JPH04307261A - サーマルプリントヘッド - Google Patents
サーマルプリントヘッドInfo
- Publication number
- JPH04307261A JPH04307261A JP7172691A JP7172691A JPH04307261A JP H04307261 A JPH04307261 A JP H04307261A JP 7172691 A JP7172691 A JP 7172691A JP 7172691 A JP7172691 A JP 7172691A JP H04307261 A JPH04307261 A JP H04307261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- heat
- heating element
- printing head
- glazed glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007651 thermal printing Methods 0.000 title abstract 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 13
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 8
- 238000007639 printing Methods 0.000 abstract description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 3
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 1
- 210000003298 dental enamel Anatomy 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000007733 ion plating Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、ビデオプリンタ等に使用されるサーマルプリントヘ
ッドに関する。
リ、ビデオプリンタ等に使用されるサーマルプリントヘ
ッドに関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリントは小型、安価、低騒音
等のメリットを有することから上記の如きいろいろな用
途に使用されている。そして印字品質の改善の為に、サ
ーマルプリントヘッドにもいろいろな工夫がされてきた
。被印字物(特に紙)に対して発熱体部分の当たり性を
改善する為に、例えば特開昭57ー83476号公報記
載のものは、図4に示すように、耐熱性絶縁基板1上に
突起1aを形成し、その上にグレーズドガラス5を塗布
する方法で、グレーズドガラス5の形状を、紙により良
く当るようにしたものである。また、特開昭61ー16
9261号公報記載のものは、図5に示す如くグレーズ
ドガラス5を2段に形成し、紙当り性の改善を試みてい
る。その他、発熱体上に、いわゆるメサを形成する等の
各種方法が提案されている。
等のメリットを有することから上記の如きいろいろな用
途に使用されている。そして印字品質の改善の為に、サ
ーマルプリントヘッドにもいろいろな工夫がされてきた
。被印字物(特に紙)に対して発熱体部分の当たり性を
改善する為に、例えば特開昭57ー83476号公報記
載のものは、図4に示すように、耐熱性絶縁基板1上に
突起1aを形成し、その上にグレーズドガラス5を塗布
する方法で、グレーズドガラス5の形状を、紙により良
く当るようにしたものである。また、特開昭61ー16
9261号公報記載のものは、図5に示す如くグレーズ
ドガラス5を2段に形成し、紙当り性の改善を試みてい
る。その他、発熱体上に、いわゆるメサを形成する等の
各種方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような形式のサー
マルプリントヘッドにより、確かに印字品質はだいぶ向
上した。特に熱転写方式に於いて、紙表面の粗い紙まで
ある程度、印刷が可能になった。
マルプリントヘッドにより、確かに印字品質はだいぶ向
上した。特に熱転写方式に於いて、紙表面の粗い紙まで
ある程度、印刷が可能になった。
【0004】しかしながら、紙の粗さは方向性があるも
のではなく、又、紙によって粗さのレベルはずい分異な
る。例えば、一般にPPC用紙(コピー用紙)と呼ばれ
るものはベック平滑度で30秒前後、ボンド紙と呼称さ
れるものは、同1秒〜20秒とばらつきが大きい。
のではなく、又、紙によって粗さのレベルはずい分異な
る。例えば、一般にPPC用紙(コピー用紙)と呼ばれ
るものはベック平滑度で30秒前後、ボンド紙と呼称さ
れるものは、同1秒〜20秒とばらつきが大きい。
【0005】従来のサーマルプリントヘッドを用いたも
のでは、ベック平滑度で20秒程度のものまでしか良好
な印字品質が得られないという問題点を有している。
のでは、ベック平滑度で20秒程度のものまでしか良好
