JPH04302719A - クラッチ装置 - Google Patents

クラッチ装置

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Publication number
JPH04302719A
JPH04302719A JP8937691A JP8937691A JPH04302719A JP H04302719 A JPH04302719 A JP H04302719A JP 8937691 A JP8937691 A JP 8937691A JP 8937691 A JP8937691 A JP 8937691A JP H04302719 A JPH04302719 A JP H04302719A
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling fan
armature
clutch device
heat
condition
Prior art date
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Pending
Application number
JP8937691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Tochikubo
哲夫 栃久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクラッチ装置に係り、特
に温度に対応して作動するクラッチ装置並びに電動機及
び発電機等に好適に適用できるクラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からクラッチ装置には、機械的クラ
ッチ、油圧・空気圧クラッチ、電磁クラッチ等が知られ
ている。そしてこれらのクラッチ装置において、アーマ
チャの温度条件で作動するように構成するには、制御回
路(電子回路)等によって制御する必要があった。
【0003】また従来から電動機Mのファン53等は、
図5で示すように、アーマチャ軸(回転軸)51の端部
51aのエンドカバー52の位置に、ファン53を固着
してアーマチャ軸51と一体に取り付け、アーマチャ5
4の回転と同期してファン53が回転し、アーマチャ5
4を冷却していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、所定温
度において作動するクラッチ装置は、制御回路(電子回
路)等が必要であった。また上記図5で示す従来技術は
、アーマチャ軸51に冷却ファン53が一体に取着され
ているので、アーマチャ54の回転と共に常時冷却ファ
ン53が回転していることとなる。このため、常用負荷
(10kg・cm 〜20kg・cm )の時は、冷却
ファン53を作動させており、アーマチャ54を特に冷
却する必要が無いにも拘らず冷却ファン53が回転し、
冷却ファン53の騒音が生じ、常用負荷時において冷却
ファン53がアーマチャ軸51と共に回転することによ
る回転数変化が問題になる。
【0005】本発明の目的は、アーマチャを冷却するの
に用いられて、アーマチャの温度状況に応じて作動する
クラッチ装置を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、複雑な電子回路を用
いずに、常用時には冷却ファンを回動させず、高負荷に
よる高発熱時のみ冷却ファンを作動させることにより、
常用時における冷却ファンによる騒音を防止すると共に
回転数変化を防止した電動機又は発電機等のクラッチ装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクラッチ装
置は、駆動部と被駆動部の間に応熱可動部材を設置し、
所定の温度により、応熱可動部材が作動し、駆動部と被
駆動部を連結する構成からなる。
【0008】上記応熱可動部材としては、所定温度によ
って弾発付勢する形状記憶合金からなるバネ材を用いる
と好適である。
【0009】また上記クラッチ装置を電動機の冷却ファ
ンに用いるときには、駆動部として電動機又は発電機の
アーマチャ軸(回転軸)、被駆動部として電動機又は発
電機の冷却ファンとし、応熱可動部材がアーマチャ軸又
は冷却ファンのいずれか一方に固着され、所定温度によ
って作動し、冷却ファンと回転軸とを連結可能とするも
のである。
【0010】
【作用】本発明のクラッチ装置は、駆動部と被駆動部の
間に応熱可動部材を設置しているので、アーマチャが所
定温度になると、応熱可動部材が作動し、駆動部と被駆
動部とが連結される。このようなクラッチ装置としては
、電動機又は発電機のアーマチャ軸(回転軸)と冷却フ
ァンとの間に配設すると好適である。即ち、クラッチ装
置を電動機又は発電機の冷却ファンに用いるときには、
駆動部として電動機又は発電機のアーマチャ軸、被駆動
部として電動機又は発電機の冷却ファンとし、応熱可動
部材がアーマチャ軸又は冷却ファンのいずれか一方に固
着され、アーマチャに高負荷がかかり、アーマチャ自体
が発熱し、所定温度になったときに、クラッチ装置を構
成する応熱可動部材が作動して冷却ファンとアーマチャ
軸とを連結し、冷却ファンが回転する。これにより、低
負荷で作動中は、冷却ファンは作動せず、従って冷却フ
ァンによる騒音または回転数変化等の問題を解消できる
。またクラッチ装置の応熱可動部材の応動状態を最適な
設定にする事により、高負荷、高発熱で効率ダウンする
