JPH04308523A - 養毛化粧料 - Google Patents

養毛化粧料

Info

Publication number
JPH04308523A
JPH04308523A JP3100314A JP10031491A JPH04308523A JP H04308523 A JPH04308523 A JP H04308523A JP 3100314 A JP3100314 A JP 3100314A JP 10031491 A JP10031491 A JP 10031491A JP H04308523 A JPH04308523 A JP H04308523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
extract
effect
cosmetic
horse chestnut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3100314A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsu Miyamoto
達 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP3100314A priority Critical patent/JPH04308523A/ja
Publication of JPH04308523A publication Critical patent/JPH04308523A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、頭皮の末梢血流を促進
し、毛母細胞の賦活化をする、育毛効果、脱毛予防効果
、及びふけ防止効果に優れた養毛化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、トウガラシチンキ、ニコチン酸誘導体等の血行促進
物質、或はセンブリエキス、朝鮮ニンジンエキス等の頭
皮の皮膚細胞の賦活化物質を配合してなる養毛化粧料が
知られている。更に最近では、皮脂腺の肥大防止効果を
もつ成分や、男性ホルモンの抑制作用をもつ成分を配合
する養毛化粧料も数多く提案されている。
【0003】しかし、従来より使用されている血行促進
物質は、皮膚刺激が強くその配合量に制限があったり、
血行促進の持続時間が短かいという欠点がある。また細
胞の賦活化物質も、低濃度では皮膚への浸透性が低く、
且つ単独では効果が充分に発揮されないという問題点が
ある。
【0004】一方、男性型脱毛症は男性ホルモンの過剰
作用が原因の一つと言われているが、血行の不良や毛母
細胞の活性低下、皮脂腺の肥大化、頭皮の繊維化等の現
象が複雑に絡みあって生じていると推察されている。従
って、単に男性ホルモンの抑制成分を用いても育毛作用
を発現するまでには至らないのが現状である。更に、男
性ホルモンの過剰作用が原因といわれる皮脂腺の肥大を
抑制するために、抗男性ホルモン剤等を育毛剤として用
いても効果は充分ではない。
【0005】本発明に係わるセイヨウトチノキエキスは
、強壮、麻酔、解熱、血栓治療薬、痔疾治療薬、外傷治
療薬等として用いられてきた物質である。しかしながら
、このセイヨウトチノキエキスが発毛、育毛効果を有す
ることは全く知られていなかった。また、セイヨウトチ
ノキエキスの配合例として皮膚用組成物及び皮膚処理法
(特開昭53−9328号公報)、下肢手入れ用組成物
(特開昭56−29021号公報)、消炎性粘着性膏体
(特開昭60−181021号公報)が公開されている
が、養毛化粧料としての応用はみられなかった。また、
本発明に係わるコハク酸の塩類に関しては、細胞呼吸の
促進作用等が知られているが、発毛、育毛効果は全く知
られていなかった。更に、コハク酸の塩類の配合例とし
て皮膚化粧料(特開昭63−77809,159304
号公報)等が公開されているが、養毛化粧料としての応
用はみられなかった。
【0006】本発明は、上述のような実情に鑑みなされ
たものであって、その目的は、頭皮の末梢血流を促進し
、毛母細胞を賦活化し、育毛、脱毛予防及びふけ防止等
の効果に優れた養毛化粧料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、頭皮の末
梢血流の促進及び毛母細胞の賦活化について種々検討し
た結果、セイヨウトチノキエキスを配合した養毛化粧料
が優れた養毛、育毛効果を発現することを見出した。ま
た、セイヨウトチノキエキスに加えてコハク酸の塩類を
更に配合すると、一層優れた養毛、育毛効果を発現する
養毛化粧料が得られることを見出した。
【0008】本発明に係わるセイヨウトチノキエキスは
、トチノキ科の落葉高木であり、その果実に薬理活性が
あることからセイヨウトチノミエキスとも言われ、主に
果実、その他の樹皮、葉、茎、根から抽出される成分で
ある。抽出される成分としては、サポニン、エスシン、
フラボン、クマリン、タンニン等が挙げられる。抽出溶
媒としては、熱水、含水アルコール、アルコール類、ア
セトン、酢酸エチル、クロロホル等が使用可能である。 特に、10〜90%エタノール水溶液が抽出溶媒として
は好ましい。
【0009】また、本発明に係わるコハク酸の塩類は、
コハク酸と塩基からなるモノ塩又はジ塩であり、例えば
、カリウム塩、ナトリウム塩等のアルカリ金属塩、リジ
ン塩、オルニチン塩、アルギニン塩等の塩基性アミノ酸
塩、モノエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩
等のアルカノールアミン塩が挙げられる。
【0010】以下、本文中では、50%エタノール水溶
液にて抽出して得られるエキスの純分(乾燥残分で換算
)を基準として配合量を表示した。
【0011】本発明のセイヨウトチノキエキスの養毛化
粧料中への配合量は、総量を基準として、0.001〜
2.0wt%であればよく、より好ましくは0.005
〜1.0wt%である。即ち、この配合量の下限未満で
は本発明の目的とする効果が充分に得られず、また上限
を超えても、その増加分に見合った効果の向上は望めな
いものである。また、コハク酸の塩類の配合量は、総量
を基準として、0.01〜2.0wt%であればよく、
