JPH04308976A - 画像処理装置および方法 - Google Patents

画像処理装置および方法

Info

Publication number
JPH04308976A
JPH04308976A JP3073045A JP7304591A JPH04308976A JP H04308976 A JPH04308976 A JP H04308976A JP 3073045 A JP3073045 A JP 3073045A JP 7304591 A JP7304591 A JP 7304591A JP H04308976 A JPH04308976 A JP H04308976A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
binarization
display area
binary data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3073045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3036103B2 (ja
Inventor
Takashi Ijiri
隆史 井尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3073045A priority Critical patent/JP3036103B2/ja
Publication of JPH04308976A publication Critical patent/JPH04308976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3036103B2 publication Critical patent/JP3036103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像処理装置に関し、
特に、画像の2値化処理機能を備え、照明条件などの変
動に追従させて、前記2値化処理における2値化しきい
値を可変調整する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理の方式の1つに、デジタル方式
がある。前記デジタル方式は、撮像装置などにより撮像
して得られた画像を、一旦デジタル化し、電子計算機を
用いてデータ処理する。前記デジタル化に際しては、所
定のしきい値レベルに基づいて2値化処理が行なわれる
。2値化して得られた2値画像は、黒(1)になる画素
と白(0)になる画素から構成される白黒2値画像であ
る。前記2値画像が得られると、前記2値画像に対して
白画素または黒画素の面積計測処理などが行なわれて、
計測結果に基づいて撮像された被写体が識別されるよう
に処理される。
【0003】上述したような画像処理においては、照明
などの撮像条件が変動した場合には、計測精度を維持す
るために前記2値化しきい値レベルを調整し直す必要が
ある。このような場合における、2値化しきい値の自動
調整方法を以下に説明する。
【0004】第7図は、従来および本発明の実施例に適
用される画像処理装置の概略構成図である。
【0005】図において画像処理装置は、画像処理され
るべき物体(以下、ワークと呼ぶ)4を撮像するカメラ
部1、前記カメラ部1において撮像して得られた画像信
号を入力し、応じて所定のプログラムに従ってデータ処
理するコントローラ部2、前記コントローラ部2におけ
るデータ処理結果をモニタ画面10(図示せず)に画面
表示するビデオモニタ部3を含む。
【0006】第8図は、従来の画像処理装置における画
像処理によるモニタ画面の表示例を示す図である。
【0007】図示されるようにビデオモニタ部3のモニ
タ画面10は、同一画面表示領域内に計測対象物体K1
が映出される計測領域(以下、計測ウィンドウと呼ぶ)
KWと、大きさ、形が常に一定である参照用物体RFが
映出される参照領域(以下、参照ウィンドウと呼ぶ)R
Wとを含む。
【0008】ユーザは、前記モニタ画面10を監視しな
がら以下のような設定操作を行なう。
【0009】■  モニタ画面10に表示される画像に
対して、2値化しきい値を設定する。(前記ウィンドウ
KWとRWで、常に共通であるように2値化しきい値を
設定する。)■  次に、モニタ画面10の表示領域内
に計測対象物体K1の他に、参照用物体RF(大きさお
よび形状が一定であるもの)を映だす。
【0010】■  次に、モニタ画面10の表示領域に
おける計測対象物体K1に対してCAD(Comput
er  Aided  Design:CAD)操作に
より計測ウィンドウKWを設定する。
【0011】■  さらに、表示領域における参照用物
体RFに対して、同様にして参照ウィンドウRWを設定
する。
【0012】画像処理装置のコントローラ部2は計測時
において、参照ウィンドウRWにおける参照用物体RF
による面積計測値を監視して、これを一定に維持するよ
うに2値化しきい値を調整するように動作する。
【0013】以上のように一画面内の1つの参照ウィン
ドウRW内に、定常的に前記面積値が一定であるような
参照用物体RFを映出し、前記物体の面積計測値が常に
