JPH0430498A - 放熱器取り付け部材 - Google Patents

放熱器取り付け部材

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JPH0430498A
JPH0430498A JP13524690A JP13524690A JPH0430498A JP H0430498 A JPH0430498 A JP H0430498A JP 13524690 A JP13524690 A JP 13524690A JP 13524690 A JP13524690 A JP 13524690A JP H0430498 A JPH0430498 A JP H0430498A
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JP
Japan
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circuit board
protrusions
protrusion
mounting member
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JP13524690A
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Masayuki Hattori
服部 應幸
Akihiro Sakurai
章博 櫻井
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放熱器取り付け部材の改良に関する。
特に、放熱器をプリント基板に仮固定(以下実装と云う
、)する作業が容易であり、実装後プリント基板を半田
槽等の中で半田デイツプするときにプリント基板に撓み
が発生することを防止し、放熱器が傾斜することを防止
しうるように改良された構造を有する放熱器取り付け部
材に関する。
〔従来の技術〕
電子部品等が装着されるプリント基板において、最近、
パワー用半導体素子が一段と小形化されたことにともな
い、パワートランジスタやパワーダイオードがプリント
基板に装着される場合が多くなっている。このような場
合、パワートランジスタやパワーダイオードが発生する
熱量がかなり大きいので、これらの半導体素子の温度上
昇を許容温度上昇以下に抑制するために上記の半導体素
子が発生する熱量を放熱するために十分な放熱面積を有
する放熱器に上記の半導体素子を、熱伝導が良好なよう
に密着して固定し、この半導体素子が密着固定されてい
る放熱器をプリント基板に取り付けるのが一般である。
換言すれば、本発明の従来技術に係るプリント基板には
、パワートランジスタ等の発熱体は取り付けられておら
ず、これらは放熱器に取り付けられており、パワートラ
ンジスタ等とプリント基板との接続は接続線を介してな
されている0本発明は、このようなパワートランジスタ
やパワーダイオードが密着固定されている十分大きな放
熱面積を有する放熱器をプリント基板に取り付けるた吟
に使用される放熱器取り付け部材に関するものである。
従来技術においては、上記したような放熱器をプリント
基板に取り付けるとき、放熱器をネジ等を使用してプリ
ント基板に取り付ける構造が採用されている。ところが
、ネジ等を使用して放熱器をプリント基板に取り付ける
構造の場合、まず放熱器に密着固定される半導体素子等
の電気的接続子を半田付けするためにプリント基板に設
けられた開口を半田デイツプ時にふさがれないようにす
るために、この開口の半田面(半田デイツプ時に溶融半
田が接する面)側を紙テープ等で覆った(これをマスキ
ングと云う)後に、放熱器とこの放熱器に密着固定され
る半導体素子等を除く他の部品をプリント基板に実装し
、自動半田槽等を使用して半田デイツプを実施した後に
、マスキングに使用した紙テープ等を剥がし、半導体素
子等を密着固定した放熱器をプリント基板に実装し、ネ
ジ止めした後、放熱器に密着固定されている半導体素子
等の電気的接続子を半田付けするという複雑な工程とな
り、多大な工数を必要とする。
そこで、放熱器とこの放熱器に密着固定される半導体素
子等とを除く他の部品をプリント基板に実装する工程と
