JPH04316196A - 防犯センサ - Google Patents
防犯センサInfo
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- JPH04316196A JPH04316196A JP3111087A JP11108791A JPH04316196A JP H04316196 A JPH04316196 A JP H04316196A JP 3111087 A JP3111087 A JP 3111087A JP 11108791 A JP11108791 A JP 11108791A JP H04316196 A JPH04316196 A JP H04316196A
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Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 26
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 13
- 206010042635 Suspiciousness Diseases 0.000 claims description 10
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は現金自動支払機や金庫の
内部等に配置され、盗難等を防止するための防犯センサ
に関するものである。
内部等に配置され、盗難等を防止するための防犯センサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来侵入者を検知するための防犯センサ
としては、例えば特開平1−297791号又は特開平
2−8997号に示されているように、超音波やマイク
ロ波,熱線式等の防犯センサ及びこれらを組合せた防犯
センサが提案されている。
としては、例えば特開平1−297791号又は特開平
2−8997号に示されているように、超音波やマイク
ロ波,熱線式等の防犯センサ及びこれらを組合せた防犯
センサが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の防犯センサを現金自動支払機等の近傍に設置し
た場合には、センサの検知対称ゾーン内に入った人は全
て不審人物と見なされてしまう。従って犯罪を未然に防
止するためのセンサとしては誤報が多く、ほとんど意味
を成さなかった。近年銀行や郵便局等だけでなく一般企
業等に現金自動支払機が設置されることが多くなり、現
金自動支払機の運営時間が終了した後もその近くを人が
通行するケースが多い。従って不審人物かどうかを判別
することができる防犯センサが要望されている。しかる
に防犯センサは常時作動しているが、営業時間中や勤務
時間中等では警報する必要があることが少なく、夜間等
では不審者が侵入し警報を発さなければならない可能性
が高い。しかし従来の防犯センサではこのような時間に
対応した検知を行うことができなかった。
な従来の防犯センサを現金自動支払機等の近傍に設置し
た場合には、センサの検知対称ゾーン内に入った人は全
て不審人物と見なされてしまう。従って犯罪を未然に防
止するためのセンサとしては誤報が多く、ほとんど意味
を成さなかった。近年銀行や郵便局等だけでなく一般企
業等に現金自動支払機が設置されることが多くなり、現
金自動支払機の運営時間が終了した後もその近くを人が
通行するケースが多い。従って不審人物かどうかを判別
することができる防犯センサが要望されている。しかる
に防犯センサは常時作動しているが、営業時間中や勤務
時間中等では警報する必要があることが少なく、夜間等
では不審者が侵入し警報を発さなければならない可能性
が高い。しかし従来の防犯センサではこのような時間に
対応した検知を行うことができなかった。
【0004】本発明はこのような従来の防犯センサの問
題点に鑑みてなされたものであって、時間帯に応じて不
審人物かどうかの判別基準を変化させ高い確度で不審人
物かどうかを判別できる防犯センサを提供することを技
