JPH04314019A - ビームスキャナ - Google Patents
ビームスキャナInfo
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- JPH04314019A JPH04314019A JP3079532A JP7953291A JPH04314019A JP H04314019 A JPH04314019 A JP H04314019A JP 3079532 A JP3079532 A JP 3079532A JP 7953291 A JP7953291 A JP 7953291A JP H04314019 A JPH04314019 A JP H04314019A
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Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ビームの移動を行う
ビームスキャナに係わり、特に、レーザビームを利用し
て種々の加工や計測を行うレーザ加工機、レーザ応用機
器等の光学部分に用いられるガルバノメータを用いたビ
ームスキャナに関する。
ビームスキャナに係わり、特に、レーザビームを利用し
て種々の加工や計測を行うレーザ加工機、レーザ応用機
器等の光学部分に用いられるガルバノメータを用いたビ
ームスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームを使用するレーザ加工機や
計測器では、その利用目的からみてほとんど全ての使途
において、被加工物や被測定物の位置を移動するか、光
ビームの位置を移動するかのいずれかの手段が必要不可
欠である。そして、一般には、処理速度の観点から移動
部分が軽量かつ小型にできて高速移動が可能なビーム移
動方式を採用している。なかでも、より高速な移動が可
能なガルバノメータ型のビームスキャナが広く用いられ
ている。
計測器では、その利用目的からみてほとんど全ての使途
において、被加工物や被測定物の位置を移動するか、光
ビームの位置を移動するかのいずれかの手段が必要不可
欠である。そして、一般には、処理速度の観点から移動
部分が軽量かつ小型にできて高速移動が可能なビーム移
動方式を採用している。なかでも、より高速な移動が可
能なガルバノメータ型のビームスキャナが広く用いられ
ている。
【0003】図6は、従来使用されているガルバノメー
タ型のビームスキャナを利用した2次元のスキャン光学
系の概略構成を示す説明図である。
タ型のビームスキャナを利用した2次元のスキャン光学
系の概略構成を示す説明図である。
【0004】このスキャン光学系は、2個のガルバノメ
ータ11、13と、この各ガルバノメータ11、13の
回転軸上に取り付けられたミラー12、14とを備えて
おり、かつ、ミラー12、14は、その走査方向が互い
に直交するような関係で配置されている。そして、入射
光ビーム16はミラー12、14で順次反射された後に
、fθ型の対物レンズ15に入射するように構成されて
いる。この対物レンズ15を通った光ビームは、この対
物レンズ15の作用により、加工面上の入射角によって
決まる所定の位置に集光される。
ータ11、13と、この各ガルバノメータ11、13の
回転軸上に取り付けられたミラー12、14とを備えて
おり、かつ、ミラー12、14は、その走査方向が互い
に直交するような関係で配置されている。そして、入射
光ビーム16はミラー12、14で順次反射された後に
、fθ型の対物レンズ15に入射するように構成されて
いる。この対物レンズ15を通った光ビームは、この対
物レンズ15の作用により、加工面上の入射角によって
決まる所定の位置に集光される。
【0005】このような構成で、集光位置の制御は直交
する2軸に対応した2つの位置制御信号17、18に応
じて、それぞれガルバノメータ11、13のミラー12
、14を微小回転させることにより行われる。それゆえ
、この構成では、可動部分はガルバノメータのロータ部
分(回転軸部分)とミラーのみということになり、慣性
モーメントがごく小さいことから、例えば集光位置を1
0メートル/秒もの高速で移動することも可能であると
いう特徴があり、レーザ加工機等の高速ビーム移動を必
要とする用途を中心に多用されている。
する2軸に対応した2つの位置制御信号17、18に応
じて、それぞれガルバノメータ11、13のミラー12
、14を微小回転させることにより行われる。それゆえ
、この構成では、可動部分はガルバノメータのロータ部
分(回転軸部分)とミラーのみということになり、慣性
モーメントがごく小さいことから、例えば集光位置を1
0メートル/秒もの高速で移動することも可能であると
いう特徴があり、レーザ加工機等の高速ビーム移動を必
要とする用途を中心に多用されている。
【0006】このようなビームスキャナで用いられてい
るガルバノメータの駆動方法としては、通常、入力され
た位置制御信号とガルバノメータから出力される検出角
度信号を比較し、両者が等しくなるように負帰還制御す
る駆動方法が用いられている。この駆動方法については
、例えば、GENERAL SCANNING INC
. 社カタログ「G−300PD SCANNER A
ND CCX−100 SERVO CONTROLL
ER」や、雑誌EOSD Magazine (197
4年、4月発行)の32ページの「E.P.Grend
a and P.J.Brosens“Closing
theLoop on Galvanometer
Scanners ”」に詳しく述べられている。
るガルバノメータの駆動方法としては、通常、入力され
た位置制御信号とガルバノメータから出力される検出角
