JPH0430937Y2 - - Google Patents

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JPH0430937Y2
JPH0430937Y2 JP1987186390U JP18639087U JPH0430937Y2 JP H0430937 Y2 JPH0430937 Y2 JP H0430937Y2 JP 1987186390 U JP1987186390 U JP 1987186390U JP 18639087 U JP18639087 U JP 18639087U JP H0430937 Y2 JPH0430937 Y2 JP H0430937Y2
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stopper
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案はベツド、ソファーあるいはソフアー
ベツドなどの休息用家具に関する。
(従来の技術) 一般に、上記ベツド、ソファーあるいはソファ
ーベツドなどの休息用家具は、通常基体と、この
基体に設けられた利用者が着座したり横たわるた
めの部分とから構成されている。
従来、利用者が着座したり横たわるための部分
は上記基体に固定して設けられていた。そのた
め、その部分がたとえばロツキングチエアーやゆ
りかごなどのように揺れ動く場合に比べて利用時
の快適性が低いということがあつた。
そこで、利用者が着座したり、横たわる部分を
基体に対して揺動自在に設けることが考えられて
いる。
しかしながら、利用者が着座したり、横たわる
部分(以下、この部分を可動体とする)を基体に
対して単に揺動自在に設けたのでは、その部分を
揺動させずに利用したい場合に不便である。
(考案が解決しようとする問題点) このように、可動体を基体に対して単に揺動自
在に設けるだけでは、上記可動体を揺動させずに
使用したい場合に不便であるということが生じ
る。
そこで、本件出願人は実願昭61−62723号(実
開昭62−174452号公報参照)に示される休息用家
具を提案した。この先行技術は可動体にストツパ
をスライド自在に設けるとともに、基体の上記ス
トツパと対応する位置に係合部を設ける。上記ス
トツパは操作ワイヤーの一端に連結されている。
この操作ワイヤの他端は可動体に設けられた操作
部に連結され、この操作部を操作して上記操作ワ
イヤを押込んだときに、上記ストツパを上記係合
部に係合させて可動体を揺動不能に保持できるよ
うになつている。
しかしながら、可動体は揺れ動くから、可動体
に設けられたストツパを基体に設けられた係合部
に容易に一致させることができない。そのような
状態でストツパを係合部に係合させるために操作
ワイヤに押込み力を加えると、ストツパが係合部
に一致しない状態においては上記操作ワイヤに加
わる押込み力が大きくなり、その操作ワイヤの中
途部が屈曲して曲り癖が付くことがある。する
と、操作ワイヤが円滑にスライドしなくなつた
り、押込み力を加えても、曲り癖の付いた部分で
大きく屈曲し、押込み力を確実に伝達できなくな
るなどのことが生じる。
この考案は上記事情にもとずきなされたもの
で、その目的とするところは、基体に揺動自在に
設けられた可動体を必要に応じて揺動不能に保持
できるばかりか、操作ワイヤに押込み力を加えず
にストツパを係合部に係合させることができるよ
うにした休息用家具を提供することにある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段及び作用) 上記問題点を解決するためにこの考案は、基体
と、この基体に連結部材によつて揺動自在に連結
された可動体と、上記可動体にスライド自在に設
けられたストツパと、上記基体の上記ストツパと
対応する箇所に設けられ上記ストツパが係合する
ことによつて上記可動体を揺動不能に保持する凹
部が形成されたゴム板からなる係合部と、上記ス
トツパを上記係合部に係合する方向に付勢したば
ねと、一端が上記ストツパに連結され他端が上記
可動体に設けられた操作部に導かれた操作ワイヤ
と、上記操作部に回動自在に設けられ上記操作ワ
イヤが上記ストツパを上記ばねの付勢力に抗して
引く方向にだけ連動し逆方向に対してはスライド
自在な状態で上記操作ワイヤの他端が連結された
作動部材と、この作動部材を操作して上記操作ワ
イヤを引き上記ストツパと係合部との係合を外し
た状態で上記作動部材が上記ばねの復元力によつ
て回動するのを阻止する保持機構とを具備する。
そして、上記作動部材の操作によりストツパを係
合部に対して係脱させ、上記可動体を揺動自在あ
るいは揺動不能にできるようにしたものである。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第4図は休息用家具としてのベツド1を
示し、このベツド1は基体2を備えている。この
基体2は矩形枠状の第1の枠体3を有し、この枠
体3の四隅部にはそれぞれ支持脚4が立設されて
いる。これら支持脚4には第2の枠体5が水平に
支持固定されている。
上記第2の枠体5には可動体6が揺動自在に連
結されている。この可動体6は上記第2の枠体5
よりも大きな第3の枠体7を有する。この第3の
枠体7の四隅部からはそれぞれほぼL字状に形成
されたアーム8が垂設されている。そして、この
アーム8の下端と上記第2の枠体5の角部とがそ
れぞれ連結部材としてのワイヤ9によつて連結さ
