JPH04315203A - プログラマブルコントローラシステム - Google Patents

プログラマブルコントローラシステム

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JPH04315203A
JPH04315203A JP8243191A JP8243191A JPH04315203A JP H04315203 A JPH04315203 A JP H04315203A JP 8243191 A JP8243191 A JP 8243191A JP 8243191 A JP8243191 A JP 8243191A JP H04315203 A JPH04315203 A JP H04315203A
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JP
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programmable controller
input
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unit
cpu
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JP8243191A
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English (en)
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Yasumoto Noujiyuu
能重 又元
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器を自動制御す
るプログラマブルコントローラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラシステムの
代表的な構成例を図7に示す。
【0003】プログラマブルコントローラ100はプロ
グラマブルコントローラ本体をなすCPUユニット11
0,電源ユニット120および複数の入出力(I/O)
ユニット130から構成され、CPUユニット110に
はプログラミング装置200が信号ケーブルにより接続
されている。
【0004】CPUユニット110はプログラミング装
置200において作成されたシーケンスプログラムを演
算実行することにより、制御対象の機器に送出すべき制
御信号を決定する。
【0005】このために、CPUユニット110は一定
周期(スキャンタイムと称す)毎に、I/Oユニット1
30を介して制御対象の機器から動作状態信号を入力し
、上記シーケンス演算を行った後、制御信号を送出する
【0006】電源ユニット120は、I/Oユニット1
30と制御対象機器との間で入出力する情報信号の電源
を供給する。
【0007】入出力ユニット130は制御対象機器から
入力した信号についてはCPUユニット110の処理可
能な信号形態(制御信号レベル)に変換し、制御対象機
器へ出力する信号についてはその逆の信号変換処理を実
行する。
【0008】プログラマブルコントローラシステムは制
御対象機器の制御内容をプログラマブル(プログラムに
より修正可能なこと)とすることができるという利点を
生かして、I/Oユニットの設置台数も可変とすること
ができる。このため、大型の電子機器の制御から小型の
電子機器の制御にいたるまで、プログラマブルコントロ
ーラを汎用的に使用することができる。
【0009】従来、この種システムでは、I/Oユニッ
トの設置台数を可変とするために、システム起動時にオ
ペレータは接続のI/Oユニットの種類、接続台数をプ
ログラミング装置200から指示入力しなければならな
い。
【0010】より具体的な処理を説明すると、プログラ
ミング装置200は図8に示すような登録用のテーブル
をプログラミング装置200の表示器205(図7参照
)に表示する。
【0011】このテーブルにはI/Oユニットに対して
割当てたユニット番号(スロット番号)毎にI/Oユニ
ットの種類情報を記載する。
【0012】オペレータは図8のテーブル表示を見なが
ら接続したI/Oユニットのスロット番号欄にカーソル
を合わせ、キーボード入力装置204(図7参照)から
I/Oユニットの種類情報を入力する。
【0013】図8の例ではスロット番号00のI/Oユ
ニットは、入力用(識別文字“X”)であることを示し
、32点の信号を処理することを表わしている。
【0014】この種類情報は、入力用,出力用(識別文
字“Y”)および空き用(識別文字“S”)の用途内容