度信号を比較し、両者が等しくなるように負帰還制御す
る駆動方法が用いられている。この駆動方法については
、例えば、GENERAL SCANNING INC
. 社カタログ「G−300PD SCANNER A
ND CCX−100 SERVO CONTROLL
ER」や、雑誌EOSD Magazine (197
4年、4月発行)の32ページの「E.P.Grend
a and P.J.Brosens“Closing
theLoop on Galvanometer
Scanners ”」に詳しく述べられている。
【0007】図7は、このような駆動方法によるビーム
スキャナの1軸分の回路構成を示す回路図である。この
図に示すように、ビームスキャナは、D/Aコンバータ
21および駆動回路31からなる制御回路部分と、ガル
バノメータ11およびその回転軸に取り付けられたミラ
ー12とを備えている。
スキャナの1軸分の回路構成を示す回路図である。この
図に示すように、ビームスキャナは、D/Aコンバータ
21および駆動回路31からなる制御回路部分と、ガル
バノメータ11およびその回転軸に取り付けられたミラ
ー12とを備えている。
【0008】このビームスキャナに対して、コンピュー
タ等を使用したコントローラから、移動先を指定するデ
ジタル信号101が送られてくると、このデジタル信号
101はD/Aコンバータ21においてアナログ信号に
変換され、位置制御信号102として駆動回路31に供
給される。駆動回路31では、この位置制御信号102
と、ガルバノメータ11から出力される検出角度信号2
01とを比較し、両者を等しくするようにガルバノメー
タ11への駆動電流を負帰還制御する。
タ等を使用したコントローラから、移動先を指定するデ
ジタル信号101が送られてくると、このデジタル信号
101はD/Aコンバータ21においてアナログ信号に
変換され、位置制御信号102として駆動回路31に供
給される。駆動回路31では、この位置制御信号102
と、ガルバノメータ11から出力される検出角度信号2
01とを比較し、両者を等しくするようにガルバノメー
タ11への駆動電流を負帰還制御する。
【0009】駆動回路31は、オペアンプ32およびオ
ペアンプ33を有し、D/Aコンバータ21の出力端は
抵抗R32を介してオペアンプ32の入力端に接続され
ている。また、ガルバノメータ11の検出角度信号20
1の出力端は、蓄電器C31を介してオペアンプ33の
入力端に接続されていると共に、抵抗R31を介してオ
ペアンプ32の入力端に接続されている。また、オペア
ンプ33の入力端は抵抗R33を介して接地されている
。オペアンプ32、33の各出力は、和回路34で加算
され駆動アンプ35に入力されるようになっている。そ
して、この駆動アンプ35から出力される駆動信号20
4によってガルバノメータ11が駆動されるようになっ
ている。
ペアンプ33を有し、D/Aコンバータ21の出力端は
抵抗R32を介してオペアンプ32の入力端に接続され
ている。また、ガルバノメータ11の検出角度信号20
1の出力端は、蓄電器C31を介してオペアンプ33の
入力端に接続されていると共に、抵抗R31を介してオ
ペアンプ32の入力端に接続されている。また、オペア
ンプ33の入力端は抵抗R33を介して接地されている
。オペアンプ32、33の各出力は、和回路34で加算
され駆動アンプ35に入力されるようになっている。そ
して、この駆動アンプ35から出力される駆動信号20
4によってガルバノメータ11が駆動されるようになっ
ている。
【0010】図8は、図7に示すビームスキャナにおけ
る各部の信号波形の具体例を示す波形図であり、原位置
から指定の移動先まで一定速度で移動し、その後、元の
位置に一定速度で戻すよう制御する場合についての応答
波形を示す。図7において、抵抗R31、R32および
オペアンプ32からなる差分回路部分では、図8(a)
に示す位置制御信号102と同図(b)に示す検出角度
信号201とから、差信号すなわち図8(c)に示すよ
うな誤差信号202が求められる。一方、蓄電器C31
および抵抗R33からなる高域通過フィルタ、およびオ
ペアンプ33の回路では、図8(b)に示す検出角度信
号201を微分し、極性を反転した信号、すなわち図8
(d)に示す角速度信号203が求められる。和回路3
4と駆動アンプ35は、これら2信号の和から図8(e
)に示す駆動信号204を得て、ガルバノメータ11を
駆動するものである。
る各部の信号波形の具体例を示す波形図であり、原位置
から指定の移動先まで一定速度で移動し、その後、元の
位置に一定速度で戻すよう制御する場合についての応答
波形を示す。図7において、抵抗R31、R32および
オペアンプ32からなる差分回路部分では、図8(a)
に示す位置制御信号102と同図(b)に示す検出角度
信号201とから、差信号すなわち図8(c)に示すよ
うな誤差信号202が求められる。一方、蓄電器C31
および抵抗R33からなる高域通過フィルタ、およびオ
ペアンプ33の回路では、図8(b)に示す検出角度信
号201を微分し、極性を反転した信号、すなわち図8
(d)に示す角速度信号203が求められる。和回路3
4と駆動アンプ35は、これら2信号の和から図8(e
)に示す駆動信号204を得て、ガルバノメータ11を
駆動するものである。
【0011】なお、この駆動信号204でガルバノメー
タ11を駆動すると、先に述べた図8(b)に示す検出
角度信号201が得られ、全体として負帰還制御が行わ
れていることになる。
タ11を駆動すると、先に述べた図8(b)に示す検出
角度信号201が得られ、全体として負帰還制御が行わ
れていることになる。
【0012】この駆動方法は、従来から最良の方法と考
