JPS5922219A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気ヘッドに関し、特に磁気記録媒体くノ である磁気ディスク表面に摺接して情報の記録１１生等
を行なう磁気ヘッドに関するものである。

この種の磁気ヘッドは、電子計算機やマイクロコンピュ
ータ、測定器等の外部記憶装置として広く用いられてい
る磁気ディスク装置に備えられている。

このような磁気ヘッドの構造は第１図、第２図に示した
ようになっている。

第１図に示すように、磁気記録媒体である磁気ディスク
１（説明を簡単にするために磁気デ・ｆス（ツ ク１保護用のカバーは省略、不図示）は中心に開「−」
部１ａを形成された円板形状を成しており、開（」部１
ａに歌合へれる不図示の駆動手段の回転軸の回転により
、矢印２の方向へ回転する。

磁気ディスク１の下ＩＴＪ］　（Ｉｌｌには磁気ヘッド
３、上面側にはアース、５の底部に支持された磁気ヘッ
ド６が配置されており、情報の記録再生時にはそれぞれ
に形成された磁気ギヤノブ４が磁気ディスク１の表面に
摺接するように、磁気ｊ′イスク１面上に移動する。

磁気ヘッド３の磁気キャップ４の摺接により磁気ディス
ク１の表面上に形成されるトラック３ａ及び、磁気ヘッ
ド６の不図示の磁気ギャップの摺接により形成されるト
ラック６ａに情報の記録。

再生、消去が行なわれる。トラック３ｉ及び６ａは互い
に対向してはおらず、その間に４トラック分の間隔を置
いて形成される。

第２図には磁気ディスク１に摺接する磁気ヘツド３，６
の第１図中矢印８方向から見た詳しい）１．＋７７造が
示されている（解り易くするためにアーム５は図示を省
略）。

磁気ディスク１の上面に当接して配置される磁気ヘッド
６は、銅合金またはステンレス等から成る弾性板９を基
板としてその上下に組み立て６ｔｔ。

構成され、また弾性板９は不図示のアーｌ、５に端部を
固定（されており、磁気ヘッドの支持体でもある。スペ
ー９１２’ａを挾持したフロントコア半体１０、ａ、ｌ
ｌａは弾性板９に挿通されており、弾性板９の下面側に
突出した部分は、弾性板９に固定されたマスクブロック
１４とマスクブロック１３に挾持されている。弾性板９
の上面側に突出したフロントコア半休１０ａ、ｌｌａの
部分にはコイル１５が装着されており、コイル１５の端
部は、弾性板１９に一端を固定されたフレキンプルプリ
ント板１６に形成された接続部１７ａ　に７・ング付け
されて接続されている。

マスクブロック１４のフロントコア、１１ａに隣接した
部分には凹部１４ａが形成されており、マスクブロック
１４は四部１４ａを除いた部分の底面で磁気ディスク１
を上方に押圧し、−ｔの抑圧部分に対向した位置には磁
気ヘッド３の磁気ギー・ツブ４が配置されているのて、
そこｖｃｌ・ラック３ａが形成さ）′Ｌる。

一方磁気ディスク１の下面に当接して配置される磁気ヘ
ット３は不図示のノロ／トコアやコイルがケース３ｂに
収納されて構成されており、その干坦な上面の中央より
若干右寄りに磁気ギャップ・４（第２図には不図示〕が
形成されている。捷だ土面のノＥ佃の部分は磁気ヘッド
６の不図示の磁気ギヤノブと対向し、磁気ディスク１を
上方へ抑圧−ｒるので、磁気ディスク１の上面にトラッ
ク６ａあ゛−影形成れる。

ところが以上のような構造の磁気ヘッド３，６ては、磁
気ディスク装置に他の関連機器と共に実装した場合に、
−磁気ディスク装置及び関連機器に備えられたトランス
やコイル等が磁気ノイズを発生ずるとともに他の要因に
より静電ノイズも発生し、これらのノイズを磁気ヘッド
３．６のフロントコアやコイルが拾ってし１う。

このため磁気ディスク装置による記銭、再生時に誤動作
が生じたり、ノイズによる異常な記録が行なわれてし１
う等の不都合が生じてしまう。

このことを防止するためには磁気へ・ラド３，６のフロ
ントコアやコイルをパーマロイ等の高透磁率月料からな
るシールド部材で覆ってシールドすることが効果的であ
る。

従来、磁気ヘッド３．についてはケース３ｂ自体をシー
ルド部材で形成するか、またはケース３ｂ内にシールド
材を設けてフロントコアやコイルをシールドすることが
行なわれており、磁気ヘッド６についてはアーム５の部
分にシールド祠を設けて、磁気ヘッド６の内の弾性板９
より」二の部分をシールドすることか行なわれている。

