JPH04312268A - 高圧区域と低圧区域との間を汚染物が通過するのを防止する装置 - Google Patents

高圧区域と低圧区域との間を汚染物が通過するのを防止する装置

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JPH04312268A
JPH04312268A JP3341702A JP34170291A JPH04312268A JP H04312268 A JPH04312268 A JP H04312268A JP 3341702 A JP3341702 A JP 3341702A JP 34170291 A JP34170291 A JP 34170291A JP H04312268 A JPH04312268 A JP H04312268A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は全般的に流体によって駆動され
る機械的なアクチュエ―タ、更に特定して云えば、高圧
封じの汚染が原因で起るアクチュエ―タからの高圧流体
の漏れを防止するスクレ―パ及び封じ装置に関する。
【0002】
【発明の背景】動力の伝達は広い範囲の機械の運転にと
って基本的なことであり、種々の手段によって行なわれ
る。その選択は例えばコスト又は複雑さによって左右さ
れる。例えば、ある航空機用ガスタ―ビン機関では、可
変形状圧縮機固定子装置、又は推力増強装置を備えた機
関では可変排気ノズル(VEN)装置の機械的な作動が
要求される。重量及び寸法は最小限にすると共に信頼性
を最大にするのが望ましいから、典型的な動力伝達装置
は、並進する軸の伸出し又は後退を行なわせる機械的な
アクチュエ―タに対する、燃料又は油の様な加圧作業流
体の流れを調整する。この軸が同期リングに接続され、
この同期リングが複数個のカム、ロ―ラ及びリンク機構
を介して、可変装置を所望の形状に機械的に駆動する。 この様な構造が例えば米国特許第4,245,787号
に記載されている。
【0003】ガスタ―ビン機関の可変形状装置の制御が
、機関の正しい性能にとって基本であることは周知であ
る。装置が誤動作すると、取分け、推力の低下又は圧縮
機の失速を招くことがある。
【0004】この特に悪い環境で信頼性をもって動作し
なければならないVEN装置の1つの部品が流体アクチ
ュエ―タである。並進する軸に外接する封じ装置を通り
越して作業流体が漏れると、装置を動作出来る状態に保
つ為に、装置内に十分な流体の供給を維持する為の保守
が最低限必要である。漏れが過大になると、短期間の後
に、充填を正しく行なった装置が動作不能になり、アク
チュエ―タの交換が必要になる。代表的な封じ装置が米
国特許第3,630,531号に記載されている。この
封じは、横にしたU字形断面を持つ弾性部材で構成され
る。U字形の半径方向外側の舌片が半径方向外向きに偏
圧されて、アクチュエ―タのハウジングの中孔と静止封
じになり、半径方向内側の舌片が半径方向内向きに偏圧
されて、並進する軸と動封じを形成する。この封じの効
果は、取分け、軸及びハウジングの中孔の寸法及び許容
公差に左右される。
【0005】前掲米国特許第4,245,787号に記
載されている様な典型的なVENは、葉の様に重なった
複数個のフラップ及び封じ部材で構成されていて、それ
らがアクチュエ―タのあらゆる位置に対して密封された
ノズルを形成する様に協働する。機関の運転中、フラッ
プ及び封じが、ノズルの形状を変えている時も、形状が
固定である時も、空気力学的なバフェッティングの為に
、互いに擦れ合う。VEN空洞内は周囲温度が比較的高
い為、並進し得る軸が、粘着性を持つ作業流体の残渣に
よって被覆される。協働するフラップ及び封じが摩耗す
ると、その結果生ずる微細物(削摩性の金属粒子)がア
クチュエ―タの軸の粘着性の広い面に沈積される。軸が
後退する時、こう云う粒子が封じ装置内に吸込まれ、そ
こで軸と弾性部材の間にトラップされる。アクチュエ―
タがサイクル動作をする時、汚染がなおさらひどくなり
、軸はその動作する長さに沿って刻み目が入り、軸と密
封関係を持って変形する弾性部材の能力に影響する。 例えば飛行中のアイドリング又は中間の定格動力に対応
する様なアクチュエ―タの中間位置では、機関をかなり
の期間にわたってこう云う動力で運転するが、軸に局部
的に刻み目が入る作用が加速される。これは、空気力学
的なバフェッティングの力に対抗して、VENを一定の
