JPH0431228A - 開封容易な包装蓋材の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）、産業上の利用分野 この発明に係る包装蓋材の製造方法は主として、プラス
デック製容器等に使用し、二重構造によって開封を容易
にした包装蓋材の製造方法に関するものである。

（ｂ）、従来の技術 従来液体、半流動体等の食品、薬品、化粧品等を収容す
る容器の簡易な蓋としては平板状の蓋材を容器開口部の
周縁に溶着、接着等して密閉し、使用に当たって、一端
を剥離して内容物を取り出すことが行われているが、例
えば高粘度内容物、横洩れ付着や液体内容物と固体内容
物との分別取り出しには不便であるのみならず一度開封
後の再閉も出来なかった。この為に簡易で実用的な種々
の試みがなされている。

（Ｃ）９発明が解決しようとする問題点この発明は上記
のような、従来抜術の欠点に鑑み、容器蓋の中央部等、
任意の個所からの取り出しを可能とすると共に、固形体
及び液体との混在物より液体のみを取り出すこと、およ
び再封も容易に行うことの出来る包装蓋材の製造方法を
開発することを目的として研究の結果完成されたもので
ある。

（ｄ）１問題点を解決するための手段及びその作用この
発明は、先ず第１工程として巻きロール状、若しくは平
板状のシート状の合成樹脂の単独或いはラミネート状の
包装資材を、用途に応じて点付はカット、ハーフカット
、又は線状抜きカット等を行った後、第２工程としてそ
の片面に、合成樹脂フィルムを全面若しくは一部を残し
て剥離可能な接着、加熱圧着、又は粘着状態で、全面積
層を行い、第３工程としてその積層体を点付はカット、
ハーフカット、全抜きカット等を行って使用に供するこ
とを特徴とする開放容易な包装蓋材の製造方法に係る発
明である。

以下、この発明の構成を図面に示した実施の例に基づい
て説明する。例えば第１図（ａｌに示すように、巻きロ
ール状、若しくは平板状のプラスチックシート（１）の
適当な位置に放射線状の抜きカン！−（１１）及び直線
抜きカフＩ−（１２）を施し、次にその上面にプラスチ
ックフィルム（２）を被ｒｉ積層し、その内、必要積層
面を剥離可能の粘着面（２１）とし、他を常時剥離面（
２２）としたる後、第１図（ｂｌに示すように積層状態
のま一点付きカット（２３）又は抜きカットを行う。

次に容器の蓋材として、第２図に示すように、点付きカ
ット（又は抜きカット）　　（２３）より切り離されて
容器（３）の開口部周縁に熱シール、高周波シール接着
等による封着部（３１）により密封される。

使用に当たって、上面フィルム（２）の把手部（２４）
を持って端部を残して剥離し、容器を圧迫して放射線抜
きカット部（１１）より内容物（例えば、糊、バター等
粘液物等）を出し、必要量を取り出した後は積層フィル
ム（２）を元に戻して粘着密閉する。

第３図は、内容物として固形物と液体の混合物（例えば
、水滴状態の固形食物）等を収容物の容器に使用の例を
示し、積層体の下部シートに点付きカフ　）　（１３）
を設は上面フィルムを剥離容易に積層した後、積層状態
で抜きを行って、容器開口部周縁部（３２）にも剥離可
能に接着等するものである。

面この際の蓋部の剥離に比して積層フィルムの剥離性を
大きくすることを要する。

即ち、内容物を取り出すに際して先ず積層上面フィルム
層を剥離して（第３図（ｂ））容器を傾斜して液体を取
り出したる後容器と蓋とを剥離して（第３図（Ｃ））固
形物を取り出すことによって簡便に固液の分別取り出す
ことが出来るものである。

上記は本願発明に係る製造方法の実施の例を示したもの
であるが、包装蓋材の各層の材質、形状、接着剤、粘着
剤（感圧接着剤を含む）等については勿論上記実施の例
に何等拘束されるものでない。

更に、本発明の包装蓋材の製造方法は大量生産方式によ
る自動式同時包装システムにも適合するものである。

（ｅ）発明の効果 本発明は、大量生産により安価に提供出来る包装蓋材の
製造方法であると共に、上記のように、任意の適当な個
所より取り出しを可能とすると共に、再密封も容易に行
われ更に固液混合内容物の分別取り出しも簡易に行うこ
との出来る二重蓋材の製造方法に関する新規な発明であ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る開封容易な包装蓋材の製造方法の
実施例を示し、その内（ａ）は第１工程たる下面シート
のカット状況、及び上面フィルムの被覆状況、（ｂｌは
第２工程たる１１１Ｍ体のカット状況、第２図は容器の
斜視図を示し、内（ａｌは第３工程たる密閉状態を示し
、（ｂ）は使用時の上面フィルム剥離状態を示す。 第３図は生産工程フローシートを示す。 第４図は他の実施例を示し、（ａｌは密閉状態、（ｂｌ
は上面剥離状態、（Ｃ）は金蓋剥離状態を示す。 図中 １・・−・・−・・・・・−・積層下面シーＩ・１１−
・−−−−一−−−−−放射線状抜きカット１２−・−
・−−−−−・・直線カット１３−・−・−・−・−・
−点付きカット２・・・・・・−・−積層上面フィルム
２１−・・・・・・−・・・・−剥離可能粘着面２３・
・・・・・・−−−−−−・−点付き（又は抜き）外周
カット２４・・−・・−・・・・・−・フィルム部把手
３・−・−・・−・・−・・・−容器 ３ｔ−−−−−−−−・−−〜−−−開口周縁部（固着
）３２・−−−−−−一・−・−関口周縁部（剥離可能
）■　　　　第一工程 ■−・・・−−−−−・・−第二工程 ■・−・−・−・−第三工程

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）巻きロール状若しくは平板状の長尺シート状合成
   樹脂包装資材を、点付けカット、ハーフカット、或いは
   線状抜きカット等を行った後、その片面に合成樹脂フィ
   ルムを積層し、全面若しくは一部を残して剥離可能な粘
   着、接着、又は加熱圧着積層状態で点付けカット、ハー
   フカット、全抜きカット等を行うことを特徴とする開放
   容易な包装蓋材の製造方法。
2. （２）二重積層物の内、把手該当部分を当初より剥離状
   態とすることを特徴とする請求項１記載の包装蓋材の製
   造方法。