JPH04310885A - ロール状マグネットの磁力測定方法及びその装置 - Google Patents

ロール状マグネットの磁力測定方法及びその装置

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JPH04310885A
JPH04310885A JP10485191A JP10485191A JPH04310885A JP H04310885 A JPH04310885 A JP H04310885A JP 10485191 A JP10485191 A JP 10485191A JP 10485191 A JP10485191 A JP 10485191A JP H04310885 A JPH04310885 A JP H04310885A
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JP
Japan
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magnetic force
magnet
rolled magnet
rolled
force sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10485191A
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English (en)
Inventor
Haruo Nakamura
中村 治雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール状マグネットの
表面における磁力の測定方法に関するもので、円周上に
配列された磁極の磁力強度を、演算制御装置によってロ
ール状マグネットを回転させると同時に磁力センサーを
ロールの長手方向に移動させて磁力を測定する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状マグネットの円周上に配
列された磁極の磁力強度を測定する方法は、図3及び図
4に示す如く磁力の強度を測定したい位置に磁力センサ
ーaをセットし、ロール状マグネットbの回転軸cを軸
受dで支持した状態で、該回転軸cに連結したパルスモ
ータeで一定の回転数で回転させるか、又はロール状マ
グネットbの回転軸cに回転角度を検出するためのエン
コーダーfを取付けて、ある角度における磁力を計測し
ている。
【0003】この測定方法は、磁力センサーをセットし
た位置、即ちロール上のある個所(長手方向のある位置
)の円周上の磁力を測定するもので、ロールの長手方向
の他の位置の磁力を測定したいときには、磁力センサー
をその位置にセットし直して測定するか、又は必要数の
磁力センサーを準備して測定していた。
【0004】前者の場合、磁力センサーを測定したい位
置にセットし直すといった煩わしさと、磁力測定の原理
上からロール状マグネットの表面と磁力センサーの距離
を常に一定の位置に設定するのに手間を要したり、後者
の場合は、必要数磁力センサーを準備する必要があって
、高価且つ磁力センサーを含めた磁力測定器の個々の測
定精度の関係から、測定データの精度の信頼性がしばし
ば問題になることがあった。また、このような測定方法
においてはロール状マグネットの全表面にわたり磁力を
より精度よく測定することが困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、ロール状マグネット
の円周上に配列された磁極の磁力を、1個の磁力センサ
ーを長手方向に移動できる機構と、ロール状マグネット
を回転させる機構を有し、それらの機構をパーソナルコ
ンピュータ等の制御装置によって動作させてロール状マ
グネット表面の任意の位置の磁力を容易に測定できるよ
うになした磁力測定方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、ロール状マグネットの回転数若しくは回転
角度を演算制御装置によって数値制御すると同時に、そ
れに沿った1個の磁力センサーの移動量を演算制御装置
によって数値制御して、ロール状マグネット表面と磁力
センサーの距離を常に一定に保った状態で、ロール状マ
グネット表面の任意の位置の磁力を測定可能となしたロ
ール状マグネットの磁力測定方法を確立した。
【0007】また、ロール状マグネット両側端の回転軸
を軸受にて回転可能に支持するとともに、該回転軸に回
転駆動モータを連結してなる回転手段と、前記ロール状
マグネットの軸方向と平行なガイド軸を有し、該ガイド