形状に保とうとする制御装置により、アクチュエ―タの
振動が起る為である。その結果起るのは、軸が徐々にく
びれることであり、従って、弾性部材が軸と密封関係を
持つ様に変形する能力を越えて、軸と弾性部材の間のす
き間が増加した時、アクチュエ―タのこの様な軸の位置
での漏れが増加する。
【0006】周知の様に、汚れた環境で動作するアクチ
ュエ―タの軸から破片を除去する為に、スクレ―パが用
いられる場合が多い。これは、弾性部材自身の一部分と
して形成されるか、或いは弾性部材と汚染源の間に配置
された別個の要素として形成される。別個の要素を使っ
た場合、スクレ―パは弾性部材よりも硬度が一層大きく
する傾向があり、場合によっては金属である。然し、ス
クレ―パ自体が軸に刻み目をつけてはならない。軸から
削り取られた汚染物が最終的にはスクレ―パの面に集ま
り、半径方向外向きに押出される。汚染の程度が進むと
、粒子状物質がスクレ―パの外径の周りに押出され、再
び弾性部材に当たって積重なる。スクレ―パは、汚染物
の通過速度を下げることによって、漏れが始まるのを遅
らせるが、更に疲労する。最後には、弾性部材が汚染さ
れると共に軸に刻み目が入ることにより、封じ装置が故
障する。
【0007】
【発明の目的】従って、この発明の目的は、並進する軸
の近くにダイナミック・スクレ―パ要素を設けると共に
、高圧封じ押えの近くに静止封じ要素を設けて、汚染物
が高圧封じ区域へ入り込まない様にすることにより、汚
染された動作環境内での寿命を長くした流体アクチュエ
―タを提供することである。
【0008】
【発明の要約】流体アクチュエ―タに対する封じ装置が
、一部分として封じ集成体を有する。この封じ集成体は
、加圧流体の荷重が並進する軸に対して動封じの関係を
持つ様に集成体を変形させる様な形になっている。更に
、軸に外接する尖った舌片を持つ2つのスクレ―パが、
直列に相隔てゝ取付けられる。各々のスクレ―パは2つ
の舌片を持ち、それらが軸並びに高圧封じ押えに対して
個別に偏圧されて、後退する際に並進する軸に固着した
汚染物を除去すると共に、その外径を密封することによ
って、粒子状物質が封じ集成体に侵入することを防止す
る。スクレ―パの間の隔たりが環状溝路又は保持区域を
形成し、一番外側のスクレ―パを側路した汚染物があっ
ても、その汚染物がこの保持区域の中に捕捉され、こう
してアクチュエ―タの有効寿命をかなり長くする。
【0009】この発明に特有と考えられる新規な特徴が
特許請求の範囲に記載してあるが、この発明の好ましい
実施例並びにその他の目的及び利点は、以下図面につい
て詳しく説明する所から明らかになろう。
【0010】
【発明を実施する態様】図1は、アクチュエ―タ10が
、円柱形の中孔14を持つハウジング12と、中孔14
の中に摺動自在に配置されたピストン16で構成される
ことを示している。更にアクチュエ―タ10は、端壁1
8及び封じ押え20を有し、その何れもがハウジング1
2の縦方向の夫々の端に結合されている。並進し得る軸
22がピストン16に接続されていて、押え20及び封
じ集成体24を通り抜ける。封じ集成体24は、アクチ
ュエ―タのハウジング12の中から軸22の周りを通っ
て加圧流体が漏れるのを防止する。1次スクレ―パ26
及び2次スクレ―パ28が封じ20より半径方向内側に
配置されていて、軸22に外接する。中孔14、ピスト
ン16及び端壁18によって区切られた軸伸出し容積3
0が、流体ポ―ト32を介して、加圧流体源(図に示し
てない)と連通する。やはり加圧流体源(図に示してな
い)と連通する第2の流体ポ―ト34が、中孔14、ピ
ストン16及び封じ集成体24によって区切られた軸後
退容積36と連通する。容易に判る様に、伸出し容積3
0が加圧されると、軸22がアクチュエ―タのハウジン
グ12から伸出す又は図1で見て右へ動く。同様に、後
退容積36が加圧されると、軸22がアクチュエ―タ・
ハウジング12の中へ又は図1で見て左側へ後退する。 伸出し及び後退容積30,36内の力を釣合わせること
により、軸22はアクチュエ―タ10の行程内の任意の
固定の縦方向の位置に保持することが出来る。
【0011】図2はこの発明の構成を更に詳しく示して
いる。封じ集成体24は当業者が知っている標準的な構
成である。簡単に云うと、集成体24は末端パッキン3
8、静止封じ40及び動封じ42で構成する。静止封じ
及び動封じ40,42が、末端パッキン38にある外側
及び内側の環状溝44,46内に夫々入っている。パッ