術的課題とする。
題点に鑑みてなされたものであって、時間帯に応じて不
審人物かどうかの判別基準を変化させ高い確度で不審人
物かどうかを判別できる防犯センサを提供することを技
術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明は
検知領域を分割した多数の小領域とし、各小領域に人が
到来することを検知する人体検知センサと、人体検知セ
ンサの出力が連続して与えられる時間を検知するオン時
間計測手段と、オン時間計測手段の出力範囲での出力回
数を計数するカウンタと、時間帯に応じた時刻信号を出
力する刻時制御装置と、刻時制御装置の出力に基づいて
警報の出現率に対応した係数をオン時間計測時間及びカ
ウンタの出力に乗じることによって補正する第1,第2
の入力補正手段と、第1,第2の入力補正手段より得ら
れるオン時間及びオン回数値の出力が大きければ不審を
示す出力を大きくし、オン時間及びカウンタの計数値が
小さければ不審の度合を小さくするようにファジー推論
を行い非ファジー確定値を得るファジー推論部と、を具
備することを特徴とするものである。
検知領域を分割した多数の小領域とし、各小領域に人が
到来することを検知する人体検知センサと、人体検知セ
ンサの出力が連続して与えられる時間を検知するオン時
間計測手段と、オン時間計測手段の出力範囲での出力回
数を計数するカウンタと、時間帯に応じた時刻信号を出
力する刻時制御装置と、刻時制御装置の出力に基づいて
警報の出現率に対応した係数をオン時間計測時間及びカ
ウンタの出力に乗じることによって補正する第1,第2
の入力補正手段と、第1,第2の入力補正手段より得ら
れるオン時間及びオン回数値の出力が大きければ不審を
示す出力を大きくし、オン時間及びカウンタの計数値が
小さければ不審の度合を小さくするようにファジー推論
を行い非ファジー確定値を得るファジー推論部と、を具
備することを特徴とするものである。
【0006】本願の請求項2の発明は検知領域を分割し
た多数の小領域とし、各小領域に人が到来することを検
知する人体検知センサと、人体検知センサの出力が連続
して与えられる時間を検知するオン時間計測手段と、オ
ン時間計測手段の出力範囲での出力回数を計数するカウ
ンタと、時間帯に応じた時刻信号を出力する刻時制御装
置と、刻時制御装置の出力に基づいて警報の出現率に対
応する時間帯に応じた重みデータとして出力する重みデ
ータ算出部と、オン時間計測手段及びカウンタの出力が
大きければ不審を示す出力を大きくし、オン時間及びカ
ウンタの計数値が小さければ不審の度合を小さくすると
共に、重みデータ算出部より得られる重みデータに応じ
て不審の度合を変化させるようにファジー推論を行い非
ファジー確定値を得るファジー推論部と、を具備するこ
とを特徴とするものである。
た多数の小領域とし、各小領域に人が到来することを検
知する人体検知センサと、人体検知センサの出力が連続
して与えられる時間を検知するオン時間計測手段と、オ
ン時間計測手段の出力範囲での出力回数を計数するカウ
ンタと、時間帯に応じた時刻信号を出力する刻時制御装
置と、刻時制御装置の出力に基づいて警報の出現率に対
応する時間帯に応じた重みデータとして出力する重みデ
ータ算出部と、オン時間計測手段及びカウンタの出力が
大きければ不審を示す出力を大きくし、オン時間及びカ
ウンタの計数値が小さければ不審の度合を小さくすると
共に、重みデータ算出部より得られる重みデータに応じ
て不審の度合を変化させるようにファジー推論を行い非
ファジー確定値を得るファジー推論部と、を具備するこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、人体検知センサからの出力に基づいてオン時
間とオン時間の範囲内で検知領域を行き来する回数を計
数している。そして刻時制御装置からの時間帯情報に応
じて、犯罪の可能性が少ない時間帯及び犯罪の少ない可
能性が高い時間帯に夫々異なる係数値を乗じて入力を第
1,第2の入力補正手段によって補正している。そして
補正されたオン時間が長く又カウンタの計数値が大きけ
