JPH04303416A - 生体磁気計測装置 - Google Patents

生体磁気計測装置

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JPH04303416A
JPH04303416A JP3093292A JP9329291A JPH04303416A JP H04303416 A JPH04303416 A JP H04303416A JP 3093292 A JP3093292 A JP 3093292A JP 9329291 A JP9329291 A JP 9329291A JP H04303416 A JPH04303416 A JP H04303416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
living body
positional relationship
field generator
measured
Prior art date
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Pending
Application number
JP3093292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shibata
芝田 健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP3093292A priority Critical patent/JPH04303416A/ja
Publication of JPH04303416A publication Critical patent/JPH04303416A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人間の脳や心臓など
において発生する磁界を計測することによって、脳や心
臓の活動部位の推定などを行う生体磁気計測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、微小な磁気を計測するセンサ
として、SQUID(Superconducting
Quantum  InterferenceDevi
ce:超電導量子干渉型デバイス)センサが知られてい
る。このSQUIDは超電導状態を維持するため液体ヘ
リウムで冷却する必要があり、通常デュワーと呼ばれる
容器中に満たされた液体ヘリウム中に浸されている。
【0003】このSQUIDセンサを用いることにより
、人体から発生する微小な磁気を多数の測定点において
計測することができる。一方、人体内部の構造はMRI
装置やX線CT装置などの断層撮影装置を用いれば知る
ことができる。そこで、磁界計測点と生体との位置関係
が分かれば、これらより人体内部のどこで電流が発生し
たかを推定することが可能となる。具体的には内部構造
を表すデータより生体近似の適当なモデルを作り、その
モデルについて複数の電流ダイポールの位置・大きさ・
方向を仮定し、それら電流双極子群が上記磁界の計測点
に作る磁界分布と上記の計測データとの差が最小になる
ような電流ダイポール群を求める。こうして求めた電流
ダイポール群の各位置・大きさ・方向をMR画像などの
上に表示すれば、人体内部での活動電流の分布を知るこ
とができる。
【0004】このような生体磁気計測においては、測定
対象となる生体に対してどの位置にどの方向からSQU
IDセンサをあてて、どの位置・方向で磁気を計測した
かを正確に把握することは非常に重要である。生体とS
QUIDセンサとの位置関係把握のため、従来ではたと
えば、人体の頭部に3次元磁場発生器を取り付け、この
磁場をSQUIDセンサにより計測してその3次元磁場
発生器の取り付け位置を求めることにより、頭部とSQ
UIDセンサとの位置関係を捉えることなどが考えられ
ている(S.Ahlfors,et al.,”MAG
NETOMETER POSITIN INDICAT
OR FOR MULTICHANNEL MEG”,
Advances in Biomagnetism,
Edited by S.J.Williamson 
et al.,Plenum Press,New Y
ork,pp693−696,1989)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の場合、磁場発生器の位置を計測するとともに、こ
の磁場発生器が頭部のどこに取り付けられているかを別
に計測する必要があり、上記の文献でも磁場発生器の頭
部特徴点に対する位置関係を他の3次元ディジタイザー
で求めている。そのため、位置関係の計測に時間が長く
かかるとともに、不正確であるという問題がある。すな
わち、磁場発生器を頭部に固定する際、脳波電極を用い
ているので、長時間の間くり返し検査する場合などでは
、かならずしも頭部の同じ位置に固定することができず
、装着位置の再現性に乏しいからである。
【0006】この発明は、上記に鑑み、磁気センサと被