、この工程を実行した後、引き続き、その上に半導体素
子等が密着固定されている放熱器を放熱器取り付け部材
を使用してプリント基板に実装する実装工程と、この工
程を実行した後、自動半田槽等にデイツプして半田付け
をなす半田デイツプ法を実施する半田デイツプ工程とを
もって構成される、放熱器をプリント基板に取り付ける
取り付け方法が開発されて、実用されている。この方法
においては、工程が二つの実装工程と一つの半田付け工
程とをもって構成され、工数が大幅に削減されている。
この取り付け方法に使用される放熱器取り付け部材につ
いて以下に図面を参照して説明する。
第8a図・第8b図参照 第8a図・第8b図は、従来技術に係る放熱器取り付け
部材を使用してプリント基板に放熱器を実装した状態を
示す図であり、第8a図はその側断面図であり、第8b
図は第8a図の矢印Aの方向から見た正面図で、複数の
放熱器取り付け部材を使用して放熱器をプリント基板に
実装した図である。
図において、2はプリント基板であり、21はこのプリ
ント基板に設けられた開口である。3は上記のプリント
基板2に実装される放熱器である。
lは放熱器取り付け部材であり、第8a図に示す平面形
状に成形された板状部材よりなる。この板状部材には複
数の突起12と基板支持面13とが設けられている。放
熱器3はこの放熱器取り付け部材1に図示するように取
り付けられる。放熱器3をプリント基板2に実装するに
は、上記の突起12を上記のプリント基板2に設けられ
た開口21に挿入する。その後、自動半田槽中の溶解半
田にデイツプして、他の部品と\もに放熱器3に取り付
けられている放熱器取り付け部材lをプリント基板に半
田付けする。
また、第8b図に示すように、上記の複数の突起12は
所望の間隔をもって配設され、それぞれの突起12に対
応する関口21に挿入されることが多い。
放熱器3を、放熱器取り付け部材1の複数の突起12を
もってプリント基板2に実装する理由は、放熱器3の荷
重をプリント基板2に分散して負担させることによって
集中荷重によるプリント基板2の破損を防止するためで
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記の従来技術に係る放熱器取り付け部材1
を使用して上記の第8a図・第8b図に示すように放熱
器3をプリント基板2に実装した後、自動半田槽等にお
いて半田デイツプ法を実行すると、半田デイツプ工程中
に自動半田槽中の溶融半田の熱のために、プリント基板
2は熱膨張しく放熱器3は大きな熱容量を有するため半
田デイツプ工程程度の短時間には顕著な熱膨張は発生し
ない、)、プリント基板2の長さと、これと対応する放
熱器3の長さとが一致しなくなり、そのため、例えば第
8C図に示すように、プリント基板2の中央に近い領域
においては、放熱器3とプリント基板2との間の間隔が
拡大した状態で、上記の突起12が開口21に挿入され
ていることになる。
その後、プリント基板2は自動半田槽の外に取り出され
冷却されて半田が間化して半田付けが完了される。とこ
ろが、この冷却工程において、プリント基板2は収縮し
ようとするが、そのときにはプリント基板2と上記の突
起12とを結合している半田は既に冷却され固化してい
るので、例えば上記の第8c図に示したように、プリン
ト基板2は撓んだ状態に止まり、放熱器3に取り付けら
れているパワートランジスタ等(図示せず)とプリント
基板2との電気的接続も、また、プリント基板2上に取
り付けられる他の電子部品(図示せず)とプリント基板
2との電気的接続も、プリント基板2が撓んだ状態でな
されている。このように撓んでいるプリント基板2を組
立て工程等においてプリント基板支持体(図示せず)に
無理に固定しようとして力を加えると、この力によって
、上記の電気的接続(放熱器3に取り付けられているパ
ワートランジスタ等(図示せず)とプリント基板2との
電気的接続とプリント基板2上に取り付けられる他の電
子部品(図示せず)とプリント基板2との電気的接続)
は破壊されるおそれがある。
上記した従来技術に係る放熱器取り付け部材が有する欠
点(プリント基板が撓んだ状態で放熱器と固着されると
云う欠点)を解消しようとして、半田デイツプ工程以前
