JPH04316143A - ポータブルコンピュータ - Google Patents

ポータブルコンピュータ

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Publication number
JPH04316143A
JPH04316143A JP11100891A JP11100891A JPH04316143A JP H04316143 A JPH04316143 A JP H04316143A JP 11100891 A JP11100891 A JP 11100891A JP 11100891 A JP11100891 A JP 11100891A JP H04316143 A JPH04316143 A JP H04316143A
Authority
JP
Japan
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memory
additional
ram
access
extended
Prior art date
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Pending
Application number
JP11100891A
Other languages
English (en)
Inventor
Mayumi Oka
岡 眞弓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はポータブルコンピュー
タ(パーソナルコンピュータ)に関し、特に増設メモリ
を接続するための複数の接続ポートを備えたポータブル
コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携行が容易でバッテリィにより動
作可能なラップトップタイプのパーソナルコンピュータ
が種々開発されている。この種のパーソナルコンピュー
タにおいては、コンピュータ本体に内蔵されている標準
メモリの容量を増やすために、メモリを増設するための
増設スロットを本体に装備しているものが多い。
【0003】また、その増設用のメモリ(増設メモリ)
にもいろいろな種類があり、記憶容量だけでなく、アク
セススピードもそれぞれ違っている。このアクセススピ
ードは、増設メモリを構成する半導体メモリチップの特
性等によって異なるものである。
【0004】最近では、ラップトップタイプのパーソナ
ルコンピュータにおいても、その高機能化の目的で、メ
モリ容量の大容量化が要求されている。このため、今後
、コンピュータ本体に装備される増設用スロットの数の
増加や、増設メモリの種類の増加が予想される。
【0005】この場合、いろいろなアクセススピードを
持つ増設メモリがコンピュータ本体に増設されて使用さ
れると、その増設の仕方によっては、増設メモリに対す
るメモリアクセスの効率が全体として低下される問題が
引き起こされる。
【0006】なぜなら、通常、増設メモリが装着された
パーソナルコンピュータでは、それら増設メモリの中で
より低いアドレスが割り当てられている増設メモリから
使用される可能性が高いので、低いアドレスが割り当て
られる増設用スロットにアクセススピードの遅い増設メ
モリが装着されると、そのスピードの遅い増設メモリに
対するアクセスが頻繁に実行されることになるためであ
る。
【0007】したがって、従来では、増設メモリを使用
したデータ処理効率がその増設メモリの増設の仕方によ
って大きく異なり、その増設の仕方によっては、増設メ
モリに対するメモリアクセスの効率が低下される欠点が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、増設メモリ
を使用したデータ処理効率がその増設メモリの増設の仕
方によって大きく異なり、その増設の仕方によっては、
増設メモリに対するメモリアクセスの効率が低下される
欠点があった。
【0009】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、増設メモリの速度順にメモリアドレスを自動的
にマッピングできるようにして、増設メモリの増設の仕
方によらずに十分に効率良いメモリアクセスを実現でき
るパーソナルコンピュータを提供することを目的とする
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】この発明によ
るポータブルコンピュータは、コンピュータ本体と、前
記コンピュータのメモリ容量を増設するための増設メモ
リと、前記コンピュータ本体に前記増設メモリを着脱可
能とする複数の接続ポートと、前記増設メモリの入出力
アクセス速度を判定する手段と、高速の入出力アクセス
可能な増設メモリから低速の入出力アクセス可能な増設
メモリの順に論理的な連続したメモリアドレスが順次割
り当てられるように、前記アクセス速度の判定結果に基
づいて前記複数の増設メモリへのアドレス割り当てを行
なう手段とを具備することを特徴とする。
【0011】このポータブルコンピュータにおいては、