測定生体との位置関係を、短時間でより容易に、且つ正
確にとらえながら生体の磁気計測を行うことができる生
体磁気計測装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による生体磁気計測装置においては、被測
定生体にフレームを取り付ける。このフレームには、被
測定生体の特徴点を指す指標と、磁場発生器とが固定さ
れている。これらはいずれもフレームに固定されている
ため、それらの間の位置関係は固定である。そこで、あ
らかじめこれらの間の位置関係を測定しておく。その後
、生体に取り付けられたフレームに固定されている磁場
発生器より磁場を発生し、その磁場を磁気センサで測定
することにより磁気センサに対する磁場発生器の位置関
係をとらえた上で、磁気センサで生体の磁気を測定する
。磁場発生器の位置がわかることにより生体の特徴点の
位置がわかるので、磁気センサと生体との位置関係を正
確にとらえることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。この実施例では図1に示す
ようにして、SQUIDセンサ1のデュワー11に内蔵
された検出コイル(ここでは1次微分型検出コイル)に
よって被検者の頭部の生体磁気計測を行うが、このSQ
UIDセンサ1を用いて被検者の頭部とSQUIDセン
サ1との位置関係も検出する。すなわち、頭部に装着さ
れたフレーム44に固定された磁場発生器41からの磁
場をSQUIDセンサ1により計測する。
【0009】このフレーム44は非磁性体よりなり図2
に示すように3つの突起45を有している。このフレー
ム44は実際に磁気計測する被検者に固有に作られるこ
とが望ましい。このように各被検者に専用のものとして
作ると、フレーム44の内側面が体表面に密着すること
となり、フレーム44を被検者に装着すればその突起4
5の先端がかならずその被検者の特徴点を指すようにで
きる。このフレーム44は固定用ベルト46により被検
者頭部に着脱自在に装着される。突起45は頭部特徴点
、ここでは鼻根及び左右の耳のつけ根の3点を指す指標
として機能する。フレーム44の内側面形状と頭部表面
形状とが一致することにより、頭部への装着時に突起4
5の先端が特徴点を指すようにすることが容易になる。 このことは、ずれたときや再装着時にフレーム44の位
置合わせが容易になることを意味しており、再現性が良
好になる。
【0010】磁場発生器41は、互いに直交する3つの
磁場発生コイルを備え、図4に示すように磁場発生制御
装置4に接続されて、直交3軸方向の、相互に識別可能
な(たとえば周波数を変えたり、時分割したりすること
によって)3次元の磁場を発生する。この磁場がSQU
IDセンサ1の検出コイル12によって測定される。
【0011】この磁場発生器41と突起45の先端、つ
まり点指定点との位置関係は固定したものである。この
突起45のそれぞれの先端位置(点指定点)は、次のよ
うにしてあらかじめ求めておく。図3に示すように、突
起45の先端の点指定点が、SQUIDセンサ1のデュ
ワー11について一定の点0となるようにし、この先端
位置を動かさないようにしてフレーム44を点0を中心
に回転運動させる。すると、各磁場発生器41は点0を
中心とする球面上に動くことになる。そこで、この回転
運動中に磁場発生器41から磁場を発生させてSQUI
Dセンサ1でその磁場を計測する。これにより、発生す
る3次元磁場の原点位置及びその軌跡を求め、軌跡が球
面であると近似して、その球の中心を求める。こうして
求めた球の中心は、突起45の先端位置(点指定点)で
あり、3つの磁場発生器41の原点位置を基準とする3
次元座標系での、上記点0に位置した点指定点の座標が
求められる。これを3つの突起45について繰り返せば
、3つの磁場発生器41の原点位置を基準とする3次元
座標系での、3つの点指定点(3つの突起45の先端位
置)の座標が求められることになる。
【0012】このようにフレーム44における磁場発生
器41と点指定点との位置関係を求めた後、フレーム4
4を、それらの突起45の先端が頭部特徴点を指すよう
にして、被検者頭部に装着する。こうして図1に示した
ような状態となり、この状態で、頭部あるいはデュワー
11が動かされて多数の測定点で頭部からの磁気の計測
が行われる。
【0013】図4は生体磁気計測装置のシステム全体を
示すものである。この図に示すようにSQUIDセンサ
1によって計測されたデータはデータ収集装置2によっ
て収集された後コンピュータ3に取り込まれる。磁場発
生制御装置4はコンピュータ3によってコントロールさ
れており、頭部とデュワー11との位置関係が変更され
たとき、磁場発生器41から磁場が発生させられ、その
磁場をSQUIDセンサ1で測定して磁場発生器41を
基準とした座標系の位置及び方向角度を求める。磁場発
生器41からの1軸方向の磁場を磁気ダイポールとみな
せる。そこでこの1軸方向の磁場をSQUIDセンサ1
の多数の検出コイル12によってマルチチャンネル同時
計測し、SQUIDセンサ1の3次元座標系における検
