JPH04312114A - ハードディスク制御装置 - Google Patents

ハードディスク制御装置

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JPH04312114A
JPH04312114A JP3077956A JP7795691A JPH04312114A JP H04312114 A JPH04312114 A JP H04312114A JP 3077956 A JP3077956 A JP 3077956A JP 7795691 A JP7795691 A JP 7795691A JP H04312114 A JPH04312114 A JP H04312114A
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JP
Japan
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drive
hard disk
computer
data
setting
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JP3077956A
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English (en)
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Shuichi Wakabayashi
修一 若林
Fumiaki Doi
史昭 土居
Katsumi Tsukada
克巳 塚田
Hiroko Amada
裕子 天田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータと
2台のハードディスク装置(HDD)との間に接続され
、ホストコンピュータからの制御のもとで2台のHDD
を適切にコントロールするハードディスク制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータに対し2台の
HDDが接続されたシステムが知られている。このシス
テムでは、一方のHDDがマスタドライブに、他方のH
DDがスレーブドライブに設定される。ここにマスタド
ライブとは、デフォルト(DEHALT)状態に設定さ
れているドライブであり、ホストコンピュータで0を設
定することによりアクセスすることができる。また、ス
レーブドライブとは装置番号を1と設定したドライブで
あり、ホストコンピュータから1を設定することにより
アクセスすることができる。即ち、マスタスレーブのド
ライブは夫々のドライブを区別して夫々にアクセスを行
うため設けられているモードである。
【0003】ところで、従来のホストコンピュータに2
台のHDDが接続されたシステムでは、マスタドライブ
とスレーブドライブとの設定は、それぞれのHDDにお
いて筐体の裏面等に設けられたジャンパスイッチにより
半固定的になされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、HDDのマス
タドライブとスレーブドライブとの設定を変更するには
、ジャンパスイッチの設定を変更しなければならず、煩
しいという問題点があった。更に、HDDをディスクパ
ックという形式で使用する、例えば、ノートタイプのコ
ンピュータにおいては、当該HDDはマスタモードに設
定されパック化されているのであるから、これをディス
クトップタイプのコンピュータにおいてスレーブモード
で用いることは不可能である。
【0005】また、HDDをハードディスクカートリッ
ジ等として使用するとき、一台のHDDが接続されたホ
ストコンピュータに対し、当該ホストコンピュータの電
源が投入された状態でハードディスクカートリッジを着
脱すると、CMOS素子のラッチアップ等の理由からハ
ードディスクカートリッジHDDの回路が破壊されるそ
れがあった。
【0006】そこで本発明では、ジャンパスイッチを設
定変更することなく2台のHDDを自由にマスタドライ
ブとスレーブドライブとのいずれにも設定変更すること
が可能なハードディスク制御装置を提供することを第1
の目的とする。
【0007】また、本発明では、2台のHDDが共にマ
スタドライブとして設定されていても、コンピュータか
らこれら2台のHDDに対し的確に切り分けてアクセス
を行い得るハードディスク制御装置を提供することを第
2の目的とする。
【0008】更に、本発明では、コンピュータの電源を
投入したままでHDDを着脱しても当該HDDの回路が
破壊されることを防止できるハードディスク制御装置を
