JPH0430813Y2 - - Google Patents

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JPH0430813Y2
JPH0430813Y2 JP7194987U JP7194987U JPH0430813Y2 JP H0430813 Y2 JPH0430813 Y2 JP H0430813Y2 JP 7194987 U JP7194987 U JP 7194987U JP 7194987 U JP7194987 U JP 7194987U JP H0430813 Y2 JPH0430813 Y2 JP H0430813Y2
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pulse
pulse generator
sweep
pulses
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はデジタル型の掃引回路に関し、特に
掃引信号の分解能が上記掃引回路を構成している
各回路の分解能に制約されることのない掃引回路
を実現しようとするものである。
「従来技術の説明」 第5図に従来のデジタル掃引回路のブロツク図
を示す。ここでDA変換器14から出力される電
圧の分解能は1mVであるとする。
この回路で、掃引パルス発生器11から100回
パルスを発生して0Vから1Vまで掃引させる場
合、Nパルス発生器12は掃引パルス発生器11
から1つのパルスが供給された時、10回パルスを
発生するように設定する。この時掃引パルス発生
器11から1回パルスが発生する毎に、DA変換
器14から出力する電圧は10mVずつ増加し、
0Vから1Vまで掃引される。
0Vから0.98Vまで掃引させたい場合、掃引パル
ス発生器11が1回パルスを発生する毎に、DA
変換器14から発生する電圧が9.8mVずつ増加す
るように設定しなければならない。しかしDA変
換器14の分解能は1mVなので、四捨五入して
10mVと設定する。従つて掃引パルス発生器11
から100回パルスを発生した時に、DA変換器1
4の出力電圧は1Vになり、20mVの誤差を発生
するという問題がある。
「問題点を解決するための手段」 この考案によるデジタル掃引回路は、掃引パル
ス発生器と、該掃引パルス発生器から1回パルス
が供給された時所定数のパルスを発生するNパル
ス発生器と、該Nパルス発生器から発生するパル
スを分周する分周器と、該分周器の出力信号に応
じて上記Nパルス発生器から発生するパルスに1
つのパルスを付加、又は取り消すゲート手段と、
該ゲート手段から出力されるパルスを計数するカ
ウンタとにより構成される。そして掃引範囲に応
じて掃引パルス発生器から1回パルスが供給され
た時にNパルス発生器から発生するパルス数、分
周器の分周率を設定することにより、各回路の分
解能に制約されることなく、高精度に掃引でき
る。
「実施例」 第1図にこの考案の一実施例であるデジタル掃
引回路のブロツク図を示す。図中、第5図と同じ
ものは同一符号で示す。
Nパルス発生器12から出力されるパルスは、
ゲート回路17及び分周器16に供給される。ゲ
ート回路17は分周器16からパルスが供給され
ない時、開に制御されてNパルス発生器12の出
力パルスをカウンタ13に供給する。分周器16
からパルスが供給された時、閉に制御されてNパ
ルス発生器12の出力パルスをカウンタ13に供
給しない。
掃引パルス発生器11から100回パルスを発生
して0Vから0.98Vまで掃引させる場合、Nパルス
発生器12は掃引パルス発生器12からパルスが
供給される毎に、INT(980/100)+1=10回パ
ルスを発生するように設定する。また分周器16
の分周率は、1.00/(1.00−0.98)=50に設定す
る。この時の第1図の回路の動作を説明するため
のタイミング・チヤートを第2図に示す。A,
B,C,Dはそれぞれ掃引パルス発生器11、N
パルス発生器12、分周器16、ゲート回路17
から出力されるパルス、EはDA変換器14の出
力電圧、FはDA変換器14の出力電圧の期待値
に対する誤差である。Nパルス発生器12は、掃
引パルス発生器11からパルスを受け取る毎に10
個のパルスを発生し、ゲート回路17及び分周器
16に供給する。分周器16は50個のパルスを受
け取る毎に1つのパルスを発生し、ゲート回路1
7に供給する。ゲート回路17は分周器16から
パルスが供給されない時、Nパルス発生器12か
ら出力される10個のパルスをそのままカウンタ1
3に供給する。分周器16からパルスが供給され
た時、10個のパルスの内、9個のパルスをカウン
タ13に供給する。カウンタ16からパルスが発
生しない時、掃引パルス発生器11からパルスが
発生する毎にカウンタ13に10個のパルスが供給
され、DA変換器14の出力電圧は10mVずつ増
加していく。従つてDA変換器14の出力電圧の
期待値に対する誤差は、10−9.8=0.2mVずつ増
加していく。この動作が4回繰り返された後、分
周器16からパルスが発生する。この時、カウン
タ13に9個のパルスしか供給されないので、
DA変換器14の出力電圧は9mVしか変化しな
い。従つてDA変換器14の出力電圧の期待値に
対する誤差は0mVに戻る。以上の動作が繰り返
されるので、DA変換器14の出力電圧に誤差が
蓄積されず、精度良く掃引することができる。
第3図にこの考案の他の実施例を示す。これは
分周器16がパルスを発生した時、遅延回路18
で遅延させてオア回路19の一方の入力端子に供
給する。そしてNパルス発生器12から発生する
パルスに附加して、カウンタ13で計数させるよ
うにしたものである。遅延回路18の遅延時間
は、例えばNパルス発生器12から連続して発生
するパルスの周期の1/2に設定される。これはオ
ア回路19の2つの入力端子に供給されるパルス
信号が時間的に重ならないようにするためであ
る。掃引パルス発生器11から100回パルスを発
生して0Vから1.2Vまで掃引させる場合、Nパル
ス発生器12は、掃引パルス発生器11からパル
スが供給される毎に、INT(1020/100)=10回パ
ルスを発生するように設定する。また分周器16