キン38はハウジング12内に収容されていて、環状壁
48、中孔の壁50、及び押え端壁52によって、縦方
向にも半径方向にも移動しない様に拘束されている。パ
ッキン中孔54が軸22を摺動自在に通す。正しい動作
の間、封じ集成体24は加圧された作業流体が後退容積
36から、全体を56で示したアクチュエ―タ・ハウジ
ング12の外部のどんな区域にも漏れるのを防止する。
【0012】図2には、全体を58で示した区域で、ハ
ウジング12にねじで取付けられた押え20が示されて
いる。但し、この代りの種々の解放自在の取付け手段が
適している。押え20は第1の円筒形の中孔60と、こ
の第1の中孔60よりも直径が大きい同心の第2の円筒
形中孔62を有する。第2の中孔62は押え端壁52か
ら、全体を68で示した中孔移行区域まで伸びており、
その長さの大体中間に配置された幅の狭い環状溝孔64
を有する。即ち、溝孔64は壁52からも、第1の中孔
60への移行区域68からも縦方向にみて等しい距離の
所にある。分割押えリング66が、中孔62よりも直径
の大きい溝孔64内に着脱自在に配置されている。リン
グ66の自由状態での外径は中孔62の直径より大きく
、溝孔64に挿入するには、その前にリング66を半径
方向に圧縮しなければならない様になっている。リング
66の弾性による跳ね戻りにより、それが溝孔64内に
確実に保持される。
【0013】第1の環状領域70が中孔移行区域68、
第2の中孔62、リング66及び軸22によって区切ら
れており、この中に1次スクレ―パ26が保持されてい
る。第2の環状領域72がリング66、第2の中孔62
、末端パッキン38及び軸22によって区切られ、その
中に2次スクレ―パ28が保持されている。例として、
1次スクレ―パ26の特徴と作用を説明するが、これは
2次スクレ―パ28にも云えることである。スクレ―パ
26は本質的には、押し封じと呼ばれる封じの種類に属
するU字形カップ形封じであり、封じの分野で周知であ
る。然し、それをこゝでダイナミック・スクレ―パ兼用
の静止封じとして使うことは、従来知られていなかった
ことであり、これが非常に旨く行くことが実証された。
【0014】1次スクレ―パ26は、夫々74,76に
示す尖った縁を持つ2つの円筒形の内側及び外側舌片を
環状の支持リング78で接続したものであり、スクレ―
パの断面は横にしたU字形と似ている。スクレ―パ手段
26は一体構造であり、典型的にはポリテトラフロロエ
チレンの様な成形重合体である。自由な状態では、内側
及び外側舌片74,76が夫々半径方向内向き及び外向
きに若干広がっており、この為、正しい寸法の環状区域
に取付けた時、この区域の接触面には予定の圧力荷重が
かゝる。内側及び外側舌片74,76及び支持リング7
8の内面80に沿って弾性変形した金属挿着体(図に示
してない)が配置されており、これが内側及び外側舌片
74,76を、夫々軸22に対してはスクレ―パ作用を
持つ様に、そして中孔62に対しては密封関係を持つ様
に更に偏圧する。普通の様に封じとして使った時、U字
形の開口は常に密封される加圧流体に露出している。内
側及び外側舌片74,76に対する圧力の反作用が、金
属挿着体による拡げる力を強め、密封関係を改善する。 U字形の向きを逆にすることにより、内側舌片74が、
軸22がハウジング12の中に後退する際、軸22に固
着した汚染物を適切に除去するだけでなく、外側舌片7
6が、スクレ―パ26の内面及び環状領域70を埋める
汚染物が、中孔62に沿ったその外径の所でスクレ―パ
を側路して環状領域72に入るのを防止することが判っ
た。これは、従来の悩みであった汚染物の侵入の手段を
実効的になくすものである。2次スクレ―パ28が環状
領域72内に配置され、特にスクレ―パ26が疲労した
時、スクレ―パ26と同じ作用をする。
【0015】普通の封じの場合と同じ様に、使う材料、
軸及び中孔の寸法及び面の仕上げ、及び封じの設計を定
めるこの他の普通の判断基準により、要素の選び方及び
使い方の細部が決まるが、これは当業者が容易に理解さ
れよう。非常に加速の強い状態での、アクチュエ―タの
実際の漏れによる故障を再現した部品のベンチ試験では
、こゝに説明したこの発明の考えを用いることにより、
寿命は従来に較べて10倍に伸びた。
【0016】この発明の考えの有効性及び用途は、図1
及び2に示す軸封じ装置の形式よりも更に広い。例えば
、図3は加圧された作業流体自身が削摩性粒子で汚染さ
れた環境で使う時の中孔封じとして構成されたこの発明
