JPH04307150A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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Publication number
JPH04307150A
JPH04307150A JP3142255A JP14225591A JPH04307150A JP H04307150 A JPH04307150 A JP H04307150A JP 3142255 A JP3142255 A JP 3142255A JP 14225591 A JP14225591 A JP 14225591A JP H04307150 A JPH04307150 A JP H04307150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
shaft
clutch
drive shaft
operated
Prior art date
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Pending
Application number
JP3142255A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kawamura
川村 脩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinwa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Sangyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinwa Sangyo Co Ltd filed Critical Shinwa Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、エンジン横置前2輪(又は後
2輪)駆動車用の6速の自動変速機の改良に関する。
【従来の技術】
【0002】エンジン横置前2輪駆動車に、5速以上の
自動変速機を採用する場合に、其幅が長大となりエンジ
ンルームへの収容がむつかしく、其重量、容積が過大と
なる問題点があつた。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】この発明は、互に平行に設けられた主軸、
中軸及駆動軸の3軸に径の異なる変速用ギヤを主軸及中
軸に夫々3個、駆動軸に2個の合計8個を使用して、最
終減速用のリングギヤを廃して、其幅及重量を縮減し、
且其使用ギヤ数及クラッチ数も大幅に減少して、前進6
速を得られるにも拘らず、小型軽量化とコスト削減を達
成する事を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】以下、この発明を図面について説明する。 第1図は、この発明の自動変速機の第1実施例を示す平
断面図であり、第2図は其変速制御回路図である。エン
ジン(1)の出力軸(2)に直結した公知のトルクコン
バータ(3)のタービン(4)は右側で主軸(5)を直
結駆動し、ワンウエイクラッチ(6)を介して駆動する
Aギヤ(7)(歯数17)が、環状軸(8)上にて遊転
可能に設けられ、中軸(9)上に同体に設けられたBギ
ヤ(10)(歯数43)を経由して駆動軸(11)と同
心に設けられた環状軸(12)上に取付けられたCギヤ
(13)(歯数47)はAクラッチ(14)を介して作
動する。Dギヤ(15)(歯数17)は同じく遊転可能
に環状軸(16)上に設けられ、Bクラッチ(17)を
介して、主軸(5)より作動する。Eギヤ(18)(歯
数23)は中軸(9)に同体に設けられ、Fギヤ(19
)(歯数37)は駆動軸(11)と同心の環状軸(20
)上にて、Cクラッチ(21)を介して駆動軸(11)
に作動する。Gギヤ(22)(歯数30)は環状軸(2
3)により遊転可能に主軸(5)上に設けられ、Dクラ
ッチ(24)により作動し、中軸(9)上のHギヤ(2
5)(歯数20)に連動する。主軸(5)と中軸(9)
及駆動軸(11)は互にすべて平行に設定され、ケース
(26)内にコンパクトに収容されている。駆動軸(1
1)と中軸(9)の軸間距離は、中軸(9)と主軸(5
)との軸間距離の1.5倍であり(図示例)これらの3
軸は、必ずしも同一平面上でなく配置することにより全
体をより小型化出来る。駆動軸の右側には切換装置(2