一定値を維持するように、モニタ画面10の各ウィンド
ウに共通して適用される2値化しきい値を可変設定する
という方法が一般的である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、1つ
の計測対象物体のみを計測する場合は、1つの2値化し
きい値のみを設定すればよいので、上述した従来の方法
を用いれば撮像時における照明条件の変動などに追従さ
せて前記2値化しきい値のレベル調整ができる。しかし
ながら、同一モニタ画面内に複数の計測ウィンドウを設
定し、かつ前記各計測ウィンドウごとに異なる2値化し
きい値を設定するような場合は、参照ウィンドウが1つ
であり2値化しきい値は1つしか可変調整できないとい
う従来の方法では、撮像時の照明条件の変動になどに対
して各計測ウィンドウにおける2値化しきい値のレベル
調整が追従できず、その計測精度は著しく低下するとい
う問題があった。
【0015】また、逆に計測精度を維持しようとすれば
、前述したように同一モニタ画面内に計測ウィンドウは
1つしか設けることができないので、複数の計測対象物
体がある場合は、その計測処理の高速化を図れないとい
う問題もあった。
【0016】それゆえに本発明の目的は、同一画面内の
複数の異なる表示領域に対して、個別に2値化レベルを
設定し、前記各2値化レベルを撮像時の照明光変動に追
従させて可変調整し、前記各表示領域における画像処理
の精度向上および高速化を図ることができる画像処理装
置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像処理
装置は、一様光の照明の下に撮像して得られた映像信号
に基づく画像を同一画面内の複数の異なる表示領域にそ
れぞれ表示する画像処理装置である。詳細には、前記各
表示領域を特定する信号を個別に出力する表示領域特定
手段と、前記映像信号を入力し、応じて画像データに変
換する信号変換手段と、前記映像信号の前記各表示領域
における2値化レベルを予め記憶し、前記信号変換手段
によって変換された前記画像データが入力されたことに
応じて、前記画像データを前記記憶された2値化レベル
に基づいて、各2値化レベル対応で個別に2値データに
変換する2値データ変換手段と、表示領域データ導出手
段と、照明変動検知手段と、さらに2値化レベル設定手
段とを備えて構成される。
【0018】前記表示領域データ導出手段は、前記2値
データ変換手段により変換された前記2値データと前記
表示領域特定手段により出力される前記特定信号とを入
力し、応じて前記各表示領域内に表示される2値データ
のみを個別に導出するよう構成される。
【0019】前記照明変動検知手段は、前記表示領域デ
ータ導出手段により導出された予め定められた表示領域
に該当する2値データに基づいて、その画像濃度の変位
を検出し、その検出された変位に基づいて前記照明光の
変動を検知するよう構成される。
【0020】さらに、前記2値化レベル設定手段は、前
記照明変動検知手段によって検知された前記照明光の変
動検知に応答して、前記照明光変動を補正するように前
記2値データ変換手段に記憶された各2値化レベルを前
記画像濃度変位に基づいて可変設定するように構成され
る。
【0021】
【作用】この発明に係る画像処理装置は上述のように構
成されるので、同一画面内の複数の異なる表示領域にそ
れぞれ2値化レベルを設定して、各領域ごとに独自に画
像処理を行なうような場合でも、撮像時における照明光
の変動に追従させて、前記2値化レベルを自動的に調整
できる。つまり、照明変動検知手段は、表示領域データ
導出手段により導出された、予め定められた表示領域に
該当する2値データに基づいて、その画像濃度の変位を
検出する。さらに、この画像濃度変位に基づいて前記照
明光の変動が検知され、応じて2値化レベル設定手段は
、2値データ変換手段に記憶された各2値化レベルを、
前記照明光変動を補正するように前記画像濃度変位に基
づいて可変設定するので、各表示領域における画像処理
の精度を撮像(照明光)条件の変動にかかわらず、常に
一定に維持できる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の2つの実施例について図面
を参照して詳細に説明する。
【0023】まず、第1の実施例について説明する。
【0024】第1の実施例における画像処理装置は、複
数の異なる参照用物体の2値画像の面積値の変動を検出
することにより照明条件の変動を検出し、応じて複数の
計測ウィンドウKWi(i=1、2、3、…、m)に対
する各2値化レベルを可変調整するよう動作する。
【0025】図1は、本発明の第1の実施例による画像
処理装置のコントローラ部の概略構成図である。
【0026】図2は、本発明の第1の実施例による画像
処理装置の計測時のモニタ画面の表示例を示す図である
【0027】図2に示されるように、ビデオモニタ部3
のモニタ画面10には、計測対象物体K1ないしK3が
映出され、これらに対して計測ウィンドKW1、KW2
およびKW3がCAD操作によりそれぞれ設定される。
【0028】また、同時にモニタ画面10には参照用物
体RF1およびRF2が映出され、これらに対して参照
ウィンドウRW1およびRW2がCAD操作によりそれ
