絶縁膜を成長した場合、常圧CVD絶縁膜のリフ
ロー性を良くする熱処理工程において、拡散炉のローデ
ィング位置による熱履歴のばらつき、または、リフロー
性を良くするため熱処理時間を延ばした時等、常圧CV
D絶縁膜よりリンまたは、ホウ素が保護膜としての薄い
酸化膜を介し、不純物濃度の低い、ソース,ドレインに
しみ込み、結果的に濃度が高くなり、耐圧が低下すると
いう問題点があった。
トランジスタを有する半導体集積回路装置では、ゲート
の保護膜として薄い酸化膜(100〜500オングスト
ローム)しかないため、その上に層間絶縁膜として常圧
CVD絶縁膜を成長した場合、常圧CVD絶縁膜のリフ
ロー性を良くする熱処理工程において、拡散炉のローデ
ィング位置による熱履歴のばらつき、または、リフロー
性を良くするため熱処理時間を延ばした時等、常圧CV
D絶縁膜よりリンまたは、ホウ素が保護膜としての薄い
酸化膜を介し、不純物濃度の低い、ソース,ドレインに
しみ込み、結果的に濃度が高くなり、耐圧が低下すると
いう問題点があった。
【0004】本発明の目的は、常圧CVD膜のリフロー
性を良くする熱処理工程において、ソース,ドレインに
リンまたはホウ素がしみ出し、耐圧低下することを防止
できる半導体集積回路装置を提供することにある。
性を良くする熱処理工程において、ソース,ドレインに
リンまたはホウ素がしみ出し、耐圧低下することを防止
できる半導体集積回路装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の高耐圧トランジ
スタを有する半導体集積回路装置では、ゲートの保護膜
として薄い酸化膜の上に、層間絶縁膜として常圧CVD
膜、例えばBPSG膜よりリンまたはホウ素がソース,
ドレインにしみ出すことを防止することを目的とした薄
いシリコン窒化膜(100〜5000オングストローム
)と、(但しシリコン窒化膜の膜厚については、100
〜500オングストローム程度とし、それ以上となった
場合、層間絶縁膜にソース,ドレイン用のコンタクトホ
ールを形成する時、困難であるため、500オングスト
ローム以上とすると不具合が発生する。また100オン
グストローム以下の場合リンまたはホウ素のしみ出しの
バリアになりえない不具合が発生する)常圧CVD膜を
備えているという特徴がある。
スタを有する半導体集積回路装置では、ゲートの保護膜
として薄い酸化膜の上に、層間絶縁膜として常圧CVD
膜、例えばBPSG膜よりリンまたはホウ素がソース,
ドレインにしみ出すことを防止することを目的とした薄
いシリコン窒化膜(100〜5000オングストローム
)と、(但しシリコン窒化膜の膜厚については、100
〜500オングストローム程度とし、それ以上となった
場合、層間絶縁膜にソース,ドレイン用のコンタクトホ
ールを形成する時、困難であるため、500オングスト
ローム以上とすると不具合が発生する。また100オン
グストローム以下の場合リンまたはホウ素のしみ出しの
バリアになりえない不具合が発生する)常圧CVD膜を
備えているという特徴がある。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図1は本発明の一実施例の高耐圧トランジスタを有す
る半導体集積回路装置の断面図である。
。図1は本発明の一実施例の高耐圧トランジスタを有す
る半導体集積回路装置の断面図である。
【0007】図1には、P型の高耐圧トランジスタの構
造を示すが、通常のトランジスタと同様にP型シリコン
基板1中にNウェル層2と、その中にP型低濃度層3を
形成している。またシリコン基板上にゲート酸化膜4と
、その上にゲート多結晶シリコン5があり、ゲート多結
晶シリコン5を保護するための多結晶シリコン酸化膜6
が覆う形となっている。その上に層間絶縁膜としての、
シリコン窒化膜7とBPSG膜8がある。
造を示すが、通常のトランジスタと同様にP型シリコン
基板1中にNウェル層2と、その中にP型低濃度層3を
形成している。またシリコン基板上にゲート酸化膜4と
、その上にゲート多結晶シリコン5があり、ゲート多結
晶シリコン5を保護するための多結晶シリコン酸化膜6
が覆う形となっている。その上に層間絶縁膜としての、
シリコン窒化膜7とBPSG膜8がある。
【0008】次に上記構造のトランジスタの工程フロー
を示すが、従来と同じ工程をとってP型シリコン基板1
上に、ゲート酸化膜4を形成し、次にゲート多結晶シリ
コン5のパターニングを行い、多結晶シリコン酸化膜6
を形成したのち、ホウ素注入によりP型低濃度層3を形
成する。次にリン,ホウ素のバリアとなる層間絶縁膜で
あるシリコン窒化膜7を成長し、その上にBPSG膜8
を形成する。次にBPSG膜8のリフロー性を良くする
ための熱処理を行う。
を示すが、従来と同じ工程をとってP型シリコン基板1
上に、ゲート酸化膜4を形成し、次にゲート多結晶シリ
コン5のパターニングを行い、多結晶シリコン酸化膜6
を形成したのち、ホウ素注入によりP型低濃度層3を形
成する。次にリン,ホウ素のバリアとなる層間絶縁膜で
あるシリコン窒化膜7を成長し、その上にBPSG膜8
を形成する。次にBPSG膜8のリフロー性を良くする
ための熱処理を行う。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高耐圧ト
ランジスタを有する半導体集積回路装置において、高耐
圧トランジスタのソース,ドレインは通常のトランジス
タに比較して、耐圧を向上させる分濃度を薄くしていた
