JPH04302796A - 目玉継手 - Google Patents
目玉継手Info
- Publication number
- JPH04302796A JPH04302796A JP3067383A JP6738391A JPH04302796A JP H04302796 A JPH04302796 A JP H04302796A JP 3067383 A JP3067383 A JP 3067383A JP 6738391 A JP6738391 A JP 6738391A JP H04302796 A JPH04302796 A JP H04302796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eye
- hole
- pipe
- ring
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の燃料流路など
に用いられる目玉継手に関する。
に用いられる目玉継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来用いられている目玉継手の断
面図を示す。この目玉継手は、目玉部１００と、パイプ
部２００と、ニップル３００及びスリーブ４００とから
構成されている。目玉部１００はリング状をなし、縦穴
１０１と、縦穴１０１の内周表面に形成されたリング状
の溝部１０２と、軸方向が縦穴１０１と交差し溝部１０
２と外部とを連通することで溝部１０２を介して外部と
流路とを連通する横穴１０３とが形成されている。
面図を示す。この目玉継手は、目玉部１００と、パイプ
部２００と、ニップル３００及びスリーブ４００とから
構成されている。目玉部１００はリング状をなし、縦穴
１０１と、縦穴１０１の内周表面に形成されたリング状
の溝部１０２と、軸方向が縦穴１０１と交差し溝部１０
２と外部とを連通することで溝部１０２を介して外部と
流路とを連通する横穴１０３とが形成されている。
【０００３】パイプ部２００は、中心穴が横穴１０３と
連通するように、一端が目玉部１００とロウ付け部２０
１により一体的に結合されている（実開昭４８−９０２
１４号公報等参照）。そしてパイプ部２００の他端には
外表面に係止溝３０１をもつニップル３００がロウ付け
部２０２により固定され、係止溝３０１にスリーブ４０
０が係止されている。このニップル３００とスリーブ４
００とで継手部が構成されている。
連通するように、一端が目玉部１００とロウ付け部２０
１により一体的に結合されている（実開昭４８−９０２
１４号公報等参照）。そしてパイプ部２００の他端には
外表面に係止溝３０１をもつニップル３００がロウ付け
部２０２により固定され、係止溝３０１にスリーブ４０
０が係止されている。このニップル３００とスリーブ４
００とで継手部が構成されている。
【０００４】この目玉継手では、ニップル３００がホー
スに挿入され、スリーブ４００を縮径させることにより
ホースとニップル３００及びスリーブが一体的に結合さ
れる。また目玉部１００の縦穴１０１には、銅ワッシャ
などを介して内部に流路をもつボルトが挿通され、その
ボルトが流路をもつ被取付部に螺合されることにより、
目玉部１００が被取付部と結合される。そしてホース内
の流体は、ニップル３００及びパイプ部２００を通過し
、横穴１０３から溝部１０２を介してボルト内に形成さ
れた流路を通じて被取付部の流路を流れて、所定の部位
に運ばれる。
スに挿入され、スリーブ４００を縮径させることにより
ホースとニップル３００及びスリーブが一体的に結合さ
れる。また目玉部１００の縦穴１０１には、銅ワッシャ
などを介して内部に流路をもつボルトが挿通され、その
ボルトが流路をもつ被取付部に螺合されることにより、
目玉部１００が被取付部と結合される。そしてホース内
の流体は、ニップル３００及びパイプ部２００を通過し
、横穴１０３から溝部１０２を介してボルト内に形成さ
れた流路を通じて被取付部の流路を流れて、所定の部位
に運ばれる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の目玉継手では、
上記したように目玉部とパイプ部とは一般にロウ付けに
より接合されている。ところがロウ付けによる接合は、
工数が多大であるばかりか、目視だけでシール性の良否
を検査することは困難である。そのため目玉継手のよう
に高いシール性を必要とする部品の場合には、ロウ付け
後の検査工数が多大となっていた。
上記したように目玉部とパイプ部とは一般にロウ付けに
より接合されている。ところがロウ付けによる接合は、
工数が多大であるばかりか、目視だけでシール性の良否
を検査することは困難である。そのため目玉継手のよう
に高いシール性を必要とする部品の場合には、ロウ付け
後の検査工数が多大となっていた。
【０００６】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ロウ付け工程を廃止して製造時の工数を低
減するとともに、シール性の信頼性を向上させることを
目的とする。
ものであり、ロウ付け工程を廃止して製造時の工数を低
減するとともに、シール性の信頼性を向上させることを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の目玉継手は、流路を内部にもつボルトが挿通される
縦穴と軸方向が縦穴と交差する横穴とをもつ目玉部と、
中心穴が横穴と連通するように一端が目玉部と一体的に
結合され他端に他部品と結合される継手部をもつパイプ