ぞれ設定される。
【0029】したがって、前記ウィンドウKW1ないし
KW3は、計測対象物体K1ないしK3の計測に用いら
れる。前記ウィンドウRW1およびRW2は参照用物体
(大きさおよび形状などが不変であるもの)RF1およ
びRF2をそれぞれ映出すためのウィンドウであり、こ
れらは撮像時における照明光変動を検知するために用い
られる。
【0030】さらにモニタ画面10に設定された複数の
ウィンドウには、各ウィンドウごとにそれぞれ異なる2
値化しきい値が設定される。この2値化しきい値設定の
詳細については後述する。
【0031】なお、同一モニタ画面中に設定される参照
用のウィンドウは1個でもよい。しかし、複数の参照用
ウィンドウを設けることにより、各計測ウィンドウにお
ける2値化レベル調整の精度が向上する。この場合、参
照ウィンドウRW1とRW2には濃度を異にする参照用
物体RF1とRF2とを映出し、それぞれ異なる2値化
レベルを用いて2値化する。
【0032】なお、該画像処理装置が起動された時点で
初期設定されるべき2値化レベルを、前記ウィンドウK
W1ないしKW3に対しては、それぞれ2値化レベルL
K1ないしLK3とし、前記ウィンドウRW1およびR
W2に対しては、それぞれ2値化レベルLR1およびL
R2とする。
【0033】図1において、コントローラ部2はモニタ
画面10に異なるウィンドウを最大8個まで表示できる
ように構成される。そして、前段に接続されたカメラ部
1から与えられる映像信号を入力し、応じて照明条件の
変動を補正しながら2値化処理された画像を、次段のビ
デオモニタ部3のモニタ画面10にたとえば図2に示さ
れるように画面表示し、さらに各ウィンドウにおける面
積値を検出するように構成される。
【0034】前記コントローラ部2はルックアップテー
ブル(LUT)20、フレームメモリ21、ウィンドウ
メモリ22、計測部23、A/Dコンバータ(アナログ
/デジタル変換器)27、CPU(中央処理装置)28
および入出力インターフェイス29を含む。
【0035】前記A/Dコンバータ27は所定のサンプ
リング周期に基づいて前段に接続されたカメラ部1から
与えられる映像信号をサンプリングし、8ビット構成の
デジタル信号に変換して次段に接続されたルックアップ
テーブル20に与える。したがって、A/D変換器27
の出力するデジタル信号は、前記映像信号の濃淡階調を
段階的に示す0〜255までの値を有する。
【0036】なお、カメラ部1は計測対象物体K1ない
しK3ならびに参照用物体RF1およびRF2を含むワ
ーク4を一様光照明の下に撮像する。照明条件における
前記一様光とは、モニタ画面10内の有効表示領域が同
一の照明用光源により照明される照明条件を指す。
【0037】前記入出力インターフェイス29は、前段
に接続されたCPU28と、キーボード30およびビデ
オモニタ部3とを電気的に接続する。したがって、キー
ボード30を介してキー入力されたデータは入出力イン
ターフェイス29によりデータ変換されてCPU28に
与えられる。また、CPU28から出力されたデータは
、入出力インターフェイス29を介してビデオモニタ部
3のモニタ画面10に表示され、逆にモニタ画面10を
介して入力されたデータは入出力インターフェイス29
を介してCPU28に与えられる。
【0038】前記ルックアップテーブル20は、一種の
メモリである。このテーブル20には同一モニタ画面1
0内に設定された各ウィンドウに対して予め個別に2値
化レベルが設定される。この設定された2値化レベルは
各ウィンドウ対応でそれぞれテーブルとして前記ルック
アップテーブル20にストアされる。したがって、前記
各ウィンドウに対して設けられる2値化レベルテーブル
のそれぞれは、前段に接続されたA/Dコンバータ27
から与えられる前記8ビット構成の濃淡画像信号をアド
レス信号として入力し、応じてアドレス指定されて、そ
のアドレス指定されたメモリ領域から読出された2値デ
ータ(0または1)がそれぞれ導出される。
【0039】また、前記ルックアップテーブル20にス
トアされる前記2値データは、CPU28によってCP
Uアドレスバス25ならびにCPUデータバス26を経
由して与えられるアドレス信号によってアドレス指定さ
れて、同時に与えられるデータ信号が書込まれることに
より予めストアされる。
【0040】ここで、前記ルックアップテーブル20に
おける各ウィンドウごとの2値化レベルのデータ設定方
法について説明する。
【0041】図3は、前掲図1に示されたルックアップ
テーブル20に設定される2値化レベルを説明するため
の図である。
【0042】図3において横軸の入力(X)は前記A/
Dコンバータ27出力による濃淡画像データを表わす。 したがって、前記入力(X)の値は0〜255の256
階調レベルを示し、縦軸の出力(Y)は、前記入力(X
)の256階調のそれぞれに対して設定される2値デー
タ(0または1)が示される。図示されるように、2値
化レベルLV=128が設定されていると想定する。前
記入力(X)がルックアップテーブル20に読出アドレ
ス信号として与えられることにより前記テーブル20は
アドレス指定されて、応じて前記2値化レベルLVを境
にして0または1の2値データが前記指定アドレスから
読出されて導出される。