前に電動機又は発電機を冷却することができる。 そして従来のような複雑な制御回路(電子回路)等を用
いることなく冷却ファンを制御することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。本発明のクラッチ装置は
、駆動部と、被駆動部との間に配設されるものであり、
クラッチ装置は、応熱可動部材を主たる構成要素として
いる。そして図1乃至図4は本発明に係るクラッチ装置
をワイパ用電動機における冷却ファンに用いた例を示す
ものである。
【0012】図1は、電動機の一例としてのワイパモー
タMを示すものであり、このワイパモータMは、モータ
本体1と、減速装置2と、クランクアーム3等を備えて
いる。本例の減速装置2は、モータ本体1の出力軸13
の回転数を所定回転に減速するもので、一般的な減速装
置を用いることができる。そして、この減速装置2の出
力軸(図示せず)には、クランクアーム3が取着されて
いる。このクランクアーム3の端部には、図示しないリ
ンクアームが連結されている。
【0013】本例のモータ本体1は、ヨーク11内に配
設された固定子12と、アーマチャ14を有し、アーマ
チャ14はアーマチャ軸13と一体となって回転する。 このアーマチャ軸13は、減速装置2を構成するギヤハ
ウジング4に形成された軸受部4aに円筒状のメタル軸
受19を圧入して、このメタル軸受19でアーマチャ1
4のアーマチャ軸13を軸支してなるものである。また
メタル軸受19よりアーマチャ14側には、整流子15
が配設され、この整流子15にブラシ16が当接して形
成されている。ブラシ16は、ホルダ16aによって保
持されている。そして、整流子15とメタル軸受19と
の間には、クラッチ装置5を介して冷却ファン17が配
設されている。
【0014】本例の冷却ファン17は、取付け孔17a
が中央に形成され、この取付け孔17aから放射状に羽
根17cが配設されて形成されている。一方、アーマチ
ャ軸13より若干離間した位置でギヤハウジング4aに
は、円筒状のファン支持部20が形成され、このファン
支持部20と取付け孔17aとの間には、ベアリングか
らなる軸受21が圧入されて、冷却ファン17が取着さ
れている。本例の冷却ファン17は、取付け孔17aの
外周で内径側に向け且つ整流子15側に鉄製の係合部1
7bが形成されている。
【0015】本例のクラッチ装置5は、固定部6と、応
熱可動部材7と、連結部8とから構成されており、整流
子15側(即ちアーマチャ14の中心側)のアーマチャ
軸13に、固定部6がアーマチャ軸13と一体に形成さ
れ、冷却ファン17側には、応熱可動部材7としての形
状記憶合金からなるバネ材を介して、このバネ材の端部
が結合された連結部8が形成されている。本例の連結部
8はリング状部材から構成されており、アーマチャ軸1
3と若干離間して且つアーマチャ軸13に沿って、アー
マチャ軸13に摺動可能に形成されている。本例におけ
る形状記憶合金としてはNi−Ti合金(いわゆるニチ
ノール),Cu−Al−Zn系合金(いわゆるベータロ
イ)を用いており、これらの形状記憶合金のマルテンサ
イト変態点としては、バネ材の伸長温度が100℃乃至
180℃,好ましくは150℃前後に適合する合金を用
いると好適であり、バネ材としての伸長範囲は、使用す
るクラッチ装置のストローク範囲によって任意に設定す
ることができる。なお、発熱するアーマチャの種類によ
っては、マルテンサイト変態点の異なる各種合金を使用
することができる。そしてこの連結部8の冷却ファン1
7側の面に、マグネット9が取着されている。
【0016】次に上記構成からなるクラッチ装置5の動
作について説明する。常時には、図2で示すように、ク
ラッチ装置5は、応熱可動部材7としての形状記憶合金
から構成されたバネ材が、所定温度に到達するまでは、
縮小された状態で整流子15側に位置されており、この
ためクラッチ装置5と冷却ファン17は連結されず、し
たがって冷却ファン17は回転していない。そして、ア
ーマチャ14に高負荷がかかり、アーマチャ14の巻き
線の抵抗値があがって、動損失が生じて熱エネルギーに
よるアーマチャ14の発熱が生じ、所定温度になると、
応熱可動部材7である形状記憶合金から構成されたバネ
材が、伸張して弾発し、連結部8を冷却ファン17方向
に移動させる。そして、連結部8のマグネット9と冷却
ファン17の係合部17bが連結し、アーマチャ軸13
の回転がクラッチ装置5を介して伝達されて、冷却ファ
ン17が回転する。また高負荷状態が解除されて、アー
マチャ14の温度が低下すると、バネ材は縮小し、冷却
ファン17の回転が停止する。
【0017】図4は、上記クラッチ装置5を用いた作用
を、比較例と共に示すグラフ図であり、この図では、2
00kgf・cm負荷連続作動時におけるアーマチャの
回転数と温度,時間との関係を比較例と共に表示したも
のである。なお、図4で示すグラフ図において、本発明
に係るクラッチ装置を用いたときには、実線で示された
a−b−c点を通る線A−Fがアーマチャの回転数の変
化を示し、d−b−e点を通る線B−Eが温度変化を示
し、同様に比較例は一点鎖線でf−b−c点を通る線C
−F及びd−b−e点を通る線D−Eで示し、冷却ファ
ンを作動しないときにはa−b−g点を通る線A−G及
びd−b−h点を通る線B−Hでそれぞれ示したもので
ある。
【0018】図4で判明するように、40rpm で回
転していたアーマチャが、時間の経過と共に回転数が少
なくなり、同時に温度が上昇する。このときの本発明に
係るクラッチ装置5を用いた場合には、冷却ファン17