えられ、負帰還ループのループゲインを高くすることに
より、ガルバノメータ自体が持っている時定数以上の高
速移動や位置精度の向上が可能であるという利点がある
。
えられ、負帰還ループのループゲインを高くすることに
より、ガルバノメータ自体が持っている時定数以上の高
速移動や位置精度の向上が可能であるという利点がある
。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
駆動方式では、ループゲインを高く設定する必要がある
ことから、例えば、位置制御信号がステップ状等のよう
に急激に変化した場合には、その信号変化にガルバノメ
ータの動作が追従できない。そのために、ガルバノメー
タには異常な加速電流が印加され、さらには、それをき
っかけに共振現象による異常振動が始まることもある。 そのような場合には、ガルバノメータの回転軸を受けて
いるベアリング等に過剰な負荷がかかることから、摩耗
等による寿命の劣化を生じる等の問題がある。
駆動方式では、ループゲインを高く設定する必要がある
ことから、例えば、位置制御信号がステップ状等のよう
に急激に変化した場合には、その信号変化にガルバノメ
ータの動作が追従できない。そのために、ガルバノメー
タには異常な加速電流が印加され、さらには、それをき
っかけに共振現象による異常振動が始まることもある。 そのような場合には、ガルバノメータの回転軸を受けて
いるベアリング等に過剰な負荷がかかることから、摩耗
等による寿命の劣化を生じる等の問題がある。
【0014】それゆえ、この形式の駆動回路を用いる場
合には、位置制御信号の変化速度をガルバノメータが追
従できるような範囲に収まるように、滑らかに変化する
位置制御信号としておくことが必要不可欠である。その
ため従来は、マイクロコンピュータ等を使用して適切に
位置を演算し、位置制御信号の波形を制御する方法か、
または集積回路を使用した論理回路でカウンタ等を構成
して位置制御信号の波形を制御する方法が使用されてい
る。
合には、位置制御信号の変化速度をガルバノメータが追
従できるような範囲に収まるように、滑らかに変化する
位置制御信号としておくことが必要不可欠である。その
ため従来は、マイクロコンピュータ等を使用して適切に
位置を演算し、位置制御信号の波形を制御する方法か、
または集積回路を使用した論理回路でカウンタ等を構成
して位置制御信号の波形を制御する方法が使用されてい
る。
【0015】しかし、マイクロコンピュータを使用する
方法には、汎用のマイクロコンピュータでは動作速度が
不足するために特殊な専用のマイクロコンピュータを必
要とするという難点があり、一方、論理回路を組み合わ
せて構成する方法では、かなり複雑な回路構成を必要と
するという難点があった。
方法には、汎用のマイクロコンピュータでは動作速度が
不足するために特殊な専用のマイクロコンピュータを必
要とするという難点があり、一方、論理回路を組み合わ
せて構成する方法では、かなり複雑な回路構成を必要と
するという難点があった。
【0016】そこで本発明の目的は、ガルバノメータを
使用したビームスキャナにおいて、簡易な回路で構成で
き、かつ移動先データまたは移動先に相当する電圧を与
えるだけで、原位置から移動先まで所定の最高速度以内
で滑らかにビームを移動することが可能なビームスキャ
ナを提供することにある。
使用したビームスキャナにおいて、簡易な回路で構成で
き、かつ移動先データまたは移動先に相当する電圧を与
えるだけで、原位置から移動先まで所定の最高速度以内
で滑らかにビームを移動することが可能なビームスキャ
ナを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のビ
ームスキャナは、ガルバノメータと、このガルバノメー
タの回転軸上に取り付けられ入射光ビームを反射する反
射部材と、外部から供給される位置制御信号に応じてガ
ルバノメータを駆動制御する駆動回路と、位置制御信号
を、ガルバノメータを滑らかに駆動可能な、変化率が所
定値以下の波形の信号に変換して駆動回路に供給する波
形制御手段とを備えたものである。
ームスキャナは、ガルバノメータと、このガルバノメー
タの回転軸上に取り付けられ入射光ビームを反射する反
射部材と、外部から供給される位置制御信号に応じてガ
ルバノメータを駆動制御する駆動回路と、位置制御信号
を、ガルバノメータを滑らかに駆動可能な、変化率が所
定値以下の波形の信号に変換して駆動回路に供給する波
形制御手段とを備えたものである。
【0018】このビームスキャナでは、外部から供給さ
れる位置制御信号は、波形制御手段によって、ガルバノ
メータを滑らかに駆動可能な、変化率が所定値以下の波
形の信号に変換されて駆動回路に供給され、この信号に
応じて駆動回路によってガルバノメータが駆動制御され
る。このガルバノメータによって反射部材が回転され、
この反射部材によって反射される光ビームの位置が移動
する。
れる位置制御信号は、波形制御手段によって、ガルバノ
メータを滑らかに駆動可能な、変化率が所定値以下の波
形の信号に変換されて駆動回路に供給され、この信号に
応じて駆動回路によってガルバノメータが駆動制御され
る。このガルバノメータによって反射部材が回転され、
この反射部材によって反射される光ビームの位置が移動
する。
【0019】請求項2記載の発明のビームスキャナは、
請求項1記載の発明における波形制御手段が、位置制御
信号を入力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電
圧の振幅を制限する電圧制限回路と、この電圧制限回路
の出力を積分し、波形制御手段の出力信号として出力す
