JPH04312838A - フィラメント・ワインディングによる筒状体の型材成形方法と該方法に使用する成形装置 - Google Patents
フィラメント・ワインディングによる筒状体の型材成形方法と該方法に使用する成形装置Info
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- JPH04312838A JPH04312838A JP3105039A JP10503991A JPH04312838A JP H04312838 A JPH04312838 A JP H04312838A JP 3105039 A JP3105039 A JP 3105039A JP 10503991 A JP10503991 A JP 10503991A JP H04312838 A JPH04312838 A JP H04312838A
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィラメント・ワイン
ディング(液状樹脂を含浸させた繊維をマンドレルに巻
き付けていく方法)によって形成された筒状体を、断面
I型、H型、L型等の長尺の型材に成形するための成形
方法、及びその成形の際に使用する成形装置に関する。
ディング(液状樹脂を含浸させた繊維をマンドレルに巻
き付けていく方法)によって形成された筒状体を、断面
I型、H型、L型等の長尺の型材に成形するための成形
方法、及びその成形の際に使用する成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機、建造物等に使用される床
材、桁、支柱等の長尺の型材は、軽量で強度と剛性に優
れた材質が要求されている。この要望に応える型材とし
て、フィラメント・ワインディングによって形成された
筒状体から作られる型材がある。その例として、H型材
の製作順序は次の通りである(図21乃至図23参照)
。 (1)ロービング・プリプレグ30を角柱状のマンドレ
ル31に巻付け、マンドレル31上に角筒状体32を形
成する(図21参照)。ロービング・プリプレグとは、
炭素繊維、ガラス繊維及びアラミド繊維等からなる糸で
あって、予めエポキシ樹脂等を含浸してある。 (2)マンドレル31を角筒状体32から抜取り、角筒
状体32単体にする。 (3)角筒状体32を長手方向に切断し、2本の断面コ
字状の長尺材33,33にする(図22参照)。 (4)最後に、ハニカムコア34を間にして2本の断面
コ字状の長尺材33,33を背中合わせに接着すること
によってH型材35にする(図23参照)。ハニカムコ
ア34とは、蜂の巣状の6角孔(図示省略)が多数あい
ている板状部材である。 なお、上記(3)において、切断する箇所を変更するこ
とによって[図24(a)参照]、L型材[図24(b
)参照]を作ることができる。又、L型材を背中合わせ
に接着することによってT型材を作ることもできる[図
24(c)参照]。
材、桁、支柱等の長尺の型材は、軽量で強度と剛性に優
れた材質が要求されている。この要望に応える型材とし
て、フィラメント・ワインディングによって形成された
筒状体から作られる型材がある。その例として、H型材
の製作順序は次の通りである(図21乃至図23参照)
。 (1)ロービング・プリプレグ30を角柱状のマンドレ
ル31に巻付け、マンドレル31上に角筒状体32を形
成する(図21参照)。ロービング・プリプレグとは、
炭素繊維、ガラス繊維及びアラミド繊維等からなる糸で
あって、予めエポキシ樹脂等を含浸してある。 (2)マンドレル31を角筒状体32から抜取り、角筒
状体32単体にする。 (3)角筒状体32を長手方向に切断し、2本の断面コ
字状の長尺材33,33にする(図22参照)。 (4)最後に、ハニカムコア34を間にして2本の断面
コ字状の長尺材33,33を背中合わせに接着すること
によってH型材35にする(図23参照)。ハニカムコ
ア34とは、蜂の巣状の6角孔(図示省略)が多数あい
ている板状部材である。 なお、上記(3)において、切断する箇所を変更するこ
とによって[図24(a)参照]、L型材[図24(b
)参照]を作ることができる。又、L型材を背中合わせ
に接着することによってT型材を作ることもできる[図
24(c)参照]。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