な印字品質が得られないという問題点を有している。
【0006】本発明の目的は、ベック平滑度が20秒以
下の非常に表面が粗い紙に対しても十分な印字品質が得
られるサーマルプリントヘッドを提供することにある。
下の非常に表面が粗い紙に対しても十分な印字品質が得
られるサーマルプリントヘッドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
本発明のサーマルプリントヘッドは、発熱体を支持する
、耐熱性の支持突起物が個々の発熱体毎に独立した突起
形状となっていることを特徴とする。
本発明のサーマルプリントヘッドは、発熱体を支持する
、耐熱性の支持突起物が個々の発熱体毎に独立した突起
形状となっていることを特徴とする。
【0008】また、前記支持突起物は、グレーズドガラ
スにより形成せしめることを特徴とする。
スにより形成せしめることを特徴とする。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に於けるサーマルプリントヘ
ッドの支持突起物付近を示したものである。また図2は
AーA´の断面図、図3はB−B´断面図である。
ッドの支持突起物付近を示したものである。また図2は
AーA´の断面図、図3はB−B´断面図である。
【0010】1は耐熱性絶縁基板で、本実施例ではアル
ミナ基板を用いた。金属板にホーロー等の耐熱性絶縁物
をコーティングした基板を用いてもよい。この耐熱性絶
縁基板1上に、支持突起物5を形成する。グレーズドガ
ラスを5、5´と2回印刷し、焼成して形成した。この
時点ではスリット6は形成されていない。この上に、発
熱体4をスパッタリング等の方法で形成し、さらに電極
膜2及び3を同様に形成する。スパッタリング以外に材
料により蒸着法やイオンプレーティング法、CVD法等
を採用できる。その後フォトリンソグラフィ法によりま
ず電極形状にエッチングを行なう。そしてこの電極をマ
スクにして、グレーズドガラスをエッチングし、スリッ
ト6を形成して発熱体4毎に独立した突起形状の支持突
起物5a´・・・を形成する。この場合ウェットエッチ
ングではフッ酸系、ドライエッチングでは、CF4ガス
系を用いた。スリッティング深さは頂部から10m以上
あることが望ましい。また、均一深さを出す為にはドラ
イエッチング方式の方が良い結果が得られた。こうして
得られたヘッドの電極の一部を取りのぞき、発熱体4を
露出させる。発熱体4の長さLは、独立した支持突起物
5a´の巾Wと略同等とした。この後、スパッタリング
やCVD法等により保護膜7を形成する。
ミナ基板を用いた。金属板にホーロー等の耐熱性絶縁物
をコーティングした基板を用いてもよい。この耐熱性絶
縁基板1上に、支持突起物5を形成する。グレーズドガ
ラスを5、5´と2回印刷し、焼成して形成した。この
時点ではスリット6は形成されていない。この上に、発
熱体4をスパッタリング等の方法で形成し、さらに電極
膜2及び3を同様に形成する。スパッタリング以外に材
料により蒸着法やイオンプレーティング法、CVD法等
を採用できる。その後フォトリンソグラフィ法によりま
ず電極形状にエッチングを行なう。そしてこの電極をマ
スクにして、グレーズドガラスをエッチングし、スリッ
ト6を形成して発熱体4毎に独立した突起形状の支持突
起物5a´・・・を形成する。この場合ウェットエッチ
ングではフッ酸系、ドライエッチングでは、CF4ガス
系を用いた。スリッティング深さは頂部から10m以上
あることが望ましい。また、均一深さを出す為にはドラ
イエッチング方式の方が良い結果が得られた。こうして
得られたヘッドの電極の一部を取りのぞき、発熱体4を
露出させる。発熱体4の長さLは、独立した支持突起物
5a´の巾Wと略同等とした。この後、スパッタリング
やCVD法等により保護膜7を形成する。
【0011】この様にして完成したヘッドを用いて、表
面粗さの粗い紙に転写試験をおこなったところ、表1に
示すような結果が得られた。使用したヘッドは300d
piで、市松模様印字を行ない、紙上に肉視で確認でき
るドットの数を%で表わした。
面粗さの粗い紙に転写試験をおこなったところ、表1に
示すような結果が得られた。使用したヘッドは300d
piで、市松模様印字を行ない、紙上に肉視で確認でき
るドットの数を%で表わした。
【0012】
【表1】
【0013】表より明らかなように、表面の粗い紙ほど
効果が大きいことがわかる。これは各発熱体4の支持突
起物5a´を独立した形状にすることにより、紙面のあ
らゆる凹凸に対して追随性が向上する為であり、紙に対
する押圧を上げていけば、さらに良好な結果を得ること
ができる。
効果が大きいことがわかる。これは各発熱体4の支持突
起物5a´を独立した形状にすることにより、紙面のあ
らゆる凹凸に対して追随性が向上する為であり、紙に対
する押圧を上げていけば、さらに良好な結果を得ること
ができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、各発熱体の支持突起物
を独立した形状にしたことにより、紙面の凹凸に対して
接触性が良くなり、いわゆるラフ紙の高印字品質化にき