複数の増設メモリのアクセス速度がそれぞれ判定され、
その判定結果に基づいて増設メモリへのアドレス割り当
てが実行される。このアドレス割り当てにおいては、高
速の増設メモリから低速の増設メモリの順で連続したメ
モリアドレスが順次割り当てられる。したがって、増設
メモリの速度順にメモリアドレスを自動的にマッピング
できるようになり、増設メモリの増設の仕方によらずに
十分に効率良いメモリアクセスを実現できるようになる
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0013】図1はこの発明の一実施例によるポータブ
ルコンピュータ(パーソナルコンピュータ)の構成を示
すブロック図である。
【0014】図1に於いて、10Aはシステムバスであ
り、10Bは内部バスである。11乃至30はそれぞれ
システムバス10Aに接続される構成要素(コンポーネ
ント)である。これらコンポーネントのうち、11はシ
ステム全体の制御を司るCPU(メインCPU)であり
、ここでは電源オン時に於いてBIOSーROM12を
アクセスし、増設RAM40−1〜40−nの速度順に
メモリアドレスをマッピングするための初期設定ルーチ
ンを実行する。
【0015】12は固定プログラム等が格納されるBI
OSーROMであり、ここでは初期化処理プログラム内
に図6に示すような処理を実行するための処理ルーチン
を含む。
【0016】13は処理対象となるプログラム、データ
等が格納される主メモリを構成するRAMであり、14
はダイレクトメモリアクセス制御を行なうDMAコント
ローラ(DMAC;Direct Memory Ac
cess Controller )である。
【0017】15はメモリリフレッシュのためのリフレ
ッシュ信号を生成するリフレッシュ信号生成回路(RS
G)であり、リフレッシュ制御レジスタ(RFR)のコ
ントロールビットの内容に従い、システムバス10A、
又は内部バス10Bに、選択的にメモリリフレッシュ信
号を出力する。
【0018】16はプログラムにより設定可能なインタ
ーバルタイマ(PIT;Programmable I
nterval Timer )であり、ここではプロ
グラムにより設定可能な割込みコントローラ(PIC;
Programmable Interrupt Co
ntroller )を含む構成とする。17は独自の
動作用電池をもつ時計モジュール(RTC;Real−
Time Clock )であり、日付、時間情報の他
に、システム制御情報等の常に保存しておく必要のある
情報を記憶している。
【0019】18は本体に装備された増設用スロット4
1−1〜41−nに実装される増設RAM40−1〜4
0−nのアクセス速度に応じて、リード/ライトサイク
ルタイムを決定するウエイト時間を切り替え、実装増設
RAM(メモリカード)40−1〜40−nをアクセス
制御するウエイトコントローラ(WAITーCONT)
であり、初期設定処理に於いてはCPU11の制御の下
に増設RAM40−1〜40−nのアクセス速度を判定
し、その判定結果に対応するウエイト値をI/Oポート
レジスタに設定する。また、ウエイトコントローラ18
は、そのウエイト値の小さい順(アクセス速度の速い順
)にメモリアドレスのマッピングを行ない、上記レジス
タに設定されたウエイト値に従うリード/ライトサイク
ルで実装増設RAM(メモリカード)40−1〜40−
nをアクセス制御する。
【0020】19はリジューム機能を実現するためのデ
ータ保存域となるバックアップRAMであり、バックア
ップ電源(VBK)が供給される。
【0021】20は機能拡張のための拡張バスコネクタ
(EBC)であり、拡張ユニット41に実装された、例
えば拡張メモリボード、通信ボード、ハードディスク等
、各種の拡張用オプション機器類が接続される。
【0022】21はパーソナルコンピュータ本体をハー
ドディスク(HDD)実装タイプ(HDD,FDDを各
1台実装)にシステムアップする際に、本体内に収納さ
れるハードディスクパックをインターフェイス接続する
ためのハードディスクコントローラ(HDC)であり、
システムアップを図る際に、本体内のハードディスク収
納部に設けられた内蔵コネクタ42を介してハードディ
スクパック43がインターフェイス接続される。
【0023】22はフロッピィディスクコントローラ(
FDC)であり、ここでは1台のフロッピーディスクド
ライブ(FDD)35を制御対象としている。
【0024】23はプリンタコントローラ(PRTーC
ONT)であり、例えば5インチの外部フロッピィディ
スクドライブ44、又はプリンタ45等がコネクタを介
して選択的に接続される。24は入出力インターフェイ
ス(UART;Universal Asynchro
nous Receiver/Transmitter
 )であり、必要に応じて RS−232Cインターフ
ェイス機器36等が接続される。25はキーボードコン
トローラ(KBC)であり、ここではCPUボードを実
装した装置本体に一体に設けられるキーボード36の入
力を制御する。26は表示コントローラ(DISPーC
