JPH04311894A - 磁気ディスクユニットのシールド構造 - Google Patents
磁気ディスクユニットのシールド構造Info
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- JPH04311894A JPH04311894A JP7761291A JP7761291A JPH04311894A JP H04311894 A JPH04311894 A JP H04311894A JP 7761291 A JP7761291 A JP 7761291A JP 7761291 A JP7761291 A JP 7761291A JP H04311894 A JPH04311894 A JP H04311894A
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- Japan
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- packing
- magnetic disk
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- disk unit
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型磁気ディスクユニ
ットのシールド構造に関する。最近、特に情報量の増大
と情報処理の高速化に伴い高密度に磁気記録が行われた
小型の磁気デイスク装置が多く使用されており、この磁
気デイスク媒体に対して磁気ヘッドによる読み取り,お
よび書き込みの信頼性が重要となるので、磁気ヘッドに
誤動作を発生させる電磁波の侵入を防止する新しい磁気
ディスクユニットのシールド構造が要求されている。
ットのシールド構造に関する。最近、特に情報量の増大
と情報処理の高速化に伴い高密度に磁気記録が行われた
小型の磁気デイスク装置が多く使用されており、この磁
気デイスク媒体に対して磁気ヘッドによる読み取り,お
よび書き込みの信頼性が重要となるので、磁気ヘッドに
誤動作を発生させる電磁波の侵入を防止する新しい磁気
ディスクユニットのシールド構造が要求されている。
【0002】
【従来の技術】従来広く使用されている磁気ディスクユ
ニットの構造は、図4に示すように内部が空洞となるよ
うに軽金属,例えばアルミニウムダイキャストのベース
2とカバー3を成型してそれぞれの締結部端面を平面状
に加工し、このベース2の上部に基板1を固着するとと
もに内部に図示していないハードディスクを収納して、
ベース2とカバー3のそれぞれ締結面を合成ゴムよりな
るパッキン4に密着させて図示していないボルト等で締
結して密封することにより外部からの塵埃侵入を防止で
きるように構成されている。
ニットの構造は、図4に示すように内部が空洞となるよ
うに軽金属,例えばアルミニウムダイキャストのベース
2とカバー3を成型してそれぞれの締結部端面を平面状
に加工し、このベース2の上部に基板1を固着するとと
もに内部に図示していないハードディスクを収納して、
ベース2とカバー3のそれぞれ締結面を合成ゴムよりな
るパッキン4に密着させて図示していないボルト等で締
結して密封することにより外部からの塵埃侵入を防止で
きるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の構
造で問題となるのは、ベース2とカバー3の内部を密封
するパッキン4は汎用の合成ゴムより成形されているた
め、このパッキン4により形成されるベース2とカバー
3の隙間から外部の有害な電磁波が筐体内部に侵入して
、磁気ディスクのヘッドを構成するコイルにこの電磁波
によるノイズが乗って情報の読み取り,或いは書き込み
ミス等の誤動作が発生するという問題が生じている。
造で問題となるのは、ベース2とカバー3の内部を密封
するパッキン4は汎用の合成ゴムより成形されているた
め、このパッキン4により形成されるベース2とカバー
3の隙間から外部の有害な電磁波が筐体内部に侵入して
、磁気ディスクのヘッドを構成するコイルにこの電磁波
によるノイズが乗って情報の読み取り,或いは書き込み
ミス等の誤動作が発生するという問題が生じている。
【0004】本発明は上記のような問題点に鑑み、外部
から有害な電磁波の侵入防止が簡単且つ、安価に行える
新しい磁気ディスクユニットのシールド構造の提供を目
的とする。
から有害な電磁波の侵入防止が簡単且つ、安価に行える
新しい磁気ディスクユニットのシールド構造の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1(a)
に示すように弾性を有するパッキン4を介して導電性を
有するベース2とカバー3の接合面を密着させて締結し
、図1(b) に示す如く当該パッキン4の全外側面を
弾性と導電性の優れたシールド板15に成形した櫛状の
突起15bにより覆うように構成する。
に示すように弾性を有するパッキン4を介して導電性を
有するベース2とカバー3の接合面を密着させて締結し
、図1(b) に示す如く当該パッキン4の全外側面を
弾性と導電性の優れたシールド板15に成形した櫛状の
突起15bにより覆うように構成する。
【0006】
【作用】本発明では、ベース2とカバー3の接合面の間
に弾性を有するパッキン4を介在させて締結しているか
ら従来と同様に外部からの塵埃侵入を遮蔽でき、また介
在した該パッキン4の全外側面を導電性の優れたシール
ド板15の櫛状突起15bで覆っているので、パッキン
4からベース2とカバー3の内部に侵入しようとする有
害な電磁波を遮断することが可能となる。
に弾性を有するパッキン4を介在させて締結しているか
ら従来と同様に外部からの塵埃侵入を遮蔽でき、また介