と、取扱い信号点数を表わす。
【0015】また、種類情報が入力されないスロット番
号欄はI/Oユニットが未接続と見なされる。このよう
にして作成された登録用情報テーブルはCPUユニット
110に転送され、内部のメモリに記憶される。この後
、CPUユニット110ではこのテーブルに従って、制
御対象機器との間で、実際に情報信号の授受を行う。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大型の
電子機器や設備を自動制御する場合、接続のI/Oユニ
ットは数十台から数百台となる。このため、システム起
動時にオペレータが入力するI/Oユニットの種類情報
も多数となる。
【0017】その結果、オペレータの入力操作に時間が
かかり、誤入力も生じやすいという不具合が従来システ
ムにはあった。
【0018】そこで、上述の点に鑑みて、本発明は、I
/Oユニットの接続台数を変えることができるという利
点を残しつつ、オペレータのI/Oユニットの種類情報
についての指示操作を簡素化することの可能なプログラ
マブルコントローラを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1形態は、制御対象機器とプログ
ラマブルコントローラ本体との間で授受する情報信号を
1以上の入出力ユニットを介して転送し、当該プログラ
マブルコントローラ本体に接続された入出力ユニットの
種類内容を示す種類情報を当該プログラマブルコントロ
ーラ本体の第1記憶手段に登録記憶しておくプログラマ
ブルコントローラシステムにおいて、前記1以上の入出
力ユニットの各々に、登録すべき前記種類情報を保存記
憶しておく第2記憶手段を設け、前記プログラマブルコ
ントローラ本体には、電源投入に応じて、前記1以上の
入出力ユニットの第2記憶手段から前記種類情報を読出
す読出し手段と、当該読出された種類情報を前記第1記
憶手段に書込む書込み手段とを具えたことを特徴とする
【0020】本発明の第2形態は、第1形態に加えて、
前記プログラマブルコントローラ本体の実行するシーケ
ンスプログラムを作成するプログラミング装置をさらに
有し、当該プログラミング装置からの指示命令に応じて
前記第1記憶手段の種類情報を当該プログラミング装置
に転送する第1転送手段を前記プログラマブルコントロ
ーラ本体に設け、前記プログラミング装置は、前記指示
命令を前記プログラマブルコントローラ本体に指示入力
するための指示手段と、当該プログラマブルコントロー
ラ本体から転送された種類情報を表示する表示手段とを
さらに具えたことを特徴とする。
【0021】本発明の第3形態は、第2形態に加えて、
前記プログラミング装置は、修正対象の種類情報を入力
する入力手段と、当該入力された種類情報を前記プログ
ラマブルコントローラ本体に転送する第2転送手段とを
さらに有し、前記プログラマブルコントローラ本体は当
該転送された種類情報に前記第1記憶手段の種類情報を
更新する情報処理手段とをさらに具えたことを特徴とす
る。
【0022】
【作用】本発明の第1形態では、電源投入に応じて自動
的に装着の入出力ユニットから種類情報が読出され、プ
ログラマブルコントローラ本体の第1記憶手段に登録さ
れる。このため、オペレータが種類情報を手動入力する
必要はない。
【0023】本発明の第2形態では第1記憶手段に登録
された種類情報をプログラミング装置の表示手段に表示
するようにしたので、この表示によりオペレータは入出
力ユニットの接続状態を確認することができる。
【0024】本発明の第3形態では、電源投入後、入出
力ユニットの接続を変更した場合でも第1記憶手段の登
録内容をプログラミング装置からの操作で修正すること
ができる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明実施例を詳細に
説明する。
【0026】図1は本発明実施例の基本構成を示す。
【0027】本実施例におけるプログラマブルコントロ
ーラシステム1000は、制御対象機器2000とプロ
グラマブルコントローラ本体1100との間で授受する
情報信号を1以上の入出力ユニット1200を介して転
送し、当該プログラマブルコントローラ本体に接続され
た入出力ユニットの種類内容を示す種類情報を当該プロ
グラマブルコントローラ本体の第1記憶手段1110に
登録記憶しておくプログラマブルコントローラシステム
である。
【0028】前記1以上の入出力ユニットの各々に、登
録すべき前記種類情報を保存記憶しておく第2記憶手段
1210を設けている。前記プログラマブルコントロー
ラ本体には、電源投入に応じて、前記1以上の入出力ユ
ニットの第2記憶手段から前記種類情報を読出す読出し
