JPH04311512A - 外燃式熱風炉の連結構造 - Google Patents
外燃式熱風炉の連結構造Info
- Publication number
- JPH04311512A JPH04311512A JP7768391A JP7768391A JPH04311512A JP H04311512 A JPH04311512 A JP H04311512A JP 7768391 A JP7768391 A JP 7768391A JP 7768391 A JP7768391 A JP 7768391A JP H04311512 A JPH04311512 A JP H04311512A
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- JP
- Japan
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- dome
- hot blast
- expansion joint
- blast stove
- combustion chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims abstract description 33
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
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Landscapes
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉の付属設備である
外燃式熱風炉の連結構造に関するものである。
外燃式熱風炉の連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、高炉の付属設備である熱風炉は
内燃式熱風炉と外燃式熱風炉に大別されるが、本発明は
これらの熱風炉のうち蓄熱室ドームと燃焼室ドームとを
連結管で連結した外燃式熱風炉の連結構造の改良に関す
るもので、この方式としては以下の2つがある。
内燃式熱風炉と外燃式熱風炉に大別されるが、本発明は
これらの熱風炉のうち蓄熱室ドームと燃焼室ドームとを
連結管で連結した外燃式熱風炉の連結構造の改良に関す
るもので、この方式としては以下の2つがある。
【0003】その1つは、蓄熱室ドームと燃焼室ドーム
の各頂部を伸縮継手なしの直管で連結した熱風炉で、通
称マーチン式あるいはデイデア式と呼ばれるもので、例
えば丸善(株)昭和54年10月発行、第3版鉄鋼便覧
II、製銑・製鋼 301頁に示されているものがある
。もう1つは、蓄熱室ドームと燃焼室ドームの各側壁部
を伸縮継手を有する直管で連結したいわゆるコッパース
式と呼ばれるもので、特開昭50−104707号公報
や特開昭53−131906号、実公昭55−4285
号公報に示されるようなものがある。
の各頂部を伸縮継手なしの直管で連結した熱風炉で、通
称マーチン式あるいはデイデア式と呼ばれるもので、例
えば丸善(株)昭和54年10月発行、第3版鉄鋼便覧
II、製銑・製鋼 301頁に示されているものがある
。もう1つは、蓄熱室ドームと燃焼室ドームの各側壁部
を伸縮継手を有する直管で連結したいわゆるコッパース
式と呼ばれるもので、特開昭50−104707号公報
や特開昭53−131906号、実公昭55−4285
号公報に示されるようなものがある。
【0004】すなわち、図2および図3は蓄熱室1のド
ーム3と燃焼室2のドーム4とを伸縮継手6を有するド
ーム連結管5aで連結した代表的なものを示している。 図2においては、内圧をかけたときに伸縮継手6が拡が
らないように蓄熱室ドーム3と燃焼室ドーム4とを連結
梁7aで連結してあり、図3においては蓄熱ドーム3と
燃焼室ドーム4の下方における直胴部を連結梁7bで連
結してある。
ーム3と燃焼室2のドーム4とを伸縮継手6を有するド
ーム連結管5aで連結した代表的なものを示している。 図2においては、内圧をかけたときに伸縮継手6が拡が
らないように蓄熱室ドーム3と燃焼室ドーム4とを連結
梁7aで連結してあり、図3においては蓄熱ドーム3と
燃焼室ドーム4の下方における直胴部を連結梁7bで連
結してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の外燃式
熱風炉においては、操業が始まると送風圧を受けるため
連結梁7aあるいは7bで連結されているとは言え、送
風時に大きな内圧が作用するため伸縮継手6が拡がり、
燃焼時には内圧が解除されて縮まるという運動を長期(
通常は5〜6年)にわたって繰り返すため、伸縮継手6
の内部ライニングである耐火物に亀裂が生じ、やがて空