【0043】ここで、ルックアップテーブル20に設定
された各ウィンドウ対応の2値化レベルLK1ないしL
K3ならびにLR1およびLR2の設定値の変更方法に
ついて説明する。
【0044】撮像条件における照明条件の変動時には、
これに追従させて各ウィンドウに対する2値化レベルが
調節される。前記照明状態の変動により画面全体の濃度
が変動するので、コントロール部2はモニタ画面10の
参照ウィンドウRW1およびRW2における面積計測値
が一定値を維持するように、2値化レベルLR1および
LR2の調節を行なう。つまり、CPU28はCPUア
ドレスバス25およびCPUデータバス26を介してル
ックアップテーブル20にストアされている2値化レベ
ルLR1およびLR2の値調整を行なう。CPU21は
調整後の前記レベルLR1およびLR2を、それぞれL
R11およびLR22として一時その内部メモリにスト
アする。その後、前記ウィンドウRW1およびRW2の
2値化レベルの変位に基づいて、他の計測ウィンドウK
W1ないしKW3のそれぞれの2値化レベルを補正する
。すなわち、前記補正量は、撮像時の照明光の変動量に
相当し、この補正を2値化レベルLK1ないしLK3の
各々に加えることにより、照明光条件が変動しても、常
に精度の高い画像処理を行なうことが可能となる。
【0045】前記ウィンドウRW1およびRW2の2値
化レベルの変位に基づいて、他の計測ウィンドウKW1
ないしKW3の補正後の2値化レベルLK1ないしLK
3をそれぞれLK11,LK22およびLK33とすれ
ば、   LK11=a・LK1             
                         
      …■  LK22=a・LK2     
                         
              …■  LK33=a・
LK3                      
                      …■(
ただし、aは(LR11/LR1)と(LR22/LR
2)の平均値である)と算出される。
【0046】ここで、2値化レベルLK1ないしLK2
の、上式■〜■を用いた補正方法の根拠について説明す
る。
【0047】図4は、一般のビデオカメラにおけるγ補
正動作による入出力関係をグラフで示す図である。
【0048】一般にビデオカメラにおいては、図4に示
されるように撮像時の照明光に含まれる輝度信号のレベ
ル(図4の入力(X1)に相当)は、いわゆるγ補正に
よる変換作用を受けた後に出力される。これは図4の出
力(Y1)に相当する。
【0049】図4において入力(X1)と出力(Y1)
の関係は、Y1=b・X1γ(b、γ:定数、一般にγ
=1.0あるいは1/2.2)と表わされる。
【0050】該画像処理装置においては、一様光照明の
下に撮像して得られたモニタ画面10内の各表示領域の
入力輝度は、前記照明の変動に伴なって同一比率で変動
すると仮定でき、入力画像の輝度がA倍に変動したとす
ると、画面内の各計測領域における画像濃度は、一律に
Aγ倍となる。
【0051】したがって、モニタ画面10の参照ウィン
ドウRW1またはRW2における2値化レベルLR1ま
たはLR2がc倍に変動したことが検出されると、他の
計測ウィンドウKW1ないしKW3の各2値化レベルL
K1ないしLK3のそれぞれも、一律にc倍となってい
ることが予想される。それゆえに、前記式■〜■に基づ
けば、照明変動に追従させながら2値化レベルLK1な
いしLK3のそれぞれを容易に補正することができる。
【0052】以上は、CPU28により2値化レベルの
自動調整を行なうようにしているが、ユーザが各ウィン
ドウに対応した2値化レベルを手動によりルックアップ
テーブル20に設定することもできる。これは、以下の
ように行なわれる。
【0053】ユーザは、モニタ画面10上に表示される
現在設定されている2値化レベルを通した2値画像を見
ながら、キーボード3の「上矢印」、「下矢印」などの
カーソルキーを操作してルックアップテーブル20に設
定されている2値化しきい値を変更する。このとき、前
記カーソルキー操作によるキー入力データは、入出力イ
ンターフェイス29を介してCPU28に与えられるの
で、応じてCPU28はアドレスバス25およびデータ
バス26を介してルックアップテーブル20をアクセス
し、そこにストアされている各ウィンドウ対応の2値化
レベルLK1ないしLK3ならびにLR1およびLR2
を同じ比率で書換えて、設定変更する。
【0054】以上のように、ルックアップテーブル20
には各ウィンドウごとに異なるように前記LK1ないし
LK3ならびにLR1およびLR2が初期設定されると
ともに、これらは、照明変動に追従して更新される。
【0055】図1においてフレームメモリ21は、ルッ
クアップテーブル20から出力される1フレーム分のデ
ータを記憶するデジタルメモリである。ウィンドウメモ
リ22は各計測対象物体K1ないしK3ならびに各参照
用物体RF1およびRF2の表示領域を、モニタ画面1
0の有効表示領域内において設定するために、各ウィン
ドウ対応でウィンドウ信号WSを記憶する。前記ウィン
ドウ信号WSはCPU28によりアドレスデータバス2
5ならびに26を介してドットイメージにして前記メモ