成形方法であると、切断作業と接着作業とが必要であり
、成形に手間を要し、作業能率が悪いという問題点を有
している。さらに、ロービング・プリプレグを切断する
ことになるため、所望の強度を得にくいという問題点も
有している。
成形方法であると、切断作業と接着作業とが必要であり
、成形に手間を要し、作業能率が悪いという問題点を有
している。さらに、ロービング・プリプレグを切断する
ことになるため、所望の強度を得にくいという問題点も
有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、本体
フレームから出没片が突出したマンドレル上にフィラメ
ント・ワインディングによって芯材を積層して前記マン
ドレル上に筒状体を形成し、成形治具の加熱された押圧
片を前記筒状体に接触させた状態で前記出没片を前記本
体フレーム内に引っ込めて前記筒状体から前記マンドレ
ルを抜取り、その後、前記筒状体を前記押圧片で押圧し
て型材に成形する方法であり、第2発明は、本体フレー
ムに出没片が出没可能に具えられたマンドレルと、フィ
ラメント・ワインディングによって形成された筒状体を
押圧する温度調節可能の押圧片を具えた成形治具とを有
する型材成形装置である。
フレームから出没片が突出したマンドレル上にフィラメ
ント・ワインディングによって芯材を積層して前記マン
ドレル上に筒状体を形成し、成形治具の加熱された押圧
片を前記筒状体に接触させた状態で前記出没片を前記本
体フレーム内に引っ込めて前記筒状体から前記マンドレ
ルを抜取り、その後、前記筒状体を前記押圧片で押圧し
て型材に成形する方法であり、第2発明は、本体フレー
ムに出没片が出没可能に具えられたマンドレルと、フィ
ラメント・ワインディングによって形成された筒状体を
押圧する温度調節可能の押圧片を具えた成形治具とを有
する型材成形装置である。
【0005】
【作用】型材は次の成形順序によって作られる。
(1)フィラメント・ワインディングによって芯材をマ
ンドレルの上に積層してマンドレル上に筒状体を形成す
る。 (2)成形治具の押圧片を加熱して筒状体に接触させる
(或いは、押圧片を筒状体に接触させてから加熱する)
。 (3)熱によって筒状体が押圧片に貼り付いた後、出没
片を本体フレーム内に引っ込め、マンドレルを筒状体か
ら抜取り、筒状体が単体で成形治具に貼り付いたままの
状態にする。 (4)押圧片で筒状体を押し潰すようにして押圧し所望
の形状にする 。
ンドレルの上に積層してマンドレル上に筒状体を形成す
る。 (2)成形治具の押圧片を加熱して筒状体に接触させる
(或いは、押圧片を筒状体に接触させてから加熱する)
。 (3)熱によって筒状体が押圧片に貼り付いた後、出没
片を本体フレーム内に引っ込め、マンドレルを筒状体か
ら抜取り、筒状体が単体で成形治具に貼り付いたままの
状態にする。 (4)押圧片で筒状体を押し潰すようにして押圧し所望
の形状にする 。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。型材成形装置40(図8参照)は、マンドレル4
1と、成形治具42とを有している。マンドレル41(
図18乃至図20参照)は、本体フレーム50の側面を
出没する一対2組、都合4枚(一対は省略)の出没片5
1を有している。出没片51の出没移動は本体フレーム
50と一体の一対のガイド片52(片方は図示省略)を
案内にして行なわれる。出没片51には斜孔53が4つ
形成されている。各斜孔53には、本体フレーム50上
を移動する移動フレーム54の突軸55が係合している
。移動フレーム54には、本体フレーム50の鍔56に
遊嵌しているボルト57がねじ込まれている。移動フレ
ーム54は両側が折り曲げられた案内カバー58に案内
されて移動するようになっている。
する。型材成形装置40(図8参照)は、マンドレル4
1と、成形治具42とを有している。マンドレル41(
図18乃至図20参照)は、本体フレーム50の側面を
出没する一対2組、都合4枚(一対は省略)の出没片5
1を有している。出没片51の出没移動は本体フレーム
50と一体の一対のガイド片52(片方は図示省略)を
案内にして行なわれる。出没片51には斜孔53が4つ
形成されている。各斜孔53には、本体フレーム50上
を移動する移動フレーム54の突軸55が係合している
