JPH0430458Y2 - - Google Patents

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JPH0430458Y2
JPH0430458Y2 JP8886587U JP8886587U JPH0430458Y2 JP H0430458 Y2 JPH0430458 Y2 JP H0430458Y2 JP 8886587 U JP8886587 U JP 8886587U JP 8886587 U JP8886587 U JP 8886587U JP H0430458 Y2 JPH0430458 Y2 JP H0430458Y2
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JP
Japan
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container
reinforcing plate
cylindrical part
joining
mechanical strength
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JP8886587U
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JPS63196866U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、容器例えば透明圧力容器の円筒部を
結合する容器円筒部結合装置に関する。
(従来の技術と考案が解決しようとする問題点) 例えば2.7Kg/cm2G以上の内圧が作用し、かつ
約30G以上の衝撃荷重が作用する大形の透明圧力
容器では、容器全体に耐衝撃性が必要とされるこ
とはもとより、その円筒部の結合部にあつては、
上記内圧による引張荷重及び曲げ荷重の同時作用
に対して気密性及び十分な機械的強度が要求され
る。その際上記内圧による引張荷重及び曲げ荷重
に対する機械的強度を向上させる手段として、肉
厚を厚くすることが考えられるが、これでは容器
の透明度が損なわれてしまう。そこで容器の透明
度を損なうことなく高い機械的強度及び気密性を
提供し得る容器円筒部結合装置が要求されてい
た。
本考案は以上の点に基づいてなされたものでそ
の目的とするところは、肉厚を厚くすることなく
内圧に対する機械的強度の向上及び気密性の向上
を図ることが可能な容器円筒部結合装置を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) すなわち本考案による容器円筒部結合装置は、
ポリカーボネート樹脂からなる薄板を複数枚積層
してなる容器円筒部の外側及び内側に外側補強板
及び内側補強板を設置し、これら外側補強板及び
内側補強板を結合用ボルトにより上記結合部に固
定し、上記容器円筒部の両端部結合面にシリコン
樹脂を塗布したことを特徴とするものである。
(作用) つまり容器円筒部をポリカーボネート樹脂から
なる薄板を積層した構成とすることにより機械的
強度の向上を図るとともに亀裂の伝播を防止し、
又結合部に補強板をボルト結合することにより機
械的強度を向上させ、かつ接合面にシリコン樹脂
を塗布することにより気密性の向上を図るもので
ある。
(実施例) 以下第1図及び第2図を参照して本考案の一実
施例を説明する。第1図は本実施例による容器円
筒部結合装置の構成を示す断面図である。図中符
号1は容器円筒部であり、この容器円筒部1は複
数枚の薄板1aを積層して構成されている。上記
各薄板1aは耐衝撃性に優れたポリカーボネート
樹脂から構成されている。このように薄板1aを
積層した構成とすることにより第2図に示すよう
な亀裂aの伝播を防止する。尚第2図中符号Aは
容器円筒部であり、その両端がボルトB及びナツ
トCにより結合されている。上記容器円筒部1の
周方向の端部2および3は薄肉となつており、こ
れが結合しろとなつている。上記結合部を覆うよ
うに容器円筒部1の内側および外側に内側補強板
4および外側補強板5が設置されている。これら
内側補強板4および外側補強板5はリーマボルト
6およびナツト7により容器円筒部1に固定され
ている。内側補強板4及び外側補強板5をリーマ
ボルト6及びナツト7により固定することによ
り、内圧による引張荷重及び曲げ荷重に対する機
械的強度を向上させるものである。また上記容器
円筒部1の端部2および3の接合面にはシリコン
樹脂(例えばシーラント)8が塗布されている。
このシリコン樹脂8の塗布により結合部の気密性
を確保するものである。
以上本実施例によると以下のような効果を奏す
ることができる。
まず容器1の透明度を維持した状態で、機械
的強度及び気密性を向上させることができる。
すなわち内圧による引張荷重及び曲げ荷重に対
する機械的強度は、容器円筒部1の薄板1aを
ポリカーボネート樹脂製とすること、および内
側補強板4及び外側補強板5をリーマボルト6
及びナツト7により固定することにより提供さ
れ、その際容器円筒部1の肉厚を厚くする必要
はないからである。
また容器円筒部1の両端部2及び3の接合面
には、シリコン樹脂8が塗布されているので、
気密性を向上させることができる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案による容器円筒部結
合装置によると、肉厚を厚くすることなく、機械
的強度の向上及び気密性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す結合装置の断
面図、第2図は亀裂の伝播を説明する結合部の断
面図である。 1……容器円筒部、1a……薄板、2,3……
容器本体の端部、4……内側補強板、5……外側
補強板、6……リーマボルト、7……ナツト、8
……シリコン樹脂。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポリカーボネート樹脂からなる薄板を複数枚積
    層してなる容器円筒部の外側及び内側に外側補強
    板及び内側補強板を設置し、これら外側補強板及
    び内側補強板を結合用ボルトにより上記結合部に
    固定し、上記容器円筒部の両端部結合面にシリコ
    ン樹脂を塗布したことを特徴とする容器円筒部結
    合装置。
JP8886587U 1987-06-09 1987-06-09 Expired JPH0430458Y2 (ja)

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JP8886587U JPH0430458Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JP8886587U JPH0430458Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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Publication Number Publication Date
JPS63196866U JPS63196866U (ja) 1988-12-19
JPH0430458Y2 true JPH0430458Y2 (ja) 1992-07-22

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JPS63196866U (ja) 1988-12-19

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