JPH04307958A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH04307958A
JPH04307958A JP7275091A JP7275091A JPH04307958A JP H04307958 A JPH04307958 A JP H04307958A JP 7275091 A JP7275091 A JP 7275091A JP 7275091 A JP7275091 A JP 7275091A JP H04307958 A JPH04307958 A JP H04307958A
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JP
Japan
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pattern
semiconductor integrated
integrated circuit
circuit device
region
Prior art date
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Pending
Application number
JP7275091A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Wakabayashi
宏昭 若林
Yoshiaki Ishii
石井 芳晶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04307958A publication Critical patent/JPH04307958A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置の
製造技術に関し、特に、微細で、かつアスペクト比の高
いパターンを多用する、加工寸法0.8μm以下の半導
体集積回路の製造工程における層間絶縁膜の信頼性向上
とパターン断面形状の改善に適用して有効な技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】4メガビット(Mbit)DRAMや1
6メガビットDRAMなど、加工寸法が0.8〜0.5
μmの半導体集積回路の製造工程では、層間絶縁膜の平
坦化技術や、微細で、かつアスペクト比の高いパターン
の加工技術が必須となっている。上記層間絶縁膜の平坦
化技術については、株式会社プレスジャーナル、平成元
年10月20日発行の「月刊セミコンダクターワールド
、1989年11月号」P73〜P93などにおいて論
じられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、加工寸法が
0.8μm以下の半導体集積回路の製造工程では、パタ
ーンが密な領域と疎な領域とが混在しているような箇所
において、マイクロローディング効果の影響が無視でき
ないものとなってきた。マイクロローディング効果とは
、パターン密度の差によって同一加工時間でエッチング
の深さに差が生じる現象である。
【0004】一例として、アルミニウム(Al)系合金
に対するエッチング深さのパターン寸法依存性を図4に
示す。本図から明らかなように、パターン寸法が0.5
μmの場合と1.2μmの場合とでは、エッチング深さ
に約15%もの差が生ずる。
【0005】そのため、図5に示すように、パターンが
密な領域(A)に形成されるパターン10aのエッチン
グ速度を基準にしてエッチング時間を設定すると、パタ
ーンが疎な領域(B)に隣接して形成されるパターン1
0bはエッチング速度が大きくなるために過剰にエッチ
ングされてしまい、加工断面形状不良が発生する。
【0006】他方、図6に示すように、パターンが疎な
領域(B)に隣接して形成されるパターン10bのエッ
チング速度を基準にしてエッチング時間を設定すると、
逆にパターンが密な領域(A)に形成されるパターン1
0aのエッチング量が不足し、加工断面形状不良が発生
する。
【0007】また、パターンが密な領域と疎な領域との
境界領域では、パターン加工後の工程で堆積される平坦
化用の層間絶縁膜に不均一な膜応力が発生し、膜中にク
ラックが発生するという問題がある。
【0008】すなわち、図7に示すように、パターン1
0が密な領域(A)と疎な領域(B)とが混在する場合
、パターン形成後の工程で層間絶縁膜11を堆積すると
、下地となる加工済みのパターン10の密度を反映して
、領域によって層間絶縁膜の膜厚に大きな差が生じ、特
にパターン10が疎な領域(B)の中央部で膜厚が薄く
なる。その結果、パターン10が密な領域(A)と疎な
領域(B)との境界部分では、層間絶縁膜11の膜厚の
急激な変化によって膜応力が集中し、熱処理工程で膜中
にクラックが発生する。この問題は、特に層間膜として
スピンオングラス(Spin On Glass;SO
G)を採用した場合に顕著である。