ONT)であり、ここでは装置本体に回動自在に取付け
られた表示部筐体に実装される、バックライト(又はサ
イドライト)付のLCD37のみを表示ドライブ対象と
しているが、外部ディスプレイとしてCRT表示器47
を表示ドライブ制御することも可能である。
【0025】27はバックアップ電源(VBK)が供給
されたビデオRAM(VRAM)、28は漢字文字コー
ドから漢字文字パターンを得る漢字ROM、29は仮名
/漢字変換辞書等を実現する辞書ROMである。30は
電源回路(インテリジェントパワーサプライ)32をシ
ステムバス10Aを介してCPU11に接続するための
電源制御インターフェイス(PSーIF)であり、ここ
では電源回路32のパワーコントロールCPU(PCー
CPU)との間でシリアルインターフェイスによりデー
タ転送を行なうためのシリアルーパラレル変換機能をも
つ。31は商用交流電源(AC)を整流・平滑して所定
電位の直流動作用電源を得る電源アダプタ(以下ACア
ダプタと称す)であり、パーソナルコンピュータ本体に
プラグイン接続される。32はパワーコントロールCP
U(PCーCPU)を備えた電源回路(インテリジェン
トパワーサプライ)、33はパーソナルコンピュータ本
体の電源をオン/オフする電源スイッチ、34L ,3
4Rはそれぞれ充電可能な電池により構成された、装置
本体(PC本体)に着脱可能なパック形式のメインバッ
テリィ(MーBATA ,MーBATB )であり、こ
こでは駆動時に於いて電源回路32の制御の下に、いず
れか一方のバッテリィが使用対象(電源供給対象)とし
て選択され、そのバッテリィが使用限界まで放電すると
使用対象バッテリィが切替えられて、他方のバッテリィ
が使用対象となる。34S は同じく充電可能な電池に
より構成された本体内蔵形のサブバッテリィ(SーBA
T)であり、RAM13,増設RAM40,ビデオRA
M27等のバックアップが必要なメモリにバックアップ
電源(VBK)を供給する。
【0026】40−1〜40−nはパーソナルコンピュ
ータ本体の専用の増設スロット41−1〜41−nに挿
抜可能な増設RAMであり、これら増設RAM40−1
〜40−nはそれぞれ固有のアクセス速度を有している
【0027】図2は、増設RAMの制御に関係する部分
だけを抽出して示すシステム構成図である。
【0028】図示のように、ウエイトコントローラ18
は、メモリアクセス判定ロジック51と、メモリアドレ
ス振り分けロジック52とを備えている。また、ウエイ
トコントローラ18のI/Oポート18Aには、ウエイ
ト数レジスタ181A、メモリアクセスOKフラグレジ
スタ181B、およびスロット番号レジスタ181Cが
設けられている。
【0029】メモリアクセス判定ロジック51は、ウエ
イト数レジスタ181Aに設定されたウエイト値で増設
RAM40−1〜40−nをリード/ライトアクセスす
るためのものであり、初期設定ルーチンにおいては増設
RAM40−1〜40−nそれぞれの固有のウエイト値
を求めるためにそのアクセスの可否(成功/不成功)を
メモリアクセスOKフラグレジスタ181Bに返す。
【0030】メモリアドレス振り分けロジック52は、
メモリアクセス判定ロジック51で求められたウエイト
数の大小に基づき、増設RAM40−1〜40−nのメ
モリアドレスをそれらのアクセス速度の順にマッピング
する。
【0031】すなわち、ここでは、このシステムは増設
RAM40−1〜40−nのアクセススピードの判定方
法として、ウエイト数をコントロールしてどのウエイト
数のアクセスの時に正常なリード/ライトが実行出来た
かを検出する方式を用いている。このため、ウエイト数
のコントロールを行なうためのウエイト数レジスタ18
1Aが設けられており、CPU11により実行される初
期設定ルーチンにおいてはウエイト数レジスタ181A
に対し、ウエイト数が「0」、「1」、「2」のように
順次大きく設定される。
【0032】メモリアクセス判定ロジック51は、ウエ
イト数レジスタ181Aに設定されたウエイト値でデー
タ書き込みおよび読み出しを行ない、その書き込みデー
タと読み出しデータとの比較を行なう。そして、書き込
みデータと読み出しデータの一致の有無に応じてアクセ
ス成功または失敗が判定され、その判定結果がメモリア
クセスOKフラグレジスタ181Bに設定される。メモ
リアクセスOKフラグレジスタ181Bの内容はCPU
11により参照され、新たなウエイト数をウエイト数レ
ジスタ181Aに設定して速度判定を同一の増設RAM
について再び試行するか、または次の増設スロットの増
設RAMについて速度判定を行なうかが判断される。速
度判定対象の増設スロットの指定には、スロット番号レ
ジスタ181Cが利用される。
【0033】この様にして求められた各増設RAM40
−1〜40−nのウエイト値はメモリアドレス振り分け
ロジック52によって参照され、ウエイト値の小さい増
設RAMから順にメモリアドレスがマッピングされる。
【0034】図3には速度判定実行後におけるウエイト
数レジスタ181A、メモリアクセスOKフラグレジス
タ181B、およびスロット番号レジスタ181Cの内
