JPH04312008A - 表面波フィルタ - Google Patents
表面波フィルタInfo
- Publication number
- JPH04312008A JPH04312008A JP7916191A JP7916191A JPH04312008A JP H04312008 A JPH04312008 A JP H04312008A JP 7916191 A JP7916191 A JP 7916191A JP 7916191 A JP7916191 A JP 7916191A JP H04312008 A JPH04312008 A JP H04312008A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave filter
- surface wave
- input
- acoustic wave
- surface acoustic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 claims description 18
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は映像機器などに使用され
る表面波フィルタに関するものである。
る表面波フィルタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】以下に従来の表面波フィルタについて説
明する。図３は従来の表面波フィルタのチップパターン
を示すものである。図３において、１は圧電基板、２は
入力電極、３は出力電極である。
明する。図３は従来の表面波フィルタのチップパターン
を示すものである。図３において、１は圧電基板、２は
入力電極、３は出力電極である。
【０００３】以上のように構成された表面波フィルタで
は単一の周波数特性をもつが、衛星放送チューナ用フィ
ルタでは、同一の中心周波数で、違う帯域幅に切り替え
られることが求められる場合がある。
は単一の周波数特性をもつが、衛星放送チューナ用フィ
ルタでは、同一の中心周波数で、違う帯域幅に切り替え
られることが求められる場合がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来はこのような要請
に対して、二種類のフィルタを接続して切り替えていた
が、部品点数が多くなっていた。また、二つのパターン
を一つのパッケージに入れようとすると、相互間で影響
を及ぼし合いリップルが大きくなる等の特性の劣化を招
いていた。
に対して、二種類のフィルタを接続して切り替えていた
が、部品点数が多くなっていた。また、二つのパターン
を一つのパッケージに入れようとすると、相互間で影響
を及ぼし合いリップルが大きくなる等の特性の劣化を招
いていた。
【０００５】本発明は前記問題点を解決するもので、二
種類の周波数特性を一パッケージに入れた高性能の表面
波フィルタを提供することを目的とする。
種類の周波数特性を一パッケージに入れた高性能の表面
波フィルタを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の表面波フィルタは、同一圧電基板上に二つの
表面波フィルタパターンを設け、入力を共通にし、二つ
の表面波フィルタパターンの中心間距離の差を、λ／４
＋ｎλ（ｎ＝０，１，２，……，λ：中心周波数の波長
）とする構成を有している。また、この構成において、
第一の表面波フィルタパターンあるいは第二の表面波フ
ィルタパターンにダミー電極を付加し、入出力電極の電
極本数をそれぞれ等しくする構成を有している。
に本発明の表面波フィルタは、同一圧電基板上に二つの
表面波フィルタパターンを設け、入力を共通にし、二つ
の表面波フィルタパターンの中心間距離の差を、λ／４
＋ｎλ（ｎ＝０，１，２，……，λ：中心周波数の波長
）とする構成を有している。また、この構成において、
第一の表面波フィルタパターンあるいは第二の表面波フ
ィルタパターンにダミー電極を付加し、入出力電極の電
極本数をそれぞれ等しくする構成を有している。
【０００７】
【作用】この構成によって、共通に入力電極に入った電
気信号により、それぞれ表面波が発生し、それぞれの出
力電極で一部の表面波が反射されて戻ってくるが、入出
力電極の中心間隔が、λ／４＋ｎλずれているため、反
射波は１８０°ずれて入力電極に戻るため、ちょうど互
いにキャンセルされ、ＴＴＥ（トリプルトランジットエ
コー）によるリップルは発生しない。また、反射波をキ
ャンセルするためには、第一，第二の表面波フィルタパ
ターンの入出力電極の対数がそれぞれ等しいことが望ま
しい中で、必要な帯域幅によっては難しい場合があり、
その時にはダミー電極を付加することによって解決する
ことができる。
気信号により、それぞれ表面波が発生し、それぞれの出
力電極で一部の表面波が反射されて戻ってくるが、入出
力電極の中心間隔が、λ／４＋ｎλずれているため、反
射波は１８０°ずれて入力電極に戻るため、ちょうど互
いにキャンセルされ、ＴＴＥ（トリプルトランジットエ
コー）によるリップルは発生しない。また、反射波をキ
ャンセルするためには、第一，第二の表面波フィルタパ
ターンの入出力電極の対数がそれぞれ等しいことが望ま
しい中で、必要な帯域幅によっては難しい場合があり、
その時にはダミー電極を付加することによって解決する
ことができる。
【０００８】
【実施例】（実施例１）以下本発明の一実施例について
、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の一実施