ると共に差動増幅器に負帰還入力させる積分回路とを有
するものである。
請求項1記載の発明における波形制御手段が、位置制御
信号を入力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電
圧の振幅を制限する電圧制限回路と、この電圧制限回路
の出力を積分し、波形制御手段の出力信号として出力す
ると共に差動増幅器に負帰還入力させる積分回路とを有
するものである。
【0020】このビームスキャナでは、位置制御信号は
差動増幅器を経て、電圧制限回路によって振幅が制限さ
れ、積分回路によって積分されて波形制御手段の出力信
号として出力される。また、積分回路の出力は差動増幅
器に負帰還入力される。これにより、例えばステップ状
の位置制御信号の波形は台形状に変換される。
差動増幅器を経て、電圧制限回路によって振幅が制限さ
れ、積分回路によって積分されて波形制御手段の出力信
号として出力される。また、積分回路の出力は差動増幅
器に負帰還入力される。これにより、例えばステップ状
の位置制御信号の波形は台形状に変換される。
【0021】請求項3記載の発明のビームスキャナは、
請求項1記載の発明における差動増幅器が、増幅利得を
可変する手段を有し、この手段によって増幅利得を可変
することによって、波形制御手段の負帰還ループの利得
を可変してガルバノメータの静定動作時における波形制
御手段の出力波形を調整できるようにしたものである。
請求項1記載の発明における差動増幅器が、増幅利得を
可変する手段を有し、この手段によって増幅利得を可変
することによって、波形制御手段の負帰還ループの利得
を可変してガルバノメータの静定動作時における波形制
御手段の出力波形を調整できるようにしたものである。
【0022】請求項4記載の発明のビームスキャナは、
請求項1記載の発明における積分回路が、回路定数を切
り換える手段を有し、この手段によって回路定数を切り
換えることによって、積分時定数を変化させてガルバノ
メータの最高移動速度を可変できるようにしたものであ
る。
請求項1記載の発明における積分回路が、回路定数を切
り換える手段を有し、この手段によって回路定数を切り
換えることによって、積分時定数を変化させてガルバノ
メータの最高移動速度を可変できるようにしたものであ
る。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0024】図1ないし図3は本発明の第1実施例に係
り、図1はビームスキャナの1軸分の回路構成を示す回
路図である。この図に示すように、本実施例のビームス
キャナは、図7に示す構成に対して、D/Aコンバータ
21と駆動回路31の間に、波形制御回路41を付加し
たものである。この波形制御回路41は、D/Aコンバ
ータ21から出力される位置制御信号を、ガルバノメー
タを滑らかに駆動可能な、変化率が所定値以下の波形の
信号に変換して駆動回路31に供給するようになってい
る。本実施例のビームスキャナのその他の構成および作
用は図7と同様であるので、図7と同等な部分には同一
の符号を付し、その説明は省略する。また、本実施例の
ビームスキャナは、例えば図6に示すスキャン光学系に
用いられる。
り、図1はビームスキャナの1軸分の回路構成を示す回
路図である。この図に示すように、本実施例のビームス
キャナは、図7に示す構成に対して、D/Aコンバータ
21と駆動回路31の間に、波形制御回路41を付加し
たものである。この波形制御回路41は、D/Aコンバ
ータ21から出力される位置制御信号を、ガルバノメー
タを滑らかに駆動可能な、変化率が所定値以下の波形の
信号に変換して駆動回路31に供給するようになってい
る。本実施例のビームスキャナのその他の構成および作
用は図7と同様であるので、図7と同等な部分には同一
の符号を付し、その説明は省略する。また、本実施例の
ビームスキャナは、例えば図6に示すスキャン光学系に
用いられる。
【0025】図2は、図1における波形制御回路41の
具体例を示す回路図である。この図に示す波形制御回路
41は、D/Aコンバータ21からの入力信号104を
反転入力端から入力するオペアンプを用いた差動増幅器
42と、この差動増幅器42の出力電圧の振幅を制限す
る電圧制限回路43と、この電圧制限回路43の出力信
号を積分する積分回路44とを備えており、この積分回
路44の出力信号107は、波形制御回路41の出力信
号として駆動回路31に供給されると共に差動増幅器4
2の非反転入力端に負帰還入力されるようになっている
。
具体例を示す回路図である。この図に示す波形制御回路
41は、D/Aコンバータ21からの入力信号104を
反転入力端から入力するオペアンプを用いた差動増幅器
42と、この差動増幅器42の出力電圧の振幅を制限す
る電圧制限回路43と、この電圧制限回路43の出力信
号を積分する積分回路44とを備えており、この積分回
路44の出力信号107は、波形制御回路41の出力信
号として駆動回路31に供給されると共に差動増幅器4
2の非反転入力端に負帰還入力されるようになっている
。
【0026】電圧制限回路43は、差動増幅器42の出
力端と積分回路44の入力端との間に設けられた抵抗R
41と、この抵抗R41の積分回路44側の端子に接続
された2つのダイオードD41、D42とで構成されて
いる。一方のダイオードD41はアノードが接地され、
カソードが抵抗R41に接続され、他方のダイオードD
42は、逆にカソードが接地され、アノードが抵抗R4
1に接続されている。そして、この電圧制限回路43の
入力信号は、ダイオードD41、D42の順電圧を両限
として電圧制限される。
力端と積分回路44の入力端との間に設けられた抵抗R