手段1120と、当該読出された種類情報を前記第1記
憶手段に書込む書込み手段1130とを具えている。
【0029】前記プログラマブルコントローラシステム
は、前記プログラマブルコントローラ本体の実行するシ
ーケンスプログラムを作成するプログラミング装置13
00をさらに有している。
【0030】当該プログラミング装置からの指示命令に
応じて前記第1記憶手段の種類情報を当該プログラミン
グ装置に転送する第1転送手段1140を前記プログラ
マブルコントローラ本体に設けている。
【0031】前記プログラミング装置は、前記指示命令
を前記プログラマブルコントローラ本体に指示入力する
ための指示手段1310と、当該プログラマブルコント
ローラ本体から転送された種類情報を表示する表示手段
1320とをさらに具えている。
【0032】前記プログラミング装置は、修正対象の種
類情報を入力する入力手段1330と、当該入力された
種類情報を前記プログラマブルコントローラ本体に転送
する第2転送手段1340とをさらに有している。前記
プログラマブルコントローラ本体は当該転送された種類
情報に前記第1記憶手段の種類情報を更新する情報処理
手段1150とをさらに具えている。
【0033】図2は本発明実施例における情報信号の処
理系の回路構成を示す。
【0034】プログラミング装置200,CPUユニッ
ト110,I/Oユニット130の順に回路構成を説明
する。
【0035】A  プログラミング装置200プログラ
ミング装置200は次の回路が共通バスに接続されてい
る。
【0036】中央演算処理装置(CPU)201:プロ
グラミング装置全体の動作制御を司どる他、シーケンス
プログラムの作成編集についての文字処理およびI/O
ユニットの種類情報の表示制御を行う。
【0037】システム用プログラムメモリ202:CP
U201の実行する演算処理を規定したシステムプログ
ラムを格納する。本発明に関わる図4,図6の制御手順
もプログラム形態で格納されている。
【0038】システム用ワーキングメモリ203;CP
U201の演算に用いるデータを一時格納する。このデ
ータの中にはキーボード入力装置204から入力された
データやCPUユニット110から受信したデータが含
まれる。
【0039】キーボード入力装置204:シーケンスプ
ログラムを作成するためのシーケンス命令や文字,数字
情報を入力する他、CPUユニット110に対する動作
指示を入力する。
【0040】本発明に関わる指示情報としては、I/O
ユニットの種類内容を記載したテーブルの表示命令,こ
のテーブルの記載内容についての修正登録命令がある。
【0041】キーボード入力装置204が本発明の指示
手段,入力手段として動作する。
【0042】表示器205:作成途中のシーケンスプロ
グラムや本発明に関わる上述のテーブル情報を表示する
。このテーブル情報の表示形態は図8の従来の表示形態
と同様であるが、種類情報をオペレータが入力せず、C
PUユニット110において、自動的に設定する点が従
来例と異なる。
【0043】表示器205が本発明の表示手段として動
作する。
【0044】ユーザ用プログラムメモリ206:作成対
象のシーケンスプログラムがこのメモリ上に展開記憶さ
れる。
【0045】インタフェース207:CPUユニット1
10側のインタフェース114との間で情報通信を行う
【0046】B  CPUユニット(本発明のプログラ
マブルコントローラ本体)110 CPUユニット110は次の回路がバスに共通接続され
ている。
【0047】CPU111:CPUユニット110全体
の装置制御を司どる他、プログラミング装置200から
転送されたシーケンスプログラムに基づき、シーケンス
演算を実行する。また、プログラミング装置200から
、I/Oユニットの種類情報テーブルの表示命令を受信
したときは、システム用ワーキングメモリ113からこ
のテーブル内容を読出し、インタフェース114を介し
てプログラミング装置200に転送する。
【0048】また、プログラミング装置200から上記
テーブルの登録命令および登録対象のテーブル情報を受
信したときは、システムワーキングメモリの専用領域に
受信のテーブル情報をCPU111が書き込むことによ
り登録を行う。
【0049】CPU111が時系列的に実行する制御処
理過程においてCPU111が本発明の読出し手段,書
込み手段,情報処理手段,第1転送手段として動作する
【0050】システム用プログラムメモリ112:CP
U111が実行する上述の各種の制御処理を規定したシ
ステムプログラムを格納する。本発明に関わる図3,図
5の制御手順もプログラム形態で格納されている。
【0051】システム用ワーキングメモリ113:プロ