の別の実施例を示す。図3で、図1に図式的に示すのと
は違う構造を持つピストン116が、やはり図式的であ
るが、更に詳しく示されている。アクチュエ―タ・ハウ
ジング112の円筒形中孔114の中にピストン116
が摺動自在に配置されており、このピストンは伸出し容
積130及び後退容積136の間での加圧された作業流
体の連通を防止する封じ集成体124を持っている。 封じ集成体124が、夫々容積130,136を区切る
ピストン116の縦方向の端面116a,116bから
大体等しい距離の所に配置された環状封じ溝孔82内に
配置されている。封じ集成体124は、当業者によく知
られた1つ又は更に多くの要素、例えばOリング又はT
封じで構成される。
【0017】ピストン116の形が、ピストン116の
縦方向の中心を通る半径方向平面に対して対称的である
から、簡単の為、以下の説明では、ピストンの端面11
6aとこの対称の基準となる半径方向平面との間にある
この発明の要素だけを取上げる。
【0018】ピストン116の外径116cは円筒形中
孔114の内径より小さい。この様に隔てることは、こ
れから述べる要素をピストン116に組付けるのに必要
である。端面116aを基点として、ピストン116の
外径116cから縦方向に順に見ると、それから隔たっ
て第1の環状溝孔164があり、この溝孔に第1の分割
押えリング166が配置されている。その後に、全体を
矢印170で示す第1の環状領域があり、そこに1次ス
クレ―パ126が配置されている。次に第2の環状溝孔
264があり、そこに第2の分割押えリング266が配
置されている。その後に全体を矢印270で示す第2の
環状領域が続き、こゝに2次スクレ―パ128が配置さ
れている。スクレ―パ126,128の形及び作用は、
前に述べたスクレ―パ26,28と同様である。その為
、横にしたU字形断面の開口が封じ集成体124とは反
対側を向いている。2次スクレ―パ手段128の後に全
体を矢印168で示したピストン直径移行区域があり、
ピストンの最大の外径116dがこの場所から始まる。 前に述べた封じ溝孔82及び封じ集成体124は、この
最大直径116dの所に配置されている。図3に示す要
素の寸法は、図式的であって、図面が判り易い様に示し
たものである。実際の相対的な寸法は、当業者によって
特定の用途に合せて普通の方法で決定される。
【0019】この代りに、図3に示したこの発明の実施
例を簡単にしたものでは、ピストン116から封じ溝孔
82及び封じ集成体124を省略すると共に、残りの要
素の縦方向の対称性を保つ。封じ集成体124なしで、
図示の様に向い合せの2対のスクレ―パを使うと、用途
によっては、十分な剥ぎ取り作用及び封じ作用が得られ
る。動作について説明すると、後退容積136が加圧さ
れた時、スクレ―パ126,128が、ピストン116
が図3で見て左へ並進する時、中孔114から剥ぎ取り
、それと対称的に向い合って配置されたU字形カップ形
封じが普通の様に封じとして作用する。同様に、伸出し
容積130が加圧された時、スクレ―パ126,128
が封じとして作用し、それと対称的に配置されたスクレ
―パが本来のスクレ―パとして作用する。この発明の更
に別の実施例は、構造的には図1と同様であるが、並進
可能な軸を持つアクチュエ―タに使われる代りに、回転
する軸又は回転方向に往復動する軸を持つアクチュエ―
タに取付けることが出来る。
【0020】この発明の好ましい実施例と考えられるも
のを説明したが、当業者には、以上の説明から、この発
明のその他の変更が考えられよう。従って、特許請求の
範囲の記載は、この様な変更をもこの発明の範囲内とす
る意図のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例による、並進可能な軸を持
つ流体アクチュエ―タの簡略縦断面図。
【図2】図1に示したアクチュエ―タの軸封じ装置の一
部分を拡大した簡略縦断面図。
【図3】この発明の別の実施例による、図1に示したア
クチュエ―タのピストン封じ装置の一部分を拡大して示
す簡略縦断面図。
【符号の説明】
12  ハウジング 22  軸 26,28  スクレーパ 56  外部 72  環状領域

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  高圧区域及び低圧区域の間を密封する
    装置に於て、相対的に可動の第1の部材及び第2の部材
