JPH04313303A - 連続抽出装置 - Google Patents
連続抽出装置Info
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- JPH04313303A JPH04313303A JP7784091A JP7784091A JPH04313303A JP H04313303 A JPH04313303 A JP H04313303A JP 7784091 A JP7784091 A JP 7784091A JP 7784091 A JP7784091 A JP 7784091A JP H04313303 A JPH04313303 A JP H04313303A
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- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続抽出装置に関する
ものであり、さらに詳しくは、特別な液面調節装置を必
要とせず、また静置分離槽も設ける必要のない、連続的
向流抽出装置に関するものである。
ものであり、さらに詳しくは、特別な液面調節装置を必
要とせず、また静置分離槽も設ける必要のない、連続的
向流抽出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学プロセスにおける精製または特定成
分の分離方法としては、広く抽出法が用いられている。 抽出操作としては、抽出剤と被抽出物を含む物質を振盪
撹拌混合し、または向流接触させた後、静置分離する方
法が取られている。
分の分離方法としては、広く抽出法が用いられている。 抽出操作としては、抽出剤と被抽出物を含む物質を振盪
撹拌混合し、または向流接触させた後、静置分離する方
法が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では連続操作とするためには、抽出塔(または抽出
槽)内の液面を調節するための特別の液面調節装置を要
し、且つ被抽出液と抽出剤を分離するための静置分離槽
あるいは遠心分離器等を必要とする。そのため、これを
稼働するためには、それだけ大規模なものとなり、動力
や制御機器等のコストもかかるものであった。本発明は
、上記のような従来の課題を解決し、特別な液面調節装
置を必要とせず、また静置分離槽も設ける必要のない、
簡便で安定した連続抽出装置を提供することを目的とす
るものである。
方法では連続操作とするためには、抽出塔(または抽出
槽)内の液面を調節するための特別の液面調節装置を要
し、且つ被抽出液と抽出剤を分離するための静置分離槽
あるいは遠心分離器等を必要とする。そのため、これを
稼働するためには、それだけ大規模なものとなり、動力
や制御機器等のコストもかかるものであった。本発明は
、上記のような従来の課題を解決し、特別な液面調節装
置を必要とせず、また静置分離槽も設ける必要のない、
簡便で安定した連続抽出装置を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、上記のような従来の課題を解決することができ
た。すなわち本発明は、底板を有し、且つ外管および内
管からなる2重管構造の連続抽出装置において、(1)
内管内側の内室と内外管で構成される外室とを連通
する、内管の下部周壁に設けられた重質液抜出し孔、(
2) 外管の上部に設けた重質液排出管、(3)
該重質液排出管よりも上部に設けた、内室から軽質液を
排出させるための軽質液排出管、(4) 該重質液抜
出し孔よりも上部且つ該重質液排出管よりも下部に設け
た、軽質液を供給するための軽質液供給管、(5)
該軽質液排出管近傍に設けた、重質液を供給するための
重質液供給管、とを備えたことを特徴とする、連続抽出
装置を提供するものである。
の結果、上記のような従来の課題を解決することができ
た。すなわち本発明は、底板を有し、且つ外管および内
管からなる2重管構造の連続抽出装置において、(1)
内管内側の内室と内外管で構成される外室とを連通
する、内管の下部周壁に設けられた重質液抜出し孔、(
2) 外管の上部に設けた重質液排出管、(3)
該重質液排出管よりも上部に設けた、内室から軽質液を
排出させるための軽質液排出管、(4) 該重質液抜
出し孔よりも上部且つ該重質液排出管よりも下部に設け
た、軽質液を供給するための軽質液供給管、(5)
該軽質液排出管近傍に設けた、重質液を供給するための
重質液供給管、とを備えたことを特徴とする、連続抽出
装置を提供するものである。
【0005】以下に、本発明を図面を用いてさらに詳細
に説明する。本発明の連続抽出装置1は、密度が異なり
、非混和性である2種類の液体を向流接触させることに
より、一方の液体中に含まれる不純物や特定成分を、他
の一方の液体中に連続的に抽出するための装置である。 ここでは密度の軽い液体を軽質液、重い液体を重質液と
して説明する。軽質液および重質液のそれぞれは、2種
以上の液体の混和物であっても差し支えない。本発明の