出コイル12の位置及び方向が既知であるとき、その磁
気データより、その磁気ダイポールの位置及び方向を最
少二乗法を用いて推定することができる。
【0014】こうしてSQUIDセンサ1に対する磁場
発生器41の座標系の位置・方向、つまり頭部座標系の
位置・方向が求められた後、SQUIDセンサ1によっ
て頭部からの磁界が計測されるため、頭部に対して位置
的に関係づけられた磁束密度分布データがコンピュータ
3に取り込まれることになる。
【0015】他方、MRI装置5(あるいは図示しない
X線CT装置)により被検者の頭部の断層像を撮影する
。この撮影は上記の磁気計測の前でも後でもよく、得ら
れた画像データはオンラインあるいはオフラインでコン
ピュータ3に送られる。この撮影時にはMR画像(ある
いはX線CT画像など)でも写るような指標を頭部特徴
点につけておく。こうして得られた指標像の現れた画像
データと、上記の磁場発生器41を基準にした座標系に
おいて求められた点指定点座標及び磁気計測時に求めら
れた磁場発生器41の座標系の位置・方向データより、
断層像の上でどの位置・方向から磁気計測されたかを正
確に知ることができ、上記の磁束密度分布データを断層
像データと位置的に正確に関連付けることができる。
【0016】コンピュータ3はこの断層像データから頭
部の適当な近似モデルを作成し、電流双極子の算出を行
う。すなわち、その頭部近似モデル上に電流双極子の大
きさ・位置・方向を仮定し、この仮定した電流双極子が
近似モデル上で作る磁束密度分布と計測した磁束密度分
布との二乗誤差が最小になるような電流双極子の大きさ
・位置・方向を求めることによって、この電流双極子の
大きさ・位置・方向が算出される。上記のように、計測
した磁束密度分布が正確に近似モデルに対して位置決め
されるため、電流双極子の算出精度を向上させることが
できる。こうして算出された電流双極子はたとえば矢印
などで表示することとし、この矢印をCT像やMR像な
どの断層像の上に重ねた状態で、コンピュータ3に接続
された表示装置31において表示する。また、この求め
られた電流双極子の大きさ・位置・方向は断層像データ
とともに記録装置32で記録される。
【0017】なお、上記では被検者の頭部の磁気計測を
行う場合を例として説明したが、このような脳磁計測に
限らず、心磁計測などに適用することもできる。
【0018】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明の生体磁気計測装置によれば、生体の特徴点を
指す指標と磁場発生器とが固定されたフレームを生体に
装着するため、磁場発生器の生体に対する位置関係が安
定しており、位置の再現性が高いので、生体と磁気セン
サとの位置関係を正確に捉えることができる。また、そ
の位置関係は、生体に装着されたフレームに取り付けら
れた磁場発生器からの磁場を、生体の磁場を測定する磁
気センサを用いて測定することによって求めるので、別
の3次元ディジタイザーなどを用いる必要がなく、検査
時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の模式図。
【図2】フレームを表す模式的な斜視図。
【図3】突起先端位置を求めるための動作を示す模式図
【図4】同実施例の全体のブロック図。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被測定生体に装着され、その生体の特
    徴点を指す指標及びこの指標に対して位置関係が固定し
    ておりその位置関係があらかじめ求められている磁場発
    生器を有するフレームと、上記の磁場発生器からの磁場
    及び生体からの磁場を計測する磁気センサとを備えるこ
    とを特徴とする生体磁気計測装置。
JP3093292A 1991-03-31 1991-03-31 生体磁気計測装置 Pending JPH04303416A (ja)

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JP3093292A JPH04303416A (ja) 1991-03-31 1991-03-31 生体磁気計測装置

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JP3093292A JPH04303416A (ja) 1991-03-31 1991-03-31 生体磁気計測装置

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JPH04303416A true JPH04303416A (ja) 1992-10-27

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ID=14078312

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Cited By (6)

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