JPH04307369A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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JPH04307369A
JPH04307369A JP7183791A JP7183791A JPH04307369A JP H04307369 A JPH04307369 A JP H04307369A JP 7183791 A JP7183791 A JP 7183791A JP 7183791 A JP7183791 A JP 7183791A JP H04307369 A JPH04307369 A JP H04307369A
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JP
Japan
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acceleration
case
gel
cantilever
sensing element
Prior art date
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Pending
Application number
JP7183791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Iwata
仁 岩田
Koichi Itoigawa
貢一 糸魚川
Yukio Iwasaki
幸雄 岩崎
Kiyokazu Otaki
清和 大瀧
Kenichi Kinoshita
木下 賢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加速度センサ、特に、圧
力変化により加速度を検知する加速度センサに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧力センサを利用した加速度セン
サは、種々提案されている(特開昭57−13362号
公報、特開平1−156669号公報等)。この種のセ
ンサとして、図4に示すようなセンサ41が用いられて
いる。すなわち、直方体形状をなすケース42内には、
シリコーンオイルが充填されている。前記ケース42内
の底板43上には、回路基板44が配置固定されている
とともに、同回路基板44上には、上面中央部が凹状に
形成された台座45が設けられている。この台座45上
には、圧力の変化を感知するための加速度感知素子46
が載置されている。
【0003】この感加速度素子46は、図5,6に示す
ように、直方体形状をなしており、その支持部47の周
縁部に沿って空隙部49が形成されている。前記支持部
47には、同空隙部49内に沿ってカンチレバー50が
一体形成されている。同カンチレバー50は前記支持部
47と同じ厚さを有する質量部51と、薄く形成された
片持梁部52とからなっており、同片持梁部52によっ
て、前記支持部47と片持梁部52とを連結支持してい
る。さらに、前記片持梁部52上には、ヒズミゲージ5
3が形成されており、片持梁部52におけるヒズミを感
知することができるようになっている。
【0004】図4に示すように、前記加速度感知素子4
6は、前記回路基板44に設けられた電気回路に対して
、電気的に接続されている。また、回路基板44はケー
ス42外部と信号の送受信をするために、ケース42内
に嵌挿されたリード線54に対して前記電気回路が電気
的に接続されている。このような構成を有するセンサ4
1は、ケース42に加速度が加わった場合、質量部51
の慣性力により、加速度感知素子46のカンチレバー5
0は、前記片持梁部52を支点として屈曲、振動する。 同片持梁部52上に形成されたヒズミゲージ53はこれ
を感知し、回路基板44及びリード線54を介して圧力
を受けた旨の信号を外部に送信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなセンサ41には、以下に記す問題点があった。す
なわち、前記ケース42内に充填されている緩衝体はシ
リコーンオイルであった。従って、加速度が印加された
場合、前記シリコーンオイルは流動性を有するため、シ
リコーンオイルに加わる慣性力により、シリコーンオイ
ルがケース内で流動し、その結果、質量部51にこのシ
リコーンオイルの流動による力が付加され、印加された
加速度に対する出力に乱れが生じることがあった。また
、前記シリコーンオイル中に気泡が包含された場合には
、同気泡がシリコーンオイルの流動性(波打ち)を助長
するため、前記出力の加速度に対するリニアリティがさ
らに阻害されるおそれがあった。
【0006】そこで、前記出力のリニアリティを向上さ
せるため、シリコーンオイルの流動を防ぐ手段として、
図示しない邪魔板を前記シリコーンオイル内に配設する
方法等も考えられるが、充分な効果は未だ得られない。 一方、検出感度を向上させるため、前記片持梁部52を
より一層薄く形成したり、質量部51の重量を大きくす
る等が挙げられる。しかし、かかる場合、前記片持梁部
52が応力に耐えきれなくなり、破損等が起こる可能性
があるという問題があり、上記の手段によって検出感度