部と、からなる目玉継手であって、目玉部は、横穴の内
周面に横穴の周方向に延びるリング溝と、横穴から同軸
的に延びる筒部とをもち、パイプ部は筒部に挿入され外
周面がリング溝に配置されたＯリングに密接するととも
に筒部が縮径して形成されたカシメ部で目玉部と一体的
に締結されていることを特徴とする。
明の目玉継手は、流路を内部にもつボルトが挿通される
縦穴と軸方向が縦穴と交差する横穴とをもつ目玉部と、
中心穴が横穴と連通するように一端が目玉部と一体的に
結合され他端に他部品と結合される継手部をもつパイプ
部と、からなる目玉継手であって、目玉部は、横穴の内
周面に横穴の周方向に延びるリング溝と、横穴から同軸
的に延びる筒部とをもち、パイプ部は筒部に挿入され外
周面がリング溝に配置されたＯリングに密接するととも
に筒部が縮径して形成されたカシメ部で目玉部と一体的
に締結されていることを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明の目玉継手を製造するには、先ず縦穴、
横穴、リング溝及び筒部を形成した目玉部を用意する。 次にリング溝内にＯリングを配置し、筒部内にパイプ部
を挿入する。このときパイプ部の外周表面に径方向に突
出する係止部を形成しておき、筒部の底部などと係止さ
せて挿入の位置決めをすることが好ましい。そしてパイ
プ部の外径をＯリングの内径以上に構成することにより
、パイプ部はＯリングと密接し高いシール性が得られる
。
横穴、リング溝及び筒部を形成した目玉部を用意する。 次にリング溝内にＯリングを配置し、筒部内にパイプ部
を挿入する。このときパイプ部の外周表面に径方向に突
出する係止部を形成しておき、筒部の底部などと係止さ
せて挿入の位置決めをすることが好ましい。そしてパイ
プ部の外径をＯリングの内径以上に構成することにより
、パイプ部はＯリングと密接し高いシール性が得られる
。
【０００９】次いで筒部をカシメて縮径してカシメ部を
形成し、パイプ部表面と圧接させて一体的に締結する。 このときパイプ部を同時に変形させてもよいし、予めパ
イプ部に形成されたリング状の凹部に筒部のカシメ部を
係止させることも好ましい。このようにすればパイプ部
と目玉部の軸方向及び周方向の相対移動を一層防止する
ことができる。
形成し、パイプ部表面と圧接させて一体的に締結する。 このときパイプ部を同時に変形させてもよいし、予めパ
イプ部に形成されたリング状の凹部に筒部のカシメ部を
係止させることも好ましい。このようにすればパイプ部
と目玉部の軸方向及び周方向の相対移動を一層防止する
ことができる。
【００１０】
【発明の効果】従来はロウ付け部だけでシール性と結合
強度の両方の機能をもたせていたのに対し、本発明の目
玉継手ではＯリングでシール性を確保し、カシメ部で結
合強度を確保している。このように機能を分担すること
により、ロウ付けを不要とすることができる。したがっ
て製造工数及び検査工数が低減されるとともに、シール
性の信頼性が向上する。
強度の両方の機能をもたせていたのに対し、本発明の目
玉継手ではＯリングでシール性を確保し、カシメ部で結
合強度を確保している。このように機能を分担すること
により、ロウ付けを不要とすることができる。したがっ
て製造工数及び検査工数が低減されるとともに、シール
性の信頼性が向上する。
【００１１】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図１
に本発明の一実施例の目玉継手の断面図を、図２にこの
目玉継手の締結前の状態の断面図を示す。この目玉継手
は、目玉部１と、パイプ部２とから構成される。
に本発明の一実施例の目玉継手の断面図を、図２にこの
目玉継手の締結前の状態の断面図を示す。この目玉継手
は、目玉部１と、パイプ部２とから構成される。
【００１２】目玉部１は、軸方向に貫通しボルトが挿通
される縦穴１０と、縦穴１０の内周表面に形成されたリ
ング状の流路１１と、縦穴１０の軸方向と直交する軸を
もち流路１１と外部とを連通する横穴１２と、横穴１２
の内周表面に形成されたリング溝１３と、横穴１２と同
軸的に延び横穴１２内に挿入されたパイプ部２に外周表
面から縮径することにより締結された筒部１４とから構
成されている。
される縦穴１０と、縦穴１０の内周表面に形成されたリ
ング状の流路１１と、縦穴１０の軸方向と直交する軸を
もち流路１１と外部とを連通する横穴１２と、横穴１２
の内周表面に形成されたリング溝１３と、横穴１２と同
軸的に延び横穴１２内に挿入されたパイプ部２に外周表
面から縮径することにより締結された筒部１４とから構
成されている。
【００１３】パイプ部２は、横穴１２の内径と同一の外
径をもつ挿入部２０と、挿入部２０から径方向外方へ膨
出する膨出部２１と、膨出部２１より後方で拡径し他端
に他部品と連結される継手部をもつ径大部２２とから構
成されている。そしてリング溝１３内にはＯリング３が
配置され、目玉部１とパイプ部２に密接してシールして
いる。
径をもつ挿入部２０と、挿入部２０から径方向外方へ膨
出する膨出部２１と、膨出部２１より後方で拡径し他端
に他部品と連結される継手部をもつ径大部２２とから構
成されている。そしてリング溝１３内にはＯリング３が
配置され、目玉部１とパイプ部２に密接してシールして
いる。
【００１４】この目玉継手を形成するには、まずリング
溝１３内にＯリング３を配置し、図２に示すように横穴
１２に挿入部２０を挿入する。このとき膨出部２１が筒
部１４の底部１４ａに当接することで挿入の位置決めが