【0009】本発明は、上記した問題点に着目してなさ
れたものであり、その目的は、パターンが密な領域と疎
な領域との境界部における層間絶縁膜のクラック発生を
抑制することのできる技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、パターンが密な領域
と疎な領域とが混在する箇所におけるマイクロローディ
ング効果の影響を抑制することのできる技術を提供する
ことにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体集積
回路装置の製造方法は、半導体基板上に堆積した薄膜を
エッチングにより加工して所定のパターンを形成する際
、パターンが疎な領域にダミーパターンを配置し、前記
ダミーパターンとこれに隣接するパターンとの間隔をパ
ターンが密な領域に形成されるパターン同士の間隔と略
等しくするものである。
【0013】また、前記パターンおよびダミーパターン
を形成した後、それらの上にSOGなどの層間絶縁膜を
堆積するものである。
【0014】
【作用】上記した手段によれば、パターンが疎な領域に
ダミーパターンを配置し、ダミーパターンとこれに隣接
するパターンとの間隔をパターンが密な領域に形成され
るパターン同士の間隔と略等しくすることにより、パタ
ーンが疎な領域が実質的に無くなり、全てのパターン(
ダミーパターンを含む)同士の間隔が略等しくなるため
、マイクロローディング効果の影響を抑制することがで
きる。
【0015】また、これにより、パターン(ダミーパタ
ーンを含む)上に堆積される層間絶縁膜の膜厚が基板上
の全面で平坦化されるため、膜中のクラック発生を抑制
することができる。
【0016】
【実施例】本実施例は、配線のパターン加工に対して本
発明によるダミーパターンを利用した例である。図1お
よび図2に示すように、シリコン単結晶からなる半導体
基板1の主面上には、酸化珪素膜2が形成されており、
この酸化珪素膜2上の領域(A)には、例えばアルミニ
ウム系合金からなる複数本の配線3が等間隔でパターン
形成されている。また、この領域(A)に囲まれた、配
線3の存在しない領域(B)には、矩形のダミーパター
ン4がパターン形成されている。
【0017】上記配線3の加工寸法(L1)は、0.5
μmであり、配線3,3同士の間隔(S1)は、0.5
μmである。また、ダミーパターン4の幅(L2)は、
5.0μmであり、ダミーパターン4とこれに隣接する
配線3との間隔(S2)は、配線3,3同士の間隔(S
1)と同じ0.5μmである。さらに、配線3の高さ(
H1)は、1.0μmであり、従って、そのアスペクト
比(H1/S1)は、2.0である。
【0018】上記配線3およびダミーパターン4は、ま
ず、スパッタリング法によって酸化珪素膜2上にアルミ
ニウム系合金の薄膜を厚さ1.20±0.5μm程度堆
積し、この薄膜上にフォトレジストのマスクを形成した
後、塩素系ガスを用いたドライエッチングでこの薄膜を
加工することにより、同時に形成したものである。
【0019】このとき、基板面内における配線3の高さ
(H1)のバラツキは、1.0±0.01μmであった
。これに対し、領域(B)にダミーパターン4を設けず
、配線3のみを形成した場合、基板面内における配線3
の高さ(H1)のバラツキは、1.0±0.12μmで
あった。従って、領域(B)にダミーパターン4を設け
たことにより、基板面内における配線3の高さ(H1)
のバラツキを1/12に低減することができた。
【0020】次に、図3に示すように、上記配線3およ
びダミーパターン4の上に、スピンオングラスからなる
平坦化用の層間絶縁膜5を堆積した。このスピンオング
ラスは、最大膜厚1.2μmを目標として基板1上にス
ピン塗布し、400℃の窒素雰囲気中で10分間ベーク
した。このとき、基板面内におけるスピンオングラスの
膜厚(H2)は、1.1±0.1μmと高精度で平坦化
を実現することができた。また、スピンオングラス膜中
のクラック発生率は、0.1%であった。
【0021】これに対し、領域(B)にダミーパターン
4を設けず、配線3のみを形成した後、その上にスピン
オングラスからなる層間絶縁膜5を堆積した場合、基板
面内におけるスピンオングラスの膜厚(H2)は、配線
3を等間隔でパターン形成した領域(A)で1.1±0
.1μm、配線3の存在しない領域(B)で0.2±0
.05μmであった。また、ウエハ単位で3%の割合で
、領域(A)と領域(B)との境界部のスピンオングラ
ス膜中にクラックが発生した。従って、領域(B)にダ
ミーパターン4を設けたことにより、スピンオングラス
のクラック発生率を1/30に低減することができた。
【0022】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0023】すなわち、酸化珪素膜上に形成するパター
ンは、アルミニウム系合金からなる配線に限定されるも
のではなく、例えば多結晶シリコンや高融点金属(W、
Mo、Tiなど)からなるパターンでもよい。