グラミング装置200との間で授受する情報やCPU1
01の演算に用いる一般データを一時記憶する。I/O
ユニットの種類情報を記載したテーブルはこのメモリの
専用領域に格納され、複数のI/Oユニット130に入
出力信号を転送する際にテーブルの記載情報が用いられ
る。
【0052】また、後述するが、各I/Oユニット13
0のレジスタ134からCPU111により読出された
、そのI/Oユニットの種類情報もCPU111により
システム用ワーキングメモリの上記テーブルに書き込ま
れる。
【0053】システム用ワーキングメモリ113が本発
明の第1記憶手段として動作する。
【0054】インタフェース114:CPU111と、
プログラミング装置の間にあって情報の転送を行う。本
例ではプログラミング装置200のインタフェース20
7とCPUユニット110のインタフェース114の間
でシリアル通信を行う。
【0055】インタフェース114およびCPU111
が本発明の第1転送手段として動作する。
【0056】ユーザ用メモリ115:入出力ユニット1
30を介して制御対象機器との間で授受する入出力信号
を一時記憶する。シーケンス演算の際にこのメモリから
入力信号がCPU111により読出され、シーケンス演
算結果が、出力対象の信号としてこのメモリにCPU1
11により書き込まれる。
【0057】また、プログラミング装置200において
作成されたシーケンスプログラムはこのメモリのプログ
ラ格納領域115Bに保存される。
【0058】インタフェース116:複数のI/Oユニ
ット130とバス接続し、制御対象機器との間で授受す
る入出力信号を転送する。より具体的には、I/Oユニ
ットに対して割当てたアドレス空間の範囲にCPU11
1の指定アドレスが存在するときは、CPUモジュール
110内のバスとI/Oユニット130側のバスを接続
する。
【0059】C  I/Oユニット(本発明の入出力ユ
ニット)130 インタフェース131:CPUモジュール110側のイ
ンタフェース116とバス接続し、自己のユニットに予
め割当てたアドレス範囲にバス上のアドレスが存在する
ときに、外部バスとユニット内のバスを接続する。
【0060】入出力回路132:I/Oユニット130
の入力/出力の種類に応じた信号変換を行う。本例では
32点の信号を個別に信号処理する。
【0061】端子台:制御対象機器との間の信号線を接
続する。
【0062】レジスタ134:本発明に関わる電源バッ
クアップのレジスタであり、このレジスタに自己のI/
Oユニットの種類情報、すなわち、入力/出力,空きの
種類を示す情報,信号点数を記憶する。
【0063】このレジスタに対する読み/書きはCPU
ユニット110のCPU111により行う。本実施例で
は電源起動時に、CPU111が各I/Oユニット13
0のレジスタ134から種類情報を読出すことにより、
I/Oユニットの装着の確認および、種類情報の登録を
行う。
【0064】レジスタ134が本発明の第2記憶手段と
して動作する。
【0065】このようなシステム構成における、本発明
に関する動作の説明を行う。この動作の説明のために、
図3〜図6のフローチャートを用いる。
【0066】図3,図5はCPUユニット110のCP
U111が実行する制御手順を示し、図3は電源投入時
に実行される処理手順、図5はシステム運転時に実行さ
れる処理手順を示す。
【0067】図4,図6はプログラミング装置200の
CPU201が実行する制御手順を示し、図4は電源投
入時に実行される処理手順、図6はオペレータにより情
報入力がなされる毎に割込み的に実行される入力命令識
別処理手順を示す。
【0068】これらフローチャートにおいては処理内容
の理解を容易とするために、従来から周知の処理手順、
たとえばメモリへの読み/書き、装置間の情報転送処理
等については機能表現を行って、詳細な処理手順につい
ての説明を省略することにする。
【0069】(a)システム電源投入,システム初期処
理 CPUユニット110のCPU111は電源投入に応じ
て、システム用プログラムメモリ12から図3の制御手
順を読出し、演算を開始する。
【0070】まず、CPU111は図8のような入出力
ユニットの種類情報テーブルをシステム用ワーキングメ
モリ113の専用領域に登録記憶するための処理(図3
のステップS100)を実行する。
【0071】このために、CPU111は、演算に用い
る変数を初期値設定した後、第1番目のI/Oユニット
130のレジスタ134の記憶情報を読出す。より具体
的にはこのレジスタに対する読出しアドレスを設定し、
読出し信号(リード信号)を発生する。
【0072】インタフェース116を介してバス上を転
送されたアドレス信号、読出し信号は第1番目のI/O