。移動フレーム54には、本体フレーム50の鍔56に
遊嵌しているボルト57がねじ込まれている。移動フレ
ーム54は両側が折り曲げられた案内カバー58に案内
されて移動するようになっている。
【0007】従って、マンドレル41は、図18におい
て、ボルト57を手で回し移動フレーム54から突出方
向へ移動させた後、矢印A方向に押すと、ボルト57と
移動フレーム54が同方向に移動し、斜孔53と突軸5
5との係合によって出没片51が本体フレーム内に引っ
込むようになっている。又、この状態からボルト57を
矢印Aと反対方向に引くと、移動フレーム54が同方向
に移動し、出没片51が本体フレーム50から突出する
ようになっている。
て、ボルト57を手で回し移動フレーム54から突出方
向へ移動させた後、矢印A方向に押すと、ボルト57と
移動フレーム54が同方向に移動し、斜孔53と突軸5
5との係合によって出没片51が本体フレーム内に引っ
込むようになっている。又、この状態からボルト57を
矢印Aと反対方向に引くと、移動フレーム54が同方向
に移動し、出没片51が本体フレーム50から突出する
ようになっている。
【0008】成形治具42(図8参照)は、左右方向と
上下方向で相対する一対2組の押圧片60,60,61
,61を有し、成形機62に設けられている(図7参照
)。各押圧片60,61は成形機62の油圧シリンダ或
いはエアーシリンダのピストン63,64の先端に着脱
自在に設けられている。上下方向の押圧片60,60は
断面コ字状のチャンネル部材である。左右方向の押圧片
61,61は長尺の平板形状をしている。各押圧片60
,61の内部にはニクロム線(図示省略)が埋設されて
いる。
上下方向で相対する一対2組の押圧片60,60,61
,61を有し、成形機62に設けられている(図7参照
)。各押圧片60,61は成形機62の油圧シリンダ或
いはエアーシリンダのピストン63,64の先端に着脱
自在に設けられている。上下方向の押圧片60,60は
断面コ字状のチャンネル部材である。左右方向の押圧片
61,61は長尺の平板形状をしている。各押圧片60
,61の内部にはニクロム線(図示省略)が埋設されて
いる。
【0009】次に、断面H状の型材を成形する場合の成
形順序を説明する。 (1)マンドレル41の本体フレーム50から出没片5
1を突出させる(図1参照)。 (2)マンドレル41をフィラメント・ワインディング
機43に取付ける(図2参照)。 (3)マンドレル41を回転させ、マンドレル41に離
型テープ44を螺旋状に巻付ける(図3参照)。離型テ
ープ44はマンドレル41が後述する筒状体70から分
離しやすくするためのテープである。
形順序を説明する。 (1)マンドレル41の本体フレーム50から出没片5
1を突出させる(図1参照)。 (2)マンドレル41をフィラメント・ワインディング
機43に取付ける(図2参照)。 (3)マンドレル41を回転させ、マンドレル41に離
型テープ44を螺旋状に巻付ける(図3参照)。離型テ
ープ44はマンドレル41が後述する筒状体70から分
離しやすくするためのテープである。
【0010】(4)マンドレル41の両側面長手方向に
フランジ芯材71,71をロービング・プリプレグの巻
付けによって取付ける(図4参照、ロービング・プリプ
レグは図示省略)。 フランジ芯材71は、H型材のフランジの芯になる部材
であり、ファイバー・レインフォースト・プラスチック
(FRP)、即ち、樹脂系繊維強化複合材料からなる繊
維を長方形の長辺に相当する方向に並べて形成した長方
形の繊維部材である。H型材のフランジには、H型材の
使用状態において、最大の曲げモーメントが加わるため
、フランジ芯材71の長手方向をマンドレル41の長手
方向に合わせて設けなければならない。この状態のフラ
ンジ芯材71を「0度層」という。
フランジ芯材71,71をロービング・プリプレグの巻
付けによって取付ける(図4参照、ロービング・プリプ
レグは図示省略)。 フランジ芯材71は、H型材のフランジの芯になる部材
であり、ファイバー・レインフォースト・プラスチック
(FRP)、即ち、樹脂系繊維強化複合材料からなる繊
維を長方形の長辺に相当する方向に並べて形成した長方
形の繊維部材である。H型材のフランジには、H型材の
使用状態において、最大の曲げモーメントが加わるため
、フランジ芯材71の長手方向をマンドレル41の長手
