JPH04310702A - 繊維補強セメント板の製造方法 - Google Patents
繊維補強セメント板の製造方法Info
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- JPH04310702A JPH04310702A JP10473191A JP10473191A JPH04310702A JP H04310702 A JPH04310702 A JP H04310702A JP 10473191 A JP10473191 A JP 10473191A JP 10473191 A JP10473191 A JP 10473191A JP H04310702 A JPH04310702 A JP H04310702A
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Landscapes
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は繊維補強セメント板の
製造方法に関し、詳しくは無石綿配合とされた繊維補強
セメント配合物で乾式法により繊維補強セメント板を成
形する場合の改良に関する。
製造方法に関し、詳しくは無石綿配合とされた繊維補強
セメント配合物で乾式法により繊維補強セメント板を成
形する場合の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、繊維補強セメント板の製造方法と
して、成形ベルト上に粉状の繊維補強セメント配合物を
層状に供給し加水の上ロールにより圧縮して板状に成形
する乾式法が広く知られている。通常、この種成形板は
連続帯状に成形された未硬化板を製品形状より大きい形
状に粗裁断し、２日以上自然養生して加工強度を発現さ
せその後製品形状にパンチにより打ち抜き成形すること
が行われている。
して、成形ベルト上に粉状の繊維補強セメント配合物を
層状に供給し加水の上ロールにより圧縮して板状に成形
する乾式法が広く知られている。通常、この種成形板は
連続帯状に成形された未硬化板を製品形状より大きい形
状に粗裁断し、２日以上自然養生して加工強度を発現さ
せその後製品形状にパンチにより打ち抜き成形すること
が行われている。
【０００３】
【従来技術の問題点】しかしながら、繊維補強セメント
板の補強繊維として石綿の使用は公害防止の見地より使
用の全廃ないしは制限が強く要請され、その代替繊維と
して種々の繊維が模索されている。しかし、石綿繊維以
外の繊維、例えばパルプ繊維などを使用すると、乾式製
法において加工強度を発現させるまでの自然養生時間が
３日以上の養生時間が必要となり生産効率が著しく低下
する問題があった。
板の補強繊維として石綿の使用は公害防止の見地より使
用の全廃ないしは制限が強く要請され、その代替繊維と
して種々の繊維が模索されている。しかし、石綿繊維以
外の繊維、例えばパルプ繊維などを使用すると、乾式製
法において加工強度を発現させるまでの自然養生時間が
３日以上の養生時間が必要となり生産効率が著しく低下
する問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、石綿代替繊維としてパルプ繊維等を使用した場
合であっても、迅速に加工強度を発現させ、もって無石
綿配合における乾式法の製造効率を高めることを目的と
してなされたものである。
に鑑み、石綿代替繊維としてパルプ繊維等を使用した場
合であっても、迅速に加工強度を発現させ、もって無石
綿配合における乾式法の製造効率を高めることを目的と
してなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の繊維補
強セメント板の製造方法は補強繊維として石綿以外の繊
維を使用したセメント配合物を成形ベルト上に層状に供
給し加水の上ロールにより圧縮して板状に成形する乾式
法により得た板状体を直ちに１．０ｋｇ／ｃｍ２ Ｇの
条件で９〜１１時間オートクレーブ養生を行い、該養生
後硬化板をパンチにより成形品形状に打ち抜き、次いで
該成形板を８ｋｇ／ｃｍ２Ｇの条件で１４〜１６４時間
オートクレーブ養生を行うことを特徴とするものである
。
強セメント板の製造方法は補強繊維として石綿以外の繊
維を使用したセメント配合物を成形ベルト上に層状に供
給し加水の上ロールにより圧縮して板状に成形する乾式
法により得た板状体を直ちに１．０ｋｇ／ｃｍ２ Ｇの
条件で９〜１１時間オートクレーブ養生を行い、該養生
後硬化板をパンチにより成形品形状に打ち抜き、次いで
該成形板を８ｋｇ／ｃｍ２Ｇの条件で１４〜１６４時間
オートクレーブ養生を行うことを特徴とするものである
。
【０００６】
【作用】既述のように、補強繊維として石綿以外の例え
ばパルプ繊維等を補強繊維として使用した場合、板状体
を成形後に自然養生により加工強度を得ようとすれば３
日以上の長期間を必要とする。そこで迅速な強度発現を
目的として帯状板を成形ご粗切断した未硬化の成形板を
１ｋｇ／ｃｍ２Ｇの条件で９〜１１時間のオートクレー
ブ養生を行い早期に強度発現をさせるのである。なお１
ｋｇ／ｃｍ２Ｇの条件とするのはこれより低い条件の場
合、強度発現が得られず、またこれよりあまり高い条件
とすることは不経済となることによる。また、養生時間
が９時間未満であると強度発現が充分でなく、また１１
時間より余り多い時間とするのは不経済となることによ
る。
ばパルプ繊維等を補強繊維として使用した場合、板状体
を成形後に自然養生により加工強度を得ようとすれば３
日以上の長期間を必要とする。そこで迅速な強度発現を
目的として帯状板を成形ご粗切断した未硬化の成形板を
１ｋｇ／ｃｍ２Ｇの条件で９〜１１時間のオートクレー
ブ養生を行い早期に強度発現をさせるのである。なお１
ｋｇ／ｃｍ２Ｇの条件とするのはこれより低い条件の場
合、強度発現が得られず、またこれよりあまり高い条件
とすることは不経済となることによる。また、養生時間