の実装工程において、上記の放熱器取り付け部材lのそ
れぞれの突起12をもってプリント基板2と放熱器3と
を固着しておけばよいとの着想を具体化した放熱器取り
付け部材として、第9図に示すようにラッチ機構5を有
する放熱器取り付け部材4が試作され試験されたが、満
足な結果を得ることはできなかった。その理由は、放熱
器取り付け部材のラッチ機構5をプリント基板2の開口
21に挿入するときにプリント基板2に不所望な衝撃を
不可避的に与えることになり、そのため、実装されてい
る部品がプリント基板2から離脱する結果になる場合が
少なくないためである。
本発明の目的は、上記の欠点(プリント基板が撓んだ状
態で放熱器と固着されると云う欠点)を解消することに
あり、自動半田付け方法等を使用して実行する半田デイ
ツプ工程中にプリント基板が撓んだ状態で放熱器と固着
されることがなく、しかも、放熱器をプリント基板に容
易に取り付けることが可能であり、その取り付け工程が
簡易な放熱器取り付け部材を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、下記のいずれの手段をもってしても達成
することができる。
第1の手段は、放熱器(3)と連接し、プリント基板(
2)に設けられる2個の開口(21)のそれぞれに挿入
されて、前記のプリント基板(2)と結合される2個の
突起(12)を有する放熱器取り付け部材(1)の2個
の突起(12)の一方を下記のように改良することであ
る。
イ、放熱器取り付け部材(1)の下面を、前記の突起(
12)の近傍と前記の突起(12)相互を結ぶ線状の領
域とを含む領域の少なくとも一部領域において、前記の
プリント基板(2)と接触する基板支持面(13)とし
、 口、前記の突起(12)の一方を、前記の突起(12)
の他方とは反対方向に前記の基板支持面(13)の高さ
と同一の高さの位置に下面を有する膨大部(14)が設
けられ前記の基板(2)の厚さに相当する距離前記の膨
大部(14)の下面から下方に離隔して第2の突起(1
1p)が設けられているプリント基板係合用突起(11
)とする。
この構成において、前記の膨大部(14)の下面(15
)を、前記の一方の突起(12)と離隔するにしたがい
高さが高くなる方向に傾斜させておくと特に効果が顕著
である。
第2の手段は、放熱器(3)と連接し、プリント基板(
2)に設けられる3個の開口(21)のそれぞれに挿入
されて前記のプリント基板(2)と結合される3個の突
起(12)を有する放熱器取り付け部材(la)の3個
の突起(12)を、放熱器(3)の面に平行な方向に並
ぶ2個の組と1個との2&!lに組み分けし、そのいづ
れか一方を下記のように改良することである。
イ、この放熱器取り付け部材(la)の下面を、前記の
突起(12)のそれぞれの近傍と前記の2yl相互を結
ぶ線状の領域とを含む領域の少なくとも一部領域におい
て、前記のプリント基板(2)と接触する基板支持面(
13a)とし、 口、前記の1個の突起または2個の突起の組のいづれか
一方を、前記の1個の突起または2個の突起の組のいづ
れか他方(12)とは反対方向に前記の基板支持面(1
3a)の高さと同一の高さの位置に下面を有する膨大部
(14)が設けられ、前記の基板(2)の厚さに相当す
る距離前記の膨大部(14)の下面から下方に離隔して
第2の突起(11p)が設けられているプリント基板用
係合突起(11)とする。
この構成において、前記の膨大部(14)の下面(15
)を、前記の一方の突起(12)と離隔するにしたがい
高さが高くなる方向に傾斜させておくと特に効果が顕著
である。
第3の手段は、放熱器(3)と連接し、プリント基板(
2)に設けられる4個以上の開口(21)のそれぞれに
挿入されて前記プリント基板(2)と結合される4個以
上の突起(12)を有する放熱器取り付け部材(1b)
の4個以上の突起(12)を、放熱器(3)の面に平行
な方向に並ぶn個の組とm個の組との2組に組み分けし
、そのいづれか一方を下記のように改良することである
イ、この放熱器取り付け部材(1b)の下面を、前記の
突起(12)のそれぞれの近傍と前記の2組相互を結ぶ
線状領域とから選ばれたいくつかの領域において、前記
のプリント基板(2)と接触する基板支持面(13b)
