JPH0430316Y2 - - Google Patents

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JPH0430316Y2
JPH0430316Y2 JP1984098611U JP9861184U JPH0430316Y2 JP H0430316 Y2 JPH0430316 Y2 JP H0430316Y2 JP 1984098611 U JP1984098611 U JP 1984098611U JP 9861184 U JP9861184 U JP 9861184U JP H0430316 Y2 JPH0430316 Y2 JP H0430316Y2
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JP
Japan
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ladder
wire rope
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cylinder
piece
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JP1984098611U
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JPS6113800U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は昭和57年4月27日付け出願の実用新案
登録願第63077号に係る円柱用の梯子の安定装置
の改良を加えより安全に梯子を利用出来る様にし
た円柱用梯子の転倒防止装置に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術並びに考案が解決しようとする問
題点 上記先願は梯子の左右両支脚の上端に設けた基
材に間隔を隔ててL型に形成した左右の抱持部材
の折曲部を左右に回動自在に連結して、抱持部材
に於ける内側辺に梯子の立掛け加重が加わると外
側辺が円柱壁面に密接して微動だにすることなく
梯子を安定させることが出来る様にしたものであ
るが、梯子の上部に昇つた作業者の重心が左右に
移動する場合とか梯子を垂直に近い状態に立掛け
た場合等には尚梯子が転倒する虞れを有する欠点
があつた。
(ハ) 問題点を解決する為の手段 本考案は上記に鑑み、先願に係る梯子の安定装
置に於ける基材の中央部上壁面にワイヤロープの
端部を固定する止螺子を設け、該止螺子に隣接さ
せて一端を基材の上壁面に枢着して回動板を設
け、この回動板の外側縁にワイヤロープの貫通孔
を設けた立上り片とワイヤロープの抑え爪とを設
けることにより、ワイヤロープを円柱に巻き付け
て梯子と円柱とを容易に連結出来る様にしたもの
であるから、先願に係る梯子の安定装置を更に安
全な安全装置に補足したものである。
(ニ) 実施例及びその作用 本考案の実施の一例を図面に付き説明すれば下
記の通りである。
図中Aは止金具1により梯子2の最上部の横桟
3に固定した基材4の前側面に間隔を隔てて受片
5,5を突設し、この受片5,5にL型に形成し
た左右一対の抱持部材6,6の屈曲部7を枢着し
た電柱等の円柱に使用する梯子で、左右の抱持部
材6,6を大小の円柱8に対応させて梯子2を立
掛けた場合に左右の抱持部材6,6の内側辺9,
9が円柱8の壁面に押圧されることにより左右両
外側辺10,10は内側に回動せんとして強力に
円柱壁面に密接するので左右両抱持部材6,6は
微動だにすることなく静止して梯子2を安定させ
るものである、尚、11は基材4の中央上面に突
設した螺子受部12に螺合する止螺子で、螺子受
部12を貫通させたワイヤロープ13を固定する
ものである。14は止螺子11により基材4の上
面中央部に螺子受部12に隣接させて設けた回動
板。15は回動板14の立上り片16に設けたワ
イヤロープの貫通孔と貫通孔15を貫通したワイ
ヤロープ13の抑え爪17である。
尚、本考案に於ける基材4は梯子の最上部横桟
3に金属製バンド1により取付けるものである。
本考案は上記の様に構成されているから、梯子
2を円柱8に支持させて立掛けてから、この梯子
2の上端に手が届く位置まで昇り、螺子受部12
を貫通させるワイヤロープ13の一端を止螺子1
1により螺子受部12に固定し、その延長部は円
柱の外周に巻装し、その先端と立上り片16に設
けた貫通孔15に貫通させて、その突出端部を回
動板14の立上り片16に抑え爪17により抑え
つければ、円柱に巻装したワイヤロープ13は緩
むことなく円柱8に巻き付けられるので、梯子の
上部に昇つて作業する場合にも梯子がぐらつく危
険がなく安心して使用出来るものである。
尚、立上り片16に設けた貫通孔15を貫通さ
せたワイヤロープ13の突出端部は、回動板14
の立上り片16に抑え爪17により抑えつけて貫
通孔15の開口縁に強制的に曲げ付けるものであ
るから、ワイヤロープ13の延長部分は止螺子1
1に係合させなくても緩むことなく円柱に巻装さ
れているものである。
(ホ) 考案の効果 本考案は上記の様に基材4の前側面に設けた左
右一対の抱持部材により円柱を左右から挟み付け
ると共に、基材の上面中央部に互に隣接して設け
た螺子受部と回動板とにより、円柱の外周に巻装
したワイヤロープの両端を夫々引き締めて固定す
るものであるから、梯子の上部位置に昇つて作業
する場合にも梯子が安定を失つてぐらついたり転
倒する虞がなく、両者相俟つて梯子の転倒を防止
するものであるから梯子の転倒防止装置として大
きな効果を発揮するものである。
加うるに本案装置は構造が簡単で安価に製造出
来ると共に現場に於ける取扱いも容易に行なうこ
とが出来る等の特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の使用状態を示す一部縦断側
面図。第2図は梯子を垂直に立掛けた使用状態を
示す平面図である。 図中、2は梯子、4は基材、8は円柱、11は
止螺子、13はワイヤロープ、14は回動板、1
5は貫通孔、16は立上り片、17は抑え爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梯子の最上部の横桟に固定した基材の前側面に
    受片を穿設し、この受片にL型に形成した円柱の
    左右一対の抱持部材の角部を枢着すると共に、基
    材の中央部上面に円柱の外周に巻装するワイヤロ
    ープの一端を止螺子により固定する螺子受部を設
    け、この螺子受部の近くに一端を基材の上面に枢
    着して回動板を設け、この回動板の一側縁に立上
    り片とワイヤロープの抑え爪とを並設し、立上り
    片にはワイヤロープの貫通孔を設け、この貫通孔
    を貫通するロープの延長部を回動板の立上り片に
    抑え爪により抑えつけてなる円柱用の梯子の転倒
    防止装置。
JP9861184U 1984-06-29 1984-06-29 円柱用の梯子の転倒防止装置 Granted JPS6113800U (ja)

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JP9861184U JPS6113800U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 円柱用の梯子の転倒防止装置

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JP9861184U JPS6113800U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 円柱用の梯子の転倒防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6113800U JPS6113800U (ja) 1986-01-27
JPH0430316Y2 true JPH0430316Y2 (ja) 1992-07-22

Family

ID=30658138

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9861184U Granted JPS6113800U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 円柱用の梯子の転倒防止装置

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JP (1) JPS6113800U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55542A (en) * 1979-01-08 1980-01-05 Minolta Camera Co Ltd Light quantity control unit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55542A (en) * 1979-01-08 1980-01-05 Minolta Camera Co Ltd Light quantity control unit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6113800U (ja) 1986-01-27

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