れば不審の程度を大きくし、オン時間が短くカウンタの
計数値が小さければ不審の程度を小さくするようにファ
ジー推論を行っている。又本願の請求項2の発明によれ
ば、刻時制御装置の出力を重みデータに変換してファジ
ー推論部に与え、ファジー推論の結果を重みデータに基
づいて変更するようにファジー推論を行っている。
によれば、人体検知センサからの出力に基づいてオン時
間とオン時間の範囲内で検知領域を行き来する回数を計
数している。そして刻時制御装置からの時間帯情報に応
じて、犯罪の可能性が少ない時間帯及び犯罪の少ない可
能性が高い時間帯に夫々異なる係数値を乗じて入力を第
1,第2の入力補正手段によって補正している。そして
補正されたオン時間が長く又カウンタの計数値が大きけ
れば不審の程度を大きくし、オン時間が短くカウンタの
計数値が小さければ不審の程度を小さくするようにファ
ジー推論を行っている。又本願の請求項2の発明によれ
ば、刻時制御装置の出力を重みデータに変換してファジ
ー推論部に与え、ファジー推論の結果を重みデータに基
づいて変更するようにファジー推論を行っている。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1実施例による防犯センサ
の全体構成を示すブロック図である。本実施例では焦電
センサ1を人体検知センサとして用いており、その出力
は特徴量抽出手段2のオフディレータイマ3及びカウン
タ4に与えられる。オフディレータイマ3は入力信号を
一定時間Td だけ遅延するものであって、その出力は
オン時間計測部5に与えられる。オン時間計測部5はオ
フディレータイマ3の出力が連続する時間T´を計測し
遅延時間Td を減じることにより、人が検知領域に存
在する時間Tを計測する計測手段であって、その出力は
第1の入力補正手段6に与えられる。又カウンタ4の計
数値も第2の入力補正手段7に与えられる。又特徴量抽
出手段2の外部には時間帯の情報を出力する刻時制御装
置8が設けられる。刻時制御装置8は現在時間に応じて
複数の時間帯出力、例えば営業時間帯Ta,営業時間を
除く勤務時間帯Tb、夜間及び休日の無人時間帯Tcの
いずれかの出力を入力補正手段6及び7に与えるもので
ある。入力補正手段6及び7は夫々オン磁界計測部5,
カウンタ4の計数値を時間帯に応じて入力を補正して、
補正した値をファジー推論部9に与えている。ここでT
aは犯罪の可能性が少ない時間帯なので例えば 0.3
を係数とし、TbではTaより犯罪の可能性が高くなる
ので例えば 0.7を係数値とし、Tcでは最も犯罪の
可能性が高いので係数を1とする。即ち入力補正部6,
7は入力値に警報の出現率に対応した係数を乗じて補正
し、補正後の入力値をファジー推論部9に与える。ファ
ジー推論部9は後述する複数のファジールールに従って
ファジー推論を行い、その推論結果として到来する人物
の不審の程度を示す信号を、警報出力手段10及び不審
度表示手段11に与える。警報出力手段10はこれらの
信号を弁別することによって、安全,注意,警報,又は
危険等の信号を外部に出力するものである。又不審度表
示手段11はこの信号を弁別して不審度を表示するもの
である。ここで特徴量抽出手段2はマイクロコンピュー
タによって実現してもよく、又特定のハードウェアを用
いて実現することもできる。
の全体構成を示すブロック図である。本実施例では焦電
センサ1を人体検知センサとして用いており、その出力
は特徴量抽出手段2のオフディレータイマ3及びカウン
タ4に与えられる。オフディレータイマ3は入力信号を
一定時間Td だけ遅延するものであって、その出力は
オン時間計測部5に与えられる。オン時間計測部5はオ
フディレータイマ3の出力が連続する時間T´を計測し
遅延時間Td を減じることにより、人が検知領域に存
在する時間Tを計測する計測手段であって、その出力は
第1の入力補正手段6に与えられる。又カウンタ4の計
数値も第2の入力補正手段7に与えられる。又特徴量抽
出手段2の外部には時間帯の情報を出力する刻時制御装
置8が設けられる。刻時制御装置8は現在時間に応じて
複数の時間帯出力、例えば営業時間帯Ta,営業時間を