が９時間未満であると強度発現が充分でなく、また１１
時間より余り多い時間とするのは不経済となることによ
る。
【０００７】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。セメント
５０重量％、珪砂４５重量％、パルプ繊維５重量％の配
合としたセメント配合物を成形ベルト上に層状に供給し
、加水の上ローラで圧縮し厚さ ５ｍｍ、巾１ｍの帯状
板を成形し、これを５０ｃｍごとに粗裁断し、これを直
ちにパレットに受けてオートクレーブへ搬入し１ｋｇ／
ｃｍ２Ｇの条件で９時間、１０時間及び１１時間オート
クレーブ養生を行った。 次いで、この養生板の強度を測定したところ三者平
均した曲げ強度１１０．２ｋｇ／ｃｍ２ たわみ１７．
０ｍｍの強度となっているのが確認された。この硬化板
をパンチにより長さ ９００ｍｍ、巾 ４５０ｍｍに裁
断したところいずれもきれいにパンチ打ち抜き加工が出
来た。
５０重量％、珪砂４５重量％、パルプ繊維５重量％の配
合としたセメント配合物を成形ベルト上に層状に供給し
、加水の上ローラで圧縮し厚さ ５ｍｍ、巾１ｍの帯状
板を成形し、これを５０ｃｍごとに粗裁断し、これを直
ちにパレットに受けてオートクレーブへ搬入し１ｋｇ／
ｃｍ２Ｇの条件で９時間、１０時間及び１１時間オート
クレーブ養生を行った。 次いで、この養生板の強度を測定したところ三者平
均した曲げ強度１１０．２ｋｇ／ｃｍ２ たわみ１７．
０ｍｍの強度となっているのが確認された。この硬化板
をパンチにより長さ ９００ｍｍ、巾 ４５０ｍｍに裁
断したところいずれもきれいにパンチ打ち抜き加工が出
来た。
【０００８】なお、自然養生により硬化を行ったものは
、一日経過のものは曲げ強度９２．１ｋｇ／ｃｍ２
たわみ１５．７ｍｍで、あえてパンチ打ち抜きを行った
が周辺部に多数のクラック及び欠けが生じるのが見られ
、また二日経過のものは曲げ強度１０１．５ｋｇ／ｃｍ
２ たわみ１６．２ｍｍで、やはりパンチ打ち抜きを行
ったが周辺部にクラック及び欠けが生じるのが見られた
。三日経過のものは曲げ強度１１０．２ｋｇ／ｃｍ２
たわみ１７．２ｍｍとなり、この時点で始めてパンチ打
ち抜きが可能となった。次いで上記実施例で得たパンチ
打ち抜き成形品を８ａｔｍ Ｇの条件で１５時間オート
クレーブ養生を行い板材の曲げ強度を測定したところ、
曲げ強度１２１．７ｋｇ／ｃｍ２たわみ１９．３ｍｍと
なり石綿使用に匹敵する強度となっているのが確認され
た。
、一日経過のものは曲げ強度９２．１ｋｇ／ｃｍ２
たわみ１５．７ｍｍで、あえてパンチ打ち抜きを行った
が周辺部に多数のクラック及び欠けが生じるのが見られ
、また二日経過のものは曲げ強度１０１．５ｋｇ／ｃｍ
２ たわみ１６．２ｍｍで、やはりパンチ打ち抜きを行
ったが周辺部にクラック及び欠けが生じるのが見られた
。三日経過のものは曲げ強度１１０．２ｋｇ／ｃｍ２
たわみ１７．２ｍｍとなり、この時点で始めてパンチ打
ち抜きが可能となった。次いで上記実施例で得たパンチ
打ち抜き成形品を８ａｔｍ Ｇの条件で１５時間オート
クレーブ養生を行い板材の曲げ強度を測定したところ、
曲げ強度１２１．７ｋｇ／ｃｍ２たわみ１９．３ｍｍと
なり石綿使用に匹敵する強度となっているのが確認され
た。
【０００９】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、未硬化
板材を成形直後に直ちにオートクレーブ養生するので、
最短９時間程度で加工強度が得られ、著しく工程の短縮
が可能となるのである。
板材を成形直後に直ちにオートクレーブ養生するので、
最短９時間程度で加工強度が得られ、著しく工程の短縮
が可能となるのである。
Claims (1)
- 【請求項１】 補強繊維として石綿以外の繊維を使用
したセメント配合物を成形ベルト上に層状に供給し加水
の上ロールにより圧縮して板状に成形する乾式法により
得た板状体を直ちに０．９５〜１．５ｋｇ／ｃｍ２ Ｇ
の条件で９〜１１時間オートクレーブ養生を行い、該養
生後硬化板をパンチにより成形品形状に打ち抜き、次い
で該成形板を７．５ 〜８．５ｋｇ／ｃｍ２ Ｇの条件
で１４〜１６時間オートクレーブ養生を行うことを特徴
とする繊維補強セメント板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10473191A JPH04310702A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 繊維補強セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10473191A JPH04310702A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 繊維補強セメント板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04310702A true JPH04310702A (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=14388647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10473191A Pending JPH04310702A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 繊維補強セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04310702A (ja) |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP10473191A patent/JPH04310702A/ja active Pending
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