を回転させる負荷が加わらないので、回転数は安定的な
状態で移行するが、比較例においては、回転ムラが生じ
る。 そしてアーマチャの温度に関しては、比較例の方が、冷
却ファン17が回転しているので低い。しかし、冷却フ
ァン17を作動していても、定格回転に関しては、性能
的には冷却ファン17を作動しない状態と変わるところ
が無い。また冷却ファン17を作動しない場合には、図
4のG(b−g)及びH(b−h)で示すように、25
分を経過すると、回転数の低下が激しく且つ温度上昇が
大きくなるが、このとき、クラッチ装置5が作動して、
冷却ファン17が回転をはじめる。従って、冷却ファン
17の作動によって、図4のF(b−c)及びE(b−
e)で示す状態となり、当初から冷却ファン17を作動
していたときと、同じ状態となる。
【0019】上記実施例では、整流子15側のアーマチ
ャ軸13にクラッチ装置5の固定部を取着して、クラッ
チ装置5の作動によって冷却ファン17と連結している
が、これに限らず、冷却ファン17側にクラッチ装置5
を取着して、所定温度によって、整流子15側のアーマ
チャ軸13と連結するように構成することができる。こ
のように冷却ファン17側にクラッチ装置5を固定する
と、クラッチ装置5自体がアーマチャ14側から常時離
間しているので、常用時におけるアーマチャ14の回転
が、より良好となる。
【0020】またクラッチ装置5の連結部8は、上記実
施例ではマグネット9を用いた例を示したが、これに限
るものではなく、冷却ファン17の全て或は係合部17
b等が合成樹脂等で構成されている場合には、連結部8
と、この連結部8と当接する冷却ファン17の部分に、
凹凸嵌合できるように、いずれかに凹部、いずれかに凸
部を形成して構成することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、クラッ
チ装置に応熱可動部材を用いて構成したので、アーマチ
ャを冷却するのに好適に用いられ、アーマチャの温度状
況に応じて作動するクラッチ装置を提供することが出来
る。
【0022】また本発明に係るクラッチ装置を電動機又
は発電機等の冷却ファンに適用すると、複雑な電子回路
を用いずに、常用時、即ち低負荷で作動中には冷却ファ
ンを回動させず冷却ファンによる騒音を防止し、そして
常用時における回転数変化を防止でき、また高負荷によ
る高発熱時に冷却ファンを作動させて、アーマチャを冷
却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を電動機のファンに適用した一実施例を
示す一部破断図である。
【図2】図1のクラッチ装置が作動する前の状態を示す
要部説明図である。
【図3】図1のクラッチ装置が作動した状態を示す要部
説明図である。
【図4】図1におけるクラッチ装置の作動状態を示すグ
ラフ図である。
【図5】従来例を示す断面説明図である。
【符号の説明】
5  クラッチ装置 7  応熱可動部材(バネ材) 13  駆動部(アーマチャ軸) 14  アーマチャ 17  被駆動部(冷却ファン) M  電動機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  駆動部と被駆動部の間に応熱可動部材
    を設置し、所定の温度により、前記応熱可動部材が作動
    し、前記駆動部と前記被駆動部を連結することを特徴と
    するクラッチ装置。
  2. 【請求項2】  前記応熱可動部材は所定温度によって
    弾発付勢する形状記憶合金からなるバネ材である請求項
    1記載のクラッチ装置。
  3. 【請求項3】  前記駆動部は電動機又は発電機のアー
    マチャ軸であり、前記被駆動部は電動機又は発電機の冷
    却ファンであり、前記応熱可動部材は前記アーマチャ軸
    又は冷却ファンのいずれか一方に固着され、所定温度に
    よって作動する請求項1,2記載のクラッチ装置。
JP8937691A 1991-03-29 1991-03-29 クラッチ装置 Pending JPH04302719A (ja)

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JP8937691A JPH04302719A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 クラッチ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1657803A1 (en) * 2004-11-12 2006-05-17 Denso Corporation Automotive alternator with magnetic fluctuation suppressor for suppressing fluctuations in rotational movement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1657803A1 (en) * 2004-11-12 2006-05-17 Denso Corporation Automotive alternator with magnetic fluctuation suppressor for suppressing fluctuations in rotational movement
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