軸には1個の磁力センサーを取付けたステージをそれに
沿って移動可能に装着するとともに、該ステージを移動
させる送り駆動モータを備えた走査手段と、前記回転駆
動モータと送り駆動モータの回転数若しくは回転角度を
個別又は連動させて数値制御可能な演算制御装置とより
なるロール状マグネットの磁力測定装置を構成した。
【0008】
【作用】以上の如き内容からなる本発明のロール状マグ
ネットの磁力測定方法及びその装置は、演算制御装置に
よってロール状マグネットを回転させると同時に、該ロ
ール状マグネットに沿った方向に磁力センサーを移動さ
せることによって、ロール状マグネット表面の任意の位
置の磁力を自動的に測定可能となしたもので、ロール状
マグネット表面と磁力センサーとの距離を常に一定に保
ち、一個の磁力センサーによって測定するので、測定精
度の向上が図れるものである。
【0009】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。
【0010】図1及び図2は本発明の代表的実施例を示
す概略配置図であり、ロール状マグネット1を回線させ
ると同時に、該ロール状マグネット1の表面に沿ってそ
の表面との間隔を正確に一定に保った状態で1個の磁力
センサー2を移動させて、ロール状マグネット1の表面
の任意の位置の磁力を測定できるようになした磁力測定
装置を示している。
【0011】前記ロール状マグネット1は、図示しない
円柱状の支持体の周囲に樹脂磁石の層を形成し、その両
側端に支持体から延設した回転軸3が突設された形状の
ものであり、両回転軸3,3はそれぞれ適宜な軸受4,
4にて回転可能に支持されている。そして、一方の回転
軸3にはパルスモータ等の回転駆動モータ5の出力軸に
直結又はベルト等を介して連結して回転手段を構成して
いる。この回転駆動モータ5の回転数又は回転角度を制
御することにより、ロール状マグネット1の回転数又は
回転角度が設定される。ここで、回転駆動モータ5は、
負荷が大きい場合には、その回転に対して負荷としての
ロール状マグネット1の回転がずれる脱調現象が生じる
ことがあり、その場合には図示しないエンコーダーを回
転軸3に連結してその回転状況をモニターし、あるいは
補正信号として実際の回転にデータを補正することも可
能である。
【0012】また、前記ロール状マグネット1の側方に
は、その軸方向に正確に平行に設定したボールネジ等か
らなるガイド軸6が軸受7,7にて定位置回転可能に並
設され、該ガイド軸6に磁力センサー2を取付けたステ
ージ8をその軸方向に精度よく移動可能に装着されてい
る。そして、前記ガイド軸6は、パルスモータ等からな
る送り駆動モータ9に連結されてその回転数又は回転角
度が制御されて回転するようになし、このガイド軸6の
回転に伴って前記ステージ8が回転することなくその軸
方向に移動し、もって磁力センサー2をロール状マグネ
ット1の長手方向にその表面との距離を常に一定に保っ
た状態で平行移動可能となしている。これらの磁力セン
サー2の送り機構によって走査手段が構成される。この
ロール状マグネット1の表面と磁力センサー2との距離
を正確に一定に保たなければならないのは、磁束密度が
その距離の2乗に反比例することにより、磁力測定にお
いて距離の位置決め誤差が2乗の誤差として現れるから
である。
【0013】ここで、磁力センサー2の走査をより精度
よく行うためには、平行な一対のガイド軸6,6を用い
ることも好ましい実施例である。また、ガイド軸6とし
てボールネジを用いずに、単純な二本の円柱状軸又は長
手方向にガイド溝を切った一本の軸を用いた場合には、
磁力センサー2の走査を一対のプーリーで張架された無
端ワイヤーの一点にステージ8を固定し、一方のプーリ
ーを送り駆動モータ9で回転させることによって行うこ
とも可能であり、その具体的走査手段には限定を要しな
い。
【0014】そして、前記回転駆動モータ5と送り駆動
モータ9は、パーソナルコンピュータ等の演算制御装置
10によって、それぞれ個別又は連動させてその回転数
又は回転角度を数値制御されている。従って、回転駆動
モータ5と送り駆動モータ9の回転数又は回転角度を演
算制御装置10によって入力指定すれば、ロール状マグ
ネット1の全表面と磁力センサー2の位置を一義的に対
応させることができる。その場合には、ロール状マグネ
ット1の円周表面の特定の位置の磁力を測定できる。ま
た、ロール状マグネット1を一定回転数で連続的に回転
させると同時に、磁力センサー2を連続的に移動させれ
ば、磁力センサー2をロール状マグネット1の円周表面