洞が発生し伸縮継手6のプレートにまで熱風が当たり赤
熱するというトラブルを招来する。そして、補修にあた
っては操業を中止し、熱風炉を冷却して伸縮継手6を交
換せざるを得ず、もちろんその間は高炉操業も停止しな
ければならないという問題を有する。
熱風炉においては、操業が始まると送風圧を受けるため
連結梁7aあるいは7bで連結されているとは言え、送
風時に大きな内圧が作用するため伸縮継手6が拡がり、
燃焼時には内圧が解除されて縮まるという運動を長期(
通常は5〜6年)にわたって繰り返すため、伸縮継手6
の内部ライニングである耐火物に亀裂が生じ、やがて空
洞が発生し伸縮継手6のプレートにまで熱風が当たり赤
熱するというトラブルを招来する。そして、補修にあた
っては操業を中止し、熱風炉を冷却して伸縮継手6を交
換せざるを得ず、もちろんその間は高炉操業も停止しな
ければならないという問題を有する。
【0006】本発明は、前記問題点を解決したドーム連
結管の補修を要しない長寿命の熱風炉を提供することを
目的とするものである。
結管の補修を要しない長寿命の熱風炉を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明をなすにあたって
、本発明者らはドーム連結管に伸縮継手を有するものと
、伸縮継手なしの直管で連結したものについて複数の歪
ゲージを用い、操業立上げ時に応力を測定したところ、
伸縮継手を有する場合両ドームは送風と燃焼の繰り返し
によりドーム頂点間において変位量2.3cmの動きを
繰り返し、この際の鉄皮の動きが内張りレンガに影響を
及ぼすことがわかった。
、本発明者らはドーム連結管に伸縮継手を有するものと
、伸縮継手なしの直管で連結したものについて複数の歪
ゲージを用い、操業立上げ時に応力を測定したところ、
伸縮継手を有する場合両ドームは送風と燃焼の繰り返し
によりドーム頂点間において変位量2.3cmの動きを
繰り返し、この際の鉄皮の動きが内張りレンガに影響を
及ぼすことがわかった。
【0008】ところが直管の場合はその変位量は 0.
3cmと小さく鉄皮の動きが小さいので、内張りレンガ
に影響を及ぼさないことを見出し、本発明を開発するに
至った。すなわち前記目的を達成するための本発明は、
蓄熱室ドームと燃焼室ドームの側壁をドーム連結管で連
結してなる外燃式熱風炉の連結構造であって、前記ドー
ム連結管を伸縮継手なしの直管構造で連結したことを特
徴とする外燃式熱風炉の連結構造である。
3cmと小さく鉄皮の動きが小さいので、内張りレンガ
に影響を及ぼさないことを見出し、本発明を開発するに
至った。すなわち前記目的を達成するための本発明は、
蓄熱室ドームと燃焼室ドームの側壁をドーム連結管で連
結してなる外燃式熱風炉の連結構造であって、前記ドー
ム連結管を伸縮継手なしの直管構造で連結したことを特
徴とする外燃式熱風炉の連結構造である。
【0009】
【作 用】本発明ではドーム連結管に伸縮継手を使用
しないで鉄皮変位量の小さい直管としてあるから、ドー
ム連結管には過大な応力が加わらず、補修を要しない長
寿命の熱風炉を得ることができる。しかも地震あるいは
風等による外力が作用した場合でも、蓄熱室と燃焼室と
を連結梁で連結してあるので、連結梁と連結管と両室の
直胴部の全体構造によって強度が保たれ、長寿命の熱風
炉を更に助長することが可能となる。
しないで鉄皮変位量の小さい直管としてあるから、ドー
ム連結管には過大な応力が加わらず、補修を要しない長
寿命の熱風炉を得ることができる。しかも地震あるいは
風等による外力が作用した場合でも、蓄熱室と燃焼室と
を連結梁で連結してあるので、連結梁と連結管と両室の
直胴部の全体構造によって強度が保たれ、長寿命の熱風
炉を更に助長することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す蓄熱室1と燃焼室
2とからなる外燃式熱風炉の全体構造を示す概略側面図
である。図1において、蓄熱室ドーム3と燃焼室ドーム
4の側壁を伸縮継手なしの直管としたドーム連結管5で
連結する。そして蓄熱室ドーム3と燃焼室ドーム4の下
方における直結部を連結梁7で連結する構造としたもの
である。
する。図1は本発明の一実施例を示す蓄熱室1と燃焼室
2とからなる外燃式熱風炉の全体構造を示す概略側面図
である。図1において、蓄熱室ドーム3と燃焼室ドーム
4の側壁を伸縮継手なしの直管としたドーム連結管5で
連結する。そして蓄熱室ドーム3と燃焼室ドーム4の下
方における直結部を連結梁7で連結する構造としたもの
である。
【0011】前記の構造を採用した4500m3級大型
高炉操業時の蓄熱室1と燃焼室2の両室頂点間における
連結管の伸びは 0.3mmとわずかで、連結管5に発