とし、 口、前記のn個の突起の組またはm個の突起の組のいづ
れか一方を、前記のn個の突起の組またはm個の突起の
組のいづれか他方とは反対方向に前記の基板支持面(1
3b)の高さと同一の高さの位置に下面ををする膨大部
(14)が設けられ、前記の基板(2)の厚さに相当す
る距離前記の膨大部(14)の下面から下方に離隔して
第2の突起(11p)が設けられているプリント基板係
合用突起(11)とする。
この構成において、前記の膨大部(14)の下面(15
)を、前記の一方の突起(12)と離隔するにしたがい
高さが高くなる方向に傾斜させておくと特に効果が顕著
である。
〔作用〕
本発明は上記のとおり、三つの独立の実施態様を含むが
、いづれも、発明の要旨は共通であるから、請求項〔1
〕に係る放熱器取り付け部材の作用について、第1a図
、第7a図、第7b図、第2a図〜第2d図を参照して
、下記に説明する。
イ、第1a図に示すように、放熱器取り付け部材1は、
基板支持面13(放熱器取り付け部材1の下面でありプ
リント基板と接触する面)とプリント基板係合用突起1
1の第2の突起LIPとプリント基板係合用突起11の
膨大部14との3個所においてプリント基板2と接触す
ることになるので、プリント基板2を放熱器3に確実に
係止することが可能であり、熱膨張によってプリント基
板2に撓みが発生することを防止することができる。
口、上記の作用の実現を可能にする、本発明の要旨に係
る第2の突起11pと膨大部14(いづれも本発明の要
旨に係るプリント基板係合用突起11の部材)との存在
は、放熱器取り付け部材1とプリント基板2との結合を
困難にするおそれがあるが、下記に手順を示す装着方法
を使用すれば、そのようなおそれは皆無である。
放熱器取り付け部材lの突起(本発明の要旨に係るプリ
ント基板係合用突起11を含む)を開口21に挿入する
手順について第7a図、第7b図を参照して説明する。
a、まず、第7a図に示すように、放熱器3が固着され
ている放熱器取り付け部材1を傾斜させ、プリント基板
係合用突起11の先端部にある第2の突起12Pをプリ
ント基板2の開口21に挿入する。
b、つぎに、上記のプリント基板係合用突起11の膨大
部14とプリント基板2との接触点を支点として、放熱
器取り付け部材1を第7a図に矢印Aをもって示す方向
に回動する。
C0他方の突起12は上記の回動にともなって他方の開
口21に容易に挿入されて第7b図に示す状態に至る。
ハ、放熱器取り付け部材1とプリント基板2との結合を
容易にするため、プリント基板結合用突起11の膨大部
14の下面15は、第2alKl〜第2d図に示すよう
に、プリント基板係合用突起11がら離隔するに従って
高くなるようにされており、また、他方の突起12は、
第1d図に示すように、先端に行くにしたがって、その
幅が縮減されているので、放熱器取り付け部材1を回動
して突起12を開口21に挿入する作業は容易である。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつ−、本発明の六つの実施例に係る
放熱器取り付け部材について説明する。
本例は、本発明の要旨に係るプリント基板係合用突起と
直線状突起とを、それぞれ1個有し板状部材よりなる放
熱器取り付け部材である。
第1a図参照 図は本発明の第1実施例に係る放熱器取り付け部材を使
用してプリント基板に放熱器を実装し、半田デイツプ工
程を実行した後の状態を示す図であり、後述の第1b図
(裏面図)の矢印B方向から見た断面図である。
図において、破線をもって示す2はプリント基板であり
、21はこのプリント基板2に設けられた開口である。
1点鎖線をもって示す3は上記のプリント基板2に実装
されるアルミニウム等よりなる放熱器である。lは、こ
の放熱器3に取り付けられる、例えば半田メツキされた
黄銅等よりなる放熱器取り付け部材である。11が本発
明の要旨に係るプリント基板係合用突起である。また、
12は直線状の突起である。プリント基板係合用突起1
1は、その先端において、他方の直線状突起12とは反
対方向に屈曲して第2の突起11Pを構成している。1
3は基板支持面であり、2個の突起11・12相互を結
ぶ線状領域の少なくとも一部領域において、上記のプリ