7)を介して作動する、遊星歯車減速装置(28)が設
けられ大サンギヤ(29)、プラネタリキヤリヤ(30
)上にピン(31)を介して設けられた所謂ラビニヨ式
遊星歯車装置の長ピニオン(32)はケース(26)に
固定されたリングギヤ(33)内を減速回転して、差動
装置(34)のキヤリヤ(35)、プラネタリギヤ(3
6)及左サイドギヤ(37)を介して、左駆動軸(38
)を回転し、左前車輪(図示せず)に連動する。同様右
サイドギヤ(39)を介して右駆動軸(40)を回転し
、右前車輪(図示せず)に連動する。切換装置(27)
が後退用に作動(図中点線表示)時は小サンギヤ(41
)、短ピニオン(42)及長ピニオン(32)を連動し
て、リングギヤ(33)内にてプラネタリキヤリヤ(3
0)を逆転する事により得られ、この場合各速度段にて
すべての逆転を得られるものの、単に1速に限定しても
よい。荷重の大きいAギヤ(7)はDギヤ(15)より
歯のピッチは大きく、Gギヤ(22)はAギヤ(7)と
Dギヤ(15)のピッチの中間である。Aクラッチ(1
4)とCクラッチ(21)は作動トルクが大きくなるの
でB、Dクラッチ(17)(24)よりやゝ大径化して
いる。
【作用】
【0005】エンジン(1)の出力はトルクコンバータ
(3)にて公知の所定の作動をして主軸(5)を回転す
る。L第1速はB及Dクラッチ(17)(24)は作動
せず、ワンウエイクラッチ(6)のみが作動して、主軸
(5)の回転はAギヤ(7)、Bギヤ(10)、Eギヤ
(18)及Fギヤ(19)を介して、Cクラッチ(21
)の除々なる加圧により駆動軸(11)を連動し、この
場合の減速比は4,066となる。H第1速はAギヤ(
7)、Bギヤ(10)及Cギヤ(13)を介しAクラッ
チ(14)を作動させて、駆動軸(11)を連動して、
減速比2,767を得られる。第2速は、Bクラッチ(
17)のみの作動により、Dギヤ(15)、Eギヤ(1
8)及Fギヤ(19)を経由して、Cクラッチ(21)
を作動させ、駆動軸(11)上にて減速比2,176を
得られる。第3速は主軸(5)上にてBクラッチ(17
)のみを作動させて、Dギヤ(15)、Eギヤ(18)
、Bギヤ(10)及Cギヤ(13)を経由して、Aクラ
ッチ(14)を作動させ駆動軸(11)上にて減速比1
,477を得られる。第4速はDクラッチ(24)のみ
の作動により、Gギヤ(22)、Hギヤ(25)、Eギ
ヤ(18)及Fギヤ(19)を経由して、Cクラッチ(
21)を作動し、駆動軸(11)を連動し、減速比1,
070を得られる。第5速は同様にDクラッチ(24)
のみの作動により、Gギヤ(22)、Hギヤ(25)、
Bギヤ(10)及Cギヤ(13)を経由して、Aクラッ
チ(14)の作動により、駆動軸(11)上にて減速比
0,728を得られるものである。結局この場合実質合
計6段の変速を行い、極めて迅速な加速性能を得られる
事は明白である。その他経済的(エコノミー)走行時は
初段にH第1速よりスタートすればよく、公知のコンピ
ューター等によるコントロール(第2図参照)により任
意に最適な自動変速を得られる。A、B、C、Dの4個
の各クラッチ(14)(17)(21)(24)の作動
は、主軸(5)により直結駆動されるポンプ(43)に
よる加圧が第2図示の公知の制御回路により、制御され
、各油路(44)(45)(46)(47)を経由して
夫々各クラッチ(14)(17)(21)(24)を個
々に作動させるものであり、各クラッチには各々シリン
ダー(48)、ピストン(49)、スプリング(50)
及多板クラッチ(51)が公知の通り設置してある。次
に本発明の特徴として第1〜6速の作動が、常に次回の
作動の前に各クラッチが緩めてあり、従つて次の速度段
での即応性のいいことである。即ちワンウエイクラッチ
(6)よりのL第1速では、其作動前にCクラッチ(2
1)が開いて待機しており、(以下開待と略称する)H
第1速ではAクラッチ(14)が開待し、第2速ではB
及Cクラッチ(17)(21)が開待し、第5速ではA
クラッチ(14)が再び開待する。これらは各クラッチ
作動中に他のクラッチは休止し、従つてスプリング(5
0)により緩まり開き、次の速度段用に待機することに
よるものであり、そのいずれも速度段にせよ、すべて交
互に作動する、本発明自動変速機の特性はスムーズ且即
応の連続的変速作動を可能にしたものである。
【実施例】
【0006】本発明の第2実施例(図示されていない)
は第1実施例と異なる歯数の同様の8個のギヤ、4個の
クラッチ及1個のワンウエイクラッチ(6)による実質