連続抽出装置1は、底板2を備えた外管3および内管4
からなる2重管構造となっている。この外管3と内管4
の周壁は、外室5を形成し、内管4によって内室6が形
成されている。内室6の底板2に近くの下部周壁には、
外室5に連通し、ここから重質液を外室5に排出するた
めの重質液抜出し孔7が設けられている。外管3の上部
には、外室5から重質液を排出させるための重質液排出
管8が設けられており、これは外室5にのみ通じ、内室
6とは通じていない。この重質液排出管8より上部に、
内室6から軽質液を排出させるための軽質液排出管9が
設けられており、これは内室6にのみ通じ、外室5とは
通じていない。前記の重質液抜出し孔7よりも上部且つ
重質液排出管8よりも下部には、軽質液を供給するため
の軽質液供給管10が設けられ、逆に重質液供給管11
は、前記の軽質液排出管9より若干上または下に設けら
れている。
に説明する。本発明の連続抽出装置1は、密度が異なり
、非混和性である2種類の液体を向流接触させることに
より、一方の液体中に含まれる不純物や特定成分を、他
の一方の液体中に連続的に抽出するための装置である。 ここでは密度の軽い液体を軽質液、重い液体を重質液と
して説明する。軽質液および重質液のそれぞれは、2種
以上の液体の混和物であっても差し支えない。本発明の
連続抽出装置1は、底板2を備えた外管3および内管4
からなる2重管構造となっている。この外管3と内管4
の周壁は、外室5を形成し、内管4によって内室6が形
成されている。内室6の底板2に近くの下部周壁には、
外室5に連通し、ここから重質液を外室5に排出するた
めの重質液抜出し孔7が設けられている。外管3の上部
には、外室5から重質液を排出させるための重質液排出
管8が設けられており、これは外室5にのみ通じ、内室
6とは通じていない。この重質液排出管8より上部に、
内室6から軽質液を排出させるための軽質液排出管9が
設けられており、これは内室6にのみ通じ、外室5とは
通じていない。前記の重質液抜出し孔7よりも上部且つ
重質液排出管8よりも下部には、軽質液を供給するため
の軽質液供給管10が設けられ、逆に重質液供給管11
は、前記の軽質液排出管9より若干上または下に設けら
れている。
【0006】次に、本発明の連続抽出装置の操作を説明
する。 ■ 重質液の供給 重質液は、連続抽出装置1の上方に設けられている重質
液供給管11によって、外部から連続的に供給される。 この重質液供給管11には、液体を細粒とするための多
孔質盤12またはスプレーを取り付けるのが好ましい。 多孔質盤12の材質としては、例えば多孔性の焼結ガラ
スまたはステンレス、スプレーとしては、噴霧ノズルを
用いる方法等を挙げることができる。
する。 ■ 重質液の供給 重質液は、連続抽出装置1の上方に設けられている重質
液供給管11によって、外部から連続的に供給される。 この重質液供給管11には、液体を細粒とするための多
孔質盤12またはスプレーを取り付けるのが好ましい。 多孔質盤12の材質としては、例えば多孔性の焼結ガラ
スまたはステンレス、スプレーとしては、噴霧ノズルを
用いる方法等を挙げることができる。
【0007】■ 軽質液の供給
軽質液は、重質液抜出し孔7よりも上部、且つ重質液排
出管8よりも下部に設けられている軽質液供給管10に
よって、外部から内室6に連続的に供給される。軽質液
供給管10の供給口には、液体を細粒とするための多孔
質盤13を取り付けるのが好ましい。多孔質盤13の材
質としては、例えば多孔性の焼結ガラスまたはステンレ
ス等を挙げることができる。また、連続抽出装置1の内
室中に、接触効率をよくするために充填物を充填する場
合には、供給口に周囲に充填物保持棚14を設けること
もできる。充填物保持棚14には重質液が通過できるよ
うな孔を設ける。ここで、重質液排出管と、軽質液排出
管の設ける高さは、用いる重質液および軽質液の種類、
とくに比重および所要液高から定められる。このような
構成よりなる本発明の連続抽出装置では、軽質液は、内
室6の上部で重質液から層分離し、軽質液排出管9から
装置外部に排出される。また、重質液は、同様に内室6
の下部で軽質液から層分離し、重質液抜出し孔7から外
室5に抜け、重質液排出管8から装置外部に排出される
。
出管8よりも下部に設けられている軽質液供給管10に
よって、外部から内室6に連続的に供給される。軽質液
供給管10の供給口には、液体を細粒とするための多孔
質盤13を取り付けるのが好ましい。多孔質盤13の材
質としては、例えば多孔性の焼結ガラスまたはステンレ
ス等を挙げることができる。また、連続抽出装置1の内
室中に、接触効率をよくするために充填物を充填する場
合には、供給口に周囲に充填物保持棚14を設けること
もできる。充填物保持棚14には重質液が通過できるよ
うな孔を設ける。ここで、重質液排出管と、軽質液排出
管の設ける高さは、用いる重質液および軽質液の種類、
とくに比重および所要液高から定められる。このような
構成よりなる本発明の連続抽出装置では、軽質液は、内
室6の上部で重質液から層分離し、軽質液排出管9から
