JPH04305101A - 内径測定器 - Google Patents
内径測定器Info
- Publication number
- JPH04305101A JPH04305101A JP9480791A JP9480791A JPH04305101A JP H04305101 A JPH04305101 A JP H04305101A JP 9480791 A JP9480791 A JP 9480791A JP 9480791 A JP9480791 A JP 9480791A JP H04305101 A JPH04305101 A JP H04305101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- contact
- inner diameter
- inner periphery
- straight line
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 210000000080 chela (arthropods) Anatomy 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、円形の筒や穴等の内径
を測定する内径測定器に関する。
を測定する内径測定器に関する。
【０００２】
【従来の技術】工業製品において、円形の筒や穴等の測
定は、極めて頻度が高い。
定は、極めて頻度が高い。
【０００３】円柱１６の外径は、図４で周知のように、
直角定規１７で挟んだ平行線Ｌの間隔Ｒに等しい。ノギ
スで代表される挟み尺は、この原理を応用したものであ
る。
直角定規１７で挟んだ平行線Ｌの間隔Ｒに等しい。ノギ
スで代表される挟み尺は、この原理を応用したものであ
る。
【０００４】一方、円筒等の内径の測定は、外径のよう
な基準がなく測定用の器具も千差万別である。
な基準がなく測定用の器具も千差万別である。
【０００５】従来、内径測定器としては、通常、ノギス
を用い、その内測用ジョーによって内径を測定している
が、外径測定のような基準になる平行線はなく、その時
の最大値を内径としている。
を用い、その内測用ジョーによって内径を測定している
が、外径測定のような基準になる平行線はなく、その時
の最大値を内径としている。
【０００６】他に、ボアゲージ、シリンダーゲージ、３
点式内側測定器としてのホールテスト（イミクロ）等が
あるが、これらも基準になる平行線はない。
点式内側測定器としてのホールテスト（イミクロ）等が
あるが、これらも基準になる平行線はない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の内径測定器は、直尺によって２点間の線分測定を行
うものであるため、２点間の距離が一義的に定まらず、
図５に示すように、測定位置１８が円筒１９の軸心０か
ら僅かにずれたり、あるいは図６に示すように、測定位
置１８が円筒１９の軸方向に僅かに傾いたりして測定す
る測定者による測定誤差を生じたり、又は２位置間の最
大値を求めるノギスの場合、内測用ジョーの位置を僅か
ずつではあるが移動させる必要があり、内測用ジョーの
摩耗を来たして器差による測定誤差も生じる。
来の内径測定器は、直尺によって２点間の線分測定を行
うものであるため、２点間の距離が一義的に定まらず、
図５に示すように、測定位置１８が円筒１９の軸心０か
ら僅かにずれたり、あるいは図６に示すように、測定位
置１８が円筒１９の軸方向に僅かに傾いたりして測定す
る測定者による測定誤差を生じたり、又は２位置間の最
大値を求めるノギスの場合、内測用ジョーの位置を僅か
ずつではあるが移動させる必要があり、内測用ジョーの
摩耗を来たして器差による測定誤差も生じる。
【０００８】一方、ホールテスト等は、測定範囲が狭く
、しばしば測定子を交換する必要があり、器具そのもの
も高価となる問題がある。
、しばしば測定子を交換する必要があり、器具そのもの
も高価となる問題がある。
【０００９】そこで、本発明は、内径の測定を容易かつ
正確に行い得る簡便な内径測定器の提供を目的とする。
正確に行い得る簡便な内径測定器の提供を目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、本発明の内径測定器は、円筒等の内周と当接可能な基
準部を両端に有する所要長さの竿と、円筒等の内周と当
接可能な当接部を先端に有し、竿の両基準部を結ぶ直線
の直角２等分線上を移動可能に設けられ、当接部と直線
との間の距離を測定するディプスと、円筒等の端面等に
横架されて、両基準部及び当接部が内周に当接した状態
で竿とディプスを保持する保持部材とを備えたものでの
ある。
、本発明の内径測定器は、円筒等の内周と当接可能な基
準部を両端に有する所要長さの竿と、円筒等の内周と当
接可能な当接部を先端に有し、竿の両基準部を結ぶ直線
の直角２等分線上を移動可能に設けられ、当接部と直線
との間の距離を測定するディプスと、円筒等の端面等に
横架されて、両基準部及び当接部が内周に当接した状態
で竿とディプスを保持する保持部材とを備えたものでの
ある。
【００１１】
【作用】上記手段においては、竿の両基準部を円筒等の
内周に当接した状態で、ディプスの当接部を内周に当接
することにより、両基準部間の距離（通常、スパンとい
う）を弦とする円弧の高さ（通常、ライズという）が測
定され、スパンとライズとから、円弧の曲率半径、すな
わち円筒等の内半径が公式によって求められる。
内周に当接した状態で、ディプスの当接部を内周に当接
することにより、両基準部間の距離（通常、スパンとい
う）を弦とする円弧の高さ（通常、ライズという）が測
定され、スパンとライズとから、円弧の曲率半径、すな
わち円筒等の内半径が公式によって求められる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１３】図１は本発明の一実施例の内径測定器１の
斜視図、図２はその使用状態の斜視図である。
斜視図、図２はその使用状態の斜視図である。
【００１４】内径測定器１は、透明若しくは不透明のプ
ラスチックや金属その他の適宜の材料からなるもので、
円筒２や円形の穴等の内周に当接可能なエッジ状の基準
部３を両端に形成した所要長さの台形状の竿４を有して
いる。
ラスチックや金属その他の適宜の材料からなるもので、
円筒２や円形の穴等の内周に当接可能なエッジ状の基準
部３を両端に形成した所要長さの台形状の竿４を有して
いる。
【００１５】竿４には、円筒２の内周に当接可能なエッ
ジ状の当接部５を先端（両図においては左端）に形成し
たディプス６が、矩形状の窓７を介して係合され、両基
準部３を結ぶ直線の直角２等分線上を移動可能に設けら