提供することを第3の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るハードディ
スク制御装置は、コンピュータと第1及び第2のハード
ディスク装置との間に接続され、コンピュータと第1の
ハードディスク装置との間で転送されるデータが一時保
持される第1のデータバッファと、コンピュータと第2
のハードディスク装置との間で転送されるデータが一時
保持される第2のデータバッファと、第1、第2のハー
ドディスク装置のいずれか一方をマスタドライブとし他
方をスレーブドライブとするかが設定されるドライブ設
定手段と、このドライブ設定手段における設定に応じて
コンピュータと第1、第2のハードディスク装置との間
の制御信号の変換制御を行うとともに第1及び第2のデ
ータバッファの制御を行う制御手段とを備えることを特
徴とする。
【0010】また、本発明に係るハードディスク制御装
置は、コンピュータと第1及び第2のハードディスク装
置との間に接続され、コンピュータと第1のハードディ
スク装置との間で転送されるデータが一時保持される第
1のデータバッファと、コンピュータと第2のハードデ
ィスク装置との間で転送されるデータが一時保持される
第2のデータッバッファと、第1、第2のハードディス
ク装置のいずれか一方をマスタドライブとし他方をスレ
ーブドライブとするかが設定されるドライブ設定手段と
、このドライブ設定手段における設定に応じてコンピュ
ータと第1、第2のハードディスク装置との間の制御信
号の交換制御を行うとともに第1及び第2のデータバッ
ファの制御を行う制御手段と、コンピュータから送出さ
れるマスタドライブ側とスレーブドライブ側とのいずれ
かを選択するドライブセレクト信号を設定手段における
設定に応じてそのままあるいは論理反転を行って所要の
ハードディスク装置へ与えるドライブセレクト切換手段
とを備えることを特徴とする。
【0011】更に、本発明に係るハードディスク制御装
置は上記構成に加えて、第2のハードディスク装置の電
源状態に対応してホストコンピュータから第2のハード
ディスク装置へ送出される信号のゲート制御を行う保護
手段とが備えられていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に係るハードディスク制御装置は、以上
の通りに構成されるので、ドライブ設定手段の設定状態
により2台のHDDのドライブが実際のHDDにおける
ドライブ設定にかかわらず、(ただし、2台ともマスタ
ーモードにジャンパスイッチに設定しておくのが望まし
い)コンピュータから見て設定手段による設定通りにな
る。  また、本発明に係るハードディスク制御装置は
、以上の通りに構成されるので、コンピュータから送出
されるドライブセレクト信号が設定手段の設定に応じて
そのままあるいは論理反転されて、コンピュータが所望
のドライブ側のハードディスク装置がアクセス可能とな
る。
【0013】更に、本発明は以上の通りに構成されるた
め、第2のハードディスク装置が着脱される際に、その
電源状態が変化することに基づき、ゲートがなされてホ
ストコンピュータ側からの信号の入力を防止し第2のハ
ードディスク装置の回路が保護される。
【0014】
【実施例】以下、添付図面の図1ないし図6を参照して
、本発明の実施例に係るハードディスク制御装置を説明
する。
【0015】図1は本発明一実施例に係るハードディス
ク制御装置を用いて構成したコンピュータシステムを示
す。図2には、コマンドデータ制御部6のピン配列が示
されている。このコンピュータシステムには、ホストコ
ンピュータ1と2台のHDD8,9が備えられている。 HDD8はコンピュータシステムの筐体に内蔵されるH
DD(以下、内部HDDという。)であり、HDD9は
HDDカートリッジによるHDD(HDDカートリッジ
という。)である。ホストコンピュータ1と内部HDD
8、HDDカートリッジ9との間にはそれぞれ8ビット
のデータを一時保持するデータバッファ2〜5が設けら
れる。データバッファ2,3は内部HDD8との間で使
用され、データバッファ4,5はHDDカートリッジ9
との間で使用される。
【0016】更に、図1のコンピュータシステムにはハ
ードディスク制御装置の一部を構成するコマンドデータ
制御部6及び保護回路7が設けられている。コマンドデ
ータ制御部6のより詳細な内部ブロック図が図3、図4
に示される。即ち、コマンドデータ制御部6は、アドレ
スデコーダ10、データコントローラ11、コマンドコ
ントローラ12、コマンドトラップ回路13、ドライブ
切換スイッチ14を備えている。ここに、図1、図2の
信号は以下の通りの信号である。
【0017】XD0〜15  :ホストとHDDの間の
16ビットデータ XA0〜  2  :ホストとHDDの間の3ビットア