    と、前記第1の部材及び第2の部材の間に配置されて、
    前記高圧区域から低圧区域への流体の流れを防止する封
    じ手段と、第1のスクレ―パ手段と、該第1のスクレ―
    パ手段と整合して且つそれから隔たっていて、その間に
    汚染物保持区域を作る第2のスクレ―パ手段とを有する
    装置。
  2. 【請求項2】  第1の部材が壁であり、第2の部材が
    前記壁にある開口を通る細長い部材であって、該細長い
    部材は全体的にその縦軸線に沿って前記開口を通ってお
    り、前記封じ手段、前記第1のスクレ―パ手段及び前記
    第2のスクレ―パ手段が前記壁に固定され、前記封じ手
    段、前記第1のスクレ―パ手段及び前記第2のスクレ―
    パ手段が、前記細長い部材の縦軸線の周りに軸方向に整
    合して配置されている請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】  前記壁が、前記高圧区域を限定してい
    る円筒形ハウジングに解放自在に取付けられた円筒形保
    持器と、前記第2の部材に固着されていて、前記ハウジ
    ングに対して密なはめ合せで摺動自在に配置され、前記
    高圧区域を伸出し容積及び後退容積に分割しているピス
    トンとを有する請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】  前記第2の部材が全体的に円形断面を
    持つ軸である請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】  前記第1及び第2のスクレ―パ手段が
    前記円筒形保持器の中孔の中に配置された第1及び第2
    のU字形カップ形封じであって、該第1及び第2のU字
    形カップ形封じの開口が前記低圧区域に向けられている
    請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】  前記第1及び第2のU字形カップ形封
    じの半径方向内面が前記軸と密封関係を持つ様に偏圧さ
    れていて、前記軸が前記U字形カップ形封じに対してハ
    ウジングの中へと並進する際、前記軸から汚染物を除去
    し、前記第1及び第2のU字形カップ形封じの半径方向
    外面が前記保持器と密封関係を持つ様に偏圧されていて
    、前記低圧区域から封じ手段へ汚染物が通過しない様に
    している請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】  前記保持器内の環状溝孔に配置されて
    いて、前記中孔の中に半径方向に伸びている着脱自在の
    押えリングを有し、前記環状溝孔は前記第1及び第2の
    U字形カップ形封じの間に縦方向に配置されていて、前
    記軸が並進する際、前記第1及び第2のU字形カップ形
    封じが接触しない様にし、こうして前記保持区域を保つ
    様に保証した請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】  第1の部材が円筒形ハウジングであり
    、第2の部材が該ハウジング内に摺動自在に配置されて
    いて、少なくともその第1の部分にわたって前記ハウジ
    ングから半径方向に隔たっているピストンであり、前記
    封じ手段、第1のスクレ―パ手段及び第2のスクレ―パ
    手段が前記ピストンに固定され、前記第1及び第2のス
    クレ―パ手段が前記ピストンの半径方向に隔たった前記
    第1の部分の中に配置されている請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】  前記高圧区域が前記ピストンの縦方向
    に見て第1の側に配置されており、前記低圧区域が前記
    ピストンの縦方向に見て第2の側に配置されており、前
    記第1及び第2のスクレ―パ手段が、前記ピストンに外
    接すると共に、前記第1及び第2のU字形カップ形封じ
    の開口が前記低圧区域の方に向けられる様に配置された
    第1及び第2のU字形カップ形封じである請求項8記載
    の装置。
  10. 【請求項10】  前記第1及び第2のU字形カップ形
    封じの半径方向外面が前記円筒形ハウジングと密封関係
    を持つ様に偏圧されて、前記ピストンが低圧区域に向っ