ユニットに受付けられ、レジスタ134に保持記憶され
た種類情報がI/Oユニット130のインタフェース1
31を介してバス内のデータ線に転送される。
【0073】CPUユニット110のCPU111では
データ線上の種類情報を入力することにより、第1番目
の種類情報の読出し処理を終了する(図3のステップS
101→S102)。このときのCPU111が本発明
の読出し手段として動作する。
【0074】次に、CPU111は読出した第1番目の
I/Oユニット130の種類情報をシステム用ワーキン
グメモリ113内のテーブルに書き込む。
【0075】より具体的にはテーブルの先頭アドレスを
書き込みアドレスとして設定し、データ線上に種類情報
を送出し、書き込み(ライト)信号を発生する。この結
果、システム用ワーキングメモリ113の対応アドレス
に種類情報が書き込まれる(図3のステップS103)
。このときのCPU111が本発明の書込み手段として
動作する。
【0076】次に、CPU111は、種類情報を読出す
対象のI/Oユニット130を第2番目に更新して、上
述の種類情報の読出しを行い、テーブルへの登録記憶(
書き込み)処理を実行する(図3のステップS102〜
S104)。
【0077】以下、CPU111は種類情報の読取り,
登録処理を、I/Oユニット130の接続可能台数分(
本例において256)だけ繰り返し実行する(図3のス
テップS102〜S105のループ処理)。
【0078】この結果、実際に装着されているI/Oユ
ニットがたとえば、50台であるとすると、この50台
分のI/Oユニット130の種類情報がシステム用ワー
キングメモリのテーブルに登録される。CPU111で
は256台全てのI/Oユニット130が装着されてい
るものとみなして種類情報の読み取り,登録を行ってい
るので、残りの未装着のI/Oユニットについては、デ
ータバス上のビット“0”が種類情報として上記テーブ
ルに登録される。
【0079】以上説明したCPUユニット110のCP
U111の読み出し処理,書き込み処理によりシステム
用ワーキングメモリ113のテーブルに装着のI/Oユ
ニット130の種類情報が自動登録され、また未装着で
あるI/Oユニットを示す情報(“0”)も自動登録さ
れる。
【0080】(b)登録テーブルの表示処理システム用
ワーキングメモリ113のテーブルへの登録が終了する
と、CPUユニット110のCPU111はプログラミ
ング装置200に対してテーブル内容を転送し、プログ
ラミング装置200からの、種類情報の修正の有無の応
答を待つ(図3のステップS110→S120)。
【0081】一方、プログラミング装置200のCPU
201では電源投入後、CPUユニット110から転送
されるテーブル内容をインタフェース207を介して受
信し、システム用ワーキングメモリ203に一時記憶し
た後、このシステム用ワーキングメモリ203のテーブ
ル内容を表示器205に送出し、図8のように表示させ
る(図4のステップS200→S210)。
【0082】オペレータは表示器205のテーブル表示
を見て、I/Oユニット130が正しい接続位置に装着
されているかを確認することができる。
【0083】(c)応答処理 (c−1)修正無しの応答 オペレータは表示を見て、このままのI/Oユニット1
30の接続でよい場合は、修正無しの旨の登録命令をキ
ーボード入力装置204から入力する。
【0084】命令入力に応じてプログラミング装置20
0のCPU201では図6の制御手順が実行され、命令
コードの識別により、入力の修正無しの登録命令がCP
Uユニット110に転送される(図6のステップS25
0〜S270→S271)。
【0085】(c−2)修正登録 I/Oユニット130の接続位置を修正した場合は、オ
ペレータはキーボード入力装置204のカーソルキーに
より表示画面のテーブル(図8参照)の修正位置にカー
ソルを合わせ、従来と同様、新規種類情報を入力する。 プログラミング装置200のCPU201では、この修
正指示に応じて、システム用ワーキングメモリ203の
該当位置の種類情報を新規種類情報に書き換える。また
表示内容をも更新する(図6のステップS250→S2
60→S261)。
【0086】この後、オペレータはキーボード入力装置
204から登録命令を入力すると、入力の命令が登録命
令であることがCPU111において識別され登録命令
およびシステム用ワーキングメモリ203内のテーブル
情報がCPU201によりCPUユニット110に転送
される(図6のステップS250〜S270→S271
)。
【0087】(d)登録テーブル修正処理CPUユニッ
ト110のCPU111は、システム用ワーキングメモ