なされる。また挿入部２０の外周表面がＯリング３を圧
縮し、目玉部１とパイプ部２のシール性が確保される。
溝１３内にＯリング３を配置し、図２に示すように横穴
１２に挿入部２０を挿入する。このとき膨出部２１が筒
部１４の底部１４ａに当接することで挿入の位置決めが
なされる。また挿入部２０の外周表面がＯリング３を圧
縮し、目玉部１とパイプ部２のシール性が確保される。
【００１５】次に筒部１４が外周からカシメられて縮径
され、膨出部２１と径大部２２の間のリング状部２３と
係合してパイプ部２と締結されている。したがって軸方
向の相対移動が防止されている。またこのカシメは六方
カシメなどで行われ、断面が異形であるため周方向の相
対移動も防止されている。すなわち本実施例の目玉継手
では、ロウ付けによる接合が無いので工数を低減でき、
かつ高いシール性が得られるのでシール性の検査工数を
低減することができる。
され、膨出部２１と径大部２２の間のリング状部２３と
係合してパイプ部２と締結されている。したがって軸方
向の相対移動が防止されている。またこのカシメは六方
カシメなどで行われ、断面が異形であるため周方向の相
対移動も防止されている。すなわち本実施例の目玉継手
では、ロウ付けによる接合が無いので工数を低減でき、
かつ高いシール性が得られるのでシール性の検査工数を
低減することができる。
【図１】本発明の一実施例の目玉継手の断面図である。
【図２】本発明の一実施例の目玉継手の締結前の状態の
断面図である。
断面図である。
【図３】従来の目玉継手の断面図である。
１：目玉部 ２：パイプ部
３：Ｏリング １０：縦穴 １２：横穴
１３：リング溝 １４：筒部
３：Ｏリング １０：縦穴 １２：横穴
１３：リング溝 １４：筒部
Claims (1)
- 【請求項１】 流路を内部にもつボルトが挿通される
縦穴と軸方向が該縦穴と交差する横穴とをもつ目玉部と
、中心穴が該横穴と連通するように一端が該目玉部と一
体的に結合され他端に他部品と結合される継手部をもつ
パイプ部と、からなる目玉継手であって、該目玉部は、
該横穴の内周面に該横穴の周方向に延びるリング溝と、
該横穴から同軸的に延びる筒部とをもち、該パイプ部は
該筒部に挿入され外周面が該リング溝に配置されたＯリ
ングに密接するとともに該筒部が縮径して形成されたカ
シメ部で該目玉部と一体的に締結されていることを特徴
とする目玉継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3067383A JPH04302796A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 目玉継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3067383A JPH04302796A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 目玉継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04302796A true JPH04302796A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=13343434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3067383A Pending JPH04302796A (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | 目玉継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04302796A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5890287A (en) * | 1996-01-10 | 1999-04-06 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Connection structure and process for connecting eye joints and slender metal pipes |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP3067383A patent/JPH04302796A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5890287A (en) * | 1996-01-10 | 1999-04-06 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Connection structure and process for connecting eye joints and slender metal pipes |
| US6082784A (en) * | 1996-01-10 | 2000-07-04 | Usui Kokusai Sangyo Kaisha Limited | Connection structure and process for connecting eye-joints and slender metal pipes |
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