リ22に書込まれ、また読出されたウィンドウ信号WS
は計測部23に与えられる。
【0056】前記計測部23は、8個の計測モジュール
よりなる計測回路241ないし248を備えるものであ
る。前記各計測回路は、ビデオモニタ部3のモニタ画面
10に設けられるウィンドウごとに準備され、前段に接
続されたルックアップテーブル20から導出された8種
類の2値画像信号を個別に入力して同時にデータ処理す
ることが可能である。
【0057】図5は、本発明の一実施例による画像処理
装置における画像処理時の初期設定動作と稼働状態時の
動作を示す処理フロー図である。
【0058】この処理フローは、プログラムとして予め
CPU28の内部メモリにストアされ、CPU28自身
によって実行制御される。
【0059】次に、本発明の一実施例による画像処理装
置における2値化レベル初期設定の動作について、図1
ないし図4を参照しながら図5の処理フローに従って説
明する。
【0060】図1のカメラ部1により一様光照明の下に
計測対象物体K1ないしK3および参照用物体RF1お
よびRF2を含むワーク4が撮像されたと想定すると、
応じてアナログの映像信号が次段のA/Dコンバータ2
7に与えられる。前記A/Dコンバータ27は、与えら
れる前記映像信号を所定のサンプリング周期に基づいて
サンプリングし、8ビット構成のデジタル信号で示され
る濃淡画像データに変換し、次段のルックアップテーブ
ル20に与える。ルックアップテーブル20は、前記濃
淡画像データが与えられたことに応答して、前記濃淡画
像データによりアドレス指定されて、指定アドレスから
は、前掲図3で述べたようにして図2に示される各ウィ
ンドウごとに0または1の2値化信号が読出されて導出
される。
【0061】前記ルックアップテーブル20から読出さ
れた2値画像信号は、この場合計測部23の計測回路2
41ないし245のそれぞれを通過して計測処理され、
入出力インターフェイス29を介してビデオモニタ部3
のモニタ画面10に画像として表示される。
【0062】ユーザは、上述のようにして表示されたモ
ニタ画面10の画像を見て、図2に示されるようにCA
D操作などにより、計測対象物体K1ないしK3のそれ
ぞれに対して計測ウィンドウKW1ないしKW3をそれ
ぞれ設定し、同様にして参照用物体RF1およびRF2
のそれぞれについて、参照ウィンドウRW1およびRW
2をそれぞれ設定する。これに応答して、図5に示され
る処理フローが実行開始される。この処理フローは、ス
テップST1(図中ST1と略す)ないしステップST
4を含む初期設定の処理と、ステップST5ないしステ
ップST8を含む稼働状態時の処理とを含む。
【0063】CPU28は、図5のステップST1およ
びステップST2の処理において、ビデオモニタ部3の
モニタ画面10に描かれた前記各ウィンドウを入出力イ
ンターフェイス29を介して読取り、読取られたデータ
をCPUアドレスバス25ならびにCPUデータバス2
6を介してウィンドウメモリ22にビットパターンにし
て個別にストアする。
【0064】その後、次のステップST3の処理におい
て、CPU28はルックアップテーブル20をアクセス
して、前記設定されたウィンドウごとに2値化レベルを
設定する。前記2値化レベルは、前述したようにユーザ
がキーボード30を介してキー入力することにより設定
されるか、またはCPU28がその内部メモリに予めス
トアしていた初期値をルックアップテーブル20にロー
ドするようにして設定してもよい。
【0065】その後、ステップST4の処理において、
CPU28は参照ウィンドウRW1およびRW2におけ
る画像の面積値を計測する。そして、前記面積値をそれ
ぞれCPU28の内部メモリに予めストアする。これが
、参照ウィンドウRW1およびRW2の面積値の初期値
であり、後述する照明変動条件成立の有無を確認するた
めの基準値となる。
【0066】以上のようにして、ウィンドウメモリ22
およびルックアップテーブル20に所定のデータが初期
設定され、さらに参照ウィンドウRW1およびRW2の
面積値が計測されて初期設定処理が終了すると、次に、
ステップST5以降に示される稼働状態時の処理に移行
する。
【0067】稼働状態の処理において、CPU28はま
ずステップST5の処理を実行する。ステップST5の
処理において、参照ウィンドウRW1およびRW2の各
面積値を計測する。そして、この各計測面積値と前記内
部メモリに予めストアされた各面積値の初期値とを比較
してその変位を算出する。この算出変位値により照明光
源の劣化などに伴なう照明条件変動が検出される。CP
U28は、前記面積値の変位を、一時その内部メモリに
ストアする。その後、次のステップST6の処理におい
て、前記面積値の変位に基づいて照明条件変動の有無を
判別する。たとえば、前記判別は前記面積値の変位量が
前記面積値の初期値に対して所定の比率(たとえば、2
0%)以上に達したとき、照明条件が変動したと判断す
る。
【0068】CPU28は、前記ステップST6の処理
における判別成立に応答して、後述するステップST7
以降の処理に移行する。しかし、前記ステップST6に
おける判別不成立の場合は、再度ステップST5に戻り
、ステップST5およびステップST6によるループ処