41と、この抵抗R41の積分回路44側の端子に接続
された2つのダイオードD41、D42とで構成されて
いる。一方のダイオードD41はアノードが接地され、
カソードが抵抗R41に接続され、他方のダイオードD
42は、逆にカソードが接地され、アノードが抵抗R4
1に接続されている。そして、この電圧制限回路43の
入力信号は、ダイオードD41、D42の順電圧を両限
として電圧制限される。
【0027】また、積分回路44は、オペアンプ45と
入力抵抗R42と蓄電器C41とで構成されている。電
圧制限回路43の出力端は、入力抵抗R42を介してオ
ペアンプ45の反転入力端に接続されている。また、オ
ペアンプ45の非反転入力端は接地され、出力端は波形
制御回路41の出力端であると共に、蓄電器C41を介
して反転入力端に接続され、さらに差動増幅器42の非
反転入力端に接続されている。
入力抵抗R42と蓄電器C41とで構成されている。電
圧制限回路43の出力端は、入力抵抗R42を介してオ
ペアンプ45の反転入力端に接続されている。また、オ
ペアンプ45の非反転入力端は接地され、出力端は波形
制御回路41の出力端であると共に、蓄電器C41を介
して反転入力端に接続され、さらに差動増幅器42の非
反転入力端に接続されている。
【0028】次に、図3を参照して、図2に示す波形制
御回路41の動作について説明する。図3は図2におけ
る各部の信号波形を示す波形図であり、同図(a)に入
力信号104の波形を示すように、ステップ状で原位置
から指定の移動先まで移動し、その後、元の位置に一定
速度で戻るよう制御する場合についての応答波形を示す
。
御回路41の動作について説明する。図3は図2におけ
る各部の信号波形を示す波形図であり、同図(a)に入
力信号104の波形を示すように、ステップ状で原位置
から指定の移動先まで移動し、その後、元の位置に一定
速度で戻るよう制御する場合についての応答波形を示す
。
【0029】図2において、差動増幅器42は、入力信
号104と積分回路44の出力信号107との差信号1
05を得るようになっており、入力信号が図3(a)に
示すようにステップ状の波形の場合には、積分回路44
の応答が遅くてこれに追従しないので、出力信号107
の応答波形が同図(b)に示すようであることから、差
動増幅器42の出力である差信号105の波形は同図(
c)に示すような両極性の三角波になる。
号104と積分回路44の出力信号107との差信号1
05を得るようになっており、入力信号が図3(a)に
示すようにステップ状の波形の場合には、積分回路44
の応答が遅くてこれに追従しないので、出力信号107
の応答波形が同図(b)に示すようであることから、差
動増幅器42の出力である差信号105の波形は同図(
c)に示すような両極性の三角波になる。
【0030】次に、差動増幅器42からの差信号105
を受けた電圧制限回路43では、ダイオードD41、D
42の順電圧を両限として電圧制限されるので、その出
力、すなわち積分回路44の入力信号106の波形は図
3(d)に示すような台形状の波形となる。
を受けた電圧制限回路43では、ダイオードD41、D
42の順電圧を両限として電圧制限されるので、その出
力、すなわち積分回路44の入力信号106の波形は図
3(d)に示すような台形状の波形となる。
【0031】積分回路44は、前述のようにオペアンプ
45、入力抵抗R42および蓄電器C41で構成された
、一般にミラー積分回路と呼ばれている形式のものであ
る。 この回路ではオペアンプ45の入力端抵抗値は無限大と
みなせるので、入力抵抗R42に流れた電流分がそのま
ま蓄電器C41に蓄電、すなわち積分されることになる
。次に、入力信号104と出力信号107の電圧が等し
くなったときには、差動増幅器42の出力電圧が零にな
り、蓄電器C41への蓄電もなくなるので、その出力電
圧が継続される。従って、線分回路44の出力電圧は、
図3(b)に示すような台形状の波形になる。
45、入力抵抗R42および蓄電器C41で構成された
、一般にミラー積分回路と呼ばれている形式のものであ
る。 この回路ではオペアンプ45の入力端抵抗値は無限大と
みなせるので、入力抵抗R42に流れた電流分がそのま
ま蓄電器C41に蓄電、すなわち積分されることになる
。次に、入力信号104と出力信号107の電圧が等し
くなったときには、差動増幅器42の出力電圧が零にな
り、蓄電器C41への蓄電もなくなるので、その出力電
圧が継続される。従って、線分回路44の出力電圧は、
図3(b)に示すような台形状の波形になる。
【0032】図3(d)において電圧制限回路43の出
力がダイオードの順電圧で制限された期間が、同図(b
)に示す波形では傾斜部に相当しており、光ビームの動
作では最高速度で移動している期間に該当している。
力がダイオードの順電圧で制限された期間が、同図(b
)に示す波形では傾斜部に相当しており、光ビームの動
作では最高速度で移動している期間に該当している。
【0033】この期間における単位時間当たりの出力電
圧の変化は、積分回路44への入力電圧と蓄電器C41
の容量との積を入力抵抗R42の抵抗値で割った値によ
って決まり、入力電圧が電圧制限回路43の作用により
一定値であるので、出力電圧の変化率も一定となる。こ
の変化率は一般にスリュレートと呼ばれるパラメータで
あるが、ガルバノメータの動作では移動速度に相当して
いる。従って、その変化率が所定の最高移動速度に相当
するように決めてやれば、それ以上の最高速度となるよ
うな信号入力があった場合でも、所定の最高移動速度以
内の動作に抑圧されることになる。
圧の変化は、積分回路44への入力電圧と蓄電器C41
の容量との積を入力抵抗R42の抵抗値で割った値によ