れ、それによつて上記可動体6が基体2に対して
揺動自在に連結されている。
なお、上記ワイヤ9の両端部は上記第2の枠体
5および上記アーム8にそれぞれ取着された筒状
の規制部材11によつて覆われている。この規制
部材11の先端部はテーパ状に拡径されている。
そして、これら規制部材11によつてワイヤ9の
揺動角度が規制されている。つまり、可動体6が
所定の範囲以上に揺動するのを防止している。ま
た、上記可動体6上にはマツトレス12が載置さ
れている。
上記可動体6の一側には操作部10が設けられ
ている。この操作部10は第1図と第2図に示す
ように上記第3の枠体7の内面に取着されたベー
ス部材13を有する。このベース部材13にはボ
ス部14が設けられ、このボス部14には筒体1
5が回転自在に嵌挿されている。この筒体15の
一端にはクリツプ16が係着され、他端にはアン
グル材からなる作動部材17の一端が外嵌固定さ
れている。この作動部材17は上記ベース部材1
3の内面に対向し、その他端には保持機構として
のタマシマリ18が設けられている。このタマシ
マリ18の図示しないばねによつて付勢された球
体19は作動部材17を回転させることにより、
上記ベース部材13に穿設された一対の係合孔2
1のいずれか一方に弾性的に係合するようになつ
ている。
上記筒体15には軸部材22の一端が挿入さ
れ、ピン23によつて上記筒体15に連結されて
いる。この軸部材22の他端は上記第3の枠体7
の外面に取着された飾り板24の通孔25から突
出し、その突出端にはハンドル26が外嵌固定さ
れている。このハンドル26は上記飾り板24の
外面に設けられた支持部材27aに回転自在に支
持されている。したがつて、上記ハンドル26に
よつて上記作動部材17を回動させることができ
るようになつている。
上記作動部材17のベース部材13の板面に対
して垂直な一辺には通孔27が穿設されている。
この通孔27には可撓性のチユーブ28aに挿通
された操作ワイヤ28の一端がスライド自在に挿
通され、上記通孔27からの突出端には上記通孔
27よりも大径な係合体29が固着されている。
したがつて、上記作動部材17を第1図に矢印で
示す方向に回動させると、操作ワイヤ28を引く
ことができるが、逆方向に回動させた場合には上
記操作ワイヤ28の一端部は作動部材17の通孔
27をスライドすることになる。
上記操作ワイヤ28の他端部には第3の枠体7
に垂設されたアーム8の先端部に導かれ、そこで
上記アーム8に穿設された通孔30にスライド自
在に挿入された軸状のストツパ31の上端に連結
されている。このストツパ31の上部にはストツ
パ31が通孔30から抜け落ちるのを防止するワ
ツシヤ32がピン33によつて上端側から抜出し
ない状態で設けられ、またストツパ31の下端部
は大径部34に形成されている。この大径部34
と上記アーム8との間にはストツパ31を下方へ
付勢するばね35が設けられている。ストツパ3
1が下方に付勢された状態において、その下端の
大径部34は係合部としてのゴム板36に形成さ
れた凹部37に係合するようになつている。上記
ゴム板36は上記基体2の第1の枠体3の角部に
設けられた取付板38に取付けらている。つま
り、上記取付板38には複数、たとえば4本のボ
ルト39が立設され、上記ゴム板36には長孔4
1穿設されていて、その長孔41を上記ボルト3
9に嵌挿させ、ワツシヤ42を介してナツト42
を螺合することによつて固定されている。したが
つて、上記ストツパ31の大径部34が上記凹部
37に係合すれば、アーム8を介して第3の枠体
7が揺動不能に保持されるようになつている。
このような構造のベツド1によれば、利用者が
マツトレス12上に横たわり、ストツパ31をゴ
ム板36の凹部37から外した状態で上記マツト
レス12が載置された可動体6を揺り動かせば、
この可動体6が丁度ハンモツクやゆりかごのよう
に揺れ動くので、利用者は快適に休息や就寝する
ことができる。なお、ストツパ31をゴム板36
の凹部37から外すには、操作部10のハンドル
26を操作し、作動部材17を第1図に矢印で示
す方向に回動させ、その方向に位置する一方の係
合孔21にタマシマリ18の球体19を弾性的に
係合させる。それによつて、操作ワイヤ28がば
ね35の付勢力に抗して引かれた状態で保持され
るから、上記ストツパ31が上記凹部37から外
れる。
一方、可動体6を揺動不能に固定したい場合に
は、操作部10の作動部材17を第1図の矢印と
逆方向に回動させ、同図の実線で示す位置にして
タマシマリ18の球体19を他方の係合孔21に
係合させる。すると、上記作動部材17と操作ワ
イヤ28の端部に固着された係合体29との係合
が外れるから、それまで操作ワイヤ28により引
張られ、ばね35を圧縮して上昇した状態で保持
されたストツパ31が下降自在な状態となる。そ
れにより、ストツパ31は上記ばね35の復元力
で操作ワイヤ28を引張りながら下降することに
なるから、そのストツパ31の大径部34がゴム
板36の凹部37に係合して可動体6が揺動不能
に保持されることになる。
また、可動体6が揺動しているときにストツパ
31を下降させると、その大径部34が凹部37
と直ちに対向しないときがある。しかしながら、
上記ストツパ31はばね35によつて下降方向に
付勢されているから、可動体6が揺動を繰返すこ
とによつて上記ストツパ31は凹部37に係合す
ることになる。
また、可動体6の揺動を停止する際、操作ワイ
ヤ28は作動部材17によつて押されるのではな