方向に合わせて設けなければならない。この状態のフラ
ンジ芯材71を「0度層」という。
【0011】(5)マンドレル41全体にウェブ材72
をロービング・プリプレグの巻付けによって取付け、マ
ンドレル上に筒状体70を形成する(図5参照、ロービ
ング・プリプレグは図示省略)。ウェブ材72は、H型
材のウェブになる部分で、樹脂系繊維強化複合材料から
なる繊維を長方形の長辺に対し左右約45度の方向に並
べて形成した長方形の繊維部材である。H型材のウェブ
には、H型材の使用状態において、最大の剪断応力が加
わるため、ウェブ材72の繊維をマンドレル41の長手
方向に対して約45度の方向に向けて設けなければなら
ない。この状態のウェブ材72を「45度層」という。
をロービング・プリプレグの巻付けによって取付け、マ
ンドレル上に筒状体70を形成する(図5参照、ロービ
ング・プリプレグは図示省略)。ウェブ材72は、H型
材のウェブになる部分で、樹脂系繊維強化複合材料から
なる繊維を長方形の長辺に対し左右約45度の方向に並
べて形成した長方形の繊維部材である。H型材のウェブ
には、H型材の使用状態において、最大の剪断応力が加
わるため、ウェブ材72の繊維をマンドレル41の長手
方向に対して約45度の方向に向けて設けなければなら
ない。この状態のウェブ材72を「45度層」という。
【0012】(6)マンドレル41をフィラメント・ワ
インディング機43から取り外し、筒状体70の端部7
01,701を切除し、筒状体70の長さを所定の長さ
にし、且つ筒状体70の両端の形状を整える(図6参照
)。 (7)マンドレル41を成形機45に取付ける(図7参
照)。 (8)成形治具42の押圧片60,61を摂氏約30度
に加熱して筒状体70に接触させ、軽く押圧する(或い
は、押圧片60,61を筒状体70 に接触させてから
加熱する)(図8参照)。このとき上下方向の一対の押
圧片60,60の両側にシリコンゴムシール73,73
,73,73が具えられている。
インディング機43から取り外し、筒状体70の端部7
01,701を切除し、筒状体70の長さを所定の長さ
にし、且つ筒状体70の両端の形状を整える(図6参照
)。 (7)マンドレル41を成形機45に取付ける(図7参
照)。 (8)成形治具42の押圧片60,61を摂氏約30度
に加熱して筒状体70に接触させ、軽く押圧する(或い
は、押圧片60,61を筒状体70 に接触させてから
加熱する)(図8参照)。このとき上下方向の一対の押
圧片60,60の両側にシリコンゴムシール73,73
,73,73が具えられている。
【0013】(9)熱によって筒状体70が各押圧片6
0,61に貼り付いた後、出没片51を本体フレーム5
0内に引っ込める(図9参照)。 (10)押圧片60,61をマンドレル41から離れる
方向に僅かに移動させ、筒状体70をマンドレル41か
ら離し、離型テープ44とマンドレル41との間に隙間
を設ける(図10参照)。 (11)押圧片60,61を摂氏約20度に冷却した後
、成形機45のスライドヘッド75(図7参照)によっ
て筒状体70からマンドレル41を抜取り、筒状体70
が単体で押圧片60,61に貼り付いたままの状態にす
る。 その後、離型テープ44を引っ張り出す(図11参照)
。
0,61に貼り付いた後、出没片51を本体フレーム5
0内に引っ込める(図9参照)。 (10)押圧片60,61をマンドレル41から離れる
方向に僅かに移動させ、筒状体70をマンドレル41か
ら離し、離型テープ44とマンドレル41との間に隙間
を設ける(図10参照)。 (11)押圧片60,61を摂氏約20度に冷却した後
、成形機45のスライドヘッド75(図7参照)によっ
て筒状体70からマンドレル41を抜取り、筒状体70
が単体で押圧片60,61に貼り付いたままの状態にす
る。 その後、離型テープ44を引っ張り出す(図11参照)
。
【0014】(12)上下方向の一対の押圧片60,6
0で筒状体70を上下方向から押圧する(図12参照)
。 (13)左右方向の一対の押圧片61,61で筒状体7
0を左右方向から押圧し、断面H状にする(図13参照
)。 (14)ピストン63,63,64,64を各押圧片6
0,60,61,61から分離させ、各押圧片60,6
0,61,61が筒状体70に接触したままの状態にし
ておく。又、シリコンゴムシール73も筒状体70に接
触させたままにしておく(図14参照)。この工程にお