を螺旋状(コイルスプリング状)の軌跡をたどる形とな
って、その軌跡によってロール状マグネット1の円周表
面の磁力を任意の位置で連続的に測定することができる
。このように、回転駆動モータ5と送り駆動モータ9の
回転(運転)速度によって、また回転(運転)のさせ方
によってロール状マグネット1の円周表面の磁力を任意
の形態で測定することができる。
【0015】即ち、前述の如くロール状マグネット1の
円周表面を螺旋状の軌跡をたどらせることもでき、磁力
センサー2をステップ送りして一時停止させて回転駆動
モータ5を運転してロール状マグネット1を1回転させ
ることにより、ステップ送り毎の円周表面上の磁力が測
定でき、逆にロール状マグネット1の任意の回転角度で
停止し位置決めした状態で、送り駆動モータ9を運転し
て磁力センサー2をロール状マグネット1の長手方向の
任意の位置まで移動して磁力を測定できる等、様々な形
態で計測できるものである。
【0016】しかしながら、これらの様々な形態に位置
決めして計測する作業は、人手に頼ることは困難且つ手
間を要するため、本発明においては演算制御装置10を
用いてその測定作業を容易に行えるようになしたのであ
る。
【0017】
【発明の効果】以上にしてなる本発明のロール状マグネ
ットの磁力測定方法及びその装置によれば、1個の磁力
センサーを用いて様々な形態でロール状マグネットの円
周表面の磁力を測定することができ、しかもロール状マ
グネット表面と磁力センサーとの距離を常に一定に保つ
ことができるので、この距離の変動による測定誤差をな
くすることができ、またロール状マグネットを回転させ
ると同時に、磁力センサーをその長手方向に平行移動さ
せるので、ロール状マグネットの表面の任意の位置での
磁力を測定することができるのである。更に、複数の磁
力センサーを用いてないので、それら磁力センサーを含
む測定器の精度のバラツキによる測定誤差を生じること
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール状マグネットの磁力測定装置の
簡略配置図
【図2】同じくその側面より見た簡略配置図
【図3】従
来の測定方法を示す簡略配置図
【図4】同じくその側面
より見た簡略配置図
【符号の説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロール状マグネットの回転数若しくは
    回転角度を演算制御装置によって数値制御すると同時に
    、それに沿った1個の磁力センサーの移動量を演算制御
    装置によって数値制御して、ロール状マグネット表面と
    磁力センサーの距離を常に一定に保った状態で、ロール
    状マグネット表面の任意の位置の磁力を測定可能となし
    たことを特徴とするロール状マグネットの磁力測定方法
  2. 【請求項2】  ロール状マグネット両側端の回転軸を
    軸受にて回転可能に支持するとともに、該回転軸に回転
    駆動モータを連結してなる回転手段と、前記ロール状マ
    グネットの軸方向と平行なガイド軸を有し、該ガイド軸
    には1個の磁力センサーを取付けたステージをそれに沿
    って移動可能に装着するとともに、該ステージを移動さ
    せる送り駆動モータを備えた走査手段と、前記回転駆動
    モータと送り駆動モータの回転数若しくは回転角度を個
    別又は連動させて数値制御可能な演算制御装置と、より
    なることを特徴とするロール状マグネットの磁力測定装
    置。
JP10485191A 1991-04-09 1991-04-09 ロール状マグネットの磁力測定方法及びその装置 Pending JPH04310885A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102749596A (zh) * 2011-04-22 2012-10-24 中国科学院电子学研究所 空间行波管用磁钢性能一致性筛选装置
JP2016500812A (ja) * 2012-10-15 2016-01-14 マグカム ナムローゼ フェンノートシャップMagCam NV 磁石の磁界分布を、磁石の主表面に沿って決定する装置および方法

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CN102749596B (zh) * 2011-04-22 2014-06-11 中国科学院电子学研究所 空间行波管用磁钢性能一致性筛选装置
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