JPH04308971A - バイナリサーチメモリ - Google Patents

バイナリサーチメモリ

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JPH04308971A
JPH04308971A JP3101868A JP10186891A JPH04308971A JP H04308971 A JPH04308971 A JP H04308971A JP 3101868 A JP3101868 A JP 3101868A JP 10186891 A JP10186891 A JP 10186891A JP H04308971 A JPH04308971 A JP H04308971A
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JP
Japan
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data
memory
key
stored
value
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3101868A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Okawa
大川 吉徳
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶された多数のデー
タの中から目的とするデータを高速に検索することがで
きるバイナリサーチメモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリに記憶されたデータの中から希望
するデータを検索する場合、従来の方法では、まず図4
に示すようにCPU(中央処理装置)50からメモリ5
2をアクセスしてアドレスの順序に従って各データに付
加された識別信号であるキーを読み出す。次に、予めC
PU50内に入力してある検索したいデータのキーとメ
モリ52から読み出したキーとを逐一照合し、一致する
ものを捜す。そして、一致するキーが見つかったときは
そのキーに対応するデータを希望するデータとして読み
出し、以後の必要な処理に使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにデータが見つかるまで次々とデータを読み出す方
法で検索を行うと、検索したいデータがメモリアドレス
の最後の方に格納されている場合には、データの検索に
要する時間が非常に長くなる。しかも、読みだしたキー
と検索すべきキーとが一致するかどうかをCPU50内
部の演算回路を用いてソフトウエア的に行っているので
、ハードウエア的に処理する場合に較べて処理速度が遅
い。
【0004】また、CPU50には図4に示す以外にも
種々の処理を行わせるのが一般的であり、データの検索
はCPU50が行う処理のうちのほんの一部に過ぎない
。しかし、データの検索を行っている期間中はCPU5
0をそれ以外の別のタスクの処理に使用することができ
ないため、処理能率が悪く、結果として全体の処理が遅
延するという問題がある。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、全体の処理を制御するCPUを用いずにデータ
の検索ができ、しかもハードウエア的な構成で迅速なデ
ータ検索が可能となるバイナリサーチメモリを提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明に係るバイナリサーチメモリは、複数のデー
タを、これらのデータを識別する識別値に基づいて、数
値順に記憶したメモリに対して前記データのバイナリサ
ーチを行う専用の回路を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【作用】本発明は前記の構成によって、メモリ内のデー
タの検索を行うので、データ検索を行っている期間中で
あってもCPUを別の処理のために使用することができ
る。また、データの検索を専用に構成した回路によって
ハードウエア的に行うので、データ検索に要する時間が
短縮される。
【0008】
【実施例】以下に図面を参照しつつ本発明の一実施例に
ついて説明する。図1は本発明の一実施例であるバイナ
リサーチメモリのブロック図、図2はメモリの内容を簡
単化して図1に示すバイナリサーチメモリの動作を分か
りやすく説明するための図、図3は音響機器の音場制御
に本発明のバイナリサーチメモリを適用した例を示すブ
ロック図である。
【0009】図1において、メモリ10にはデータ本体
の部分及びこのデータ本体の部分と1対1に対応するキ
ーの部分よりなるデータ(以下単にデータといったとき
はこのデータのうちのデータ本体の部分を指すものとす
る)が、図示する様にこのキーに基づいてメモリ10の
連続する絶対番地に沿って昇順に記憶されている。すな
わち、2つのキーの値を比較したときに、キーの値が小
さい方が小さいアドレスに、キーの値が大きい方が大き
いアドレスになるよう記憶されている。
【0010】センスアンプ12は、メモリセル10から
キー及びデータの読み出しを行いデコーダ14は、デー
タバス16を介して後述する制御回路32及びデータを
出力するとともに、メモリセル10の中の特定のメモリ
の選択を行う。
【0011】制御回路32はキー及びデータの流れを制
御する回路であり、データバス16を介してキー及びデ
ータを各レジスタ18,20,22,24,26,28
,30に入力するものである。レジスタ24は、検索し
ようとするデータのキーの値を記憶するレジスタである
。レジスタ26はメモリセル10のキーの中で最小のキ
ーの値を記憶するレジスタであり、またレジスタ18は
、このレジスタ26のキーに対応するメモリアドレスの
値が記憶されている。
