JPH04304961A - 曲面加工方法 - Google Patents

曲面加工方法

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Publication number
JPH04304961A
JPH04304961A JP6854891A JP6854891A JPH04304961A JP H04304961 A JPH04304961 A JP H04304961A JP 6854891 A JP6854891 A JP 6854891A JP 6854891 A JP6854891 A JP 6854891A JP H04304961 A JPH04304961 A JP H04304961A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
grinding wheel
work
spindle
grinding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6854891A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniharu Kawakami
河 上 邦 治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP6854891A priority Critical patent/JPH04304961A/ja
Publication of JPH04304961A publication Critical patent/JPH04304961A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曲面加工方法に係り、
特に、累進多焦点レンズなどのようにその表面が自由曲
面で構成されているレンズ及びレンズ型の成形に適する
曲面加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】累進多焦点レンズの一つに老視用眼鏡レ
ンズがある。このレンズは一枚のレンズの表面内でレン
ズの度数が連続して変化しており、したがって、レンズ
の表面は単純な球面ではなく、複雑な自由曲面で構成さ
れている。したがって、このようなレンズを加工する方
法としては、例えば、図6乃至図9に示すような方法が
おこなわれている。すなわち、図6に示すように、研削
部1が半径rの凹型円弧で形成された円板形状の研削砥
石2を使用し、3軸以上の制御軸を有する工作機械で研
削砥石2を回転させつつワーク3に当接して、図7乃至
図9に矢印A,B及びCで示すように3次元に移動して
自由曲面の加工をおこなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
な加工方法では、研削砥石2の研削部1がワーク3に当
接する研削ポイント(P)は、図7及び図8に示すよう
に凹型の曲面上を移動するので、凸型円弧に形成された
研削部1の全周面が研削ポイント(P)になる。したが
って、研削砥石2はその研削部1の形状を凸型としてワ
ーク3との干渉を避けるとともに、研削部1の半径rを
正確な円弧とすることによりワーク3に形成される自由
曲面の精度を保持する必要がある。
【0004】また、研削ポイント(P)は、図7乃至図
9に示すように3次元の動きとなるので、曲面加工のた
めの制御プログラムが非常に複雑になる。したがって、
研削砥石の形状と精度の管理及び制御プログラムの複雑
化により加工コストがアップする等の問題があった。
【0005】本発明はこれに鑑み、曲面加工におけるワ
ークと研削砥石との相対的な動きを2次元の動きとし、
研削砥石の形状と精度に影響されることのない曲面加工
方法を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明においては、ワークをワーク主軸に設けた面板
に装着し、砥石主軸に装着された研削砥石をワークに当
接して研削砥石を回転させるとともにワーク割出し機構
によりワークにワーク主軸の回転角の角度変化を与えつ
つワークあるいは研削砥石のいずれか一方を移動手段に
よりワーク主軸の軸線方向に相対的に移動させ、かつ、
研削砥石あるいはワークのいずれか一方を移動手段によ
りワーク主軸の軸線に直角な方向に相対的に移動させる
ことによりワークに所要の曲面を形成することを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】ワーク主軸に設けた面板にワークを装着し、研
削砥石をワークに当接して研削砥石を回転させ、ワーク
割出し機構によりワークにワーク主軸の回転角の角度変
化を与えつつワークをワーク主軸の軸線方向に相対的に
移動させ、かつ、研削砥石をワーク主軸の軸線に直角な
方向に相対的に移動させることにより、研削砥石とワー
クとの相対的な動きは2次元の平面内でおこなわれ、ワ
ークに曲面が形成される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の方法を実施するための曲面加
工装置を図1乃至図5に示す実施例を参照し、従来技術
と同一の構成部材には同一符号を用いて説明する。
【0009】曲面加工装置4は、主軸台5と、砥石台6
とを備えている。
【0010】主軸台5は、ワーク主軸7を有し、このワ
ーク主軸7の先端(図1の右側)にはワーク3をワーク
主軸7に装着させるための円板形状の面板8が設けられ
ている。また、ワーク主軸7の後端(図1の左側)には
ワーク3にワーク主軸7の回転角の角度変化を与えるた
めのワーク割出し機構9が設けられている。そして、主
軸台5の下部には主軸往復台10が設けられておりこの
主軸往復台10は図示しない往復動機構によりテーブル
11上を図1に示す矢印X方向にスライド自在とされて
いる。
【0011】砥石台6は、その側面に研削砥石2を回転
させるための駆動機構12が設けられており、この駆動
機構12の砥石主軸12aに研削砥石2が装着されるよ
うになっている。そして、砥石台6の下部には砥石往復
台13が設けられておりこの砥石往復台13は図示しな
い往復動機構によりテーブル11上を図2に示す矢印Y
方向にスライド自在とされている。
【0012】駆動機構12に装着される研削砥石2は、
円板形状でその外周面には凸型円弧形状の研削部1が形
成されており水平面内で回転するようになっている。
【0013】この曲面加工方法は、研削砥石2の回転と
、主軸台5及び砥石台6のワーク3に対する相対的な移
