JPH0431185A - 自動車用ダッシュパネル - Google Patents
自動車用ダッシュパネルInfo
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- JPH0431185A JPH0431185A JP2137462A JP13746290A JPH0431185A JP H0431185 A JPH0431185 A JP H0431185A JP 2137462 A JP2137462 A JP 2137462A JP 13746290 A JP13746290 A JP 13746290A JP H0431185 A JPH0431185 A JP H0431185A
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は吸音・制振性能に優れかつ組立時の作業性にも
優れた自動車のダッシュパネルにかかるものである。
優れた自動車のダッシュパネルにかかるものである。
(従来技術)
従来よりダッシュパネルは鋼板製であり、自動車の車体
に直接溶接され、その上でアスファルト系制振材及び割
振材用拘束板を積層した拘束型制振材を接合していた。
に直接溶接され、その上でアスファルト系制振材及び割
振材用拘束板を積層した拘束型制振材を接合していた。
そして、その後塗装工程を経て組み立てラインに送られ
、そこでダッシュインシュレーターや他の多くの補器類
が取り付けられていた。
、そこでダッシュインシュレーターや他の多くの補器類
が取り付けられていた。
これらは狭い車内での組付け作業の上に、ダッシュイン
シュレーターが自立性のない柔らかい部品であるために
、ロボット等による自動化は難しく、作業者は重労働を
余儀な(される上に各種の補器類の取付けのために多く
の時間を要することとなっていた。このためダッシュパ
ネル、ダッシュインシュレーション及び補器類の取付け
の工程の簡素化が望まれていた。
シュレーターが自立性のない柔らかい部品であるために
、ロボット等による自動化は難しく、作業者は重労働を
余儀な(される上に各種の補器類の取付けのために多く
の時間を要することとなっていた。このためダッシュパ
ネル、ダッシュインシュレーション及び補器類の取付け
の工程の簡素化が望まれていた。
更に、吸音制振性能の点からみるとダッシュパネル自体
がmta製であるためこの面で劣るものがあり、車内へ
の防音対策のニーズは大きいものがあった。
がmta製であるためこの面で劣るものがあり、車内へ
の防音対策のニーズは大きいものがあった。
(目的)
本発明者はダッシュパネル、ダッシュインシュレーショ
ン等を組立て工程において自動取付けを可能とし、工程
の簡素化、省人化をすすめるばかりか、遮音、吸音及び
制振性能を改良し、更には軽量化をも実現せしめ得る新
たな自動車ダッシュパネル構造を提供するに至ったもの
である。
ン等を組立て工程において自動取付けを可能とし、工程
の簡素化、省人化をすすめるばかりか、遮音、吸音及び
制振性能を改良し、更には軽量化をも実現せしめ得る新
たな自動車ダッシュパネル構造を提供するに至ったもの
である。
(構成)
本発明は以上の目的を達成するために次のような構成を
採る。
採る。
即ちその第1発明はダッシュパネル基体として成形裁断
された鋼板と、同形状に成形された繊維補強された硬質
合成樹脂成形体と、これに軟質の吸音層と表層材とを順
次重ねた遮音層を重ね合わせて形成したことを特徴とす
る自動車用ダッシュパネルにかかり、その第2発明はダ
ッシュパネル基体として成形裁断された繊維補強された
硬質合成樹脂成形体と、これに軟質の吸音層と表層材と
を順次重ねて遮音層を形成したことを特徴とする自動車
用ダッシュパネルである。
された鋼板と、同形状に成形された繊維補強された硬質
合成樹脂成形体と、これに軟質の吸音層と表層材とを順
次重ねた遮音層を重ね合わせて形成したことを特徴とす
る自動車用ダッシュパネルにかかり、その第2発明はダ
ッシュパネル基体として成形裁断された繊維補強された
硬質合成樹脂成形体と、これに軟質の吸音層と表層材と
を順次重ねて遮音層を形成したことを特徴とする自動車
用ダッシュパネルである。
そして好ましくは前記の発明において繊維補強された硬
質合成樹脂成形体と軟質の吸音層との間に、制振材層を
介在させてなるダッシュパネルであり、更に前記硬質合
成樹脂成形体が、15重量%以上のガラス繊維を混合し
たダッシュパネルがもっとも好ましいものである。
質合成樹脂成形体と軟質の吸音層との間に、制振材層を
介在させてなるダッシュパネルであり、更に前記硬質合
成樹脂成形体が、15重量%以上のガラス繊維を混合し
たダッシュパネルがもっとも好ましいものである。
前記した第1の発明において、ダッシュパネルの基体と
なる鋼板は従来の鋼板単独のダッシュパネルと比べて厚
さがごく薄いものでよ(、同質材料を使用したときには
約半分の厚さで良い。
なる鋼板は従来の鋼板単独のダッシュパネルと比べて厚
さがごく薄いものでよ(、同質材料を使用したときには