より好ましくは0.02〜1.0wt%である。即ち、
この配合量の下限未満では本発明の目的とする効果が充
分に得られず、また上限を超えても、その増加分に見合
った効果の向上は望めないからである。
【0012】本発明の養毛化粧料は、常法に従って、ヘ
アートニック、ヘアーローション、ヘアークリーム、ヘ
アーコンディショナー、シャンプー、リンス、ヘアージ
ェル、ヘアーミスト、ヘアーフォーム等の剤型にするこ
とが可能である。
【0013】また、本発明の養毛化粧料には、色素、香
料、殺菌剤、防腐剤、角質溶解剤、抗アンドロゲン剤、
抗酸化剤等を本発明の目的を達成する範囲で適宜配合す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を
詳説する。尚、実施例に記載のマウス毛成長促進効果試
験法、ヒト頭髪毛成長促進効果試験法、及び実用試験法
について下記に説明する。
【0015】(1)マウス毛成長促進効果試験法ddY
系白色マウス(雄・6週齢・平均体重35g)の背部中
央の皮膚を電気バリカンで刈った後、脱毛クリームによ
り完全に除毛し、翌日より実施例及び比較例の各試料を
被験部皮膚に毎日朝夕2回、一匹当り0.2g塗布した
。一試料に対して動物は一群10匹を使用した。 尚、対照群として基剤単独を塗布した。
【0016】実験開始後15日目に動物を屠殺し、試料
塗布部位から20本の毛を無作為に抜毛し、各々の長さ
について測定し各群の平均値を算出した。次に、実施例
又は比較例の平均値を対照群の平均値により除した値を
毛成長促進効果として判定に用いた。
【0017】(2)ヒト頭髪毛成長促進効果試験法男性
型脱毛症患者である被試験者10名の頭部の耳の上5c
mの位置の頭髪を左右2ケ所において直径1cmの円形
状に剃毛した被験部位に、実施例又は比較例の試料を左
側に毎日朝夕2回、約3m1塗布し、無処置の右側と比
較した。効果の判定は、試験開始後28日目に、左右の
被験部位の毛髪各々20本ずつを剃毛し、左側(実施例
又は比較例を塗布)の毛20本の長さの平均値(B)を
右側(無処置)の毛20本の長さの平均値(A)で除し
、判定結果は、被試験者10名の(B)/(A)の平均
値で示した。
【0018】(3)実用試験法 男性型脱毛症患者である被試験者20名の頭部に毎日朝
夕2回、連続6ケ月間試料を塗布した後の効果を評価し
た。試験結果は、育毛効果、脱毛予防効果、ふけ防止効
果の各項に対して、「生毛が剛毛化した或は生毛が増加
した」、「脱毛が少なくなった」、「ふけが少なくなっ
た」と回答した人数で示した。
【0019】実施例1〜6、比較例1〜3  オイリー
ヘアートニック 表1の原料組成において、表2に記載の如く試料を配合
してヘアートニックを調製し、前記の諸試験を実施した
【0020】(1)組成
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】(2)調製法 表1に記載の(B)成分を(A)成分中に溶解させた後
、(A)成分と(C)成分を混合攪拌分散して容器に充
填する。使用時には内容物を均一に振盪分散して使用す
る。
【0023】(3)特性 各オイリーヘアートニックの諸試験を実施した結果を表
2右欄に記載した。表2に示すごとく、比較例1〜3は
マウス及びヒト毛成長促進効果が低く、実用試験の結果
も良好ではなかった。特にトウガラシチンキを配合した
比較例1は実用試験において、3人が軽度の皮膚刺激を
訴えた。
【0024】一方、実施例1〜6の本発明の養毛化粧料
は高い毛成長促進効果を示し、諸試験の総てに亘って明
らかに良好な結果を示した。  尚、実施例1〜6はヒ
ト皮膚での諸試験において皮膚刺激は生じなかった。
【0025】実施例7〜12、比較例4〜6  ヘアー
クリーム 表3の原料組成において、実施例1と同様にして、表4
に記載の各々のヘアークリームを調製して諸試験を実施
し、その結果を表4右欄に記載した。
【0026】(1)組成
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】(2)調製法 表3に記載の(B)成分を(A)または(C)成分中に
溶解させた後、(A)及び(C)成分を80℃に加熱溶
解して混合した。更に、攪拌しつつ冷却して50℃にな
ったところで(D)成分を加え、30℃まで攪拌を続け
て各ヘアークリームを調製した。
【0029】(3)特性 表4に示す如く、実施例7〜12は高い毛成長促進効果
を示すとともに、諸試験の総てに亘って優れた効果を示
した。
【0030】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明が、頭皮の末梢
血流を向上させ、毛母細胞の賦活化を行ない、育毛効果
、脱毛予防効果、及びふけ防止効果に優れるとともに、
皮膚刺激の無い養毛化粧料を提供することは明らかであ
る。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【化5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  セイヨウトチノキエキスを配合したこ
    とを特徴とする養毛化粧料。
  2. 【請求項2】  コハク酸の塩類を追加し配合してなる
    請求項1記載の養毛化粧料。
JP3100314A 1991-04-04 1991-04-04 養毛化粧料 Pending JPH04308523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3100314A JPH04308523A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 養毛化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3100314A JPH04308523A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 養毛化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04308523A true JPH04308523A (ja) 1992-10-30