在した該パッキン4の全外側面を導電性の優れたシール
ド板15の櫛状突起15bで覆っているので、パッキン
4からベース2とカバー3の内部に侵入しようとする有
害な電磁波を遮断することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図3について本発明の実施例を
詳細に説明する。図1は第一実施例による磁気ディスク
ユニットのシールド構造を示す図、図2は第二実施例の
シールド構造を示す断面図、図3は第三実施例のパッキ
ンの拡大断面図を示し、図中において、図4と同一部材
には同一記号が付してあるが、その他の15は金属より
成型したベースとカバーの内部に有害な電磁波の侵入を
防止するシールド板, 24,34 は前記ベースとカ
バーのそれぞれ接合面に密着させ内部を密封するパッキ
ンである。
詳細に説明する。図1は第一実施例による磁気ディスク
ユニットのシールド構造を示す図、図2は第二実施例の
シールド構造を示す断面図、図3は第三実施例のパッキ
ンの拡大断面図を示し、図中において、図4と同一部材
には同一記号が付してあるが、その他の15は金属より
成型したベースとカバーの内部に有害な電磁波の侵入を
防止するシールド板, 24,34 は前記ベースとカ
バーのそれぞれ接合面に密着させ内部を密封するパッキ
ンである。
【0008】シールド板15は、図1(a) に示すよ
うに導電性と弾性の優れた金属,例えば燐青銅あるいは
ベリリウム銅の薄板から、カバー3の各外側面と等しい
長さで当該カバー3の結合面にパッキン4を密着させた
高さより若干大きな幅を有する短冊状に成形し、その一
側縁に一定幅,例えば5mm以下の溝15aを一定のピ
ッチで形成することにより矩形状の突起15bを櫛状に
配列させ、その各突起15bを図1(b) に示す如く
波形に成形して先端部がベース2の側面と接触するよう
に形成している。
うに導電性と弾性の優れた金属,例えば燐青銅あるいは
ベリリウム銅の薄板から、カバー3の各外側面と等しい
長さで当該カバー3の結合面にパッキン4を密着させた
高さより若干大きな幅を有する短冊状に成形し、その一
側縁に一定幅,例えば5mm以下の溝15aを一定のピ
ッチで形成することにより矩形状の突起15bを櫛状に
配列させ、その各突起15bを図1(b) に示す如く
波形に成形して先端部がベース2の側面と接触するよう
に形成している。
【0009】パッキン24は、図2に示すように金属よ
り成型して平面状に加工されたベース2とカバー3のそ
れぞれ接合面に密着できる寸法に、経時劣化の少なく導
電性を有する合成ゴムよりエンドレス状に成形したもの
である。
り成型して平面状に加工されたベース2とカバー3のそ
れぞれ接合面に密着できる寸法に、経時劣化の少なく導
電性を有する合成ゴムよりエンドレス状に成形したもの
である。
【0010】パッキン34は、ニッケルメッキを施した
軟銅細線から例えば5mmピッチ以下の網目に織ったシ
ールド金網34−1を断面がS字状となるように折り曲
げて、上記パッキン24と同様にベース2とカバー3の
それぞれ接合面に密着できる寸法となるように弾性を有
する合成ゴムよりエンドレス状に成形して、そのベース
2とカバー3の接合面に接触するようにシールド金網3
4−1のS字状両端部を合成ゴム材から露出させたもの
である。
軟銅細線から例えば5mmピッチ以下の網目に織ったシ
ールド金網34−1を断面がS字状となるように折り曲
げて、上記パッキン24と同様にベース2とカバー3の
それぞれ接合面に密着できる寸法となるように弾性を有
する合成ゴムよりエンドレス状に成形して、そのベース
2とカバー3の接合面に接触するようにシールド金網3
4−1のS字状両端部を合成ゴム材から露出させたもの
である。
【0011】上記部材を使用した磁気ディスクユニット
のシールド構造の第一実施例は、図1(a) および(
b) に示すようにシールド板15に形成した突起15
bがベース2の外側面に接触するように当該シールド板
15をカバー3の各外側面に固着して電気的に導通させ
て、従来と同様に合成ゴムのパッキン4を介してベース
2とカバー3のそれぞれ締結面を密着させて図示してい
ないボルト等で締結することにより、シールド板15の
各突起15bで上記パッキン4の側面を覆うとともにベ
ース2の各外側面と導通するように構成している。
のシールド構造の第一実施例は、図1(a) および(
b) に示すようにシールド板15に形成した突起15
bがベース2の外側面に接触するように当該シールド板
15をカバー3の各外側面に固着して電気的に導通させ
て、従来と同様に合成ゴムのパッキン4を介してベース
2とカバー3のそれぞれ締結面を密着させて図示してい
ないボルト等で締結することにより、シールド板15の
各突起15bで上記パッキン4の側面を覆うとともにベ
ース2の各外側面と導通するように構成している。
【0012】また、第二実施例のシールド構造は、図2
に示すように導電性を有するゴムパッキン24を介して
ベース2とカバー3のそれぞれ締結面を密着させて、図
示していないボルト等で締結することによりベース2と
カバー3が導通するように構成する。
に示すように導電性を有するゴムパッキン24を介して
ベース2とカバー3のそれぞれ締結面を密着させて、図
示していないボルト等で締結することによりベース2と
カバー3が導通するように構成する。
【0013】更に、第三実施例のシールド構造は、図3
に示すようにシールド金網34−1のS字状両端部を合
成ゴム材から露出させたパッキン34を介して、図2に
示す第二実施例と同様にベース2とカバー3のそれぞれ
締結面を密着させて締結することにより、パッキン34
の両面より露出したシールド金網34−1でベース2と