理を繰返して、参照ウィンドウRW1およびRW2の面
積値の変位を計測しながら、照明条件の変動の有無を検
出するよう動作する。
【0069】前記ステップST6における照明条件変動
有りの判別に応答して実行されるステップST7ないし
ステップST9の処理は、照明条件の変動の程度に応答
して、各ウィンドウの2値化レベルを補正するような処
理である。
【0070】まず、ステップST7の処理において、C
PU28は参照ウィンドウRW1およびRW2の面積値
が、予めストアされた面積値の初期値に最も近くなるよ
うに、面積計測しながら、前述したようにルックアップ
テーブル20の該当する2値化レベルLR1およびLR
2の可変調整を行なう。この2値化レベル調整幅は、前
記ステップST5で求められた変位量に基づいて可変設
定すれば、速やかに計測面積値が前記初期値付近に達し
これを維持することができる。
【0071】その後、ステップST8の処理において、
計測ウィンドウKW1ないしKW3のそれぞれに対する
2値化レベルLK1ないしLK3のそれぞれを、前記式
■〜■に従って補正する。補正して得られた2値化レベ
ルLK11ないしLK33のそれぞれは、ルックアップ
テーブル20に2値化レベルLK1ないしLK3のそれ
ぞれとして再設定される。その後、再度ステップST5
の処理に戻り以下同様にして処理が繰返し実行される。
【0072】以上により、2値化レベルLR1、LR2
およびLK1ないしLK3が照明の変動に追従するよう
に補正されながらルックアップテーブル20にストアさ
れる。その後、ステップST15に戻り以降同様に処理
を繰返す。
【0073】上述した第1の実施例による照明条件変動
の検知方法は、参照ウィンドウRW1およびRW2にお
ける画像の面積値の変動に基づいて行なうものであった
。これを、次の第2の実施例に示されるように、参照ウ
ィンドウRW1およびRW2内の画素の画像濃度の平均
値の変動に基づいて行なうこともできる。
【0074】次に、第2の実施例について説明する。
【0075】図6は、本発明の第2の実施例による画像
処理装置の計測時のモニタ画面の表示例を示す図である
【0076】なお、第2の実施例による画像処理装置の
機能構成およびその動作は前述した第1の実施例と同様
であるために、詳細な説明は省略する。
【0077】第2の実施例における画像処理装置は、参
照ウィンドウRW1およびRW2に物体を映出さずに、
前記ウィンドウRW1およびRW2に色の変化しない部
分(たとえば、画面の背景部分)を映出すように設定す
る。
【0078】コントロール部2は、予め前記ウィンドウ
RW1およびRW2内の画素の画像濃度の平均値を算出
し、これを初期値GD1およびGD2としてそれぞれ内
部メモリに個別にストアする。前記画像濃度の平均値は
、入力画像を一旦フレームメモリ21に取込み、参照ウ
ィンドウRW1およびRW2の各画素の画像濃度の総和
を算出し、これを前記ウィンドウRW1およびRW2の
総画素数で割ることにより求められる。
【0079】CPU28は稼働状態に入ると、各参照ウ
ィンドウRW1およびRW2の画像濃度の平均値を上述
したように算出し、得られた計測濃度平均値をそれぞれ
GD11およびGD22とする。このとき、前記初期値
DG1およびGD2と前記平均値GD11およびGD2
2とにより画像濃度の変位が算出されて、この変位量に
基づいて照明条件変動の有無が判別される。このとき、
照明条件の変動有りと判別されると、計測された濃度平
均値が前記初期値となるように参照ウィンドウRW1お
よびRW2の2値化レベルが可変調整される。その後、
(dは(GD11/GD1)と(GD22/GD2)と
の平均値)   LK11=d・LK1             
                         
      …■  LK22=d・LK2     
                         
              …■  LK33=d・
LK3                      
                      …■と
して、計測ウィンドウKW1ないしKW3のそれぞれの
2値化レベルLK1ないしLK3をルックアップテーブ
ル20において更新すればよい。
【0080】以上のように、実施例1においては参照ウ
ィンドウRW1およびRW2の画像面積値を用いて、さ
らに実施例2においては画像濃度値を用いて2値化レベ
ルを照明変動に追従させて可変設定する。
【0081】また、上述のように複数の参照ウィンドウ
を設けて、前記画像面積値ならびに画像濃度値の平均値
をとることにより、ノイズ成分が除去されて補正精度を
高めることができるので、参照ウィンドウは本実施例に
示されるように2つ以上設定することが望ましい。
【0082】
【発明の効果】この発明に係る画像処理装置によれば、
照明変動検知手段は、表示領域データ導出手段により導
出された予め定められた表示領域に該当する2値データ
に基づいて、その画像濃度の変位を検出し、この画像濃
度変位に基づいて、前記照明光の変動が検知され、応じ
て2値化レベル設定手段は、前記照明光の変動を補正す
るように前記画像濃度変位に基づいて前記各2値化レベ
ルを可変調整するように動作するので、同一画面内に複