除く勤務時間帯Tb、夜間及び休日の無人時間帯Tcの
いずれかの出力を入力補正手段6及び7に与えるもので
ある。入力補正手段6及び7は夫々オン磁界計測部5,
カウンタ4の計数値を時間帯に応じて入力を補正して、
補正した値をファジー推論部9に与えている。ここでT
aは犯罪の可能性が少ない時間帯なので例えば 0.3
を係数とし、TbではTaより犯罪の可能性が高くなる
ので例えば 0.7を係数値とし、Tcでは最も犯罪の
可能性が高いので係数を1とする。即ち入力補正部6,
7は入力値に警報の出現率に対応した係数を乗じて補正
し、補正後の入力値をファジー推論部9に与える。ファ
ジー推論部9は後述する複数のファジールールに従って
ファジー推論を行い、その推論結果として到来する人物
の不審の程度を示す信号を、警報出力手段10及び不審
度表示手段11に与える。警報出力手段10はこれらの
信号を弁別することによって、安全,注意,警報,又は
危険等の信号を外部に出力するものである。又不審度表
示手段11はこの信号を弁別して不審度を表示するもの
である。ここで特徴量抽出手段2はマイクロコンピュー
タによって実現してもよく、又特定のハードウェアを用
いて実現することもできる。
【0009】さて本実施例で用いる焦電センサは1、例
えば図2に示すように焦電センサ本体21の近傍に複数
の開口を有する遮蔽板22とフレネルレンズ23を配置
して構成する。こうすれば図示のように開口部を通過す
る検知領域と非検知領域とを設けることができる。この
ような焦電センサ1を、例えば図3に示すように現金自
動支払機24の近傍に配置することによって、複数のハ
ッチングで示す多数の検知小領域と非検知領域とを設け
ておく。
えば図2に示すように焦電センサ本体21の近傍に複数
の開口を有する遮蔽板22とフレネルレンズ23を配置
して構成する。こうすれば図示のように開口部を通過す
る検知領域と非検知領域とを設けることができる。この
ような焦電センサ1を、例えば図3に示すように現金自
動支払機24の近傍に配置することによって、複数のハ
ッチングで示す多数の検知小領域と非検知領域とを設け
ておく。
【0010】次に本実施例の動作について説明する。図
4及び図5は本実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。まず現金自動支払機24の近傍に人が到来して検知
領域の近傍を移動する場合には、焦電センサ1より図4
(a)又は図5(a)に示すような出力が得られる。こ
の信号がオフディレータイマ3に与えられ、オフディレ
ータイマ3より図4(b)又は図5(b)に示すように
、焦電センサ1の出力が停止した後、一定時間経過して
オフとなる出力が得られる。この時間T´から遅延時間
Td を減じた時間Tがオン時間としてオン時間計測部
5によって計測される。又図4(a)又は図5(a)に
示すようにカウンタ4によって焦電センサ1からのパル
ス数が計数される。さて刻時制御装置8よりTa,Tb
,Tcのいずれかの信号が入力補正手段6,7に与えら
れる。入力補正手段6及び7はTaのときに係数 0.
3、Tbのとき係数 0.7、Tcでは1を乗じて夫々
の出力をファジー推論部9に与える。
4及び図5は本実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。まず現金自動支払機24の近傍に人が到来して検知
領域の近傍を移動する場合には、焦電センサ1より図4
(a)又は図5(a)に示すような出力が得られる。こ
の信号がオフディレータイマ3に与えられ、オフディレ
ータイマ3より図4(b)又は図5(b)に示すように
、焦電センサ1の出力が停止した後、一定時間経過して
オフとなる出力が得られる。この時間T´から遅延時間
Td を減じた時間Tがオン時間としてオン時間計測部
5によって計測される。又図4(a)又は図5(a)に
示すようにカウンタ4によって焦電センサ1からのパル
ス数が計数される。さて刻時制御装置8よりTa,Tb
,Tcのいずれかの信号が入力補正手段6,7に与えら
れる。入力補正手段6及び7はTaのときに係数 0.