を向上させるには限界があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は出力のリニアリティに優
れ、破損されにくく、かつ、容易に製造することができ
る加速度センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明の第1の発明は、ケースと、同ケース内に収容
された緩衝体と、質量部を備え、同質量部が撓むことに
より印加された加速度を前記緩衝体を介して検知する感
加速度素子とを備えた加速度センサにおいて、少なくと
も前記緩衝体と質量部の周囲をゲル状組成物により形成
したことを特徴とする加速度センサをその要旨とする。
【0009】また、第2の発明は、ケースと、同ケース
内に封入された加速度伝達媒体と、前記加速度伝達媒体
内に配置され、印加された加速度を前記加速度伝達媒体
を介して検知する感加速度素子とを備えた加速度センサ
において、前記加速度伝達媒体をゲル状組成物により形
成したことを特徴とする加速度センサをその要旨とする
【0010】
【作用】第1の発明においては、少なくとも前記緩衝体
と質量部の周囲はゲル状組成物により形成されているの
で、加速度が印加された場合、感加速度素子への衝撃の
うち不必要な成分、即ち不必要な高周波成分は前記ゲル
状組成物により吸収される。
【0011】また、第2の発明においては、加速度伝達
媒体がゲル状組成物により形成されているので、加速度
が印加された場合、圧力が同ゲル状組成物を介して感加
速度素子に伝達性良く伝達される。
【0012】
【実施例】以下に本発明を具体化した実施例を図1〜3
に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は本実施例における加速度センサ1
を示す断面図である。同図に示すように、直方体形状を
なすケース2内の底板3上には、回路基板4が配置固定
されているとともに、同回路基板4上には、上面中央部
が凹状に形成され、後述する加速度感知素子6と同じ材
料で形成された台座5が設けられている。この台座5上
には、加速度の変化を感知するための加速度感知素子6
が載置されている。
【0013】前記加速度感知素子6は、半導体材料の基
板、例えばシリコン基板より形成されており、支持部7
及びカンチレバー8が設けられている。同カンチレバー
8は質量部9、片持梁部10及び同片持梁部10上に形
成された抵抗部11とからなっている。同抵抗部11は
基板表面部に形成された拡散抵抗によって形成されてお
り、この抵抗部11によって、片持梁部10におけるヒ
ズミを感知することができるようになっている。
【0014】前記加速度感知素子6は、前記回路基板4
に設けられた電気回路に対して電気的に接続されている
。また、回路基板4はケース2外部と信号の送受信をす
るため、ケース2内に嵌挿されたリード線12に対して
前記電気回路が電気的に接続されている。さらに、前記
ケース2内には、シリコーンゲルよりなる緩衝体13が
ケース2容積の約70%程度まで充填されている。但し
、前記シリコーンゲルは前記質量部9と前記台座5との
間にも充填されている。そして、残り約30%の空間部
14を介して上部から透孔15を有する蓋16が取付け
られている。
【0015】次に、前記加速度センサ1の作用について
説明する。前記加速度センサ1に対して加速度が加わっ
た場合、前記加速度感知素子6が力を受ける。このとき
、同加速度感知素子6のカンチレバー8は、前記片持梁
部10を支点として屈曲する。前記抵抗部11はこれを
感知し、回路基板4及びリード線12を介して信号を外
部に送信する。また、加速度感知素子6に加わった衝撃
のうち不必要な成分は質量部9と台座5の間に充填され
たシリコーンゲルにより吸収される。
【0016】このように、本実施例においては、従来は
液体(シリコーンオイル)であった緩衝体13をシリコ
ーンゲルとしたので、液体の場合に発生するような踊り
が発生しない。従って、気泡を包含しにくく、そのこと
によって、伝達の即応性が阻害されることもない。また
、前記シリコーンゲルは衝撃のうち不必要な成分の吸収
性にも優れるため、前記片持梁部10をより一層薄く形
成したとしても、前記片持梁部10は応力に対して破損
等が起こりにくく、より一層の感度の向上を図ることが
できる。
【0017】さらに、従来の液体に比べると、前記加速
度センサ1を製造する際に、シリコーンゲルの洩れ等の
配慮をする必要がなく容易に製造することができる。 (第2実施例)次に、第2実施例について説明する。図
2に示すように、加速度センサ17のケース18内の下
部に形成されたエッジ19上には、ほぼ中心部に透孔2
0を有する回路基板21が載置固定されており、底部に
は空間部22が形成されている。前記回路基板21上に
は、前記透孔20を塞ぐようにして加速度感知素子23
が取付けられている。図2,3に示すように、この加速
度感知素子23は、底部が台形状にくり抜かれた直方体
形状をなしており、くり抜かれた部分は薄肉部24とな
っている。前記薄肉部24上には、前記同様、拡散抵抗
によって形成された抵抗部25が設けられており、薄肉
部24におけるヒズミを感知することができるようにな
っている。
【0018】前記加速度感知素子23は、前記回路基板
21に設けた電気回路に対して電気的に接続されている
。また、回路基板21はケース18外部に信号を送受信
するため、ケース18内に嵌挿されたリード線26に対