ント基板2と接触する放熱器取り付け部材1の下面であ
る。14は上記のプリント基板係合用突起11に設けら
れ、上記の第2の突起11pの上方に、プリント基板2
の厚さに相当する距*S隔(上昇)した位置にその下面
15を有する膨大部である。7は上記の放熱器取り付け
部材1を上記のプリント基板2に固定する半田である。
さらに理解を容易にする目的をもって、第1b図に、プ
リント基板2に実装された放熱器取り付け部材1をプリ
ント基板2の裏面から見た平面図を図示する。
第1b図参照 図におけるそれぞれの記号は第1a図と同一であるので
説明を省略する。
また、上記の基板支持面13が直線状突起12の近傍に
設けられている放熱器取り付け部材1を第1cWIJに
図示する。
第1c図参照 図におけるそれぞれの記号は第1a14と同一であるの
で説明を省略する。
ところで、上記の放熱器3をプリント基板2に実装する
には、上記の放熱器取り付け部材lを複数個使用してそ
れぞれの突起11・12をそれぞれが対応している開口
21に挿入する。このとき、第2の突起11pと膨大部
14と基板支持面13とをもって、プリント基板2を複
数個所において確実に係止するので、半田デイツプ工程
中にプリント基板2が熱膨張して撓みを発生することが
効果的に抑制される。なお、複数個の放熱器取り付け部
材lをもって放熱器3をプリント基板2に実装する他の
利益は、放熱器3の荷重をプリント基板2に分散して負
担させることによってプリント基板2の破損を防止する
ことができることである。
また、放熱器取り付け部材lを回動して直線状突起12
を開口21に挿入する作業を一層容易にすることができ
る形状の直線状突起12について、第1d図を参照して
説明する。
第1d図参照 図示する例における直線状突起12は、プリント基板係
合用突起11に対する側とは反対の側において切り欠か
れ、先端にゆくにしたがって細くされている形状をなし
ている0図において、図(イ)は平面状に切り欠かれた
直線状突起12を示し、図(ロ)は曲面状に切り欠かれ
た突起12を示す。
1+ 本例が第1例と相違する点は、下記するように、膨大部
14の下面15の形状のみである。
第2a図参照 第2a図は、第1a図に図示した板状放熱器取り付け部
材1の膨大部14の下面15がプリント基板係合用突起
11から離隔するにしたがい曲面をなして高さが高くな
る方向に傾斜している放熱器取り付け部材lを示す。
第2b図参照 第2b図は、第2a図に図示した膨大部14の下面15
の曲面が屈曲面をもって置換されている放熱器取り付け
部材1を示す、なお、膨大部14の下面15は傾斜面の
みからなり水平面を欠いてもお\むね同一の効果が確認
されている。
第2c図参照 第2c図は第1c図に図示する例(基板支持面13が突
起12の近傍に設けられている例)に対する例であり、
この形状的特徴に本実施例に係る特徴(膨大部14の下
面15が、一方の突起11と離隔するにしたがい曲面を
なして高さが高くなる方向に傾斜している)を有する放
熱器取り付け部材1を示す。
第2d図参照 第2dl!Iは第2C図に図示した膨大部14の下面1
5の曲面が屈曲面をもって置換されている放熱器取り付
け部材1を示す。
図の繁雑を避ける目的から、第2a図〜第2d図には、
放熱器3、プリント基板2および半田7は記載していな
い、また記号の詳細な説明は第1例と同一であるので省
略する。
本例が第1例と相違する点は、第1例がプリント基板係
合用突起11と他方の直線状突起12とをそれぞれ1個
づつ有する板状部材よりなる放熱器取り付け部材である
のに対し、本例は塊状部材の底面に3個の突起が形成さ
れており、この3個の突起を1個と2個の組とに分け、
一方がプリント基板係合用突起11であり、他方が直線
状突起12であり、これらの突起11・12が相互に所
望の距離をもって離隔している放熱器取り付け部材であ
ることのみであり、突起11・12の形状は第1例と同
一である。この実施例に係る放熱器取り付け部材が板状
の放熱器取り付け部材よりすぐれている点は、放熱器取
り付け部材が塊状部材であるため、剛性が大きく、各突
起11・12相互間の距離の確保が容易であり、装着も
容易・確実であることである。
以下に示す図は、基板支持面13aが突起11・12相