生した応力は 800kg/cm2以下と少量であった
。両ドーム3、4の鉄皮は自然空冷(保温材は施工せず
、水冷もしない)状態で、鉄皮温度は80℃と低温度で
あった。このようなことから、熱風炉連結管5は無補修
で長期に安定して操業が可能となった。
高炉操業時の蓄熱室1と燃焼室2の両室頂点間における
連結管の伸びは 0.3mmとわずかで、連結管5に発
生した応力は 800kg/cm2以下と少量であった
。両ドーム3、4の鉄皮は自然空冷(保温材は施工せず
、水冷もしない)状態で、鉄皮温度は80℃と低温度で
あった。このようなことから、熱風炉連結管5は無補修
で長期に安定して操業が可能となった。
【0012】なお、本実施例では蓄熱室ドーム3と燃焼
室ドーム4の下方を連結梁7で連結した構造としている
が、連結梁は第2図の位置であってもよい。
室ドーム4の下方を連結梁7で連結した構造としている
が、連結梁は第2図の位置であってもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明では、外燃式熱風炉の設備的に最
も大きな弱点であるドーム連結管の伸縮継手をなくする
ことができるため、当該部分の補修を殆ど要さず、外燃
式熱風炉の操業が安定する。従って、高炉の安定操業に
も寄与する効果が多大である。
も大きな弱点であるドーム連結管の伸縮継手をなくする
ことができるため、当該部分の補修を殆ど要さず、外燃
式熱風炉の操業が安定する。従って、高炉の安定操業に
も寄与する効果が多大である。
【図1】本発明に係る外燃式熱風炉の全体構造を示す概
略側面図である。
略側面図である。
【図2】従来の外燃式熱風炉の全体構造を示す概略側面
図である。
図である。
【図3】他の従来例として示す外燃式熱風炉の全体構造
の概略側面図である。
の概略側面図である。
1 蓄熱室
2 燃焼室
3 蓄熱室ドーム
4 燃焼室ドーム
5 ドーム連結管
6 伸縮継手
7 連結梁
Claims (1)
- 【請求項1】 蓄熱室ドームと燃焼室ドームの側壁を
ドーム連結管で連結してなる外燃式熱風炉の連結構造で
あって、前記ドーム連結管を伸縮継手なしの直管構造で
連結したことを特徴とする外燃式熱風炉の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7768391A JPH04311512A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 外燃式熱風炉の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7768391A JPH04311512A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 外燃式熱風炉の連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04311512A true JPH04311512A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=13640695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7768391A Pending JPH04311512A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 外燃式熱風炉の連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04311512A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56116812A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-12 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Hot stove for blast furnace |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP7768391A patent/JPH04311512A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56116812A (en) * | 1980-02-15 | 1981-09-12 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Hot stove for blast furnace |
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