カバー3が導通するように構成している。
に示すようにシールド金網34−1のS字状両端部を合
成ゴム材から露出させたパッキン34を介して、図2に
示す第二実施例と同様にベース2とカバー3のそれぞれ
締結面を密着させて締結することにより、パッキン34
の両面より露出したシールド金網34−1でベース2と
カバー3が導通するように構成している。
【0014】その結果、弾性を有するゴムパッキンを介
在させてベース2とカバー3を締結するとともに導電物
質を介してベース2とカバー3を導通させているから、
外部からの有害な電磁波侵入を防止することができる。
在させてベース2とカバー3を締結するとともに導電物
質を介してベース2とカバー3を導通させているから、
外部からの有害な電磁波侵入を防止することができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば極めて簡単な構成で、外部から有害な電磁波侵入
を防止することができる等の利点があり、著しい経済的
及び、信頼性向上の効果が期待できる磁気ディスクユニ
ットのシールド構造を提供することができる。
よれば極めて簡単な構成で、外部から有害な電磁波侵入
を防止することができる等の利点があり、著しい経済的
及び、信頼性向上の効果が期待できる磁気ディスクユニ
ットのシールド構造を提供することができる。
【図1】 本発明の第一実施例による磁気ディスクユ
ニットのシールド構造を示す図である。
ニットのシールド構造を示す図である。
【図2】 第二実施例のシールド構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】 第三実施例のパッキンを示す拡大断面図で
ある。
ある。
【図4】 従来の磁気ディスクユニットの構造を示す
断面図である。
断面図である。
1は基板、
2はベース、
3はカバー、
4, 24, 34はパッキン、
15はシールド板
15aは溝、
15bは突起、34−1はシールド金網
、
15bは突起、34−1はシールド金網
、
Claims (3)
- 【請求項1】 弾性を有するパッキン(4) を
介して導電性を有するベース(2) とカバー(3)
の接合面を密着させて締結し、当該パッキン(4) の
全外側面を導電性の優れたシールド板(15)の一辺側
に配列した櫛状の突起(15b) により覆ったことを
特徴とする磁気ディスクユニットのシールド構造。 - 【請求項2】 導電性の優れたゴムパッキン(2
4)を介して上記ベース(2)と該カバー(3) を締
め付けたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク
ユニットのシールド構造。 - 【請求項3】 上記パッキンは、弾性を有するゴ
ム内に柔軟性を有するシールド金網(34−1)を埋設
したことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスクユニ
ットのシールド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7761291A JP2910289B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 磁気ディスクユニットのシールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7761291A JP2910289B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 磁気ディスクユニットのシールド構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04311894A true JPH04311894A (ja) | 1992-11-04 |
JP2910289B2 JP2910289B2 (ja) | 1999-06-23 |
Family
ID=13638740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7761291A Expired - Fee Related JP2910289B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 磁気ディスクユニットのシールド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2910289B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04132697U (ja) * | 1991-05-15 | 1992-12-09 | テイアツク株式会社 | 電子装置用ガスケツト及びこれを使用した電子装置のシールド構造 |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP7761291A patent/JP2910289B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04132697U (ja) * | 1991-05-15 | 1992-12-09 | テイアツク株式会社 | 電子装置用ガスケツト及びこれを使用した電子装置のシールド構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2910289B2 (ja) | 1999-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990309 |
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