容の一例が示されている。
【0035】このレジスタ内容は、第1の増設スロット
41−1に装着された増設RAM40−1へのメモリア
クセスがウエイト数「1」で成功し、第2の増設スロッ
ト41−2に装着された増設RAM40−2へのメモリ
アクセスがウエイト数「2」で成功し、第3の増設スロ
ット41−3に装着された増設RAM40−3へのメモ
リアクセスがウエイト数「1」で成功し、さらに、第9
の増設スロット41−9に装着された増設RAM40−
9へのメモリアクセスがウエイト数「1」で成功し、第
10の増設スロット41−10に装着された増設RAM
40−10へのメモリアクセスがウエイト数「0」で成
功した場合に対応している。
【0036】この場合、増設RAM40−1〜40−1
0に対するメモリアドレスの割り当ては、図4のように
行われる。
【0037】すなわち、図4に示されているように、標
準メモリ(RAM13)のアドレス空間に引き続くアド
レス空間が、ウエイト数「0」の第10の増設RAM4
0−10、ウエイト数「1」の第1の増設RAM40−
1、ウエイト数「1」の第3の増設RAM40−3、ウ
エイト数「1」の第9の増設RAM40−9、……、ウ
エイト数「2」の第2の増設RAM40−2の順で割り
当てられる。
【0038】このように、ウエイト数の小さい増設RA
Mから順に低いメモリアドレスが割り当てられ、同一ウ
エイト数の場合はスロット番号の若い増設RAMに低い
アドレスが割り当てられる。
【0039】図5には、メモリアドレス振り分けロジッ
ク52により実行されるメモリアドレスのマッピング状
態の一例が示されている。
【0040】ここでは、簡単のために、第1乃至第10
の増設RAM40−1〜40−10の記憶容量がそれぞ
れ2Mバイトである場合を想定している。この場合、メ
モリアドレス振り分けロジック52は、ウエイト数レジ
スタ181Aのウエイト値情報にしたがって、RAM1
3の1Mバイトのアドレス空間に引き続くアドレス空間
の中で、2Mバイトから4Mバイトまでのアドレス空間
を第10の増設RAM40−10に、4Mバイトから6
Mバイトのアドレス空間を第1の増設RAM40−1に
、6Mバイトから8Mバイトのアドレス空間を第3の増
設RAM40−3に、8Mバイトから10Mバイトのア
ドレス空間を第9の増設RAM40−9に、そして、最
終の20Mバイトから22Mバイトのアドレス空間を第
2の増設RAM40−2に割り当てる。
【0041】すなわち、メモリアドレス振り分けロジッ
ク52は、CPU11からのメモリアドレスの値がどの
増設RAMのアドレス空間に属するかを検出し、該当す
る増設RAMに対するRAS(ローアドレスストローブ
)信号をイネーブル状態に設定する。この場合、CPU
11からのメモリアドレスの上位ビットがRAS信号の
発生に使用され、そのメモリアドレスの下位ビットが増
設RAMに対する実際のアクセスに使用される。
【0042】次に、図6のフローチャートを参照して、
初期設定ルーチンで実行される増設RAMの速度判定動
作について説明する。
【0043】システムの電源が投入されると、CPU1
1はROM12に格納されたBIOSの初期設定ルーチ
ンを起動し、システム全体の初期設定や診断を行なう(
ステップA1〜A8)。この初期設定ルーチンの中で、
増設RAMの速度判定のための処理がステップA2〜A
7で実行される。
【0044】すなわち、CPU11は、全ての拡張スロ
ット41−1〜41−nの状態をチェックし、増設RA
Mの装着状態が以前と変更されている場合には増設RA
Mに対するアドレスのマッピング状態の変更が必要とな
るので、そのために以下の処理を行なう。
【0045】まず、CPU11は、スロット番号レジス
タ181Cに第1の増設スロット41−1のスロット番
号を設定し、速度判定対象スロットとして第1の増設ス
ロット41−1を指定する(ステップA2)。次いで、
CPU11は、ウエイト数レジスタ181Aにその速度
判定対象スロットの増設RAMに対するメモリアクセス
のウエイト数を設定する(ステップA3)。このウエイ
ト数は、「0」、「1」、「2」のように値の小さいも
のから順次設定される。
【0046】このようなスロット番号レジスタ181C
およびウエイト数レジスタ181Aの設定値に基づき、
メモリアクセス判定ロジック51は、速度判定対象スロ
ットに接続された増設RAMを指定されたウエイト値の
リード/ライトサイクルでアクセスし、書き込みデータ
と読み出しデータの値を比較する。そして、書き込みデ
ータと読み出しデータが一致した際には、メモリアクセ
ス判定ロジック51は、メモリアクセスOKフラグをメ
モリアクセスOKフラグレジスタ181Bの所定の位置
に書き込む。
【0047】CPU11は、メモリアクセスOKフラグ
の有無に応じて増設RAMへのアクセスの成功/失敗を
判断し(ステップA4)、失敗であればウエイト数レジ
スタ181Aに新しい値(前回のウエイト値よりも1つ
大きい値)を設定して再度メモリアクセスを試行する(
ステップA5)。
【0048】一方、メモリアクセスが成功した場合には