動と、研削砥石2に対するワーク3の角度変化によって
、ワーク3の曲面加工を行なうので、研削砥石2の研削
部1の頂点14と、ワーク主軸7の回転中心を通る直径
線とを正確に一致させて研削砥石2に対するワーク3の
位置決めをする必要がある。図3はこの位置決め方法の
一例を示すもので、ダイヤモンドチップ15をその先端
部16が面板8の直径線上に位置するようにして面板8
に固定し、研削砥石2を回転させながら面板8を旋回さ
せ、ダイヤモンドチップ15の先端部16が研削砥石2
の研削部1の凸型円弧に沿って移動すると研削砥石2の
頂点14とワーク主軸7の回転中心を通る直径線とが一
致していると判断されるので、この面板8にワーク3を
装着することによりワーク3と研削砥石2との位置決め
が正確におこなわれる。
【0014】次に、この曲線加工装置4を使用した曲面
加工方法について説明する。先ず、前述の図3に示す方
法等により研削砥石2と面板8との位置決めをおこない
面板8にワーク3を装着する。そして、主軸往復台10
と砥石往復台13とをスライドさせて研削砥石2の研削
部1の頂点14をワーク3の外周端に当接させる。しか
るのち、加工プログラムである自由曲面の点群データを
NCデータとしてNC装置に入力し、駆動機構12によ
り研削砥石2を回転させる。すると、図5(a)〜(d
)に示すワーク割出し機構9によるワーク3の回転角の
角度変化と、図4に示す主軸台5のX方向、砥石台6の
Y方向の動きとにより、ワーク3のa−a間〜d−d間
…のそれぞれに対してX方向とY方向との動きがおこな
われて研削されるので、2次元の平面内でワーク3の表
面を研削することができる。したがって、加工プログラ
ムの作成において、自由曲面の点群データ(3次元)に
対し、2次元の平面内で研削砥石2の半径分のオフセッ
トをかければよいので、NC装置の工具径補正機能を使
用すれば自由曲面の点群データをそのままNCデータと
して使用することができる。複雑な3次元のオフセット
ベクトルの計算が不要となる。
【0015】なお、本実施例では、ワーク主軸の軸線方
向にワークを移動させ、かつ、ワーク主軸の軸線に直角
な方向に研削砥石を移動させるものとしたが、ワーク主
軸の軸線方向に研削砥石を移動させ、かつ、ワーク主軸
の軸線に直角な方向にワークを移動させてもよく、これ
らに限定されるものではない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明による曲面加
工方法は、研削砥石を回転し、ワークあるいは研削砥石
のいずれか一方をワーク主軸の軸線方向に相対的に移動
させ、かつ、研削砥石あるいはワークのいずれか一方を
ワーク主軸の軸線に直角な方向に相対的に移動させると
ともに割出し機構によりワークにワーク主軸の回転角の
角度変化を与えて曲面加工をするようにしたので、研削
砥石とワークとの相対的な動きは2次元の平面内でおこ
なわれる。したがって、研削砥石の頂点が上下方向の研
削ポイントとなるので、この頂点をワーク主軸の回転中
心を通る直径線と一致させれば研削砥石のツルーイング
が簡単におこなえる。また、頂点が曲面加工をおこなう
ので、研削砥石の研削部の形状もワークと干渉しないよ
うな形状であればよく、また、研削砥石の研削部の真円
度も加工誤差にはならず、研削砥石の形状精度が加工精
度に影響することがないので、加工精度の維持が簡単に
なる。さらに、2次元加工なので、加工プログラムの作
成が容易となって加工能率が向上し、安価な装置によっ
て初期の目的を達成することができるなどの優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の曲面加工方法に使用する曲面加工装置
の一実施例を示す側面図。
【図2】曲面加工装置の正面図。
【図3】研削砥石のツルーイングの説明図。
【図4】研削砥石とワークの動きを示す説明図。
【図5】研削砥石の研削順序を示す説明図。
【図6】研削砥石の研削部の部分拡大図。
【図7】従来の加工方法による研削砥石の研削ポイント
の変化を示す側面図。
【図8】従来の加工方法による研削砥石の研削ポイント
の変化を示す平面図。
【図9】従来の加工方法による研削砥石の動きを示す概
念図。
【符号の説明】
2  研削砥石 3  ワーク 5  主軸台 6  砥石台 9  ワーク割出し機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークをワーク主軸に設けた面板に装着し
    、砥石主軸に装着された研削砥石をワークに当接して研
    削砥石を回転させるとともにワーク割出し機構によりワ
    ークにワーク主軸の回転角の角度変化を与えつつワーク
    あるいは研削砥石のいずれか一方を移動手段によりワー
    ク主軸の軸線方向に相対的に移動させ、かつ、研削砥石
    あるいはワークのいずれか一方を移動手段によりワーク
    主軸の軸線に直角な方向に相対的に移動させることによ
    りワークに所要の曲面を形成することを特徴とする曲面
    加工方法。
JP6854891A 1991-04-01 1991-04-01 曲面加工方法 Pending JPH04304961A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6854891A JPH04304961A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 曲面加工方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6854891A JPH04304961A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 曲面加工方法

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JPH04304961A true JPH04304961A (ja) 1992-10-28

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ID=13376923

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JP6854891A Pending JPH04304961A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 曲面加工方法

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