れている。そして、ディプス６の側面には、後述する保
持部材のバーニア目盛と協働して両基準部３を結ぶ直線
と当接部５との間の距離を表示する寸法目盛８が刻設さ
れている。
ジ状の当接部５を先端（両図においては左端）に形成し
たディプス６が、矩形状の窓７を介して係合され、両基
準部３を結ぶ直線の直角２等分線上を移動可能に設けら
れている。そして、ディプス６の側面には、後述する保
持部材のバーニア目盛と協働して両基準部３を結ぶ直線
と当接部５との間の距離を表示する寸法目盛８が刻設さ
れている。
【００１６】又、竿４には、ディプス６を移動可能に案
内する溝を設けた矩形板状の保持部材９が重ね合わせて
取り付けられている。保持部材９は、円筒２の端面１０
等に横架されて、両基準部３及び当接部５が円筒２の内
周に当接した状態で竿４とディプス６を保持するもので
、溝付近には、バーニア目盛１１が刻設されている。
内する溝を設けた矩形板状の保持部材９が重ね合わせて
取り付けられている。保持部材９は、円筒２の端面１０
等に横架されて、両基準部３及び当接部５が円筒２の内
周に当接した状態で竿４とディプス６を保持するもので
、溝付近には、バーニア目盛１１が刻設されている。
【００１７】上記構成の内径測定器１を用いて円筒２の
内径を測定するには、図２に示すように、保持部材９を
円筒２の端面１０に横架すると共に、竿４の両基準部３
を円筒２の内周に当接する。ついで、ディプス６を移動
して当接部５を円筒２の内周に当接し、寸法目盛８とバ
ーニア目盛１１とから両基準部３を結ぶ直線と当接部５
との間の距離を読みとる。
内径を測定するには、図２に示すように、保持部材９を
円筒２の端面１０に横架すると共に、竿４の両基準部３
を円筒２の内周に当接する。ついで、ディプス６を移動
して当接部５を円筒２の内周に当接し、寸法目盛８とバ
ーニア目盛１１とから両基準部３を結ぶ直線と当接部５
との間の距離を読みとる。
【００１８】この測定によって、図３に示すように、竿
４の両基準部３間の距離をスパンｃとする円弧のライズ
ｈが求められたことになる。
４の両基準部３間の距離をスパンｃとする円弧のライズ
ｈが求められたことになる。
【００１９】ここで、円弧の曲率半径ｒと、スパンｃ及
びライズｈとの間には、次の公式があるので、これを用
いて円弧の曲率半径ｒ、すなわち円筒２の内半径が求め
られる。
びライズｈとの間には、次の公式があるので、これを用
いて円弧の曲率半径ｒ、すなわち円筒２の内半径が求め
られる。
【００２０】
【数１】なお、内半径の算出に当っては、スパンｃに応
じた換算表を用意しておくとよく、あるいは小型計算機
を内蔵させて、円内径をデジタル表示させてもよい。
じた換算表を用意しておくとよく、あるいは小型計算機
を内蔵させて、円内径をデジタル表示させてもよい。
【００２１】又、上述した実施例においては、当接部５
をエッジ状とする場合について説明したが、これに限ら
ず半円柱状又は半球状等としてもよい。
をエッジ状とする場合について説明したが、これに限ら
ず半円柱状又は半球状等としてもよい。
【００２２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、竿の両基
準部を円筒等の内周に当接した状態で、ディプスの当接
部を内周に当接することにより、両基準部間のスパンを
弦とする円弧のライズが測定され、このスパンとライズ
とから円筒等の内半径が公式によって求められるので、
従来に比して内径の測定を容易かつ正確に行うことがで
きると共に、器具を簡便なものとすることができる。
準部を円筒等の内周に当接した状態で、ディプスの当接
部を内周に当接することにより、両基準部間のスパンを
弦とする円弧のライズが測定され、このスパンとライズ
とから円筒等の内半径が公式によって求められるので、
従来に比して内径の測定を容易かつ正確に行うことがで
きると共に、器具を簡便なものとすることができる。
【図１】本発明の一実施例の内径測定器の斜視図である
。
。
【図２】図１の内径測定器の使用状態の斜視図である。
【図３】円弧の曲率半径、スパン及びライズの説明図で
ある。
ある。
【図４】外径測定方法の原理図である。
【図５】内径測定の誤差が生じる場合の説明図である。
【図６】内径測定の誤差が生じる場合の説明図である。
２ 円筒
３ 基準部
４ 竿
５ 当接部
６ ディプス
８ 寸法目盛
９ 保持部材
１０ 端面
１１ バーニア目盛
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒等の内周と当接可能な基準部を両
端に有する所要長さの竿と、円筒等の内周と当接可能な
当接部を先端に有し、竿の両基準部を結ぶ直線の直角２
等分線上を移動可能に設けられ、当接部と直線との間の
距離を測定するディプスと、円筒の端面等に横架されて
、両基準部及び当接部が内周に当接した状態で竿とディ
プスを保持する保持部材とを備えることを特徴とする内
径測定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9480791A JPH04305101A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 内径測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9480791A JPH04305101A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 内径測定器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04305101A true JPH04305101A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=14120332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9480791A Pending JPH04305101A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 内径測定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04305101A (ja) |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP9480791A patent/JPH04305101A/ja active Pending
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