互を結ぶ線状の領域にある放熱器取り付け部材(第1a
tmに対応)に関するものである。
第3a図参照 図は後述の第3b図(裏面図)の矢印Cの方向から見た
放熱器取り付け部材の断面図である0図において、la
は例えば半田メツキされた黄銅等よりなる放熱器取り付
け部材である。13aは基板支持面であり、突起11・
12相互を結ぶ線状領域の少なくとも一部領域において
、上記のプリント基板2と接触する放熱器取り付け部材
1の下面である。他の記号の説明は第1a図の記号の説
明と閾−であるので省略する。
第3b図は、プリント基板2に実装された放熱器取り付
け部材1aの突起11・12をプリント基板の裏面から
見た平面図である1図はプリント基板係合用突起11が
2個であり、直線状突起12が1個の場合を示すが、プ
リント基板係合用突起11が1個であり、直線状突起1
2が2個の場合は、図の突起11の位置と突起12の位
置とを相互に置換すればよいので図は省略する。
なお、基板支持[13aが突起の近傍にある放熱器取り
付け部材(第1c図に対応)は、上述の説明から容易に
理解することが出来るので冗長を避ける目的から説明を
省略する。
本例に係る放熱器取り付け部材の利点には、上記の他、
プリント基板面積の有効利用が可能となること、部品点
数が減少し故障率が減少すること等もある。
本例が第3例と相違する点は、膨大部14の下面15の
形状のみである。第4例と第3例との関係は、第2例と
第1例との関係と全く同一である。
第4図参照 上述の説明をもって第4例を容易に理解することができ
るので、第4例の放熱器取り付け部材1aの断面図(第
3a図に対応)は膨大部14の下面15が曲面をなす場
合のみを第4図をもって図示するに留める。
第5例 の  に4   の9 い           し に 本例が第1例と相違する点は、第1例がプリント基板係
合用突起11と直線状突起12とをそれぞれ1個づつ有
する板状の放熱器取り付け部材であるのに対し、本例は
塊状部材の底面に4個以上の突起が形成されており、こ
の突起がn個の組とm個の組とよりなり、これらの組の
いずれか一方の組にはプリント基板係合用突起11が設
けられ、他の組には直線状突起12が設けられているこ
とのみであり、突起11・12の形状は第1例と同一で
ある。
以下に示す図は、基板支持面が突起11・12相互の間
にある放熱器取り付け部材(第1a図に対応する)に関
するものである。
第5a図参照 図は後述の第5b図(裏面図)の矢印りの方向から見た
放熱器取り付け部材の断面図である。
図において、1bは例えば半田メツキされた黄銅等より
なる放熱器取り付け部材である。13bは基板支持面で
あり、突起11・12相互の間を結ぶ線状領域の少なく
とも一部領域において上記のプリント基板2と接触する
放熱器取り付け部材1bの下面である。他の記号の説明
は第1a図の記号の説明と同一であるので省略する。
第5b図参照 第5b図はプリント基板2に実装された放熱器取り付け
部材1bの突起11・12をプリント基板2の裏面から
見た平面図である。2列に配列された突起群の一方の列
は必ず同種の突起(11または12)が配置される必要
がある。さもないと、全ての突起を開口21に挿入する
ことができないからである。
本構成の利点は、第3実施例、第4実施例の利点がさら
にエンハンスされていることである。
第6例 本例が第5例と相違する点は、膨大部14の下面15の
形状のみである。
第6例と第5例との関係は、第2例と第1例との関係と
全く同一である。
第6図参照 上述の説明をもって第6例を容易に理解することができ
るので、第6例の放熱器取り付け部材1bの断面図(第
5a図に対応)は膨大部14の下面15が曲面をなす場
合のみを第6図をもって図示するに留める。
(発明の効果〕 以上説明したように、電子部品等を装着するプリント基
板に放熱器を取り付けるために使用される本発明に係る
放熱器取り付け部材は、板状部材または塊状部材よりな
り、それらの部材の底面には2種類の突起(一方はプリ
ント基板係合用突起であり、他方は直線状突起である。
)が設けられ、そのうちのプリント基板係合用突起はそ
の先端に直線状突起とけ反対方間に第2の突起が設けら