って決まり、入力電圧が電圧制限回路43の作用により
一定値であるので、出力電圧の変化率も一定となる。こ
の変化率は一般にスリュレートと呼ばれるパラメータで
あるが、ガルバノメータの動作では移動速度に相当して
いる。従って、その変化率が所定の最高移動速度に相当
するように決めてやれば、それ以上の最高速度となるよ
うな信号入力があった場合でも、所定の最高移動速度以
内の動作に抑圧されることになる。
【0034】この関係は、図3(a)の入力信号波形と
同図(b)の出力信号波形とを比較すれば明らかであり
、入力信号波形にステップ状の変化があっても、出力信
号ではスリュレート値によって決まる所定の傾斜率以下
の変化に制限されていることで分かる。
同図(b)の出力信号波形とを比較すれば明らかであり
、入力信号波形にステップ状の変化があっても、出力信
号ではスリュレート値によって決まる所定の傾斜率以下
の変化に制限されていることで分かる。
【0035】従来の方法では、図8(a)に示すように
、最高移動速度を越えないように位置制御信号の変化を
制御する必要があったが、本実施例のビームスキャナで
は、図3(a)に示すように移動先データを与えるだけ
で、波形制御回路41の作用により、原位置から移動先
まで所定の最高移動速度で滑らかに光ビームを移動でき
るようになっている。
、最高移動速度を越えないように位置制御信号の変化を
制御する必要があったが、本実施例のビームスキャナで
は、図3(a)に示すように移動先データを与えるだけ
で、波形制御回路41の作用により、原位置から移動先
まで所定の最高移動速度で滑らかに光ビームを移動でき
るようになっている。
【0036】なお、入力信号104の変化が最高移動速
度以下の緩やかな場合には、積分回路44も十分に応答
し、差動増幅器42の出力電圧が略零電位になることか
ら、入力波形と同じ波形の信号が出力されることになり
、この波形制御回路44がないのと等価である。
度以下の緩やかな場合には、積分回路44も十分に応答
し、差動増幅器42の出力電圧が略零電位になることか
ら、入力波形と同じ波形の信号が出力されることになり
、この波形制御回路44がないのと等価である。
【0037】このように、波形制御回路41を用いた本
実施例のビームスキャナでは、入力された位置制御信号
について、設定した最高移動速度以上の高速移動を抑圧
し、ガルバノメータを滑らかに駆動できる信号に変換す
ることにより、移動先データを与えるだけで、原位置か
ら移動先までの所定の移動速度で滑らかにビームを移動
することが可能となる。
実施例のビームスキャナでは、入力された位置制御信号
について、設定した最高移動速度以上の高速移動を抑圧
し、ガルバノメータを滑らかに駆動できる信号に変換す
ることにより、移動先データを与えるだけで、原位置か
ら移動先までの所定の移動速度で滑らかにビームを移動
することが可能となる。
【0038】図4は、本発明の第2実施例における波形
制御回路を示す回路図である。本実施例における波形制
御回路41は、図2に示す波形制御回路41における差
動増幅器42の代わりに、利得を可変できるようにした
差動増幅器142を設けたものであり、その他の構成は
、第1実施例と同様である。
制御回路を示す回路図である。本実施例における波形制
御回路41は、図2に示す波形制御回路41における差
動増幅器42の代わりに、利得を可変できるようにした
差動増幅器142を設けたものであり、その他の構成は
、第1実施例と同様である。
【0039】差動増幅器142はオペアンプ46を有し
、このオペアンプ46の反転入力端に、抵抗R43を介
してD/Aコンバータ21の出力端が接続されていると
共に、抵抗R44を介して積分回路44の出力端が接続
され、さらに可変抵抗R45を介してオペアンプ46の
出力端が接続されている。なお、本実施例では、オペア
ンプ46には、図3(a)の入力信号104と逆極性の
入力信号304が入力されるようになっている。
、このオペアンプ46の反転入力端に、抵抗R43を介
してD/Aコンバータ21の出力端が接続されていると
共に、抵抗R44を介して積分回路44の出力端が接続
され、さらに可変抵抗R45を介してオペアンプ46の
出力端が接続されている。なお、本実施例では、オペア
ンプ46には、図3(a)の入力信号104と逆極性の
入力信号304が入力されるようになっている。
【0040】本実施例によれば、第1実施例における波
形制御回路と全く同様に目的の機能を得ることができる
と共に、可変抵抗R45で差動増幅器42の利得を変え
ることにより、フィードバックループの利得を変えるこ
とができることから、ガルバノメータの静定時、すなわ
ちビーム位置が移動先位置に収斂するときの位置制御信
号の波形(図3(b)の出力信号107の傾斜部から一
定部への移行時の波形)を調整することができるので、
ガルバノメータの応答特性に適した形に設定することが
可能である。本実施例のその他の作用および効果は第1
実施例と同様である。
形制御回路と全く同様に目的の機能を得ることができる
と共に、可変抵抗R45で差動増幅器42の利得を変え
ることにより、フィードバックループの利得を変えるこ
とができることから、ガルバノメータの静定時、すなわ
ちビーム位置が移動先位置に収斂するときの位置制御信
号の波形(図3(b)の出力信号107の傾斜部から一
定部への移行時の波形)を調整することができるので、
ガルバノメータの応答特性に適した形に設定することが
可能である。本実施例のその他の作用および効果は第1
実施例と同様である。
【0041】図5は、本発明の第3実施例における波形
制御回路を示す回路図である。本実施例における波形制
御回路41は、図4に示す波形制御回路41における積