ドレス CS1FXN  :ホスト側でデコードされたアドレス
  1F0〜1FF CS3FXN  :ホスト側でデコードされたアドレス
  3F0〜3FF RSTN      :ホスト側のリセット信号HAL
E      :HDD用のアドレスラッチイネーブル
信号 HPDIAG  :HDD用のDIAG信号IOR  
      :ホストからのI/Oリード信号IOW 
       :ホストからのI/Oライト信号IRQ
14    :ホストへの14番の割り込み信号DIR
2450:データバッファ2,3へのディレクション信
号 DIR2451:データバッファ4,5へのディレクシ
ョン信号 G00        :データバッファ2へのゲート
信号G01        :データバッファ3へのゲ
ート信号G10        :データバッファ5へ
のゲート信号G11        :データバッファ
4へのゲート信号XD00〜XD150  :内部HD
D8との16ビットデータ XD01〜XD151  :HDDカートリッジ9との
16ビットデータ G244      :HDDカートリッジ9用の保護
回路用のゲート信号 IOR0      :内部HDD8へのI/Oリード
信号IOW0      :内部HDD8へのI/Oラ
イト信号IRQ140  :内部HDD8からの割り込
み14IOR1      :HDDカートリッジ9へ
のI/Oリード信号 IOW1      :HDDカートリッジ9へのI/
Oライト信号 IRQ141  :HDDカートリッジ9からの割り込
み14 IOCS16  :HDDからの16ビットI/Oアク
セスであることの識別信号 HDPG      :HDDカートリッジ9からの電
源のコンディション信号 上記において、ホストはホストコンピュータ1を指し、
HDDとは内部HDD8とHDDカートリッジ9の両方
を指す。
【0018】また、図3、図4のアドレスデコーダ10
は、信号XA0〜XA2、CS1FXN、CS3FXN
、IORを入力し、以下のような論理演算を行って信号
CS1F0、CS1F6、CS1F7、CS3F6、C
S3F6  7、CSST、SELHDRを出力する。
【0019】CS1F0=/CS1FXN*/XA0*
/XA1*/XA2 CS1F6=/CS1FXN*/XA0*  XA1*
  XA2 CS1F7=/CS1FXN*  XA0*  XA1
*  XA2 CS3F6=/CS3FXN*/XA0*  XA1*
  XA2 CS3F7=/CS3FXN*  XA0*  XA1
*  XA2 CS3F6  7=/CS3FXN*  XA1*  
XA2CSST=/CS1FXN*XA0*XA1*X
A2+CS3FXN*/XA0*XA1*XA2SEL
HOR=(/CS1FXN+/CS3FXN*XA1*
XA2)*IOR なお上記(以降も同じ)の各記号は次の意味を示す。
【0020】   データコントローラ11は、信号HDPG、CS1
F6、CSST、SELHDR、EXCH、DRSEL
を入力し、以下のような論理演算を行って下記の信号を
出力する。なお、XD4、XD7、XD40、XD41
、XD70、XD71は入出力される。
【0021】XD4=SELC*HD4C+/SELC
*/CS1F6*HD4D+/SELC*CS1F6*
/HD4D 出力制御:SELHDR XD40=/EXCH*XD4+EXCH*(CS1F
6*/XD4+/CS1F6*XD4)出力制御:/S
ELHDR XD41=EXCH*XD4+/EXCH*(CS1F
6*/XD4+/CS1F6*XD4)出力制御:/S
ELHDR*HDPG XD7=CSST*(HD70+HD71)+/CSS
T*SELC*HD7C+/CSST*/SELC*H
D7D 出力制御:SELHDR XD70=XD7 出力制御:/SELHDR XD71=XD7 出力制御:/SELHDR*HDPG DIR2450   =SELHDR*/DRSELD
IR2451   =SELHDR*DRSELG00
    =IOR*CSST*DRSELG01   
 =IOR*CSST*DRSEL+IOCS16N G10    =LOR*CSST*/DRSEL+/
HDPG G11    =IOR*CSST*/DRSEL+I
OCS16N+/HDPG G244  =/HDPG ただし、 SELC=(/DRSEL*/EXCH+DRSEL*
EXCH) HD4C=(HD40*/EXCH+HD41*EXC
H) HD4D=(HD40*EXCH+HD41*/EXC
H) HD7C=(HD70*/EXCH+HD70*EXC
H) HD7D=(HD70*EXCH+HD71*/EXC
H) また、コマンドコントローラ12は信号HDPG、CS
1F0、CSF6、CS1F7、CS3F6、CS3F
6  7、IOW、IOR、IRQ140、IRQ14