しかしながら、磁気ヘッド６の内の弾性板９より磁気デ
ィスク１側に突出した部分のフロントコア半休１０ａ、
ｌｌａ、等をシールドすることは、技術的に困難なため
行なわれていなかった。

そのため、このシールドされていない部分で磁気ヘッド
６は磁気ノイズや静電ノイズを拾ってしまい、先述した
欠点は解消されなかった。

本発明は以上のような事情を鑑みてなされた・もので、
磁気ディスク装置中の磁気ノイズや静電ノイズを拾うこ
とのない磁気ヘッドを提供することを目的としている。

この目的を達成するために、本発明にあっては弾性板か
ら磁気ディスク側に突出した部分を高透磁率祠料から成
るンールト部材で包囲した構成を採用した−０ 以１下図面に示された実施例に基づいて本発明の詳細な
説明１−る。各図中で第１図及び第２図と相当するもの
には同一の符号が付しである。

第３図には本発明の磁気ヘッドの基板であり支持板でも
ある弾性板９が示され−Ｃいる。弾性板９は銅合金（Ｂ
ｅ−Ｃｕ）ｔたはＳＵＳ材の厚さ５０μｍ程度の板から
形成されており、その形状は略長方形で前部に突出した
舌部と後部に、前述のアームに取すイ」けるための取付
穴９ａ、　９ｂ、　９ｃが形成されている。更に前部に
は両端を橋渡しされた略長方形状のコア保持部２０が周
囲を打ち抜かれて形成されている。コア保持部２０の前
部には後述するコア及びスペーサを挿通させるための２
個の長方形の孔部２０ａ、２０ｂが形成されている。な
お図に示す弾性板９の表面が磁気ディスクに対面する面
となる。

第４図に示すように、弾性板９のコア保持部２０の側縁
に沿って、パーマロイ等の高透磁不利から形成された長
方形の枠形状のシールド部２１が貼り付は等により固定
される。シールド部２１によって仕切られる空間部２１
ａに後述するフロントコア、スペーザ、マスクブロック
等が配置ミれる。

第５図（ト）、（Ｂ）は磁気ヘッドの全部品の組立て構
造を示すものである。

第５図（５）に符号１０’ａ、　１０ｂ、　ｌｌａ、　
ｌｌｂ、　１８ａ。

１８ｂで示されるものはそれぞれフロントコア半休であ
り、フェライト等の高透磁率物質から形成され略り字形
の板形状をなしている。またフロントコア半休の１０ａ
とｌｌａは互いに相似形、１０１）と１１ｂも互いに相
似形である。１だ符号１２ａ。

１２ｂ、１２ｃで示されろものはセラミックのスペーサ
である。

間にスペーサ１２ａを挾持したノ［Ｊントコア半休１０
ａ、ｌｌａと、間にフロントコア半休＋８ａ”ａ挾持し
たフロノドコア半休１０１３．１１１）とが突き合わさ
れ、下部１に消去用の磁気ギャップｇ＋ｇが形成される
。

一方、ノロントコア半体１８ａはノロ／トコア半休＋８
ｂ　と突き合わされ下１１１］に記録、再生用の不図示
の磁気ギヤノブ〆が形成される。フロントコア半体１８
ａ、１８ｂの下部の両側はスペーサ１２ｂ。

１２ｃにより挾持さＩｔ、る。

更にノロントコア半体１０ａ、１０ｂの下部及びスペー
サ１２１）の側面にセラミックの長方形の板形状のマス
クブロック１３を当接して固定し、フロントコア半体１
１ａ、１１ｂの下部及びスペーサ１２ｃの側面に、凹部
１４ａを形成−さＨｔだ長方形の台形状のセラミックの
マスクブロック１４を当接し固定する。

一方第５図の）に示されるように、弾性板９のシールド
部２１が固定された面め反対側のコア保持部２０の後端
部即ち図中斜線で示される接着部１６ａに、長方形で鋼
メッキの配線部１７を表面に形成されたフレキシブルプ
リント板１６の、配線部１７の接続部１７ａが形成され
た前端部が、エボキ／樹脂等により接着される。（図中
一点鎖線で示されたようになる。） この後に、コア保持部２０の孔部２０ａに先述フロント
コア等の組立体のフロントコア半休１０ｂ。

１１ｂ、１８ａ、１８ｂを図中の矢印Ｃ方向から挿通し
、孔部２０ｂにフロントコア半（４ｉ０ａ、ｌｌａ、ス
ペーサ１２ａを挿通させ、第４図中の空間部２１ａに組
立体を嵌合させ、コア保持部２１ａの底面にマスクブロ
ック１３．１４の上１■を固定する。