約半分の厚さで良い。
そしてこの鋼板に添えるか、第2の発明におけるダッシ
ュパネルの基体となる硬質合成樹脂成形体は、熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂を特に問わないが、耐熱性と強度の
点からポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリアセタ
ール、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリウレタン、不飽和ポリエステル、エポキシ、′
フェノール等の合成樹脂が例示され、これら各種樹脂は
圧縮成形、射出成形、RTM成形、RTM成形等その成
形方法も特に限定はされない。なかでも、好ましい例と
してはガラス繊維を15重量%以上混合した不飽和ポリ
エステル系SMC,TMC,BMCによる熱硬化性樹脂
成形体が挙げられる。
ュパネルの基体となる硬質合成樹脂成形体は、熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂を特に問わないが、耐熱性と強度の
点からポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリアセタ
ール、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリウレタン、不飽和ポリエステル、エポキシ、′
フェノール等の合成樹脂が例示され、これら各種樹脂は
圧縮成形、射出成形、RTM成形、RTM成形等その成
形方法も特に限定はされない。なかでも、好ましい例と
してはガラス繊維を15重量%以上混合した不飽和ポリ
エステル系SMC,TMC,BMCによる熱硬化性樹脂
成形体が挙げられる。
そして、この樹脂成形体は基体となるが故に大きな強度
が要求され、アイゾツト衝撃強さの値として50kgf
−cm/cm以上、好ましくは100kgf−cm/c
m以上のものであって、曲げ弾性率の値で400kgf
/mm2.好ましくは700kgf/mm”以上のもの
、そして引張り弾性率の値で500kgf/mm2以上
、好ましくは100100O/mm2以上のものが好適
に使用される。
が要求され、アイゾツト衝撃強さの値として50kgf
−cm/cm以上、好ましくは100kgf−cm/c
m以上のものであって、曲げ弾性率の値で400kgf
/mm2.好ましくは700kgf/mm”以上のもの
、そして引張り弾性率の値で500kgf/mm2以上
、好ましくは100100O/mm2以上のものが好適
に使用される。
そしてこの硬質合成樹脂成形体上に遮音層が形成される
が、内部の軟質吸音層として軟質のポリウレタンフォー
ムのような発泡体やフェルトのような繊維集合体が使用
され、表層材としては塩ビシート等が使用されることに
なる。また、この硬質合成樹脂成形体と軟質吸音層との
間に割振材料が使用されることが望ましいが、制振材と
してはアスファルト系の割振材が前記樹脂表面に成形さ
れるのが一般的である。
が、内部の軟質吸音層として軟質のポリウレタンフォー
ムのような発泡体やフェルトのような繊維集合体が使用
され、表層材としては塩ビシート等が使用されることに
なる。また、この硬質合成樹脂成形体と軟質吸音層との
間に割振材料が使用されることが望ましいが、制振材と
してはアスファルト系の割振材が前記樹脂表面に成形さ
れるのが一般的である。
本発明においてダッシュパネルはこれと一体としてダッ
シュインシュレーションを形成するのもよく、もし別体
で形成されたダッシュインシュレ−ジョンにあっては、
この両者を接着剤をもって一体化するか、ボルト等を用
いて機械的に一体化するものである。
シュインシュレーションを形成するのもよく、もし別体
で形成されたダッシュインシュレ−ジョンにあっては、
この両者を接着剤をもって一体化するか、ボルト等を用
いて機械的に一体化するものである。
勿論この場合のダッシュインシュレーションの構造も本
発明のダッシュパネルの構造と同じように構成され得る
ものである。
発明のダッシュパネルの構造と同じように構成され得る
ものである。
特に中でも遮音性能を向上させる点並びに空調機器、ハ
ンドル、ブレーキ等の補器類取り付け用の開口部の形成
には両者を一体に成形したものが取扱上望ましいもので
ある。
ンドル、ブレーキ等の補器類取り付け用の開口部の形成
には両者を一体に成形したものが取扱上望ましいもので
ある。
本発明においては、予めダッシュパネルを自動車の組立
てライン外で完成してお(ことになり、組み立てライン
での工数は大幅に少なくなり、自動化への対応も可能と
なったものである。
てライン外で完成してお(ことになり、組み立てライン
での工数は大幅に少なくなり、自動化への対応も可能と
なったものである。
特に、樹脂層によってダッシュパネルを所定の形状に保
形することが可能であって、このためにその取り扱いも
容易になり自動化への道が開かれたのである。
形することが可能であって、このためにその取り扱いも
容易になり自動化への道が開かれたのである。