リ113への登録の終了後、プログラミング装置200
の応答を待機しているが(図3のS120のループ処理
)、プログラミング装置200から修正無しの登録命令
が転送されてきた場合は、手順を図3のステップS12
0→S130→S140へと進み、システムの自動診断
処理等、従来のシステム初期処理を実行して、図3の制
御手順を終了する。
【0088】また、プログラミング装置200から修正
有りの登録命令が転送された場合、CPU111は引き
続き転送されるテーブル情報を受信し、システム用ワー
キングメモリ113の登録テーブルに上書きすることに
より登録テーブルの内容を更新する(図3のステップS
120→S130→S135)。
【0089】以上説明した処理手順により、自動的に登
録されたI/Oユニットの種類情報を知ることができる
と共に、部分修正を行うことが可能となる。
【0090】この後、オペレータは従来通り、シーケン
スプログラムをプログラミング装置200からCPUユ
ニット110へ転送した後、キーボード入力装置204
からシステム起動命令を入力し、CPUユニット110
にシステム運転のためのシーケンス制御を開始させる。
【0091】CPUユニット110では起動命令に応じ
て、図5の制御手順を開始する。
【0092】(e)システム運転時の登録テーブルの修
正 CPUユニット110のCPU111では、スキャンタ
イミングになると、ユーザ用メモリ115の入出力デー
タ領域115Aから前回のシーケンス演算結果により定
められた出力信号を読出し、従来通りシステム用ワーキ
ングメモリ113の登録テーブルを参照し、出力信号を
転送すべき、出力用のI/Oユニット130をアドレス
指定して出力信号をそのI/Oユニット130に転送す
る。また、入力用のI/Oユニット130からは、制御
対象機器からの入力信号を読出し、ユーザ用メモリの入
出力データ領域に格納する(図5のステップS150→
S151)。
【0093】次に、CPU111はユーザ用メモリ11
5のユーザ用プログラム領域のシーケンスプログラムに
従って、上記入出力データ領域の入力信号に対するシー
ケンス演算を行って、演算結果により定まる出力信号を
入出力データ領域に書き込む(図5のステップS152
)。
【0094】CPU11はスキャンタイミングになる毎
にステップS151〜S152の処理を繰返し行って、
機器の自動制御を行うが、シーケンス演算処理の終了後
、次回の入出力処理を実行するまでの間に空き時間が生
じる。そこで、本実施例ではこの間の空き時間を利用し
て、上記I/Oユニットの種類情報の登録テーブルの内
容をオペレータの指示で修正できるようにしている。
【0095】この場合、オペレータは登録テーブルの表
示命令をプログラミング装置200のキーボード入力装
置204から入力し、CPU201にこの命令をCPU
ユニット110に保持出力(またはCPUユニット11
0に命令が受け付けられるまで繰り返し出力)させる(
図6のステップS250→S251)。このときのイン
タフェース207がキーボード入力装置204,CPU
201と共に本発明の指示手段として動作する。
【0096】CPUユニット110のCPU111にお
いて、図5のステップS151,S152の処理を行っ
ている間はこの命令は受付けられないが、空き時間にな
ると、CPU111の実行手順はステップS150→S
160へと進むので、このとき、表示命令の入力が検出
され、この命令に応じて、CPU111はシステム用ワ
ーキングメモリリ113のテーブル情報を読出し、イン
タフェース114を介してプログラミング装置200に
表示のために転送する(図5のステップS160→S1
61)。このときの、CPU111およびインタフェー
ス114が本発明の転送手段として動作する。
【0097】一方、プログラミング装置200側のCP
U201はテーブル表示命令の転送後、CPUユニット
110側からのテーブル情報の送信を待つ。テーブル情
報をインタフェース207を介して受信すると、CPU
201はシステム用ワーキングメモリ203に一時記憶
すると共に表示器205の表示画面上に表示させる(図
6のステップS252→S253)。
【0098】このときの、CPU201,インタフェー
ス207および表示器205が本発明の表示手段として
動作する。
【0099】オペレータは表示画面を見ながら、キーボ
ード入力装置204から修正情報を入力し、システム起
動時のテーブル修正処理と同様、所望の内容にテーブル
内容をCPU201により修正させる。このときのキー
ボード入力装置204が本発明の入力手段として動作す
る。
【0100】続いて、オペレータが登録命令をキーボー
ド入力装置204から入力すると、CPU201は登録