【0012】レジスタ28は、メモリセル10のキーの
中で最大のキーの値を記憶するレジスタであり、レジス
タ20は、このレジスタ28のキーに対応するメモリア
ドレス値を記憶するレジスタである。
【0013】演算回路34は、レジスタ18、レジスタ
20のメモリアドレスの値の平均値を算出し、レジスタ
22に出力する。レジスタ30は、レジスタ22のメモ
リアドレスの値を記憶するものである。そして、比較器
36は、レジスタ24に記憶されている、キーの値を各
レジスタ26,28,30のキーの一値とを比較し、そ
の結果をデータバス16を介して制御回路32に出力す
る。
【0014】次に、図1の回路の動作について説明する
。ここで、検索しようとするデータのキーをDT 、キ
ーの中で最小の値をDL 、このキーDL のデータが
記憶されているメモリアドレスをAL 、キーの中で最
大の値をDH 、このキーDH のデータが記憶されて
いるメモリアドレスをAH とする。また(AL +A
H )/2で表されるアドレス(小数が現れる場合には
小数点以下は切り捨てるか、または切り上げる)をAM
 、このアドレスAMに記憶されているデータのキーを
DM とする。
【0015】図1において、まずメモリ10から読み出
した最小のキーDLをレジスタ26に、最大のキーDH
 をレジスタ28に、アドレスAL をレジスタ18に
、アドレスAH をレジスタ20にそれぞれ入力する。 次に、演算回路34において(AL +AH )/2を
計算し、得られた値AM をレジスタ22に入力すると
ともにアドレスAM に記憶されたデータのキーDM 
をメモリ10より読み出してレジスタ30に入力する。 そして、比較器36においてDM とDL 、及びDM
 とDH をそれぞれ比較する。このとき、仮にDM 
=DL (上記で(AL +AH )/2の値を求める
ときに小数点以下を切り捨てる場合に対応する)又はD
M =DH (上記で(AL +AH )/2の値を求
めるときに小数点以下を切り上げる場合に対応する)と
なっている場合には、検索しているキーDT はメモリ
10の中にはないと判断され、入出力回路より特殊なデ
ータとして全ビット「0」又は全ビット「1」のデータ
が出力される。
【0016】DM =DL でもDM =DL でもな
い場合には、DM とDT とを比較する。ここでDM
 =DT であればこのDM が求めているキーであり
、このキーに対応するデータをメモリ10のアドレスA
M から読み出して出力する。次にDM >DT の場
合には、DM を新たにDH としてレジスタ28へ入
力するとともに、AM を新たにAH としてレジスタ
20に入力する。そして、上記と同様の手続を繰り返す
。一方、DM <DT の場合には、DM を新たにD
L としてレジスタ26へ入力するとともに、AM を
新たにAL としてレジスタ18に入力し、同じく上記
と同様の処理を繰り返す。こうして最終的にDM =D
T となるDM が見つかれば、これが求めているデー
タのキーであるので、対応するメモリセルよりそのデー
タを読み出す。一方、最終的にDM =DL 又はDM
 =DL となった場合には求めている値がメモリ10
の中にはないことが明らかとなり、検索作業は終了する
【0017】次に、上記の動作をより分かりやすくする
ために図2に示す簡略化した具体例について説明する。 図2において2列に構成した表は、左側が昇順に配列さ
れたデータのキー、右側が対応するデータが記憶されて
いるアドレスとする。この中で例えば4という値のキー
を検索する場合を考える。ここではまずDL は1、D
H は1000であるので、これらを図1のメモリ10
から読み出してレジスタ26,28にそれぞれ格納する
。また、ALは10、AH は22であるので、AM 
は16となりこのアドレスにおけるキーがDM =50
であることが分かる。ここで、DM =50とDT =
4を比較するとDM >DT なので、今度はDH を
50、AH を16とする。そして上記と同様に再びA
M の値を求めるとAM =13となり、このアドレス
におけるキーの値9がDM となる。ここでまたDM 
=9とDT =4とを比較するとDM >DT である
ので、DH を9、AH を13とする。このときAM
 を求めると11.5となるが、小数点以下の切り捨て
を行ってAM =11とする。このアドレスにおけるキ
ーの値DM =4と、求めるキーの値DT とを比較す
ると等しいので、メモリのこのDM に対応するアドレ
スから読み出しを行うことによって求めるデータが得ら
れる。
【0018】次に、図2においてDT =10という値
のキーを検索する場合を考える。最初は上の例と同様に
AL =10、AH =22であり、AM =16であ
る。ここでDM =50とDT =10とを比較すると
DM >DT であるので、AH を新たに16として
同様の操作を行う(AL は10のまま)。このとき同
じようにしてAM をもとめるとAM =13となりD
M を求めると9になるが、この値はDT =10より
も小さいので、この場合には13を新たにAL として
代入する(AH は16のまま)。そして再びAM を
求めると14.5となるが、小数点以下を切り捨ててA
M =14とする。このときのDM =12はDT =
10よりも大きいので、今度はAH として14を代入
する(AL は13のまま)。このAL とAH から
AM を求めると13.5となるが小数点以下を切り捨
てて13とする。このときのDM =9は、同時にDL
 =9でもあるので、図2の表の中にはDT =10と
いう値のキーは存在しないと判断され、図2を見ると分
かるように事実存在していない。図2では分かりやすく
するためにデータの数が極端に少ない場合について説明
したが、実際には図1の回路は通常膨大な量のデータを
検索する場合に適用される。
【0019】図3は物理的性質が時間的に変化する音場