3、Tbのとき係数 0.7、Tcでは1を乗じて夫々
の出力をファジー推論部9に与える。
【0011】さてファジー推論部9に記憶されているフ
ァジールールは、オン時間やカウンタ4の計数値に基づ
く警報出力をルール化したものであって、if, th
enルール(もし,ならば)の形式で表現される。オン
時間及びオンの回数は図6(a)及び(b)に示すよう
なメンバーシップ関数として評価される。ここでPSは
正の小さい値,PLは正の大きな値を示している。又警
報値も図6(c)に示すように4つの状態(PS,PM
S,PML,PL)に分けるものとする。PSは安全な
状態,PMSは注意,PMLは警報,PLは危険な状態
を夫々示している。さてファジー推論部6ではこれらの
入力に基づいて以下の推論ルールに基づきファジー推論
を行う。 ファジー推論ルールは、オン時間X1が短くオン回数X
2が少なければより安全な状態、逆の場合にはより危険
な状態として警報値を大きくするものとして定められる
。 (ルール1)もしオン時間X1がPSでオン回数X2が
PSであれば、警報出力ZをPSとせよ。 このルール1は以下のように簡略化して表現される。 ■if X1=PS and X2=PSthen
Z=PS 同様にして他のルールは以下の式で示される。 ■if X1=PL and X2=PSthen
Z=PMS ■if X1=PS and X2=PLthen
Z=PML ■if X1=PL and X2=PLthen
Z=PL
ァジールールは、オン時間やカウンタ4の計数値に基づ
く警報出力をルール化したものであって、if, th
enルール(もし,ならば)の形式で表現される。オン
時間及びオンの回数は図6(a)及び(b)に示すよう
なメンバーシップ関数として評価される。ここでPSは
正の小さい値,PLは正の大きな値を示している。又警
報値も図6(c)に示すように4つの状態(PS,PM
S,PML,PL)に分けるものとする。PSは安全な
状態,PMSは注意,PMLは警報,PLは危険な状態
を夫々示している。さてファジー推論部6ではこれらの
入力に基づいて以下の推論ルールに基づきファジー推論
を行う。 ファジー推論ルールは、オン時間X1が短くオン回数X
2が少なければより安全な状態、逆の場合にはより危険
な状態として警報値を大きくするものとして定められる
。 (ルール1)もしオン時間X1がPSでオン回数X2が
PSであれば、警報出力ZをPSとせよ。 このルール1は以下のように簡略化して表現される。 ■if X1=PS and X2=PSthen
Z=PS 同様にして他のルールは以下の式で示される。 ■if X1=PL and X2=PSthen
Z=PMS ■if X1=PS and X2=PLthen
Z=PML ■if X1=PL and X2=PLthen
Z=PL
【0012】こうして4つの推論ルールが定められる。
ファジー推論部9では図7にフローチャートを示すよう
に、その前件部ではオン時間計測部5とカウンタ4より
夫々入力信号X1,X2が入力されると(ステップ31
) 、このファジールールの対応するメンバーシップ関
数にどの程度適合するかが求められる(ステップ32,
33)。 そして適合度の小さいものが選択されて後件部に与えら
れる。ファジー推論部6の後件部では選択された適合度
より、出力Zのメンバーシップ関数に制限をかけてメン
バーシップ関数を得る。このメンバーシップ関数はMA
X合成処理によって重ね合わせて合成出力が生成され、
ファジー推論が行われる(ステップ34)。次いでステ
ップ35においてデファジファイヤによってこの合成出
力の重心が確定出力として算出される。そしてZは警報
出力手段10によって安全,注意,警報及び危険のいず
れかの信号として外部に出力され、同時に不審度表示手
段11によって表示される。尚ファジー推論部9は、例
えば特開昭63−123177号に示されているような
ファジーコンピュータやファジーコントローラ等の専用
のハードウェアを用いてファジー推論を実行し、警報値
を出力するようにしてもよく、又マイクロコンピュータ
を用いてファジー推論処理を実行するようにしてもよい
。
に、その前件部ではオン時間計測部5とカウンタ4より
夫々入力信号X1,X2が入力されると(ステップ31
) 、このファジールールの対応するメンバーシップ関
数にどの程度適合するかが求められる(ステップ32,
33)。 そして適合度の小さいものが選択されて後件部に与えら
れる。ファジー推論部6の後件部では選択された適合度
より、出力Zのメンバーシップ関数に制限をかけてメン
バーシップ関数を得る。このメンバーシップ関数はMA
X合成処理によって重ね合わせて合成出力が生成され、
ファジー推論が行われる(ステップ34)。次いでステ
ップ35においてデファジファイヤによってこの合成出
力の重心が確定出力として算出される。そしてZは警報
出力手段10によって安全,注意,警報及び危険のいず
れかの信号として外部に出力され、同時に不審度表示手
段11によって表示される。尚ファジー推論部9は、例
えば特開昭63−123177号に示されているような
ファジーコンピュータやファジーコントローラ等の専用
のハードウェアを用いてファジー推論を実行し、警報値
を出力するようにしてもよく、又マイクロコンピュータ
を用いてファジー推論処理を実行するようにしてもよい
。