1、EXCH、DRSEL、IENを入力し、以下のよ
うな論理演算を行って下記の信号を出力する。
【0022】IOW0=/(/((CS1F0+CS1
F7)*DRSEL)*IOW) IOW1=/(/((CS1F0+CS1F7)*/D
RSEL)*IOW) 出力制御:HDPG IOR0=/(CS1F7+CS3F6+/DRSEL
)*IOR) IOR1=/(CS1F7+CS3F6+DRSEL)
*IOR) 出力制御:HDPG IRQ14=/IEN*(IRQ14C*SELC+I
RQ14D*/SELC)    ただし、SELC=
(/DRSEL*/EXCH+DRSEL*EXCH) IRQ14C=(IRQ140*/EXCH+IRQ1
41*EXCH) IRQ14D=(IRQ140*EXCH+IRQ14
1*/EXCH) また、コマンドトラップ回路13には、図5に示される
フリップフロップ31が備えられている。このフリップ
フロップ31のデータ入力端子Dには信号DATA0、
クロック端子には信号CLK0、クリア端子CLRには
信号CLRO、プリセット端子PRには信号PR0がそ
れぞれ与えれている。フリップフロップ31の出力端子
Qからは、いずれのHDDがマスタモードでいずれがス
レーブモードかを示す信号DRSELが出力される。更
に、コマンドトラップ回路13には、図6に示すフリッ
プフロップ41が備えられている。このフリップフロッ
プ41のデータ入力端子Dには信号DATA1、クロッ
ク端子には信号CLK1、プリセット端子PRには、信
号PR1がそれぞれ与えられている。フリップフロップ
41の出力端子Qからは、HDDからホストコンピュー
タ1に対する割込みをイネーブルとする信号IENが出
力される。
【0023】このようなフリップフロップ31,41を
含むコマンドトラップ回路13は、信号XD2、XD4
、XD7、IOW、CS1F6、RSTNを入力し、以
下の論理演算を行い、得られた各信号を上記フリップフ
ロップ31,41へ与える。 DATA0=(CS1F6*(EXCH*/XD4+/
EXCH*XD4)+/CS1F6*DRSEL)*/
C  RESET+EXCH*CRESETCLK0=
IOW PR0=/(/EXCH+/RSTN*EXCH)CL
R0=/(EXCH+/RSTN*/EXCH)ただし C  RSET=(CS3F6*XD2)DATA1=
XD1 CLK1  =CS3F6*IOW PR1=RSTN また、保護回路7は信号XA0、XA1、XA2、CS
1FXN、CS3FXN、RSTN、HALE、HPD
IAGを入力し、信号G244が1のときそれぞれの信
号をHDDカートリッジへ出力し、0のとき出力を中止
する。
【0024】上記の保護回路7の出力と、等価の信号が
内部HDD8に対し、直接に与えられている。
【0025】その他、ホストコンピュータ1はHDDが
リザーブしている(I/Oアクセス時のwait等を設
定する)信号RS0〜RS2を内部HDD8、HDDカ
ートリッジ9へ与えているが、本発明には直接に関係し
ないので図示を省略してある。
【0026】以上のように構成されたシステムにおいて
、内部HDD8を見かけ上マスタドライブにHDDカー
トリッジ9をスレーブドライブにするためには、切換ス
イッチ14をアース側に倒し、逆に、内部HDD8をス
レーブドライブにHDDカートリッジ9をマスタドライ
ブにするためには、切換スイッチ14をVcc側に倒す
。これによって信号EXCHの論理レベルが変更され、
図5のフリップロップ31の出力信号DRSELがこれ
に対応する。そして、上記信号EXCH及びDRSEL
がデータコントローラ11、コマンドコントローラ12
に与えられているため、データコントローラ11、コマ
ンドコントローラ12では、前述の論理演算により各種
の信号の変換を行って、ホストコンピュータ1が指示し
たHDDとの間のデータ送受が可能となるように、デー
タバッファ2〜5の制御を行っている。
【0027】具体的には、本実施例では、内部HDD8
、HDDカートリッジ9がともにジャンパスイッチによ
ってマスタドライブに固定的に設定されていることを前
提としている。このため、内部HDD8、HDDカート
リッジ9はともに、ドライブセレクトレジスタのXD4
対応ビットにホストコンピュータ1から「0」を書き込
まれたときに、アクセスを許す状態となる。ここに、ド
ライブセレクトレジスタは、ホストコンピュータ1から
HDDに対しアドレス1F6が出力されたとき、アクセ
スされる8ビットのレジスタであって、ホストコンピュ
ータ1からリードライトの両方を行うことが可能である
。このレジスタのうち、データバスXD4対応の1ビッ
トに、スレーブドライブであれば「1」マスタドライブ
であれば「0」が書き込まれると、アクセスを許可する