ため、常圧CVD膜からのリンまたはホウ素のしみ出し
により、耐圧が低下する問題点があったが、常圧CVD
膜の下に薄いシリコン窒化膜をもうけることにより、常
圧CVD膜のリフロー性を良くするための熱処理工程に
おいて、ソース,ドレインに、リンまたはホウ素がしみ
出し耐圧を低下することを防止するという効果を有する
。
ランジスタを有する半導体集積回路装置において、高耐
圧トランジスタのソース,ドレインは通常のトランジス
タに比較して、耐圧を向上させる分濃度を薄くしていた
ため、常圧CVD膜からのリンまたはホウ素のしみ出し
により、耐圧が低下する問題点があったが、常圧CVD
膜の下に薄いシリコン窒化膜をもうけることにより、常
圧CVD膜のリフロー性を良くするための熱処理工程に
おいて、ソース,ドレインに、リンまたはホウ素がしみ
出し耐圧を低下することを防止するという効果を有する
。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】従来の高耐圧トランジスタを有する半導体集積
回路装置の一例の断面図である。
回路装置の一例の断面図である。
1 P型シリコン基板
2 Nウェル層
3 P型低濃度層
4 ゲート酸化膜
5 ゲート多結晶シリコン
6 多結晶シリコン酸化膜
7 シリコン窒化膜
8 BPSG膜
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板の一主面の複数の素子活性
領域上に高耐圧トランジスタを有する半導体集積回路装
置において、前記領域に形成された高耐圧トランジスタ
用の不純物濃度の低いソース,ドレインと、基板表面に
形成されたゲート酸化膜と、該ゲート酸化膜上に形成さ
れたゲートとなるゲート多結晶シリコンと、ゲート多結
晶シリコンの表面に形成された保護膜である薄い酸化膜
と、該薄い酸化膜および前記ゲート酸化膜上に層間絶縁
膜として形成された100〜500オングストロームの
薄いシリコン窒化膜および常圧CVD絶縁膜とを含むこ
とを特徴とする半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8278591A JPH04316370A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8278591A JPH04316370A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04316370A true JPH04316370A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=13784072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8278591A Pending JPH04316370A (ja) | 1991-04-16 | 1991-04-16 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04316370A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5880519A (en) * | 1997-05-15 | 1999-03-09 | Vlsi Technology, Inc. | Moisture barrier gap fill structure and method for making the same |
US5994749A (en) * | 1997-01-20 | 1999-11-30 | Nec Corporation | Semiconductor device having a gate electrode film containing nitrogen |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0254583A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-23 | Seiko Epson Corp | Mis型半導体集積回路装置 |
-
1991
- 1991-04-16 JP JP8278591A patent/JPH04316370A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0254583A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-23 | Seiko Epson Corp | Mis型半導体集積回路装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5994749A (en) * | 1997-01-20 | 1999-11-30 | Nec Corporation | Semiconductor device having a gate electrode film containing nitrogen |
US5880519A (en) * | 1997-05-15 | 1999-03-09 | Vlsi Technology, Inc. | Moisture barrier gap fill structure and method for making the same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970805 |