装置外部に排出される。また、重質液は、同様に内室6
の下部で軽質液から層分離し、重質液抜出し孔7から外
室5に抜け、重質液排出管8から装置外部に排出される
。
【0008】■ 連続向流抽出
軽質液は、軽質液供給管10から連続的に供給され、細
粒となり重質液と接触しながら上昇し、抽出装置の内室
の上部で軽質液層を形成し、軽質液排出管9から流出す
る。重質液は、内管上部の重質液供給管11から細粒ま
たはスプレーとして連続的に供給され、軽質液と接触す
る。軽質液と接触した重質液は、充填物保持棚14に設
けられた孔からさらに低部に流れ、重質液抜き出し孔7
より外室5に出て重質液排出管8から排出される。本発
明の連続抽出装置は、様々な物質の抽出に使用すること
ができるが、ベンゼン、トルエン等の炭化水素油、ガソ
リン、灯油、軽油、天然ガスコンデンセート等の炭化水
素油中の成分をアセトン、メチルアルコール、エチルア
ルコール、テトラヒドロフラン、セロソルブ、ジオキサ
ン等の溶媒を用いて抽出する場合に好適であり、とくに
、炭化水素油中の水銀および水銀化合物を抽出する場合
に好適に用いることができる。
粒となり重質液と接触しながら上昇し、抽出装置の内室
の上部で軽質液層を形成し、軽質液排出管9から流出す
る。重質液は、内管上部の重質液供給管11から細粒ま
たはスプレーとして連続的に供給され、軽質液と接触す
る。軽質液と接触した重質液は、充填物保持棚14に設
けられた孔からさらに低部に流れ、重質液抜き出し孔7
より外室5に出て重質液排出管8から排出される。本発
明の連続抽出装置は、様々な物質の抽出に使用すること
ができるが、ベンゼン、トルエン等の炭化水素油、ガソ
リン、灯油、軽油、天然ガスコンデンセート等の炭化水
素油中の成分をアセトン、メチルアルコール、エチルア
ルコール、テトラヒドロフラン、セロソルブ、ジオキサ
ン等の溶媒を用いて抽出する場合に好適であり、とくに
、炭化水素油中の水銀および水銀化合物を抽出する場合
に好適に用いることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。底板
をガラス製とし、内管直径20mm、外管直径30mm
および高さ1mのガラス製の抽出管を組み立て、底板よ
り高さ750mmのところに重質液排出管、および90
0mmの高さのところに軽質液排出管を形成した。また
、軽質液供給管は、底板から880mmの高さのところ
に設置し、その供給口として直径150mm、多孔性焼
結ガラス製の多孔質盤を取り付けた。重質液供給管は、
底板から200mmの高さのところに設置し、その供給
口として直径150mm、多孔性焼結ガラス製の多孔質
盤を取り付けた。 この抽出装置の内室中に、内径2mm、外径3mm、長
さ4mmのラッシヒリングを重質液排出管から50mm
低い位置まで充填した。炭化水素油としてn−ヘプタン
40容量%、イソオクタン55容量%、トルエン5容量
%の混合物(比重0.702)に対し、塩化水銀(II
)を水銀として400W/Vppbとなるように添加し
た。炭化水素油中の水銀を抽出するための重質液(抽出
液)として、10容量%のメチルアルコール水溶液(比
重0.98)を調製した。重質液である抽出液(10容
量%メチルアルコール)1000mlを重質液供給管か
ら10ml/分および調製した炭化水素油500mlを
軽質液供給管から5ml/分の流速で流した。その結果
、軽質液排出管から採取した炭化水素油に、濁りは認め
られなかった。また、採取した炭化水素油中の水銀量を
原子吸光法により分析した結果、35W/Vppbであ
った。
をガラス製とし、内管直径20mm、外管直径30mm
および高さ1mのガラス製の抽出管を組み立て、底板よ
り高さ750mmのところに重質液排出管、および90
0mmの高さのところに軽質液排出管を形成した。また
、軽質液供給管は、底板から880mmの高さのところ
に設置し、その供給口として直径150mm、多孔性焼
結ガラス製の多孔質盤を取り付けた。重質液供給管は、
底板から200mmの高さのところに設置し、その供給
口として直径150mm、多孔性焼結ガラス製の多孔質
盤を取り付けた。 この抽出装置の内室中に、内径2mm、外径3mm、長
さ4mmのラッシヒリングを重質液排出管から50mm
低い位置まで充填した。炭化水素油としてn−ヘプタン
40容量%、イソオクタン55容量%、トルエン5容量
%の混合物(比重0.702)に対し、塩化水銀(II
)を水銀として400W/Vppbとなるように添加し
た。炭化水素油中の水銀を抽出するための重質液(抽出
液)として、10容量%のメチルアルコール水溶液(比
重0.98)を調製した。重質液である抽出液(10容
量%メチルアルコール)1000mlを重質液供給管か
ら10ml/分および調製した炭化水素油500mlを
軽質液供給管から5ml/分の流速で流した。その結果
、軽質液排出管から採取した炭化水素油に、濁りは認め
られなかった。また、採取した炭化水素油中の水銀量を
原子吸光法により分析した結果、35W/Vppbであ
った。
【0010】
【発明の効果】本発明によって、特別な液面調節装置を