分回路44の代わりに、積分時定数を可変できるように
した積分回路144を設けたものであり、その他の構成
は、第2実施例と同様である。
制御回路を示す回路図である。本実施例における波形制
御回路41は、図4に示す波形制御回路41における積
分回路44の代わりに、積分時定数を可変できるように
した積分回路144を設けたものであり、その他の構成
は、第2実施例と同様である。
【0042】積分回路144は、図4の積分回路44に
おける入力抵抗R42の代わりに、互いに抵抗値の異な
る並列の4個の抵抗R46,R47,R48,R49と
、これらの抵抗のうちの一つをオペアンプ45の入力端
に接続する切替器47とを設けたものである。
おける入力抵抗R42の代わりに、互いに抵抗値の異な
る並列の4個の抵抗R46,R47,R48,R49と
、これらの抵抗のうちの一つをオペアンプ45の入力端
に接続する切替器47とを設けたものである。
【0043】本実施例によれば、第2実施例と同じ機能
が得られると共に、外部からの切替信号145に応じて
切替器47で積分回路144の入力抵抗の値を4個の抵
抗R46〜R49の中から選ぶことで、波形制御回路4
1の積分時定数を変えて、スリューレート値、ひいては
最高移動速度を切替制御できるという利点がある。
が得られると共に、外部からの切替信号145に応じて
切替器47で積分回路144の入力抵抗の値を4個の抵
抗R46〜R49の中から選ぶことで、波形制御回路4
1の積分時定数を変えて、スリューレート値、ひいては
最高移動速度を切替制御できるという利点がある。
【0044】なお、この切替器47はリレーの組み合わ
せやICスイッチを使用して構成でき、任意の必要な選
択数の回路を構成することができる。
せやICスイッチを使用して構成でき、任意の必要な選
択数の回路を構成することができる。
【0045】また積分回路の積分時定数を変えて、最高
移動速度を切替制御する機能は、積分回路の入力抵抗側
を固定とし、蓄電器側で容量を切り替える方法によって
も実現可能である。
移動速度を切替制御する機能は、積分回路の入力抵抗側
を固定とし、蓄電器側で容量を切り替える方法によって
も実現可能である。
【0046】なお、本発明は上記各実施例に限定されず
、例えば、上記各実施例においてはD/Aコンバータ2
1を含み、位置制御信号の入力もデジタルデータであっ
たが、D/Aコンバータ21なしで直接アナログ信号1
04,304を入力する形式でも、同様なビームスキャ
ナを構成することができる。
、例えば、上記各実施例においてはD/Aコンバータ2
1を含み、位置制御信号の入力もデジタルデータであっ
たが、D/Aコンバータ21なしで直接アナログ信号1
04,304を入力する形式でも、同様なビームスキャ
ナを構成することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明および請求項2記載の発明によれば、簡易な回路構成
で、ガルバノメータを使用したビームスキャナにおいて
最高移動速度以上の高速移動を抑圧することができ、移
動先データまたは移動先に相当する電圧を与えるだけで
、原位置から移動先まで所定の最高移動速度以内で滑ら
かにビームを移動することができるという効果がある。
明および請求項2記載の発明によれば、簡易な回路構成
で、ガルバノメータを使用したビームスキャナにおいて
最高移動速度以上の高速移動を抑圧することができ、移
動先データまたは移動先に相当する電圧を与えるだけで
、原位置から移動先まで所定の最高移動速度以内で滑ら
かにビームを移動することができるという効果がある。
【0048】また、請求項3記載の発明によれば、波形
制御手段の負帰還ループの利得を可変することができる
ので、上記効果に加え、ガルバノメータの静定時、すな
わちビーム位置が移動先位置に収斂するときの位置制御
信号の波形を、ガルバノメータの応答特性に適した形に
設定することが可能となるという効果がある。
制御手段の負帰還ループの利得を可変することができる
ので、上記効果に加え、ガルバノメータの静定時、すな
わちビーム位置が移動先位置に収斂するときの位置制御
信号の波形を、ガルバノメータの応答特性に適した形に
設定することが可能となるという効果がある。
【0049】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1記載の発明および請求項2記載の発明の効果に加え
、積分回路の積分時定数を変えて、ガルバノメータの最
高移動速度を多段に切替制御することができるという効
果がある。
項1記載の発明および請求項2記載の発明の効果に加え
、積分回路の積分時定数を変えて、ガルバノメータの最
高移動速度を多段に切替制御することができるという効
果がある。
【図1】本発明の第1実施例のビームスキャナの1軸分
の回路構成を示す回路図である。
の回路構成を示す回路図である。
【図2】図1における波形制御回路の具体例を示す回路
図である。
図である。
【図3】図2における各部の信号波形を示す波形図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2実施例における波形制御回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図5】本発明の第3実施例における波形制御回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図6】従来のガルバノメータ型のビームスキャナを利
用した2次元のスキャン光学系の概略構成を示す説明図
である。
用した2次元のスキャン光学系の概略構成を示す説明図
である。