命令および修正後のテーブル情報をインタフェース20
7を介してCPUユニット110へ転送する(図6のス
テップS250〜S270→S271)。
【0101】このときのCPU201,インタフェース
207が本発明の第2転送手段として動作する。
【0102】CPUモジュール110のCPU111は
スキャンの空き時間にこの命令をインタフェース114
を介して受信し、システム用ワーキングメモリ113の
登録テーブル内容を新規テーブル内容に更新する(図5
のステップS150→S160→S170→S171)
【0103】このときのCPU111,インタフェース
114が本発明の情報処理手段として動作する。
【0104】なお、システム運転時にテーブル内容を修
正する必要がある場合には、たとえば、I/Oユニット
の故障等が発生した場合や、新規にI/Oユニットを増
設接続する場合が考えられる。
【0105】この場合、オペレータはシステム運転を停
止させる必要はなく、登録テーブルの修正を行った後、
I/Oユニットの接続切換え作業を行うとよい。
【0106】以上、説明したように、本実施例では電源
投入時には、I/Oユニットに帯同させた種類情報を読
出すことにより種類情報の自動登録が可能となる。この
ため、オペレータは従来のように多数の種類情報の入力
操作を行う必要はなく、必要に応じて自動登録されたテ
ーブル内容の修正のみ行えばよい。
【0107】また、この修正処理は電源投入時だけでは
なく、CPUユニット110を停止させることなく、シ
ステム運転中に実行できるというメリットもある。
【0108】本実施例の他に次の例が挙げられる。
【0109】1)本実施例ではオペレータの命令入力の
形態については詳しく説明しなかったが、プログラム言
語による命令入力や、専用のキーによる命令入力又は、
メニュー表示の選択入力等所望の入力形態を用いるとよ
い。
【0110】2)本実施例では制御対象機器との間でI
/Oユニット130を介して入出力する情報信号をユー
ザ用メモリ115に一時記憶するようにしている。しか
しながら、I/Oユニット130側に信号保持回路又は
メモリを設け、CPUユニット110側ではシーケンス
演算時にI/Oユニット130側から入力信号を読出す
ように構成したプログラマブルコントローラシステムに
も本発明を適用可能である。
【0111】3)I/Oユニット130に記憶する種類
情報をレジスタ134に書き込む方法には2つの方法を
用いることができる。
【0112】1つの方法としてはプログラミング装置2
00のキーボード入力装置204からI/Oユニットを
指定し、そのI/Oユニットの種類情報を入力し、CP
Uユニット110のCPU111により種類情報を所定
のI/Oユニットのレジスタに書き込むことが挙げられ
る。
【0113】他の方法としては種類情報を入力するデジ
タルスイッチおよびこのデジタルスイッチにより入力し
た種類情報をレジスタ134に書き込む書き込み回路を
I/Oユニット側に設け、I/Oユニット側で書き込み
を行うことが挙げられる。
【0114】4)本実施例のI/Oユニットの種類情報
としては入力/出力,空き等の用途,信号点数を用意し
ているが、その他、オペレータの表示に供するために、
そのI/Oユニットにおいて取り扱う信号に対してシー
ケンスプログラム上で規定された信号名と同じ名称を種
類情報の中に含めるとよい。
【0115】また、CPUユニット110のシステム用
ワーキングメモリ登録テーブルにもこの信号名を登録す
ることは言うまでもない。
【0116】オペレータはプログラミング装置200の
表示器205上でこの信号名の表示を見て、制御機器と
I/Oユニット間の信号線の接続を確認することができ
る。
【0117】さらに、信号名の他、I/Oユニットにつ
いてオペレータに知らせたいメッセージ情報を上記種類
情報の中に含めておくことも考えられる。この場合、記
憶素子としてはレジスタに代り、ICメモリを用いると
、多量の情報を記憶できる。
【0118】また、メッセージ情報には取扱い注意事項
,メンテナンス時期,製品番号,製造年月日等、通常は
、取扱い説明書に記載しておく情報の内、重要な情報を
選択するとよい。
【0119】5)本実施例では、入出力(I/O)ユニ
ットがプログラマブルコントローラ本体(CPUユニッ
ト)とは別体で構成される例を示しているが、入出力ユ
ニットがカード化され、1つの筐体の中に脱着可能とな
っているプログラマブルコントローラシステムにおいて
も本発明を適用できる。また、カード化された複数の入
出力ユニットがプログラマブルコントローラ本体内に脱
着可能となっているプログラマブルコントローラシステ
ムにも本発明を適用できることは勿論である。