わめて有効である。特にベック平滑度20秒以下の、粗
い紙に対する効果は格別である。
を独立した形状にしたことにより、紙面の凹凸に対して
接触性が良くなり、いわゆるラフ紙の高印字品質化にき
わめて有効である。特にベック平滑度20秒以下の、粗
い紙に対する効果は格別である。
【図1】本発明の実施例によるサーマルプリンタヘッド
の部分的平面図である。
の部分的平面図である。
【図2】図1のA−A´断面図である。
【図3】図1のB−B´断面図である。
【図4】従来のサーマルプリンタヘッドの断面図である
。
。
【図5】従来のサーマルプリンタヘッドの断面図。
1 耐熱性絶縁基板
2 個別電極
3 共通電極
4 発熱体
5 グレーズドガラス
5´ 2段目グレーズドガラス
5a´ 支持突起物
6 スリット
7 保護膜
Claims (2)
- 【請求項1】 耐熱性絶縁基板と、この基板上に形成
された発熱体を支持する耐熱性の支持突起物とを有する
サーマルプリントヘッドに於いて、前記支持突起物が、
個々の発熱体毎に独立した突起形状となっていることを
特徴とするサーマルプリントヘッド - 【請求項2】前記支持突起物はグレーズドガラスにより
形成されていることを特徴とする請求項1記載のサーマ
ルプリントヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172691A JPH04307261A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | サーマルプリントヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172691A JPH04307261A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | サーマルプリントヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04307261A true JPH04307261A (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=13468813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7172691A Pending JPH04307261A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | サーマルプリントヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04307261A (ja) |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP7172691A patent/JPH04307261A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB2218942A (en) | Thermal print heads | |
JPS6150789B2 (ja) | ||
JPH04307261A (ja) | サーマルプリントヘッド | |
JP2579389B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JPH0746539Y2 (ja) | サーマルヘッド | |
JP3033064B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JPH021116B2 (ja) | ||
JPH0839849A (ja) | サーマルヘッド | |
JPH04338557A (ja) | サーマルプリントヘッド | |
JPH0639172B2 (ja) | サ−マルヘツドおよびその製造方法 | |
JP2647270B2 (ja) | サーマルヘッド | |
JP2617246B2 (ja) | サーマルヘッドの製造方法 | |
JPH05193168A (ja) | サーマルプリントヘッド発熱部の構造 | |
JP3497870B2 (ja) | コーナヘッド型サーマルヘッド製造方法 | |
JPS63191655A (ja) | 感熱記録ヘツド | |
JPS6235860A (ja) | サ−マルヘツド | |
JP2965339B2 (ja) | サーマルヘッドの製造方法 | |
JPS6248570A (ja) | サ−マルヘツドの製造方法 | |
JPH05286156A (ja) | 薄膜型サーマルプリントヘッドの製造方法 | |
JPS59162064A (ja) | 厚膜サ−マルヘツドの製造方法 | |
JPH03227662A (ja) | サーマルヘッド | |
JP2010110923A (ja) | サーマルヘッド及びその製造方法 | |
JPS60248366A (ja) | サ−マルヘツド | |
JPH0478546A (ja) | サーマルプリントヘッドの製造方法 | |
JPH03219967A (ja) | サーマルヘッド |