【図7】従来のビームスキャナの1軸分の回路構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図8】図7の各部の信号波形の具体例を示す波形図で
ある。
ある。
11 ガルバノメータ
12 ミラー
21 D/Aコンバータ
31 駆動回路
41 波形制御回路
42 差動増幅器
43 電圧制限回路
44 積分回路
Claims (4)
- 【請求項1】 ガルバノメータと、このガルバノメー
タの回転軸上に取り付けられ、入射光ビームを反射する
反射部材と、外部から供給される位置制御信号に応じて
前記ガルバノメータを駆動制御する駆動回路と、前記位
置制御信号を、前記ガルバノメータを滑らかに駆動可能
な、変化率が所定値以下の波形の信号に変換して前記駆
動回路に供給する波形制御手段とを具備することを特徴
とするビームスキャナ。 - 【請求項2】 前記波形制御手段は、位置制御信号を
入力する差動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧の振
幅を制限する電圧制限回路と、この電圧制限回路の出力
を積分し、波形制御手段の出力信号として出力すると共
に前記差動増幅器に負帰還入力させる積分回路とを有す
ることを特徴とする請求項1記載のビームスキャナ。 - 【請求項3】 前記差動増幅器は、波形制御手段の負
帰還ループの利得を可変してガルバノメータの静定動作
時における波形制御手段の出力波形を調整できるように
、増幅利得を可変する手段を有することを特徴とする請
求項2記載のビームスキャナ。 - 【請求項4】 前記積分回路は、積分時定数を変化さ
せてガルバノメータの最高移動速度を可変できるように
、回路定数を切り換える手段を有することを特徴とする
請求項2記載のビームスキャナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079532A JP2692409B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | ビームスキャナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3079532A JP2692409B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | ビームスキャナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04314019A true JPH04314019A (ja) | 1992-11-05 |
JP2692409B2 JP2692409B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=13692605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3079532A Expired - Fee Related JP2692409B2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | ビームスキャナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2692409B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003084225A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ガルバノスキャナの制御方法、装置、及び、ガルバノスキャナ |
US8194300B2 (en) | 2008-06-20 | 2012-06-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical scanner and image forming apparatus |
JP2017138161A (ja) * | 2016-02-02 | 2017-08-10 | セイコーエプソン株式会社 | 分光測定装置、駆動回路、及び分光測定方法 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3079532A patent/JP2692409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003084225A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | ガルバノスキャナの制御方法、装置、及び、ガルバノスキャナ |
JP4580600B2 (ja) * | 2001-09-11 | 2010-11-17 | 住友重機械工業株式会社 | ガルバノスキャナの制御方法、装置、及び、ガルバノスキャナ |
US8194300B2 (en) | 2008-06-20 | 2012-06-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical scanner and image forming apparatus |
JP2017138161A (ja) * | 2016-02-02 | 2017-08-10 | セイコーエプソン株式会社 | 分光測定装置、駆動回路、及び分光測定方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2692409B2 (ja) | 1997-12-17 |
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