いて、断面H状になった筒状体70は成形機45から分
離されたことになる。
0で筒状体70を上下方向から押圧する(図12参照)
。 (13)左右方向の一対の押圧片61,61で筒状体7
0を左右方向から押圧し、断面H状にする(図13参照
)。 (14)ピストン63,63,64,64を各押圧片6
0,60,61,61から分離させ、各押圧片60,6
0,61,61が筒状体70に接触したままの状態にし
ておく。又、シリコンゴムシール73も筒状体70に接
触させたままにしておく(図14参照)。この工程にお
いて、断面H状になった筒状体70は成形機45から分
離されたことになる。
【0015】(15)断面H状になった筒状体70の両
側にH状の端末シリコンゴムシール46、端末シール板
47を順に取付け全体をブリーザークロス48、耐熱フ
ィルムバッグ49の順に覆う。又、耐熱フィルムバッグ
49と上下方向の押圧片60,60との間にシーリング
テープ74,74を設ける(図16参照)。 (16)加熱炉(図示省略)に入れて全体を加熱し、全
体を硬化させる。 (17)断面H状になった筒状体70から各押圧片等を
取り除く(図17参照)。これによって、H型材80が
作られたことになる。
側にH状の端末シリコンゴムシール46、端末シール板
47を順に取付け全体をブリーザークロス48、耐熱フ
ィルムバッグ49の順に覆う。又、耐熱フィルムバッグ
49と上下方向の押圧片60,60との間にシーリング
テープ74,74を設ける(図16参照)。 (16)加熱炉(図示省略)に入れて全体を加熱し、全
体を硬化させる。 (17)断面H状になった筒状体70から各押圧片等を
取り除く(図17参照)。これによって、H型材80が
作られたことになる。
【0016】なお、ピストン63,64の動作は、制御
回路(図示省略)の制御によって行なわれる。又、押圧
片の形状及び作動順序を変えることによって、H型材の
他に、I型材、L型材、T型材、U型材等の種々の断面
形状をした型材を成形することができることは勿論であ
る。
回路(図示省略)の制御によって行なわれる。又、押圧
片の形状及び作動順序を変えることによって、H型材の
他に、I型材、L型材、T型材、U型材等の種々の断面
形状をした型材を成形することができることは勿論であ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の型材成形方法及び成形装置は、
型材を連続的に成形することができること、切断工程が
ないため型材の強度を高めることができること、作業能
率が向上すること等の顕著な効果を奏する。
型材を連続的に成形することができること、切断工程が
ないため型材の強度を高めることができること、作業能
率が向上すること等の顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の成形装置を構成するマンドレルを長手
方向に対して直角方向の断面図であり、出没片が突出し
た状態の図である。
方向に対して直角方向の断面図であり、出没片が突出し
た状態の図である。
【図2】マンドレルをフィラメント・ワインディング機
に取付けた状態の斜視図である。
に取付けた状態の斜視図である。
【図3】マンドレルに離型テープを巻付けた状態の図で
ある。
ある。
【図4】マンドレルにフランジ芯材を取付けた状態の図
である。
である。
【図5】マンドレルにウェブ材を取付けた状態の図であ
る。
る。
【図6】筒状体の両端を切除した状態の図である。
【図7】マンドレルを成形機に取付た状態の図である。
【図8】押圧片を筒状体に接触させた状態の図である。
【図9】突出片を本体フレームに引っ込めた状態の図で
ある。
ある。
【図10】離型テープとマンドレルの間に隙間を設けた
状態の図である。
状態の図である。
【図11】筒状体からマンドレルを抜取った後の筒状体
と押圧片の状態図である。
と押圧片の状態図である。
【図12】筒状体を押圧片で上下方向から押圧した状態
の図である。
の図である。
【図13】筒状体を押圧片で左右方向から押圧した状態
の図である。
の図である。
【図14】押圧片からピストンを分離した状態の図であ
る。
る。
【図15】(a)は端末シリコンゴムの斜視図である。
(b)は端末シール板の斜視図である。
【図16】加熱炉に入れる前の筒状体のシール状態の図
である。
である。
【図17】H型材の斜視図である。