の分周率は、1.00/(1.02−1.00)=50に設定す
る。この時、Nパルス発生器12は、掃引パルス
発生器11からパルスを受け取る毎に10個のパル
スを発生し、カウンタ13で計数される。そして
DA変換器14の出力電圧は10mVずつ増加し、
期待値から10.2−10=0.2mVずつ減少していく。
この動作が4回繰り返される。5回目に掃引パル
ス発生器11からパルスが発生した時、Nパルス
発生器12から10個のパルスが発生すると共に、
分周器16からもパルスが発生する。従つてカウ
ンタ13は11回パルスを計数し、DA変換器14
の出力電圧は、11mV増加する。従つてDA変換
器14の出力電圧の期待値に対する誤差は0mV
に戻る。以上の動作が繰り返されて、0Vから
1.2Vまで掃引される。
第4図にこの考案の更に他の実施例を示す。こ
れは分周器16からパルスが発生した時、Nパル
ス発生器から発生したパルスに1つのパルスを付
加してカウンタ13に供給するか、又は1つのパ
ルスを消してカウンタ13に供給するかを選択で
きるようにしたものである。制御端子20に論
理”0”の信号を供給した時、ゲート回路17は
閉に、アンド回路22は開に制御される。この時
分周器16で発生したパルスは遅延回路18で遅
延され、オア回路19でNパルス発生器12で発
生したパルスに付加される。そしてアンド回路2
2、オア回路23を通じてカウンタ13に供給さ
れる。制御端子20に論理”1”の信号を供給し
た時、ゲート回路17は開に、アンド回路22は
閉に制御される。この場合、分周器16でパルス
が発生した時、Nパルス発生器12で発生したパ
ルスの内1つのパルスが消され、オア回路23を
通じてカウンタ13に供給される。
次に第4図の回路の使用方法について説明す
る。DA変換器14の出力電圧の分解能が1mV
で、掃引パルス発生器11から100回パルスを発
生して0(mV)からV0(mV)まで掃引させるも
のとする。V0/100の小数部分が0.5以上の時、制
御端子20に論理”1”の信号を供給してゲート
回路17を開に、アンド回路22を閉に制御す
る。そしてNパルス発生器12は掃引パルス発生
器11からパルスが供給される毎に、{INT
(V0/100)+1}回パルスを発生するように設定
する。分周器16の分周率は、{(INT(V0/100)
+1)/(INT(V0/100)+1−V0/100)}に設
定する。V0/100の小数部分が0.5より小さい時は
制御端子20に論理”0”の信号を供給してゲー
ト回路17を閉に、アンド回路22を開に制御す
る。そしてNパルス発生器12は掃引パルス発生
器11からパルスが供給される毎に、{INT
(V0/100)}回パルスを発生するように設定す
る。分周器16の分周率は、{INT(V0/100)/
(V0/100−INT(V0/100))}に設定する。以上
のように制御端子20に供給する信号と、Nパル
ス発生器12、分周器16を設定することによ
り、0(mV)からV0(mV)まで精度良く掃引す
ることができる。
以上電圧を掃引させる場合について説明した
が、この考案は周波数掃引にも利用できる。例え
ば、電圧制御発振器、可変分周器、から成るフエ
イズ・ロツク・ループにおいて、カウンタ13の
計数値を可変分周器に供給してその分周率を順次
変化させるようにすれば良い。この時、電圧制御
発振器の発振周波数は掃引される。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によるデジタル掃
引回路は、掃引パルス発生器と、該掃引パルス発
生器がパルスを発生した時所定数のパルスを発生
するNパルス発生器と、該Nパルス発生器から発
生するパルスを分周する分周器と、該分周器の出
力信号に応じて上記Nパルス発生器から発生する
パルスに1つのパルスを付加、又は1つのパルス
を消して出力するゲート手段と、該ゲート手段か
ら出力されるカウンタとにより構成される。そし
て掃引範囲に応じて掃引パルス発生器がパルスを
発生した時にNパルス発生器から発生するパルス
の数、及び分周器の分周率を設定することによ
り、精度良くデジタル掃引することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるデジタル掃
引回路のブロツク図、第2図は第1図の回路の動
作を説明するためのタイミング・チヤート、第3
図及び第4図はこの考案によるデジタル掃引回路
の他の実施例を示すブロツク図、第5図は従来の
デジタル掃引回路のブロツク図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 掃引パルス発生器と、 B 該掃引パルス発生器からパルスが供給される
    毎に所定数のパルスを発生するNパルス発生器
    と、 C 該Nパルス発生器から発生するパルスを分周
    する分周器と、 D 該分周器からパルスが出力された時、上記N
    パルス発生器から発生するパルスに1つのパル
    スを付加、又は取り消して出力するゲート回路
    と、 E 該ゲート回路から出力するパルスを計数する
    カウンタと、 を具備して成ることを特徴とするデジタル掃引回
    路。
JP7194987U 1987-05-14 1987-05-14 Expired JPH0430813Y2 (ja)

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JP7194987U JPH0430813Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

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JP7194987U JPH0430813Y2 (ja) 1987-05-14 1987-05-14

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JPS63181023U JPS63181023U (ja) 1988-11-22
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