また、ダッシュパネル基体に合成樹脂をその全部又は一
部として用いるために防音・制振性能の面で大きく寄与
し、そればかりでなく、全体として軽量化への方向とも
なったものである。
部として用いるために防音・制振性能の面で大きく寄与
し、そればかりでなく、全体として軽量化への方向とも
なったものである。
なお、ダッシュパネルにおいて、エンジンルーム側に前
記した多孔質層、更にほこの上に、又は単独でアルミニ
ウム箔を用いた耐熱層を貼り合わせてお(ことも可能で
ある。
記した多孔質層、更にほこの上に、又は単独でアルミニ
ウム箔を用いた耐熱層を貼り合わせてお(ことも可能で
ある。
(実施例)
第1図は本第1発明のダッシュパネルの第1実施例Aを
示す一部拡大断面図であり、符号1はダッシュパネルの
基体となる鋼板であって、その厚みは0.4mmである
。そして、符号2はこの鋼板1の表面に当接されて重ね
合わされた硬質合成樹脂成形体であって、ガラス繊維が
50重量%の割合で樹脂中に混入されているものである
。
示す一部拡大断面図であり、符号1はダッシュパネルの
基体となる鋼板であって、その厚みは0.4mmである
。そして、符号2はこの鋼板1の表面に当接されて重ね
合わされた硬質合成樹脂成形体であって、ガラス繊維が
50重量%の割合で樹脂中に混入されているものである
。
ここで使用された樹脂はポリプロピレンであって、圧縮
成形法によって作られたものである。
成形法によって作られたものである。
この樹脂成形体2の厚さは2mmであった。
一方、符号3は制振材であって、アスファルト系の割振
材が前記の樹脂2の表面に貼着されている。この制振材
3の厚さは3.5mmである。
材が前記の樹脂2の表面に貼着されている。この制振材
3の厚さは3.5mmである。
そして、この割振材3の表面にはフェノール樹脂で硬化
させた粗毛フェルト4と表層材としての塩ビシート5(
厚さ3mm)がおのおの貼着されて遮音層が形成されて
いる。このフェルトは厚さ20mmであり、比重は0.
05であった。
させた粗毛フェルト4と表層材としての塩ビシート5(
厚さ3mm)がおのおの貼着されて遮音層が形成されて
いる。このフェルトは厚さ20mmであり、比重は0.
05であった。
この第1実施例においてはダッシュパネル全体としての
重量は14.8kgであり、夫々の単独の部材の重量は
第1表に示す通りである。
重量は14.8kgであり、夫々の単独の部材の重量は
第1表に示す通りである。
第2実施例Bは第1表中に示すが、これは割振材の層を
省略した構造となっている。ダッシュパネルの全重量は
14.1kgであった。
省略した構造となっている。ダッシュパネルの全重量は
14.1kgであった。
第2図に示す第3実施例Cは本第2発明の一例であって
、ダッシュパネルの基体は硬質合成樹脂成形体2のみで
ある。ただしこの場合、その厚さは4mmであった。樹
脂は不飽和ポリエステル製SMCを用い、ガラス繊維の
混合量は40重量%であった。その他の材料は第1実施
例と同様である。
、ダッシュパネルの基体は硬質合成樹脂成形体2のみで
ある。ただしこの場合、その厚さは4mmであった。樹
脂は不飽和ポリエステル製SMCを用い、ガラス繊維の
混合量は40重量%であった。その他の材料は第1実施
例と同様である。
この場合のダッシュパネルの全重量は13.6kgであ
った。
った。
実施例りは前記した実施例Cにおいて制振材の層を省略
した例である。ダッシュパネル全体の重量は12.9k
gであった。
した例である。ダッシュパネル全体の重量は12.9k
gであった。
実施例Eは実施例りの構造と同じであるが神器の装着穴
をフェルト(厚さ20mm)と塩ビシート表層材の貼着
したものを穴形状に合わせて裁断してなるシール材をも
って30%程度埋めたものである。
をフェルト(厚さ20mm)と塩ビシート表層材の貼着
したものを穴形状に合わせて裁断してなるシール材をも
って30%程度埋めたものである。
なお、比較例として厚さ0.8mmの鋼板を用いてダッ
シュパネル基体となし、これにアスファルト系制振材を
3.5mmの厚さに貼着し、この上に前記したフェルト
(厚さ20mm)と表層材としての塩ビシート(厚さ4
mm)を貼り合わせた。
シュパネル基体となし、これにアスファルト系制振材を
3.5mmの厚さに貼着し、この上に前記したフェルト
(厚さ20mm)と表層材としての塩ビシート(厚さ4
mm)を貼り合わせた。
この場合、鋼板が10.8kg、制振材0.7kg、フ
ェルトと表層材とで5..3kgあり、その全重量は1
6.8kgであった。
ェルトと表層材とで5..3kgあり、その全重量は1
6.8kgであった。
(評価テスト)
本発明のダッシュパネルの効果を明確にするために遮音
評価と固体音評価を行った。
評価と固体音評価を行った。
第1表
先ず音源室と受音室とを本発明のダッシュパネルをはめ
込むだけのスペースを開けて向かい合わせて連結した。
込むだけのスペースを開けて向かい合わせて連結した。
遮音測定
音源室にはスピーカーを配置し、ノイズ発生器で音を発