数の異なる表示領域を設定し、そのそれぞれに対して独
自に2値化レベルを設定することが可能となり、さらに
撮像時の照明条件などの変動に追従させて、前記各2値
化レベルをリアルタイムにかつ個別に可変調整すること
が可能となるという効果がある。
【0083】また、前記効果は画像処理の精度向上と高
速化を促すという効果ももたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による画像処理装置のコ
ントローラ部の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例による画像処理装置の計
測時のモニタ画面の表示例を示す図である。
【図3】図1に示されたルックアップテーブルに設定さ
れる2値化レベルを説明するための図である。
【図4】一般のビデオカメラにおけるγ補正動作による
入出力関係をグラフで示す図である。
【図5】本発明の一実施例による画像処理装置における
画像処理時の初期設定動作と稼働状態時の動作を示す処
理フロー図である。
【図6】本発明の第2の実施例による画像処理装置の計
測時のモニタ画面の表示例を示す図である。
【図7】従来および本発明の実施例に適用される画像処
理装置の概略構成図である。
【図8】従来の画像処理装置における画像処理によるモ
ニタ画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1  カメラ部 2  コントローラ部 3  ビデオモニタ部 4  ワーク 20  ルックアップテーブル 22  ウィンドメモリ 23  計測部 27  A/D(アナログ/デジタル)コンバータK1
、K2およびK3  計測対象物体RF1およびRF2
  参照用物体 KW1、KW2およびKW3  計測ウィンドウRW1
およびRW2  参照ウィンドウLV  2値化レベル なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一様光の照明の下に撮像して得られた
    映像信号に基づく画像を、同一画面内の複数の異なる表
    示領域にそれぞれ表示する画像処理装置であって、前記
    各表示領域を特定する信号を個別に出力する表示領域特
    定手段と、前記映像信号を入力し、応じて画像データに
    変換する信号変換手段と、前記映像信号の前記各表示領
    域における2値化レベルを予め記憶し、前記信号変換手
    段によって変換された前記画像データが入力されたこと
    に応じて、前記画像データを前記記憶された各2値化レ
    ベルに基づいて、各2値化レベル対応で個別に2値デー
    タに変換する2値データ変換手段と、前記2値データ変
    換手段により変換された前記2値データと、前記表示領
    域特定手段により出力される前記特定信号とを入力し、
    応じて前記各表示領域内に表示される2値データのみを
    個別に導出する表示領域データ導出手段と、前記表示領
    域データ導出手段により導出された予め定められた表示
    領域に該当する2値データに基づいて、その画像濃度の
    変位を検出し、その検出された変位に基づいて、前記照
    明光の変動を検知する照明変動検知手段と、前記照明変
    動検知手段による前記照明光の変動の検知に応答して、
    前記照明光変動を補正するように前記2値データ変換手
    段に記憶された各2値化レベルを前記画像濃度変位に基
    づいて可変設定する2値化レベル設定手段とを備えた、
    画像処理装置。
JP3073045A 1991-04-05 1991-04-05 画像処理装置および方法 Expired - Lifetime JP3036103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3073045A JP3036103B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 画像処理装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3073045A JP3036103B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 画像処理装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04308976A true JPH04308976A (ja) 1992-10-30
JP3036103B2 JP3036103B2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=13507006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3073045A Expired - Lifetime JP3036103B2 (ja) 1991-04-05 1991-04-05 画像処理装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3036103B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001057471A1 (fr) * 2000-01-31 2001-08-09 Omron Corporation Capteur visuel a deplacement