    て並進する際、前記円筒形ハウジングから汚染物を除去
    し、前記第1及び第2のU字形カップ形封じの半径方向
    内面が前記ピストンと密封関係を持つ様に偏圧されて、
    汚染物が低圧区域から封じ手段へ通過しない様にしてい
    る請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】  前記ピストンの半径方向に隔たる前
    記第1の部分にある第1の環状溝孔の中に配置されてい
    て、前記半径方向に隔たる第1の部分の中へと半径方向
    に伸びている着脱自在の第1の押えリングを有し、前記
    第1の環状溝孔は前記第1及び第2のU字形カップ形封
    じの間に縦方向に配置されていて、前記ピストンが並進
    する際、前記第1及び第2のU字形カップ形封じが接触
    しない様にし、こうして前記保持区域が維持される様に
    保証しており、前記ピストンの半径方向に隔たる前記第
    1の部分にある第2の環状溝孔に配置されていて前記半
    径方向に隔たる第1の部分の中へと半径方向に伸びてい
    る着脱自在の第2の押えリングを有し、前記第2の環状
    溝孔は前記第1のU字形カップ形封じ及び前記ピストン
    の縦方向に見て第2の側の間に縦方向に配置されている
    請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】  第3及び第4のU字形カップ形封じ
    が前記ハウジングから隔たって前記ピストンの第2の部
    分に沿って該ピストンに外接すると共に、第3及び第4
    のU字形カップ形封じの開口が全体的に縦方向に前記第
    1及び第2のU字形カップ形封じの開口と反対向きにな
    る様に配置されており、前記第4のU字形カップ形封じ
    は前記第3のU字形カップ形封じと整合しているが、そ
    れから隔たっていて、その間に第2の汚染物保持区域を
    作っている請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】  前記第3及び第4のU字形カップ形
    封じの半径方向外面が前記円筒形ハウジングと密封関係
    を持つ様に偏圧されており、前記第3及び第4のU字形
    カップ形封じの半径方向内面が前記ピストンと密封関係
    を持つ様に偏圧されていて、汚染物が前記第3及び第4
    のU字形カップ形封じを通り越さない様にしている請求
    項12記載の装置。
  14. 【請求項14】  着脱自在の第3の押えリングが前記
    ピストンの半径方向に隔たる第2の部分にある第3の環
    状溝孔の中に配置されていて、前記半径方向に隔たる第
    2の部分の中へと半径方向に伸びており、前記第3の環
    状溝孔は前記第3及び第4のU字形カップ形封じの間に
    縦方向に配置されていて、前記ピストンが並進する際、
    前記第3及び第4のU字形カップ形封じが接触しない様
    にして、前記第2の保持区域が維持される様に保証し、
    着脱自在の第4の押えリングが前記ピストンの半径方向
    に隔たる第2の部分にある第4の環状溝孔に配置されて
    いて、前記半径方向に隔たる第2の部分の中へと半径方
    向に伸びており、前記第4の環状溝孔は前記第4のU字
    形カップ形封じと前記ピストンの縦方向に見て第1の側
    の間に縦方向に配置されている請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】  前記第3及び第4のU字形カップ形
    封じ、前記第3及び第4の環状溝孔、前記第3及び第4
    の着脱自在の押えリング、前記ハウジングから半径方向
    に隔たる前記ピストンの第2の部分は、前記ピストンが
    、該ピストンの縦方向の中心を通る半径方向平面に対し
    て対称的になる様な形になっている請求項14記載の装
    置。
  16. 【請求項16】  前記封じ手段が前記第3及び第4の
    U字形カップ形封じで構成される請求項15記載の装置
  17. 【請求項17】  前記封じ手段がT字形封じと、前記
    第3及び第4のU字形カップ形封じとで構成されている
    請求項15記載の装置。
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