必要とせず、また静置分離槽も設ける必要のない、連続
抽出装置を提供することができ、コスト面で非常に有利
である。
必要とせず、また静置分離槽も設ける必要のない、連続
抽出装置を提供することができ、コスト面で非常に有利
である。
【図1】本発明の連続抽出装置の概略図である。
1 連続抽出装置
2 底板
3 外管
4 内管
5 外室
6 内室
7 重質液抜出し孔
8 重質液排出管
9 軽質液排出管
10 軽質液供給管
11 重質液供給管
12,13 多孔質盤
14 充填物保持棚
Claims (1)
- 【請求項1】 底板を有し、且つ外管および内管から
なる2重管構造の連続抽出装置において、(1) 内
管内側の内室と内外管で構成される外室とを連通する、
内管の下部周壁に設けられた重質液抜出し孔、(2)
外管の上部に設けた重質液排出管、(3) 該重質
液排出管よりも上部に設けた、内室から軽質液を排出さ
せるための軽質液排出管、(4) 該重質液抜出し孔
よりも上部且つ該重質液排出管よりも下部に設けた、軽
質液を供給するための軽質液供給管、(5) 該軽質
液排出管近傍に設けた、重質液を供給するための重質液
供給管、とを備えたことを特徴とする、連続抽出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7784091A JPH04313303A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 連続抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7784091A JPH04313303A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 連続抽出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313303A true JPH04313303A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=13645249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7784091A Pending JPH04313303A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 連続抽出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04313303A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1306980C (zh) * | 2003-11-29 | 2007-03-28 | 蒋建君 | 双层萃取装置 |
JP2014113578A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水分含有油の脱水処理装置及び方法、風力発電装置 |
JP2017148727A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社神戸製鋼所 | 液液接触装置及び液液接触方法 |
KR20230166322A (ko) | 2022-05-30 | 2023-12-07 | 고등기술연구원연구조합 | 역유동 장치 및 이를 이용한 폴리에테르 카보네이트 폴리올의 정제 방법 |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP7784091A patent/JPH04313303A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1306980C (zh) * | 2003-11-29 | 2007-03-28 | 蒋建君 | 双层萃取装置 |
JP2014113578A (ja) * | 2012-12-12 | 2014-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 水分含有油の脱水処理装置及び方法、風力発電装置 |
JP2017148727A (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社神戸製鋼所 | 液液接触装置及び液液接触方法 |
WO2017145702A1 (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-31 | 株式会社神戸製鋼所 | 液液接触装置及び液液接触方法 |
KR20180105240A (ko) | 2016-02-24 | 2018-09-27 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 액액 접촉 장치 및 액액 접촉 방법 |
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