例における表面波フィルタを示すものである。図１にお
いて、１１は圧電基板１２は前記圧電基板１１上に設け
られた第一の表面波フィルタパターン、１３は同じく圧
電基板１１上に設けられた第二の表面波フィルタパター
ンで、前記第一の表面波フィルタパターン１２と中心周
波数がほぼ等しい。１４は共通入力電極、１５および１
６はそれぞれ第一，第二の表面波フィルタパターンの出
力電極である。ここで、前記第一の表面波フィルタパタ
ーン１２の入出力電極間距離ｌ１と、前記第二の表面波
フィルタパターン１３の入出力間距離ｌ２とは、｜ｌ１
−ｌ２＝λ／４＋ｎλ（ｎ＝０，１，２，……，λ：中
心周波数の波長で、図ではｎが０。）となっている。
、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の一実施
例における表面波フィルタを示すものである。図１にお
いて、１１は圧電基板１２は前記圧電基板１１上に設け
られた第一の表面波フィルタパターン、１３は同じく圧
電基板１１上に設けられた第二の表面波フィルタパター
ンで、前記第一の表面波フィルタパターン１２と中心周
波数がほぼ等しい。１４は共通入力電極、１５および１
６はそれぞれ第一，第二の表面波フィルタパターンの出
力電極である。ここで、前記第一の表面波フィルタパタ
ーン１２の入出力電極間距離ｌ１と、前記第二の表面波
フィルタパターン１３の入出力間距離ｌ２とは、｜ｌ１
−ｌ２＝λ／４＋ｎλ（ｎ＝０，１，２，……，λ：中
心周波数の波長で、図ではｎが０。）となっている。
【０００９】以上のように構成された表面波フィルタに
ついて、その動作を説明する。まず、共通入力電極１４
に入った電気信号によって励振された表面波は、第一の
表面波フィルタパターン１２、第二の表面波フィルタパ
ターン１３に沿って伝播し、それぞれの出力電極１５，
１６によって一部反射され、共通入力電極１４に戻る。 この時、第一の表面波フィルタパターン１２と第二の表
面波フィルタパターン１３の入出力電極の中心間隔が、
λ／４＋ｎλずれているため、反射波は１８０°ずれて
共通入力電極１４に戻ることになり、ちょうど互いにキ
ャンセルされ、ＴＴＥによるリップルは発生しないもの
となる。
ついて、その動作を説明する。まず、共通入力電極１４
に入った電気信号によって励振された表面波は、第一の
表面波フィルタパターン１２、第二の表面波フィルタパ
ターン１３に沿って伝播し、それぞれの出力電極１５，
１６によって一部反射され、共通入力電極１４に戻る。 この時、第一の表面波フィルタパターン１２と第二の表
面波フィルタパターン１３の入出力電極の中心間隔が、
λ／４＋ｎλずれているため、反射波は１８０°ずれて
共通入力電極１４に戻ることになり、ちょうど互いにキ
ャンセルされ、ＴＴＥによるリップルは発生しないもの
となる。
【００１０】（実施例２）以下本発明の第２の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図２は本発明の
第２の実施例を示す表面波フィルタである。図２におい
て、２１は圧電基板、２２は第一の表面波フィルタパタ
ーン、２３は第二の表面波フィルタパターン、２４は共
通入力電極、２５および２６は出力電極で、以上は図１
の構成と同様なものである。図１の構成と異なるのは、
電極の対数が少ない第一の表面波フィルタパターン２２
側にダミー電極２７を付加した点である。
ついて、図面を参照しながら説明する。図２は本発明の
第２の実施例を示す表面波フィルタである。図２におい
て、２１は圧電基板、２２は第一の表面波フィルタパタ
ーン、２３は第二の表面波フィルタパターン、２４は共
通入力電極、２５および２６は出力電極で、以上は図１
の構成と同様なものである。図１の構成と異なるのは、
電極の対数が少ない第一の表面波フィルタパターン２２
側にダミー電極２７を付加した点である。
【００１１】すなわち、反射波をキャンセルするために
は、第一の表面波フィルタパターン２２、第二の表面波
フィルタパターン２３の入出力電極の対数がそれぞれ等
しいことが望ましいが、必要な帯域幅によっては難しい
場合がある。その場合には、対数の少ないほうにダミー
電極２７を付加することによって、実効的に等しくする
ことができる。
は、第一の表面波フィルタパターン２２、第二の表面波
フィルタパターン２３の入出力電極の対数がそれぞれ等
しいことが望ましいが、必要な帯域幅によっては難しい
場合がある。その場合には、対数の少ないほうにダミー
電極２７を付加することによって、実効的に等しくする
ことができる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明は、同一圧電基板上
に二つの表面波フィルタパターンを設け、入力電極を共
通にし、それぞれの入出力電極間隔を、λ／４＋ｎλず
らすことにより、相互間の影響によるリップル等の特性
の劣化を防ぐことができ、高性能の表面波フィルタを実
現できるものである。
に二つの表面波フィルタパターンを設け、入力電極を共
通にし、それぞれの入出力電極間隔を、λ／４＋ｎλず
らすことにより、相互間の影響によるリップル等の特性
の劣化を防ぐことができ、高性能の表面波フィルタを実
現できるものである。
【図１】本発明の第１の実施例における表面波フィルタ
のチップパターンを示す図
のチップパターンを示す図
【図２】本発明の第２の実施例における表面波フィルタ
のチップパターンを示す図
のチップパターンを示す図
【図３】従来の表面波フィルタのチップパターンを示す