れ、さらに、プリント基板用係合突起には、上記の第2
の突起の上面からプリント基板の厚さに相当する距離上
方に離隔して下面を有する膨大部が設けられ、また、突
起の近傍または上記2種類の突起相互を結ぶ線状領域に
は、プリント基板と接触する基板支持面が設けられてい
るので、この放熱器取り付け部材の1個または複数個を
使用して放熱器をプリント基板に実装すると、プリント
基板が複数個所において上記の第2の突起と膨大部と基
板支持面とをもって係止されるから、半田デイツプ工程
中においてプリント基板は撓まない、従って、本発明に
係る放熱器取り付け部材を使用すると、放熱器をプリン
ト基板に取り付ける工程の作業性を極めて良好にし、半
田デイツプ工程中においてプリント基板が熱膨張によっ
て殆ど撓まないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、本発明の第1実施例に係る放熱器取り付け
部材(基板支持面が突起相互の間にある放熱器取り付け
部材(請求項1に対応))を使用して放熱器をプリント
基板に実装し半田付けした状態を示す断面図である。 第1b図は、第1実施例に係る放熱器取り付け部材(基
板支持面が突起相互の間にある放熱器取り付け部材(請
求項1に対応))がプリント基板に実装された状態をプ
リント基板の裏面側から見た平面図である。 第1c図は、本発明の第1実施例に係る放熱器取り付け
部材(基板が突起近傍にある放熱器取り付け部材(請求
項1に対応))を使用して放熱器をプリント基板に実装
し半田付けした状態を示す断面図である。 第1d図は、本発明の第1実施例に係り、他の形状の直
線状突起を有する放熱器取り付け部材の断面図である。 第2a11〜第2d図は、本発明の第2実施例に係る放
熱器取り付け部材(膨大部の下面が曲面または屈曲面を
もって傾斜している放熱器取り付け部材(請求項2に対
応))の断面図である。 第3a図は、本発明の第3実施例に係る放熱器取り付け
部材(請求項3に対応)の断面図である。 第3b図は、本発明の第3実施例に係る放熱器取り付け
部材(請求項3に対応)を、取り付けられるプリント基
板の裏面側から見た平面図である。 第4図は本発明の第4実施例に係る放熱器取り付け部材
(請求項4に対応)の断面図である。 第5a図は、本発明の第5実施例に係る放熱器取り付け
部材(請求項5に対応)の断面図である。 第5b図は、本発明の第5実施例に係る放熱器取り付け
部材(請求項5に対応)を、取り付けられるプリント基
板の裏面から見た平面図である。 第6図は本発明の第6実施例に係る放熱器取り付け部材
(請求項6に対応)の断面図である。 第7a図は、本発明の第1実施例に係る放熱器取り付け
部材を使用して放熱器をプリント基板に取り付け中の放
熱器取り付け部材を示す図である。 第7b図は、第7a図の取り付け完了時の放熱器取り付
け部材を示す図である。 第8a図は、従来技術に係る放熱器取り付け部材を使用
して、放熱器をプリント基板に実装した状態を示す則断
面図である。 第8b図は、従来技術に係る放熱器取り付け部材を使用
して、放熱器をプリント基板に実装した状態を示す正面
図である。 第8C図は、従来技術に係る放熱器取り付け部材を使用
して、放熱器をプリント基板に実装した後の半田デイツ
プ工程中に撓んだプリント基板を示す図である。 第9図は、従来技術に係るラッチ機構を有する放熱器取
り付け部材の断面図である。 1 a ・ 1 b ・ ・ 11・ ・ 11p  ・ 12・ ・ 13・ ・ 13a  ・ 13b  ・ 14・ ・ 放熱器取り付け部材(請求項1及び2に対応)、 ・放熱器取り付け部材(請求項3及び4に対応)、 ・放熱器取り付け部材(請求項5及び6に対応)、 プリント基板係合用突起、 ・第2の突起、 直線状突起、 基板支持面(請求項1及び2に対応)、・基板支持面(
請求項3及び4に対応)、・基板支持面(請求項5及び
6に対応)、膨大部、 l5・ ・ 2 ・ ・ 21・ ・ 3 ・ ・ 4 ・ ・ 5 ・ ・ 7 ・ ・ ・膨大部の下面、 ・プリント基板、 ・開口、 ・放熱器、 ・ラッチ機構を有する放熱器取り付け部材、・ラッチ機
構、 ・半田。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]放熱器(3)と連接し、プリント基板(2)に設