【0013】次に本発明の第2実施例について説明する
。図8は本発明の第2実施例を示すブロック図であり、
前述した第1実施例と同一部分は同一符号を付して詳細
な説明を省略する。さて本実施例では刻時制御装置8の
出力はマイクロコンピュータ12内の重みデータ算出部
13に与えられる。重みデータ算出部13は前述したよ
うに時間帯Ta,Tb,Tの入力対応して夫々 0.3
、 0.7、1の重みデータX3を算出するものであっ
て、その出力はファジー推論部14に与えられる。ファ
ジー推論部14には前述した第1実施例と異なり、オン
時間計測部5及びカウンタ4の出力X1,X2がそのま
ま与えられている。その他の構成は前述した第1実施例
と同様である。さて本実施例におけるファジー推論部1
4は前述した第1実施例と同様に4つのファジールール
を用いて構成される。そして夫々のファジールールの結
果Zに重みデータX3を乗じて得られた値をZとしてい
る。その他の構成は前述した第1実施例と同様である。
。図8は本発明の第2実施例を示すブロック図であり、
前述した第1実施例と同一部分は同一符号を付して詳細
な説明を省略する。さて本実施例では刻時制御装置8の
出力はマイクロコンピュータ12内の重みデータ算出部
13に与えられる。重みデータ算出部13は前述したよ
うに時間帯Ta,Tb,Tの入力対応して夫々 0.3
、 0.7、1の重みデータX3を算出するものであっ
て、その出力はファジー推論部14に与えられる。ファ
ジー推論部14には前述した第1実施例と異なり、オン
時間計測部5及びカウンタ4の出力X1,X2がそのま
ま与えられている。その他の構成は前述した第1実施例
と同様である。さて本実施例におけるファジー推論部1
4は前述した第1実施例と同様に4つのファジールール
を用いて構成される。そして夫々のファジールールの結
果Zに重みデータX3を乗じて得られた値をZとしてい
る。その他の構成は前述した第1実施例と同様である。
【0014】さて本実施例において焦電センサ1からの
信号に応じてオン時間及びカウンタのオン回数がファジ
ー推論部14に与えられ、ファジールールが適用される
。そしてその結果Zに重みデータを乗じた値を図7で示
すステップ34より算出する。そしてそれらの推論結果
を通常のファジー推論部と同様に重心演算によるデファ
ジファイヤを行って(ステップ35)推論結果を出力す
る。そしてその結果に応じて警報出力手段10及び不審
度表示手段11より安全,注意,警報,危険のいずれか
の信号が出力される。
信号に応じてオン時間及びカウンタのオン回数がファジ
ー推論部14に与えられ、ファジールールが適用される
。そしてその結果Zに重みデータを乗じた値を図7で示
すステップ34より算出する。そしてそれらの推論結果
を通常のファジー推論部と同様に重心演算によるデファ
ジファイヤを行って(ステップ35)推論結果を出力す
る。そしてその結果に応じて警報出力手段10及び不審
度表示手段11より安全,注意,警報,危険のいずれか
の信号が出力される。
【0015】尚前述した各実施例では焦電センサに1つ
の特徴量抽出手段を設けてファジー推論部に出力するよ
うにしているが、複数の焦電センサと特徴量抽出手段と
を設け、それらの出力の論理和をファジー推論部に与え
るようにすることも可能である。又本実施例では焦電セ
ンサを人体検知センサとして用いているが、超音波セン
サ等他の形式の人体検知センサを用いることも可能であ
る。
の特徴量抽出手段を設けてファジー推論部に出力するよ
うにしているが、複数の焦電センサと特徴量抽出手段と
を設け、それらの出力の論理和をファジー推論部に与え
るようにすることも可能である。又本実施例では焦電セ
ンサを人体検知センサとして用いているが、超音波セン
サ等他の形式の人体検知センサを用いることも可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1又は2の発明によれば、単に通っただけでは警報出力
が出されないため信頼性の高い防犯センサとすることが
できる。更に営業時間中や勤務時間等警報の出現率に対
応した係数を乗じ、又はこれを重みデータとしてこれを
含めたファジー推論を行っているため、例えば営業時間
中や勤務時間中等の防犯センサの誤報を少なくすること
ができ、又夜間の無人時や休日等での警報特性を改善す
ることができる。従って警報の精度を向上させることが
可能となる。
1又は2の発明によれば、単に通っただけでは警報出力
が出されないため信頼性の高い防犯センサとすることが
できる。更に営業時間中や勤務時間等警報の出現率に対
応した係数を乗じ、又はこれを重みデータとしてこれを
含めたファジー推論を行っているため、例えば営業時間
中や勤務時間中等の防犯センサの誤報を少なくすること
ができ、又夜間の無人時や休日等での警報特性を改善す
ることができる。従って警報の精度を向上させることが
可能となる。
【図1】本発明の第1実施例による防犯センサの全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】防犯センサに用いられる焦電センサ1の構成を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図3】現金自動支払機の近傍に設置される焦電センサ
の検知領域を示す図である。
の検知領域を示す図である。