【図18】マンドレルの平面図である。
【図19】図18のマンドレルを手前側から見た図であ
る。
る。
【図20】図19のマンドレルを左側から見た図である
。
。
【図21】従来の成形方法において、マンドレルにロー
ビング・プリプレグを巻付けている状態の図である。
ビング・プリプレグを巻付けている状態の図である。
【図22】従来の成形方法の途中において筒状体を切断
した状態の斜視図である。
した状態の斜視図である。
【図23】従来の成形方法によって作られたH型材の斜
視図である。
視図である。
【図24】(a)は従来の成形方法によって作られた筒
状体の切断箇所を示す図である。(b)はL型材を示す
図である。 (c)はH型材を示す図である。
状体の切断箇所を示す図である。(b)はL型材を示す
図である。 (c)はH型材を示す図である。
40 型材成形装置
41 マンドレル
42 成形治具
44 離型テープ
50 本体フレーム
51 出没片
60,61 押圧片
70 筒状体
71 フランジ芯材(芯材)
72 ウェブ材(芯材)
Claims (2)
- 【請求項1】 本体フレームから出没片が突出したマ
ンドレル上にフィラメント・ワインディングによって芯
材を積層して前記マンドレル上に筒状体を形成し、成形
治具の加熱された押圧片を前記筒状体に接触させた状態
で前記出没片を前記本体フレーム内に引っ込めて前記筒
状体から前記マンドレルを抜取り、その後、前記筒状体
を前記押圧片で押圧して型材とすることを特徴とする、
フィラメント・ワインディングによる筒状体の型材成形
方法。 - 【請求項2】 本体フレームに出没片が出没可能に具
えられたマンドレルと、フィラメント・ワインディング
によって形成された筒状体を押圧する温度調節可能の押
圧片を具えた成形治具とを有してなる、筒状フィラメン
トの型材成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3105039A JPH04312838A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | フィラメント・ワインディングによる筒状体の型材成形方法と該方法に使用する成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3105039A JPH04312838A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | フィラメント・ワインディングによる筒状体の型材成形方法と該方法に使用する成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312838A true JPH04312838A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=14396866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3105039A Pending JPH04312838A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | フィラメント・ワインディングによる筒状体の型材成形方法と該方法に使用する成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04312838A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102039532A (zh) * | 2010-11-10 | 2011-05-04 | 深圳山源电器股份有限公司 | 用于工件机加工的定位方法及其自动夹具 |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3105039A patent/JPH04312838A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102039532A (zh) * | 2010-11-10 | 2011-05-04 | 深圳山源电器股份有限公司 | 用于工件机加工的定位方法及其自动夹具 |
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