状態となる。そこでコマンドコントローラ12は、ホス
トコンピュータ1がマスタドライブをアクセスするため
に、アドレス1F6のXD4に対する「0」を書き込む
とき、切換スイッチ14によりマスタドライブ側として
設定されているHDDに対し、アドレス1F6のXD4
対応ビットに「0」が書きこれるように信号を演算し、
切換スイッチ14によりスレーブドライブ側として設定
されているHDDに対し、アドレス1F6のXD4対応
ビットに「1」が書き込まれるように信号を演算する。 これによって、アドレス1F6に、つまり、ドライブセ
レクトレジスタのXD4対応ビットに  「0」が書き
込まれたた側のHDDのみがアクセスを許す状態となり
、アドレス1F6に、つまり、ドライブセレクトレジス
タのXD4対応ビットに「1」が書き込まれた側のHD
Dはアクセスを許可しない状態へと遷移する。
【0028】更に、本実施例では、切換スイッチ14に
よりスレーブ側とされたHDDに対しても、ホストコン
ピュータ1からアクセスが可能となるようにコマンドコ
ントローラ6が信号の演算を行っている。即ち、ホスト
コンピュータ1はスレーブドライブをアクセスするため
に、アドレス1F6のXD4対応ビットに「1」を書き
込む動作を行う。この信号をそのままHDDに与えたの
では、内部HDD8、HDDカートリッジ9がともに実
際上はマスタドライブに設定されているのであるから、
いずれのHDDもアクセスを許可しない状態に遷移する
。そこで本実施例に係わるコマンドコントローラ12は
、ホストコンピュータ1がスレーブドライブをアクセス
するためにアドレス1F6に「1」を書き込むとき、切
換スイッチ14によりスレーブドライブ側として設定さ
れているHDDに対しアドレス1F6のXD4対応ビッ
トに「0」が書き込まれるように信号を演算し、切換ス
イッチ14によりマスタドライブ側として設定されてい
るHDDに対しアドレス1F6のXD4対応ビットに「
1」が書き込まれるように信号を演算する。これによっ
て、アドレス1F6に、つまり、ドライブセレクトレジ
スタのXD4対応ビットに「0」が書き込まれた側のH
DDがアクセスを許す状態に遷移し、他方、アドレス1
F6に、つまり、ドライブセレクトレジスタのXD4対
応ビットに「1」が書き込まれた側のHDDはアクセス
を許可しない状態へと遷移する。このように、ドライブ
セレクトレジスタのXD4対応ビットに「0」を書き込
んだ後(ホストコンピュータ1としては、スレーブドラ
イブの上記ビットに対し「1」を書き込む動作をしてい
る場合もあるが)、ホストコンピュータ1は対応のHD
Dをアクセスしてデータの読み出しデータの書き込みを
行う。このとき、データコントローラ11、コマンドコ
ントローラ12は上記アドレス1F6のXD4対応ビッ
トへの書き込みデータが「0」であったか「1」であっ
たかに基づき、データバッファ2〜5のうち対応のデー
タバッファが開かれるようにゲート信号G00〜G11
及びディレクション信号GIR2450,DIR245
1の演算作成を行い、対応の信号相互の変換を前述の演
算式により行う。かくして、ホストコンピュータ1は、
実際にはマスタドライブとして設定されている内部HD
D8とHDDカートリッジ9とに対し、マスタスレーブ
モードによりアクセスが可能となる。そして、ホストコ
ンピュータ1から見てマスタドライブとなるHDDを切
換スイッチ14により選択可能である。
【0029】上記のマスタスレーブモードで動作となる
ときの、ホストコンピュター1におけるアドレスCS1
FXNに対応するデコード前のアドレスとアドレスCS
3FXNに対応するアドレスと、リード信号IOR、ラ
イト信号IOWとの関係を次表に示す。
【0030】
【表1】
【0031】上記の表で「両方のドライブ」と記載され
ているところは、ホストコンピュータが実際にセレクト
したHDDだけでなく、もう一方のHDDにもコマンド
(IOR、IOW)が出力されることを示しており、「
現在セレクトされているドライブ」と記載されていると
ころが、ホストコンピュータ1が実際にセレクトしてい
る(ドライブセレクト信号と切換スイッチ14とで論理
演算されセレクトされた)HDDのみにアクセス可能で
あることを示す。各アドレスにはHDDの8ビットのレ
ジスタがそれぞれ対応している。
【0032】また、上記アドレスを1F6としてライト
動作を行うとき、ホストコンピュータから出力されるデ
ータXD4はデータコントローラ11によって前述の通
り論理演算され、XD40、XD41として出力される
が、切換スイッチ14によってスレーブ側とされている
HDDに対してはXD4が反転されて送られる。また、
アドレスを3F6としてライト動作を行うとき、データ
コントローラ11の論理演算によりホストコンピュータ