Family

ID=14270720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3100314A Pending JPH04308523A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 養毛化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04308523A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994009750A1 (en) * 1992-10-30 1994-05-11 Unilever Plc Cosmetic composition
JPH09510430A (ja) * 1993-10-04 1997-10-21 アンドルックス ファーマスーティカルズ、インコーポレーテッド 制御された放出のカリウム投与形状
CN110693773A (zh) * 2018-07-09 2020-01-17 株式会社Lg生活健康 防脱发或毛发生长促进用组合物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994009750A1 (en) * 1992-10-30 1994-05-11 Unilever Plc Cosmetic composition
JPH09510430A (ja) * 1993-10-04 1997-10-21 アンドルックス ファーマスーティカルズ、インコーポレーテッド 制御された放出のカリウム投与形状
CN110693773A (zh) * 2018-07-09 2020-01-17 株式会社Lg生活健康 防脱发或毛发生长促进用组合物
TWI830748B (zh) * 2018-07-09 2024-02-01 南韓商Lg生活健康股份有限公司 防脫髮或毛髮生長促進用組合物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2977648B2 (ja) 養毛化粧料
JP3014214B2 (ja) 養毛化粧料
JPS62175417A (ja) 養毛化粧料
JP4162823B2 (ja) 頭髪用化粧料
JP2546813B2 (ja) 養毛化粧料
JP3045613B2 (ja) 養毛化粧料
JP3045590B2 (ja) 養毛化粧料
JP3133532B2 (ja) 養毛化粧料
JPH04308523A (ja) 養毛化粧料
JPH04305517A (ja) 養毛化粧料
JP2955055B2 (ja) 養毛化粧料
JP3014215B2 (ja) 養毛化粧料
JP2994993B2 (ja) 養毛化粧料
JPH11302133A (ja) 頭皮頭髪用化粧料
JP3193544B2 (ja) 養毛化粧料
JPS63196507A (ja) 養毛化粧料
JP3624318B2 (ja) 養毛剤
JP2519184B2 (ja) 養毛化粧料
JPH06145027A (ja) 養毛化粧料
JP2758495B2 (ja) 養毛化粧料
JP2955033B2 (ja) 養毛化粧料
JP3717676B2 (ja) 養毛料
JPH0848616A (ja) 養毛化粧料
JPS62190116A (ja) 養毛化粧料
JPH04173722A (ja) 養毛化粧料