更に孔部２０ｂから突き出たフロントコア半休１０ａ、
ｌｌａとスペーサ１２ａに消去磁界発生用のコイル１５
をはめ込む。そして、フェライトからなり転字形のバッ
クコア１０を、フロントコア半体１０ａ、ｌｌａおよび
スペーサ１２ａの」二面と、孔部２０ａから突き出たフ
ロントコア半休１０ｂ。

１１ｂ、１８ａのイＩ！！１１７ｍに当接して固定する
。

−ツバ孔部２０ａから突き出た）［ｊ／トコア半体１８
ｂに記録、再生磁界発生用のコイル１９をはめ込む。そ
してフェライトからなり長方形の板形のバックコア１８
をフロントコア半体１８ａ。

１８１〕の（ｌｌ１面に当接して固定ｊ−る。

最後にコイル１５の端部＋５ａ、＋５ｂとコイル１９の
端部１９ａ、１９ｂ、１９ｃをフレキシブフレプリント
基板１６の接続部１７ａの内の所定のものにハンダ刊け
して接続する。

以上の説明の組みヴて構造になる本発明の磁気ヘッドの
、弾性板９から磁気ディスク（１１１１に突出し見 た部分の構造か６図に示しである。

すなわち、ギャップｇ、ｇ’を形成しているフロントコ
ア半体１０ａ、　１０ｂ、　ｌｌａ、　ｌｌｂ、、１８
ａ、１８ｂとスペーサ１２ａ、１２ｂ、１２ｃおよびそ
れらを挾持するマスクブロック１３．１４の全体の周囲
がシールド部２１によって包囲された構造となる。

第７図は十発叫侍番奉磁気ディスク１を摺接する本発明
の磁気ヘッド６′が示されている。

−ｆなわちフロントコア半休１０　ａ、　１１　ａ、ス
ペーサ１２ａ、マスクブロツク１３．１４の下端（６鼓
気デイスク１に対する摺接部分）はシールド部２１の下
端から、ごくわずかなりリアランスｔのχ１−法たけ露
出した状態で磁気ディスク１を摺接する。

このクリアランスｔの寸法は、磁気ディスク１にシール
ド部２１が接触してキズをつけることを防ぐために最小
限必要な寸法とすれば良い。

従ってフロントコア半体１０ａ、１ｌａ（不図示の１０
ｂ、ｌｌｂ、１８ａ、１８ｂも含めて）は、弾性板９か
ら磁気ディスク側に突出した部分の殆んどをシールド部
２１に遮蔽される。その露出部分の」−法はごく僅かな
りリアランス寸法ｔだけとなる。

したがって磁気ディスク装置内に発生する石１気ノイズ
、静電ノイズを拾ってしまうフロントコア半休の÷どの
部分がシールド部２１によって６１１　’Ａｔ的にシー
ルドされるため、フロントコア半体力１石任気ノイズ、
静電ノイズを拾う量はごく僅かなものとなる。

なお、本実施例にあってはシールド部２１をあらかしめ
弾性板９に固定したが、シールド部２１をフロントコア
半休、スペーサ・−マスクブ「１ツクの組立体にあらか
じめ固定した後ＶＣ弾性板９に固定してもよい。

また、本実施例にあってはシールド部２１を弾性板９の
磁気ディスク（１４１１にだけ設けたが、その反；ｔ　
ａｔにも設けその側のノロントコア半休とコイルもンー
ルドーづ−ることにより、更に磁気ヘッド全体のシール
ド効果を」二げることもできろ。

以上の説明から明らかなように本発明にあっては、少な
くとも弾性板から磁気ディスク側に突出した部分を冒透
磁不利料から成るシールド電相で包囲した構成を採用し
たので、その突出部分が拾う磁気ディスク装置中の磁気
ノイズや静電）・イズの量はごく僅かになる。

従って磁気ヘッドが磁気ディスク装置中の磁気ノイズや
静電ノイズを拾う事によって生じる磁気デーｆスク装置
の誤動作やノイズによる異常な記録等を防止することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来構造を説明する斜視図および側面
図、第３図から第７図は本発明の詳細な説明するもので
、第３図は弾性板の斜視図、第４図はシールド部を取り
付けた弾性板の斜視図、第５図＋Ａ）、　ｍ＞は全体の
部品の組立て構造を説明する斜視図、第６図は弾性板か
ら磁気ディスク側に突出する部分の構造を示す斜視図、
第７図は磁気ディスクへ摺接する磁気ヘッドの側面図で
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 支持用の弾性板から突出した部分にす成された磁気ギャ
   ップを磁気ディスクに摺接して情報の記録再生を行なう
   磁気ヘッドにおいて、少くとも前記弾性板から磁気ディ
   スク側に突出した部分を高透磁率月料からなる　　　゛
   　　　　　　シールド部祠で包囲したことを特徴とする
   磁気ヘッド。