1から出力されるデータXD2が1から0へ変化すると
き、ドライブセレクト信号(XD4対応ビット)がホス
トコンピュータ1からのソフトウェアによるリセットに
より、リセットされる。これはXD4対応ビットを初期
設定し、HDD内部のドライブセレクトレジスタのXD
4対応ビットを「0」とし、マスタドライブに合致させ
るために用いられる。
【0033】更に、アドレスを1F7または3F6とし
てリード動作を行うとき、データコントローラ11の論
理演算により、内部HDD8とHDDカートリッジ9と
から出力されるデータXD70、XD71は論理和によ
りデータXD7とされてホストコンピュータ1へ送られ
る。ただし、この場合には、データバッファはホストコ
ンピュータ1がセレクトしたHDD側のみ開かれている
【0034】また、HDDからはIRQ140、IRQ
141によりホストコンピュータ1へ割り込み信号IR
Q14を送出し、ホストコンピュータ1のCPUに割り
込みをかけることができるが、これは、フリップフロッ
プ41(図6)の出力信号IENにより割り込みを許可
されている時のみ割り込みが可能となる。これは、コマ
ンドコントローラ13のIRQ14の論理演算より明ら
かである。
【0035】次に、保護回路7の動作を説明する。HD
Dカートリッジ9のパワーグッド信号HDPGカートリ
ッジが装着されているときに「1」、外されているとき
に「0」となる信号である。この信号に基づきデータコ
ントローラ11が既述の論理演算を行ってゲート信号G
244を出力する。つまり、HDDカートリッジ9が外
されているときゲート信号G244が「1」となり、こ
れを受けた保護回路7はその出力信号を止める。また、
コマンドコントローラ12の出力信号の出力制御も上記
HDPGにより行われる等、HDDカートリッジ9が外
されているとき、HDDカートリッジ9へ向う信号が出
力されない。従って、ホストコンピュータ1の電源が投
入されている状態で、HDDカートリッジ9を装着して
も、その回路(ハードウェア)は破壊されることがない
【0036】なお、以上の説明では、切換スイッチ14
を設けて、これを切換えることにより、マスタドライブ
側とスレーブドライブ側とのHDDを切換えるようにし
たが、ホストコンピュータ1のソフトの指示で、ホスト
コンピュータ1から信号EXCHを切換えて出力する事
も可能である。
【0037】また、本実施例では切換スイッチ14を設
けて、見かけ上のマスタドライブとスレーブドライブと
に切換えるようにしたが、一方をマスタドライブに、他
方をスレーブドライブに固定して使用するのであれば、
切換スイッチ14ではなく、固定的な所定の論理レベル
を信号EXCHとして出力するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明のハードディスク制御装置によれ
ば、HDDを2台ともマスタモードに設定したままで、
コンピュータから見た2台のHDDのドライブを設定し
得る。
【0039】また、本発明によれば、第2のハードデイ
スク装置が着脱される際に、その電源状態が変化するこ
とに基づき、コンピュータ側からの信号の突入を防止す
るようゲートがなされ第2のハードデイスク装置の回路
が保護される。このため、HDDを自由に着脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の一実施例の要部拡大図である。
【図3】本発明の一実施例の要部構成図を分割した図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の要部構成図を分割した図で
ある。
【図5】コマンドトラップ回路の要部構成図である。
【図6】コマンドトラップ回路の要部構成図である。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ 2〜5…データバッファ 6…コマンドデータ制御部 7…保護回路 8…内部HDD 9…HDDカートリッジ 10…アドレスデコーダ 11…データコントローラ 12…コマンドコントローラ 13…コマンドトラップ回路 14…切換スイッチ 代理人弁理士  長谷川  芳樹

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コンピュータと第1及び第2のハード
    ディスク装置との間に接続され、前記コンピュータと前
    記第1のハードディスク装置との間で転送されるデータ
    が一時保持される第1のデータバッファと、前記コンピ
    ュータと前記第2のハードディスク装置との間で転送さ
    れるデータが一時保持される第2のデータッバッファと
    、前記第1、第2のハードディスク装置のいずれか一方