して前記電気回路が電気的に接続されている。さらに、
前記ケース18内には、シリコーンゲルよりなる加速度
伝達媒体27がケース18側部のゲル入口部28から充
填されているとともに、ゲル入口部28はビス29が螺
合されており、加速度伝達媒体27が外部に漏洩しない
ようになっている。
【0019】前記ケース18の上部には、ダイヤフラム
30が設けられており、前記加速度伝達媒体27を密封
している。前記ダイヤフラム30の中央部には、透孔が
設けられており、この透孔上に重りMが載置されている
。この重りMは、前記ダイヤフラム30の裏面から固定
部材31により挟持することによってダイヤフラム30
に対して固定されている。
【0020】次に、前記加速度センサ17の作用及び効
果について、前記第1実施例と異なった点について説明
する。本第2実施例においては、ケース18の上部にダ
イヤフラム30が設けられており、前記加速度伝達媒体
27が温度変化により、膨張、収縮といった体積変化を
したとしても、前記ダイヤフラム30によりそれを吸収
することができる。従って、ケース18内部の加速度伝
達媒体27の圧力が変化して、加速度の検出に支障をき
たすおそれがない。
【0021】さらに、ケース18側部には、ゲル入口部
28が設けられており、該ゲル入口部28から容易に加
速度伝達媒体27を注入することができる。また、ダイ
ヤフラム30上には、重りMが載置固定されているので
、前記重りMの移動により、印加された加速度がより一
層敏感に伝達され、感度をより一層向上させることがで
きる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成してもよい。 (1)前記各実施例においては、ゲル状組成物としてシ
リコーンゲルを採用したが、基本的には、回路基板4,
21や加速度感知素子6,23等を侵食しないゲル状組
成物であれば、いずれでもよく、例えばポリビニルアル
コール等を主成分とした高分子ゲルであってもよい。
【0023】(2)前記抵抗部11,25は基板表面に
薄膜により形成してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の加速度センサによれば、出力の
リニアリティに優れ、破損されにくく、かつ、容易に製
造することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における加速度センサを示す断面図
である。
【図2】第2実施例における加速度センサを示す断面図
である。
【図3】第2実施例における加速度感知素子を示す斜視
図である。
【図4】従来の加速度センサを示す断面図である。
【図5】加速度感知素子をを示す斜視図である。
【図6】図5におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
1,17…加速度センサ、2,18…ケース、6,23
…加速度感知素子、9…質量部、13…緩衝体、27…
加速度伝達媒体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ケース(2)と、同ケース(2)内に
    収容された緩衝体(13)と、質量部(9)を備え、同
    質量部(9)が変位することにより印加された加速度を
    検知する加速度感知素子(6)とを備えた加速度センサ
    (1)において、前記緩衝体(13)と質量部(9)の
    周囲をゲル状組成物により形成したことを特徴とする加
    速度センサ。
  2. 【請求項2】  ケース(18)と、同ケース(18)
    内に封入された加速度伝達媒体(27)と、前記加速度
    伝達媒体(27)内に配置され、印加された加速度を前
    記加速度伝達媒体(27)を介して検知する加速度感知
    素子(23)とを備えた加速度センサ(17)において
    、前記加速度伝達媒体(27)をゲル状組成物により形
    成したことを特徴とする加速度センサ。
JP7183791A 1991-04-04 1991-04-04 加速度センサ Pending JPH04307369A (ja)

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JP7183791A JPH04307369A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 加速度センサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004286652A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Denso Corp 加速度センサ
JP2010185835A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Advanced Telecommunication Research Institute International 加速度センサ
JP2011180146A (ja) * 2011-04-04 2011-09-15 Oki Semiconductor Co Ltd 半導体装置

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