【0024】また、パターン上に堆積する平坦化用の層
間絶縁膜は、スピンオングラスに限定されるものではな
く、例えばCVD法で堆積される酸化珪素膜や窒化珪素
膜でもよい。
【0025】
【発明の効果】(1).半導体基板上に堆積した薄膜を
エッチングにより加工して所定のパターンを形成する際
、パターンが疎な領域にダミーパターンを配置し、前記
ダミーパターンとこれに隣接するパターンとの間隔をパ
ターンが密な領域に形成されるパターン同士の間隔と略
等しくすることにより、マイクロローディング効果の影
響を抑制することができるので、微細なパターンの加工
精度が向上する。
【0026】(2).また、上記パターンおよびダミー
パターンを形成した後、それらの上に層間絶縁膜を堆積
することにより、膜中のクラック発生を抑制することが
できるので、層間絶縁膜の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造方法を示す図2のI−I線における断面図である。
【図2】この半導体集積回路装置の製造方法を示す半導
体基板の要部平面図である。
【図3】この半導体集積回路装置の製造方法を示す半導
体基板の要部平面図である。
【図4】エッチング深さのパターン寸法依存性を示すグ
ラフ図である。
【図5】従来技術である半導体集積回路装置の製造方法
を示す半導体基板の要部平面図である。
【図6】従来技術である半導体集積回路装置の製造方法
を示す半導体基板の要部平面図である。
【図7】従来技術である半導体集積回路装置の製造方法
を示す半導体基板の要部平面図である。
【符号の説明】
1  半導体基板 2  酸化珪素膜 3  配線 4  ダミーパターン 5  層間絶縁膜 10  パターン 10a  パターン 10b  パターン 11  層間絶縁膜 H1   高さ H2   膜厚 L1   加工寸法 L2   幅 S1   間隔 S2   間隔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板上に堆積した薄膜をエッチ
    ングにより加工して所定のパターンを形成する際、パタ
    ーンが疎な領域にダミーパターンを配置し、前記ダミー
    パターンとこれに隣接するパターンとの間隔をパターン
    が密な領域に形成されるパターン同士の間隔と略等しく
    することを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】  前記ダミーパターンを前記パターンと
    同一の材料を用いて同一の工程で形成することを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  3. 【請求項3】  前記パターンは、配線であることを特
    徴とする請求項1または2記載の半導体集積回路装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】  前記パターンと前記ダミーパターンと
    を形成した後、それらの上に層間絶縁膜を堆積すること
    を特徴とする請求項1、2または3記載の半導体集積回
    路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】  前記層間絶縁膜は、スピンオングラス
    であることを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路
    装置の製造方法。
JP7275091A 1991-04-05 1991-04-05 半導体集積回路装置の製造方法 Pending JPH04307958A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5926733A (en) * 1996-04-26 1999-07-20 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Metal layer patterns of a semiconductor device and a method for forming the same
US6884670B2 (en) 1993-07-16 2005-04-26 Fujitsu Limited Dry etching with reduced damage to MOS device
US7858271B2 (en) 2008-08-14 2010-12-28 Tdk Corporation Method of measuring dimension of pattern and method of forming pattern
JP2012253071A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Elpida Memory Inc 半導体装置および半導体装置設計方法

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