生させる。そしてダッシュパネル部分から透過してくる
音を受音室内のインテンシテイ−マイクで画点自動計測
を行い、その平均値に全面積を乗じて透過パワーを算出
した。
生させる。そしてダッシュパネル部分から透過してくる
音を受音室内のインテンシテイ−マイクで画点自動計測
を行い、その平均値に全面積を乗じて透過パワーを算出
した。
一方、音源室側の平均音圧レベルはマイクロフォンロー
チーターでマイクロフォンを移動させながら計測した。
チーターでマイクロフォンを移動させながら計測した。
遮音性能はこの平均音圧レベルより透過パワーを引き算
して求めた。
して求めた。
その結果を第3図及び第4図に示す。
固体音測定
音源室側に向い、ダッシュパネルの中央下部を非接触電
磁加振器を用いノイズで加振し、この時パネルより放射
される音を遮音特性と同様にインテンシテイ−マイクを
用いて画点の自動計測な行い、音響インテンシテイの平
均値を求めて固体音制御機能即ちパネルの割振性能の評
価を行った。
磁加振器を用いノイズで加振し、この時パネルより放射
される音を遮音特性と同様にインテンシテイ−マイクを
用いて画点の自動計測な行い、音響インテンシテイの平
均値を求めて固体音制御機能即ちパネルの割振性能の評
価を行った。
なお、この時樹脂製パネルの加振には、樹脂板の加振点
側に鋼板を接着剤で固定したものを用いた。
側に鋼板を接着剤で固定したものを用いた。
また、ダッシュパネルに必要とされる各種神器のための
装着穴はペダル類、空調ユニット、ステアリング付属品
等を取り付けることによりシールした。
装着穴はペダル類、空調ユニット、ステアリング付属品
等を取り付けることによりシールした。
評価結果を第5図及び第6図に示す。
(評価)
遮音測定の結果は、一体止による精度向上効果も含めい
ずれの実施例も比較例のそれの比べてほぼ全周波数領域
での性能向上が図られており、特に実施例Eに示す装着
穴周囲に対策を施したものにおいては特に効果的な遮音
性能の向上が見られることが判明した。
ずれの実施例も比較例のそれの比べてほぼ全周波数領域
での性能向上が図られており、特に実施例Eに示す装着
穴周囲に対策を施したものにおいては特に効果的な遮音
性能の向上が見られることが判明した。
一方、固定金評価の結果では、ダッシュパネルの樹脂化
により全域に渡り効果が認められ、特に実施例C,Dに
示すパネル基体の全樹脂化において500 Hz以上の
周波数で大きな効果が得られることが分かった。
により全域に渡り効果が認められ、特に実施例C,Dに
示すパネル基体の全樹脂化において500 Hz以上の
周波数で大きな効果が得られることが分かった。
(効果)
本発明は以上のようなダッシュパネルの構造であるため
に、これを予め大量に作っておき、組立てラインにおい
てこれを組立てるだけで済み、従ってこの組立のための
工数は大幅に削減することかできることとなったと共に
、樹脂をその基体として使用するために軽量化及び制振
付能をもアップしたものであり、その利用価値は高い。
に、これを予め大量に作っておき、組立てラインにおい
てこれを組立てるだけで済み、従ってこの組立のための
工数は大幅に削減することかできることとなったと共に
、樹脂をその基体として使用するために軽量化及び制振
付能をもアップしたものであり、その利用価値は高い。
第1図は本第1発明の実施例の一例を示す主要部の断面
図、第2図は本第2発明の実施例の一例を示す主要部の
断面図、第3図〜第4図は遮音性能を示すグラフ、第5
図〜第6図は固体音性能を示すグラフである。 1・・・m板、2・・・硬質合成樹脂成形体、3・・・
制振材、4・・・軟質吸音材、5・・・表層材。 第 ]− ロ?1 第2 図 第3図 1/3オクタ ブバンド中心周波数(Hz) 第4図 1/3オクタ一ブバンド中心周波数(Hz)第5図 1/3オクターブバンド中7シ・周波数(Hz)第6図 1/3オクターブバンド中范・周波数(Hz)手続補正
書(自発) 特 許 庁 長 官 殿 事件の表示 特願平2−137462号 発明の名称 自動車用ダッシュパネル 代表者 家 入 昭
図、第2図は本第2発明の実施例の一例を示す主要部の
断面図、第3図〜第4図は遮音性能を示すグラフ、第5
図〜第6図は固体音性能を示すグラフである。 1・・・m板、2・・・硬質合成樹脂成形体、3・・・
制振材、4・・・軟質吸音材、5・・・表層材。 第 ]− ロ?1 第2 図 第3図 1/3オクタ ブバンド中心周波数(Hz) 第4図 1/3オクタ一ブバンド中心周波数(Hz)第5図 1/3オクターブバンド中7シ・周波数(Hz)第6図 1/3オクターブバンド中范・周波数(Hz)手続補正
書(自発) 特 許 庁 長 官 殿 事件の表示 特願平2−137462号 発明の名称 自動車用ダッシュパネル 代表者 家 入 昭
Claims (6)
- (1)ダッシュパネル基体として成形裁断された鋼板と
、同形状に成形された繊維補強された硬質合成樹脂成形
体と、これに軟質の吸音層と表層材とを順次重ねた遮音
層とを重ね合わせて形成したことを特徴とする自動車用