【図4】本実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図5】本実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図6】オン時間及びオン回数とその警報出力のメンバ
ーシップ関数を示す図である。
ーシップ関数を示す図である。
【図7】ファジー推論処理を示すフローチャートである
。
。
【図8】本発明の第2実施例による防犯センサの全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
1 焦電センサ
2,12 特徴量抽出手段
3 オフディレータイマ
4 カウンタ
5 オン時間計測部
6,7 入力補正手段
8 刻時制御装置
9,14 ファジー推論部
10 警報出力手段
11 不審度表示手段
13 重みデータ算出部
Claims (2)
- 【請求項1】 検知領域を分割した多数の小領域とし
、各小領域に人が到来することを検知する人体検知セン
サと、前記人体検知センサの出力が連続して与えられる
時間を検知するオン時間計測手段と、前記オン時間計測
手段の出力範囲での出力回数を計数するカウンタと、時
間帯に応じた時刻信号を出力する刻時制御装置と、前記
刻時制御装置の出力に基づいて警報の出現率に対応した
係数を前記オン時間計測時間及び前記カウンタの出力に
乗じることによって補正する第1,第2の入力補正手段
と、前記第1,第2の入力補正手段より得られるオン時
間及びオン回数値の出力が大きければ不審を示す出力を
大きくし、オン時間及びカウンタの計数値が小さければ
不審の度合を小さくするようにファジー推論を行い非フ
ァジー確定値を得るファジー推論部と、を具備すること
を特徴とする防犯センサ。 - 【請求項2】 検知領域を分割した多数の小領域とし
、各小領域に人が到来することを検知する人体検知セン
サと、前記人体検知センサの出力が連続して与えられる
時間を検知するオン時間計測手段と、前記オン時間計測
手段の出力範囲での出力回数を計数するカウンタと、時
間帯に応じた時刻信号を出力する刻時制御装置と、前記
刻時制御装置の出力に基づいて警報の出現率に対応する
時間帯に応じた重みデータとして出力する重みデータ算
出部と、前記オン時間計測手段及び前記カウンタの出力
が大きければ不審を示す出力を大きくし、オン時間及び
カウンタの計数値が小さければ不審の度合を小さくする
と共に、重みデータ算出部より得られる重みデータに応
じて不審の度合を変化させるようにファジー推論を行い
非ファジー確定値を得るファジー推論部と、を具備する
ことを特徴とする防犯センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111087A JPH04316196A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 防犯センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3111087A JPH04316196A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 防犯センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04316196A true JPH04316196A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=14552054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3111087A Pending JPH04316196A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 防犯センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04316196A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020087923A (ko) * | 2002-10-30 | 2002-11-23 | 문태국 | 디지털 시계의 방범장치 및 그 방법 |
JP2014092961A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Daiwa House Industry Co Ltd | 監視システム |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP3111087A patent/JPH04316196A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020087923A (ko) * | 2002-10-30 | 2002-11-23 | 문태국 | 디지털 시계의 방범장치 및 그 방법 |
JP2014092961A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Daiwa House Industry Co Ltd | 監視システム |
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