図
図
１１，２１ 圧電基板
１２，２２ 第一の表面波フィルタパターン１３，２
３ 第二の表面波フィルタパターン１４，２４ 共
通入力電極 １５，１６，２５，２６ 出力電極 ２７ ダミー電極
３ 第二の表面波フィルタパターン１４，２４ 共
通入力電極 １５，１６，２５，２６ 出力電極 ２７ ダミー電極
Claims (3)
- 【請求項１】同一圧電基板上に第一の表面波フィルタパ
ターンと前記第一の表面波フィルタパターンと中心周波
数がほぼ等しい第二の表面波フィルタパターンを設け、
前記第一の表面波フィルタパターンと前記第二の表面波
フィルタパターンの入力電極を共通にし、かつ前記第一
の表面波フィルタパターンの入出力電極間距離ｌ１と前
記第二の表面波フィルタパターンの入出力電極間距離ｌ
２が、｜ｌ１−ｌ２｜＝λ／４＋ｎλ（ｎ＝０，１，２
，……，λ：中心周波数の波長）であることを特徴とす
る表面波フィルタ。 - 【請求項２】第一の表面波フィルタパターンと第二の表
面波フィルタパターンの入出力電極の対数がそれぞれ等
しいことを特徴とする請求項１記載の表面波フィルタ。 - 【請求項３】第一の表面波フィルタパターンあるいは第
二の表面波フィルタパターンにダミー電極を付加し、入
出力電極の電極本数をそれぞれ等しくしたことを特徴と
する請求項１記載の表面波フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7916191A JPH04312008A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 表面波フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7916191A JPH04312008A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 表面波フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04312008A true JPH04312008A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=13682236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7916191A Pending JPH04312008A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 表面波フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04312008A (ja) |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP7916191A patent/JPH04312008A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4044321A (en) | Surface acoustic wave band pass filtering | |
| US4066985A (en) | Television IF filter constructed in accordance with the surface wave principle | |
| JPH0758585A (ja) | 弾性表面波フィルタ | |
| JPS62261211A (ja) | フイルタ | |
| US5793266A (en) | Differential input and/or differential output, transversely-coupled surface acoustic wave filter | |
| US5349260A (en) | Two track surface wave arrangement with improved selection property | |
| JPS5931890B2 (ja) | 弾性表面波フイルタ | |
| JPH04312008A (ja) | 表面波フィルタ | |
| JP3196499B2 (ja) | 表面波共振子 | |
| US4733207A (en) | Surface acoustic wave filters | |
| JP3106924B2 (ja) | 表面波共振子 | |
| JPS5855692Y2 (ja) | 表面波フイルタ | |
| JPH04196809A (ja) | 弾性表面波装置、及びそれを用いた通信装置 | |
| JP2583384B2 (ja) | 内部反射形一方向性弾性表面波変換器及びこれを用いた電子装置 | |
| JP2574828B2 (ja) | 弾性表面波装置 | |
| JPS5846887B2 (ja) | 表面波フイルタ−装置 | |
| JPS6130338Y2 (ja) | ||
| JPS6150536B2 (ja) | ||
| JPS5830216A (ja) | 弾性波装置 | |
| JPH01252015A (ja) | 弾性表面波トランスデューサ | |
| JPS641793Y2 (ja) | ||
| JP3449034B2 (ja) | 弾性表面波共振子 | |
| JPS6117172B2 (ja) | ||
| JP2002368578A (ja) | 圧電フィルタ | |
| JPH1056353A (ja) | 弾性表面波フィルタ |