ダッシュパネル。 - (2)ダッシュパネル基体として成形裁断された繊維補
強された硬質合成樹脂成形体と、これに軟質の吸音層と
表層材とを順次重ねて遮音層を形成したことを特徴とす
る自動車用ダッシュパネル。 - (3)前記繊維補強された硬質合成樹脂成形体と軟質の
吸音層との間に、制振材層を介在させてなる請求項第1
項及び第2項記載の自動車用ダッシュパネル。 - (4)前記硬質合成樹脂成形体が、15重量%以上のガ
ラス繊維を混合したものである請求項第1項乃至第3項
記載の自動車用ダッシュパネル。 - (5)ダッシュインシュレーションと共に補器類を一体
に成形した請求項第1項乃至第3項記載の自動車用ダッ
シュパネル。 - (6)補器類取り付け用の穴にシール部材を設け、開口
部の面積を減らした請求項第5項の自動車用ダッシュパ
ネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137462A JPH0431185A (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 自動車用ダッシュパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137462A JPH0431185A (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 自動車用ダッシュパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431185A true JPH0431185A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15199172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2137462A Pending JPH0431185A (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 自動車用ダッシュパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0431185A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001038006A1 (de) * | 1999-11-23 | 2001-05-31 | Sca Schucker Gmbh & Co. | Verfahren und anlage zur herstellung von mit einer dämmstoffschicht versehenen karosseriebauteilen |
US7080712B2 (en) * | 2001-01-23 | 2006-07-25 | Kasai Kogyo Co., Ltd. | Soundproof material for vehicle and method of manufacturing the material |
US9361082B2 (en) | 2012-09-06 | 2016-06-07 | Welch Allyn, Inc. | Central monitoring station warm spare |
-
1990
- 1990-05-28 JP JP2137462A patent/JPH0431185A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001038006A1 (de) * | 1999-11-23 | 2001-05-31 | Sca Schucker Gmbh & Co. | Verfahren und anlage zur herstellung von mit einer dämmstoffschicht versehenen karosseriebauteilen |
US6861100B1 (en) | 1999-11-23 | 2005-03-01 | Sca Schucker Gmbh & Co. | Method and arrangement for producing body components being provided with a silencing material layer |
US7080712B2 (en) * | 2001-01-23 | 2006-07-25 | Kasai Kogyo Co., Ltd. | Soundproof material for vehicle and method of manufacturing the material |
US9361082B2 (en) | 2012-09-06 | 2016-06-07 | Welch Allyn, Inc. | Central monitoring station warm spare |
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