    をマスタドライブとし他方をスレーブドライブとするか
    が設定されるドライブ設定手段と、このドライブ設定手
    段における設定に応じて前記コンピュータと前記第1、
    第2のハードディスク装置との間の制御信号の交換制御
    を行うとともに、前記第1及び第2のデータバッファの
    制御を行う制御手段とを備えるハードディスク制御装置
  2. 【請求項2】  コンピュータと第1及び第2のハード
    ディスク装置との間に接続され、前記コンピュータと前
    記第1のハードディスク装置との間で転送されるデータ
    が一時保持される第1のデータバッファと、前記コンピ
    ュータと前記第2のハードディスク装置との間で転送さ
    れるデータが一時保持される第2のデータバッファと、
    前記第1、第2のハードディスク装置のいずれか一方を
    マスタドライブとし他方をスレーブドライブとするかが
    設定されるドライブ設定手段と、このドライブ設定手段
    における設定に応じて前記コンピュータと前記第1、第
    2のハードディスク装置との間の制御信号の交換制御を
    行うとともに、前記第1及び第2のデータバッファの制
    御を行う制御手段と、前記コンピュータから送出される
    マスタドライブ側とスレーブドライブ側とのいずれかを
    選択するドライブセレクト信号を前記設定手段における
    設定に応じてそのままあるいは論理反転を行って所要の
    ハードディスク装置へ与えるドライブセレクト切換手段
    とを備えることを特徴とするハードディスク制御装置。
  3. 【請求項3】  前記ドライブ設定手段は設定状態が切
    換えられる切換部を備えることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のハードディスク制御装置。
  4. 【請求項4】  前記ドライブ設定手段は、前記コンピ
    ュータから送られる設定情報を保持する保持部を備える
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のハード
    ディスク制御装置。
  5. 【請求項5】  コンピュータと第1及び第2のハード
    ディスク装置との間に接続され、前記コンピュータと前
    記第1のハードディスク装置との間で転送されるデータ
    が一時保持される第1のデータバッフアと、前記コンピ
    ュータと前記第1のハードディスク装置との間で転送さ
    れるデータが一時保持される第2のデータバッフアと、
    前記第1、第2のハードディスク装置のいずれか一方を
    マスタドライブとし他方うスレーブドライブとするかが
    設定されるドライブ設定手段と、このドライブ設定手段
    における設定に応じて前記コンピュータと前記第1、第
    2のハードディスク装置との間の制御信号の交換制御を
    行うとともに、前記第1及び第2のデータバッファの制
    御を行う制御手段と、前記第1及び第2のハードディス
    ク装置がそれぞれマスタドライブとスレーブドライブと
    のいずれに設定された状態かが入力される入力手段と、
    前記コンピュータから送出されるマスタドライブ側とス
    レーブドライブ側とのいずれかを選択するドライブセレ
    クト信号を前記設定手段における設定及び前記入力手段
    から入力される情報に応じてそのままあるいは論理反転
    を行って所要のハードディスク装置へ与えるドライブセ
    レクト切換手段とを備えることを特徴とするハードディ
    スク制御装置。
  6. 【請求項6】  前記第2のハードディスク装置の電源
    状態に対応して前記コンピュータから前記第2のハード
    ディスク装置へ送出される信号のゲート制御を行う保護
    手段が更に備えられていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項5のいずれか1項に記載のハードディスク制御
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5828820A (en) * 1995-05-10 1998-10-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Mirror disk control method and mirror disk device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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