US6959103B2 (en) 2000-01-31 2005-10-25 Omron Corporation Displacement sensor having a display data output
CN1324299C (zh) * 2004-03-15 2007-07-04 欧姆龙株式会社 传感器装置
JP2010219865A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 画像処理システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001057471A1 (fr) * 2000-01-31 2001-08-09 Omron Corporation Capteur visuel a deplacement
US6724491B2 (en) 2000-01-31 2004-04-20 Omron Corporation Visual displacement sensor
US6959103B2 (en) 2000-01-31 2005-10-25 Omron Corporation Displacement sensor having a display data output
US8107685B2 (en) 2000-01-31 2012-01-31 Omron Corporation Displacement sensor having a display data output
CN1324299C (zh) * 2004-03-15 2007-07-04 欧姆龙株式会社 传感器装置
JP2010219865A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 画像処理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3036103B2 (ja) 2000-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107068037B (zh) 显示面板的灰阶校正方法和灰阶校正装置
KR930011510B1 (ko) 이미지 결상시스템의 상단위(scene based) 불균일성 보상신호처리 방법 및 신호처리기
JP4323097B2 (ja) サンプルイメージ中のエラーを検出する方法およびシステム
US5414537A (en) Color image processing method and apparatus
JPH11514174A (ja) 機械視覚システムにおいてカラーカメラを自動的に較正するための方法及びそのシステム
CN109785240A (zh) 一种低照度图像增强方法、装置及图像处理设备
EP0442369B1 (en) Gradation correcting apparatus
EP1808680A2 (en) Measuring method and apparatus using color images
WO2006065091A1 (en) Digital image photographing apparatus and method
US7289666B2 (en) Image processing utilizing local color correction and cumulative histograms
JPH04308976A (ja) 画像処理装置および方法
JP2007042033A (ja) 色補正装置および画像表示装置
KR20080056624A (ko) 디스플레이의 그레이 레벨 대 휘도 곡선을 신속히 생성하는방법 및 장치
JP5609459B2 (ja) 二値化処理方法及び画像処理装置
US5390034A (en) Color image processing method and apparatus with chrominance emphasizing process
JPH05205039A (ja) カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置
JPH09149317A (ja) 撮像装置
JP2022112995A (ja) 画像処理方法
US20140327695A1 (en) Image processing apparatus and control method therefor
JP2003198984A (ja) コントラスト補正回路
JP4274316B2 (ja) 撮像システム
JP2012208776A (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JPH10173958A (ja) 映像信号処理装置
JPH08266153A (ja) 作物検出装置
WO2024018906A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000125