【0120】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば
、入出力ユニットの種類情報の登録を電源投入時に自動
的に実行できるので、オペレータの操作労力が軽減され
る。また、入出力ユニットの配線変更等に伴う登録内容
の変更をプログラミング装置からのオペレータの指示で
実施できる。さらに、プログラミング装置に表示された
種類情報を見て、オペレータは入出力ユニットの装着状
況を確認できる。さらにプログラマブルコントローラ本
体側では、入出力ユニットからの種類情報の読取りの可
否を判別することにより装着の有無を自動検知すること
ができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の基本構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明実施例の具体的な回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明実施例の制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明実施例の制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明実施例の制御処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明実施例の制御処理手順を示すフローチャ
ートである。る。
【図7】従来例の外観を示す斜視図である。
【図8】入出力ユニットの種類情報を記載しておくテー
ブルの内容を示す説明図である。
【符号の説明】
110  CPUユニット 111  CPU 112  システム用プログラムメモリ113  シス
テム用ワークメモリ 114  インタフェース 115  ユーザ用メモリ 116  インタフェース 130  I/O(入出力)ユニット 131  インタフェース 132  入出力回路 133  端子台 134  レジスタ 200  プログラミング装置 201  CPU 202  システム用プログラムメモリ203  シス
テム用ワーキングメモリ204  キーボード入力装置 205  表示器 206  ユーザ用プログラムメモリ 207  インタフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  制御対象機器とプログラマブルコント
    ローラ本体との間で授受する情報信号を1以上の入出力
    ユニットを介して転送し、当該プログラマブルコントロ
    ーラ本体に接続された入出力ユニットの種類内容を示す
    種類情報を当該プログラマブルコントローラ本体の第1
    記憶手段に登録記憶しておくプログラマブルコントロー
    ラシステムにおいて、前記1以上の入出力ユニットの各
    々に、登録すべき前記種類情報を保存記憶しておく第2
    記憶手段を設け、前記プログラマブルコントローラ本体
    には、電源投入に応じて、前記1以上の入出力ユニット
    の第2記憶手段から前記種類情報を読出す読出し手段と
    、当該読出された種類情報を前記第1記憶手段に書込む
    書込み手段とを具えたことを特徴とするプログラマブル
    コントローラシステム。
  2. 【請求項2】  前記プログラマブルコントローラ本体
    の実行するシーケンスプログラムを作成するプログラミ
    ング装置をさらに有し、当該プログラミング装置からの
    指示命令に応じて前記第1記憶手段の種類情報を当該プ
    ログラミング装置に転送する第1転送手段を前記プログ
    ラマブルコントローラ本体に設け、前記プログラミング
    装置は、前記指示命令を前記プログラマブルコントロー
    ラ本体に指示入力するための指示手段と、当該プログラ
    マブルコントローラ本体から転送された種類情報を表示
    する表示手段とをさらに具えたことを特徴とする請求項
    1に記載のプログラマブルコントローラシステム。
  3. 【請求項3】  前記プログラミング装置は、修正対象
    の種類情報を入力する入力手段と、当該入力された種類
    情報を前記プログラマブルコントローラ本体に転送する
    第2転送手段とをさらに有し、前記プログラマブルコン
    トローラ本体は当該転送された種類情報に前記第1記憶
    手段の種類情報を更新する情報処理手段とをさらに具え
    たことを特徴とする請求項2に記載のプログラマブルコ
    ントローラシステム。
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