    けられる2個の開口(21)のそれぞれに挿入されて前
    記プリント基板(2)と結合される2個の突起(12)
    を有する放熱器取り付け部材(1)において、 該放熱器取り付け部材(1)の下面は、前記2個の突起
    (12)の一方の近傍領域と前記2個の突起(12)相
    互の間の領域とを含む領域の少なくとも一部領域におい
    て、前記プリント基板(2)と接触する基板支持面(1
    3)とされ 前記2個の突起(12)の一方は、前記2個の突起(1
    2)の他方とは反対方向に前記基板支持面(13)の高
    さと同一の高さの位置に下面を有する膨大部(14)を
    有し前記基板(2)の厚さに相当する距離前記膨大部(
    14)の下面から下方に離隔して第2の突起(11p)
    が設けられてなるプリント基板係合用突起(11)とさ
    れてなる ことを特徴とする放熱器取り付け部材。 [2]前記膨大部(14)の下面(15)は、前記一方
    の突起(12)と離隔するにしたがい高さが高くなる方
    向に傾斜してなる ことを特徴とする請求項[1]記載の放熱器取り付け部
    材。 [3]放熱器(3)と連接し、プリント基板(2)に設
    けられる3個の開口(21)のそれぞれに挿入されて前
    記プリント基板(2)と結合される3個の突起(12)
    を有する放熱器取り付け部材(1a)において、 該放熱器取り付け部材(1a)の下面は、前記突起(1
    2)のそれぞれの近傍領域と前記突起(12)相互の間
    の領域とを含む領域の少なくとも一部領域において、前
    記プリント基板(2)と接触する基板支持面(13a)
    とされ、 前記突起(12)は1個と2個の組とよりなり、該1個
    の突起または2個の突起の組のいづれか一方は、前記1
    個の突起または2個の突起の組のいづれか他方とは反対
    方向に前記基板支持面(13a)の高さと同一の高さの
    位置に下面を有する膨大部(14)を有し前記基板(2
    )の厚さに相当する距離前記膨大部(14)の下面から
    下方に離隔して第2の突起(11p)が設けられてなる
    プリント基板係合用突起(11)とされてなる ことを特徴とする放熱器取り付け部材。 [4]前記膨大部(14)の下面(15)は、前記一方
    の突起(12)と離隔するにしたがい高さが高くなる方
    向に傾斜してなる ことを特徴とする請求項[3]記載の放熱器取り付け部
    材。 [5]放熱器(3)と連接し、プリント基板(2)に設
    けられる少なくとも4個の開口(21)のそれぞれに挿
    入されて前記プリント基板(2)と結合される少なくと
    も4個の突起(12)を有する放熱器取り付け部材(1
    b)において、 該放熱器取り付け部材(1b)の下面は、前記突起(1
    2)のそれぞれの近傍領域と前記突起(12)相互の間
    の領域とを含む領域の少なくとも一部領域において、前
    記プリント基板(2)と接触する基板支持面(13b)
    とされ、 前記突起(12)は、n個の組とm個の組とよりなり、
    該n個の突起の組またはm個の突起の組のいづれか一方
    には前記n個の突起の組またはm個の突起の組のいづれ
    か他方とは反対方向に前記基板支持面(13b)の高さ
    と同一の高さの位置に下面を有する膨大部(14)を有
    し前記基板(2)の厚さに相当する距離前記膨大部(1
    4)の下面から下方に離隔して第2の突起(11p)が
    設けられてなるプリント基板係合用突起(11)とされ
    、前記n個の組の突起とm個の組の突起とは相互に平行
    な2列の列状に配置されてなる ことを特徴とする放熱器取り付け部材。 [6]前記膨大部(14)の下面(15)は、前記一方
    の突起(12)と離隔するにしたがい高さが高くなる方
    向に傾斜してなる ことを特徴とする請求項[5]記載の放熱器取り付け部
    材。
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