く、ばね35によつて引張られてスライドするた
め、上記操作ワイヤ28が屈曲することがない。
つまり、操作ワイヤ28に押込み力を作用させず
にストツパ31を凹部37に係合させることがで
きる。したがつて、上記操作ワイヤ28が屈曲を
繰返して早期に損傷したり、円滑にスライドしな
くなるなどのことがない。さらに、可動体6を揺
動不能な状態から揺動自在な状態にする場合に
も、操作ワイヤ28を引張つてストツパピン31
をゴム板36の凹部37から外すため、その際に
も上記操作ワイヤ28を屈曲させずにスライドさ
せることができる。
なお、上記一実施例ではストツパおよびゴム板
を一箇所に設けた場合について述べたが、ストツ
パおよびゴム板を複数箇所、たとえば基体の対角
線方向の二箇所に設けるようにすれば、上記可動
体の保持をより確実に行なうことができる。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、基体に可動体を
揺動自在に連結するとともに、上記可動体にスト
ツパをスライド自在に設け、上記基体の上記スト
ツパと対向する部位に係合部を設け、この係合部
に上記ストツパを係合させることによつて上記可
動体を揺動不能に保持できるようにした。したが
つて、可動体を揺動自在な状態あるいは揺動不能
な状態のいずれでも使用することができるから、
非常に便利である。また、可動体を揺動不能に保
持する場合あるいは揺動不能な状態から揺動自在
にするいずれの場合であつても、上記ストツパを
スライド操作するための総作ワイヤに押込み力を
加えることなく行えるようにした。
したがつて、操作ワイヤを押してスライドさせ
る場合のように屈曲させることがないから、操作
ワイヤを早期に損傷させたり、屈曲部分によつて
円滑にスライドしなくなるなどのことがない。ま
た、係合部をゴム製としたので、ストツパが係合
する際の衝撃力を小さくすることができるばかり
か、衝撃音の発生を少なくすることができるとい
う利点も有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は操
作部の正面図、第2図は同じく断面図、第3図は
上記操作部によつて操作されるストツパ部分の側
面図、第4図はベツドの側面図である。 2……基体、9……ワイヤ(連結部材)、10
……操作部、17……作動部材、18……タマシ
マリ(保持機構)、28……操作ワイヤ、31…
…ストツパ、35……ばね、36……ゴム板(係
合部)、37……凹部(係合部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体と、この基体に連結部材によつて揺動自在
    に連結された可動体と、上記可動体にスライド自
    在に設けられたストツパと、上記基体の上記スト
    ツパと対応する箇所に設けられ上記ストツパが係
    合することによつて上記可動体を揺動不能に保持
    する凹部が形成されたゴム製の係合部と、上記ス
    トツパを上記係合部に係合する方向に付勢したば
    ねと、一端が上記ストツパに連結され他端が上記
    可動体に設けられた操作部に導かれた操作ワイヤ
    と、上記操作部に回動自在に設けられ上記操作ワ
    イヤが上記ストツパを上記ばねの付勢力に抗して
    引く方向にだけ連動し逆方向に対してはスライド
    自在な状態で上記操作ワイヤの他端が連結された
    作動部材と、この作動部材を操作して上記操作ワ
    イヤを引き上記ストツパと係合部との係合を外し
    た状態で上記作動部材が上記ばねの復元力によつ
    て回動するのを阻止する保持機構とを具備したこ
    とを特徴とする休息用家具。
JP1987186390U 1987-12-09 1987-12-09 Expired JPH0430937Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987186390U JPH0430937Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987186390U JPH0430937Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

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Publication Number Publication Date
JPH0190448U JPH0190448U (ja) 1989-06-14
JPH0430937Y2 true JPH0430937Y2 (ja) 1992-07-24

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ID=31477618

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987186390U Expired JPH0430937Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174452U (ja) * 1986-04-25 1987-11-06

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JPH0190448U (ja) 1989-06-14

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