空間の音場制御に図1に示すバイナリサーチメモリを用
いた場合のブロック図である。例えば自動車の中で音楽
を聞いているような場合には、周囲からは多くの雑音が
入ってくるので、音場空間の物理的性質のひとつである
車内のトータルの音量は時々刻々変化している。そこで
、この雑音をマイクなどで取り込んで、スピーカから出
ている音楽の音量をその雑音レベルに応じて適当に変化
させることができれば、車内にいる人間に聞こえる音楽
に関する音量については等価的に一定に保つことができ
る。
【0020】そこで、図3に示すように、音源49から
音楽などの信号Sと周囲からの雑音Nとが混ざった信号
をマイク40によって取り込み、この信号S+Nと前段
増幅器46からの信号Sとを減算回路42において減算
する。こうして分離された雑音成分Nを図1で説明した
キーとしてパラメータ抽出回路44に与える。パラメー
タ抽出回路44には図1のバイナリサーチメモリが備え
てあり、そのメモリ内部には予め後段増幅回路48の増
幅率を格納しておく。そして、この格納されている増幅
率と1対1に対応させてあるキーを雑音レベルに比例さ
せておき、ある雑音Nが入ってきたときには、そのキー
に対応する所定の増幅率のデータを後段増幅回路48に
出力する。これにより、後段増幅回路48は、所定の増
幅率で音源49からの信号Sを増幅してスピーカ50か
ら所定の音量で信号Sが報音される。よって、車内にお
いて聴取者が等価的に一定の音量で音楽などの音声信号
を聞くことができるよう音場空間を制御することができ
る。また、可聴周波数をいくつかの範囲に分け、それぞ
れの周波数範囲毎に別々に音量の制御を行うようにすれ
ば、より精細な音場制御を行うことができるが、本発明
のようなバイナリサーチメモリを用いれば、高速な処理
が可能となるので、係る場合にも対応することができる
【0021】上記のような音場空間の制御を行う場合に
、従来のようにソフトウエア的に全てのデータを検索し
ていたのでは、処理速度が遅く十分な処理はできない。 しかし、図1に示す本実施例のバイナリサーチメモリを
用いることによって、データの検索処理は専用の制御回
路によってハードウエア的に行われるので処理が高速に
なり、適切な音場空間の制御が可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
モリにバイナリサーチを行う専用の回路を設けたことに
より、種々のタスクを処理するCPUをデータの検索処
理のために使用しないですむので、処理能率の向上を図
ることができ、しかもデータの検索をハードウエア的に
高速に処理することが可能になり、したがって例えば、
音場空間の物理的性質が時間的に変化する場合の音場制
御のように、膨大な量のデータの中から必要とされるデ
ータを高速に検索しなければならない場合などに最適の
バイナリサーチメモリを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるバイナリサーチメモリ
のブロック図である。
【図2】メモリの内容を簡単化して図1に示すバイナリ
サーチメモリの動作を分かりやすく説明するための図で
ある。
【図3】音響機器の音場制御に本発明のバイナリサーチ
メモリを適用した例を示すブロック図である。
【図4】ソフトウエア的にデータを検索する従来の回路
を概略的に示したブロック図である。
【符号の説明】
10,52    メモリ 12    センスアンプ 14    デコーダ 16    データバス 18,20,22,24,26,28,30    レ
ジスタ 32    制御回路 34    演算回路 36    比較器 40    マイク 42    減算回路 44    パラメータ抽出回路 46    前段増幅回路 48    後段増幅回路 50    CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のデータを、これらのデータを識
    別する識別値に基づいて、数値順に記憶したメモリに対
    して、前記データのバイナリサーチを行う専用の回路を
    設けたことを特徴とするバイナリサーチメモリ。
JP3101868A 1991-04-06 1991-04-06 バイナリサーチメモリ Withdrawn JPH04308971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3101868A JPH04308971A (ja) 1991-04-06 1991-04-06 バイナリサーチメモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3101868A JPH04308971A (ja) 1991-04-06 1991-04-06 バイナリサーチメモリ

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Publication Number Publication Date
JPH04308971A true JPH04308971A (ja) 1992-10-30

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ID=14311969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3101868A Withdrawn JPH04308971A (ja) 1991-04-06 1991-04-06 バイナリサーチメモリ

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JP (1) JPH04308971A (ja)

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