、CPU11はスロット番号の更新を行ない(ステップ
A7)、スロット番号レジスタ181Cおよびウエイト
数レジスタ181Aに次に速度判定すべき増設スロット
の番号およびウエイト値をそれぞれ設定し、前述の処理
を繰り返す。
【0049】この様にして全ての増設RAMついてウエ
イト値が求まると(ステップA6)、、この求められた
ウエイト値はメモリアドレス振り分けロジック52に入
力され、ウエイト値の小さい増設RAMから順にメモリ
アドレスのマッピングが行われる。
【0050】以上のように、この実施例においては、複
数の増設RAM40−1〜40−nに適したメモリアク
セスのウエイト値がそれぞれメモリアクセス判定ロジッ
ク51により判定され、その判定結果に基づいて増設R
AMへのアドレス割り当てがメモリアドレス振り分けロ
ジック52により実行される。このアドレス割り当てに
おいては、ウエイト値の小さい増設RAMからウエイト
値の大きい増設RAM、つまり高速の増設RAMから低
速の増設RAMの順で連続したメモリアドレスが順次割
り当てられる。したがって、増設RAMの速度順にメモ
リアドレスを自動的にマッピングできるようになり、増
設RAMの増設の仕方によらずに十分に効率良いメモリ
アクセスを実現できるようになる。
【0051】
【発明の効果】以上詳記したようにこの発明によれば、
増設メモリの速度順にメモリアドレスを自動的にマッピ
ングできるようになり、増設メモリの増設の仕方によら
ずに十分に効率良いメモリアクセスを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るパーソルコンピュー
タの全体のシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のシステムから増設RAMの制御に関
係する部分を抽出して示すブロック図。
【図3】同実施例に設けられたI/Oポートレジスタの
内容の一例を示す図。
【図4】同実施例における増設RAMへのアドレス割り
当ての一例を示す図。
【図5】同実施例に設けられたアドレス振り分けロジッ
クにより実行されるアドレス振り分けの状態の一例を示
す図。
【図6】同実施例における電源投入時の初期設定動作を
説明するフローチャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…ROM、18…ウエイトコントロ
ーラ、40−1〜40−n…増設RAM、51…メモリ
アクセス判定ロジック、52…メモリアドレス振り分け
ロジック、181A…ウエイト数レジスタ、181B…
メモリアクセスOKフラグレジスタ、181C…スロッ
ト番号レジスタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コンピュータ本体と、前記コンピュー
    タのメモリ容量を増設するための増設メモリと、前記コ
    ンピュータ本体に前記増設メモリを着脱可能とする複数
    の接続ポートと、前記増設メモリの入出力アクセス速度
    を判定する手段と、高速の入出力アクセス可能な増設メ
    モリから低速の入出力アクセス可能な増設メモリの順に
    論理的な連続したメモリアドレスが順次割り当てられる
    ように、前記アクセス速度の判定結果に基づいて前記複
    数の増設メモリへのアドレス割り当てを行なう手段とを
    具備することを特徴とするポータブルコンピュータ。
  2. 【請求項2】  前記アクセス速度を判定する手段は、
    ウエイト値の小さいリード/ライトサイクルからウエイ
    ト値の大きいリード/ライトサイクルの順で前記各増設
    メモリへのデータ書き込みおよび読み出しを順次実行す
    る手段と、これらデータ書き込みおよび読み出しによる
    ライトデータとリードデータの一致の有無を検出し、ラ
    イトデータとリードデータが一致した際のリード/ライ
    トサイクルのウエイト値を、前記アクセス速度として判
    定する手段とを具備することを特徴とする請求項1記載
    のポータブルコンピュータ。
JP11100891A 1991-04-15 1991-04-15 ポータブルコンピュータ Pending JPH04316143A (ja)

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JP (1) JPH04316143A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185608A (ja) * 1997-09-05 1999-03-30 Hitachi Ltd 計算機システムにおけるメモリの利用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1185608A (ja) * 1997-09-05 1999-03-30 Hitachi Ltd 計算機システムにおけるメモリの利用方法

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