同じ機構を用いて得られるもので、単にギヤサイズが異
なる丈である。即ち、第1速は、第1実施例と同様に、
ワンウエイクラッチ(6)が作動して、主軸(5)の回
転はAギヤ(7)(歯数21)、Bギヤ(10)(歯数
39)、Eギヤ(18)(歯数23)及Fギヤ(19)
(歯数47)を経由して、Cクラッチ(21)を作動し
、駆動軸(11)上で減速比3,794を得る。第2速
はAギヤ(7)、Bギヤ(10)及Cギヤ(13)(歯
数45)を経由して、Aクラッチ(14)を作動させ、
駆動軸(11)上にて減速比2,142を得られる。L
第3速はBクラッチ(17)のみを作動し、Dギヤ(1
5)(歯数27)、Eギヤ(18)及Fギヤ(19)を
経由して、Cクラッチ(21)を作動させて、駆動軸(
11)上に減速比1,740を得る。H第3速は、Dク
ラッチ(24)のみを作動させ、Gギヤ(22)(歯数
36)、Hギヤ(25)(歯数24)、Eギヤ(18)
及Fギヤ(19)を経由して、Cクラッチ(21)を作
動し、駆動軸(11)にて減速比1,360が得られる
。第4速はBクラッチ(17)のみを作動させ、Dギヤ
(15)、Eギヤ(18)、Bギヤ(10)及Cギヤ(
13)を経由してAクラッチ(14)を作動せしめ、駆
動軸(11)にて減速比0,982を得られる。第5速
はDクラッチ(24)のみを作動し、Gギヤ(22)、
Hギヤ(25)、Bギヤ(10)及Cギヤ(13)を経
由してAクラッチ(14)を作動し、駆動軸(11)は
減速比0,767にて回転する。この場合第1実施例と
異なり、L及Hの第3速を得られる点と、Gギヤ(22
)及Hギヤ(25)の作動により第4速と5速ではなく
、H第3速と第5速を得る点であり、これは第1実施例
のように初速段でなく中間速度段を多くした点が異なる
。又中軸(9)と駆動軸(11)との軸間距離を主軸(
5)と中軸(9)の軸間距離の1.4倍にしてある点が
相異している。第1及第2実施例の外本発明は各ギヤの
歯数を替えて、車輛の用途と、其使用条件に応じて、其
各6段階の減速比を容易に変更出来る事は勿論であり其
設計自由度は大きい。更に本発明は本来前2輪駆動用の
ものであるが、これを後2輪駆動用に容易に転用し得る
【発明の効果】
【0007】この発明は、全部で8個丈という少ない総
ギヤ数と、各クラッチ(6)(14)(17)(21)
(24)はすべて2〜3速の作動を兼用する為、在来の
すべての自動変速機のように各速度段に於て専用のギヤ
とクラッチを必要とせず、前進及後退の6速を得られる
にも拘らず、逆に其幅、重量を著しく縮減して、全体を
小型軽量化し、其コストを大幅に削減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動変速機の第1実施例を示す平断面
図である。
【図2】其変速制御回路を示した概略図である。
【符号の説明】
52  パーキングギヤ 53  ロックアップクラッチ 54  短ピニオン用ピン 55  始動ギヤ 56  切替用スリーブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々平行に設定された主軸、中軸及駆動軸
    により構成され、Aギヤ、Dギヤ及Gギヤを主軸上に、
    Bギヤ、Eギヤ及Hギヤを中軸上に及CギヤとFギヤを
    駆動軸上に夫々配置し、且主軸上でワンウエイクラッチ
    、Bクラッチ及Dクラッチを作動し、駆動軸上にてAク
    ラッチ及Cクラッチを夫々作動せしめ、前記の各ギヤに
    連動させて、6段の変速を得られる事を特徴とする構成
    の自動変速機。
  2. 【請求項2】主軸上に配置されたGギヤ及中軸上に配置
    されたHギヤを経由して、駆動軸上にて第4速及5速又
    は第3速及5速の変速比を得られる事を特徴とする、前
    記請求項第1項記載の自動変速機。
  3. 【請求項3】駆動軸により作動し切換装置を使用して前
    進時に大サンギヤ及長ピニオン、後退時に小サンギヤ、
    短ピニオン及長ピニオンを夫々経由し、固定のリングギ
    ヤを介して、其プラネタリキヤリヤから差動装置のキヤ
    リヤへ連動する遊星歯車減速装置を使用した事を特徴と
    する、前記請求項第1項記載の自動変速機。
JP3142255A 1991-04-01 1991-04-01 自動変速機 Pending JPH04307150A (ja)

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